JP3674617B2 - 接ぎ苗順化装置 - Google Patents
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】
本発明は接ぎ木後の接ぎ苗を活着促進させて順化させる接ぎ苗順化装置に関し、特に順化装置内の接ぎ苗活着促進に最適な環境を保つための空調装置を備えた接ぎ苗順化装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
接ぎ苗順化装置内はその内部に収納された接ぎ苗の活着を促進させるために、順化装置内の空間に冷却空気、加熱空気、加湿空気をそれぞれ供給して、順化装置内の雰囲気温度と湿度を調節することが行われている。加湿空気は加湿器から水滴を霧状にして噴霧して、これを前記冷却空気および/または加熱空気により加湿空気とするものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、従来の接ぎ苗の順化装置には加湿空気を冷暖房空気と共に接ぎ苗の収納されている順化室内に供給するので、冷暖房空気に加湿空気が同伴され、室内での湿度ムラが生じ易くなる。また、冷暖房空気により加湿空気が除湿されて接ぎ苗の順化に必要な高い湿度が維持できないことがあった。そこで、本発明の目的は順化室内での湿度ムラがなく、冷暖房空気により加湿空気が除湿されることなく、高湿度を維持できる順化装置を提供することである。また、本発明の目的は接ぎ苗の活着を促進させることができる順化装置を提供することである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本発明の上記目的は次の構成によって達成される。すなわち、接ぎ木後の接ぎ苗を収納する内室19を備え、該内室19内の温度を制御するための冷却手段と加熱手段とを備えた接ぎ苗順化装置において、前記内室19を囲う壁を外壁1と内壁2による二重壁で構成し、前記冷却手段と前記加熱手段とにより冷却又は加熱された空気を前記外壁1と前記内壁2の間に形成した空間内をファン13によって循環させる構成とし、前記内壁2の内側に形成される内室19内に、加湿器16と、該加湿器16による加湿用の液滴を供給する配管18と、該配管18によって供給された加湿用の液滴を微細液滴で噴霧するスプレノズル17を設けるとともに、該内室19を、接ぎ苗を植え付けたプラグトレー5を載置する収納棚3を上下複数段設けた活着促進台車35を室内に収容可能に構成し、前記スプレノズル17を、内壁2の内側の側壁にあって互いに対向する両内壁面の近くで且つ天井付近と上下中間部付近とに配置し、これらのスプレノズル17に加湿用の液滴を供給する配管18を内壁2の内壁面に沿って配置したことを特徴とする接ぎ苗順化装置である。
【0005】
【作用】
本発明の接ぎ苗順化装置は、接ぎ苗を植え付けたプラグトレー5を上下複数段に載置した活着促進台車35を内室19内に収容し、内室19内の温度が冷却手段と加熱手段とによって制御されて、接ぎ苗の活着促進が行われる。内室19を囲う壁は外壁1と内壁2による二重壁で構成され、外壁1と内壁2との間の空間にのみ冷暖房空気が循環し、接ぎ苗が収納された内壁2の内側の内室19内には冷暖房空気が循環することはない。この状態で、内室19内では、加湿器16による加湿用の液滴が配管18を介してスプレノズル17から噴霧する。従って、内室19内の加湿された空気は冷暖房空気により除湿される恐れはなく、接ぎ苗の活着に必要な高い湿度が維持できる。また、内室19内に冷暖房空気流が入り込まず、更に、スプレノズル17を、内壁2の内側の側壁にあって互いに対向する両内壁面の近くで且つ天井付近と上下中間部付近とに配置し、これらのスプレノズル17に加湿用の液滴を供給する配管18を内壁2の内壁面に沿って配置されて、内室19内全体に噴霧液滴がまんべん無く供給されるので、局所的に湿度差が生じることもなくなる。こうして内室19内を接ぎ木後の接ぎ苗を活着促進させるための好適な環境に保つことができる。
【0006】
【実施例】
