JP2008161153A - 生芋の長期保存方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】生芋の貯蔵性を高め、その品質を保持しながら貯蔵室内で長期保存する方法を提供する。
【解決手段】芋焼酎の原料となる生芋を殺菌治療室に保管し、第1室内温度及び第1室内湿度に一定に保持し、室内の二酸化炭素濃度を一定値以下に保持し、生芋に低速度な微風を当てつつ短期間殺菌治療する工程(S3)と、殺菌治療室において生芋を放熱させ、生芋の表面に付着した水分を除去する工程(S4)と、生芋を貯蔵室に保管し、第2室内温度及び第2室内湿度に一定に保持し、室内の二酸化炭素濃度を一定値以下に保持し、室内の空気を循環させて生芋を長期間貯蔵する工程(S5)と、を備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、生芋の長期保存方法に係り、特に、芋焼酎の原料となる生芋を長期間保存する方法に関する。
芋焼酎は、生芋を原料としてアルコール発酵させた蒸留酒である。芋焼酎用の生芋には、コガネセンガン(黄金千貫)をはじめ、ジョイホワイト、ベニアズマ等の各種の品種が用いられる。これらの生芋のなかでもコガネセンガンは、でんぷん質が多いため芋焼酎の原料として最も多く使われている。生芋は、それ自体を食べることができるが、食用としては出回っていない。それは、これらの芋焼酎用の生芋は、保存のきく米や麦とは異なり保存が難しいからである。一般に、芋焼酎用の生芋は、収穫の3日後には腐ってしまうといわれる。
生芋が腐る原因として、黒班病菌、軟腐病菌、アオカビ病菌などの菌による腐敗がある。黒班病は黒あざ病ともいわれ、初めは緑を帯びた黒褐色であるが時間とともに黒色が強くなる、表面が窪んだ円形の病班が発生し、その中央に黒い短毛のようなカビが発生するものである。軟腐病は、生芋が軟化して表皮が破れそこから液が出てくるもので、腐り方が早く、数日で芋全体が腐敗する。アオカビ病は、黒班病に似た黒褐色で円形の病班が発生し、その内部まで腐敗させる。また、線虫(ネコブセンチュウ、ネグサレセンチュウ等)やヨトウムシなどの害虫によっても腐敗する。これらの黒班病菌等の菌は、例えばコガネセンガンの場合には、温度が略40℃に達すると死滅するといわれている。
生芋を保存するには、その保存の際の温度設定及び温度管理が極めて重要となる。例えば、温度が高温になると発芽してしまい生芋の鮮度が低下する。また、温度が低温になると低温障害が発生する。この低温障害になると生芋のデンプンが糖に変化するため、芋のほくほく感がなくなり味が低下する。さらには、この低温障害は腐敗の原因ともなる。また、生芋を保存するには、その保存の際の湿度設定及び湿度管理が極めて重要となる。生芋は湿度が低いと萎びてしまう。さらに、生芋の細くなった先端部などでは、萎びることにより芋の表面に亀裂が発生し菌が侵入する原因となる。さらには、生芋を保存するには、その保存の際の換気が極めて重要となる。保存中の生芋は呼吸し、空気中の酸素を吸って二酸化炭素を吐き出す。従って、生芋は空気中の二酸化炭素の濃度が高くなると窒息してしまう。
焼酎用の生芋は、8月頃から12月頃までが収穫期である。収穫された生芋は、腐敗が生じる前、すなわち収穫後3日以内に処理(仕込み)される。従って、収穫期以外の期間では、生芋の収穫がなくなる。一方、芋焼酎は、年間を通じて需要があるため、その素材である生芋は年間を通じて確保されなければならない。ここで、芋焼酎としての保存期間は、長期熟成される特殊な焼酎を除き、一般には1ヶ月から3ヶ月といわれている。従って、生芋を仕込んで芋焼酎として保存することは難しい。さらに、収穫期に大量の仕込みをすることは、設備の処理能力に限界があること、廃棄物(かす)の処理の問題等が発生するという問題がある。
