JP2008166474A - 環境試験装置 - Google Patents

環境試験装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2008166474A
JP2008166474A JP2006354098A JP2006354098A JP2008166474A JP 2008166474 A JP2008166474 A JP 2008166474A JP 2006354098 A JP2006354098 A JP 2006354098A JP 2006354098 A JP2006354098 A JP 2006354098A JP 2008166474 A JP2008166474 A JP 2008166474A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
air
chamber
test
temperature
humidity
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2006354098A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4718437B2 (ja
Inventor
Tetsuya Shimada
哲也 嶋田
Hirokazu Tanaka
浩和 田中
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Espec Corp
Original Assignee
Espec Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Espec Corp filed Critical Espec Corp
Priority to JP2006354098A priority Critical patent/JP4718437B2/ja
Publication of JP2008166474A publication Critical patent/JP2008166474A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4718437B2 publication Critical patent/JP4718437B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Testing Of Individual Semiconductor Devices (AREA)
  • Testing Resistance To Weather, Investigating Materials By Mechanical Methods (AREA)
  • Shielding Devices Or Components To Electric Or Magnetic Fields (AREA)

Abstract

【課題】被試験体の周囲の温湿度を所定条件にする際のエネルギーロスを小さくしつつ精度の高い不要輻射波の測定を可能にする。
【解決手段】環境試験装置1は、温湿度調整手段が収容された空調室25を有する筐体12と、空調室25に隣接した被試験体9を収容する試験室14を構成するカバー15とを含んでいる。筐体12には、空調室25と試験室14とが連通する貫通孔51,52が形成されている。貫通孔51,52はそれぞれ金属メッシュ53,54に覆われており、筐体12が電磁シールド構造となっている。そして、カバー15が、試験室14内の被試験体9の不要輻射波を測定することが可能な電磁透過性を有している。
【選択図】図2