本発明の一実施例を図面と共に説明する。本実施例の順化装置の正面側断面視図を図1に、横断面視図を図2に、側面側断面視図を図3にそれぞれ示す。本実施例の順化装置の構造的特徴は断熱性パネルで構成した順化装置の外壁1の内部に熱伝導性の高い材質で構成した内壁2を設け、外壁1と内壁2との間に作られた空間に冷暖房空気を循環させることである。そして、内壁2内には複数段の収納棚3を設け、各収納棚3上に接ぎ苗を植え付けたプラグトレー5が配置される。収納棚3の段数は特に限定がなく図示の例では4段配置されたものである。収納棚3は板を格子状に配置して、隣接する板間は隙間が設けられているので、収納棚3の上下方向には空気が流通可能であり、外壁1と内壁2との間に作られた空間に配置される循環ファン(庫内ファン13)の作動により内壁2内全体の雰囲気を同一条件とすることができる。前述したように、外壁1と内壁2との間には冷暖房空気の循環風路があり、冷暖房空気は熱伝導性の高い材質で構成された内壁2を介して接ぎ苗収納室内の温度制御が行われる。
【0007】
冷暖房空気は順化装置の頂部外壁1に設置される冷凍機6と加熱ヒータ7により形成される。冷凍機6はコンデンサ9、コンデンサ9用庫外ファン10、コンプレッサー11、蒸発器12および庫内ファン13とからなり、庫内ファン13と蒸発器12は外壁1と内壁2の間の空間に配置される。また、加熱ヒータ7も前記庫内ファン13と蒸発器12近傍の外壁1と内壁2の間の空間に配置される。そして庫内ファン13の作動で外壁1と内壁2の間の空間内の空気が循環する。このとき、冷凍機6の蒸発器12が作動中であると冷却空気が得られ、加熱ヒータ7が作動中であると加熱空気が得られる。収納棚3上部にはプラグトレー5の接ぎ苗を照明するための人工照明灯15(1000Lux以上)が設けられる。 また、図4に示すように、順化装置の二重壁構造の一側壁には内壁2内部、すなわち内室19より外壁1外部に連通する吸気口20を設け、該側壁と対向する順化装置側壁には内壁2内部より外壁1外部に連通する排気口21、該排気口21内に排気ファン22を設ける。また、吸気口20の吸い込み口にはダンパー23を設ける。そして、内壁2内部の適宜箇所、望ましくは中央空間にCO2濃度センサー25および温度センサー26を設ける。
【0008】
また、本実施例では図1または図3に示すように二重側壁構造の側壁を持つ順化装置の内室19の底部に冷暖房用空気吹き出し方向と平行にスノコ状の架台32を設けた構成とすることもできる。図5に順化装置底部の部分拡大図を示すように、内室19の底部を通過する風路をスノコ状の架台32と順化装置の外壁1とで構成する。また、図6に示すように内壁2より内室19内に熱伝導ができるように底部内壁2に冷暖房空気流が接触できるようにスノコ状架台32の天板33は間隔をあけておくことが好ましい。こうして、スノコ状架台32は内室19の支持架台機能と、内室19下部風路を構成する機能を達成することができ、温度調節空気の流れが平均化して、内室19内の温度ムラが減少する。また、本実施例では内室19下部にも冷暖房空気の風路を設けたため、内室19を構成する内壁2の六側壁面より熱伝導ができ、温度コントロールの応答が迅速に行える効果もある。
【0009】
また、接ぎ苗の順化装置は接ぎ苗を植え付けたプラグトレー5を載置した収納棚3を多数段載せることができる活着促進台車35(図3参照)を内室19内に収めて、順化処理を行うが、本実施例の活着促進台車35では図3のA部の拡大図である図7(図7(a)は平面図、図7(b)は側面側断面視図)に示すように接ぎ苗を植え付けたプラグトレー5を載せる収納棚3の端面近く(好ましくは活着促進台車35の収納棚3の前面もしくは全周)で前記台車35の枠36の隣接位置などに凹状の溝37を設けておくと、接ぎ苗を植え付けたプラグトレー5より灌水した水がにじみ出ても前記凹状の溝37から下部に設けた漏斗39、シュートホース40などで床まで汚水を導くことがてきる。こうして、従来技術のように、上段の収納棚3より汚れた水が落下し、下段の収納棚3上の接ぎ苗に飛散することにより接ぎ苗の生育に悪影響を与えることあるいは作業環境を悪くする問題点が解消される。
【0010】
また、最上段の収納棚3部分には湿度制御(90%以上)のための加湿器16(図1参照)が配置され、加湿器16から適宜の収納棚3に向けて噴霧水を微細液滴で噴霧できるようにスプレノズル17を端部に備えた配管18が配置されている。本実施例の順化装置は3坪程度の広さの内室19の面積を有するものなので、4系統以上の液滴噴霧用の配管18を用いて、その先端のスプレノズル17から微細液滴を適宜の内室19内の空間に分配して噴霧する構成を採用している。そのため、内室19内全体に噴霧液滴をまんべん無く供給することができ、内室19内での局所加湿が無く、湿度ムラも少なくなる。また、加湿器16は液滴粒径が細かい超音波式のものを用いる。しかしこれに限定されず、気化式、蒸気式、遠心式などのいかなる種類の加湿器16を用いても良い。