芋焼酎用の生芋を、年間を通じて確保する手段として、一般には冷凍保存された生芋を用いている。これは、生芋を略マイナス25℃程度で冷凍して長期保存する方法である。
また、従来、生芋の長期保存方法として、畑に溝穴を設け、そのなかに断熱材を敷き詰めて貯蔵することが行われている。
生芋を長期保存するには、生芋自体を長期保存に耐え得る健全な状態にしなければならない。すなわち、生芋の収穫の際に発生したキズを治療し、長期保存中に生芋の傷口から侵入する黒班病菌、軟腐病菌、アオカビ病菌などの菌による腐敗を防がなければならない。このキズの治療には、一定期間、一定の温度及び湿度等の環境下で生芋の表皮下にコルク層を形成させることが有効となる。
一方、特許文献1には、生鮮品の長中期貯蔵に適した搬送収納コンテナ及び貯蔵方法が開示されている。
特開2001−54318号公報
上述したように、芋焼酎用の生芋は、極めて貯蔵性の低い原料であり、米や麦のように倉庫等の保管場所でそのまま長期保存することは難しい。特に、コガネセンガンは、この貯蔵性において他の生芋の原料よりも劣る。また、上述のように収穫期に大量に仕込み、芋焼酎として長期保存することは難しい。
また、生芋を長期間にわたって冷凍保存する方法は、冷凍用の電力費等のランニングコストがかかり経済的ではない。また、畑に溝穴を設けて貯蔵する方法は、生芋の温度や湿度の調節ができない、或いは生芋の換気が難しい等の問題がある。
本願の目的は、かかる課題を解決し、生芋の貯蔵性を高め、その品質を保持しながら貯蔵室内で長期保存する方法を提供することである。
上記目的を達成するため、本発明に係る生芋の長期保存方法は、芋焼酎の原料となる生芋を殺菌治療室に保管し、第1室内温度及び第1室内湿度に一定に保持し、室内の二酸化炭素濃度を一定値以下に保持し、生芋に低速度な微風を当てつつ短期間で殺菌治療する工程と、生芋を貯蔵室に保管し、第2室内温度及び第2室内湿度に一定に保持し、室内の二酸化炭素濃度を一定値以下に保持し、室内の空気を循環させて生芋を長期間にわたり貯蔵する工程と、を備えることを特徴とする。
また、本発明に係る生芋の長期保存方法は、芋焼酎の原料となる生芋を生芋保存室に保管し、第1室内温度及び第1室内湿度に一定に保持し、室内の二酸化炭素濃度を一定値以下に保持し、生芋に低速度な微風を当てつつ短期間で殺菌治療する工程と、生芋を生芋保存室に保管し、第2室内温度及び第2室内湿度に一定に保持し、室内の二酸化炭素濃度を一定値以下に保持し、室内の空気を循環させて生芋を長期間にわたり貯蔵する工程と、を備えることを特徴とする。
また、生芋の長期保存方法は、殺菌治療室、貯蔵室、及び生芋保存室の内部に負イオン及びオゾンを発生させることが好ましい。
また、生芋の長期保存方法は、生芋を殺菌治療する工程の後であって生芋を貯蔵する工程の前に、生芋の表面に付着した水分を除去し、生芋を放熱冷却する工程を備えることが好ましい。
また、生芋の長期保存方法は、室内を換気することで生芋の表面に付着した水分を除去し、生芋を放熱冷却することが好ましい。
また、生芋の長期保存方法は、生芋を殺菌治療する工程の前に、生芋を水洗浄する工程を含むことが好ましい。
また、生芋の長期保存方法は、第1室内温度が略40℃であり、第1室内湿度が98%乃至100%であり、第2室内温度が14℃乃至15℃であり、第2室内湿度が90%乃至95%であることが好ましい。
また、生芋の長期保存方法は、二酸化炭素濃度の一定値が略3%以下であることが好ましい。
また、生芋の長期保存方法は、生芋が、空気を流通させるメッシュ状の収納ネットに詰め込まれて殺菌治療され、貯蔵されることが好ましい。
