JP2004298070A - 食品殺菌貯蔵方法および装置 - Google Patents

食品殺菌貯蔵方法および装置 Download PDF

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Abstract

【課題】殺菌されるべき食品の乾燥を防止し、かつ貯蔵庫内の食品をむらなく殺菌することができる食品殺菌貯蔵装置を提供する。
【解決手段】壁を冷却することにより当該壁に囲まれた空間を冷却することができる間接式貯蔵庫と、該間接式貯蔵庫を冷却する冷却機と、負イオンとオゾンを含んだ空気を放出することができる活性粒子生成装置と、中空膜を備えた中空膜式加湿機とからなる。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、負イオンおよびオゾンを利用して各種食品を殺菌しつつ貯蔵することができる食品殺菌貯蔵方法および装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の食品殺菌貯蔵装置としては、電離室を備えた微生物繁殖防止装置があり、この装置では、送風機により供給される冷気中にイオンとともにオゾンを発生させ、食品などの微生物繁殖物体に冷気として供給している(たとえば、特許文献1参照)。
【0003】
また、他の従来例としては、イオン供給室を備えた微生物繁殖防止装置があり、このイオン供給室は、微生物が繁殖する物体を収納する空間を有するとともに、電離室において発生したオゾンを含むイオン化気体が前記物体に吹き付けられるようにして供給される(たとえば、特許文献2参照)。
【0004】
【特許文献1】
特開平9−119657号公報(10頁右欄12〜23行、図23)
【特許文献2】
特開平9−108313号公報(7頁右欄1〜6行、図7)
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、特許文献1にかかわる食品殺菌貯蔵装置にあっては、微生物繁殖物体を収納した空間に、単にイオンとオゾンを含んだ冷気を供給した場合に、空間中でイオン濃度の減衰が生じてしまい、その結果、微生物繁殖物体に所定濃度のイオンが供給できず、微生物の繁殖を確実に防止することができないという問題があった。さらに、冷気中にイオンとオゾンを発生させているので、イオンとオゾンを含んだ冷気には水分含量が少なく、微生物繁殖物体にこの冷気を供給した場合、微生物繁殖物体中の水分が減少し、微生物繁殖物体が乾燥してしまうという問題もあった。
【0006】
一方、特許文献2にかかわる食品殺菌貯蔵装置にあっては、食品などの微生物が繁殖する物体にイオンとオゾンを含んだ空気を吹き付けた場合に、食品表面近傍の空気の流動により食品からの水分蒸散が促進される。その結果、微生物が繁殖する物体表面において、微生物の繁殖は防止できるものの、物体が乾燥してしまうという問題があった。さらに、微生物が繁殖する物体の位置により、イオンとオゾンを含んだ空気の吹き付け量が異なり、貯蔵空間内に収納された物体間において微生物繁殖防止効果にむらが生じるという問題もあった。
【0007】
本発明は、前記従来技術の有する欠点を解消するためになされたものであり、殺菌されるべき食品の乾燥を防止し、かつ貯蔵庫内の食品をむらなく殺菌することができる食品殺菌貯蔵方法および装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明の食品殺菌貯蔵方法は、殺菌すべき食品を、水分と負イオンとオゾンを含んだ空気に間欠的に曝露せしめることを特徴としている。
【0009】
また、本発明の食品殺菌貯蔵装置は、壁を冷却することにより当該壁に囲まれた空間を冷却することができる間接式貯蔵庫と、該間接式貯蔵庫を冷却する冷却機と、負イオンとオゾンを含んだ空気を放出することができる活性粒子生成装置と、中空膜を備えた中空膜式加湿機とからなることを特徴としている。
