JP4780409B2 - 放電灯点灯装置及び照明器具 - Google Patents

放電灯点灯装置及び照明器具 Download PDF

Info

Publication number
JP4780409B2
JP4780409B2 JP2006355379A JP2006355379A JP4780409B2 JP 4780409 B2 JP4780409 B2 JP 4780409B2 JP 2006355379 A JP2006355379 A JP 2006355379A JP 2006355379 A JP2006355379 A JP 2006355379A JP 4780409 B2 JP4780409 B2 JP 4780409B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
case
filler
circuit board
printed circuit
case body
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2006355379A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2008108683A (ja
Inventor
大助 荻野
弘親 塩濱
博志 寺坂
浩史 鈴木
幹子 鈴木
晋一 唐沢
仁志 河野
真一 神代
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Lighting and Technology Corp
Original Assignee
Toshiba Lighting and Technology Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Lighting and Technology Corp filed Critical Toshiba Lighting and Technology Corp
Priority to JP2006355379A priority Critical patent/JP4780409B2/ja
Publication of JP2008108683A publication Critical patent/JP2008108683A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4780409B2 publication Critical patent/JP4780409B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02BCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO BUILDINGS, e.g. HOUSING, HOUSE APPLIANCES OR RELATED END-USER APPLICATIONS
    • Y02B20/00Energy efficient lighting technologies, e.g. halogen lamps or gas discharge lamps
    • Y02B20/72Energy efficient lighting technologies, e.g. halogen lamps or gas discharge lamps in street lighting

Landscapes

  • Arrangement Of Elements, Cooling, Sealing, Or The Like Of Lighting Devices (AREA)