Description

本発明は、電波暗室内において電子機器などの被試験体が発する不要輻射波を測定する際に、被試験体の周囲環境を変化させる環境試験装置に関する。
特許文献1には、被試験体が載置される第1支持台と、第1支持台に載置された被試験体を囲うカバーと、外部に配置された空調設備とカバーとを連通させるダクトとを有する電波暗室について記載されている。この電波暗室において、ダクトは、空調設備からの空気をカバー内に吸気する吸気用ダクトと、カバー内の空気を空調設備に排気する排気用ダクトとから構成されている。そして、空調設備で所定温度に調整された空気を吸気ダクトを介してカバー内に吸気しつつ、排気ダクトからカバー内の空気を排気することで、カバー内に配置された被試験体の周囲温度(カバー内の温度)を所定温度に設定することが可能となる。カバーは電磁波に影響せずに断熱性のよい発泡スチロールからなるため、電波暗室内であってカバーの外側に設けられたアンテナにより、カバー内の被試験体の放射又は受信される電磁波を測定することが可能となる。この構成により、カバー内の温度を所定温度に設定しつつアンテナにより電磁波を測定することで、所定温度条件における被試験体の不要輻射波を測定することができる。
特開2005−347524(図2)
しかしながら、上述した特許文献1に記載の電波暗室においては、空調設備からの空気を電波暗室の外からダクトを介してカバー内に送っている。この場合、ダクトを断熱性のよい発泡スチロールや樹脂で構成していても、ダクトを通過する空気はエネルギーロスにより空調設備で設定された温度よりも低下するので、カバー内の温度を所定温度にするために時間を要する。仮に、ダクトを短くしエネルギーロスを少なくするために、電波暗室内に空調設備を入れると、被試験体の不要輻射波を計測しているときに、その空調設備から電磁波が漏れ出し、精度の高い不要輻射波の測定が困難となる。
そこで、本発明の目的は、被試験体の周囲の温湿度を所定条件にする際のエネルギーロスを小さくしつつ精度の高い不要輻射波の測定が可能な環境試験装置を提供することである。
本発明の環境試験装置は、外部からの電磁波の影響を受けない電波暗室内において被試験体の周囲温湿度条件を所定条件に変化させる環境試験装置において、空気の温湿度を変化させる温湿度調整手段と、前記温湿度調整手段が設けられた空調室を構成する金属製の筐体と、被試験体を覆いつつ前記筐体に取り付けられることで、前記空調室に隣接した被試験体を収容する試験室を構成するカバーとを備えている。そして、前記筐体には、前記空調室と前記試験室とが連通する連通孔が形成されており、前記筐体が前記空調室から外部に電磁波が漏れ出さない電磁シールド構造となるように、前記連通孔が金属メッシュで覆われており、前記カバーが、前記試験室内の被試験体の不要輻射波を測定することが可能な電磁透過性を有している。
これによると、試験室と空調室とが隣接し且つ連通しているので、空調室において所定の温湿度条件に調整された空気が試験室に流れ、被試験体の周囲温湿度を所定条件とすることが可能となる。このとき、空調室と試験室とが隣接しているので、空調室からの温湿度が調整された空気のエネルギーロスが小さくなる。加えて、筐体は電磁シールド構造となっているので、温湿度調整手段から電磁波が発生しても試験室及び電波暗室内に漏れにくくなっている。そのため、カバーを通して被試験体の不要輻射波を所定の温湿度条件で精度良く測定することができる。
本発明において、前記温湿度調整手段が、空気を冷却及び除湿する冷却除湿手段と、空気を加熱する加熱手段と、空気を加湿する加湿手段とを有しており、前記冷却除湿手段が、ヒートパイプ及びペルチェ素子から構成されていることが好ましい。これにより、冷却除湿手段を構成するヒートパイプ、ペルチェ素子は、駆動時にほとんど電磁波を出さないので、測定時において、空調室から外部に電磁波がより漏れにくくなる。
また、本発明において、前記空調室には、前記空調室の空気を前記試験室に送り込む送風機が設けられていることが好ましい。これにより、空調室から試験室に強制的に空気を流すことができる。そのため、試験室を素早く所定の温湿度条件にすることができる。
また、このとき、前記送風機が、圧縮空気により駆動するエアモータによって駆動していてもよい。これにより、送風機を駆動しても電磁波が発生しないので、測定時において、送風機を駆動していても、被試験体の不要輻射波の測定精度が低下しない。
また、本発明において、前記筐体が、被試験体が載置される金属製のステージを有しており、前記ステージが円形平面形状を有しており、前記ステージの中心には、前記ステージの面方向に直交する方向に関して前記空調室を横切る軸が接続されており、前記筐体には、前記軸に回転力を付与するエアモータが設けられていることが好ましい。これにより、被試験体の角度を変えながら、不要輻射波を測定することができる。また、被試験体の角度を変えてもエアモータから電磁波が発生しないので、被試験体の不要輻射波の測定精度が低下しない。
また、このとき、前記空調室には、前記ステージの回転角度を検出するためのセンサが設けられていてもよい。これにより、被試験体の所定角度における不要輻射波を測定することができる。
また、このとき、前記電波暗室内に圧縮空気を貯溜するエアタンクがさらに設けられており、前記エアモータが、前記エアタンクからの圧縮空気によって駆動していてもよい。これにより、測定時に、エアコンプレッサを駆動しなくてもエアモータを駆動することができる。そのため、被試験体の不要輻射波の測定の精度が低下しない。
以下、本発明の好適な実施の形態について、図面を参照しつつ説明する。