【0010】
【発明の実施の形態】
実施の形態1
図1は本発明の実施の形態1にかかわる食品殺菌貯蔵装置の概略説明図である。間接式冷蔵庫1は外壁5と内壁6の二重壁構造となっており、その壁間に冷却機4によって冷却された熱媒体が流れるようになっている。この熱媒体としては、たとえば空気などの気体や不凍液などの液体が用いられる。この間接式冷蔵庫1の内壁6の天井面に活性粒子生成装置2が設けられており、この活性粒子生成装置2に風路を介して中空膜式加湿機3が取り付けられている。図2は活性粒子生成装置2の断面説明図である。活性粒子生成装置2の内部には、負イオンとオゾンを含んだ空気を吹き出すための送風機12が設けられ、該送風機12の周囲には空気の流れ方向を変えるための風向変更手段である風向変更機11が備えられている。この風向変更機11は風を一方向に吹き出すために設けられた開口部を有する金属カバーと、該金属カバーを駆動させるモータ(図示せず)から構成されており、図2において矢印aで示される揺動運動を行なう。それらに加えて、負イオンとオゾンを発生するための放電線13が、金網接地電極15に対向するように放電線支持板14に取り付けられ、高電圧電源16から高電圧が放電線13に供給されている。なお、放電線13には、タングステン線やニッケル線が用いられている。図3は前述した中空膜式加湿機3の概略説明図である。中空膜加湿機3は水が蓄えられている複数の中空膜21を備えており、該中空膜21間に空気が流れるようにスペーサ(図示せず)を設けることにより、短冊積層構造として長方形型の空気流路22を設けるようになっており、中空膜21には水供給管23を介して水供給装置24が接続されている。中空膜21は空気流通用の開口部が形成されたケーシング7内に収納されている。この中空膜21は、通常、撥水性が非常に高い多孔質フィルムから構成されている。図3では、分かり易くするために4枚の中空膜21が描かれているが、本発明において、中空膜21の数や大きさにとくに制限はない。このフィルムは水滴の数万分の1、かつ、水蒸気の数千倍の微細な孔をもつ多孔質構造になっているため、水滴としては漏れてでないが、水蒸気としては膜を通過できるようになっている。また、中空膜21への水の供給は、中空膜21内の圧力をモニタリングし、その圧力低下によって行なうようにされている。図3において、白抜きの矢印は空気の流れを示しており、図において手前側から流入した空気は中空膜21から水分の供給を受け、加湿された状態で中空膜式加湿機3から流出する。
【0011】
このような構成によれば、冷却された状態を維持しつつ、飽和水蒸気圧に近い水分を含んだ空気を、放電線13に対して様々な角度をもたせて、当該放電線13に供給することができる。したがって、高水分、かつ高濃度の負イオンを含んだ空気を間接式冷蔵庫1の隅々まで供給することができる。図4は、活性粒子生成装置が設けられた位置における、間接式冷却庫1の断面方向からみたときの負イオン濃度の分布を示したものである。このように、各点の負イオン濃度の時間平均値は、殺菌効果が得られる10ions/cm以上を達成できた。なお、図4からわかるように、活性粒子生成装置2から遠くなるほど、負イオン濃度の時間平均値が小さくなる傾向が認められる。このような場合には、タイマなどを用いて風向変更機11を制御し、活性粒子生成装置2から遠くなる位置での吹き出し時間を長くすることによって、さらに負イオン濃度のばらつきを小さくすることができる。これにより、さらに均一に食品保存を行なうことができる効果が得られる。
【0012】
このように中空膜式加湿機3を吹出し角度が変更できる活性粒子生成装置2の風上側に備えることにより、高水分、かつ、高濃度の負イオンを含んだ空気を間接式冷蔵庫1の隅々まで供給できるため、間接式冷蔵庫1内の空間に貯蔵された食品からの水分蒸散を抑えることが可能となり、また、食品表面においてカビなどの微生物が増殖することを防止できる。