Description

本発明は、点灯装置及びこの点灯装置を用いる照明器具に関する。
近年、高圧ナトリウムランプやメタルハライドランプ等の高圧放電ランプ、蛍光ランプ等の低圧放電ランプを点灯する点灯装置は、半導体素子等の電子部品によって構成されたインバータ式電子安定器が使用されている。これら点灯装置は、屋外に設置されることもあり、雨や雪又は梅雨期等の環境下では高湿気にさらされるので、点灯回路部品を収納するケースを密閉型に構成している。
これに対し、安定器の温度上昇の低減を目的として、有底状金属ケース内に樹脂の絶縁性充填物を充填する放電灯安定器がある(特許文献1参照)。これは、安定器の組立てにおいて、有底状金属ケースを立設し、ケース開口部から安定器本体を挿入するとともに、絶縁性充填物を注入するものである。
一方、高圧放電灯の点灯装置を構成するプリント基板を照明器具のケース内に固定する際に、充填材を用いて固定するものがある(特許文献2参照)。
特開2000−11746号公報 特開2003−168318号公報
しかしながら、特許文献1に示されたものでは、ケースを立設し、すなわち、縦置きにして樹脂の絶縁性充填物を注入する。その後、通常、樹脂が硬化し、安定するまでに約1日〜2日間要するので、樹脂がケースから流出するのを防止するため、樹脂が硬化するまでケースを傾けないで縦置きのままの状態で保管することが必要となる。
したがって、この場合、保管の安定性が問題となる。また、ケース縦置きの状態で充填物を注入する関係で、安定器本体が隠れる相当レベルまで充填物を注入しなければならない。
次に、特許文献2に示されたものは、ケースにプリント基板を固定するために充填材を用いたものであり、また、基本的に点灯装置をケースに密閉する目的もない。
本発明は、横長の密閉型ケースにおいて、横置きで絶縁性充填材を注入して、安定的に硬化状態まで保管でき、かつ充填材を少なくすることが可能である点灯装置及び照明器具を提供することを目的とする。
請求項1に記載の点灯装置は、断面略コ字状であって、上面開口及び両側面開口が開放した両立上がり壁を有する横長のケース本体と、ケース本体上面を閉塞する蓋体と、ケース本体両側面を閉塞する端板とからケースを構成した点灯装置において、ケース内の内周面両側に設けられるとともに、両端部がケース本体の両側面開口に臨んで開口するように設けられた凹溝と;凹溝に挿入されて支持される点灯回路部品を実装したプリント基板と;ケース内に充填された絶縁性の充填材と;を具備し、ケース本体の両立上がり壁の上端は、プリント基板に実装された点灯回路部品のうち、最も背の高い回路部品の高さよりも高くなるように構成されており、充填材は、プリント基板を含み、ケース本体の両立上がり壁の上端よりも低い位置で、かつ、上部に空間を残すように実装された点灯回路部品を覆うように充填されることを特徴とする。
充填材で点灯回路部品を覆ったとは、点灯回路部品全てを覆う場合及び例えば、部品の上部一部を残して覆う場合、つまり、上部一部は覆わない場合を含むものである。
請求項2に記載の点灯装置は、請求項1に記載の点灯装置において、点灯回路部品は、防爆弁を有する電解コンデンサを備え、充填材は、プリント基板を含み、実装された点灯回路部品のうち、電解コンデンサの少なくとも防爆弁に対応する空間を残して覆ったことを特徴とする。
請求項3に記載の点灯装置は、請求項1または2に記載の点灯装置において、充填材がプリント基板下方に流れ込む充填材通過手段が形成されていることを特徴とする。
充填材通過手段は、プリント基板に貫通孔を形成する場合やケースとプリント基板の間に隙間を形成する場合が含まれる。要するに、充填材がプリント基板下方に流れ込む手段が形成されていればよい。
請求項に記載の点灯装置は、請求項1乃至請求項のいずれか一に記載の点灯装置において、ケース内には、プリント基板下方とケース本体との間を区画する仕切体が設けられていることを特徴とする。
請求項に記載の点灯装置は、請求項1乃至請求項のいずれか一に記載の点灯装置において、ケース内には、プリント基板に実装された点灯回路部品の上方と、ケース本体を閉塞する蓋体との間を区画する仕切体が設けられていることを特徴とする。
請求項5及び請求項6において、仕切体は、合成樹脂製で板状で形成してもよく、また、フィルム状のもので形成してもよい。
請求項に記載の点灯装置は、請求項1乃至請求項いずれか一に記載の点灯装置において、充填材は、複数種の充填材により、ケース内に複数の充填層を形成したことを特徴とする
充填層は、ケース内一面にわたって形成しないで、部分的に形成してもよい。例えば、特定の部品の周囲と他の部分とによって異なる種類の充填材を用い、これにより複数の充填層として形成してもよい。
請求項に記載の照明器具は、請求項1乃至請求項いずれか一に記載の点灯装置と、灯装置により点灯されるランプと、ンプが配設された器具本体とを具備したことを特徴とする。
本発明によれば、横長のケースにおいて、横置きで絶縁性充填材を注入できるとともに、安定的に充填材硬化状態まで保管でき、かつ充填材を少なくすることが可能である点灯装置及び照明器具を提供することができる。