図1は、本発明の一実施形態による環境試験装置1が電波暗室100内に配置されたときの概略構成図である。図1に示す電波暗室100は、外部から遮蔽された電磁シールド室101を有している。電磁シールド室101は、電磁シールド性を有する床102、図1中前後左右の4つの電磁シールド壁103及び各電磁シールド壁103の上面に配設された電磁シールド性を有する天井104により、外部から遮蔽された空間である。そして、電磁シールド室101の内面、すなわち、床102、天井104及び各電磁シールド壁103の内面には、電波吸収体105が配設されている。これにより、電磁波が電波暗室100の外部から電磁シールド室101内に入らなくなる。
図1中左側の電磁シールド壁103とその内面の電波吸収体105の下部には、電磁シールド室101と外部とを連通する連通孔110が形成されている。床102上の電波吸収体105には、被試験体9を収容し且つ被試験体9の周囲温湿度を所定条件に設定する環境試験装置1と、圧縮空気を貯溜するエアタンク2と、測定用のアンテナ121を支持する支持台122とが配設されている。なお、被試験体9は環境試験装置1により、アンテナ121は支持台122により所定の位置及び姿勢で支持される。また、アンテナ121の上下方向の位置は、支持台122に沿って可変に設定することができ、種々の高さ位置において被試験体9から放射される不要輻射波を測定することができる。
アンテナ121は、図1に示すように、フレキシブルケーブル123と接続されている。フレキシブルケーブル123は、アンテナ121の後端(図1中左端)の接続部121aからアンテナ121の後方において、電磁シールド室101内における床102に向けて垂れ下がり、電波吸収体105上を這うように延長し、連通孔110を通って電波暗室100の外部に引き出されている。そして、フレキシブルケーブル123が、電波暗室100の左側に隣接して配置された測定器125と接続されている。本実施形態において、フレキシブルケーブル123は、同軸ケーブルよりなるものであるが、他の種類のケーブルであってもよい。
また、図1中右側の電磁シールド壁103とその内面の電波吸収体105の下部には、電磁シールド室101と外部とを連通する連通孔115が形成されている。連通孔115には、電波暗室100の右側に隣接して配置されたエアコンプレッサ3とエアタンク2とを繋ぐエアホース4が通されている。エアコンプレッサ3は、電波暗室100の外部に配置されているので、エアコンプレッサ3が駆動することで発生する電磁波が電磁シールド室101内に入り込まない。また、エアタンク2には、エアホース4以外に2本のエアホース5,6がそれぞれ接続されており、これらエアホース5,6は環境試験装置1に含まれる2つのエアモータ41,42とそれぞれ接続されている。エアホース5,6とエアタンク2との接続箇所には、電磁バルブ(図示せず)がそれぞれ配置されている。これら電磁バルブは、開閉するだけのものであり、被試験体9の不要輻射波を測定する前に閉状態から開状態とされ、不要輻射波の測定が終了したときに閉状態とされる。そのため、電磁バルブの開閉動作時に生じる電磁波の影響が被試験体9の不要輻射波の測定に影響を与えることはない。
図2は、本発明の一実施形態による環境試験装置の概略断面図である。図3は、本発明の一実施形態による環境試験装置のカバー15を取り外した状態における平面図である。図2に示すように、環境試験装置1は、内部に空調室25(後述する)を有する金属製の筐体12と、筐体12の上面13を覆うように筐体12の上面13上に取り付けられたカバー15とを含んでいる。
カバー15は、上部が塞がった円筒形状を有しており、筐体12に取り付けられたときに、筐体12とで被試験体9を取り囲む試験室14を構成する。本実施形態におけるカバー15は、電波透過性を有し断熱性の優れる発泡スチロールからなるが、樹脂など電波透過性を有する材質であればどうような材質からなっていてもよい。
筐体12は、円筒状の側壁21と、側壁21の上面及び下面に設けられた天井22及び床23とを有している。そして、筐体12は、側壁21、天井22及び床23によって囲まれた空間25内に、加熱器33と、加湿器34とが設けられている。また、筐体12には、除湿及び冷却手段となるヒートパイプ31及びペルチェ素子32が設けられている。これらヒートパイプ31、ペルチェ素子32、加熱器33及び加湿器34によって空間25内の空気の温湿度を所定温湿度に調整する温湿度調整手段を構成している。つまり、空間25は、空調室25となっている。
また、筐体12の上部外周側面には、カバー15が取り付けられたときに、カバー15を支持する4つの支持部材17が設けられている。これら4つの支持部材17は、上面13よりも上方に突出して形成されており、天井22の中心を点対称として配置されている。
ヒートパイプ31は、側壁21を貫通しつつ側壁21に固定されており、一方の端部が空調室25内に配置され、他方の端部が空調室25の外側に配置されている。ヒートパイプ31の一方の端部であって空調室25内にある方は、吸熱フィン71が固定されている。これにより、空調室25内の空気を効果的に吸熱及び除湿することができる。一方、ヒートパイプ31の他方の端部には、ペルチェ素子32が固定されている。
ペルチェ素子32は、空調室25の外に配置されており、一方の面32aにヒートパイプ31が固定されており、他方の面32bに放熱フィン72が固定されている。そして、ペルチェ素子32は、図示しない制御装置からの制御により電流が流されることで、一方の面32aが冷却されヒートパイプ31及び吸熱フィン71を介して空調室25の空気を冷却及び除湿する。このとき、ペルチェ素子32の他方の面32bが発熱するが、他方の面32bには放熱フィン72及び吸熱ファン(図示せず)が固定されているので、ペルチェ素子32からの発熱を効果的に放熱させることができる。これにより、空調室25を効果的に冷却及び除湿することが可能となる。なお、ペルチェ素子32が動作していない場合は、ヒートパイプ31の熱移動が停止され断熱が保たれる。一方、加熱器33は、図示しない制御装置からの制御により、空調室25の空気を加熱する。また、加湿器34は、図示しない制御装置からの制御により、空調室25の空気を加湿する。
