JP2009092377A - 冷蔵庫、保冷庫用加湿器 - Google Patents

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Abstract

【課題】 シンプルな構成で、冷蔵庫、保冷庫内をたとえば−2℃〜+10℃といった温度域で相対湿度95%〜100%の高湿度に維持することができる冷蔵庫、保冷庫を提供すること。
【解決手段】 冷蔵庫又は保冷庫内で使用する加湿器であって、下部に水槽または氷槽を有し、空気(庫内雰囲気)流れ方向に垂直な面内において閉じた空気(庫内雰囲気)流路を形成するとともに、空気(庫内雰囲気)下降流形成部および空気上昇流形成部を隣接して少なくとも一段設けさらに、前記空気流路入り側又は出側にブロアを設けて該ブロアによって冷蔵庫又は保冷庫内の空気(庫内雰囲気)を前記空気流路に流通させるようにした冷蔵庫、保冷庫用加湿器。
【選択図】 図1

Description

本発明は、野菜、果物や魚介類といった生鮮食品、また花卉等を高い鮮度で長期に保存するための冷蔵庫、保冷庫用加湿器に関する。
たとえば農産地においては、出荷時期を調整する必要性から、野菜、果物、花卉等を良好な鮮度で長期に保存する手段が強く望まれている。たとえば果物は、これを長期に亘って良好な鮮度を保つためには、表1に示すように、−1.5℃〜+15℃の温度域で相対湿度80%〜95%といった可及的に高い湿度で保存する必要がある。
Figure 2009092377
このような目的に沿う高湿度冷蔵庫が提案されている(特許文献1参照)。この先行技術は、冷蔵庫の天井に設けられた水槽内に冷却機からの冷媒管を張り巡らせ、冷蔵庫内にはファン付き冷却ユニットおよびその前方に蒸発皿を設け、前記水槽から蒸発皿まで給水管を設けた構成になっている。蒸発皿にはスポンジを配設して水槽からの冷水を含浸させ、冷却ユニットからの送風によって冷蔵庫内を加湿するようになっている。
特開2005−037006号公報
また、保管庫内において、上段から下段に向けて傾斜面が交互に逆となる多孔傾斜板からなる熱交換器に氷を落下させ、その過程で、熱交換器下部からの送風によって氷を融解させながら保管庫内を加湿するようにした高湿度保管庫も提案されている(特許文献2参照)。
特開平05−332654号公報
上記特許文献1には、同文献に開示の高湿度冷蔵庫が、如何なる温度域で如何ほどの湿度に到達し得るのか明らかにされておらず、発明の作用、効果を定量的に把握し難い。一方、特許文献2に開示の発明にあっては、同文献における図2に示されているように、大掛かりな製氷機を必須とする問題がある。
本発明は、シンプルな構成で、冷蔵庫、保冷庫内をたとえば−2℃〜+10℃といった温度域で相対湿度95%〜100%の高湿度に維持することができる高湿度冷蔵庫、保冷庫を提供することを目的とする。
上記課題を解決するための請求項1に記載の発明は、冷蔵庫又は保冷庫内で使用する加湿器であって、下部に水槽または氷槽を有し、空気(庫内雰囲気)流れ方向に垂直な面内において閉じた空気(庫内雰囲気)流路を形成するとともに、空気(庫内雰囲気)下降流形成部および空気上昇流形成部を隣接して少なくとも一段設けさらに、前記空気流路入り側又は出側にブロアを設けて該ブロアによって冷蔵庫又は保冷庫内の空気(庫内雰囲気)を前記空気流路に流通させるようにした冷蔵庫、保冷庫用加湿器である。
請求項2に記載の発明は、空気下降流形成部が、空気流路上部から垂下、固定され前記水槽または氷槽における水面又は氷面との間にその下端部が間隙を有する仕切板であり、空気上昇流形成部が前記空気流下部から立設され前記空気流路天井部との間にその上端部が間隙を有する仕切板である請求項1に記載の冷蔵庫、保冷庫用加湿器である。
請求項3に記載の発明は、空気下降流形成部および空気上昇流形成部が、空気流れ方向に平行な鉛直面内において曲線状又は鋸歯状の部材で構成されるものである請求項1に記載の冷蔵庫、保冷庫用加湿器である。
