JP2008166331A - 電子機器装置及びその電子機器装置の製造方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 電解コンデンサ22が、プリント基板24の端部に設けられ、電解コンデンサ22の防爆弁23が充填材30が充填される開口に向けて作動するように配置されている。このような構成により、作業性の向上や防爆弁23の適正な作動が均一に確保される。また、筐体10等に特殊な加工をする必要ないので安価に防水構造を備えた電子機器装置1を提供することができる。
【選択図】 図1
Description
例えば、電子部品を装着した電子基板を充填材で覆い、その電子基板を収納するケースに、ガスが抜けるような通し孔を設け、その孔をガスが抜ける程度のケースよりも脆弱な塗料で覆った技術である(特許文献3)。
また、充填材の硬度を防爆弁が作動可能な硬度とするようにし、電子部品を実装した電子基板をトレーに納め、そのトレー内に充填材を充填し電子基板を充填材で覆った技術が考えられてきた(特許文献4)。
また、コンデンサが大きくなれば、電子機器装置の厚みが増し、電子機器装置を薄くすることが困難であった。
尚、充填材がコンデンサの一部を満たすだけでも本発明の課題を解決することができる防水対策となるが、充填材がコンデンサのすべてを満たすことは最も好ましく、より防水効果が上がる。
図1(A)は、本実施の形態における電子機器装置1の全体正面図を示し、図1(B)は、本実施の形態における電子機器装置1を使用しているときの側方から見た内部の透視図を示す。図2(A)は、本実施の形態における電子機器装置1に内蔵される電子基板20を側方から見た全体図を示し、図2(B)は、本実施の形態における電子機器装置1に内蔵される電子基板20の端部に装着される電解コンデンサ22の一部を斜め方向から見た図を示している。
そして、電子機器装置1は、筐体10と、その筐体10の内部に小型トランスや電解コンデンサ22を含めた電子部品を実装した電子基板20と、その電子基板20全体を覆う充填材30とで構成されている。
充填材30は、電気絶縁性かつ防水性を有したシリコン樹脂で形成されている。
プリント基板24の下方には、ゴム製のブッシュ26が設けられ、ブッシュ26は、電子基板が筐体10に対して水平に保つように調整する役割をしている。
(本実施形態の電子機器装置1における充填材の充填方法及び防爆弁が作動した状態)
図3(A)は、本実施の形態の充填材30を充填している様子を示す電子機器装置1の側方から見た内部の透視図であり、図3(B)は、本実施の形態の充填材30を充填した後の様子を示す電子機器装置1の一部を拡大した内部の透視図である。図4(A)は、本実施の形態の充填材30を充填した後の様子を示す電子機器装置1の一部を拡大した内部の透視図であり、図4(B)は、本実施の形態の電解コンデンサ22の防爆弁が作動した状態における電子機器装置1の下方の一部を拡大した内部の透視図である。
(本実施の形態から把握される効果)
(1)本実施形態の電子機器装置1は、電解コンデンサ22(コンデンサ)が、プリント基板24の端部に設けられ、電解コンデンサ22(コンデンサ)の防爆弁23が充填材30が充填される開口に向けて作動するように配置されている。このような構成により、筐体10の開口部12を上方となるように固定して、充填材30を充填する場合に、防爆弁23が作動する適正な位置で充填材30を流し終えなければならないが、この構成により充填材30の充填状態と電解コンデンサ22の防爆弁23の位置関係とを目視しながら監視することができるので、充填材30が適正な位置となるようにすることが容易となり、作業性の向上や防爆弁23の適正な作動が均一に確保される。
また、筐体10等に特殊な加工をする必要がないので安価に防水構造を備えた電子機器装置1を提供することができる。
従って、厚み方向を薄くすることができるため、充填材30を使用する量も少なくて済むことになり、安価に製造することができる。また、筐体10の上方の雨が溜まる面積を少なくすることに貢献することができ、更に防水効果を向上させることができる。