本発明の放電灯点灯装置及び照明器具の一実施形態を図を参照して説明する。まず、第1の実施形態において、図1乃至図3は放電灯点灯装置1を示し、図1は分解斜視図、図2は蓋体を取外して示す縦断面図、図3は組立てた状態を示す斜視図である。図1において、放電灯点灯装置1は、ケース本体2と、このケース本体2の上面を閉塞する蓋体3と、ケース本体2の両側面を閉塞する端板4とから構成されるケース5と、ケース5内に設けられたプリント基板6及びケース5内に充填された絶縁性の充填材7とからなっている。
ケース本体2は、略断面コ字状をなし、アルミニウム等の金属材料で押し出し成形されたものである。ケース5は、全体形状が横長であり、長手方向上面及び両側面が開放しており、それぞれ上面開口2a、側面開口2bを形成している。また、上部端面に長手方向に沿って凹溝2cが形成されているとともに、外周面に長手方向に沿って複数の放熱フィン2dが形成されている。さらに、内周面両側には、プリント基板6を支持するための支持部としての凹溝2eが形成されている。
プリント基板6は、基板に実装された放電ランプを高周波点灯させる点灯回路部品6a等を備えて構成されている。点灯回路部品6aは、例えば、電界効果トランジスタ、ダイオード、全波整流器、平滑用コンデンサ、共振用コンデンサ、共振用インダクタ等の電子部品である。また、プリント基板6は、長方形状の例えば、ガラスエポキシ材やポリブチレンテレフタレート(PBT)材等からなり、ケース本体2の内面に設けられた凹溝2eに挿入されている。凹溝2eの両端部は、ケース本体2の側面開口2bに臨んで開口している。プリント基板6は、ケース本体2の側面開口2bのいずれか一方側から凹溝2eに挿入され、ケース本体2に支持される。
また、プリント基板6の複数箇所には、後述する絶縁性の充填材7がプリント基板6の下方へ流れ込むのを容易にする充填材通過手段として、貫通孔が形成されている(図示は省略する。)。
ケース5の両側を閉塞する端板4は、アルミニウム製であり、ケース5の略断面外形の形状、大きさに形成され、その外周近傍には、複数の取付けねじ貫通孔4aが形成されている。端板4内側には、防水パッキン8が設けられる。防水パッキン8は、端板4と略同一の形状をなし、端板4と同様な位置にねじ貫通孔8aが形成されている。防水パッキン8は、端板4をケース本体2の両側面開口2bを閉塞するように取付けたとき、同時に両側面開口2bに密着して取付けられる。
ケース本体2の両側面開口2bの端面には、ねじ部2fが複数設けられており、ねじ9が端板4に形成された複数の取付けねじ貫通孔4aをそれぞれ挿通し、続いて、防水パッキン8のねじ貫通孔8aを貫通して、ねじ部2fに螺着される。これにより、ケース本体2の両側面開口2bは、密閉閉塞されることとなる。
蓋体3は、断面略円弧状に形成され、両側下端部にケース5の凹溝2cに嵌入される凸部3aが長手方向に沿って形成されている。
そして、ケース本体2の凹溝2cに蓋体3の凸部3aが嵌入すると、ケース本体2及び蓋体3は一体化される。このとき、凹溝2c及び凸部3aの部分からケース5内に雨水や湿気が侵入しないように、凹溝2c及び凸部3aの間が隙間なく形成されている。したがって、ケース本体2の上面開口2aは、密閉閉塞されることになる。そして、ケース本体2の外面及び内面、蓋体3の外面及び内面は、それぞれ防錆のためのアルマイト(耐蝕性酸化被膜)処理が施されている。
なお、端板4及び防水パッキン8には、リード線等の挿通孔10が形成されている。
さらに、ケース5の密閉性を高めるため、ケース本体2、蓋体3、端板4の境目に目張り材として塗料を塗布してもよい。
図2に示すように、ケース5内には、絶縁性の充填材7、例えば、シリコーン系樹脂が充填されている。この充填材7は、プリント基板6、プリント基板6に実装された点灯回路部品6a全てを覆うレベルまで充填されている。つまり、1番背の高い部品が隠れるレベルまで充填材7が注入されている。しかし、ケース5の上端部まで一杯には充填されないで、上部に空間11を残している状態である。つまり、ケース本体2の高さ寸法は、1番背の高い部品よりも高くして構成されている。
次に、ケース5内に絶縁性の充填材7を充填する方法について概要を説明する。ケース本体2にプリント基板6が設置され、ケース5の上面を開放した状態で、ケース5を横置きにし、上面開口2aから絶縁性の充填材7、例えば、シリコーン系樹脂を注入する。上からプリント基板6表面に向かって注入された充填材は、プリント基板6の充填材通過手段としての貫通孔を通過して、プリント基板6下側へ流れ込むこととなる。
そして、充填材7の注入量は、点灯回路部品6aが全て充填材7で覆われるレベルまでとする。注入終了後は、ケース5の上面を蓋体3で閉塞し、充填材7が硬化し、安定するまでの所要時間放置し、保管する。
本実施形態によれば、ケースを横置きの状態で、絶縁性の充填物を注入でき、充填材が硬化するまでの所要時間、安定的に保管できる。また、ケース本体の上面開口は、比較的領域が広いので充填材を注入するに際し、作業性が良好となる。
さらに、ケース本体は、アルミニウム等の金属材料で押し出し成形により、形成されるので、製作容易であり、プレス板を組合せてケースを構成する場合に比し、密閉性も高まる。