請求項4に記載の発明は、空気流路上部から垂下、固定される仕切板によって前記水槽または氷槽における水面または氷面に臨む間隙を形成するとともに、空気下降流形成部および空気上昇流形成部を隣接して少なくとも一段設けさらに、前記空気流路における空気流れ方向中央部に上方又は下方に開口し前記空気流路内へ空気(庫内雰囲気)を取り入れ又は放出する開口部を設け、該開口部又は空気流路出口にブロアを設け、該ブロアによって空気を吐出又は吸引して冷蔵庫又は保冷庫内の空気(庫内雰囲気)を前記空気流路に流通させるようにした冷蔵庫、保冷庫用加湿器である。
請求項5に記載の発明は、空気(庫内雰囲気)流路が平面十字状に配設されたものである請求項3又は請求項4に記載の冷蔵庫、保冷庫用加湿器である。
請求項6に記載の発明は、冷蔵庫又は保冷庫内で使用する加湿器であって、下部に水槽または氷槽を有する平面円形又は多角形の加湿容器を形成し、該加湿容器外周面に1以上の空気(庫内雰囲気)吐出口又は吸気口を配設するとともに前記加湿容器の平面中央部に開口部を設けさらに、該開口部に送気又は吸気用ブロアを配設して加湿容器半径方向の空気(庫内雰囲気)流路を形成しまた、前記空気流路内に空気(庫内雰囲気)下降流形成部および空気上昇流形成部を隣接して少なくとも一段設けさらに、前記ブロアによって空気(庫内雰囲気)を吐出又は吸引して冷蔵庫又は保冷庫内の空気(庫内雰囲気)を前記空気(庫内雰囲気)流路に流通させるようにした冷蔵庫、保冷庫用加湿器である。
請求項7に記載の発明は、空気(庫内雰囲気)下降流形成部および空気上昇流形成部が水分吸蔵性に富む布状物で被覆されたものである請求項1乃至請求項6何れかに記載の冷蔵庫、保冷庫用加湿器である。
本発明によれば、冷蔵庫又は保冷庫において、たとえば加湿器入り側のブロアからの庫内空気(雰囲気)流のみで庫内の相対湿度を95%〜100%とすることができるとともに、結露、霜を庫内に生じることがない。而して、加湿器(加湿ユニット)は簡潔な構造でコンパクトにでき、低コストで生鮮食品等の長期保存に資する。
(第一の実施形態)
本発明の冷蔵庫、保冷庫用加湿器は、流体力学における流管(stream tube)を形成すべく、この実施形態においては、空気(庫内雰囲気)流れ方向に垂直な断面において閉じられた角筒体として形成されている。また、加湿器の空気流れ方向において、水槽または氷槽における水面又は氷面に臨んで、加湿器(角筒体)上部から仕切板を垂下、固設し、仕切板下端と水面又は氷面との間に間隙を有せしめ、一方、前記仕切板の後段に加湿器(角筒体)下部から仕切板を立設し、仕切板上端と加湿器(角筒体)の天板との間に間隔を有せしめ、これらを空気流れ方向に複数段配設して加湿器を構成する。
この加湿器の空気流路入り側または出側にブロアが配設されて加湿器内に空気(庫内雰囲気)が流通せしめられる。これによって、加湿器内の空気(庫内雰囲気)流は、水面または氷面に向けて下降し仕切板下端と水面または氷面の間を通過した後上昇して行き、これを空気流れ方向において複数回繰り返して冷蔵庫又は保冷庫の庫内を加湿する。この繰り返しによって、庫内の加湿能力が向上せしめられる。
而して、加湿器の空気流路に空気(庫内雰囲気)が流通せしめられると、水面または氷面上の水蒸気が剥ぎ取られて蒸発が促進され、冷蔵庫又は保冷庫の庫内が加湿される。また、水槽または氷槽における水面または氷面の制御は、それ自体周知のフロートまたは光学的センサによる給水制御によって容易にできる。また、加湿器における水槽中の水は、ブロアによって送り込まれる空気(庫内雰囲気)によってその温度の水又は氷とされる。