さらに、生芋の長期保存方法は、生芋が、空気を流通させるネットが側壁に張られたネットかご内に収納されて殺菌治療され、貯蔵されることが好ましい。
上記構成により、生芋は、殺菌治療する工程において短期間に殺菌治療される。これにより、生芋の表皮下にコルク層を形成させて病原菌に対する抵抗力をつけさせ病害の発生を防止できる。また、この殺菌治療の工程を経ることで、貯蔵する工程において生芋を長期間にわたり貯蔵できる。従って、この2つの工程を組み合わせることで、生芋の品質を保持しながら生芋を長期保存することが可能となる。
上記殺菌治療する工程及び貯蔵する工程は、それぞれ異なる殺菌治療室及び貯蔵室により行われるが、生芋保存室として同一の室で行うこともできる。これにより、生芋の殺菌治療設備及び貯蔵設備を簡素化し、生芋を移し替える手間を省くことが可能となる。
また、殺菌治療室及び貯蔵室内は、それぞれ所定の温度及び湿度が保持され、生芋は腐敗から保護される。また、適切な室内換気を行うことで、室内の二酸化炭素濃度が一定値以下に保持され、室内の温度分布のばらつきが減少する。さらに、殺菌治療する工程において生芋に低速度の微風を当て、貯蔵する工程において室内の空気を循環させることで、生芋に対して適切な環境を設定でき、その品質を保持しながら長期保存することが可能となる。
以上のように、本発明に係る生芋の長期保存方法によれば、生芋の貯蔵性を高め、その品質を保持しながら貯蔵室内で長期保存することが可能となる。
以下に、図面を用いて本発明に係る実施の形態につき、詳細に説明する。
図1に、本発明に係る生芋の長期保存方法の1つの実施形態の概略フローチャートを示す。なお、各ステップにはS1〜S6の記号を付して示す。なお、この図1において破線で囲まれたステップ(S1及びS6)は、本発明に係る生芋の長期保存方法を構成する要件ではなく、その説明のために示されるものである。
芋焼酎の原料となる生芋は収穫期(8月頃から12月頃)に収穫され(S1)、水洗浄され生芋に付着した土等の付着物を除去するシャワーリングが行われる(S2)。この生芋に付着した土等の付着物には土壌菌が含まれる可能性がある。従って、収穫後にシャワーリングを行い生芋に付着した土等の付着物を除去する。収穫された生芋は、メッシュ状の収納ネットに詰め込まれて殺菌治療室に搬入される。
(生芋の殺菌治療工程)
まず、生芋は、長期貯蔵をする前に、殺菌治療室に保管され殺菌治療される(S3)。図2に、殺菌治療装置の1つの実施形態の概略構成を示す。また、図3に、殺菌治療室内に配置された殺菌治療装置の立面構成の概要を示す。
生芋30の殺菌治療装置1は、室内温度管理手段3、室内湿度管理手段8、室内CO濃度管理手段12、室内オゾン濃度管理手段16、及び空気流発生手段20から構成される。また、室内温度管理手段3は、殺菌治療室2内を加熱する加熱器4と、室内温度を計測する温度センサ6と、加熱器4を制御し、室内温度を一定の常温に保持する温度制御部7とから構成される。また、室内湿度管理手段8は、殺菌治療室2内を加湿する加湿器9と、室内湿度を計測する湿度センサ10と、加湿器9を制御し室内湿度を飽和状態に保持する湿度制御部11とから構成される。また、室内CO濃度管理手段12は、殺菌治療室2内を換気する換気装置13と、室内の二酸化炭素濃度を計測するCO濃度センサ14と、換気装置13を制御し室内の二酸化炭素濃度を一定値以下とする換気装置制御部15とから構成される。さらに、室内オゾン濃度管理手段16は、殺菌治療室2の内部にオゾン及び負イオンを発生させる負イオン・オゾン発生器17と、オゾン濃度センサ18と、負イオン・オゾン発生器17を制御し室内のオゾン濃度を一定値以下に制御するオゾン濃度制御部19とから構成される。
