JP2008166443A - 半導体装置およびその製造方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】ワードラインの横に電荷蓄積領域が形成されること、または、ワードライン間に酸化窒化シリコン膜が形成されることを抑制することが可能な半導体装置およびその製造方法を提供すること。
【解決手段】本発明は、半導体基板10上に設けられたトラップ層16を含むONO膜20と、ONO膜20上に設けられたワードライン22と、ワードライン22間の半導体基板10上の設けられ、トンネル酸化膜14の間に設けられた酸化シリコン層24と、を有する半導体装置である。
【選択図】図7

Description

本発明は半導体装置およびその製造方法に関し、特に、ONO膜を有する不揮発性メモリを備えた半導体装置およびその製造方法に関する。
近年、データの書換えが可能な半導体装置である不揮発性メモリが広く利用されている。代表的な不揮発性メモリであるフラッシュメモリにおいては、メモリセルを構成するトランジスタが電荷蓄積層と呼ばれるフローティングゲートまたは絶縁膜を有している。そして、電荷蓄積層に電荷を蓄積させることにより、データを記憶する。絶縁膜を電荷蓄積層とするフラッシュメモリとして、ONO(Oxide/Nitride/Oxide)膜中のトラップ層に電荷を蓄積するSONOS(Silicon Oxide Nitride Oxide Silicon)型構造を有するフラッシュメモリがある。特許文献1にはSONOS型フラッシュメモリの1つとして、ソースとドレインを入れ替えて対称的に動作させる仮想接地型メモリセルを有するフラッシュメモリ(従来例)が開示されている。
米国特許第6011725号明細書
図1(a)は従来例に係るフラッシュメモリの上視図(ONO膜は図示せず)であり、図1(b)は図1(a)のD−D断面図であり、従来例1の課題を説明するための図である。図1(a)および図1(b)を参照に、半導体基板10内に拡散層からなるビットライン12が設けられている。ビットライン12は図1(a)の縦方向に延在している。ビットライン12はソースとドレインを兼ねている。半導体基板10上にはトンネル酸化膜14、トラップ層16およびトップ酸化膜18からなるONO膜20が設けられている。ワードライン22は、ONO膜20上に設けられビットライン12の幅方向に延在している。ワードライン22はゲート電極を兼ねている。
ONO膜20内のトラップ層16に電荷を書き込む際は、ビットライン12間(ソースとドレイン間)に電圧を印加する。ワードライン22下のビットライン12間の半導体基板10がチャネル44aとなり電流が流れる。図1(a)の符号42は電子の流れを示している。チャネルのビットライン12(ドレイン)端で高エネルギーとなった電子がトラップ層16に捕獲される。これにより、電荷蓄積領域C0が形成される。このとき、ワードライン22の両側の半導体基板10内の領域44bにフリンジング電流が流れてしまう。このため、ワードライン22の両側のトラップ層16にも電子が捕獲され、電荷蓄積領域C1が形成される。電荷蓄積領域C1に蓄積された電荷は消去できない。このため、電荷蓄積領域C1に蓄積された電荷は、メモリセルの微細化が進みワードライン22間を短くすると誤動作の原因となってしまう。
また、例えば、ワードライン22間のトップ酸化膜18が製造工程途中で除去された場合、その後の製造工程でトラップ層16の表面が酸化されてしまうことがある。このとき、図1(b)のように、ワードライン22間のトラップ層16上に酸化窒化シリコン膜46が形成されてしまう。酸化窒化シリコン膜46は窒化シリコン膜であるトラップ層16に比べ導電性が高いため、トラップ層16に捕獲された電子が酸化窒化シリコン膜46に移動してしまう。その結果、電荷を書き込み時間が長くなってしまう。
本発明は、上記課題に鑑み、ワードラインの横に電荷蓄積領域が形成されること、または、ワードライン間に酸化窒化シリコン膜が形成されることを抑制することが可能な半導体装置およびその製造方法を提供することを目的とする。
本発明は、半導体基板上に設けられたトラップ層を含むONO膜と、該ONO膜上に設けられたワードラインと、該ワードライン間の前記半導体基板上の設けられ、前記トラップ層の間に設けられた酸化シリコン層と、を具備する半導体装置である。本発明によれば、ワードライン下のトラップ層の両側には酸化シリコン層が形成されている。よって、フリンジング電流に起因し、ワードラインの横に電荷蓄積領域が形成されることを抑制することができる。また、ワードライン間に酸化シリコン層が形成されているため、酸化窒化シリコン膜が形成されることを抑制することができる。
上記構成において、前記酸化シリコン層上に設けられた窒化シリコン層を具備する構成とすることができる。
