JP2009279981A - 燃料遮断弁 - Google Patents

燃料遮断弁 Download PDF

Info

Publication number
JP2009279981A
JP2009279981A JP2008131538A JP2008131538A JP2009279981A JP 2009279981 A JP2009279981 A JP 2009279981A JP 2008131538 A JP2008131538 A JP 2008131538A JP 2008131538 A JP2008131538 A JP 2008131538A JP 2009279981 A JP2009279981 A JP 2009279981A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
valve
float
fuel
supported
support
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2008131538A
Other languages
English (en)
Inventor
Masahiro Ando
正浩 安藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyoda Gosei Co Ltd
Original Assignee
Toyoda Gosei Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toyoda Gosei Co Ltd filed Critical Toyoda Gosei Co Ltd
Priority to JP2008131538A priority Critical patent/JP2009279981A/ja
Publication of JP2009279981A publication Critical patent/JP2009279981A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Cooling, Air Intake And Gas Exhaust, And Fuel Tank Arrangements In Propulsion Units (AREA)
  • Self-Closing Valves And Venting Or Aerating Valves (AREA)

Abstract

【課題】本発明は、フロートが軸方向に対し、左右に振れたり、傾斜したりした場合であっても、高いシール性で閉じることができる燃料遮断弁10を提供する。
【解決手段】燃料遮断弁は、ケーシング20と、ケーシング20の弁室30S内に収納されたフロート機構50とを備えている。フロート機構50は、フロート51の上部の弁支持部53に支持されたシート部材55を備えている。シート部材55は、可撓性を有する材料から形成され、シール部31cに着離しかつ上方に湾曲したシート部55aと、シート部55aの中央部から下方に向けて棒状に突設した支持棒55bと、支持棒55bの下部に形成され弁支持部53に支持される被支持部55cとを有し、シート部55aがシール部31cに着座した状態を維持しつつフロート51の芯ズレに対して支持棒55bで大きな撓み代で撓むように形成されている。
【選択図】図3

