JP2012117803A - 冷蔵庫、保冷庫用加湿器及びそれを用いた果物の熟成方法 - Google Patents

冷蔵庫、保冷庫用加湿器及びそれを用いた果物の熟成方法 Download PDF

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一彦 谷崎
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Abstract

【課題】 簡単な構造で結露や霜の発生がなく、冷蔵庫、保冷庫内を相対湿度95%以上とすることができる加湿器を提供すること、またこの加湿器を用いた青果物の熟成方法を提供すること。
【解決手段】
下部に水槽を有するとともに加湿空気(庫内雰囲気)吐出口及び空気(庫内雰囲気)吸入口を有する容器内に、前記空気(庫内雰囲気)吸入口に下方水槽の水面に指向して空気(庫内雰囲気)を送出するブロアを設け、該ブロアによる空気(庫内雰囲気)を水面に向けて導くとともにその下端が水槽における水面との間に10mm〜100mmの間隔を有する円筒形ガイドを配設し、該円筒形ガイド下端から空気(庫内雰囲気)の旋回流を吐出せしめるよう構成してなる冷蔵庫、保冷庫用加湿器。また、この加湿器を設けた冷蔵庫、保冷庫において、相対湿度(RH)90%以上とした庫内で、0℃〜40℃の温度域で、24時間(1日間)以上30日間青果物の熟成を行う。
【選択図】 図2

Description

本発明は、野菜、果物や魚介類といった生鮮食品また花卉等を高い鮮度で長期に保存するための冷蔵庫、保冷庫用加湿器およびそれを用いた青果物の熟成方法に関する。
たとえば農産地においては、出荷時期を調整する必要性から、野菜、果物、花卉等を良好な鮮度で長期に保存する手段が強く望まれている。たとえば果物は、これを長期に亘って良好な鮮度を保つためには、表1に示すように、−1.5℃〜+15℃の温度域で相対湿度80%〜95%といった可及的に高い湿度で保存する必要がある。また、良好な鮮度で長期に保存できるとともに所望のタイミングで短期に果物を熟成させることができれば、果物の賞味期間を大きく伸ばし得る。
Figure 2012117803
野菜、花卉等を良好な鮮度で長期に保存する目的に沿う高湿度冷蔵庫が提案されている。この先行技術は、冷蔵庫の天井に設けられた水槽内に冷却機からの冷媒管を張り巡らせ、冷蔵庫内にはファン付き冷却ユニットおよびその前方に蒸発皿を設け、前記水槽から蒸発皿まで給水管を設けた構成になっている。蒸発皿にはスポンジを配設して水槽からの冷水を含浸させ、冷却ユニットからの送風によって冷蔵庫内を加湿するようになっている(特許文献1参照)。
また、保管庫内において、上段から下段に向けて傾斜面が交互に逆となる多孔傾斜板からなる熱交換器に氷を落下させ、その過程で、熱交換器下部からの送風によって氷を融解させながら保管庫内を加湿するようにした高湿度保管庫も提案されている(特許文献2参照)。
発明者は、先に特願2009−023492号(特願2008−065098号の分割出願)にて、冷蔵庫、保冷庫用加湿器を提案した。この冷蔵庫、保冷庫用加湿器は、青果物流通業界や柑橘類、野菜等を栽培する農家をはじめ各方面で実用に供され、結露や霜の発生なく、相対湿度(RH)95%以上の高い湿度を保冷庫等で実現し、生鮮野菜や果物等の高い鮮度での保存を長期(3週間〜4ヶ月)に亘って可能にしている。
上記特許文献1には、同文献に開示の高湿度冷蔵庫が、如何なる温度域で如何ほどの湿度に到達し得るのか明らかにされておらず、発明の作用、効果を定量的に把握し難い。一方、特許文献2に開示の発明にあっては、同文献における図2に示されているように、大掛かりな製氷機を必須とする問題がある。
本発明は、上記従来技術における問題を解決するとともに、先に発明者が提案したものよりもさらに簡単な構造で同等の効果を奏する冷蔵庫、保冷庫用加湿器を提供することを目的とする。