【0013】
つぎに、本発明の食品殺菌貯蔵方法における負イオンとオゾンの混合ガスの間欠曝露が殺菌効果におよぼす影響について説明する。図5は、曝露時間と曝露停止時間を1サイクルとした場合に、1サイクル時間中に曝露時間が占める割合が殺菌効果におよぼす影響を調べたものである。なお、本実験結果は1サイクルを10分に固定し、10ions/cmの負イオンと0.05ppmのオゾンを含んだ空気の曝露を3024サイクル繰り返した場合の結果である。図5に示されるように、1サイクル時間中に曝露時間が占める割合が0.1以上であれば、連続処理の場合の90%以上の殺菌効果が得られ、さらに1サイクル時間中に曝露時間が占める比率が0.4以上であれば、連続処理の場合とほぼ同様の殺菌効果が得られることがわかった。これにより、好ましくは1サイクル時間中に曝露時間が占める比率が0.1以上となる負イオンとオゾンの混合ガスの間欠処理、さらに好ましくは1サイクル時間中に曝露時間が占める比率が0.4以上となる負イオンとオゾンの混合ガスの間欠処理を行なうことにより、連続処理とほぼ同等の殺菌効果が得られる。
【0014】
また、図6は曝露と曝露停止の1サイクルの時間が殺菌効果におよぼす影響を調べたものである。なお、本実験結果は曝露時間と曝露停止時間の比率を1:4で一定とし、10ions/cmの負イオンと0.05ppmのオゾン含んだ空気の曝露をトータルで3週間処理した場合の結果である。このように、1サイクルの時間が10分以下であれば、連続処理の場合の90%以上の殺菌効果が得られ、さらに1サイクルの時間が2.5分以下であれば、連続処理の場合とほぼ同様の殺菌効果が得られることがわかった。これにより、好ましくは1サイクルの時間が10分以下となる負イオンとオゾンの混合ガスの間欠処理、さらに好ましくは1サイクルの時間が2.5分以下となる負イオンとオゾンの混合ガスの間欠処理を行なうことにより、連続処理とほぼ同等の殺菌効果が得られる。
【0015】
つぎに、中空膜式加湿機3の冷却時における加湿特性について説明する。図7は温度をパラメータとして通過風量が加湿量に与える影響を示したものである。このように、2℃という冷蔵条件においても加湿量の減少は非常にわずかであり、中空膜式加湿機3が冷却下においても充分な加湿性能を得られることがわかった。
【0016】
また、本発明の特徴の一つである自動加湿性能について説明する。図8は温度をパラメータとして通過空気の相対湿度が加湿量に与える影響を示したものである。このように、相対湿度が高くなると加湿量が低下するため、空気中に飽和蒸気圧以上に水分が含まれる過飽和状態になることがない。したがって、中空膜式加湿機3と活性粒子生成装置2をつなぐ風路や、活性粒子生成装置2内で結露することがなく、高水分、かつ高濃度の負イオンを含んだ空気を作ることができる。
【0017】
実施の形態2
図9は本発明の実施の形態2にかかわる食品殺菌貯蔵装置の概略説明図である。このように、間接式貯蔵庫1内にオゾンセンサ31を備え付け、このオゾンセンサ31から出力された信号に基づいて、活性粒子生成装置2において生成されるオゾンの量を制御するようにしてもよい。通常、オゾンセンサとしては、たとえば紫外線吸光度を測定するものや、オゾンを吸着させたときの電気抵抗を測定するものが用いられる。また、オゾンの生成量を制御する方法としては、たとえば活性粒子生成装置2内の放電線13に印加する電圧を制御する方法や、その電圧をパルス電圧にし、そのパルス周波数を制御する方法などの高電圧電源16を制御する方法が用いられる。なお、オゾン濃度の制御値としては、食品の酸化腐敗を防止するという観点より、通常0.1ppm以下に設定されるケースが多い。
【0018】
この構成によれば、食品貯蔵空間のオゾン濃度が高くなることを防ぐことができ、オゾンによって食品が酸化腐敗するのを防止できるという効果がある。
【0019】
実施の形態3