さらにまた、プリント基板を含んだ点灯回路部品が全て充填材で覆われる、すなわち、点灯回路部品は充填材に埋没し、表面に露出することがないので、ケースの密閉性と相俟って、絶縁性に優れた放電灯点灯装置を提供できる。特に、屋外で使用する照明器具に適用する場合は、好適である。
また、充填材は、全ての点灯回路部品を覆うものの、充填材をケース高さ一杯まで充填しなくても済むため、充填材の使用量を削減することが可能となる。
なお、本実施形態では、点灯回路部品6a全てを覆うレベルまで充填材7を注入し、点灯回路部品6aが充填材7に埋没する場合について説明したが、本発明は、例えば、回路部品によっては、上部は充填材7に覆われないような場合、すなわち、回路部品の頭が一部充填材7に覆われないで、空間11に突出するような形態であってもよい。
次に、本発明の第2の実施形態について説明する。なお、上述の実施形態と同一又は相当部分には同一符号を付し、その詳細な説明は省略する。
図4及び図5は放電灯点灯装置1を示し、図4は分解斜視図、図5は蓋体を取外して示す縦断面図である。上述の実施形態と異なるのは、本実施形態においては、プリント基板6下方とケース本体2下面との間の空間を区画する仕切体として仕切板20を設けた点である。
仕切板20は、長方形状で孔等が形成されない中実体であり、例えば、ポリブチレンテレフタレート(PBT)材等からなり、ケース本体2の内面に設けられた凹溝2gに挿入され設置されている。
図5に示すように、プリント基板6の裏側へ流れ込んだ充填材7は、プリント基板6下方の空間を区画する仕切板20によって堰きとめられ、仕切板20下方12に流れることはない。
本実施形態によれば、上述の実施形態の効果に加え、仕切板によって、充填材の使用量を少なくすることができる。放電灯点灯装置の製品種別によって、プリント基板、実装される点灯回路部品が異なる場合があるが、製品種別にかかわらず、ケースを共通にする場合、効果的である。つまり、プリント基板の裏側に実装される点灯回路部品が通常の製品よりも、背の低いものである場合には、プリント基板下方は余剰スペースとなってしまうこととなる。これに対し、仕切板を設けることにより、余剰スペースを小さくでき、充填材を削減できる。
次に、本発明の第3の実施形態について説明する。絶縁性の充填材を複数種設けた実施形態である。図6は、放電灯点灯装置1の横断面図を示す。充填材は、プリント基板6及びプリント基板6に実装された点灯回路部品6a周りの第1の充填材7aと、それ以外の部分に配設された第2の充填材7bとの2種類の充填材が用いられ、各充填層を形成している。
第1の充填材7aとしては、ウレタン系樹脂やシリコーン系樹脂が用いられ、第2の充填材7bとしてはポリエステル系樹脂やピッチコンパウンド系樹脂が用いられる。これは、点灯回路部品6a周りには、放熱性、防水性に優れ、かつ部品にストレスがかかった場合、吸収できる硬度が低い特性が求められるからである。しかし、これらの材料は、一般的には、高価であるため、必要最小限とし、第2の充填材7bとして、比較的安価な材料を選定したものである。
本実施形態によれば、上述の各実施形態の効果に加え、安価な放電灯点灯装置を得ることができる。
なお、本実施形態において、例えば、プリント基板の表側に発熱量の大なる部品が多く設けられている場合は、これに対応してプリント基板の表裏を境として、充填材の種類を変えてもよい。要するに、目的に応じて、種々の充填材を選定し、組合せればよい。
次に、本発明の第4の実施形態について、図7を参照して説明する。図7は放電灯点灯装置の概略側面図を示す。
本実施形態では、主に、充填材の注入に関し、点灯回路部品の背の高さとケース本体の立上がり壁との関係を説明するものである。なお、上述の実施形態とは、プリント基板の取付け位置、蓋体の構成等、若干異なる構成を採用しているが、上述の実施形態と同一又は相当部分には同一符号を付し、その詳細な説明は省略する。
まず、断面略コ字状のケース本体2は、底部壁2Aと、この底部壁2A両側から起立する立上がり壁2Bとから構成されている。プリント基板6には、電界効果トランジスタ、ダイオード、平滑用コンデンサ、共振用インダクタ等の点灯回路部品6aが実装されている。
そして、プリント基板6に実装される点灯回路部品6aは、その背の高さが種々異なるが、1番背の高い部品よりもケース本体2の両立上がり壁2Bの上端が高くなるように構成されている。
このような構成により、仮想線Aで図示するように充填材を1番背の高い点灯回路部品6aを覆うレベルまで注入しても充填材がケース本体2から外部に溢れ出ることがない。
以上のように、本実施形態によれば、ケース本体2の両立上がり壁2Bと点灯回路部品6aとの高さ寸法を考慮し、構成したので、充填材で確実に点灯回路部品6aを覆うことができる。
次に、本発明の第5の実施形態について、図8を参照して説明する。図8は放電灯点灯装置の概略側面図を示す。
本実施形態では、プリント基板6に実装された点灯回路部品6aとケース本体2を閉塞する蓋体3との間を区画する仕切体を設けることを特徴とする。なお、同様に上述の実施形態と同一又は相当部分には同一符号を付し、その詳細な説明は省略する。