上記構成において、前記半導体基板内に設けられたビットラインと、前記ワードライン間で前記ビットラインと接続するプラグ金属と、を具備し、前記プラグ金属の設けられた前記ワードライン間においては前記トラップ層が連続して設けられており、前記プラグ金属の設けられていない前記ワードライン間においては前記トラップ層の間に前記酸化シリコン層が設けられている構成とすることができる。
上記構成において、前記ビットラインと前記プラグ金属の間に設けられた金属シリサイド層を具備する構成とすることができる。この構成によれば、金属シリサイド層を形成する際にワードライン間の絶縁膜表面がシリサイド化することを抑制することができる。
本発明は、半導体基板上にトラップ層を含むONO膜を形成する工程と、前記ONO膜上にワードラインを形成する工程と、前記ワードライン間の前記トラップ層を酸化し、酸化シリコン層を形成する工程と、を有する半導体装置の製造方法である。本発明によれば、ワードライン下のトラップ層の両側には酸化シリコン層が形成されている。よって、フリンジング電流に起因し、ワードラインの横に電荷蓄積領域が形成されることを抑制することができる。また、ワードライン間に酸化シリコン層が形成されているため、酸化窒化シリコン膜が形成されることを抑制することができる。また、簡単な工程により酸化シリコン層を形成することができる。
上記構成において、前記半導体基板内にビットラインを形成する工程と、前記ONO膜および前記ワードライン上に、第1窒化シリコン膜を形成する工程と、前記ビットラインに接続するプラグ金属が形成されるべきでない前記ワードライン間の領域である第1領域内の前記第1窒化シリコン膜を除去する工程と、を有し、前記酸化シリコン層を形成する工程は、前記プラグ金属が形成されるべき前記ワードライン間の領域である第2領域内の前記第1窒化シリコン膜および前記第1領域内の前記トラップ層を酸化する工程を含む構成とすることができる。この構成によれば、第2領域にトラップ層を残存させることができる。
上記構成において、前記第2領域内の第1窒化シリコン膜を酸化した層を除去し、前記トラップ層を露出する工程を有する構成とすることができる。上記構成において、前記第1領域内の前記酸化シリコン層上に第2窒化シリコン膜を形成する工程を有する構成とすることができる。
上記構成において、前記第2領域内の前記ビットライン上に金属シリサイド層を形成する工程を具備する構成とすることができる。この構成によれば、第2領域および第1領域の表面が窒化シリコン膜で覆われている。窒化シリコン膜の表面はシリサイド化されにくいため、金属シリサイド層を形成する際に第2領域および第1領域の絶縁膜の表面のシリサイド化を抑制することができる。
本発明は、半導体基板上にトラップ層を含むONO膜を形成する工程と、前記ONO膜上にワードラインを形成する工程と、前記ワードライン間の前記トラップ層を除去する工程と、前記ワードライン間の前記半導体基板上に酸化シリコン層を形成する工程と、を有する半導体装置の製造方法である。本発明によれば、ワードライン下のトラップ層の両側には酸化シリコン層が形成されている。よって、フリンジング電流に起因し、ワードラインの横に電荷蓄積領域が形成されることを抑制することができる。また、ワードライン間に酸化シリコン層が形成されているため、酸化窒化シリコン膜が形成されることを抑制することができる。また、ワードライン下の端部のトラップ層が酸化されることがない。よって、電荷蓄積領域が小さくなることを抑制することができる。
上記構成において、前記半導体基板内にビットラインを形成する工程と、前記ONO膜および前記ワードライン上に、第1窒化シリコン膜を形成する工程と、前記ビットラインに接続するプラグ金属が形成されるべきでない前記ワードライン間の領域である第1領域内の前記第1窒化シリコン膜を除去する工程と、を有し、前記トラップ層を除去する工程は、前記プラグ金属が形成されるべき前記ワードライン間の領域である第2領域内の第1窒化シリコン膜および前記第1ワードライン間領域の前記トラップ層を除去する工程を含む構成とすることができる。この構成によれば、第2領域にトラップ層を残存させることができる。
上記構成において、前記第2領域内の前記酸化シリコン層を除去し、前記ONO膜内のトラップ層を露出する工程を有する構成とすることができる。上記構成において、前記第1領域内の前記酸化シリコン層上に第2窒化シリコン膜を形成する工程を有する構成とすることができる。
上記構成において、前記第2領域内の前記ビットライン上に金属シリサイド層を形成する工程を具備する構成とすることができる。この構成によれば、金属シリサイド層を形成する際に第2領域および第1領域の絶縁膜の表面のシリサイド化を抑制することができる。
本発明によれば、ワードラインの横に電荷蓄積領域が形成されること、または、ワードライン間に酸化窒化シリコン膜が形成されることを抑制することが可能な半導体装置およびその製造方法を提供することができる。
以下、図面を参照に本発明の実施例を説明する。