Description

本発明は、燃料タンクの上部に装着され、燃料タンク内と外部とを接続する接続通路を開閉することで燃料タンクと外部とを連通遮断する燃料遮断弁に関し、詳しくは接続通路を開閉するシート部材の形状に関する。
燃料タンクの上部には、キャニスタに接続した満タン規制弁と燃料遮断弁(ロールオーバーバルブ)とを備えた蒸発燃料処理装置が設けられており、各々の弁は所定の燃料液位で開閉することで、燃料タンクの外部への通気を確保するとともに、液体燃料の外部への流出を防止している。ロールオーバーバルブは、車両の傾斜時や車両のスラローム走行時などに通気を確保するために満タン液位より上の燃料液位で外部への燃料を遮断するものである。
ところで、近年、車両の多様かつ大きな居住空間に対応するために、燃料タンクの扁平化が検討されているが、こうした扁平化した燃料タンクでは、燃料タンクの上部のデッドスペースの割合を小さくするために、閉弁する燃料液位をできる限り高く設定することが好ましい。しかし、閉弁時における燃料液位を高く設定した場合に、ロールオーバーバルブが液没し易い。こうした液没した場合でも、高いシール性を得るために特許文献1,2に示すように、フロートの中央上部にゴム弁体を装着し、ゴム弁体が接続通路を閉じるときにゴム弁体の外周部を弾性変形させる手段が知られている。
しかし、フロートが軸方向に対し、左右に振れたり、傾斜したりした場合には、ゴム弁体の外周部を十分に撓ませることが難しく、高いシール性を得ることができないという問題があった。
特開2003−139002号公報 特開2005−297787号公報
本発明は、上記従来の技術の問題点を解決することを踏まえ、フロートが軸方向に対し、左右に振れたり、傾斜したりした場合であっても、高いシール性で閉じることができる燃料遮断弁を提供することを目的とする。
本発明は、上述の課題の少なくとも一部を解決するためになされたものであり、以下の形態または適用例として実現することが可能である。
[適用例1]
適用例1は、 燃料タンクの上部に装着され、上記燃料タンク内と外部とを接続する接続通路を開閉することで燃料タンクと外部とを連通遮断する燃料遮断弁において、
上記燃料タンク内と上記接続通路とを連通する弁室と、上記接続通路に臨んで設けられたシール部とを有するケーシングと、
上記弁室内に収納され上記燃料タンク内の燃料液位に応じて昇降するフロートと、該フロートの上部に形成された弁支持部と、該弁支持部に支持され上記シール部に着座することで上記接続通路を閉じるシート部材とを有するフロート機構と、
を備え、
上記シート部材は、可撓性を有する材料から形成され、上記シール部に接離するシート部と、該シート部の中央部から下方に向けて棒状に突設した支持棒と、該支持棒の下部に形成され上記弁支持部に支持される被支持部とを有し、上記シート部が上記シール部に着座した状態にて、上記フロートに芯ズレまたは傾斜を生じたときに上記着座した状態を維持しつつ上記支持棒が弾性変形する撓み代を有するように形成されていること、
を特徴とする。
適用例1にかかる燃料遮断弁を用いた燃料タンクに燃料が供給されて燃料タンクの所定の液位に達すると、弁室内に流入した燃料により、フロート機構のフロートが浮力により上昇する。フロートの上昇により、シート部材が接続通路を閉じることで、燃料タンクを外部に対して遮断し、燃料タンクから外部へ燃料が流出するのを防止する。
シート部材は、可撓性を有する材料から形成されているので、シール部に着座したときにシート部および支持棒で弾性変形する。しかも、シート部材は、フロートの弁支持部に支持棒の下部で支持されているから、支持棒による撓み代が大きく、シート部を首振り可能とし大きな移動範囲とすることができる。したがって、シート部がシール部に着座した状態にて、上記フロートに芯ズレまたは傾斜を生じても、着座した状態を維持しつつ高いシール性を得ることができる。
適用例2として、シート部は、シール部をシールするとともに支持棒の撓みを損なわない形状であればよく、曲面、円板、円錐などの各種の形状をとることができるが、上方に湾曲した曲面に形成することにより、シール部に対して傾いても密着性が高く、しかも、シール部に着座した状態から軸方向への移動抵抗も大きい。よって、湾曲した曲面のシート部は、フロートの芯ズレが生じたときにシール部の着座を維持しつつ支持棒での撓みを促す。
他の適用例にかかる被支持部の形状として、支持棒による大きな撓み代を確保できる形状であればよく、支持棒の下端から突設された板状や、支持棒の下方を固定する構成などをとることができる。
また、別の適用例として、上記フロート機構は、上記フロートの上部に昇降可能に支持されかつ上記シート部材を支持する上部弁体を備え、上記シート部材は、上記支持棒および被支持部を貫通しかつ上記接続通路より通路面積の狭い接続孔を有し、該接続孔の下部の開口は、上記フロートの上面で開閉されるように構成することができる。
以上説明した本発明の構成・作用を一層明らかにするために、以下本発明の好適な実施例について説明する。
(1) 燃料遮断弁10の概略構成
図1は本発明の一実施例にかかる自動車の燃料タンクFTの上部に取り付けられる燃料遮断弁10を示す側面図、図2は燃料遮断弁10の平面図、図3は図2の3−3線に沿った断面図である。図1において、燃料タンクFTは、その表面がポリエチレンを含む複合樹脂材料から形成されており、そのタンク上壁FTaに取付穴FTbが形成されている。このタンク上壁FTaには、燃料遮断弁10がその下部を取付穴FTbに突入した状態にて取り付けられている。燃料遮断弁10は、車両の傾斜時や揺動時に燃料タンクFT内の燃料がキャニスタへの流出を規制するものである。
(2) 燃料遮断弁10の各部の構成
図3において、燃料遮断弁10は、ケーシング20と、フロート機構50と、スプリング70とを主要な構成として備えている。ケーシング20は、ケーシング本体30と、底板35と、蓋体40とを備え、ケーシング本体30と底板35とにより囲まれたスペースが弁室30Sになっており、この弁室30Sにスプリング70に支持されたフロート機構50が収納されている。