【0011】
本実施例によると、冷暖房空気の循環する空間(外壁1と内壁2との間の空間)と加湿空間(内室19)とが隔壁により隔てられているため、加湿空間が除湿されず高湿度維持が可能となり、接ぎ苗の活着率が高まる。それだけでなく、上記構成により内室19内は過大な風速の冷暖房空気流にさらされることなく、局所加湿にならず内室19内の湿度ムラを少なくすることもできる。また、内室19内全体に配管18を介して加湿用の液滴が供給されるので、湿度ムラも少ない。なお、本実施例では加湿器16本体は、内室19内部に設置してあるが、順化装置の天井外壁1の上部に設置して内室19に通じるダクトを介して内室19内に微細液滴を供給する構成にしても良い。
【0012】
また、図1〜図3に示すように、加湿用微細液滴の配管の設置された対向する一対の側壁面と直交する両側面に微風ファン(拡散ファン)42を設けても良い。この場合は微風ファン42による風で微細液滴の蒸発促進と内室19内の湿度の均一性が向上する。また、微風ファン42による軽い適度な送風は植物の蒸散を図り、その成育促進につながる。本実施例での微風ファン42は一定のインターバルをもって、かつ、微風ファン42aと微風ファン42bは図8に示すように交互に運転させる方法を採用してもよい。この場合は加湿用の配管18からの微細液滴の噴霧による分散と微風ファン42a、42bの微細液滴の拡散による相乗効果で湿度のムラの解消効果がより高まる。このように、本実施例で微風ファン42を用いて軽い適度な送風を行うことで、従来冷暖房用の循環ファンで接ぎ苗の収納された内室19内に拡散させていた風は風速が大きすぎて、接ぎ苗をしおらす原因になっていた問題点が解消できた。
【0013】
また、図9に本実施例の順化装置の内室19内の雰囲気温度制御回路を示す。冷却用スイッチ(SS1)および加熱用スイッチ(SS2)を入れると、温度調節器30は温度センサー26により測定される内室19内の雰囲気温度が設定温度(28℃程度)より高い場合には、X1リレーをONさせ、また、コンプレッサー開閉器(52C)をONさせ、その結果冷凍機6が作動開始し、冷却運転が開始する。また、内室19内の雰囲気温度が設定値に低下すると、X1リレーがOFFとなり冷凍機6が停止する。もし、内室19内の雰囲気温度が設定温度より低ければ加熱ヒータ開閉器(MC)がONし、加熱ヒータ7が作動し、内室19内が加熱される。このように1つの温度調節器30により冷凍機6の運転と加熱ヒータ7の通電を制御し、温度制御を行うことができる。なお、冷凍機6の運転と加熱ヒータ7の作動は同時に行われないようにインターロックされる。
【0014】
こうして、1つの温度調節器30によって加熱ヒータ制御と蒸発器制御を同時に行い、適正温度を効率的に保持できる。また、冷凍機6の庫内ファン13を蒸発器12の冷却用に用いるのみならず、加熱ヒータ7の暖房用ファンとしても用いることができるので、設備費用のコストダウンが図れる。なお、図9において、TMは除霜タイマ、RY1、RY2はリレー、51Cはサーマルリレー、CMはコンプレッサー、X1はリレー、SVは電磁弁、FMCはコンデンサ9用の庫外ファン10のモーター、FMEは蒸発器12用の庫内ファン13のモーターを表す。
【0015】
本実施例では、上記したように冷凍機6と庫内ファン13または加熱ヒータ7と庫内ファン13を作動させると接ぎ苗活着に最適な温度(28℃程度)の温度調節用の冷暖房用空気が形成され、この冷暖房空気を外壁1と内壁2からなる二重壁間の空間に循環させると、熱伝導率の高い内壁2を介して、内室19内の雰囲気が冷却または加熱制御され、内室19内に収納されている接ぎ苗を適切な雰囲気温度で生育させることができる。しかも、この冷暖房空気は直接内壁2内、すなわち内室19を流れるものではないので、冷暖房空気の風速により、接ぎ苗のしおれ発生がなく、活着が良好となる。これは従来の順化装置が温度調節用空気を接ぎ苗を収納した順化室内に直接循環させていたため、加湿空気にしても接ぎ苗をしおらす原因となり、活着率が低かったことと対照的である。本実施例の接ぎ苗の活着率は95〜98%であった。
【0016】