図10は本発明の実施の形態3にかかわる食品殺菌貯蔵装置の概略説明図である。本実施の形態のように、間接式貯蔵庫1内に負イオンセンサ33を備え付け、その負イオンセンサ33から出力された信号に基づいて、活性粒子生成装置2からの負イオンとオゾンを含んだ空気の吹出し角度を制御するようにしてもよい。通常、負イオンセンサ33としては、負イオンを電流に変換して、その電流値を測定するものが用いられる。
【0020】
この構成によれば、食品との接触により負イオン濃度が低下した部位に向かって負イオンを吹き出すことができるので、効率よく食品を殺菌することができるという効果がある。
【0021】
実施の形態4
図11は本発明の実施の形態4にかかわる食品殺菌貯蔵装置の概略説明図である。本実施の形態のように、間接式貯蔵庫1内に風速計34を備え付け、その風速計34から出力された信号に基づいて、活性粒子生成装置2からの負イオンとオゾンを含んだ空気の吹出し角度を制御するようにしてもよい。通常、風速計34としては、熱線風速計などが用いられる。
【0022】
図12は食品表面の風速と負イオン濃度の関係を示したものである。このように、食品表面速度と負イオン濃度のあいだには、比例関係が成り立ち、広く利用されている風速計が負イオン濃度計の代替として使用できることがわかった。これにより、負イオン濃度の変化を比較的高価なイオン濃度計を用いずに、安価な風速計を用いて行なうことができる。
【0023】
この構成によれば、設備費用を抑えて、食品との接触により負イオン濃度が低下した部位に向かって負イオンを吹き出すことができるので、コストパフォーマンスの高い食品殺菌を実現することができるという効果がある。
【0024】
実施の形態5
図13は本発明の実施の形態5にかかわる食品殺菌貯蔵装置の概略説明図である。本実施の形態のように、間接式貯蔵庫1内に食品センサ35を備え付け、その食品センサ35から出力された信号に基づいて、活性粒子生成装置2からの負イオンとオゾンを含んだ空気の吹出し角度を制御するようにしてもよい。通常、食品センサ35としては、圧電素子を用いた歪ゲージやCCDカメラなどを用いた画像分析装置などが用いられる。
【0025】
この構成によれば、食品の存在する方向に優先的に負イオンを吹き出すことができるので、効率よく食品を殺菌することができるという効果がある。
【0026】
実施の形態6
図14は本発明の実施の形態6にかかわる食品殺菌貯蔵装置の概略説明図である。本実施の形態のように、中空膜式加湿機3の上流側にフィルター36を備え付けるようにしてもよい。通常、フィルター36としては、細かいメッシュを幾重にも重ね合わせた物理的フィルターでもよいし、電気集塵などを利用した電気的フィルターでもよい。
【0027】
この構成によれば、中空膜式加湿機2内に埃や塵が侵入することを防止できるので、加湿性能を長期間にわたって維持することができるという効果がある。
【0028】
実施の形態7
図15は本発明の実施の形態7にかかわる食品殺菌貯蔵装置の概略説明図である。本実施の形態のように、中空膜式加湿機3の上流側にフィルター36とファン37を備え付けるようにしてもよい。
【0029】
この構成によれば、フィルター36の圧損による風量低下を防止することができるので、放電線13と金網接地電極14によって構成される電極間の風速が低下するのを防ぐことができ、風速低下による負イオン生成の低下を防止できるという効果がある。さらに、活性粒子生成装置2の吹出し部近傍の空気を吸引することがなくなり、遠くの位置まで高濃度の負イオンを供給することができるので、より高い殺菌効果を得ることができるという効果がある。
【0030】
実施の形態8
図16は本発明の実施の形態8にかかわる食品殺菌貯蔵装置の概略説明図である。活性粒子生成装置2を間接式冷蔵庫1の天井部分に取り付ける場合、図16に示されるように複数台備えるようにしてもよい。図に示される例では、中空膜式加湿機3と活性粒子生成装置2を一つのユニットとして、2機のユニットを間接式冷蔵庫1の天井部分に取り付けたものである。なお、間接式冷蔵庫1内の相対湿度が充分高い場合には、中空膜加湿機3を特定の活性粒子生成装置2にのみ備え、活性粒子生成装置2のみを複数台備えるようにしてもよい。