こうして、冷蔵庫又は保冷庫内は95%〜100%の相対湿度となる。一方、冷蔵庫、保冷庫には冷凍機が付設され、冷凍機における冷媒管と庫内空気間で熱交換し、所定温度(たとえば、−2℃〜+15℃の間における設定温度)に制御される。而して、庫内雰囲気のその温度での飽和水蒸気圧と、実際の庫内雰囲気の水蒸気圧との差分が正であるときに、加湿器による蒸発が生ずる。故に、相対湿度が100%を超えることはなく、冷蔵庫、保冷庫の庫内は常時さらっとして結露や霜の発生なしに、相対湿度95%〜100%で推移し、庫内の生鮮食品等を良好な鮮度で長期に(2週間〜数ヶ月間)保存することができる。
(第二の実施形態)
加湿器の空気流れ方向において、水槽または氷槽における水面又は氷面に臨んで空気流路断面の狭隘部(断面積縮小部)を形成し、その後段に空気流路断面積拡大部を形成してこれを空気流れ方向に少なくとも一段配設する。
この空気流路(角筒)の上流側(入り側)にブロアを配設し、出側(下流端)に加湿空気吐出口を設ける。而して、ブロアによって冷蔵庫内保冷庫内の空気を空気流路に送り込む。これによって、水面または氷面に臨む空気流路断面縮小部において、空気の速度頭が増大して低圧部を形成するとともにその水面上または氷面上の水蒸気を剥ぎ取り後段に移動させる。水面または氷面に臨む空気流路断面縮小部の後段は空気流路断面積拡大部となっていて圧力頭が増大し、速度頭が減少する。この空気流路断面積拡大部において空気流と水蒸気は混合し、次の段の空気流路断面縮小部へ向かう。
このように、空気の速度頭増大(圧力頭減少)、圧力頭増大(速度頭減少)を繰り返すことによって、冷蔵庫、保冷庫の庫内は急速に加湿され、相対湿度95%〜100%となる。而して、第一の実施形態と同様に、庫内雰囲気のその温度での飽和水蒸気圧と、実際の庫内雰囲気の水蒸気圧との差分が正であるときに、加湿器による蒸発が生ずる。故に、相対湿度が100%を超えることはなく、冷蔵庫、保冷庫の庫内は常時さらっとして結露や霜の発生なしに、相対湿度95%〜100%で推移し、庫内の生鮮食品等を良好な鮮度で長期に(2週間〜数ヶ月間)保存することができる。
(第三の実施形態)
加湿器の空気(庫内雰囲気)流路の中央部において、上部又は下部に開口部を設け、この開口部にブロアを配設しこのブロアによって送気又は吸気を行い、加湿器内に空気(庫内雰囲気)を流通せしめる。或いは、加湿器の空気(庫内雰囲気)流路の端部(開口部から送気又は吸気を行う場合の空気(庫内雰囲気)出口又は入り口)にブロアを配設し、一方、開口部にはブロアを配設することなしに、加湿器の空気(庫内雰囲気)流路の端部におけるブロアで送気又は吸気を行うことによって、前記開口部を空気(庫内雰囲気)出口又は入り口として加湿器内に空気(庫内雰囲気)を流通せしめる。この第三の実施形態を第一の実施形態又は第二の実施形態に適合させて実施することができる。
この実施形態にあっては、加湿器の空気(庫内雰囲気)流路は一方向に延在するもののほか、平面でみて十字状に配設して広い保冷庫に対応できるようにすることもできる。
(第四の実施形態)
加湿器の空気(庫内雰囲気)流路の中央部において、上部又は下部に開口部を設け、この開口部にブロアを配設しこのブロアによって送気又は吸気を行い、加湿器内に空気(庫内雰囲気)を流通せしめる。この実施形態にあっては、加湿器の容器は平面円形または多角形に形成され、少なくとも一段の空気下降流形成部および空気上昇流形成部も平面円形又は多角形に配設される。而して、ブロアによる送気又は吸気は容器内で平面半径方向の空気(庫内雰囲気)流を形成する。たとえば、ブロアが送気を行う場合は、加湿された空気(庫内雰囲気)は加湿器から平面半径方向に吐出される。ブロアが吸気を行う場合はこの逆となり、開口部から空気(庫内雰囲気)がと出される。この第四の実施形態を第一の実施形態乃至第三の実施形態に適合させて実施することができる。
叙上のように、本発明においては、ブロアによる冷蔵庫または保冷庫の庫内空気(雰囲気)の加湿器内への流通のみによって、複雑な装置や制御を要することなく、また、結露や霜を生ずることなく、庫内を相対湿度95%〜100%とすることができる。
加湿器として、幅:600mm、長さ(空気流れ方向寸法):600mm、高さ:200mmの空気流路(角筒)(鋼板製)を製作し、その内部に、図1に示すような、加湿器の空気流れ方向において、水槽または氷槽における水面又は氷面に臨んで、加湿器(角筒体)上部から仕切板を垂下、固設し、仕切板下端と水面又は氷面との間に間隙を有せしめ、一方、前記仕切板の後段に加湿器(角筒体)下部から仕切板を立設し、仕切板上端と加湿器(角筒体)の天板との間に間隔を有せしめ、これらを空気流れ方向に複数段配設して加湿器を構成した。ブロアとして、100V、60Hz、1.7A(定格)、送風量5.5Nm/分、静圧0.85kPaの能力のものを空気流れ方向入り側に取り付けた。空気流れ方向出側に加湿空気吐出口を設けた。
この加湿器を3360mm×2140mm×2170mm高さ(内部寸法)の保冷庫内に設置し、2.4℃〜3.8℃の庫内温度域で、保冷庫内の冷気によって水槽内の水を保冷庫内雰囲気温度と等しくなるまで冷却した後、ブロアを作動させて保冷庫内を加湿した。そのときの相対湿度変化を図6に示す(◆印)。
図6から明らかなように、仕切板を設けない場合(■印)に比し、実施例1による加湿能力が優れている。
この実施例において、図7に示すように、加湿器11底部に立設される仕切板18を、水分吸蔵性に富む布状物たとえば不織布で被覆した仕切板181とすることによって、水分の蒸発表面積を拡大することもできる。図7において、19は給水口である。また、図8(b)に示すように、仕切板188下端部を鋸歯状とし、この部分を断面縮小部とする空気流路17を構成することもできる。
図1に、この実施例に係る高湿度冷蔵庫、保冷庫における加湿器の、空気流れ方向に平行な縦断面を示す。図1において、11は加湿器、12はブロア、13は空気流路断面積縮小部、14は水槽又は氷槽、15は水面または氷面、16は加湿空気吐出口、17は空気流路断面積拡大部、18は仕切板である。
上記加湿器11として、幅:600mm、長さ(空気流れ方向寸法):600mm、高さ:200mmの空気流路(角筒)(鋼板製)を製作し、その内部に、図2に示すように、角筒体の底面から上方に延びる仕切板18を立設するとともに天板から水面または氷面15に臨む仕切板18を固設した。天板から垂下された仕切板18下端と水面または氷面の間隔即ち空気流路断面積縮小部13の寸法は、この実施例においては、10mm〜50mmの範囲で水面または氷面の高さを変えることによって調節するようにした。
天板から垂下、固定された仕切板18によって空気流路断面積縮小部13が形成され、この仕切板18と後段の角筒体の底面から上方に延びる仕切板18によって空気流路断面積拡大部17が形成される。この空気流路断面積縮小部13と空気流路断面積拡大部17の組を、この実施例においては、空気流れ方向に5段設けた。
ブロア12として、100V、60Hz、1.7A(定格)、送風量5.5Nm/分、静圧0.85kPaの能力のものを空気流れ方向入り側に取り付けた。空気流れ方向出側に加湿空気吐出口16を設けた。
この加湿器11を3360mm×2140mm×2170mm高さ(内部寸法)の保冷庫内に設置し、2.4℃〜3.8℃の庫内温度域で、空気流路断面積縮小部13の寸法(水面5上の間隔)を50mmとして保冷庫内の冷気によって水槽14内の水を保冷庫内雰囲気温度と等しくなるまで冷却した後、ブロア12を作動させて保冷庫内を加湿した。この実施例の場合も、空気流路断面積縮小部3の寸法(水面5上の間隔)をたとえば20mmと小さく(狭く)することによって加湿能力は増大する。
この実施例において、空気流路断面積縮小部と空気流路断面積拡大部を形成するのに、図2に示すように、正弦曲線状の仕切板28を用いることも勿論できる。図2において、21は加湿器、22はブロア、23は空気流路断面積縮小部、27は空気流路断面積拡大部、24は水槽または氷槽、25は水面または氷面、26は加湿空気吐出口である。さらに、空気流路断面積縮小部と空気流路断面積拡大部を形成するのに、図3に示すように、鋸歯状の仕切板38を用いることもできる。図3において、31は加湿器、32はブロア、33は空気流路断面積縮小部、37は空気流路断面積拡大部、34は水槽または氷槽、35は水面または氷面、36は加湿空気吐出口である。この実施例においても、図7に示す仕切板181と同様に、仕切板28、38を水分吸蔵性に富む布状物で被覆することができる。
図4及び図5に、本発明の他の実施例に係る高湿度冷蔵庫、保冷庫の加湿器を示す。図4は平面図、図5は空気流路に平行な縦断面(A−A矢視)図である。この実施例は、加湿の前段において水の飛沫を発生させ、この飛沫を含む空気流を、図4でみて下方に(矢印X方向)にリターンベンドさせ、後段において、図5に示すように、実施例2におけると同様に、空気流路断面積縮小部と空気流路断面積拡大部を交互に空気流れ方向に複数段、この実施例においては5段設けた。
図4及び図5において、41は加湿器、42はブロア、43は空気流路断面積縮小部、44は水槽、45は水面、46は加湿空気吐出口、47は空気流路断面積拡大部、48は仕切板、49は鋸歯状板、50は水流ガイド板、51は垂下板である。
この実施例における前段の水の飛沫発生手段は、発明者が実公平07−21211号(実用新案登録第2107471号)にて提案した湿式集塵機における飛沫生成手段を用いている。この実施例においては、ブロア42からの空気流及び鋸歯状板49によって水は飛沫となり、水流ガイド板50および垂下板51によって微細な水滴のみが矢印Xの方向にリターンベンドされ、後段の複数段の空気流路断面積縮小部43と空気流路断面積拡大部47の組を通過して行く。この段階で水滴は水槽44に滴下せしめられ、水蒸気のみが加湿空気吐出口46から吐出される。
図9に、この実施例に係る高湿度冷蔵庫、保冷庫における加湿器の、空気(庫内雰囲気)流れ方向に平行な縦断面および横断面を示す。図9において、71は加湿器、72はブロア、73は空気(庫内雰囲気)流路、75は水面或いは氷面、78は仕切板、79は開口部である。なお、図9に示すのは、空気(庫内雰囲気)流路73の下部に開口部79を設けた実施例である。上部を開口部とすることも勿論できる。
加湿器71として、幅600mm、長さ(空気流れ方向寸法)600mm、高さ200mmの空気流路(角筒)(鋼板製)を製作し、角筒体の底面から上方に延びる仕切板78を立設するとともに天井から水面或いは氷面75に臨む仕切板78を固設した。天井から垂下された仕切板78下端と水面或いは氷面75の間隔即ち空気流路断面縮小部の寸法は、この実施例においては、10mmから50mmの範囲で水面又は氷面の高さを変えることによって調節するようにした。そして、図9に示すように、空気流路73の中央部下方に開口部79を設け、この開口部79にブロア72を配設した。
天井から垂下された仕切板78によって空気流路断面縮小部が形成され、この仕切板78と後段の角筒体の底面から上方に延びる仕切板78によって空気流路断面拡大部が形成される。この空気流路断面縮小部と空気流路断面拡大部の組を、開口部79の下流にそれぞれ5段設けた。
ブロア72として、100V、60Hz、1.7A(定格)、送風量5.5Nm/分、静圧0.85kPaの能力のものを開口部79に取り付けた。空気流れ方向出側に加湿空気と出口を設けた。
この加湿器71を3360mm×2140mm×2170mm高さ(内部寸法)保冷庫内に設置し、水槽内の水温2.6℃、大気(外気)温度5.0℃、大気湿度(RH)51.1%の条件下に庫内を加湿した。その結果、保冷庫中央部で、庫内温度2.1℃で湿度(RH)96%であった。
図10に、この実施例に係る高湿度冷蔵庫、保冷庫を示す。(a)は平面図、(b)は縦断面図である。図10において、81は加湿器、82はブロア、83は空気(庫内雰囲気)流路、84は加湿容器、85は水面又は氷面である。88は仕切板であって、加湿容器84の天板に固設、垂下され水面または氷面85との間に所定の間隙を有するものと、加湿容器84の底板に固設、立設され、前記加湿容器84の天板に固設、垂下されるものと相俟って断面縮小部と断面拡大部を交互にする空気(庫内雰囲気)流路83を形成する。89は開口部である。