まず、プリント基板6には、点灯回路部品6aが実装されており、第2の実施形態において説明したのと同様に、プリント基板6下方とケース本体2との間の空間を区画する仕切体20が設けられている。
また、点灯回路部品6aのうち、1番背の高い部品と蓋体3内面との空間に、この空間を区画する仕切体としての仕切板21がケース本体2内面に形成された凹溝2hに挿入されて設けられている。この仕切板21は、図示しない充填材注入口を有しているが、この点を除き、前記下方の仕切板20と略同様な構成をなしている。
そして、ケース本体2の内面両側には複数の凹溝2hが形成されており、これは仕切板21のガイドレール的役目をなし、点灯回路部品6aの高さに応じて仕切板21の位置を変えることができ、すなわち、点灯回路部品6aの高さに応じて仕切板21を挿入する凹溝2hを選択することにより、仕切板21を適切な位置に設置することができる。因みに、本実施形態では、凹溝2hは5対形成されているので、5段階の位置選択が可能である。
なお、充填材7の注入口は、仕切板21に直接形成せずに、仕切板21とケース本体2との間に隙間を設けて形成してもよい。
さらにまた、下方の仕切板20もプリント基板6の裏側に実装される点灯回路部品6aの高さに応じて、設置位置を選択できるようケース本体2内面に複数の凹溝を形成してもよい。
以上のように、本実施形態によれば、充填材7の注入により、充填材7が点灯回路部品6aを覆うこととなる一方、プリント基板6裏側に流れ込んだ充填材7は仕切板20によって堰きとめられ、仕切板20下方に流れることはない。
また、上方の仕切板21により充填材7の過剰な注入は防止され、充填材7の使用量を少なくでき、経済的な効果を達成できる。さらに、充填材7の使用量を少なくできることから、製品の重量を軽くすることもできる。
次に、本発明の第6の実施形態について、図9乃至図13を参照して説明する。なお、上述の実施形態と同一又は相当部分には同一符号を付し、その詳細な説明は省略する。
図9は、点灯回路部品としての電解コンデンサを示す斜視図である。この電解コンデンサ60は、筒状のアルミニウムケース60aにコンデンサ素子を内蔵して構成されている。ケース60aの上部には、一般的に知られている防爆弁60bを有し、下部には電極リード60cを備えている。電解コンデンサ60は、過電圧、過電流等の外部要因やコンデンサ自体の故障で内部圧力が上昇し、ケース60aが破裂することがあるが、この衝撃を軽減するため、前記防爆弁60bが設けられている。
ところで、このような電解コンデンサ60を放電灯点灯装置の点灯回路部品として用いた場合、電解コンデンサ60をプリント基板6に実装し、図2に示すように、充填材7で、プリント基板6、電解コンデンサ60を含んだ点灯回路部品6aを全て覆うレベルまで充填してしまうと、防爆弁60bに充填材が接触し密封されて、防爆弁60bが所望に開放動作を行わない恐れがある。
そこで、本実施形態では、点灯回路部品6aを充填材7で覆うものの、防爆弁60bが正常に開放動作するよう電解コンデンサ60の少なくとも防爆弁60bに対応する部分には所定の空間を設けたものである。
まず、第1の実施例を図10を参照して説明する。図10は、放電灯点灯装置において、蓋体を取外して示す縦断面図である。図において、電解コンデンサ60がプリント基板6に実装されている。この電解コンデンサ60の上部には所定の空間61を存在させて、絶縁性を有する合成樹脂製キャップ状のカバー60dが取付けられている。
すなわち、コンデンサ60の防爆弁60bに対応して空間が設けられることとなる。したがって、電解コンデンサ60は、充填材7で覆われるものの、防爆弁60bに対応して空間61が残されることになる。
次に、第2の実施例を図11を参照して説明する。図10において説明した第1の実施例と異なるのは、電解コンデンサ60の上部のみならず、全体をカバー60dで覆った点である。本実施例においても防爆弁60bに対応して空間61が設けられるので、電解コンデンサ60は、充填材7で覆われるものの、防爆弁60bに対応して空間61が残されることとなる。
次に、第3の実施例を図12を参照して説明する。図12は、電解コンデンサ60の実装状態を取出して示す一部縦断面図である。本実施例においては、電解コンデンサ60の周囲を上部開放の筒状カバー60dで覆った形態を示している。本実施例においても電解コンデンサ60の上部が開放し、防爆弁60bに対応した空間61が設けられる。
次に、第4の実施例を図13を参照して説明する。図13は、電解コンデンサ60の実装状態を取出して示す一部縦断面図である。本実施例においては、電解コンデンサ60の防爆弁60bの部分、すなわち、コンデンサ60の頭部を残して充填材7を充填したものである。そして、他の点灯回路部品は、この電解コンデンサ60より背の低い部品が用いられ、充填材7によって覆われるようになっている。
この場合、他の点灯回路部品は、背が低く、充填材7に全て覆われることが好ましいが、本実施例では、他の点灯回路部品のうち、その一部の部品においては、電解コンデンサ60よりも背が高く、部品の頭が充填材7に覆われないで、突出するような形態も許容する。