図2(a)は、実施例1に係るフラッシュメモリの平面図、図2(b)は図2(a)のD−D断面図である。図2(b)を参照に、半導体基板10上に設けられたONO膜20としてトンネル酸化膜14、トラップ層16およびトップ酸化膜18が順次設けられている。ONO膜20上にワードライン22が設けられている。ワードライン22間の半導体基板10上のONO膜20間に、ONO膜20内のトンネル酸化膜14とトラップ層16との膜厚以上の酸化シリコン層24が設けられている。このため、ワードライン22下の少なくともトラップ層16の間には酸化シリコン層24が形成されている。図2(a)を参照に、ワードライン22は図2(a)の横方向に延在している。ワードライン22の幅方向にビットライン12が延在し、ビットライン12は半導体基板10内に設けられている。
次に、図3(a)から図4(d)を用い実施例1に係るフラッシュメモリの製造方法について説明する。図3(a)および図3(b)はともに図2(a)のA−AおよびB−B断面に相当する図である。図3(c)、図4(a)および図4(c)は図2(a)のA−A断面に相当する図であり、図3(d)、図4(b)および図4(d)は図2(a)のB−B断面に相当する図である。
図3(a)を参照に、P型シリコン半導体基板(または半導体基板内のP型領域)10上に、トンネル酸化膜14として例えば熱酸化法を用い酸化シリコン膜、トラップ層16として例えばCVD法を用い窒化シリコン膜、トップ酸化膜18として例えばCVD法を用い酸化シリコン膜を形成する。これにより、半導体基板10上にONO膜20が形成される。図3(b)を参照に、半導体基板10内に例えば砒素をイオン注入し、その後熱処理することによりN型の拡散層であるビットライン12を形成する。なお、ビットライン12形成後にトップ酸化膜18を形成しても良い。図3(c)および図3(d)を参照に、ONO膜20上に多結晶シリコン膜を形成する。多結晶シリコン膜の所定領域を除去することによりONO膜20上にワードライン22が形成される。
図4(a)および図4(b)を参照に、図4(a)のワードライン22間のONO膜20内のトラップ層16および図4(b)のワードライン22上を熱酸化する。これにより、図4(a)のように、ワードライン22間に、トンネル酸化膜14、トラップ層16が酸化した酸化シリコン膜およびトップ酸化膜18が一体となった酸化シリコン膜25aが形成される。一方、図4(b)のように、ワードライン22上にワードライン22の一部が酸化した酸化シリコン膜25bが形成される。このとき、酸化シリコン膜25aの膜厚は酸化シリコン膜25bより厚くなる。図4(c)および図4(d)を参照に、酸化シリコン膜25aおよび25bを全面エッチングし、図4(d)のように、ワードライン22上の酸化シリコン膜25bを除去する。このとき、酸化シリコン膜25aの膜厚は酸化シリコン膜25bより厚いため、図4(c)のように、ワードライン22間には酸化シリコン膜25aが残存し、酸化シリコン層24が形成される。その後、層間絶縁膜、プラグ金属、配線層等を形成し実施例1に係るフラッシュメモリが完成する。
実施例1によれば、図2(b)のように、酸化シリコン層24がワードライン22間の半導体基板10上のトラップ層16の間に形成されている。よって、図2(b)のように、ワードライン22の両側領域44bにチャネル44aが広がった場合も、ワードライン22の両側に図1(a)のような電荷蓄積領域C1が形成されることを防止できる。これにより、ワードライン22間隔を微細化してもメモリセルが誤動作することを抑制できる。また、ワードライン22間に酸化シリコン層24が形成されているため、図1(b)のように酸化窒化シリコン膜46が形成されることを防止できる。
また、実施例1によれば、図4(a)のように、ワードライン22間のONO膜20内のトラップ層16を酸化し、酸化シリコン層24を形成している。これにより、トラップ層16を除去するような工程を用いず、簡単な工程により酸化シリコン層24を形成することができる。
実施例2は、ワードライン22間のONO膜20内のトラップ層16を除去し、酸化シリコン層を形成する製造方法の例である。図5(a)から図5(d)は実施例2に係るフラッシュメモリの製造方法を説明するための図である。図5(a)および図5(c)は図2(a)のA−A断面に相当する図であり、図5(b)および図5(d)は図2(a)のB−B断面に相当する図である。
図5(a)および図5(b)を参照に、実施例1の図3(c)および図3(d)までの製造工程を行った後、ワードライン22間のトップ酸化膜18およびトラップ層16を除去する。HSQ(Hydrogen Silesquioxane)膜を塗布し、加熱することにより酸化シリコン膜27aおよび27bを形成する。HSQ膜は平坦化されているため、図5(a)のワードライン22間の酸化シリコン膜27aは厚くなり、図5(b)のワードライン22上の酸化シリコン膜27bは薄くなる。図5(c)および図5(d)を参照に、酸化シリコン膜27aおよび27bを全面エッチングし、図5(d)のように、ワードライン22上の酸化シリコン膜27bを除去する。このとき、酸化シリコン膜27aの膜厚は酸化シリコン膜27bより厚いため、図5(c)のように、ワードライン22間には酸化シリコン膜27bが残存する。トンネル酸化膜14および残存した酸化シリコン膜27bより酸化シリコン層24aが形成される。このようにして、ワードライン22間の半導体基板10上であって、ワードライン22下のトラップ層16の間に酸化シリコン層24aが形成される。