本発明の他の目的は、青果物の熟成を早期に行うことができるとともに、良好な鮮度で長期に保存することと熟成タイミングを所望のものとして行うことができる手段を提供することにある。
上記課題を解決するための本発明は、冷蔵庫又は保冷庫で用いる加湿器であって、下部に水槽を有するとともに加湿空気(庫内雰囲気)吐出口及び空気(庫内雰囲気)吸入口を有する容器内に、空気(庫内雰囲気)吸入口からの空気(庫内雰囲気)を水面に向けて導くとともにその下端が水槽における水面との間に10mm〜100mmの間隔を有する円筒形ガイドを配設し、該円筒形ガイドに空気(庫内雰囲気)吸入口から前記容器下方の水槽の水面に向けて空気(庫内雰囲気)を送給する手段と円筒形ガイド内の空気(庫内雰囲気)を螺旋流とする手段を設け、前記円筒形ガイド下端から空気(庫内雰囲気)の旋回流を吐出せしめるよう構成してなる冷蔵庫、保冷庫用加湿器である。円筒形ガイドを断面多角形のもので近似させることもできる。
請求項2に記載の発明は、円筒形ガイドに空気(庫内雰囲気)吸入口から前記容器下方の水槽の水面に向けて空気(庫内雰囲気)を送給する手段と円筒形ガイド内の空気(庫内雰囲気)を螺旋流とする手段が、空気(庫内雰囲気)吸入口に設けられ容器下方の水槽の水面に指向して空気(庫内雰囲気)を送給するブロアであって、該ブロアの回転翼によって空気(庫内雰囲気)を螺旋流とするとともに前記容器下方の水槽の水面に向けて空気(庫内雰囲気)下降流とするものである請求項1に記載の冷蔵庫、保冷庫用加湿器である。
請求項3に記載の発明は、円筒形ガイドが上下方向に変位、固定自在に構成されたものである請求項1又は請求項2に記載の冷蔵庫、保冷庫用加湿器である。
請求項4に記載の発明は、冷蔵庫又は保冷庫で用いる加湿器であって、下部に水槽を有するとともに加湿空気(庫内雰囲気)吐出口及び空気(庫内雰囲気)吸入口を有する容器内に、前記空気(庫内雰囲気)吸入口に下方水槽の水面に指向して空気(庫内雰囲気)を送出するブロアを設け、該ブロアによる空気(庫内雰囲気)を水面に向けて導くとともにその下端が水槽における水面との間に10mm〜100mmの間隔を有する円筒形ガイドを配設し、該円筒形ガイド下端から空気(庫内雰囲気)の旋回流を吐出せしめるよう構成するとともに、上記円筒形ガイドと同心円状の、容器天井部から垂設され、その下端が水槽における水面との間に間隔を有する円筒状仕切板と、容器底部から立設され容器天井との間に間隔を有する仕切板を交互に配設してなる冷蔵庫、保冷庫用加湿器である。
請求項5に記載の発明は、冷蔵庫又は保冷庫で用いる加湿器であって、下部に水槽を有するとともに加湿空気(庫内雰囲気)吐出口及び空気(庫内雰囲気)吸入口を有する容器内に、前記空気(庫内雰囲気)吸入口に下方水槽の水面に指向して空気(庫内雰囲気)を送出するブロアを設け、該ブロアによる空気(庫内雰囲気)を水面に向けて導くとともにその下端が水槽における水面との間に10mm〜100mmの間隔を有する円筒形ガイドを配設し、該円筒形ガイド下端から空気(庫内雰囲気)の旋回流を吐出せしめるよう構成するとともに、上記円筒形ガイドの円周面の一端以上から平面上直線的に延在する容器(ダクト)内に容器天井部から垂設され、その下端が水槽における水面との間に間隔を有する仕切板と、容器底部から立設され容器天井との間に間隔を有する仕切板を交互に配設してなる冷蔵庫、保冷庫用加湿器である。
請求項6に記載の発明は、容器底部から立設された仕切板の上端と容器天井との間の間隔が、容器天井部から垂設された仕切板の下端と水槽における水面との間の間隔よりも大なるものである請求項4に記載の冷蔵庫、保冷庫用加湿器である。
請求項7に記載の発明は、 請求項1乃至請求項6に記載の加湿器を設けた冷蔵庫、保冷庫において、相対湿度(RH)90%以上とした庫内で、0℃〜40℃の温度域で、24時間(1日間)以上、30日間青果物の熟成を行うようにした冷蔵庫、保冷庫用加湿器を用いた青果物の熟成方法である。