以上のように、本実施例においても、防爆弁60bに対応して空間61が設けられることとなる。
なお、各実施例において、電解コンデンサの防爆弁の位置は、コンデンサ上部に限らない。コンデンサの下部に防爆弁が設けられている場合には、その防爆弁に対応して空間が存在していればよい。
よって、本実施形態によれば、充填材は実装された点灯回路部品のうち、電解コンデンサの防爆弁に対応する空間を残して覆ったので、防爆弁の正常な動作を確保することができる。
次に、本発明の第7の実施形態について、図14を参照して説明する。図14は放電灯点灯装置の分解斜視図である。
本実施形態においては、ケース本体の上面を閉塞する蓋体とケースの両側を閉塞する端板とを一体的に構成したものである。なお、上述の実施形態と同一又は相当部分には同一符号を付し、その詳細な説明は省略する。
図14において、放電灯点灯装置は、ケース本体2と、このケース本体2の上面及び両側を閉塞する蓋体3とから構成されるケース5と、ケース5内に設けられたプリント基板6及びケース5内に充填される絶縁性の充填材から構成される。ケース本体2、蓋体3は、共にアルミニウム等の金属製である。
蓋体3は、ケース本体2上面を閉塞する上蓋部3Aと、ケース本体2の両側を閉塞する端板部3Bとから構成されており、端板部3Bは、ケースの略断面外形の形状、大きさに形成され、ケース本体2に取付けるためのねじ貫通孔4aが形成されている。
端板部3Bは、上蓋部3Aの側部に溶接等により固着されて一体化されている。なお、上蓋部3Aと端板部3Bとは鋳造等により一体的に成形してもよい。
なお、15は、ケース本体2の両側を蓋体3の端板部3Bに先立って閉塞する内側端板である。この内側端板15は、絶縁耐熱性のプラスチック材で形成されており、蓋体3の端板部3Bと同様にケースの略断面形状に沿った形状で、ねじ貫通孔15aが形成されている。
次に、この放電灯点灯装置の組立工程について説明する。まず、ケース本体2に内側端板15をねじにより取付ける。この状態でケース本体2の上部開口から充填材を注入する。この場合、内側端板15は、充填材がケース本体2側部から流れ出ないようにする堰たる役目をなす。続いて、ケース本体2に蓋体3を取付けるが、蓋体3の上蓋部3Aでケース本体2上部開口を閉塞し、蓋体3の端板部3Bで内側端板15に重ねて両側を閉塞することとなる。このとき、内側端板15は、プラスチック材であり、所定の弾性を有することから、蓋体3の端板部3Bのパッキンたる役目をなす。その後は、充填材が硬化し安定するまで保管する。
以上のように、本実施形態によれば、蓋体3において、ケース本体2上面を閉塞する上蓋部3Aとケース本体2の両側を閉塞する端板部3Bとを一体的に構成したので、組立工程が簡素化できる。
また、内側端板15は、プラスチック材で構成したので充填材の流出を防ぐ堰たる機能とパッキンたる機能を併せもたせることができ、効果的な機能を発揮し得る。
なお、加えて、第1の実施形態における防水パッキンの材質は問わないが、本実施形態のようにプラスチック材を用いてもよい。
以上の各実施形態においては、プリント基板をケース本体の凹溝に挿入して支持する場合について説明したが、支持部を端板に設け、プリント基板を支持するようにしてもよい。
また、充填材通過手段として、プリント基板に貫通孔を形成したものについて説明したが、充填材通過手段としては、プリント基板と端板との間に隙間ができるように構成し、この隙間によって、充填材がプリント基板下側に流れ込むようにしてもよい。
次に、本発明の照明器具の一実施形態について説明する。
図15は、照明器具として街路灯30を示す斜視図である。本体31は、下面を開口する略箱状に形成されており、放電ランプとしての高圧放電ランプ及び反射板等を配設している。段付ポール32は、地中33に一部埋設されたコンクリート基礎34に立設されている。そして、段付ポールには、放電灯点灯装置1が収容されている。
放電灯点灯装置1は、絶縁性に優れ、防水形に形成されているので、雨水や湿気が放電灯点灯装置1が収容されている段付ポールに侵入しても、ケース内に水分や湿気が浸入することが防止される。
本発明の放電灯点灯装置の第1の実施形態を示す分解斜視図である。 同縦断面図である。 同組立て状態の斜視図である。 本発明の放電灯点灯装置の第2の実施形態を示す分解斜視図である。 同縦断面図である。 本発明の放電灯点灯装置の第3の実施形態を示す横断面図である。 同第4の実施形態を示す概略側面図である。 同第5の実施形態を示す概略側面図である。 電解コンデンサを示す斜視図である。 本発明の放電灯点灯装置の第6の実施形態を示す縦断面図である。 同縦断面図である。 同一部縦断面図である。 同一部縦断面図である。 同第7の実施形態を示す分解斜視図である。 本発明の照明器具の実施形態を示す斜視図である。
符号の説明
1 放電灯点灯装置
2 ケース本体
2B 立上がり壁
2e 支持部
3 蓋体
4 端板
5 ケース
6 プリント基板
6a 点灯回路部品
7 充填材
20、21 仕切体
30 照明器具
60 電解コンデンサ
60b 防爆弁
61 空間