また、従来の順化装置は90%以上の高湿度のもとで冷凍機6を運転していたので、冷凍機6の蒸発器12に霜が付着し易く運転効率が悪かったが、本実施例では冷凍機6は内室19に直接臨んでいないので、内室19の高湿度雰囲気により、冷凍機6に霜が付くことも無く、その冷却効率が高くなり、省エネルギーとなる。また、冷凍機6を天井上部の外壁1に設けているので、庫内容積を有効に利用できる。さらに、加熱用ヒータ7の暖房用ファンとして冷凍機6の蒸発器12用の庫内ファン13を利用するので、設置スペースの節約、および、効率的運転が可能となる。
【0017】
本実施例の順化装置では、接ぎ木後、接ぎ苗の活着促進のため好適環境を保つため、前記外壁1と内壁2の二重構造からなる空間を設けた順化装置側面の一面に内室19より外壁1に連通する吸気口20と、該側面と対向する側面の外壁1と内壁2を貫通する排気口21と該排気口21内に排気ファン22を設けているので、接ぎ苗を収納する内室19に新鮮空気を取り入れることができる。また、内室19に設けたCO2濃度センサー25のCO2濃度測定値とその設定値との対比により排気ファン22を運転してCO2濃度を一定以上に保ち、かつ必要なら新鮮な空気を内室19へ取り入れることができ、CO2濃度も低くならず接ぎ苗の炭酸同化作用も旺盛となり、接ぎ苗の生育も良好となる。また、適時内室19内の空気を換気することができ、カビの発生などを防止することもできる。従来の順化装置では接ぎ苗の配置されている室内が低CO2濃度になったり、また、高温多湿のためウドンコ病が発生しやすい環境になり易く、接ぎ苗の生育不調および病気が発生しがちであったが、本実施例の装置ではそのような不具合は解消された。
【0018】
【発明の効果】
本発明によれば、接ぎ苗を上下複数段に載置した活着促進台車35を収容した内室19を囲う壁が外壁1と内壁2による二重壁で構成され、冷暖房空気は外壁1と内壁2との間の空間のみを循環し、内壁2の内側に形成される内室19内は冷暖房空気が入り込まない状態で加湿されるため、接ぎ苗を収納する内室19内は、冷暖房空気によって除湿されず高湿度状態を維持できて接ぎ苗の活着率が高まり、また、内室19内に収納された接ぎ苗は冷暖房空気流を受けないのでしおれ発生がない。しかも、内室19内に冷暖房空気流が入り込まず、更に、スプレノズル17を、内壁2の内側の側壁にあって互いに対向する両内壁面の近くで且つ天井付近と上下中間部付近とに配置し、これらのスプレノズル17に加湿用の液滴を供給する配管18を内壁2の内壁面に沿って配置されて、内室19内全体に噴霧液滴がまんべん無く供給されるので、局所加湿にならず内室19内の湿度ムラが少なくなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施例の接ぎ苗順化装置の正面側断面視図。
【図2】 図1の接ぎ苗順化装置の横断面視図。
【図3】 図1の接ぎ苗順化装置の側面側断面視図。
【図4】 図1の接ぎ苗順化装置の側壁面の吸気口、排気口部分の側面側断面視図。
【図5】 図1の接ぎ苗順化装置の下部コーナー部の拡大断面図。
【図6】 図1の接ぎ苗順化装置のスノコ状架台部分の斜視図。
【図7】 図1の接ぎ苗順化装置のプラグトレー5を載せた収納棚3の端面近くの拡大平面図と拡大側面側断面視図。
【図8】 図1の接ぎ苗順化装置の一対の微風ファンの運転タイミングチャートの図。
【図9】 本発明の一実施例の接ぎ苗順化装置の内室内の雰囲気温度制御回路図。
【符号の説明】
1…外壁、2…内壁、3…収納棚、5…プラグトレー、6…冷凍機、7…加熱ヒータ、9…コンデンサ、10…庫外ファン、11…コンプレッサー、12…蒸発器、13…庫内ファン、15…人工照明灯、16…加湿器、17…スプレノズル、18…配管、19…内室、20…吸気口、21…排気口、22…排気ファン、23…ダンパー、25…CO2濃度センサー、26…温度センサー、30…温度調節器、32…スノコ状架台、33…スノコ状架台の天板、35…活着促進台車、36…活着促進台車枠、37…凹状の溝、39…漏斗、40…シュートホース、42…微風ファン(拡散ファン)
【産業上の利用分野】
本発明は接ぎ木後の接ぎ苗を活着促進させて順化させる接ぎ苗順化装置に関し、特に順化装置内の接ぎ苗活着促進に最適な環境を保つための空調装置を備えた接ぎ苗順化装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