本発明によれば、きわめて簡単な構造で、冷蔵庫、保冷庫内を−2℃〜10℃といった温度域で相対湿度(RH)95%〜100%の高湿度に維持できるともに庫内はさらっとして結露や霜の発生が全くなく、野菜、果物、花卉等や魚介類といった生鮮食品を長期(3週間〜4ヶ月間)に亘って高い鮮度で保存できる。また、野菜、花卉等の茎の切り口をセロハンテープ、樹脂等で封止して水分の移動を遮断し、本発明の加湿器によって庫内を相対湿度(RH)90%以上、好ましくは95%以上として温度5℃〜25℃の温度域で保存すると、長期(2ヶ月〜3ヶ月)に良好な鮮度を保ち得る。
請求項7に記載の発明によるときは、冷蔵庫、保冷庫内において、相対湿度(RH)90%以上、好ましくは95%以上で、庫内において全く結露や霜の発生のない状態で、青果物の保存、早期の熟成ができる。野菜、果物は、庫内において結露、霜が生じると、大きく傷み(毀損)を生じるが、本発明によれば、庫内において、野菜、果物に結露、霜を生ぜしめることが全くなく、庫内は常にさらっとした状態で相対湿度(RH)95%〜100%で推移せしめ得るから、鮮度良好な健全状態での青果物の熟成が可能となる。
本発明の一実施例に係る冷蔵庫、保冷庫用加湿器の図面である。(a)は縦断面図(平面図(b)におけるA−A矢視図)、(b)は平面図である。 本発明の他の実施例に係る冷蔵庫、保冷庫用加湿器の図面である。(a)は縦断面図(平面図(b)におけるA−A矢視図)、(b)は平面図である。 本発明の他の実施例に係る冷蔵庫、保冷庫用加湿器の図面である。(a)は縦断面図(平面図(b)におけるA−A矢視図)、(b)は平面図である。 本発明の他の実施例に係る冷蔵庫、保冷庫用加湿器の図面である。(a)は平面図、(b)は縦断面図(平面図(a)におけるA−A矢視図)である。 本発明の他の実施例に係る冷蔵庫、保冷庫用加湿器の図面である。(a)は縦断面図(平面図(b)におけるA−A矢視図)、(b)は平面図である。 本発明の他の実施例に係る冷蔵庫、保冷庫用加湿器の図面である。(a)は縦断面図(平面図(b)におけるA−A矢視図)、(b)は平面図、(c)は縦断面図(平面図(b)におけるB−B矢視図)である。 本発明の他の実施例に係る冷蔵庫、保冷庫用加湿器の図面である。(a)は縦断面図(平面図(b)におけるA−A矢視図)、(b)は平面図、(c)は縦断面図(平面図(b)におけるB−B矢視図)である。 本発明の一実施例に係る、図1に示す冷蔵庫、保冷庫用加湿器を用いて実施したときの庫内相対湿度(RH)の推移を示すグラフである。
以下、本発明の実施の形態について、詳細に説明する。
本発明は、図1(a)、(b)に示すように、下部に水槽6を有するとともに空気(庫内雰囲気)吸入口4及び加湿空気(庫内雰囲気)吐出口5を有する容器(加湿器)1内に、前記空気(庫内雰囲気)吸入口4に下方水槽6の水面7に指向して空気(庫内雰囲気)を送出するブロア2を設け、ブロア2による空気(庫内雰囲気)を水面に向けて導くとともにその下端が水槽6における水面7との間に間隔gを有する円筒形ガイド3を配設し、該円筒形ガイド3下端から空気(庫内雰囲気)の旋回流を吐出せしめるよう構成してなる冷蔵庫、保冷庫用加湿器である。
容器1の平面形状は、図2に示すように、平面円形の容器11であることが点対称であり流体力学的な点で好ましい。また、円筒形ガイド3をねじ機構等により昇降自在とし、円筒形ガイド3下端と水面7間の間隔gを調節可能に構成することもできる。さらに、円筒形ガイドを多角形に構成することもできる。
円筒形ガイド3下端から空気(庫内雰囲気)旋回流を吐出せしめる手段として、層流空気(庫内雰囲気)を円筒形ガイド3に供給し螺旋ガイド等により旋回流とする手段を採ることもできる。何れにしても、旋回流として空気(庫内雰囲気)を円筒形ガイド3下端から吐出せしめることによって、単に半径方向に吐出せしめる場合に比し、水面上の経路長を増大させ得て水面7上の水蒸気層の剥ぎ取り効果を格段に向上させ得る。