Claims (7)

  1. 断面略コ字状であって、上面開口及び両側面開口が開放した両立上がり壁を有する横長のケース本体と、ケース本体上面を閉塞する蓋体と、ケース本体両側面を閉塞する端板とからケースを構成した点灯装置において、
    ケース内の内周面両側に設けられるとともに、両端部がケース本体の両側面開口に臨んで開口するように設けられた凹溝と;
    凹溝に挿入されて支持される点灯回路部品を実装したプリント基板と;
    ケース内に充填された絶縁性の充填材と;
    を具備し、
    ケース本体の両立上がり壁の上端は、プリント基板に実装された点灯回路部品のうち、最も背の高い回路部品の高さよりも高くなるように構成されており、
    充填材は、プリント基板を含み、ケース本体の両立上がり壁の上端よりも低い位置で、かつ、上部に空間を残すように実装された点灯回路部品を覆うように充填されることを特徴とする点灯装置。
  2. 点灯回路部品は、防爆弁を有する電解コンデンサを備え、充填材は、プリント基板を含み、実装された点灯回路部品のうち、電解コンデンサの少なくとも防爆弁に対応する空間を残して覆ったことを特徴とする請求項1に記載の点灯装置。
  3. 充填材がプリント基板下方に流れ込む充填材通過手段が形成されていることを特徴とする請求項1または2に記載の点灯装置。
  4. ケース内には、プリント基板下方とケース本体との間を区画する仕切体が設けられていることを特徴とする請求項1乃至請求項のいずれか一に記載の点灯装置。
  5. ケース内には、プリント基板に実装された点灯回路部品の上方と、ケース本体を閉塞する蓋体との間を区画する仕切体が設けられていることを特徴とする請求項1乃至請求項のいずれか一に記載の点灯装置。
  6. 充填材は、複数種の充填材により、ケース内に複数の充填層を形成したことを特徴とする請求項1乃至請求項いずれか一に記載の点灯装置。
  7. 請求項1乃至請求項いずれか一に記載の点灯装置と;
    灯装置により点灯されるランプと;
    ンプが配設された器具本体と;
    を具備したことを特徴とする照明器具。
JP2006355379A 2006-04-03 2006-12-28 放電灯点灯装置及び照明器具 Expired - Fee Related JP4780409B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006355379A JP4780409B2 (ja) 2006-04-03 2006-12-28 放電灯点灯装置及び照明器具