図4は燃料遮断弁10を分解した断面図である。ケーシング本体30は、天井壁部31と、側壁部32とにより囲まれたカップ形状であり、その下部を開口30aとしている。天井壁部31の中央部には、下方に向けて突設された通路形成突部31aが形成されており、この通路形成突部31aに弁室30Sに接続する接続通路31bが貫通形成されている。接続通路31bの弁室30S側は、環状のシール部31cになっている。側壁部32には、燃料タンク内と弁室30Sとを接続する通気孔32aが形成され、また、底板35を取り付けるための係合凹所32bが形成されている。底板35は、ケーシング本体30の開口30aを閉じる部材であり、その外周部に形成された係合爪35aがケーシング本体30の係合凹所32bに係合することにより、ケーシング本体30の開口30aを閉じるように装着されている。底板35の上面には、連通孔35bおよびスプリング70の下端を支持するためのスプリング支持部35cが形成されている。
蓋体40は、蓋本体41と、蓋本体41の中央から側方へ突出した管体部42と、蓋本体41の外周に形成されたフランジ43と、支持部44を備え、これらを一体に形成している。管体部42には、蓋側通路42aが形成されており、この蓋側通路42aの一端は、接続通路31bを通じてケーシング本体30の弁室30Sに接続され、他端はキャニスタ(図示省略)側に接続される。支持部44は、蓋本体41の下部に形成され、ケーシング本体30の上部を嵌合・支持する筒体である。この支持部44には、係合穴44aが形成されている。この係合穴44aは、ケーシング本体30の側壁部32に形成された係合爪32cに係合することで、蓋体40は、ケーシング本体30を保持している。また、フランジ43の下端部には、燃料タンクFTのタンク上壁FTa(図3参照)に溶着される外側溶着部43aが形成されている。
上記フロート機構50は、フロート51と、フロート51の上部に装着されたシート部材55とを備えている。フロート51は、上壁部51aと、その上壁部51aの外周から下方に形成された筒状の側壁51bとを備えた容器形状に構成されており、その内側スペースが浮力を生じるための浮力室51Sになっている。また、フロート51の外周部にガイド突条51cが形成されている。ガイド突条51cは、フロート51の側壁51bに周方向に等間隔に8カ所、上下方向にリブ形状に突設されている。フロート51の浮力室51S内には、スプリング70が配置されている。スプリング70は、フロート51の一端と底板35の上面との間に介在することによりフロート51を上方へ付勢している。
フロート51は、その上部中央にシート部材55を支持する弁支持部53を備えている。図5はフロート機構50およびケーシング本体30の上部の付近を示す断面図、図6はフロート機構50を分解して示す斜視図である。弁支持部53は、四角形の台座でありかつ断面コ字形であり、つまり、対向して立設された支持基部53a,53aと、支持基部53a,53aの上部に形成された支持板53b,53bとを備えている。支持板53b,53bの間には、挿入間隙53cが形成され、また、挿入間隙53cの中央部に、円形の嵌挿孔53dが形成されている。弁支持部53の内側は、保持用スペース53Sになっている。
シート部材55は、可撓性を有する材料(ゴム材料、熱可塑性エラストマなど)から傘状に形成されており、つまり上方に湾曲した曲面を有するシート部55aと、シート部55aの中央下部から突設された支持棒55bと、支持棒55bの下部に形成された被支持部55cとにより形成されている。シート部材55は、支持棒55bを弁支持部53の挿入間隙53cに圧入し、嵌挿孔53dに嵌挿することにより、弁支持部53に支持されている。シート部材55は、フロート51の上面に被支持部55cに載置されるとともに嵌挿孔53dで保持されることで、弁支持部53より上方の支持棒55bの部分でシート部55aが撓み代の大きい首振り可能な状態に支持されている。
(3) 燃料遮断弁10の動作
次に、燃料遮断弁10の動作について説明する。図3において、車両の傾斜などにより、燃料タンクFT内の燃料液位が上昇すると、燃料タンクFT内の上部に溜まっていた燃料蒸気は、連通孔35b、通気孔32aを通じて弁室30S内に入り、弁室30Sから、接続通路31b、蓋側通路42aを通じて、キャニスタ側へ逃がされる。そして、燃料タンクFT内の燃料液位の上昇につれて、燃料は連通孔35bを通じて弁室30Sに流入する。そして、図7に示すように燃料液位が所定の液位FL1に達すると、フロート51の浮力およびスプリング70の荷重による上方への力と、フロート51およびシート部材55の自重による下方への力との釣り合いによって、前者が後者を上回ったときにフロート51が上昇する。このとき、図8に示すようにシート部材55は、シール部31cによって押されることによりシート部55aおよび支持棒55bで弾性変形して、シート部55aが接続通路31bを閉じる。これにより、車両の傾斜時などに、燃料タンクFTから燃料蒸気を逃がすとともに燃料が燃料タンクFT外へ流出するのを防止することができる。一方、燃料タンクFTの燃料液位が低下して弁室30S内の燃料が連通孔35bなどから排出されると、フロート51は、その浮力を減少して下降し、これによりシート部材55のシート部55aがシール部31cから離れて、接続通路31bを開く。
(4) 実施例の作用・効果
上記実施例の燃料遮断弁10の構成により、以下の効果を奏する。
(4)−1 シート部材55は、可撓性を有する材料から形成されているので、シール部31cに着座したときにシート部55aおよび支持棒55bで弾性変形する。しかも、シート部材55は、フロート51の弁支持部53に支持棒55bの下部で支持されているから、支持棒55bによる撓み代が大きく、シート部55aを首振り可能とし大きな移動範囲とすることができる。したがって、シート部55aがシール部31cに着座した状態にて、図9および図10に示すように、フロート51に芯ズレまたは傾斜を生じても、着座した状態を維持しつつ高いシール性を得ることができる。
(4)−2 シート部55aは、上方に湾曲した曲面に形成することにより、シール部31cに対して傾いても密着性が高く、しかも、シール部31cに着座した状態から軸方向への移動抵抗も大きい。よって、湾曲した曲面のシート部55aは、フロート51の芯ズレが生じたときにシール部31cの着座を維持しつつ支持棒55bでの撓みを促すことができる。
(5) 他の実施例
