JP5697507B2 - 変圧器盤 - Google Patents

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Description

本発明は,変圧器盤の構成に関する。
本発明は変圧器盤に関するが、特に地上設置型変圧器盤に適するのでこれを例に説明する。
歩道やマンションの敷地内に設置される地上設置型変圧器盤は,変圧器と一次側機器と二次側機器を外箱に収納したものである。図1に従来の地上設置型変圧器盤の外形図、図2に上面図の一例を示す。
変圧器は,変圧器タンクと,該変圧器タンク内に収納された変圧器本体と絶縁油,及び変圧器タンクに取り付けられた冷却フィン,一次ブッシング及び二次ブッシング等により構成される。一次側機器としては,開閉器や,高圧カットアウト,電力ヒューズ等が設けられ,二次側機器としては,銅バー等の配線用導体や,低圧限流ヒューズ等の保護機器等が設けられる。
外箱は直方体で中空状の箱となっており,正面側に設けられた扉と,上面側に設けられた屋根と,側面側及び背面側に換気放熱のための孔を設けた側板によって構成される。
変圧器盤の内部は,変圧器の放熱を促すため外箱に換気孔を設け外気と流通のある変圧器室と,一次側機器や二次側機器など塵埃や湿気を嫌気する電機部品を収納するため,外気との流通を遮断した電気室に分割された構造としている。
一方,地上設置型変圧器盤においては,歩道やマンション敷地内に設置されるため,変圧器盤内での内部短絡発生時においても,内部圧力の上昇による扉の開放やそれによる飛散物があってはならない。このため,内部短絡発生時に電気室の圧力上昇を抑制する必要があることから,変圧器室と電気室の仕切りには,鋼板製の側板や扉に比べ強度の低い樹脂板を使用することで,内部圧力上昇時には,樹脂板が最初に破壊し,内部圧力を変圧器室へ逃がし,さらに換気孔を通して外部へ放圧することにより,扉の変形や開放を防ぐ構成としている。
従来この種の地上設置型変圧器盤には,変圧器室と電気室の仕切りにパッキンとカバー板を配置したものがある。(例えば,特許文献1参照)
以下,図6により,従来の地上設置型変圧器盤の変圧器室と電気室の仕切り構造部について説明する。タンク2には,外箱を上からかぶせる前に仕切り板5aを取り付けておき,外箱1をかぶせた後に,外箱1の側板1aに溶接などで取り付けられた仕切り板5bと仕切り板5aをネジ締結により固定する構成となっている。
特開2000−287317号公報
変圧器室と電気室を仕切る樹脂板の取り付けは,外箱を上から被せた後にネジで締結固定するので,作業スペースが狭く作業性が悪い。また,外箱との組み立て誤差により仕切り板がうまく取り付かない場合がある。本発明の目的は,外箱を上からかぶせた後に,狭い作業スペースでのネジ締結作業や誤差のない組み立て作業が行うことができる地上設置型変圧器盤を提供することにある。
上記の課題を解決するための手段は,特許請求の範囲に記載されている。すなわち,本発明の目的は,中空状の外箱を内部のタンクの上方向からかぶせ,前記外箱と前記タンク間に仕切り区画を構成する変圧器盤において,前記タンクには仕切り板を取り付けておき,前記外箱には,外箱内側へ突出する仕切り板を設け,外箱に設けた仕切り板の先端部にパッキンを固着しておき,外箱を上方からかぶせるときに,双方の仕切り板構造を前記パッキンを介して付き合わせることにより,前記外箱と前記タンク間の空間を区分けすることで達成される。すなわち,前記タンクに取り付けた仕切り板は柔軟性を有し,かつ前記外箱の構造部分と比較して強度の低い樹脂製の板を用いて構成することが好ましい。
また逆に,前記外箱に仕切り板を取り付けておき,前記タンクには,外箱内側へ突出する仕切り板を設け,タンクに設けた仕切り板の先端部にパッキンを固着しておき,外箱を上方からかぶせるときに,双方の仕切り板構造を、前記パッキンを介して付き合わせることにより,前記外箱と前記タンク間の空間を区分けすることでもよい。
この場合、外箱取り付けとタンク取り付けの関係が逆になる違いだけなので、以下詳細説明を省略する。