接ぎ苗順化装置内はその内部に収納された接ぎ苗の活着を促進させるために、順化装置内の空間に冷却空気、加熱空気、加湿空気をそれぞれ供給して、順化装置内の雰囲気温度と湿度を調節することが行われている。加湿空気は加湿器から水滴を霧状にして噴霧して、これを前記冷却空気および/または加熱空気により加湿空気とするものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、従来の接ぎ苗の順化装置には加湿空気を冷暖房空気と共に接ぎ苗の収納されている順化室内に供給するので、冷暖房空気に加湿空気が同伴され、室内での湿度ムラが生じ易くなる。また、冷暖房空気により加湿空気が除湿されて接ぎ苗の順化に必要な高い湿度が維持できないことがあった。そこで、本発明の目的は順化室内での湿度ムラがなく、冷暖房空気により加湿空気が除湿されることなく、高湿度を維持できる順化装置を提供することである。また、本発明の目的は接ぎ苗の活着を促進させることができる順化装置を提供することである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本発明の上記目的は次の構成によって達成される。すなわち、接ぎ木後の接ぎ苗を収納する内室19を備え、該内室19内の温度を制御するための冷却手段と加熱手段とを備えた接ぎ苗順化装置において、前記内室19を囲う壁を外壁1と内壁2による二重壁で構成し、前記冷却手段と前記加熱手段とにより冷却又は加熱された空気を前記外壁1と前記内壁2の間に形成した空間内をファン13によって循環させる構成とし、前記内壁2の内側に形成される内室19内に、加湿器16と、該加湿器16による加湿用の液滴を供給する配管18と、該配管18によって供給された加湿用の液滴を微細液滴で噴霧するスプレノズル17を設けるとともに、該内室19を、接ぎ苗を植え付けたプラグトレー5を載置する収納棚3を上下複数段設けた活着促進台車35を室内に収容可能に構成し、前記スプレノズル17を、内壁2の内側の側壁にあって互いに対向する両内壁面の近くで且つ天井付近と上下中間部付近とに配置し、これらのスプレノズル17に加湿用の液滴を供給する配管18を内壁2の内壁面に沿って配置したことを特徴とする接ぎ苗順化装置である。
【0005】
【作用】
本発明の接ぎ苗順化装置は、接ぎ苗を植え付けたプラグトレー5を上下複数段に載置した活着促進台車35を内室19内に収容し、内室19内の温度が冷却手段と加熱手段とによって制御されて、接ぎ苗の活着促進が行われる。内室19を囲う壁は外壁1と内壁2による二重壁で構成され、外壁1と内壁2との間の空間にのみ冷暖房空気が循環し、接ぎ苗が収納された内壁2の内側の内室19内には冷暖房空気が循環することはない。この状態で、内室19内では、加湿器16による加湿用の液滴が配管18を介してスプレノズル17から噴霧する。従って、内室19内の加湿された空気は冷暖房空気により除湿される恐れはなく、接ぎ苗の活着に必要な高い湿度が維持できる。また、内室19内に冷暖房空気流が入り込まず、更に、スプレノズル17を、内壁2の内側の側壁にあって互いに対向する両内壁面の近くで且つ天井付近と上下中間部付近とに配置し、これらのスプレノズル17に加湿用の液滴を供給する配管18を内壁2の内壁面に沿って配置されて、内室19内全体に噴霧液滴がまんべん無く供給されるので、局所的に湿度差が生じることもなくなる。こうして内室19内を接ぎ木後の接ぎ苗を活着促進させるための好適な環境に保つことができる。
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【実施例】
本発明の一実施例を図面と共に説明する。本実施例の順化装置の正面側断面視図を図1に、横断面視図を図2に、側面側断面視図を図3にそれぞれ示す。本実施例の順化装置の構造的特徴は断熱性パネルで構成した順化装置の外壁1の内部に熱伝導性の高い材質で構成した内壁2を設け、外壁1と内壁2との間に作られた空間に冷暖房空気を循環させることである。そして、内壁2内には複数段の収納棚3を設け、各収納棚3上に接ぎ苗を植え付けたプラグトレー5が配置される。収納棚3の段数は特に限定がなく図示の例では4段配置されたものである。収納棚3は板を格子状に配置して、隣接する板間は隙間が設けられているので、収納棚3の上下方向には空気が流通可能であり、外壁1と内壁2との間に作られた空間に配置される循環ファン(庫内ファン13)の作動により内壁2内全体の雰囲気を同一条件とすることができる。前述したように、外壁1と内壁2との間には冷暖房空気の循環風路があり、冷暖房空気は熱伝導性の高い材質で構成された内壁2を介して接ぎ苗収納室内の温度制御が行われる。