【0031】
この構成によれば、活性粒子生成装置からみて複数の方向に負イオンとオゾンを含んだ空気を一度に吹き出すことができるので、殺菌効果に要する時間を短縮できるという効果がある。また、間接式冷蔵庫内の空気をより攪拌できるので、間接式貯蔵庫内の温度や相対湿度などの環境因子の位置によるばらつきを小さくすることができ、食品などを均一に貯蔵することができるという効果もある。
【0032】
また、前述した例に示したように、このような2機のユニットを天井面と平行にして、単に直列に並べるのではなく、図17に示すように冷蔵庫内の中央部側の取り付け位置を高くして、床面に対して斜めになるように取り付けるようにしてもよい。このようにすることにより、貯蔵庫の中央部分で両方のユニットから吹き出された空気が衝突し、図18に示すように中央部分での負イオンを高め、空間における負イオン分布を改善することができる。これにより、食品などをより均一に貯蔵する効果が得られる。
【0033】
実施の形態9
図19は本発明の実施の形態9にかかわる食品殺菌貯蔵装置の概略説明図である。本実施の形態のように、中空膜式加湿機3の上流側にダクト41を備え付け、活性粒子生成装置2の近傍から活性粒子生成装置2内に空気を取り込まないようにしてもよい。図に示される例では、ダクト41の終端を間接式冷蔵庫1の四隅に配置するようにしている。さらに、均一化を図る場合には、間接式貯蔵庫1の長手方向の中間位置に吸込み口を2箇所設けるようにし、6箇所から庫内の空気を吸込むようにしてもよい。
【0034】
この構成によれば、活性粒子生成装置2から発生した負イオンやオゾンを活性粒子生成装置2の空気流吸込み口から吸引することがなくなり、遠くの位置まで高濃度の負イオンを供給することができるので、より高い殺菌効果を得ることができるという効果が得られる。
【0035】
実施の形態10
図20は本発明の実施の形態10にかかわる食品殺菌貯蔵装置の概略説明図である。本実施の形態のように、中空膜式加湿機3の上流側にダクト41を備え付け、そのダクトの終端にフィルター36を備えるようにして、ダクト41内部に埃や塵などが侵入するのを防止するようにしてもよい。
【0036】
この構成によれば、ダクト41内部でカビなどが発生するのを防止でき、中空膜式加湿機3が汚れて、加湿性能が低下することを防止できるという効果が得られる。
【0037】
なお、中空膜式加湿機3が汚れて性能が低下することのみを防止する場合は、実施の形態6と同様に、中空膜式加湿機3とダクト41のあいだにフィルター36を備えるようにしても、同様の効果が得られる。
【0038】
実施の形態11
図21は本発明の実施の形態11にかかわる食品殺菌貯蔵装置の概略説明図である。本実施の形態のように、中空膜式加湿機3の上流側にダクト41を備え付け、そのダクトの終端にファン37を備えるようにして、ダクトの圧損による風量低下を防止するようにしてもよい。
【0039】
この構成によれば、ダクト41の圧損による風量低下を防止することができるので、放電線13と金網接地電極14によって構成される電極間の風速が低下するのを防ぐことができ、風速低下による負イオン生成の低下を防止できるという効果が得られる。
【0040】
なお、この例では、ダクト41の終端それぞれにファンを備えるものを示したが、中空膜式加湿機3とダクト41のあいだにファン37を備えるようにしても同様の効果が得られる。
【0041】
実施の形態12