実施例1では、図2(b)のワードライン22下のONO膜20の端部48において、トラップ層16が酸化される場合がある。これは、図4(a)および図4(b)において、トラップ層16を酸化する際に、ワードライン22下の端部48のトラップ層16が酸化されてしまうためである。以上により、電荷蓄積領域が小さくなってしまうという課題がある。実施例2においては、図5(a)のように、ワードライン22間のトラップ層16をエッチングにより除去し、図5(c)のように、ワードライン22間に酸化シリコン層24aを形成する。このため、ワードライン22下の端部のトラップ層16が酸化されることがない。よって、電荷蓄積領域が小さくなることを抑制することができる。
実施例3は実施例1に、ビットライン12上にコンタクトホールを接続するための金属シリサイド層40を設けた例である。図6は実施例3に係るフラッシュメモリの上面図である、図7(a)、図7(b)、図7(c)および図7(d)はそれぞれ図6のA−A、B−B、C−CおよびE−E断面図である。
図6を参照に、ワードライン22は図6の横方向に延在している。ワードライン22の幅方向にビットライン12が延在し、ビットライン12は半導体基板10内に設けられている。ビットライン12は拡散層で形成されており金属に比べると抵抗が高い。そのため、メモリセルからのデータの書き込みや読み出し特性を劣化させないため、ワードライン22複数本置きに、配線層36(図7にて図示)とプラグ金属32を介し接続する。ビットライン12にプラグ金属32が接続する領域がコンタクト領域56である。ワードライン22間にコンタクト領域56を有する領域が、第2ワードライン間領域52であり、ワードライン22間にコンタクト領域56を有さない領域が、第1ワードライン間領域54である。
図7(a)を参照に、第1ワードライン間領域54においては、実施例1の図4(a)と同じように半導体基板10内にビットライン12が設けられ、半導体基板10上に酸化シリコン層24が設けられている。酸化シリコン層24上に第2窒化シリコン膜30が設けられている。図7(b)を参照に、第2ワードライン間領域52においては、半導体基板10上にトンネル酸化膜14およびトラップ層16が設けられている。トンネル酸化膜14およびトラップ層16には開口部62が設けられている、開口部62下のビットライン12の一部に金属シリサイド層40が設けられている。トラップ層16上には層間絶縁膜34が設けられ、層間絶縁膜34内に形成されたコンタクトホールにプラグ金属32が設けられている。つまり、金属シリサイド層40はビットライン12とプラグ金属32との間に設けられている。プラグ金属32は金属シリサイド層40と配線層36とを接続する。図7(c)を参照に、ワードライン22に沿った断面では実施例1の図4(d)と同様に、半導体基板10上にONO膜20、ONO膜20上にワードライン22が設けられている。ワードライン22上には金属シリサイド層41が設けられている。
図7(d)を参照に、半導体基板10内にビットライン12が形成されている。半導体基板10上(ビットライン12上)にONO膜20が設けられ、ONO膜20上にワードライン22が設けられている。ワードライン22間の第1ワードライン間領域54内の半導体基板10上には酸化シリコン層24および第2窒化シリコン膜30が設けられている。酸化シリコン層24の上面はONO膜20中のトラップ層16の上面と同じか高い。このように、トラップ層16間に酸化シリコン層24が設けられている。また、ワードライン22の上面と第2窒化シリコン膜30の上面はほぼ同じ高さである。
第2ワードライン間領域52においては、半導体基板10上にはトンネル酸化膜14およびトラップ層16が設けられている。トンネル酸化膜14およびトラップ層16には開口部62が形成されている。開口部62下のビットライン12上の一部に金属シリサイド層40が設けられている。ワードライン22の側部のトラップ層16上に第2窒化シリコン膜30が設けられている。ワードライン22および第2窒化シリコン膜30上には層間絶縁膜34が設けられている。層間絶縁膜34にはコンタクトホールが形成され、コンタクトホール内にはプラグ金属32が形成されている。プラグ金属32はワードライン22間でビットライン12と接続している。図7(a)から図7(d)のように、層間絶縁膜34上には、ビットライン12上をビットライン12と同じ方向に延在する配線層36が設けられている。配線層36上には保護膜38が設けられている。