(5)−1 図11は図1の実施例の変形例にかかる要部を示す断面図である。本実施例は、シート部材55Bの支持構造に特徴を有する。すなわち、フロート51Bの上部には、弁支持部53Bが形成されている。弁支持部53Bの中央部には、嵌挿孔53Bdが形成されている。シート部材55Bは、シート部55Baの中央下部から突設された支持棒55Bbと、支持棒55Bbの下部に形成された被支持部55Bcとを備え、被支持部55Bcが嵌挿孔53Bdに嵌挿されることで首振り可能に支持されている。本実施例のように、シート部材55Bは、支持棒55Bbで大きな撓み代を有してシート部55Baを首振り可能に支持する構成であれば、各種の構成をとることができる。
(5)−2 図12は他の実施例にかかる燃料遮断弁の上部を示す断面図である。本実施例は、再開弁特性を向上させた2段のフロート機構150に特徴を有する。フロート機構150は、フロート152と、フロート152の上部に配置された上部弁体160とを備えている。図13は上部弁体160の付近を拡大して示す断面図である。フロート152の上部には、弁保持部155が突設されている。弁保持部155は、上部弁体160を支持する部位であり、円柱状の突起である保持基部156を備えている。保持基部156の上面は、平面であるシール部156aになっている。また、弁保持部155の外周側のフロート152の上面には、上部弁体160を抜止するための係合爪158が上方に向けて形成されている。
上部弁体160は、接続通路131bを開閉するとともに、再開弁特性を改善するための弁であり、フロート152の弁保持部155に対して昇降可能に支持されており、有底の円筒形状である弁本体162と、シート部材164とを備えている。弁本体162は、円板状の上面部162aと、上面部162aの外周部から突設された円筒形状の側壁162bとを備え、その内側スペースが支持孔162cになっている。上面部162aの中央部には、シート部材164を取り付けるための弁支持部162dが形成されている。また、弁本体162の上部の外周部には、支持孔162cを外部に接続するための通気孔162eが形成されている。側壁162bの内周壁には、フロート152の係合爪158と係合する係合爪162fが所形成されている。
シート部材164は、接続通路131bに臨んだ第1シール部131cに着離する傘状の第1シート部164aと、第1シート部164aの中央下部から突設された支持棒164bと、支持棒164bの下部に形成された被支持部164cと、第1シート部164aの中央部および支持棒164bを貫通して支持孔162cに接続される接続孔164dと、接続孔164dの下部周縁部に形成された第2シート部164eとを備え、ゴム材料により一体成形されている。シート部材164は、支持棒164bが撓むことで、第1シール部131cに着座したときに第1シート部164aおよび支持棒164bが弾性変形してシール性を高めている。
図12において、上部弁体160が接続通路131bを閉じている状態から、燃料タンク内の燃料が消費されて、燃料液位が低下すると、フロート152は、その浮力を減少して下降し、シール部156aが第2シート部164eから離れて、接続孔164dを開く。接続孔164dの連通により上部弁体160の下方の圧力は、接続通路131bの付近と同じ圧力になる。そして、係合爪158が係合爪162fに係合しているから、上部弁体160を引き下げる。そして、上部弁体160が下降することで、シート部材164が第1シール部131cから離れて、接続通路131bが開かれる。このとき、第2シート部164eがシール部156aから離れることで通路面積を小さくした接続孔164dが最初に連通するから、上部弁体160の下部の圧力が低減されて、上部弁体160が接続通路131bを閉じている閉弁方向の力が小さくなり、よって再開弁特性に優れている。
本実施例において、シート部材164の支持棒164bは、接続孔164dを貫通形成しても、上下方向および左右方向への撓み代が大きいから、フロート152に芯ズレや傾斜を生じて、第1シート部164aが第1シール部131cに着座した場合であっても、高いシール性を有する。
本発明の一実施例にかかる自動車の燃料タンクの上部に取り付けられる燃料遮断弁を示す側面図である。 燃料遮断弁の平面図である。 図2の3−3線に沿った断面図である。 燃料遮断弁を分解した断面図である。 フロート機構およびケーシング本体の上部の付近を示す断面図である。 フロート機構を分解して示す斜視図である。 燃料遮断弁の動作を説明する説明図である。 燃料遮断弁の閉弁状態における作用を説明する説明図である。 燃料遮断弁の閉弁状態における作用を説明する説明図である。 燃料遮断弁の閉弁状態における作用を説明する説明図である。 図1の実施例の変形例にかかる要部を示す断面図である。 他の実施例にかかる燃料遮断弁の上部を示す断面図である。 上部弁体の付近を拡大して示す断面図である。
符号の説明
10…燃料遮断弁
20…ケーシング
30…ケーシング本体
30S…弁室
30a…開口
31…天井壁部
31a…通路形成突部
31b…接続通路
31c…シール部
32…側壁部
32a…通気孔
32b…係合凹所
32c…係合爪
35…底板
35a…係合爪
35b…連通孔
35c…スプリング支持部
40…蓋体
41…蓋本体
42…管体部
42a…蓋側通路
43…フランジ
43a…外側溶着部
44…支持部
44a…係合穴
50…フロート機構
51…フロート
51B…フロート
51S…浮力室
51a…上壁部
51b…側壁
51c…ガイド突条
53…弁支持部
53B…弁支持部
53S…保持用スペース
53a…支持基部
53b…支持板
53c…挿入間隙
53d…嵌挿孔
53Bd…嵌挿孔
55…シート部材
55B…シート部材
55a…シート部
55b…支持棒
55c…被支持部
55Ba…シート部
55Bb…支持棒
55Bc…被支持部
70…スプリング
131b…接続通路
131c…第1シール部
150…フロート機構
152…フロート
155…弁保持部
156…保持基部
156a…シール部
158…係合爪
160…上部弁体
162…弁本体
162a…上面部
162b…側壁
162c…支持孔
162d…弁支持部
162e…通気孔
162f…係合爪
164…シート部材
164a…第1シート部
164b…支持棒
164c…被支持部
164d…接続孔
164e…第2シート部
FT…燃料タンク
FTa…タンク上壁
FTb…取付穴