図22は本発明の実施の形態12にかかわる食品殺菌貯蔵装置の概略説明図である。本実施の形態のように、中空膜式加湿機3の上流側にダクト42を備え付け、そのダクト42のうちで、鉛直方向に備えられたダクトに多数の孔45を上下方向に開けるようにしてもよい。孔の数、形状および大きさはとくに限定されるものではないが、通常、丸ダクトの場合はダクト直径に対して直径が1/4〜2/3の長さの孔を、角ダクトの場合はダクト幅に対して直径が1/4〜2/3の長さの孔を、1本の縦ダクトに1mあたり3〜8個程度設けることができる。
【0042】
この構成によれば、負イオンとオゾンを含んだ空気の流れの上下分布を解消することができるので、間接式貯蔵庫1内の負イオンの分布を小さくすることができ、間接式貯蔵庫1に収納された食品を均一に殺菌貯蔵することができるという効果が得られる。
【0043】
実施の形態13
図23は本発明の実施の形態13にかかわる食品殺菌貯蔵装置の概略説明図である。本実施の形態のように、中空膜式加湿機3の上流側にダクト43を備え付け、そのダクト43の終端部43aを平板状にして、すなわち帯状の開口部として、間接式冷蔵庫の長手方向に対しては空気を均一に吸込むようにしてもよい。
【0044】
この構成によれば、活性粒子生成装置2の長さ方向に対しては、均一な風を吹出して均一な風を吸込むという平行流を作りだすことができるので、間接式貯蔵庫1内の負イオンの分布のばらつきを小さくすることができ、間接式貯蔵庫1に収納された食品をより均一に殺菌貯蔵することができるという効果が得られる。
【0045】
実施の形態14
図24は本発明の実施の形態14にかかわる食品殺菌貯蔵装置の概略説明図である。本実施の形態のように、図23に示した平板ダクト43に吸込みファン46を取り付けたファン付き平板ダクト44を中空膜式加湿機3の上流側に備え付け、ダクト44内部に強制的に空気を吸込むようにしてもよい。
【0046】
この構成によれば、食品などが密に収納された状態、すなわち、圧力損失が大きな部位でも負イオンとオゾンを含んだ空気を均一に吸込むことができるようになるので、密に収納された食品に負イオンとオゾンを効率的に供給することができ、収納された食品をより効率よく殺菌貯蔵することができるという効果が得られる。
【0047】
なお、この例では、ファン付き平板ダクト44を用いた場合について示したが、ダクト構造をとらず、ファン付き平板によって空気を横方向から吸込み、その吸込んだ空気を上方に供給する、すなわち庫内にファンを適宜配置して上方への空気の流れをつくるようにしても、ほぼ同様の効果が得られる。
【0048】
実施の形態15
また、実施の形態1では、放電線13と金網接地電極15が鉛直方向に備え付けられている活性粒子生成装置2を使用する場合について示したが、図25に示されるように放電線13をV字状放電線支持板51によって支え、その放電線13と対向するように谷型金網接地電極52を備えるようにしてもよい。
【0049】
この構成によれば、吹出し方向を鉛直方向に対して、ある角度振った場合に、放電方向と空気吹出し方向を一致させることができるので、間接式貯蔵庫1の壁面近傍に置かれた食品に優先的に負イオンとオゾンを含んだ空気を供給でき、効率よく食品殺菌貯蔵を行なうことができるという効果が得られる。
【0050】
実施の形態16
また、実施の形態1では、放電線13と金網接地電極15が鉛直方向に備え付けられている活性粒子生成装置2を使用する場合について示したが、図26に示されるように放電線13を円弧状放電線支持板53によって支え、その放電線13と対向するように円弧状金網接地電極54を備えるように、すなわち、風向変更機の移動の軌跡と同軸円周状に放電線13と円弧状金網接地電極54を備えるようにしてもよい。
【0051】
この構成によれば、吹出し方向が変わっても、放電方向と空気吹出し方向を常に一致させることができるので、間接式貯蔵庫1のどの部位に置かれた食品に対しても効率よく負イオンとオゾンを含んだ空気を供給でき、均一に食品殺菌貯蔵を行なうことができるという効果が得られる。
【0052】
実施の形態17