次に、図8(a)から図15(d)を用い実施例3の製造方法について説明する。図8(a)、図9(a)、図10(a)、図11(a)、図12(a)、図13(a)、図14(a)および図15(a)は図6のA−A断面に相当する断面図である。すなわち、プラグ金属32が形成されるべきでないワードライン22間である第1ワードライン間領域54(第1領域)の断面図である。図8(b)、図9(b)、図10(b)、図11(b)、図12(b)、図13(b)、図14(b)および図15(b)は図6のB−B断面に相当する断面図である。すなわち、ビットライン12と接続すべきプラグ金属32が形成されるべきワードライン22間である第2ワードライン間領域52(第2領域)の断面図である。図8(c)、図9(c)、図10(c)、図11(c)、図12(c)、図13(c)、図14(c)および図15(c)は図6のC−C断面に相当する断面図である。図14(d)および図15(d)は図6のE−E断面に相当する断面図である。
図8(a)から図8(c)を参照に、実施例1の図3(c)および図3(d)までと同じ製造工程を行う。ワードライン22上には酸化シリコン膜23が形成されている。図9(a)から図9(c)を参照に、ワードライン22間のONO膜20上およびワードライン22上に第1窒化シリコン膜28を形成する。図10(a)から図10(c)を参照に、第2ワードライン間領域52内のONO膜20上にフォトレジスト60を形成する。このとき、フォトレジスト60が第1ワードライン間領域54内のONO膜20上およびワードライン22上には形成されないようにフォトレジスト60に開口部を設ける。図11(a)から図11(c)を参照に、フォトレジスト60をマスクに第1ワードライン間領域54内のONO膜20上およびワードライン22上の第1窒化シリコン膜28を除去する。フォトレジスト60を除去する。
図12(a)から図12(c)を参照に、熱酸化を行う。これにより、図12(a)のように、第1ワードライン間領域54内のトラップ層16を酸化させる。これにより、トンネル酸化膜14、トラップ層16の酸化した層およびトップ酸化膜18からなる酸化シリコン膜25aが形成される。また、図12(b)のように、第2ワードライン間領域52内の第1窒化シリコン膜28が酸化される。このときトラップ層16までは酸化されない。これにより、第1窒化シリコン膜28が酸化した酸化膜およびトップ酸化膜18からなる酸化シリコン膜25bが形成される。図12(c)のように、ワードライン22の上部が酸化される。これにより、酸化シリコン膜23およびワードライン22の上部が酸化した層からなる酸化シリコン膜25cが形成される。このとき、酸化シリコン膜25aは酸化シリコン膜25bおよび25cに比べ厚い膜となる。
図13(a)から図13(c)を参照に、酸化シリコン膜25a、25bおよび25cを全面エッチングする。これにより、図13(b)および図13(c)のように、トラップ層16上およびワードライン22上の酸化シリコン膜25bおよび25cを完全に除去する。酸化シリコン膜25aは酸化シリコン膜25bおよび25cより厚いため、図13(a)のように、第1ワードライン間領域54において、半導体基板10上に酸化シリコン膜25aが残存し、酸化シリコン層24が形成される。
図14(a)から図14(d)を参照に、酸化シリコン層24、トラップ層16およびワードライン22上に例えば高密度プラズマCVD法を用い、第2窒化シリコン膜30を形成し、全面エッチングする。図14(a)および図14(d)のように、第2ワードライン間領域52においては、ワードライン22間が十分広いため、ワードライン22の側部に側壁として第2窒化シリコン膜30が残存し、その他の第2窒化シリコン膜30が除去される。一方、図14(b)および図14(d)のように、第1ワードライン間領域54においては、ワードライン22間が十分狭いため、酸化シリコン層24上に第2窒化シリコン膜30が残存する。図14(c)および図14(d)のように、ワードライン22上の第2窒化シリコン膜30は除去される。
図15(a)から図15(d)を参照に、図15(b)および図15(d)のように、第2ワードライン間領域52内のビットライン12上のトンネル酸化膜14およびトラップ層16に開口部62を設ける。全面に例えばコバルトまたはチタンをスパッタ法を用い形成する。その後熱処理する。これにより、開口部62下のビットライン12内およびワードライン22上に金属シリサイド層40および41が形成される。シリサイド化されなかったコバルトまたはチタンを除去する。金属シリサイド層40と半導体基板10とが接すると、半導体基板10とビットライン12との間に金属シリサイド層40を介し接合電流が流れてしまう。よって、金属シリサイド層40はビットライン12間の半導体基板10には接しないように形成する。
図7(a)から図7(d)を参照に、第2窒化シリコン膜30、ワードライン22および金属シリサイド層40上に層間絶縁膜34を例えば酸化シリコン膜を用い形成する。層間絶縁膜34に金属シリサイド層40に接続するコンタクトホールを形成する。コンタクトホール内を例えばWで埋め込みプラグ金属32を形成する。層間絶縁膜34上にビットライン12の延在方向に延在する配線層36を形成する。配線層36上に保護膜38を形成する。
実施例3においては、図9(a)から図9(c)のように、ONO膜20およびワードライン22上に第1窒化シリコン膜28を形成する。図11(a)を参照に、第1ワードライン間領域54(第1領域)内の第1窒化シリコン膜28を除去する。そして、図12(a)および図12(b)を参照に、第2ワードライン間領域52(第2領域)内の第1窒化シリコン膜28と第1ワードライン間領域54のONO膜20内のトラップ層16とを酸化させる。このような工程により、第2ワードライン間領域52内にトラップ層16を残存させることができる。
図13(b)のように、第2ワードライン間領域52内の第1窒化シリコン膜28を酸化した酸化シリコン膜25bを除去し、ONO膜20のトラップ層16を露出させる。これにより、第2ワードライン間領域52内の表面にはトラップ層16が露出される。つまり、プラグ金属32の設けられたワードライン22間においてはトラップ層16が連続して設けられており、プラグ金属32の設けられていないワードライン22間においては、トラップ層16の間に酸化シリコン層が設けられる。図14(a)および図14(d)のように、第1ワードライン間領域54内の酸化シリコン層24上に第2窒化シリコン膜30を形成する。これにより、第1ワードライン間領域54内は第1窒化シリコン膜のトラップ層16とは異なる第2窒化シリコン膜30で被覆することができる。図15(b)および図15(d)のように、プラグ金属32を形成すべきビットライン12上に金属シリサイド層40を形成する。このとき、第2ワードライン間領域52内の表面は窒化シリコン膜であるトラップ層16、および第1ワードライン間領域54内の表面は酸化シリコン層24上の第2窒化シリコン膜30で覆われている。最表面が酸化シリコン膜の状態で、シリサイド化を行うと、酸化シリコン膜上がシリサイド化してしまい、ワードライン22間が電気的にショートしてしまうことがある。しかし、実施例3によれば、第2ワードライン間領域52内および第1ワードライン間領域54内の表面が窒化シリコン膜で覆われている。窒化シリコン膜の表面はシリサイド化され難いため、絶縁膜表面のシリサイド化を抑制することができる。
また、第2窒化シリコン膜30(プラグ金属32の設けられていないワードライン22間の窒化シリコン膜)はトラップ層16(プラグ金属32の設けられたワードライン22間の窒化シリコン膜)の膜厚より厚い。第2窒化シリコン膜30は、シリサイド化の抑制の目的の外、図7(d)のように、第1ワードライン間領域54を平坦化し層間絶縁膜34を形成しやすくする機能も有している。そのため、ワードライン22と同程度の膜厚を有することが好ましい。一方、第2ワードライン間領域52のトラップ層16には図15(b)および図15(d)のように、開口部62が形成される。そのため、エッチングし易いように、薄い方が好ましい。
実施例4は実施例2に係るフラッシュメモリの製造方法に、ビットライン12上にコンタクトホールを接続するための金属シリサイド層を設けた例である。図16(a)から図20(c)を用い実施例4の製造方法について説明する。図16(a)、図17(a)、図18(a)、図19(a)および20(a)は図6のA−A断面に相当する断面図である。すなわち、プラグ金属32が形成されないワードライン22間である第1ワードライン間領域54の断面図である。図16(b)、図17(b)、図18(b)、図19(b)、図20(b)および図21(b)は図6のB−B断面に相当する断面図である。すなわち、ビットライン12と接続すべきプラグ金属32が形成されるべきワードライン22間である第2ワードライン間領域52の断面図である。図16(c)、図17(c)、図18(c)、図19(c)および図20(c)は図6のC−C断面に相当する断面図である。
図16(a)から図16(c)を参照に、実施例3の図11(a)から図11(c)までの製造工程を行った後、第1ワードライン間領域54内のトップ酸化膜18およびワードライン22上の酸化シリコン膜23を除去する。このとき酸化シリコン膜を窒化シリコン膜に対し選択的にエッチングすることにより、第2ワードライン間領域52内の第1窒化シリコン膜28は残存する。次に、第1ワードライン間領域54内のトラップ層16および第2ワードライン間領域52の第1窒化シリコン膜28を除去する。このとき窒化シリコン膜を酸化シリコン膜に対し選択的にエッチングすることにより、第1ワードライン間領域54内のトンネル酸化膜14および第2ワードライン間領域52内のトップ酸化膜18が残存する。