また、防爆弁23が作動しガスが抜ける方向に面して、パッキン16の空洞19が設けられているため、ガスが抜けやすいという効果もある。
(他の実施形態への変更例)
・図5に示すように筐体110の側面の一部を突出させて、プリント基板124を滑り込ませるスライド溝143を設けることで、筐体110とプリント基板124の距離を一定に保つことができる。従って、プリント基板124が充填材30の圧力により押されプリント基板124が押され、プリント基板124や電子部品27の一部が筐体110に接触した状態で充填材30が固まるようなことが無く、電子基板20の全体を均一に充填材30が充填され、製造時に毎回一定の状態を保つことができる。
・コンデンサとしての電解コンデンサ22は特に電解コンデンサに限定することなく防爆弁を備えたものであれば良い。また、特に容量の大きなものだけでなく容量の小さなものでもスペースが削減できる態様での使用であれば本実施形態に含まれる。
・筐体10は、相対する両辺を開口する開口状に作成してから一方を蓋15で閉塞して、基板20を収納し、充填材30を充填してから他方を蓋15で閉塞したものであっても良い。
10,110・・・筐体、11・・・上部固定片、12・・・開口部、
14・・・固定孔、15・・・蓋、16・・・パッキン、17・・・下部固定片、
18・・・配線、19・・・空洞、
20・・・電子基板、22・・・電解コンデンサ(コンデンサ)、
23・・・防爆弁、24,124・・・プリント基板、25・・・ダイオード、
26・・・ブッシュ、27・・・電子部品、28・・・足、29・・・胴体、
30・・・充填材、31・・・破壊領域、
141・・・蓋固定孔、142・・・スライド片、143・・・スライド溝。
Claims (4)
- 箱状の筐体内部に電子部品を実装した電子基板が納められ、前記筐体内部を充填材で充填した防水構造を有した電子機器装置であって、
前記筐体は、少なくとも一片を開口した開口部と、当該開口部を閉塞する蓋とを設け、 前記電子基板は、防爆弁を備えたコンデンサと他の電子部品とを実装したプリント基板を設け、
前記コンデンサを、前記プリント基板の端部に設けると共に当該プリント基板面に対して平行に前記コンデンサの胴体を横倒して設け、
前記電子基板は、前記防爆弁が前記開口部に対面する状態で前記筐体に収納され、
前記充填材は、前記プリント基板の全体を満たし、少なくとも前記コンデンサの一部を満たして充填されていることを特徴とする電子機器装置。 - 前記蓋は、前記電子基板に接続される配線を通すパッキンを備え、当該パッキンは、前記配線を通すと共に前記防爆弁から発生したガスが排出される隙間を有した空洞を設けたことを特徴とする請求項1に記載の電子機器装置。
- 防爆弁を備えたコンデンサと他の電子部品とをプリント基板上に実装し、前記プリント基板の端部に設けると共に当該プリント基板面に対して平行に前記コンデンサの胴体を横倒して設けた電子基板を、前記防爆弁が前記開口部に対面する状態で筐体に収納する工程と、
前記電子基板を収納した前記筐体の開口部を上方にして当該筐体を起立させる工程と、 少なくとも前記プリント基板が満ちる位置まで充填材を流し込む工程と、
前記充填材を硬化させる工程と、
を備えたことを特徴とする電子機器装置の製造方法。 - 防爆弁を備えたコンデンサと他の電子部品とをプリント基板上に実装し、前記プリント基板の端部に設けると共に当該プリント基板面に対して平行に前記コンデンサの胴体を横倒して設けた電子基板を、前記防爆弁が前記開口部に対面する状態で前記筐体に収納する工程と、
前記電子基板を収納した前記筐体の開口部を上方にして当該筐体を起立させる工程と、 前記コンデンサを全て満たし前記防爆弁が作動する高さ位置まで充填材を流し込む工程と、
前記充填材を硬化させる工程と、
を備えたことを特徴とする電子機器装置の製造方法。
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