JP2008155744A - トラクタのハンドルコラム - Google Patents

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秀司 石丸
Teruki Matsukawa
輝樹 松川
Takeshi Abe
剛 阿部
Hidetsugu Tomioka
英嗣 富岡
Hisashi Takahashi
恒 高橋
Satoshi Nagai
訓 長井
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Abstract

【課題】従来から知られているハンドルコラムは、パイプ材が使用され、ハンドルシャフトを上下に渡って覆う構成となっていた。通常、パイプ材は、鉄板のプレスによる加工品に比較すると、大幅にコスト高となり、更に、パイプ材は、側面に窓を形成したり、ガイド溝を作る加工方法が、鉄板の加工に比較して工数を要し、割高になる課題があった。
【解決手段】この発明は、上記の課題を解消するために、ハンドルコラム3において、ハンドルシャフト2の中間部位に、横断面を略コ字型として3方を囲むように形成した取付ボディー4を配置し、該取付ボディー4は、その上下両端部分に、それぞれ筒状の上部コラム5と下部コラム6とを接続状態に配置し、コラム支持装置7によって車体8に装置して構成したトラクタのハンドルコラムとしている。
【選択図】 図1

Description

この発明は、従来慣用されていた一連のパイプ材によってハンドルコラムを製作するのに代えて、中間部位に取付ボディーを介装して構成したトラクタのハンドルコラムに関する。
従来から広く知られているように、トラクタ等のハンドルコラムは、円筒形状のパイプが使用され、普及している。
例えば、特開2002−160545号公開特許公報に記載されているハンドルコラムは、1本のパイプ材を上下に傾斜させて配置し、その内部にハンドルシャフトを通して回転自由に支持する構成である。
特開2002−160545号公報
従来から知られているハンドルコラムは、ハンドルシャフトを覆う上下の全部分に渡り、パイプ材が使用され、内部にシャフトを支持する構成となっていた。このようなパイプ材は、鉄板からのプレスによる加工品に比較すると、原材料費が高く、製品としての製造コストが高くなる課題があった。
更に、パイプ材は、これの側面に窓を製作したり、上下方向に貫通状態のガイド溝を形成する加工方法が、鉄板の加工に比較して工数を要し、結局のところコスト高になる課題があった。
この発明は、上記課題を解決するために、請求項1に記載した発明は、上部にステアリングハンドル(1)が取り付けられたハンドルシャフト(2)を、上下方向に支持するハンドルコラム(3)において、前記ハンドルシャフト(2)の中間部位に、横断面を略コ字型として3方を囲むように形成した取付ボディー(4)を配置して設け、該取付ボディー(4)は、その上下両端部分に、それぞれ筒状の上部コラム(5)と下部コラム(6)とを接続状態に配置し、コラム支持装置(7)によって車体(8)に装置して構成したトラクタのハンドルコラムとしており、ハンドルコラム(3)にパイプ材の使用量を大幅に少なくして、パイプに代えて、横断面を略コ字型に形成してハンドルシャフト(2)の3方を覆う取付ボディー(4)を設けて構成したから、全体に一体のパイプ材を使用していた従来の構成に比較して、原材料の原価と加工費が安くなり、低コストで製作できる利点がある。
つぎに、請求項2に記載した発明は、前記取付ボディー(4)は、鉄板のプレス加工によって、一側に、前記ハンドルシャフト(2)に嵌合するカム(9)の挿入窓(10)と、他側に前記カム(9)のガイド溝(11)とを開口して横断面をコ字型に形成した請求項1記載のトラクタのハンドルコラムであって、ハンドルコラム(3)の中間部分にパイプ材に代えて鉄板からなる取付ボディー(4)に構成したから、原材料の原価を安く抑えることができた上に、窓(10)やガイド溝(11)の加工が容易になり、加工費を安くすることができる。
まず、請求項1に記載した発明は、ハンドルコラム(3)にパイプ材の使用量を少なくし、パイプに代えて、鉄板を使用して原材料の原価低減を図り、横断面を略コ字型に形成してハンドルシャフト(2)の3方を覆う低コストで製作できる取付ボディー(4)を設けた特徴がある。