図17(a)から図17(c)を参照に、HSQ(Hydrogen Silesquioxane)膜を塗布し、加熱することにより酸化シリコン膜27aおよび27bを形成する。HSQ膜は平坦化されているため、図17(a)および図17(b)の第1ワードライン間領域54および第2ワードライン間領域52の酸化シリコン膜27aは厚くなり、図17(c)のワードライン22上の酸化シリコン膜27bは薄くなる。図18(a)から図18(c)を参照に、酸化シリコン膜27aおよび27bを全面エッチングし、図18(c)のように、ワードライン22上の酸化シリコン膜27bを除去する。このとき、酸化シリコン膜27aの膜厚は酸化シリコン膜27bより厚いため、図18(a)および図18(b)のように、第1ワードライン間領域54内および第2ワードライン間領域52内には酸化シリコン膜27bが残存し酸化シリコン膜26となる。図18(a)のように、第1ワードライン間領域54では、酸化シリコン膜26およびトンネル酸化膜14とは酸化シリコン層24bを構成する。
図19(a)から図19(c)を参照に、第1ワードライン間領域54内の酸化シリコン膜26上およびワードライン22上にフォトレジスト66を形成し、第2ワードライン間領域52内はフォトレジスト66を開口する。図20(a)から図20(c)を参照に、図20(b)のように、第2ワードライン間領域52の酸化シリコン膜26を除去する。これにより、図20(b)のように第2ワードライン間領域52内の表面にはトラップ層16が露出する。また、図20(a)のように第1ワードライン間領域54ないはトンネル酸化膜14上に酸化シリコン膜26が形成される。トンネル酸化膜14と酸化シリコン膜26とは酸化シリコン層24bを構成する。実施例3の図14(a)から図14(d)以降の工程を行うことにより、実施例4に係るフラッシュメモリが完成する。
実施例4においては、実施例3の図9(a)から図9(c)で説明したのように、ONO膜20およびワードライン22上に第1窒化シリコン膜28を形成する。実施例3の図11(a)で説明したように、第1ワードライン間領域54内の第1窒化シリコン膜28を除去する。そして、図16(a)および図16(b)のように、第2ワードライン間領域52内の第1窒化シリコン膜28と第1ワードライン間領域54内のトラップ層16とを同じ工程で除去する。このような工程により、第2ワードライン間領域52内にトラップ層16を残存させることができる。
図18(a)および図18(b)のように、第2ワードライン間領域52内および第1ワードライン間領域54内の半導体基板10上に酸化シリコン膜26を形成する。図20(b)のように、第2ワードライン間領域51内の酸化シリコン膜26を除去し、ONO膜20のトラップ層16を露出させる。これにより、第2ワードライン間領域52内にトラップ層16が露出される。
実施例4によれば、実施例2と同様に、ワードライン22下の端部のトラップ層16が酸化されることがない。よって、電荷蓄積領域が小さくなることを抑制することができる。また、実施例3と同様に、金属シリサイド層40を形成する際に、ワードライン22間の絶縁膜表面がシリサイド化することを抑制することができる。
以上、本発明の好ましい実施例について詳述したが、本発明は係る特定の実施例に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明の要旨の範囲内において、種々の変形・変更が可能である。
図1(a)は従来例1に係るフラッシュメモリの上視図であり、図1(b)は図1(a)のD−D断面図である。 図2(a)は実施例1に係るフラッシュメモリの上視図であり、図2(b)は図2(a)のD−D断面図である。 図3(a)から図3(d)は実施例1に係るフラッシュメモリの製造工程を示す断面図(その1)である。 図4(a)から図4(d)は実施例1に係るフラッシュメモリの製造工程を示す断面図(その2)である。 図5(a)から図5(d)は実施例2に係るフラッシュメモリの製造工程を示す断面図である。 図6は実施例3に係るフラッシュメモリの上視図である。 図7(a)、図7(b)、図7(c)および図7(d)はそれぞれ図6(a)のA−A断面図、B−B断面図、C−C断面図およびE−E断面図である。 図8(a)から図8(c)は実施例3に係るフラッシュメモリの製造工程を示す断面図(その1)である。 図9(a)から図9(c)は実施例3に係るフラッシュメモリの製造工程を示す断面図(その2)である。 図10(a)から図10(c)は実施例3に係るフラッシュメモリの製造工程を示す断面図(その3)である。 図11(a)から図11(c)は実施例3に係るフラッシュメモリの製造工程を示す断面図(その4)である。 図12(a)から図12(c)は実施例3に係るフラッシュメモリの製造工程を示す断面図(その5)である。 図13(a)から図13(c)は実施例3に係るフラッシュメモリの製造工程を示す断面図(その6)である。 図14(a)から図14(d)は実施例3に係るフラッシュメモリの製造工程を示す断面図(その7)である。 図15(a)から図15(d)は実施例3に係るフラッシュメモリの製造工程を示す断面図(その8)である。 図16(a)から図16(c)は実施例4に係るフラッシュメモリの製造工程を示す断面図(その1)である。 図17(a)から図17(c)は実施例4に係るフラッシュメモリの製造工程を示す断面図(その2)である。 図18(a)から図18(c)は実施例4に係るフラッシュメモリの製造工程を示す断面図(その3)である。 図19(a)から図19(c)は実施例4に係るフラッシュメモリの製造工程を示す断面図(その4)である。 図20(a)から図20(c)は実施例4に係るフラッシュメモリの製造工程を示す断面図(その5)である。
符号の説明
10 半導体基板
12 ビットライン
14 トンネル酸化膜
16 トラップ層
18 トップ酸化膜
20 ONO膜
22 ワードライン
23、24 酸化シリコン層
25a、25b、25c 酸化シリコン膜
26 酸化シリコン膜
27a、27b 酸化シリコン膜
28 第1窒化シリコン膜
30 第2窒化シリコン膜
32 プラグ金属
34 層間絶縁膜
36 配線層
40 金属シリサイド層
46 酸化窒化シリコン膜
52 第2ワードライン間領域
54 第1ワードライン間領域
56 コンタクト領域

Claims (14)

  1. 半導体基板上に設けられたトラップ層を含むONO膜と、
    該ONO膜上に設けられたワードラインと、
    該ワードライン間の前記半導体基板上の設けられ、前記トラップ層の間に設けられた酸化シリコン層と、を具備する半導体装置。
  2. 前記酸化シリコン層上に設けられた窒化シリコン層を具備する請求項1記載の半導体装置。
  3. 前記半導体基板内に設けられたビットラインと、
    前記ワードライン間で前記ビットラインと接続するプラグ金属と、を具備し、
    前記プラグ金属の設けられた前記ワードライン間においては前記トラップ層が連続して設けられており、
    前記プラグ金属の設けられていない前記ワードライン間においては前記トラップ層の間に前記酸化シリコン層が設けられている請求項1記載の半導体装置。
  4. 前記ビットラインと前記プラグ金属の間に設けられた金属シリサイド層を具備する請求項3記載の半導体装置。
  5. 半導体基板上にトラップ層を含むONO膜を形成する工程と、
    前記ONO膜上にワードラインを形成する工程と、
    前記ワードライン間の前記トラップ層を酸化し、酸化シリコン層を形成する工程と、を有する半導体装置の製造方法。
  6. 前記半導体基板内にビットラインを形成する工程と、
    前記ONO膜および前記ワードライン上に、第1窒化シリコン膜を形成する工程と、
    前記ビットラインに接続するプラグ金属が形成されるべきでない前記ワードライン間の領域である第1領域内の前記第1窒化シリコン膜を除去する工程と、を有し、
    前記酸化シリコン層を形成する工程は、前記プラグ金属が形成されるべき前記ワードライン間の領域である第2領域内の前記第1窒化シリコン膜および前記第1領域内の前記トラップ層を酸化する工程を含む請求項5記載の半導体装置の製造方法。
  7. 前記第2領域の第1窒化シリコン膜を酸化した層を除去し、前記トラップ層を露出する工程を有する請求項6記載の半導体装置の製造方法。
  8. 前記第1領域内の前記酸化シリコン層上に第2窒化シリコン膜を形成する工程を有する請求項7記載の半導体装置の製造方法。
  9. 前記第2領域内の前記ビットライン上に金属シリサイド層を形成する工程を具備する請求項6から8のいずれか一項記載の半導体装置の製造方法。
  10. 半導体基板上にトラップ層を含むONO膜を形成する工程と、
    前記ONO膜上にワードラインを形成する工程と、
    前記ワードライン間の前記トラップ層を除去する工程と、
    前記ワードライン間の半導体基板上に酸化シリコン層を形成する工程と、を有する半導体装置の製造方法。
  11. 前記半導体基板内にビットラインを形成する工程と、
    前記ONO膜および前記ワードライン上に、第1窒化シリコン膜を形成する工程と、
    前記ビットラインに接続するプラグ金属が形成されるべきでない前記ワードライン間の領域である第1領域内の前記第1窒化シリコン膜を除去する工程と、を有し、
    前記トラップ層を除去する工程は、前記プラグ金属が形成されるべき前記ワードライン間の領域である第2領域の第1窒化シリコン膜および前記第1ワードライン間領域の前記トラップ層を除去する工程を含む請求項10記載の半導体装置の製造方法。
  12. 前記第2領域内の前記酸化シリコン層を除去し、前記ONO膜内のトラップ層を露出する工程を有する請求項11記載の半導体装置の製造方法。
  13. 前記第1領域内の前記酸化シリコン層上に第2窒化シリコン膜を形成する工程を有する請求項12記載の半導体装置の製造方法。
  14. 前記第2領域内のビットライン上に金属シリサイド層を形成する工程を具備する請求項13記載の半導体装置の製造方法。
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