すなわち、生芋30の殺菌治療装置1は、殺菌治療室2内を第1室内温度及び第1室内湿度に一定に保持し、殺菌治療室2内の二酸化炭素濃度を一定値以下に保持し、生芋30に低速度の微風を当てつつ短期間で殺菌治療する。また、生芋30の殺菌治療装置1は、殺菌治療室2内を換気し、室内の二酸化炭素濃度を一定値以下とすることで芋をその品質を保持しつつ殺菌治療を施すことが可能となる。このように生芋30に対して適格な環境を保持し、生芋30をその品質を保持しつつ健全な状態とする。この殺菌治療室2による生芋30の殺菌治療は、24時間〜36時間行われる。
殺菌治療室2内は、略40℃の第1室内温度に設定されて保持される。この室内温度の設定及び保持は、室内を加熱する加熱器4を設置し、室内に設置された温度センサ6の計測値に連動する室内温度管理手段3により制御される。この加熱器4はヒートポンプ式の空気調和機であっても良い。また、殺菌治療室2内は、98%〜100%の第1室内湿度に設定されて保持される。この室内湿度の設定及び保持は、室内を加湿する加湿器9を設置し、室内に設置された湿度センサ10の計測値に連動する室内湿度管理手段8により制御される。
このように殺菌治療室2内の温度及び湿度を設定して保持することで、生芋30の病原菌に対する抵抗力を高め、長期保存の間における病害の発生から防止することが可能となる。すなわち、生芋30の収穫の際に発生したキズを治癒させ、生芋30の表皮下にコルク層を形成させることで、生芋30の傷口から侵入する黒班病菌、軟腐病菌、アオカビ病菌などの菌による腐敗を防止させる。
また、殺菌治療室2内は、略3%以下の二酸化炭素濃度に保持される。これは。生芋30は殺菌治療室2内においても呼吸しているため、二酸化炭素濃度が略3%を超える濃度となると窒息する危険性があることによる。このため、殺菌治療室2内を換気する換気装置13を設置し、室内に設置されたCO濃度センサ14によるCO濃度測定値に連動する室内CO濃度管理手段12により室内CO濃度は、略3%以下に制御される。
また、殺菌治療室2内には、負イオン・イオン発生器17により負イオン及びオゾンが発生される。殺菌治療室2には、殺菌治療室2内を換気する換気装置13が設置されるため、外部から生芋30に有害な雑菌が侵入する虞がある。そこで殺菌治療室2にオゾンを発生させその殺菌力により雑菌の侵入や繁殖を防止する。また、同時に負イオンを発生させ、生芋30の鮮度を保持する。殺菌治療室2内のオゾン濃度は、人体等に影響しないように略0.05ppm以下に制御される。
図3及び図4に示すように、負イオン・オゾン発生器17は、天井裏29と殺菌治療室2とにより形成される風路を循環する空気に対して負イオン及びオゾンを発生する負イオン・オゾン発生器17aと、換気装置13により殺菌治療室2内に給気される空気を殺菌する負イオン・オゾン発生器17bとから構成される。負イオン・オゾン発生器17aは、側室B28の天井面に3台設置される。負イオン・オゾン発生器17bは、図3に示すように、換気装置13の室内給気口22に取り付けられる。すなわち、負イオン・オゾン発生器17aは、短期間に殺菌治療室2内の雑菌を負イオン・オゾンにより殺菌し、負イオン・オゾン発生器17bは、新たに殺菌治療室2内に吸込まれる空気を負イオン・オゾンにより殺菌する。
空気流発生手段20は、差圧式を用いて殺菌治療室2内の各生芋30に低速度な微風を当てる。図3を用いて、差圧式を用いた空気流発生手段20を説明する。生芋30は、生芋保管室23に並べられて殺菌治療される。この生芋保管室23は、天井24及び隔壁25により閉鎖される。この天井24及び隔壁25により、殺菌治療室2は、生芋保管室23、側室A27、側室B28、及び天井裏29に区分けされる。この隔壁25には、通気するための開口26が設けられる。天井面に設置された有圧換気扇5が動作すると、側室A27内の空気は負圧され天井裏29の空気は加圧される。従って、室内の空気は、図中の矢印の方向に流れ、隔壁25から流入した空気は生芋30が収納されたネットがご31の間隙を通過する。これにより、各生芋30には低速度の微風が当る。
図3及び図4に、天井裏29の空気流を示す。有圧換気扇5から吹き出された空気は、加熱器4により加熱され、空気の流路内に設置された空調用ダンパ51を通過する。この空調用ダンパ51は、ダンパの機能により空気流の風量を調節する。この空調用ダンパ51を通過した空気は、負イオン・オゾン発生器17aにより負イオン及びオゾンが付加されて側室B28へと向かう。図3に示すように、側室B28では、加湿器9によりドライフォグが噴霧され空気が加湿される。なお、この天井裏29には、冷凍器35が設置され、空気の温度が略40℃を超える場合には冷却しても良い。
この低速度の微風とは、毎秒1m程度前後の風速の風をいう。しかし、厳密にこの風速により室内全体に空気流が発生することは意味しない。すなわち、殺菌治療室2の内部に差圧による空気流を発生させ、その空気流による微風で各生芋30に低速度の風を当てるものである。これにより、空気流とともに各生芋30に酸素が行き渡り、各生芋30が発生した二酸化炭素が空気流とともに回収される。
(生芋の放熱及び水切り工程)
殺菌治療の工程が終了した生芋30は、高温(略40℃)であった殺菌治療の工程から、比較的低温(14℃〜15℃)で長期貯蔵する工程に移る準備として放熱される(S4)。この放熱により、生芋30の表面の温度を冷却し、発芽による鮮度の低下を防ぐ。また、高湿度(98%〜100%)でありその表面に水滴が付着する可能性のある殺菌治療の工程から、比較的低湿度(90%〜95%)で長期貯蔵する工程に移る準備として、その表面に付着した水滴の水切りを行う(S4)。この生芋30の表面に付着した水分を除去することで、生芋30の腐敗の原因を除去する。この生芋30の放熱及び水切り工程は、殺菌治療室2内において、開口部のドア等を開放し、室内の換気装置13を略12時間程度稼動させることにより行う。或いは、次の工程である貯蔵室32内において開口部のドア等を開放し、室内の換気装置43を略12時間程度稼動させることにより行っても良い。
(生芋の貯蔵工程)
次に、生芋30は、貯蔵室32に保管され貯蔵される(S5)。図5に、貯蔵装置60の1つの実施形態の概略構成を示す。また、図6に、貯蔵室32内に配置された貯蔵装置60の立面構成の概要を示す。
生芋30の貯蔵装置60は、室内温度管理手段33、室内湿度管理手段38、室内CO濃度管理手段42、室内オゾン濃度管理手段46、及び空気流発生手段50から構成される。室内温度管理手段33は、貯蔵室32内を加熱冷却する空気調和機34と、室内温度を計測する温度センサ36と、空気調和機34を制御し、室内温度を一定の常温に保持する温度制御部37とから構成される。室内湿度管理手段38は、貯蔵室32内を加湿する加湿器39と、室内湿度を計測する湿度センサ40と、加湿器39を制御し室内湿度を一定の高湿度に保持する湿度制御部41とから構成される。室内CO濃度管理手段42は、貯蔵室32内を換気する換気装置43と、室内の二酸化炭素濃度を計測するCO濃度センサ44と、換気装置43を制御し室内の二酸化炭素濃度を一定値以下とする換気装置制御部45とから構成される。さらに、室内オゾン濃度管理手段46は、貯蔵室32内にオゾン及び負イオンを発生させる負イオン・オゾン発生器47と、オゾン濃度センサ48と、負イオン・オゾン発生器47を制御し室内のオゾン濃度を一定値以下に制御するオゾン濃度制御部49とから構成される。
すなわち、貯蔵室32内を第2室内温度及び第2室内湿度に一定に保持し、貯蔵室32内の二酸化炭素濃度を一定値以下に保持し、室内の空気を循環させて長期間貯蔵する。貯蔵室32による生芋30の保管は略6ヶ月間程度行われ、加工(仕込み)のスケジュールに従って貯蔵室32から搬出される。
貯蔵室32内は、14℃〜15℃の第2室内温度に設定されて保持される。この室内温度の設定及び保持は、室内を加熱冷却する空気調和機34を設置し、室内に設置された温度センサ36の計測値に連動する室内温度管理手段33により、室内温度をほぼ一定値(14℃〜15℃)に制御される。なお、この14℃〜15℃の設定温度は、生芋30がコガネセンガンである場合の設定温度であり、ジョイホワイト、ベニアズマ等の他の生芋の場合には、異なる設定温度となる場合がある。また、貯蔵室32内は、90%乃至95%の第2室内湿度に設定されて保持される。この室内湿度の設定及び保持は、室内を加湿する加湿器39を設置し、室内に設置された湿度センサ40の計測値に連動する室内湿度管理手段38により、室内湿度は、ほぼ一定値(90%〜95%)に制御される。
このように貯蔵室32内の温度及び湿度を設定して保持することで、生芋30の病原菌に対する抵抗力を高め、長期貯蔵の間における病害の発生から防止することが可能となる。
また、貯蔵室32内は、殺菌治療室2と同様に略3%以下の二酸化炭素濃度に保持される。これは、生芋30は貯蔵室32内においても呼吸しているため、二酸化炭素濃度が略3%を超える濃度となると窒息する危険性があることによる。このため、貯蔵室32内を換気する換気装置43を設置し、室内に設置されたCO濃度センサ44によるCO濃度測定値に連動する室内CO濃度管理手段42により室内CO濃度は、ほぼ一定値(略3%)以下に制御される。
また、貯蔵室32内には、殺菌治療室2と同様に負イオン・イオン発生器47により負イオン及びオゾンが発生される。貯蔵室32には、貯蔵室32内を換気する換気装置43が設置されるため、外部から生芋30に有害な雑菌が侵入する虞がある。そこで殺菌治療室2にオゾンを発生させその殺菌力により雑菌の侵入や繁殖を防止する。また、同時に負イオンを発生させ、生芋30の鮮度を保持する。殺菌治療室2内のオゾン濃度は、人体等に影響しないように略0.05ppm以下に制御される。
空気流発生手段50は、貯蔵室32内の各生芋30に微風を当てる。図6及び図7に、空気流発生手段50の1つの実施形態の概要を示す。天井面には、空気調和機34が設置され、温風又は冷風を送風する。また、加湿器39は、二流体式による加湿器39であり、ドライフォッグを噴射する。この空気調和機34を生芋30のネットかご61の側方の入口側62の上方に設置し、その送風の方向を図6に示すように下方に設定することで貯蔵室32内に空気流による循環風路が形成される。さらに、二流体式による加湿器39の位置を空気調和機34から離れた、例えば図6のような位置に吊るし、その噴射の方向を、空気調和機34からの送風が棚の入口側62に誘導するようにすると、貯蔵室32内の空気流の循環風路がより明確に形成される。
このように、空気調和機34から送風された空気流は下方に向かうが、二流体式による加湿器39から噴射されたドライフォッグによりネットかご61の入口側62へと誘導される。同時に、その温風又は冷風は、ドライフォッグをネットかご61の入口側62へと運び込む。ネットかご61の内部は、このドライフォッグを含んだ空気流が通過可能な程度に上下方向に間隔が空けてある。従って、ドライフォッグを含んだ空気流は、ネットかご61の出口側63へと向かい、さらに上昇して加湿器39の噴射により上記風路を循環する。この循環するドライフォッグを含んだ空気流により各生芋30には酸素が行き渡り、各生芋30が発生した二酸化炭素が循環するドライフォッグを含んだ温風又は冷風とともに放出される。
(生芋の収納及び保管方法)
図8に、生芋30の保管方法の1つの実施形態を示す。まず、生芋30は、粗い目を有する収納ネット36に詰め込まれる。そして、生芋30が詰め込まれた収納ネット36は、パレット52上に置かれたネットかご31に収納される。このパレット52は、フォークリフト等で搬送する際の架台となる。ネットかご31は、側面にネットが張られた収納箱であり、図8に示すように、相互に間隔を置いてパレット52の上に設置される。このような保管方法により、空気流が通過する隙間が確保される。この隙間を空気流が通過することにより、生芋30の貯蔵工程においては、各生芋30に温湿度及び二酸化炭素濃度等を均等に施すことが可能となる。また、生芋30の殺菌治療工程においては、生芋30が詰め込まれた粗い目を有する収納ネット36及びネットかご31の隙間を空気流が通過することができ、各生芋30に温湿度及び二酸化炭素濃度等を均等に施すことができ、コルク層の形成を促進することが可能となる。
生芋30は、収穫の際にこのメッシュ状の収納ネット36に納められる(S1)。さらに、生芋30の水洗浄の際にもこの収納ネット36の上から洗浄が行われる(S2)。そして、上述したように、生芋の殺菌治療工程(S3),生芋の放熱及び水切り工程(S4)及び生芋の貯蔵工程(S5)の間にも、この収納ネット36に納められたまま、殺菌治療室2及び貯蔵室32のネットかご31に保管される。長期保存が終了し加工(仕込み)される生芋30は、貯蔵室32から収納ネット36に納められたまま搬出される。そして、収納ネット36から取り出されて加工機のポッパーに搬入されて投入される。これらにより、長期保存される生芋30は、その収納する容器を移し替える必要がない。また、このメッシュ状の収納ネット36により、殺菌治療室2及び貯蔵室32において、その品質を保持しながら殺菌治療及び長期保存することが可能となる。
図9に、生芋の長期保存方法の他の実施形態の概略工程を示すフローチャートで示す。この実施形態では、殺菌治療工程と貯蔵工程とは生芋保存室70において行われる。すなわち、生芋30を殺菌治療室2から貯蔵室32に運搬することなく長期保存を行う。具体的には、殺菌治療室2にて、生芋保存室70として生芋30の貯蔵工程を行う。
殺菌治療室2にて、生芋保存室70として生芋の貯蔵工程を行う場合には、図3に示す隔壁25は撤去しても良い。生芋の貯蔵工程では、殺菌治療工程と異なり、生芋30に直接微風を当てずに室内の空気を循環させるのが好ましいからである。また、図4に示す空調用ダンパ51は閉とし、循環する空気は冷凍器35を通過させる。生芋の貯蔵工程では、殺菌治療工程と異なり、室内温度は14℃乃至15℃に制御しなければならないからである。これらの点につき殺菌治療室2を改造することで、殺菌治療室2を生芋保存室70として生芋の貯蔵工程にも使用することが可能となる。
本発明に係る生芋の長期保存方法の1つの実施形態の概略工程を示すフローチャートである。 殺菌治療装置の一つの実施形態の概略構成を示すブロック図である。 殺菌治療室内の殺菌治療装置の立面構成を示す断面図である。 殺菌治療室の天井面の平面構成を示す図3のA−A断面図である。 貯蔵装置の一つの実施形態の概略構成を示すブロック図である。 貯蔵室の貯蔵装置の立面構成を示す断面図である。 貯蔵室の貯蔵装置の立面構成を示す断面図である。 殺菌治療室及び貯蔵室においてパレット及びネットかごに保管される生芋の保管方法の1つの実施形態を示す説明図である。 本発明に係る生芋の長期保存方法の他の実施形態の概略工程を示すフローチャートである。
符号の説明
1 殺菌治療装置、2 殺菌治療室、3,33 室内温度管理手段、4 加熱器、5 有圧換気扇、6,36 温度センサ、7,37 温度制御部、8,38 室内湿度管理手段、9,39 加湿器、10,40 湿度センサ、11,41 湿度制御部、12,42 室内CO濃度管理手段、13,43 換気装置、14,44 CO濃度センサ、15,45 換気装置制御部、16,46 室内オゾン濃度管理手段、17a,17b,47 負イオン・オゾン発生器、18,48 オゾン濃度センサ、19,49 オゾン濃度制御部、20,50 空気流発生手段、22 室内給気口、23 生芋保管室、24 天井、25 隔壁、26 開口、27 側室A、28 側室B、29 天井裏、30 生芋、31,61 ネットかご、32 貯蔵室、34 空気調和機、35 冷凍器、36 収納ネット、51 空調用ダンパ、52 パレット、60 貯蔵装置、62 入口側、63 出口側、70 生芋保存室。

Claims (11)

  1. 芋焼酎の原料となる生芋を殺菌治療室に保管し、第1室内温度及び第1室内湿度に一定に保持し、室内の二酸化炭素濃度を一定値以下に保持し、生芋に低速度な微風を当てつつ短期間で殺菌治療する工程と、
    生芋を貯蔵室に保管し、第2室内温度及び第2室内湿度に一定に保持し、室内の二酸化炭素濃度を一定値以下に保持し、室内の空気を循環させて生芋を長期間にわたり貯蔵する工程と、
    を備えることを特徴とする生芋の長期保存方法。
  2. 請求項1に記載の生芋の長期保存方法において、殺菌治療室及び貯蔵室の内部に負イオン及びオゾンを発生させることを特徴とする生芋の長期保存方法。
  3. 芋焼酎の原料となる生芋を生芋保存室に保管し、第1室内温度及び第1室内湿度に一定に保持し、室内の二酸化炭素濃度を一定値以下に保持し、生芋に低速度な微風を当てつつ短期間で殺菌治療する工程と、
    生芋を生芋保存室に保管し、第2室内温度及び第2室内湿度に一定に保持し、室内の二酸化炭素濃度を一定値以下に保持し、室内の空気を循環させて生芋を長期間にわたり貯蔵する工程と、
    を備えることを特徴とする生芋の長期保存方法。
  4. 請求項3に記載の生芋の長期保存方法において、生芋保存室の内部に負イオン及びオゾンを発生させることを特徴とする生芋の長期保存方法。
  5. 請求項1乃至4のいずれか1に記載の生芋の長期保存方法において、生芋を殺菌治療する工程の後であって生芋を貯蔵する工程の前に、生芋の表面に付着した水分を除去し、生芋を放熱冷却する工程を備えることを特徴とする生芋の長期保存方法。
  6. 請求項5に記載の生芋の長期保存方法において、室内を換気することで生芋の表面に付着した水分を除去し、生芋を放熱冷却することを特徴とする生芋の長期保存方法。
  7. 請求項1乃至6のいずれか1に記載の生芋の長期保存方法において、生芋を殺菌治療する工程の前に、生芋を水洗浄する工程を含むことを特徴とする生芋の長期保存方法。
  8. 請求項1乃至7のいずれか1に記載の生芋の長期保存方法において、第1室内温度は略40℃であり、第1室内湿度は98%乃至100%であり、第2室内温度は14℃乃至15℃であり、第2室内湿度は90%乃至95%であることを特徴とする生芋の長期保存方法。
  9. 請求項1乃至8のいずれか1に記載の生芋の長期保存方法において、二酸化炭素濃度の一定値は略3%以下であることを特徴とする生芋の長期保存方法。
  10. 請求項1乃至9のいずれか1に記載の生芋の長期保存方法において、生芋は、空気を流通させるメッシュ状の収納ネットに詰め込まれて殺菌治療され、貯蔵されることを特徴とする生芋の長期保存方法。
  11. 請求項1乃至10のいずれか1に記載の生芋の長期保存方法において、生芋は、空気を流通させるネットが側壁に張られたネットかご内に収納されて殺菌治療され、貯蔵されることを特徴とする生芋の長期保存方法。
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