円筒形ガイド3下端と水面7間の間隔gは、10mm〜100mmである。間隔gが10mmに満たないと、円筒形ガイド3下端からの空気(庫内雰囲気)旋回流によって水槽6の水が巻き上げられるようになり庫内に微細水滴となって浮遊し、結露、霜発生の原因となって好ましくない。一方、100mmを超える間隔gでは、円筒形ガイド3下端からの空気(庫内雰囲気)旋回流による水面7上の水蒸気層を剥ぎ取り搬送する効果を奏しない。円筒形ガイド3下端と水面7間の間隔gは、好ましくは30mm〜70mmである。
また、円筒形ガイド3下端と水面7間を通過する空気(庫内雰囲気)旋回流の流速は、1m/s〜4m/sである。1m/sに満たない流速では加湿が生じず、一方、4m/sを超える流速では、95%を超える相対湿度(RH)に到達し得ない。好ましくは、1m/s〜3m/sである。ブロア2の回転翼の速度制御は、この実施形態では、インバータ制御によっている。
ブロア2の風量qは、加湿対象である冷蔵庫、保冷庫の庫内容積Vとの関係で決まる。発明者の知見によれば、ブロア2からの風量q(Nm/min)は、V/q≦1.0、好ましくはV/q≦0.9である。即ち、1回/min以上庫内雰囲気を置換するブロア2の風量qであることが必要である。
叙上の構成になる本発明の冷蔵庫、保冷庫用加湿器が作動するときは、庫内の空気(庫内雰囲気)はブロア2によって容器(加湿器)1内に吸引され、ブロア2の回転翼によって周方向の運動を与えられながら円筒形ガイド3に案内されて容器1内下部の水槽6における水面7に指向して下方に送出される。一方、円筒形ガイド3下端と水面7の間には10mm〜100mm、好ましくは30mm〜70mmの間隙gが設けられており、ブロア2からの下方向き空気(庫内雰囲気)流はこの間隙gから旋回流となって噴出する。
円筒形ガイド3と水面7間の間隙gから噴出する空気(庫内雰囲気)の旋回流は、水面上の水蒸気層を剥離して運び去り、而して空気(庫内雰囲気)流は加湿されて吐出口5から冷蔵庫、保冷庫内へ送出され、庫内の相対湿度(RH)を上昇せしめる。
一方、冷蔵庫、保冷庫には冷凍機が付設され、空気(庫内雰囲気)は、冷凍機における冷媒管と庫内空気(庫内雰囲気)間で熱交換し所定温度(たとえば、−2℃〜+15℃の間における設定温度)に制御される。而して、本発明の冷蔵庫、保冷庫用加湿器においては、庫内空気(庫内雰囲気)のその温度での飽和水蒸気圧との差分が正であるときに加湿器による蒸発が生じる。従って、相対湿度(RH)が100%を超えることはなく、冷蔵庫、保冷庫内さらっとして結露や霜の発生なしに、相対湿度(RH)95%〜100%で推移し、庫内の野菜、果物、花卉等や魚介類といった生鮮食品を良好な鮮度で長期に(3週間〜4ヶ月間)保存することができる。
以下、図面に基づいて本発明の実施形態を説明する。
(実施形態1)
図1(a)、(b)に示すのは、平面方形の容器1をもち、矩形状開口をもつ
吐出口5を6箇所に有する実施形態である。図1において、2はブロア、3は円筒形ガイドであって、その下端と水槽6における水面7との間に10mm〜100mmの間隔gが設けられる。円筒形ガイド3を容器1の天板に固設されるねじ機構等によって昇降自在とし、間隔gを調節可能に構成することができる。本発明における各実施形態において、円筒形ガイド3は平面形状を多角形で近似させることができること勿論である。
4は吸入口であり、空気(庫内雰囲気)をブロア2によって吸引する。空気(庫内雰囲気)は円筒形ガイド3によって案内されて旋回しながら水槽6の水面7に向けて送出される。而して、空気(庫内雰囲気)は円筒形ガイド3の下端と水面7間を旋回流となって噴出して水面7上の水蒸気層を剥ぎ取り、搬送して加湿する。吐出口5は、このようにして加湿された空気(庫内雰囲気)を庫内へ吐出する。
(実施形態2)
図2(a)、(b)に示す実施形態は、容器11が平面円形の実施形態である。図2(a)、(b)において、12はブロア、13は円筒形ガイド、14は吸入口、15は吐出口であって、この実施形態にあっては、図2(b)に示すように、4箇所に設けられている。16は水槽、17は水面である。この実施形態によるときは、容器11が平面において点対称であり、空気(庫内雰囲気)の流れが均等となり流体力学的に好ましい。この実施形態にあっては、円筒形ガイド13下端と水面間の間隔等の構成要件は、実施形態1におけると同じである。また、実施形態1におけると同様に、円筒形ガイド13を昇降自在に構成することができる。