また、実施の形態1では、風向変更機11の吹出し口の移動軌跡が円弧状になるような活性粒子生成装置2を使用する場合について示したが、図27に示されるように風向変更ガイド55を設け、そのガイド55をモータ(図示せず)で動かすようにしてもよい。
【0053】
このような構成にしても、高水分、かつ高濃度の負イオンを含んだ空気を間接式冷蔵庫1の隅々まで供給できるという効果が得られる。
【0054】
実施の形態18
また、実施の形態1では、中空膜加湿機3が複数の中空膜21と、その中空膜21間に空気が流れるようにスペーサを設けるようにし、短冊積層構造として長方形型の空気流路22から構成される場合について示したが、図28に示されるように、中空膜21と空気流路22を一つのユニットとし、その複数のユニットを中空膜21列と空気流路22列を一列ずらして積層するような構造としてもよい。
【0055】
この構成によれば、図29に示されるように、中空膜式加湿機3内で空気の流れに乱れが生じ、空気と中空膜21との接触効率を高めることができるので、加湿能力を向上でき、食品からの乾燥をより防止できるという効果が得られる。また、中空膜式加湿機3を小さくできるという効果も得られる。なお、図29は、分かり易くするために図28に示すものよりも中空膜の数を少なくしている。
【0056】
実施の形態19
図30は本発明の実施の形態19にかかわる食品殺菌貯蔵装置の概略説明図である。本実施の形態のように、間接式貯蔵庫1内に内部監視センサ61を備え付け、その内部監視センサ61から出力された信号を制御設定器62が受け、該信号に基づいて活性粒子生成装置2や、中空膜式加湿機3、冷却機4を制御するようにしてもよい。内部監視項目としては、温度、相対湿度、エチレンなどのガス成分、浮遊菌数、浮遊粒子数などが挙げられる。たとえば、温度の場合は冷却機4を、相対湿度の場合は中空膜加湿機3を通過する風量や冷却機4を、エチレン濃度の場合は活性粒子制御装置2で生成するオゾン量を、浮遊菌数の場合は活性粒子制御装置2で生成するオゾンや負イオンの生成量を、浮遊粒子数の場合は負イオン量を制御する。なお、浮遊粒子数を制御する場合は、間接式貯蔵庫1内に電気集塵機63を備えることにより、より高い効果が得られる。
【0057】
この構成によれば、食品を貯蔵する環境条件を最適化できるので、食品を殺菌するだけでなく、食品を物体として劣化することを防止でき、長期間鮮度を維持した状態で食品を貯蔵できるという効果が得られる。
【0058】
【発明の効果】
以上説明したとおり、本発明の食品殺菌貯蔵方法および装置によれば、食品を乾燥させることなく均一にむらなく殺菌をすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1にかかわる食品殺菌貯蔵装置の概略説明図である。
【図2】図1に示される活性粒子生成装置の断面説明図である。
【図3】図1に示される中空膜式加湿機の概略説明図である。
【図4】活性粒子生成装置が設けられた位置における間接式冷蔵庫の断面方向から見たときの負イオン濃度の分布例を示す図である。
【図5】1サイクル時間中に曝露時間が占める割合が殺菌効果におよぼす影響をあらわす図である。
【図6】曝露と曝露停止の1サイクルの時間が殺菌効果におよぼす影響をあらわす図である。
【図7】中空膜式加湿機において、温度をパラメータとして通過風量が加湿量に与える影響を示す図である。
【図8】中空膜式加湿機において、温度をパラメータとして通過空気の相対湿度が加湿量に与える影響を示す図である。
【図9】本発明の実施の形態2にかかわる食品殺菌貯蔵装置の概略説明図である。
【図10】本発明の実施の形態3にかかわる食品殺菌貯蔵装置の概略説明図である。
【図11】本発明の実施の形態4にかかわる食品殺菌貯蔵装置の概略説明図である。
【図12】食品表面の風速と負イオン濃度の関係を示す図である。
【図13】本発明の実施の形態5にかかわる食品殺菌貯蔵装置の概略説明図である。