【0007】
冷暖房空気は順化装置の頂部外壁1に設置される冷凍機6と加熱ヒータ7により形成される。冷凍機6はコンデンサ9、コンデンサ9用庫外ファン10、コンプレッサー11、蒸発器12および庫内ファン13とからなり、庫内ファン13と蒸発器12は外壁1と内壁2の間の空間に配置される。また、加熱ヒータ7も前記庫内ファン13と蒸発器12近傍の外壁1と内壁2の間の空間に配置される。そして庫内ファン13の作動で外壁1と内壁2の間の空間内の空気が循環する。このとき、冷凍機6の蒸発器12が作動中であると冷却空気が得られ、加熱ヒータ7が作動中であると加熱空気が得られる。収納棚3上部にはプラグトレー5の接ぎ苗を照明するための人工照明灯15(1000Lux以上)が設けられる。 また、図4に示すように、順化装置の二重壁構造の一側壁には内壁2内部、すなわち内室19より外壁1外部に連通する吸気口20を設け、該側壁と対向する順化装置側壁には内壁2内部より外壁1外部に連通する排気口21、該排気口21内に排気ファン22を設ける。また、吸気口20の吸い込み口にはダンパー23を設ける。そして、内壁2内部の適宜箇所、望ましくは中央空間にCO2濃度センサー25および温度センサー26を設ける。
【0008】
また、本実施例では図1または図3に示すように二重側壁構造の側壁を持つ順化装置の内室19の底部に冷暖房用空気吹き出し方向と平行にスノコ状の架台32を設けた構成とすることもできる。図5に順化装置底部の部分拡大図を示すように、内室19の底部を通過する風路をスノコ状の架台32と順化装置の外壁1とで構成する。また、図6に示すように内壁2より内室19内に熱伝導ができるように底部内壁2に冷暖房空気流が接触できるようにスノコ状架台32の天板33は間隔をあけておくことが好ましい。こうして、スノコ状架台32は内室19の支持架台機能と、内室19下部風路を構成する機能を達成することができ、温度調節空気の流れが平均化して、内室19内の温度ムラが減少する。また、本実施例では内室19下部にも冷暖房空気の風路を設けたため、内室19を構成する内壁2の六側壁面より熱伝導ができ、温度コントロールの応答が迅速に行える効果もある。
【0009】
また、接ぎ苗の順化装置は接ぎ苗を植え付けたプラグトレー5を載置した収納棚3を多数段載せることができる活着促進台車35(図3参照)を内室19内に収めて、順化処理を行うが、本実施例の活着促進台車35では図3のA部の拡大図である図7(図7(a)は平面図、図7(b)は側面側断面視図)に示すように接ぎ苗を植え付けたプラグトレー5を載せる収納棚3の端面近く(好ましくは活着促進台車35の収納棚3の前面もしくは全周)で前記台車35の枠36の隣接位置などに凹状の溝37を設けておくと、接ぎ苗を植え付けたプラグトレー5より灌水した水がにじみ出ても前記凹状の溝37から下部に設けた漏斗39、シュートホース40などで床まで汚水を導くことがてきる。こうして、従来技術のように、上段の収納棚3より汚れた水が落下し、下段の収納棚3上の接ぎ苗に飛散することにより接ぎ苗の生育に悪影響を与えることあるいは作業環境を悪くする問題点が解消される。
【0010】
また、最上段の収納棚3部分には湿度制御(90%以上)のための加湿器16(図1参照)が配置され、加湿器16から適宜の収納棚3に向けて噴霧水を微細液滴で噴霧できるようにスプレノズル17を端部に備えた配管18が配置されている。本実施例の順化装置は3坪程度の広さの内室19の面積を有するものなので、4系統以上の液滴噴霧用の配管18を用いて、その先端のスプレノズル17から微細液滴を適宜の内室19内の空間に分配して噴霧する構成を採用している。そのため、内室19内全体に噴霧液滴をまんべん無く供給することができ、内室19内での局所加湿が無く、湿度ムラも少なくなる。また、加湿器16は液滴粒径が細かい超音波式のものを用いる。しかしこれに限定されず、気化式、蒸気式、遠心式などのいかなる種類の加湿器16を用いても良い。
【0011】
本実施例によると、冷暖房空気の循環する空間(外壁1と内壁2との間の空間)と加湿空間(内室19)とが隔壁により隔てられているため、加湿空間が除湿されず高湿度維持が可能となり、接ぎ苗の活着率が高まる。それだけでなく、上記構成により内室19内は過大な風速の冷暖房空気流にさらされることなく、局所加湿にならず内室19内の湿度ムラを少なくすることもできる。また、内室19内全体に配管18を介して加湿用の液滴が供給されるので、湿度ムラも少ない。なお、本実施例では加湿器16本体は、内室19内部に設置してあるが、順化装置の天井外壁1の上部に設置して内室19に通じるダクトを介して内室19内に微細液滴を供給する構成にしても良い。
【0012】
また、図1〜図3に示すように、加湿用微細液滴の配管の設置された対向する一対の側壁面と直交する両側面に微風ファン(拡散ファン)42を設けても良い。この場合は微風ファン42による風で微細液滴の蒸発促進と内室19内の湿度の均一性が向上する。また、微風ファン42による軽い適度な送風は植物の蒸散を図り、その成育促進につながる。本実施例での微風ファン42は一定のインターバルをもって、かつ、微風ファン42aと微風ファン42bは図8に示すように交互に運転させる方法を採用してもよい。この場合は加湿用の配管18からの微細液滴の噴霧による分散と微風ファン42a、42bの微細液滴の拡散による相乗効果で湿度のムラの解消効果がより高まる。このように、本実施例で微風ファン42を用いて軽い適度な送風を行うことで、従来冷暖房用の循環ファンで接ぎ苗の収納された内室19内に拡散させていた風は風速が大きすぎて、接ぎ苗をしおらす原因になっていた問題点が解消できた。
【0013】
また、図9に本実施例の順化装置の内室19内の雰囲気温度制御回路を示す。冷却用スイッチ(SS1)および加熱用スイッチ(SS2)を入れると、温度調節器30は温度センサー26により測定される内室19内の雰囲気温度が設定温度(28℃程度)より高い場合には、X1リレーをONさせ、また、コンプレッサー開閉器(52C)をONさせ、その結果冷凍機6が作動開始し、冷却運転が開始する。また、内室19内の雰囲気温度が設定値に低下すると、X1リレーがOFFとなり冷凍機6が停止する。もし、内室19内の雰囲気温度が設定温度より低ければ加熱ヒータ開閉器(MC)がONし、加熱ヒータ7が作動し、内室19内が加熱される。このように1つの温度調節器30により冷凍機6の運転と加熱ヒータ7の通電を制御し、温度制御を行うことができる。なお、冷凍機6の運転と加熱ヒータ7の作動は同時に行われないようにインターロックされる。
【0014】
こうして、1つの温度調節器30によって加熱ヒータ制御と蒸発器制御を同時に行い、適正温度を効率的に保持できる。また、冷凍機6の庫内ファン13を蒸発器12の冷却用に用いるのみならず、加熱ヒータ7の暖房用ファンとしても用いることができるので、設備費用のコストダウンが図れる。なお、図9において、TMは除霜タイマ、RY1、RY2はリレー、51Cはサーマルリレー、CMはコンプレッサー、X1はリレー、SVは電磁弁、FMCはコンデンサ9用の庫外ファン10のモーター、FMEは蒸発器12用の庫内ファン13のモーターを表す。
【0015】
本実施例では、上記したように冷凍機6と庫内ファン13または加熱ヒータ7と庫内ファン13を作動させると接ぎ苗活着に最適な温度(28℃程度)の温度調節用の冷暖房用空気が形成され、この冷暖房空気を外壁1と内壁2からなる二重壁間の空間に循環させると、熱伝導率の高い内壁2を介して、内室19内の雰囲気が冷却または加熱制御され、内室19内に収納されている接ぎ苗を適切な雰囲気温度で生育させることができる。しかも、この冷暖房空気は直接内壁2内、すなわち内室19を流れるものではないので、冷暖房空気の風速により、接ぎ苗のしおれ発生がなく、活着が良好となる。これは従来の順化装置が温度調節用空気を接ぎ苗を収納した順化室内に直接循環させていたため、加湿空気にしても接ぎ苗をしおらす原因となり、活着率が低かったことと対照的である。本実施例の接ぎ苗の活着率は95〜98%であった。
【0016】
また、従来の順化装置は90%以上の高湿度のもとで冷凍機6を運転していたので、冷凍機6の蒸発器12に霜が付着し易く運転効率が悪かったが、本実施例では冷凍機6は内室19に直接臨んでいないので、内室19の高湿度雰囲気により、冷凍機6に霜が付くことも無く、その冷却効率が高くなり、省エネルギーとなる。また、冷凍機6を天井上部の外壁1に設けているので、庫内容積を有効に利用できる。さらに、加熱用ヒータ7の暖房用ファンとして冷凍機6の蒸発器12用の庫内ファン13を利用するので、設置スペースの節約、および、効率的運転が可能となる。
【0017】
本実施例の順化装置では、接ぎ木後、接ぎ苗の活着促進のため好適環境を保つため、前記外壁1と内壁2の二重構造からなる空間を設けた順化装置側面の一面に内室19より外壁1に連通する吸気口20と、該側面と対向する側面の外壁1と内壁2を貫通する排気口21と該排気口21内に排気ファン22を設けているので、接ぎ苗を収納する内室19に新鮮空気を取り入れることができる。また、内室19に設けたCO2濃度センサー25のCO2濃度測定値とその設定値との対比により排気ファン22を運転してCO2濃度を一定以上に保ち、かつ必要なら新鮮な空気を内室19へ取り入れることができ、CO2濃度も低くならず接ぎ苗の炭酸同化作用も旺盛となり、接ぎ苗の生育も良好となる。また、適時内室19内の空気を換気することができ、カビの発生などを防止することもできる。従来の順化装置では接ぎ苗の配置されている室内が低CO2濃度になったり、また、高温多湿のためウドンコ病が発生しやすい環境になり易く、接ぎ苗の生育不調および病気が発生しがちであったが、本実施例の装置ではそのような不具合は解消された。
【0018】
【発明の効果】
本発明によれば、接ぎ苗を上下複数段に載置した活着促進台車35を収容した内室19を囲う壁が外壁1と内壁2による二重壁で構成され、冷暖房空気は外壁1と内壁2との間の空間のみを循環し、内壁2の内側に形成される内室19内は冷暖房空気が入り込まない状態で加湿されるため、接ぎ苗を収納する内室19内は、冷暖房空気によって除湿されず高湿度状態を維持できて接ぎ苗の活着率が高まり、また、内室19内に収納された接ぎ苗は冷暖房空気流を受けないのでしおれ発生がない。しかも、内室19内に冷暖房空気流が入り込まず、更に、スプレノズル17を、内壁2の内側の側壁にあって互いに対向する両内壁面の近くで且つ天井付近と上下中間部付近とに配置し、これらのスプレノズル17に加湿用の液滴を供給する配管18を内壁2の内壁面に沿って配置されて、内室19内全体に噴霧液滴がまんべん無く供給されるので、局所加湿にならず内室19内の湿度ムラが少なくなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施例の接ぎ苗順化装置の正面側断面視図。
【図2】 図1の接ぎ苗順化装置の横断面視図。
【図3】 図1の接ぎ苗順化装置の側面側断面視図。
【図4】 図1の接ぎ苗順化装置の側壁面の吸気口、排気口部分の側面側断面視図。
【図5】 図1の接ぎ苗順化装置の下部コーナー部の拡大断面図。
【図6】 図1の接ぎ苗順化装置のスノコ状架台部分の斜視図。
【図7】 図1の接ぎ苗順化装置のプラグトレー5を載せた収納棚3の端面近くの拡大平面図と拡大側面側断面視図。
【図8】 図1の接ぎ苗順化装置の一対の微風ファンの運転タイミングチャートの図。
【図9】 本発明の一実施例の接ぎ苗順化装置の内室内の雰囲気温度制御回路図。
【符号の説明】
1…外壁、2…内壁、3…収納棚、5…プラグトレー、6…冷凍機、7…加熱ヒータ、9…コンデンサ、10…庫外ファン、11…コンプレッサー、12…蒸発器、13…庫内ファン、15…人工照明灯、16…加湿器、17…スプレノズル、18…配管、19…内室、20…吸気口、21…排気口、22…排気ファン、23…ダンパー、25…CO2濃度センサー、26…温度センサー、30…温度調節器、32…スノコ状架台、33…スノコ状架台の天板、35…活着促進台車、36…活着促進台車枠、37…凹状の溝、39…漏斗、40…シュートホース、42…微風ファン(拡散ファン)
Claims (1)
- 接ぎ木後の接ぎ苗を収納する内室19を備え、該内室19内の温度を制御するための冷却手段と加熱手段とを備えた接ぎ苗順化装置において、前記内室19を囲う壁を外壁1と内壁2による二重壁で構成し、前記冷却手段と前記加熱手段とにより冷却又は加熱された空気を前記外壁1と前記内壁2の間に形成した空間内をファン13によって循環させる構成とし、前記内壁2の内側に形成される内室19内に、加湿器16と、該加湿器16による加湿用の液滴を供給する配管18と、該配管18によって供給された加湿用の液滴を微細液滴で噴霧するスプレノズル17を設けるとともに、該内室19を、接ぎ苗を植え付けたプラグトレー5を載置する収納棚3を上下複数段設けた活着促進台車35を室内に収容可能に構成し、前記スプレノズル17を、内壁2の内側の側壁にあって互いに対向する両内壁面の近くで且つ天井付近と上下中間部付近とに配置し、これらのスプレノズル17に加湿用の液滴を供給する配管18を内壁2の内壁面に沿って配置したことを特徴とする接ぎ苗順化装置。
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