(実施形態3)
図3(a)、(b)に示すのは、容器21、ブロア22、円筒形ガイド23、吸入口24、水槽26で構成される加湿ユニットと、吐出口25を分離した実施形態である。加湿ユニットで加湿された空気(庫内雰囲気)は、ダクト28によって加湿ユニットから離隔した庫内部位に設けられた吐出口25へ搬送される。図3(a)、(b)において、26は水槽、27は水面である。
(実施形態4)
図4(a)、(b)に示すのは、空気(庫内雰囲気)吸入側チャンバ34−1と、ブロア32、円筒形ガイド33,吸入口34,水槽36からなる加湿ユニット及び吐出口35を分離した実施形態である。 図4(a)、(b)において、31は容器、35は吐出口、37は水面、39はダクトである。
(実施形態5)
図5(a)、(b)に本発明の他の実施形態を示す。図5(a)、(b)において、41は容器、42はブロア、43は円筒形ガイド、44は吸入口、45は吐出口、46は水槽、47は水面である。48は仕切板であって、容器41の底部にその一端を固設され、他端は容器41の天板との間に間隔を有する。仕切板48の下部には周方向において4箇所〜6箇所に透孔を穿設し、水槽46内の水を連通させるようにする。49は仕切板であり、容器41の天板にその一端を固設され、他端は水面47との間に間隔を有し、仕切板48に隣接する如く設けられる。これらの仕切板48,49を交互に半径方向に3段〜5段設けることによって、さらに加湿能力を向上させることができる。
わけても、容器41の天板と仕切板48の上端との間隔を、水面47と仕切板49の下端との間隔よりも大きくすることによって、ベルヌーイの連続の定理による圧力頭と速度頭の関係から、仕切板49下端と水面47間の空気(庫内雰囲気)速度が増し水面47上の水蒸気層の剥ぎ取り効果が増大する。
(実施形態6)
図6(a)、(b)、(c)および図7(a)、(b)、(c)に、本発明の他の実施形態を示す。
図6(a)、(b)に示す実施形態は、円筒形ガイド53の周面の両端から延在する容器(ダクト)(51−1)内に仕切板58、59を配設した実施形態である。図6(a)、(b)、(c)において、51は容器、52はブロア、53は円筒形ガイド、54は吸入口、45は吐出口、56は水槽、57は水面である。58は仕切板であって、容器(ダクト)51−1の底部にその一端を固設され、他端は容器(ダクト)51−1の天板との間に間隔を有する。仕切板58の下部には4箇所〜6箇所に透孔を穿設し、水槽46内の水を連通させるようにする。59は仕切板であり、容器(ダクト)51−1の天板にその一端を固設され、他端は水面57との間に間隔を有し、仕切板58に隣接する如く設けられる。これらの仕切板58、59を交互に空気(庫内雰囲気)流れ方向に3段〜5段設けることによって、さらに加湿能力を向上させることができる。
図7(a)、(b)、(c)に示す実施形態は、円筒形ガイド63の周面の一端から延在する容器(ダクト)(61−1)内に仕切板68、69を配設した実施形態である。図7(a)、(b)、(c)において、61は容器、62はブロア、63は円筒形ガイド、64は吸入口、45は吐出口、66は水槽、67は水面である。68は仕切板であって、容器(ダクト)61−1の底部にその一端を固設され、他端は容器(ダクト)61−1の天板との間に間隔を有する。仕切板68の下部には4箇所〜6箇所に透孔を穿設し、水槽46内の水を連通させるようにする。69は仕切板であり、容器(ダクト)61−1の天板にその一端を固設され、他端は水面67との間に間隔を有し、仕切板68に隣接する如く設けられる。これらの仕切板68、69を交互に空気(庫内雰囲気)流れ方向に3段〜5段設けることによって、さらに加湿能力を向上させることができる。