天井22は、図3に示すように、円形平面形状のターンテーブル26と、ターンテーブル26をガイドするガイド部材24とを有している。ガイド部材24は、ターンテーブル26の側周面から側壁21の上面まで延在している。ターンテーブル26は、その中心が天井22の中心と重なる位置に配置されており、被試験体9を載置するステージとなっている。ターンテーブル26の中心には、空調室25を横切って上下方向(上面13に対して垂直な方向)に延在する軸27が固定されている。筐体12の床23には、軸27の一端を回転可能に支持するエアモータ41が設けられている。このエアモータ41は、エアホース5の一端と接続されており、エアタンク2から空気が供給されることにより駆動し、軸27を回転させる。また、空調室25には、軸27が挿通されたロータリーエンコーダ(センサ)28が配置されている。これにより、アンテナ121に対する被試験体9の角度が何度であるかを検知することができる。そのため、被試験体9をアンテナ121に対して所定角度とした場合の被試験体9の不要輻射波を測定することができる。
ガイド部材24には、空調室25と試験室14とを連通する2つの貫通孔51,52が形成されている。これら貫通孔51,52は、ターンテーブル26の中心を点対称として配置されており、いずれもターンテーブル26の外周に沿って延在している。また、2つの貫通孔51,52には、それぞれの開口を覆う金属メッシュ53,54が設けられている。金属メッシュ53,54は、図3に示すように、複数の網目状の開口を有するように複数の金属製線材が交差して形成されたものである。これら金属メッシュ53,54は、加熱器33、加湿器34から主に発生した電磁波が貫通孔51,52を介して試験室14に侵入するのを抑制している。つまり、筐体12は、金属製からなり、且つ、貫通孔51,52の開口を金属メッシュ53,54で塞いだ電磁シールド構造となっている。
また、空調室25には、送風機19が設けられている。送風機19はエアモータ42を有しており、エアモータ42が駆動することで空調室25の空気を吸い込み、試験室14に向けて排出する。エアモータ42は、エアホース6の一端と接続されており、エアタンク2から空気が供給されることにより駆動する。送風機19は、空調室25の空気を排出する排出口18が、貫通孔51と対向する位置に形成されている。そのため、ヒートパイプ31、ペルチェ素子32、加熱器33及び加湿器34によって所定の温湿度に調整された空調室25の空気を効果的に試験室14に供給することが可能になる。なお、送風機19によって試験室14に強制的に空気が送り込まれることで、試験室14の空気が貫通孔52を介して空調室25に流れ込み、空調室25と試験室14とを循環する気流が生じる。こうして、空調室25と試験室14とがほぼ同じ温湿度に保たれる。
また、試験室14には、貫通孔51近傍に温湿度センサ61が設けられている。このように温湿度センサ61が設けられていることで、試験室14内の空気の温湿度を測定することが可能となる。そのため、温湿度センサ61の測定温度及び測定湿度を制御装置で認識し、試験室14の温湿度が所定条件になるように、ヒートパイプ31、ペルチェ素子32、加熱器33及び加湿器34を制御することが可能となる。したがって、試験室14の温湿度を確実に所定条件とすることができる。
続いて、電波暗室100で所定温湿度条件における被試験体9の不要輻射波を測定するときの環境試験装置1の動作について、以下に説明する。図4は、環境試験装置の動作フローを示す図である。図4に示すように、まず、ステップ1(S1)において、電磁シールド室101内に載置された環境試験装置1のカバー15を取り外し、被試験体9をターンテーブル26上に設置する。このとき、被試験体9をアンテナ121に対して測定したい向き(ここでは、前面とする)に合わせる。そして、カバー15を筐体12に取り付け、環境試験装置1を図2に示す状態にする。このとき、予め温湿度センサ61で試験室14の温湿度を測定する。また、このとき、エアコンプレッサ3を動作させ、エアタンク2に圧縮空気を充填する。
次に、ステップ2(S2)において、温湿度センサ61で測定した温湿度が、所定の温湿度条件よりも低い場合、空調室25の温湿度が所定条件となるように、加熱器33及び加湿器34を制御する。一方、測定した温度が、所定条件よりも高い場合、空調室25の温湿度が所定条件となるように、ペルチェ素子32を制御する。そして、電磁バルブを開状態にして、エアコンプレッサ3により圧縮空気が充填されたエアタンク2内の空気をエアホース6を介してエアモータ42に供給し、送風機19を駆動させる。これにより、空調室25の空気が貫通孔51を介して試験室14に強制的に流れ込むとともに、試験室14の空気が貫通孔52を介して空調室25に流れ込む。こうして、空調室25及び試験室14の空気を素早く所定の温湿度条件とすることが可能になる。
次に、ステップ3(S3)において、ロータリーエンコーダ28により軸27の回転位置を検知しその位置を基準値として、被試験体9の位置決めを行う。そして、ステップ4(S4)において、温湿度センサ61が所定の温湿度条件を示したときに、エアコンプレッサ3を停止させるとともに電磁バルブを閉状態にして送風機19の駆動を停止させる。本実施形態においては、ステップ4において、送風機19の駆動を停止させているが、そのまま駆動し続けていてもよい。この場合、試験室14と空調室25とがほぼ同じ温湿度に保たれ、被試験体9の周囲温湿度が、後述の不要輻射波の測定時においても確実に所定条件となる。また、送風機19はエアモータ42で駆動しているので、電磁波が発生しないため、不要輻射波の測定時においても、空調室25から外部に電磁波が漏れず、測定精度が低下しない。