【図14】本発明の実施の形態6にかかわる食品殺菌貯蔵装置の概略説明図である。
【図15】本発明の実施の形態7にかかわる食品殺菌貯蔵装置の概略説明図である。
【図16】本発明の実施の形態8にかかわる食品殺菌貯蔵装置の概略説明図である。
【図17】本発明の実施の形態8にかかわる食品殺菌貯蔵装置の断面説明図である。
【図18】2機のユニットを中央部分が高くなるようにして据え付けた場合の間接式冷蔵庫の断面方向から見たときの負イオンの分布例を示す図である。
【図19】本発明の実施の形態9にかかわる食品殺菌貯蔵装置の概略説明図である。
【図20】本発明の実施の形態10にかかわる食品殺菌貯蔵装置の概略説明図である。
【図21】本発明の実施の形態11にかかわる食品殺菌貯蔵装置の概略説明図である。
【図22】本発明の実施の形態12にかかわる食品殺菌貯蔵装置の概略説明図である。
【図23】本発明の実施の形態13にかかわる食品殺菌貯蔵装置の概略説明図である。
【図24】本発明の実施の形態14にかかわる食品殺菌貯蔵装置の概略説明図である。
【図25】本発明の実施の形態15にかかわる食品殺菌貯蔵装置の活性粒子生成装置の断面説明図である。
【図26】本発明の実施の形態16にかかわる食品殺菌貯蔵装置の活性粒子生成装置の断面説明図である。
【図27】本発明の実施の形態17にかかわる食品殺菌貯蔵装置の活性粒子生成装置の断面説明図である。
【図28】本発明の実施の形態18の食品殺菌貯蔵装置の中空膜加湿機の概略説明図である。
【図29】図28に示される中空膜加湿機における空気の流れを説明する図である。
【図30】本発明の実施の形態19にかかわる食品殺菌貯蔵装置の概略説明図である。
【符号の説明】
1 間接式冷蔵庫、2 活性粒子生成装置、3 中空膜式加湿機、4 冷却機、11 風向変更機、12 ファン、13 放電線、21 中空膜、22 空気流路、31 オゾンセンサ、33 負イオンセンサ、34 風速センサ、41 ダクト。

Claims (10)

  1. 殺菌すべき食品を、水分と負イオンとオゾンを含んだ空気に間欠的に曝露せしめることを特徴とする食品殺菌貯蔵方法。
  2. 前記水分を中空膜式加湿機より供給する請求項1記載の方法。
  3. 壁を冷却することにより当該壁に囲まれた空間を冷却することができる間接式貯蔵庫と、該間接式貯蔵庫を冷却する冷却機と、負イオンとオゾンを含んだ空気を放出することができる活性粒子生成装置と、中空膜を備えた中空膜式加湿機とからなることを特徴とする食品殺菌貯蔵装置。
  4. 前記活性粒子生成装置が、負イオンとオゾンを生成する活性粒子生成手段と、空気の吹き出し方向を変更することができる風向変更手段と、該風向変更手段に空気を供給する送風機とから構成され、前記活性粒子生成手段の上流側に風向変更手段を備えてなる請求項3記載の食品殺菌貯蔵装置。
  5. 前記間接式貯蔵庫が、内壁と外壁からなる二重壁構造を有しており、前記内壁と外壁のあいだに、前記冷却機からの熱媒体を循環させるよう構成されてなる請求項3または4記載の食品殺菌貯蔵装置。
  6. 前記加湿機が、多孔質フィルムからなる中空膜をスペーサを介して複数枚積層した構造であり、前記中空膜間に空気が流れる空気流路が形成されてなる請求項3または4記載の食品殺菌貯蔵装置。
  7. 前記間接式貯蔵庫内に、食品近傍の風速を測定することができる風速センサが設けられてなる請求項3または4記載の食品殺菌貯蔵装置。
  8. 前記中空膜式加湿機に強制的に空気を送り込む送風機をさらに備えてなる請求項3または4記載の食品殺菌貯蔵装置。
  9. 前記中空膜式加湿機の入口側に、前記間接式貯蔵庫内の空気を吸引するためのダクトが接続されてなる請求項3または4記載の食品殺菌貯蔵装置。
  10. 前記間接式貯蔵庫内の環境状態を監視するセンサを備えてなる請求項3または4記載の食品殺菌貯蔵装置。
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