図10に示す実施例においては、上部に開口部89が形成され、ブロア82からの空気(庫内雰囲気)は下向きに送気され、複数段の仕切板88によって、平面半径方向に空気(庫内雰囲気)流路83を形成する。図10に示す実施例においては、仕切板88は平面円形に形成されているが、多角形に形成することも勿論できる。
図10に示す実施例において、複数段の仕切板88を設けることなく平面半径方向に空気(庫内雰囲気)流路83を形成し、ブロア82による送気または吸気によって空気(庫内雰囲気)を空気(庫内雰囲気)流路内に流通せしめる構成を採ることもできる。
[比較例1]
特許文献1(特開2005−037006号公報)に開示されている従来技術を模擬して、図12に示す加湿器を製作して実施例1および実施例2おけると同じ保冷庫内の加湿を行った。図12において、61は加湿器、62はブロア、64は水槽、65は水面、66は加湿空気吐出口である。ブロア62として、実施例1および実施例2におけると同じブロアを用いた。
この加湿器61を、実施例1および実施例2におけると同じ保冷庫内に設置し、水槽64内の水を保冷庫内雰囲気温度と等しくなるまで冷却した後、ブロア62を作動させて保冷庫内を加湿した。そのときの相対湿度変化を図6に示す(▲印)。
図6から明らかなように、比較例1のものは相対湿度92%〜94%止まりであり、加湿速度も低い。
本発明を、実施例および比較例に則して説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、本発明の主旨を逸脱しない範囲で実施できる。たとえば、図11に示すように、広大な保冷庫にあって、加湿器91における空気(庫内雰囲気)流路93の途中から加湿空気を取り出すべく吐出口または吸気口96を設け、ブロア92によって送気又は吸気するよう構成することもできる。
また、送気或いは吸気用ブロア92も任意の箇所に取り付けることもできる。さらに、空気(庫内雰囲気)流路93も直線状或いは十字状のものに限ることなく、曲線状に設けることもできる。図12において、19は給水口、94は水槽、95は水面又は氷面である。
本発明の一実施例に係る高湿度冷蔵庫、保冷庫における加湿器の縦断面図 本発明の他の実施例に係る高湿度冷蔵庫、保冷庫における加湿器の縦断面図 本発明の他の実施例に係る高湿度冷蔵庫、保冷庫における加湿器の縦断面図 本発明の他の実施例に係る高湿度冷蔵庫、保冷庫における加湿器の平面図 図5に示す高湿度冷蔵庫、保冷庫における加湿器の縦断面図 本発明の実施例1および実施例2ならびに比較例1による保冷庫内の加湿結果を示すグラフ 本発明の他の実施例に係る高湿度冷蔵庫、保冷庫における加湿器の仕切板に水分吸蔵性に富む不織布などを被覆した態様を示す縦断面図 本発明の他の実施例に係る高湿度冷蔵庫、保冷庫における加湿器の仕切板の下端部を鋸歯状に構成した態様を示す図、(a)は加湿器の縦断面図,(b)は空気(庫内雰囲気)流路方向からみた仕切板下端部の詳細を示す正面図である。 本発明の他の実施例に係る高湿度冷蔵庫、保冷庫における加湿器の空気(庫内雰囲気)流路中央上部に開口部を設けた態様を示す縦断面図 本発明の他の実施例に係る高湿度冷蔵庫、保冷庫における加湿器の空気(庫内雰囲気)流路中央下部に開口部を設けた態様を示す図、(a)は平面図、(b)は縦断面図である。 本発明の他の実施例に係る高湿度冷蔵庫、保冷庫における加湿器を示す縦断面図 比較例として示す従来の低温加湿器を示す縦断面図
11 加湿器
12 ブロア
13 空気流路断面縮小部
14 水槽又は氷槽
15 水面又は氷面
16 吐出口又は吸気口
17 空気流路断面積拡大部
18 仕切板
181 不織布被覆仕切板