次に、ステップ5(S5)において、電波暗室100のアンテナ121により被試験体9の所定温湿度条件における不要輻射波を測定する。つまり、環境試験装置1内の被試験体9から放射される不要輻射波をアンテナ121により、例えば、水平/垂直偏波として受信し、測定器125により測定する。このとき、エアコンプレッサ3や電磁バルブの動作が行われないので、不要輻射波の測定精度が低下しない。また、このとき、ペルチェ素子32、加熱器33及び加湿器34からなる温湿度調整手段は、空調室25の温湿度を所定条件で保つように制御されているが、不要輻射波を測定する直前に、その制御を停止してもよい。これにより、さらに不要輻射波の測定精度が向上する。
次に、ステップ6(S6)において、ステップ5における不要輻射波の測定が終了した後、被試験体9の側面からの不要輻射波の測定を行う場合は、電磁バルブを開状態として、エアタンク2内の空気をエアホース5を介してエアモータ41に供給し、ターンテーブル26を90°回転させる。このとき、ロータリーエンコーダ28による測定角度を基に制御を行う。そして、ロータリーエンコーダ28による測定値が基準値に対して90°になったときに、電磁バルブを閉状態にする。こうして、被試験体9の側面をアンテナ121に対して向けて位置決めを行う。なお、このステップ6と同様な方法で、被試験体9のアンテナ121に対する向き(角度)を種々位置決めすることができる。
次に、被試験体9の所定温湿度条件を変更する場合、ステップ7(S7)において、空調室25の温湿度が新たな所定条件となるように、ペルチェ素子32、加熱器33及び加湿器34を制御する。この場合も、ステップ2と同様に、送風機19を駆動させる。このとき、エアタンク2内の圧縮空気が、送風機19を駆動させることができないほど減少している場合は、エアコンプレッサ3を動作させる。そして、ステップ8(S8)において、温湿度センサ61が所定の温湿度条件を示したときに、電磁バルブを閉状態にして送風機19の駆動を停止させる。このとき、エアコンプレッサ3を動作させている場合は、停止させる。
次に、ステップ9(S9)において、ステップ5と同様に被試験体9の新たな所定温湿度条件における不要輻射波を測定する。また、再度、所定条件を設定して被試験体9の不要輻射波の測定を行う場合は、ステップ6〜ステップ9を繰り返し行い、被試験体9の種々の温湿度条件及び被試験体9の種々の角度における不要輻射波の測定を行うことができる。そして、ステップ10(S10)において、ペルチェ素子32、加熱器33及び加湿器34の制御を停止して、測定試験を終了する。
以上のような本実施形態による環境試験装置1によると、試験室14と空調室25とが隣接し且つ連通しているので、空調室25において所定の温湿度条件に調整された空気が試験室14に流れ、被試験体9の周囲温湿度を所定条件とすることが可能となる。このとき、空調室25と試験室14とが隣接しているので、空調室25からの温湿度が調整された空気のエネルギーロスが小さくなる。加えて、筐体12は電磁シールド構造となっているので、温湿度調整手段から電磁波が発生しても試験室14及び電波暗室100内に漏れにくくなっている。そのため、カバー15を通して被試験体9の不要輻射波を所定の温湿度条件で精度良く測定することができる。
また、冷却除湿手段が、駆動時にほとんど電磁波を出さないヒートパイプ31及びペルチェ素子32から構成されているので、被試験体9の不要輻射波の測定時において、空調室25から外部に電磁波がより漏れにくくなる。そのため、より精度の高い不要輻射波の測定が行える。
また、ターンテーブル26が設けられていることで、被試験体9の角度を変えながら、不要輻射波を測定することもできる。さらに、ターンテーブル26は、エアモータ41により回転するので、ターンテーブル26が不要輻射波の測定を行っているときに、回転していても電磁波が発生しない。そのため、被試験体9の不要輻射波の測定精度が低下しない。
また、エアタンク2が設けられていることで、測定時に、エアコンプレッサ3を駆動しなくてもエアモータ41,42を駆動することができる。そのため、被試験体9の不要輻射波の測定の精度が低下しない。
以上、本発明の好適な実施の形態について説明したが、本発明は上述の実施の形態に限られるものではなく、特許請求の範囲に記載した限りにおいて様々な変更が可能なものである。例えば、上述した実施形態においては、冷却除湿手段がヒートパイプ31及びペルチェ素子32から構成されているが、筐体12は電磁シールド構造となっているので、電磁波が発生しやすい機器により冷却除湿手段が構成されていてもよい。また、空調室25に送風機19が設けられていなくてもよい。あるいは、試験室14に送風機が設けられていてもよい。この場合、試験室14の空気が空調室25に強制的に流れるように設けることが好ましい。また、送風機19の駆動を停止した状態で被試験体9の不要輻射波を測定する場合は、エアモータ以外のモータで送風機を駆動してもよい。また、ターンテーブル26及びロータリーエンコーダ28が設けられていなくてもよい。また、エアタンク2が設けられていなくてもよい。この場合、電波暗室100の外に配置されたエアコンプレッサ3から直接エアモータ41,42に圧縮空気を供給すればよい。
また、上述した実施形態においては、環境試験装置1の試験室14が空調室25の上方に配置されているが、試験室が空調室の下方に配置されていてもよい。さらに、試験室と空調室とが横並びに配置された環境試験装置であってもよい。
本発明の一実施形態による環境試験装置が電波暗室内に配置されたときの概略構成図である。 本発明の一実施形態による環境試験装置の概略断面図である。 本発明の一実施形態による環境試験装置のカバーを取り外した状態における平面図である。 環境試験装置の動作フローを示す図である。
符号の説明
1 環境試験装置
2 エアタンク
9 被試験体
12 筐体
14 試験室
15 カバー
19 送風機
25 空調室
26 ターンテーブル(ステージ)
27 軸
28 ロータリーエンコーダ(センサ)
31 ヒートパイプ
32 ペルチェ素子
41,42 エアモータ
51,52 貫通孔
53,54 金属メッシュ
100 電波暗室

Claims (7)

  1. 外部からの電磁波の影響を受けない電波暗室内において被試験体の周囲温湿度条件を所定条件に変化させる環境試験装置において、
    空気の温湿度を変化させる温湿度調整手段と、
    前記温湿度調整手段が設けられた空調室を構成する金属製の筐体と、
    被試験体を覆いつつ前記筐体に取り付けられることで、前記空調室に隣接した被試験体を収容する試験室を構成するカバーとを備えており、
    前記筐体には、前記空調室と前記試験室とが連通する連通孔が形成されており、
    前記筐体が前記空調室から外部に電磁波が漏れ出さない電磁シールド構造となるように、前記連通孔が金属メッシュで覆われており、
    前記カバーが、前記試験室内の被試験体の不要輻射波を測定することが可能な電磁透過性を有していることを特徴とする環境試験装置。
  2. 前記温湿度調整手段が、
    空気を冷却及び除湿する冷却除湿手段と、
    空気を加熱する加熱手段と、
    空気を加湿する加湿手段とを有しており、
    前記冷却除湿手段が、ヒートパイプ及びペルチェ素子から構成されていることを特徴とする請求項1に記載の環境試験装置。
  3. 前記空調室には、前記空調室の空気を前記試験室に送り込む送風機が設けられていることを特徴とする請求項1又は2に記載の環境試験装置。
  4. 前記送風機が、圧縮空気により駆動するエアモータによって駆動することを特徴とする請求項3に記載の環境試験装置。
  5. 前記筐体が、被試験体が載置される金属製のステージを有しており、
    前記ステージが円形平面形状を有しており、
    前記ステージの中心には、前記ステージの面方向に直交する方向に関して前記空調室を横切る軸が接続されており、
    前記筐体には、前記軸に回転力を付与するエアモータが設けれられていることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の環状試験装置。
  6. 前記空調室には、前記ステージの回転角度を検出するためのセンサが設けられていることを特徴とする請求項5に記載の環境試験装置。
  7. 前記電波暗室内に圧縮空気を貯溜するエアタンクがさらに設けられており、
    前記エアモータが、前記エアタンクからの圧縮空気によって駆動することを特徴とする請求項4〜6のいずれか1項に記載の環境試験装置。
JP2006354098A 2006-12-28 2006-12-28 環境試験装置 Active JP4718437B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006354098A JP4718437B2 (ja) 2006-12-28 2006-12-28 環境試験装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006354098A JP4718437B2 (ja) 2006-12-28 2006-12-28 環境試験装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2008166474A true JP2008166474A (ja) 2008-07-17
JP4718437B2 JP4718437B2 (ja) 2011-07-06