Claims (5)

  1. 燃料タンク(FT)の上部に装着され、上記燃料タンク(FT)内と外部とを接続する接続通路(31b)を開閉することで燃料タンク(FT)と外部とを連通遮断する燃料遮断弁において、
    上記燃料タンク(FT)内と上記接続通路(31b)とを連通する弁室(30S)と、上記接続通路(31b)に臨んで設けられたシール部(31c)とを有するケーシング(20)と、
    上記弁室(30S)内に収納され上記燃料タンク(FT)内の燃料液位に応じて昇降するフロート(51)と、該フロート(51)の上部に形成された弁支持部(53)と、該弁支持部(53)に支持され上記シール部(31c)に着座することで上記接続通路(31b)を閉じるシート部材(55)とを有するフロート機構(50)と、
    を備え、
    上記シート部材(55)は、可撓性を有する材料から形成され、上記シール部(31c)に接離するシート部(55a)と、該シート部(55a)の中央部から下方に向けて棒状に突設した支持棒(55b)と、該支持棒(55b)の下部に形成され上記弁支持部(53)に支持される被支持部(55c)とを有し、上記シート部(55a)が上記シール部(31c)に着座した状態にて、上記フロート(51)に芯ズレまたは傾斜を生じたときに上記着座した状態を維持しつつ上記支持棒(55b)が弾性変形する撓み代を有するように形成されていること、
    を特徴とする燃料遮断弁。
  2. 請求項1に記載の燃料遮断弁において、
    上記シート部(55a)は、上方に湾曲した曲面に形成されている燃料遮断弁。
  3. 請求項1または請求項2に記載の燃料遮断弁において、
    上記被支持部(55c)は、上記支持棒(55b)の下端から突設された板状であって上記フロート(51)の上面に載置され、
    上記弁支持部(53)は、上記支持棒(55b)の下部を首振り可能に支持している燃料遮断弁。
  4. 請求項1または請求項2に記載の燃料遮断弁において、
    上記被支持部(55Bc)は、上記弁支持部(53B)の嵌挿孔(53Bd)に首振り可能に固定されている燃料遮断弁。
  5. 請求項1または請求項2に記載の燃料遮断弁において、
    上記フロート機構(150)は、上記フロート(152)の上部に昇降可能に支持されかつ上記シート部材(164)を支持する上部弁体(160)を備え、上記シート部材(164)は、上記支持棒(164b)および被支持部(164c)を貫通しかつ上記接続通路(131b)より通路面積の狭い接続孔(164d)を有し、該接続孔(164d)の下部の開口は、上記フロート(152)の上面で開閉されるように構成されている燃料遮断弁。
JP2008131538A 2008-05-20 2008-05-20 燃料遮断弁 Pending JP2009279981A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008131538A JP2009279981A (ja) 2008-05-20 2008-05-20 燃料遮断弁

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008131538A JP2009279981A (ja) 2008-05-20 2008-05-20 燃料遮断弁

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2009279981A true JP2009279981A (ja) 2009-12-03

Family

ID=41450928

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2008131538A Pending JP2009279981A (ja) 2008-05-20 2008-05-20 燃料遮断弁

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2009279981A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013190057A (ja) * 2012-03-14 2013-09-26 Kurimoto Ltd 空気弁、空気弁用のガイド部材及び遊動弁体
CN108131482A (zh) * 2017-12-30 2018-06-08 亚普汽车部件股份有限公司 一种新式油箱液位控制排气阀
JP2021025484A (ja) * 2019-08-07 2021-02-22 豊田合成株式会社 燃料遮断弁

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013190057A (ja) * 2012-03-14 2013-09-26 Kurimoto Ltd 空気弁、空気弁用のガイド部材及び遊動弁体
CN108131482A (zh) * 2017-12-30 2018-06-08 亚普汽车部件股份有限公司 一种新式油箱液位控制排气阀
JP2021025484A (ja) * 2019-08-07 2021-02-22 豊田合成株式会社 燃料遮断弁
JP7188318B2 (ja) 2019-08-07 2022-12-13 豊田合成株式会社 燃料遮断弁

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4742994B2 (ja) 燃料遮断弁
JP4730218B2 (ja) 燃料遮断弁
JP5034084B2 (ja) 燃料蒸気ベントバルブのフロートアセンブリと、この製造方法
US20080251134A1 (en) Fuel cutoff valve
JP4329769B2 (ja) 燃料遮断弁
JP2009144799A (ja) 燃料遮断弁
US7963296B2 (en) Fuel cutoff valve
JP2016068678A (ja) 燃料遮断弁
US20060225785A1 (en) Sealing structure of float valve
JP2009279981A (ja) 燃料遮断弁
JP2009008042A (ja) 燃料遮断弁
JP4556825B2 (ja) 燃料遮断弁
JP4518022B2 (ja) 燃料遮断弁
JP2008184093A (ja) 燃料遮断弁
JP4305256B2 (ja) 燃料遮断弁
JP4407534B2 (ja) 燃料遮断弁
JP2007261384A (ja) 燃料遮断弁
JP4193782B2 (ja) 燃料遮断弁
JP2009078647A (ja) 燃料遮断弁
JP4923782B2 (ja) 燃料遮断弁
JP4635886B2 (ja) 燃料遮断弁
JP4635867B2 (ja) 燃料遮断弁
JP2010076467A (ja) 燃料遮断弁
JP4301086B2 (ja) 燃料遮断弁
JP2007146794A (ja) 燃料遮断弁