図6(a)、(b)、(c)および図7(a)、(b)、(c)に示す実施形態は、冷蔵庫、保冷庫の平面形状が方形である場合に配置しやすい利点がある。また、仕切板が配設される容器(ダクト)部を製造しやすい利点もある。
図1に示す形態の加湿器を製作し、保冷庫内の空気(庫内雰囲気)を加湿した。容器1は鋼板製であり、長さ1800mm、幅500mm、高さ200mmである。容器1の平面中心が軸心となるようにブロア2を設け、その下部に内径500mmの円筒形ガイド3を設けた。ブロア2は、風量33Nm/min、静圧110Pa、回転翼3枚である。モータは60Hz、200V、0.34A(定格電流)、インバータによる回転数制御のものを装着した。吐出口5として、容器1の天板から10mm下が上辺となるようにして、長さ400mm、高さ50mmの開口をもつものを4箇所設けた。容器1の底部を深さ50mmの水槽6とし、円筒形ガイド3の下端と水面7間の間隔を50mmとした。また、円筒形ガイド3下端と水面7間における空気(庫内雰囲気)の流速を2m/sとした。
保冷庫の庫内容積Vは18mであり、従って、V/q=0.55である。即ち、1.8回/min庫内雰囲気を置換するブロア2の風量qである。これらの条件下に、保冷庫内を加湿した。その結果を図6に示す。図6における下の曲線は、外気温を示す。図6の上部曲線が庫内の相対湿度の推移を示す。図6から明らかなように、平均相対湿度(RH)97.6%で推移している。この実施例に係る加湿器を設けた冷蔵庫、保冷庫を生鮮食品を良好な鮮度下に長期保存に用いる場合、−2℃〜35℃の温度域で用いられ得る。
バナナをエチレン加工(バナナ収納室内に熟成促進の目的でエチレンガスを添加し、24時間経過させる。)後、本発明の加湿器を設けた保冷庫を用いて庫内を相対湿度(RH)95%〜100%として22℃で48時間(2日間)熟成した。従来の熟成方法である、エチレン加工後、熟成室内で大気中、18℃〜20℃の温度域で4日間〜5日間を要して熟成していたものに比し、半分以下の期間で熟成した。得られたバナナは、糖度高く香りもよくソフト感のあるものであった。
本発明の加湿器を設けた保冷庫を用いて庫内を相対湿度(RH)95%〜100%として、パイナップルを20℃で48時間(2日間)熟成した。従来、室温中、7日間〜10日間要していたものに比し、1/3以下の期間で熟成した。得られたパイナップルは、ジューシーかつ完熟のものと遜色のない美味さであった。
本発明の加湿器を設けた保冷庫を用いて庫内を相対湿度(RH)95%〜100%として、未熟の柿を22℃で7日間熟成した。従来、熟したものを摘果していた場合に比し、10℃〜40℃の温度域で4日間〜10日間で保存、熟成が可能となり、保存期間、熟成タイミングを調整できる処から出荷調整に好適である。
本発明の加湿器を設けた保冷庫を用いて庫内を相対湿度(RH)95%〜100%として、未熟の桃を0℃で30日間で熟成した。従来、熟したものを摘果していたが、3日間〜4日間傷みだしていた場合に比し、長期保存と熟成タイミングでの熟成を併せ行うことができ、出荷調整期間を大きく拡大できる。
上記実施例2乃至実施例5において、専用の熟成庫を設け本発明の加湿器を配備して実施できること勿論である。
1 容器(加湿器)
2 ブロア
3 円筒形ガイド
4 吸入口
5 吐出口
6 水槽
7 水面
g 間隔(円筒形ガイド下端と水面間の間隔)
11 容器(加湿器)
12 ブロア
13 円筒形ガイド
14 吸入口
15 吐出口
16 水槽
17 水面
21 容器(加湿器)
22 ブロア
23 円筒形ガイド
24 吸入口
25 吐出口
26 水槽
27 水面
28 ダクト
31 容器(加湿器)
32 ブロア
33 円筒形ガイド
34 吸入口
34−1 空気(庫内雰囲気)取入れ口
35 吐出口
36 水槽
37 水面
39 ダクト
41 容器(加湿器)
42 ブロア
43 円筒形ガイド
44 吸入口
45 吐出口
46 水槽
47 水面
48 仕切板
49 仕切板
51 容器(加湿器)
51−1 容器(ダクト)
52 ブロア
53 円筒形ガイド
54 吸入口
55 吐出口
56 水槽
57 水面
58 仕切板
59 仕切板
61 容器(加湿器)
61−1 容器(ダクト)
62 ブロア
63 円筒形ガイド
64 吸入口
65 吐出口
66 水槽
67 水面
68 仕切板
69 仕切板
特開2005−037006号公報 特開平05−332654号公報

Claims (7)

  1. 冷蔵庫又は保冷庫で用いる加湿器であって、下部に水槽を有するとともに加湿空気(庫内雰囲気)吐出口及び空気(庫内雰囲気)吸入口を有する容器内に、空気(庫内雰囲気)吸入口からの空気(庫内雰囲気)を水面に向けて導くとともにその下端が水槽における水面との間に10mm〜100mmの間隔を有する円筒形ガイドを配設し、該円筒形ガイドに空気(庫内雰囲気)吸入口から前記容器下方の水槽の水面に向けて空気(庫内雰囲気)を送給する手段と円筒形ガイド内の空気(庫内雰囲気)を螺旋流とする手段を設け、前記円筒形ガイド下端から空気(庫内雰囲気)の旋回流を吐出せしめるよう構成してなる冷蔵庫、保冷庫用加湿器。
  2. 円筒形ガイドに空気(庫内雰囲気)吸入口から前記容器下方の水槽の水面に向けて空気(庫内雰囲気)を送給する手段と円筒形ガイド内の空気(庫内雰囲気)を螺旋流とする手段が、空気(庫内雰囲気)吸入口に設けられ容器下方の水槽の水面に指向して空気(庫内雰囲気)を送給するブロアであって、該ブロアの回転翼によって空気(庫内雰囲気)を螺旋流とするとともに前記容器下方の水槽の水面に向けて空気(庫内雰囲気)下降流とするものである請求項1に記載の冷蔵庫、保冷庫用加湿器。
  3. 円筒形ガイドが上下方向に変位、固定自在に構成されたものである請求項1又は請求項2に記載の冷蔵庫、保冷庫用加湿器。
  4. 冷蔵庫又は保冷庫で用いる加湿器であって、下部に水槽を有するとともに加湿空気(庫内雰囲気)吐出口及び空気(庫内雰囲気)吸入口を有する容器内に、前記空気(庫内雰囲気)吸入口に下方水槽の水面に指向して空気(庫内雰囲気)を送出するブロアを設け、該ブロアによる空気(庫内雰囲気)を水面に向けて導くとともにその下端が水槽における水面との間に10mm〜100mmの間隔を有する円筒形ガイドを配設し、該円筒形ガイド下端から空気(庫内雰囲気)の旋回流を吐出せしめるよう構成するとともに、上記円筒形ガイドと同心円状の、容器天井部から垂設され、その下端が水槽における水面との間に間隔を有する円筒状仕切板と、容器底部から立設され容器天井との間に間隔を有する仕切板を交互に配設してなる冷蔵庫、保冷庫用加湿器。
  5. 冷蔵庫又は保冷庫で用いる加湿器であって、下部に水槽を有するとともに加湿空気(庫内雰囲気)吐出口及び空気(庫内雰囲気)吸入口を有する容器内に、前記空気(庫内雰囲気)吸入口に下方水槽の水面に指向して空気(庫内雰囲気)を送出するブロアを設け、該ブロアによる空気(庫内雰囲気)を水面に向けて導くとともにその下端が水槽における水面との間に10mm〜100mmの間隔を有する円筒形ガイドを配設し、該円筒形ガイド下端から空気(庫内雰囲気)の旋回流を吐出せしめるよう構成するとともに、上記円筒形ガイドの円周面の一端以上から平面上直線的に延在する容器(ダクト)内に容器天井部から垂設され、その下端が水槽における水面との間に間隔を有する仕切板と、容器底部から立設され容器天井との間に間隔を有する仕切板を交互に配設してなる冷蔵庫、保冷庫用加湿器。
  6. 容器底部から立設された仕切板の上端と容器天井との間の間隔が、容器天井部から垂設された仕切板の下端と水槽における水面との間の間隔よりも大なるものである請求項4又は請求項5に記載の冷蔵庫、保冷庫用加湿器。
  7. 請求項1乃至請求項6に記載の加湿器を設けた冷蔵庫、保冷庫において、相対湿度(RH)90%以上とした庫内で、0℃〜40℃の温度域で、24時間(1日間)以上、30日間の熟成を行うようにしたことを特徴とする冷蔵庫、保冷庫用加湿器を用いた青果物の熟成方法。
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