Family

ID=39695557

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006354098A Active JP4718437B2 (ja) 2006-12-28 2006-12-28 環境試験装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4718437B2 (ja)

Cited By (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012080022A (ja) * 2010-10-06 2012-04-19 Nec Tokin Corp 温湿度調整機構
JP2017146172A (ja) * 2016-02-17 2017-08-24 Tdk株式会社 アンテナポジショナ
CN108181490A (zh) * 2018-02-11 2018-06-19 珠海博杰电子股份有限公司 多功能屏蔽箱
EP3407075A1 (en) * 2017-05-24 2018-11-28 Rohde & Schwarz GmbH & Co. KG Anechoic chamber for testing a device under test
JP2020122678A (ja) * 2019-01-29 2020-08-13 アンリツ株式会社 アンテナ装置及び測定方法
CN112415282A (zh) * 2019-08-23 2021-02-26 安立股份有限公司 温度测试装置及温度测试方法
US10935596B2 (en) 2018-07-20 2021-03-02 Rohde & Schwarz Gmbh & Co. Kg Test system and method with a thermally isolated hollow body inside an over the air measurement chamber
CN112986719A (zh) * 2021-01-29 2021-06-18 杭州永谐科技有限公司上海分公司 一种多探头温感电波暗室
KR20210103949A (ko) * 2020-02-14 2021-08-24 에스펙 가부시키가이샤 전파 실드 챔버 및 전파 시험 방법
JP2022108507A (ja) * 2021-01-13 2022-07-26 アンリツ株式会社 温度試験装置及び温度試験方法
JP2022108506A (ja) * 2021-01-13 2022-07-26 アンリツ株式会社 温度試験装置及び温度試験方法
JP2022120572A (ja) * 2021-02-05 2022-08-18 アンリツ株式会社 温度試験装置及び温度試験方法

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101701706B1 (ko) 2016-07-15 2017-02-03 한국센서연구소 주식회사 차폐 특성을 갖는 저주파 노이즈 측정 장치
JP7136829B2 (ja) * 2020-03-19 2022-09-13 アンリツ株式会社 温度試験装置及び温度試験方法

Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5350982A (en) * 1976-10-20 1978-05-09 Mitsubishi Electric Corp Low-high temperature testing station
JPS63108694A (ja) * 1986-10-23 1988-05-13 株式会社日立ホームテック 高周波加熱装置
JPH0598904A (ja) * 1991-10-08 1993-04-20 Tomoegumi Giken:Kk 油圧調速ブレーキを備えたエアモータ駆動装置
JP2005037039A (ja) * 2003-07-14 2005-02-10 Rorze Corp 非常時対策を施したファンフィルタユニット、これを具えたクリーンブース及び嫌塵性製品製造システム。
JP2005114377A (ja) * 2003-10-02 2005-04-28 Kusumoto Kasei Kk 環境試験器のシールド構造
JP2005347524A (ja) * 2004-06-03 2005-12-15 Zuken Inc 電波暗室

Patent Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5350982A (en) * 1976-10-20 1978-05-09 Mitsubishi Electric Corp Low-high temperature testing station
JPS63108694A (ja) * 1986-10-23 1988-05-13 株式会社日立ホームテック 高周波加熱装置
JPH0598904A (ja) * 1991-10-08 1993-04-20 Tomoegumi Giken:Kk 油圧調速ブレーキを備えたエアモータ駆動装置
JP2005037039A (ja) * 2003-07-14 2005-02-10 Rorze Corp 非常時対策を施したファンフィルタユニット、これを具えたクリーンブース及び嫌塵性製品製造システム。
JP2005114377A (ja) * 2003-10-02 2005-04-28 Kusumoto Kasei Kk 環境試験器のシールド構造
JP2005347524A (ja) * 2004-06-03 2005-12-15 Zuken Inc 電波暗室