また,前記外箱に取り付けた仕切り板は,途中で折り曲げることにより,前記タンクに取り付けた仕切り板と角度をなして当接する構成,または,前記タンクに取り付けた仕切り板は途中で折り曲げることにより,前記外箱に取り付けた仕切り板と角度をなして当接する構成とする。
本発明によれば,外箱に取り付けた仕切り板と,タンクに取り付けた仕切り板の双方を,パッキンを介して当接する構成としたため,外箱を上からかぶせた後に,狭い作業スペースでネジ締結をすることなく,変圧器室と電気室を区分けすることができる。また,当接する構成であることから,外箱とタンクの組み立てによる誤差も吸収することができる。
本発明に係わる地上設置型変圧器盤の外形図である。 本発明に係わる地上設置型変圧器盤の内部構成を示す上面図である。 本発明に係わる仕切り構造部の上面図である。 本発明に係わる外箱の組み立て図である。 本発明に係わる仕切り構造部の上面図である。 従来の地上設置型変圧器盤の仕切り構造部の上面図である。
以下,本発明の実施例につき,図面を用いて説明する。図1は本発明に係わる地上設置型変圧器盤の外形図,図2は同変圧器盤の上面図,図3は外箱の組み立て図,図4は,仕切り板構造部の上面図である。
図1ないし図3において,外箱1は側板1aと,屋根1b及び底板1cと扉1dからなる直方体で中空状の箱であり,側板1aは換気孔1eを有している。
図2において,変圧器盤内部は,変圧器盤前面側に一次側機器4aと二次側機器4bを収納した電気室4が配置され,変圧器盤後面側には変圧器と絶縁油を収納したタンク2を収納した変圧器室3が配置されている。
本発明に係わる変圧器盤では,変圧器室3と電気室4を区分けする境界のうち,タンク2によって区切られている箇所以外の部分,例えば図2における仕切り構造部5に用いられる。
図3および図4は,タンク2と外箱1にできた空間において,変圧器室3と電気室4を区分けした例である。
直方体で中空状の外箱1をタンクの上方向からかぶせ変圧器盤とする組立工程において,外箱1をかぶせる前に,タンク2には仕切り板5aを取り付けておく。外箱1の側板1aには途中で折り曲げた仕切り板5bが取り付けてあり,仕切り板5bの先端にはパッキン5cが取り付けておく。仕切り板5aと仕切り板5bの位置関係は,外箱1を上からかぶせた時に,仕切り板5bの先端に取り付けたパッキン5cが仕切り板5aに当接し,少し押し付けるくらいがちょうど良い。
外箱1をタンク2の上方向からかぶせる工程では,仕切り板5bの先端に取り付けたパッキン5cが仕切り板5aを少し押し付ける分だけ,外箱1を後面側にずらしながら外箱1を下降し,下降しきったところで,正規位置にて固定する。
上記実施例によれば,地上設置型変圧器盤において,外箱を上からかぶせた後に,狭い作業スペースでネジ締結をすることなく,変圧器室と電気室を区分けすることができる。また,当接する構成であることから,外箱とタンクの組み立てによる誤差も吸収することができる。
上記実施例によれば,仕切り板5aと仕切り板5bはパッキン5cを介して当接する構成であることから,換気孔1eを通じて変圧器室3に流入する湿気や塵埃を電気室に流入することを防ぐことができる。さらに,仕切り板5aは,板厚の薄い鋼板や樹脂製の他の構造物より強度の低い板を使用することにより,電気室4の内部圧力上昇時,仕切り板部5が最初に破壊し,内部圧力を変圧器室3に逃がすことで扉1aの変形や開放を防ぐことが期待できる。
上記実施例では,仕切り板5bを途中で折り曲げ先端にパッキン5cを取り付け仕切り板5aと当接する構成としたが,図5のように,仕切り板5aを途中で折り曲げ先端にパッキン5cを取り付けて仕切り板5bに当接する構成でも良い。
1 外箱
1a 扉
1b 屋根
1c 側板
1d 底板
1e 換気孔
2 タンク
3 変圧器室
4 電気室
4a 一次側機器
4b 二次側機器
5 仕切り構造部
5a,5b 仕切り板
5c パッキン
6 ネジ

Claims (4)

  1. 中空状の外箱を内部のタンクの上方向からかぶせ,前記外箱と前記タンク間に仕切り区画を構成する変圧器盤において,前記タンクには仕切り板を取り付けておき,前記外箱には,外箱内側へ突出する仕切り板を設け,双方の仕切り板のいずれか一方の仕切り板の先端部にパッキンを固着しておき,外箱を上方からかぶせるときに,双方の仕切り板構造を前記パッキンを介して付き合わせることにより,前記外箱と前記タンク間の空間を区分けすることを特徴とする変圧器盤。
  2. 前記いずれか一方の仕切り板が柔軟性を有する樹脂板であることを特徴とする請求項1に記載の変圧器盤。
  3. 前記外箱に取り付けた仕切り板は途中で折り曲げることにより,前記タンクに取り付けた仕切り板と角度をなして当接することを特徴とする請求項1または請求項2のいずれかに記載の変圧器盤。
  4. 前記タンクに取り付けた仕切り板は途中で折り曲げることにより,前記外箱に取り付けた仕切り板と角度をなして当接することを特徴とする請求項1または請求項2のいずれかに記載の変圧器盤。
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