188 下端部鋸歯状仕切板
19 給水口
21 加湿器
22 ブロア
23 空気流路断面縮小部
24 水槽又は氷槽
25 水面又は氷面
26 吐出口又は吸気口
27 空気流路断面積拡大部
28 仕切板
31 加湿器
32 ブロア
33 空気流路断面縮小部
34 水槽又は氷槽
35 水面又は氷面
36 吐出口又は吸気口
37 空気流路断面積拡大部
38 仕切板
41 加湿器
42 ブロア
43 空気流路断面縮小部
44 水槽
45 水面
46 吐出口又は吸気口
47 空気流路断面積拡大部
48 仕切板
49 鋸歯状板
50 水流ガイド板
51 垂下板
61 加湿器
62 ブロア
64 水槽
65 水面
66 吐出口又は吸気口
71 加湿器
72 ブロア
73 空気流路
74 水槽
75 水面又は氷面
78 仕切板
79 開口部
81 加湿器
82 ブロア
83 空気流路
84 加湿容器
85 水面または氷面
88 仕切板
89 開口部
91 加湿器
92 ブロア
93 空気流路
94 水槽
95 水面または氷面
96 吐出口又は

Claims (7)

  1. 冷蔵庫又は保冷庫内で使用する加湿器であって、下部に水槽または氷槽を有し、空気(庫内雰囲気)流れ方向に垂直な面内において閉じた空気(庫内雰囲気)流路を形成するとともに、空気(庫内雰囲気)下降流形成部および空気上昇流形成部を隣接して少なくとも一段設けさらに、前記空気流路入り側又は出側にブロアを設けて該ブロアによって冷蔵庫又は保冷庫内の空気(庫内雰囲気)を前記空気流路に流通させるようにしたことを特徴とする冷蔵庫、保冷庫用加湿器。
  2. 空気下降流形成部が、空気流路上部から垂下、固定され前記水槽または氷槽における水面又は氷面との間にその下端部が間隙を有する仕切板であり、空気上昇流形成部が前記空気流下部から立設され前記空気流路天井部との間にその上端部が間隙を有する仕切板である請求項1に記載の冷蔵庫、保冷庫用加湿器。
  3. 空気下降流形成部および空気上昇流形成部が、空気流れ方向に平行な鉛直面内において曲線状又は鋸歯状の部材で構成されるものである請求項1に記載の冷蔵庫、保冷庫用加湿器。
  4. 空気流路上部から垂下、固定される仕切板によって前記水槽または氷槽における水面または氷面に臨む間隙を形成するとともに、空気下降流形成部および空気上昇流形成部を隣接して少なくとも一段設けさらに、前記空気流路における空気流れ方向中央部に上方又は下方に開口し前記空気流路内へ空気(庫内雰囲気)を取り入れ又は放出する開口部を設け、該開口部又は空気流路出口にブロアを設け、該ブロアによって空気を吐出又は吸引して冷蔵庫又は保冷庫内の空気(庫内雰囲気)を前記空気流路に流通させるようにしたことを特徴とする冷蔵庫、保冷庫用加湿器。
  5. 空気(庫内雰囲気)流路が平面十字状に配設されたものである請求項3又は請求項4に記載の冷蔵庫、保冷庫用加湿器。
  6. 冷蔵庫又は保冷庫内で使用する加湿器であって、下部に水槽または氷槽を有する平面円形又は多角形の加湿容器を形成し、該加湿容器外周面に1以上の空気(庫内雰囲気)吐出口又は吸気口を配設するとともに前記加湿容器の平面中央部に開口部を設けさらに、該開口部に送気又は吸気用ブロアを配設して加湿容器半径方向の空気(庫内雰囲気)流路を形成しまた、前記空気流路内に空気(庫内雰囲気)下降流形成部および空気上昇流形成部を隣接して少なくとも一段設けさらに、前記ブロアによって空気(庫内雰囲気)を吐出又は吸引して冷蔵庫又は保冷庫内の空気(庫内雰囲気)を前記空気(庫内雰囲気)流路に流通させるようにしたことを特徴とする冷蔵庫、保冷庫用加湿器。
  7. 空気(庫内雰囲気)下降流形成部および空気上昇流形成部が水分吸蔵性に富む布状物で被覆されたものである請求項1乃至請求項6何れかに記載の冷蔵庫、保冷庫用加湿器。
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