Cited By (24)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012080022A (ja) * 2010-10-06 2012-04-19 Nec Tokin Corp 温湿度調整機構
JP2017146172A (ja) * 2016-02-17 2017-08-24 Tdk株式会社 アンテナポジショナ
CN108957162B (zh) * 2017-05-24 2022-06-28 罗德施瓦兹两合股份有限公司 用于测试被测设备的电波暗室
EP3407075A1 (en) * 2017-05-24 2018-11-28 Rohde & Schwarz GmbH & Co. KG Anechoic chamber for testing a device under test
CN108957162A (zh) * 2017-05-24 2018-12-07 罗德施瓦兹两合股份有限公司 用于测试被测设备的电波暗室
CN108181490A (zh) * 2018-02-11 2018-06-19 珠海博杰电子股份有限公司 多功能屏蔽箱
CN108181490B (zh) * 2018-02-11 2024-01-19 珠海博杰电子股份有限公司 多功能屏蔽箱
US10935596B2 (en) 2018-07-20 2021-03-02 Rohde & Schwarz Gmbh & Co. Kg Test system and method with a thermally isolated hollow body inside an over the air measurement chamber
JP2020122678A (ja) * 2019-01-29 2020-08-13 アンリツ株式会社 アンテナ装置及び測定方法
CN112415282A (zh) * 2019-08-23 2021-02-26 安立股份有限公司 温度测试装置及温度测试方法
US11525853B2 (en) 2019-08-23 2022-12-13 Anritsu Corporation Temperature test apparatus and temperature test method
JP2021032682A (ja) * 2019-08-23 2021-03-01 アンリツ株式会社 温度試験装置及び温度試験方法
JP2021129039A (ja) * 2020-02-14 2021-09-02 エスペック株式会社 電波シールドチャンバー及び電波試験方法
KR20210103949A (ko) * 2020-02-14 2021-08-24 에스펙 가부시키가이샤 전파 실드 챔버 및 전파 시험 방법
KR102604546B1 (ko) * 2020-02-14 2023-11-22 에스펙 가부시키가이샤 전파 실드 챔버 및 전파 시험 방법
JP7307687B2 (ja) 2020-02-14 2023-07-12 エスペック株式会社 電波シールドチャンバー及び電波試験方法
JP2022108507A (ja) * 2021-01-13 2022-07-26 アンリツ株式会社 温度試験装置及び温度試験方法
JP7181951B2 (ja) 2021-01-13 2022-12-01 アンリツ株式会社 温度試験装置及び温度試験方法
JP7181952B2 (ja) 2021-01-13 2022-12-01 アンリツ株式会社 温度試験装置及び温度試験方法
JP2022108506A (ja) * 2021-01-13 2022-07-26 アンリツ株式会社 温度試験装置及び温度試験方法
CN112986719A (zh) * 2021-01-29 2021-06-18 杭州永谐科技有限公司上海分公司 一种多探头温感电波暗室
CN112986719B (zh) * 2021-01-29 2024-04-05 杭州永谐科技有限公司上海分公司 一种多探头温感电波暗室
JP2022120572A (ja) * 2021-02-05 2022-08-18 アンリツ株式会社 温度試験装置及び温度試験方法
JP7348218B2 (ja) 2021-02-05 2023-09-20 アンリツ株式会社 温度試験装置及び温度試験方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP4718437B2 (ja) 2011-07-06

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4718437B2 (ja) 環境試験装置
JP6670221B2 (ja) 環境試験装置
US10830811B2 (en) Over-the-air test system as well as method for measuring the over-the-air performance of a device under test
KR20100055236A (ko) 반도체 소자 테스트 장치 및 이를 사용한 반도체 소자 테스트 방법
CN106461264B (zh) 天花板嵌入型空调机
JP2007032887A (ja) 空気調和機及び可動式輻射温度検知装置
JP5547026B2 (ja) 温湿度調整機構
US10935596B2 (en) Test system and method with a thermally isolated hollow body inside an over the air measurement chamber
US20160183108A1 (en) Measurement housing for a communication device
JP2012504855A (ja) 自動化テストのためのrf遮蔽筐体
JP6435246B2 (ja) 環境試験装置、副試験室ユニット及び複合試験装置
CN104918806A (zh) 车辆用空调装置
JP2006329949A (ja) 冷熱衝撃試験装置
JP4440002B2 (ja) 電波暗室
JP7019543B2 (ja) 環境試験装置用給排気装置及び環境試験装置
KR20100004881U (ko) 소음차단 기능을 갖는 공조용 풍량 조절장치
JP4943496B2 (ja) 空気調和機
CN206583590U (zh) 一种综合实验箱
JP2005195396A (ja) 騒音測定システム
JP7307687B2 (ja) 電波シールドチャンバー及び電波試験方法
JP2008164424A (ja) 環境試験装置
JP2010078351A (ja) 曲げ特性計測装置及び曲げ特性の計測方法
CN209845638U (zh) 一种恒温恒湿电波暗室
CN218213418U (zh) 一种雷达测试装置
JP7161966B2 (ja) 環境形成装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20090323

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20110323

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20110329

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20110331

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4718437

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140408

Year of fee payment: 3

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250