Applications Claiming Priority (5)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006102493 2006-04-03
JP2006102493 2006-04-03
JP2006269011 2006-09-29
JP2006269011 2006-09-29
JP2006355379A JP4780409B2 (ja) 2006-04-03 2006-12-28 放電灯点灯装置及び照明器具

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2008108683A JP2008108683A (ja) 2008-05-08
JP4780409B2 true JP4780409B2 (ja) 2011-09-28

Family

ID=39441839

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006355379A Expired - Fee Related JP4780409B2 (ja) 2006-04-03 2006-12-28 放電灯点灯装置及び照明器具

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4780409B2 (ja)

Families Citing this family (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013243251A (ja) * 2012-05-21 2013-12-05 Sinfonia Technology Co Ltd 電子モジュール及び電子モジュールの製造方法
JP6021253B2 (ja) * 2012-11-15 2016-11-09 新電元工業株式会社 電子機器
JP6188419B2 (ja) * 2013-05-20 2017-08-30 三菱電機株式会社 点灯回路ユニット、照明ランプ、照明装置及び点灯回路ユニットの製造方法
JP6288955B2 (ja) * 2013-06-07 2018-03-07 三菱電機株式会社 点灯回路ユニット、照明ランプ、及び、照明装置
JP7496487B2 (ja) 2019-10-08 2024-06-07 パナソニックIpマネジメント株式会社 照明装置

Family Cites Families (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60156743A (ja) * 1984-01-25 1985-08-16 Toyo Soda Mfg Co Ltd 架橋性塩化ビニル系樹脂組成物
JPS6258092A (ja) * 1985-09-09 1987-03-13 Matsushita Refrig Co 回転形圧縮機
JPH0653681A (ja) * 1992-08-03 1994-02-25 Koito Mfg Co Ltd 電子部品実装済み基板の樹脂被覆方法及び被覆生成物
JPH07131172A (ja) * 1993-10-29 1995-05-19 Tec Corp 電気部品の取付け装置
JP3900582B2 (ja) * 1997-03-31 2007-04-04 松下電工株式会社 点灯装置
JP2000011746A (ja) * 1998-06-25 2000-01-14 Toshiba Tec Corp 電磁機器
JP2001041499A (ja) * 1999-08-02 2001-02-13 Toshiba Kyaria Kk インバータ制御装置およびその製造方法
JP4377560B2 (ja) * 2001-11-30 2009-12-02 パナソニック電工株式会社 電気機器
JP2003168318A (ja) * 2001-11-30 2003-06-13 Matsushita Electric Works Ltd 照明器具
JP4133597B2 (ja) * 2003-06-02 2008-08-13 池田電機株式会社 配線ブロックの収納構造及び配線ブロックの収納方法
JP4375063B2 (ja) * 2004-03-10 2009-12-02 東芝ライテック株式会社 放電灯点灯装置及び照明器具
JP4710062B2 (ja) * 2004-08-11 2011-06-29 東芝ライテック株式会社 電子機器、点灯装置、及び照明器具

Also Published As

Publication number Publication date
JP2008108683A (ja) 2008-05-08

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4780409B2 (ja) 放電灯点灯装置及び照明器具
CN1578034A (zh) 端子盒
JP4682762B2 (ja) 電子機器、点灯装置、及び照明器具
CN101689573B (zh) 端子箱
CN101578008A (zh) 用于电路板的保护结构及其制造方法
JP6972854B2 (ja) コンデンサおよびその製造方法
TW201531200A (zh) 電源裝置
JP2008166331A (ja) 電子機器装置及びその電子機器装置の製造方法
JP4710062B2 (ja) 電子機器、点灯装置、及び照明器具
JP2006164951A (ja) 放電灯点灯装置
CN103836467A (zh) 一种防倒吸自散热式灯具结构及实现方法
CN100585273C (zh) 放电灯点灯装置及照明器具
CN104344238A (zh) 一种灯具
JP4754534B2 (ja) 電解コンデンサの防水収納構造
JP4985961B2 (ja) 電気機器および放電灯点灯装置
CN207065153U (zh) 一种防水led灯管
JP2005086116A (ja) 電源装置
CN218769871U (zh) 一种燃气泄漏检测装置
CN218888838U (zh) 一种控制器壳体
JP4605709B2 (ja) 両扉式キャビネット
JP2006093226A (ja) 太陽電池モジュール用端子ボックスおよび端子ボックスの封止方法
JP2007180012A (ja) 放電ランプ用点灯装置および照明器具
CN216591342U (zh) 一种防水防潮散热性能优秀的智能led地埋灯
US3484535A (en) Moisture proof ballast construction for plastic signs and the like
CN217957531U (zh) 控制器壳体、控制器和电气设备

Legal Events

Date Code Title Description
RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20081224

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20090917

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20110314

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20110324

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20110520

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20110609

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20110622

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140715

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140715

Year of fee payment: 3

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees