JP2008163763A - 燃料遮断弁 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】燃料遮断弁10は、ケーシング20の弁室20S内にフロート50を収納し、燃料タンクFTの燃料液位に応じて昇降して接続通路32aを開閉することで、燃料タンクFTの外部への通気を確保するとともに、車両の傾斜時などの外部への燃料の流出を防止する。ケーシング20は、底蓋40の上部に装着された緩衝部材46を備えている。緩衝部材46は、基部47から斜め上方かつ外方へ形成され片持ち梁からなる支持脚部48を備えている。支持脚部48は、支持脚部48の先端部でフロート50の下端を支持して、支持脚部48の根元で撓むように形成されている。また、支持脚部48は、底蓋40に設けた連通孔43bの垂直方向に重ならないように配置されている。
【選択図】図2
Description
燃料タンクの上部に装着され、燃料タンク内と外部とを接続する接続通路を開閉することで燃料タンクと外部とを連通遮断する燃料遮断弁において、
上記燃料タンクの上部に装着され、カップ状に囲まれた弁室を形成するケーシング本体と、該ケーシング本体の下端部に固定され上記弁室と上記燃料タンク内とを連通する連通孔を有する底蓋と、を有するケーシングと、
上記弁室に収納され、上記燃料タンクの燃料液位に応じて昇降して上記接続通路を開閉するフロートと、
上記底蓋の上部に装着され、上記フロートの下端を当接支持する緩衝部材と、
を備え、
上記緩衝部材は、上記底蓋に装着される基部と、該基部から斜め上方に形成され片持ち梁からなる支持脚部とを備え、上記支持脚部は、該支持脚部の先端部の支持端で上記フロートの下端を支持することで撓むように構成し、
上記底蓋と上記緩衝部材とは、該緩衝部材を上記底蓋に装着するための装着機構を備え、該装着機構は、上記底蓋に設けた上記連通孔と垂直方向に重ならないように上記支持脚部を配置するように構成されていること、を特徴とする。
図1は本発明の一実施例にかかる燃料遮断弁を示す平面図、図2は図1の2−2線に沿いかつ燃料タンクに取り付けた状態を示す断面図である。燃料タンクFTは、金属製の上半部と下半部との2分割体で形成されており、これらを互いに接合することにより構成されている。燃料遮断弁10は、給油時、車両の傾斜や揺動時に燃料タンクFT内の燃料が所定の液位(カットオフ液位)まで上昇したときに、外部へ燃料の流出を規制するものであり、上半部を構成するタンク上壁FTaにブラケットBKを介して取り付けられている。
燃料遮断弁10は、ケーシング20と、ケーシング20内の弁室20Sに収納されたフロート50と、フロート50に付勢するスプリング55と、フロート50の振動エネルギを吸収するための緩衝部材46とを主要な構成として備えている。
次に、燃料遮断弁10の動作について説明する。図2に示すように、燃料タンク内の燃料液位の上昇につれて燃料タンク内の上部に溜まっていた燃料蒸気は、ケーシング20の通気孔33aおよび連通孔43b,44d、弁室20S、連絡室37a、接続通路32a、管通路35aを通じてキャニスタ側へ逃がされる。そして、車両の傾斜や揺動等により、燃料タンクFT内の燃料液位が所定の液位に達すると、燃料は、底蓋40の連通孔43b,44dを通じて弁室20Sに流入する。これにより、フロート50に浮力が生じて上昇し、フロート50の弁部51aがシール部32bに着座して接続通路32aを閉塞するから燃料がキャニスタ側へ流出しない。
(4)−1 図7は燃料遮断弁10の下部を示す断面図である。底蓋40の上部に装着された緩衝部材46は、基部47で底蓋40に装着機構を介して装着され、基部47から斜め上方に支持脚部48が配置されている。支持脚部48は、フロート50の下端を支持することでフロート50の振動に伴うエネルギを吸収して、フロート50と底蓋40との衝突音を低減する。支持脚部48は、基部47から斜め上方へ片持ち梁で形成されているから、径方向へ狭いスペースで長いスパンで配置することができ、フロート50の振動により生じる吸収エネルギを大きくでき、消音効果に優れている。
20...ケーシング
20S...弁室
30...ケーシング本体
32...天井壁
32a...接続通路
32b...シール部
33...側壁
33a...通気孔
33b...係合凹所
35...管体部
35a...管通路
37...上蓋
37a...連絡室
40...底蓋
41...底蓋本体
42...中央突部
43...蓋外周部
43a...係合爪
43b...連通孔
44...蓋内周部
44a...係合爪
44b...位置決め突部
44c...スプリング支持部
44d...連通孔
44e...貫通孔
45...蓋傾斜部
45a...凹所
46...緩衝部材
47...基部
47a...装着穴
47b...位置決め切欠き
48...支持脚部
48a...支持端
50...フロート
51...フロート本体
51S...浮力室
51a...弁部
51b...ガイド突条
55...スプリング
BK...ブラケット
FT...燃料タンク
FTa...タンク上壁
Claims (3)
- 燃料タンク(FT)の上部に装着され、燃料タンク内と外部とを接続する接続通路(32a)を開閉することで燃料タンク(FT)と外部とを連通遮断する燃料遮断弁において、
上記燃料タンク(FT)の上部に装着され、カップ状に囲まれた弁室(20S)を形成するケーシング本体(30)と、該ケーシング本体(30)の下端部に固定され上記弁室(20S)と上記燃料タンク(FT)内とを連通する連通孔(43b,44d)を有する底蓋(40)と、を有するケーシング(20)と、
上記弁室(20S)に収納され、上記燃料タンク(FT)の燃料液位に応じて昇降して上記接続通路(32a)を開閉するフロート(50)と、
上記底蓋(40)の上部に装着され、上記フロート(50)の下端を当接支持する緩衝部材(46)と、
を備え、
上記緩衝部材(46)は、上記底蓋(40)に装着される基部(47)と、該基部(47)から斜め上方に形成され片持ち梁からなる支持脚部(48)とを備え、上記支持脚部(48)は、該支持脚部(48)の先端部の支持端(48a)で上記フロート(50)の下端を支持することで撓むように構成し、
上記底蓋(40)と上記緩衝部材(46)とは、該緩衝部材(46)を上記底蓋(40)に装着するための装着機構を備え、該装着機構は、上記底蓋(40)に設けた上記連通孔(43b,44d)と垂直方向に重ならないように上記支持脚部(48)を配置するように構成されていること、を特徴とする燃料遮断弁。 - 請求項1に記載の燃料遮断弁において、
上記装着機構は、上記底蓋(40)から突設された位置決め突部(44b)と、上記基部(47)に形成され上記位置決め突部(44b)に嵌合する位置決め切欠き(47b)と、上記底蓋(40)から突設され上記緩衝部材(46)の基部(47)に係合する係合爪(44a)とを備えている燃料遮断弁。 - 請求項1または請求項2に記載の燃料遮断弁において、
上記底蓋(40)は、上記ケーシング本体(30)に係合する蓋外周部(43)と、該蓋外周部(43)より軸方向へ下方に配置された蓋内周部(44)と、上記蓋外周部(43)と上記蓋内周部(44)とを連結する蓋傾斜部(45)とを備え、
上記基部(47)は、上記蓋内周部(44)に取り付けられ、上記支持脚部(48)は、該支持脚部(48)の支持端(48a)が上記蓋外周部(43)の内周上端と所定間隔(Gp)を隔てるように上方へ向けて形成されている燃料遮断弁。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006351122A JP2008163763A (ja) | 2006-12-27 | 2006-12-27 | 燃料遮断弁 |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2006351122A JP2008163763A (ja) | 2006-12-27 | 2006-12-27 | 燃料遮断弁 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2008163763A true JP2008163763A (ja) | 2008-07-17 |
Family
ID=39693574
Family Applications (1)
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JP2006351122A Withdrawn JP2008163763A (ja) | 2006-12-27 | 2006-12-27 | 燃料遮断弁 |
Country Status (1)
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---|---|
JP (1) | JP2008163763A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011060473A (ja) * | 2009-09-08 | 2011-03-24 | Nippon Sento Kk | 船灯の防水・水抜き装置 |
Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JPH0640553U (ja) * | 1992-11-09 | 1994-05-31 | 加藤発条株式会社 | 燃料漏れ防止弁 |
JPH0839164A (ja) * | 1994-05-27 | 1996-02-13 | Amada Metrecs Co Ltd | パンチング金型 |
JP2002004967A (ja) * | 2001-05-15 | 2002-01-09 | Nifco Inc | 燃料タンクの液面検知バルブ |
JP2003312491A (ja) * | 2002-04-25 | 2003-11-06 | Nsk Ltd | 電動式パワーステアリング装置 |
-
2006
- 2006-12-27 JP JP2006351122A patent/JP2008163763A/ja not_active Withdrawn
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