このように、この発明は、ハンドルコラム(3)全体に一体のパイプ材を使用していた従来の構成に比較して、原材料原価を低減すると共に、それに加えて、加工費が安くなり、低コストで製作できる優れた特徴がある。
そして、請求項2に記載した発明は、上記請求項1の効果を奏するものでありながら、ハンドルコラム(3)の中間部分をパイプ材に代えて鉄板からなる取付ボディー(4)に構成したから、プレス加工によって窓(10)やガイド溝(11)の加工がきわめて容易となり、加工費を大幅に安くできる特徴がある。
以下、この発明の実施例を図面に基づいて具体的に説明する。
まず、トラクタ13は、図4に示すように、後車輪に代えてハーフクローラ14を装備した構成とし、車体8の後部には、ロータリー耕耘装置15を連結して設けている。そして、運転操縦席16は、車体の後方上部に配置し、その前側にステアリングハンドル1を設け、その周辺には操縦用のスイッチ類やレバー類を集中させて配置して、座ったままトラクタ13の運転ができる構成としている。
つぎに、上記ステアリングハンドル1、及びハンドル1に接続したハンドルシャフト2を軸受け支持するハンドルコラム3について、図面に基づいて実施例を説明する。
まず、ハンドルコラム3の下部に位置する取付ブラケット17は、図3に示されているように、前記運転操縦席16の前にあるフロア18の前部中央位置において、車体8に取り付けられ、左寄りの位置にハンドルシャフト2の下部に接続しているユニバーサルジョイント軸2aが貫通できる挿通孔19(図2参照)を開口した構成としている。そして、コラム支持装置7は、鉄板を用いて横断面がコ字型になるように絞り加工して形成し、下端部を上記取付ブラケット17の上部に溶接によって固定し、コ字型の開放面を前側に位置させて、全体が、若干後方傾斜の状態(内部にハンドルシャフト2を通すための傾斜)になるように設けている。
そして、コラム支持装置7は、上部のコ字型の端面に、中心部にハンドルシャフト2を通すための開孔21を設けた支持板20を載せた状態に固着して一体に構成し、該支持板20を利用して上下両面に後述する取付ボディー4と下部コラム6とを設けている。22は取付金具である。
つぎに、取付ボディー4は、図1、及び図2に示すように、上記支持板20の上側に配置する部材で、鉄板を素材としてプレス加工で製作するが、その場合、横断面を略コ字型に形成して、図のように、左側面に挿入窓10(後述するカム9を挿入するための開口)を下側に切欠状に設け、その右側には、ステアリングセンサとなるカム9のガイド溝11を縦長に形成した構成としている。そして、この取付ボディー4は、図面に示すように、前の左右両側と背後の位置との3箇所にカバーの取付部23,23,23を形成している。
そして、上部コラム5と下部コラム6とは、図1、及び図2に示すように、パイプ材を適宜切断して構成するが、前記取付ボディー4の上側と下側とに配置して、内部にハンドルシャフト2を軸受け支持して上下方向に貫通させて支持する構成としている。この場合、上部にステアリングハンドル1を取付けたハンドルシャフト2は、図3に示すように、ハンドルコラム3で支持されているが、実施例では、上側から順に上部コラム5、取付ボディー4、下部コラム6の順番に挿し通して支持され、下方のコラム支持装置7に達し、中間下部にユニバーサルジョイント軸2aを連結し、既に説明した取付ブラケット17の挿通孔19を通して下側の操舵装置に接続する構成としている。
そして、カム9は、図2、及び図3に示すように、前記取付ボディ−4に切欠状に形成している挿入窓10から挿入して、前記ハンドルシャフト2の外周面に設けている螺旋溝25に螺合させて取り付け、案内ピン26を他側に開口するガイド溝11に上下案内されるように挿し通して構成している。このように構成された上記カム9は、ステアリングセンサとして機能するものであって、ステアリングハンドル1を、左回転操舵、又は右回転操舵するのに伴って、回転するハンドルシャフト2によって、上方へ、又は下方へ移動し、このカム9の移動を検出情報として取り出して車体8の旋回情報としてコントローラに入力するものであって、例えば、旋回走行時の倍速ターン等の制御装置に利用することができる。
なお、本件出願は、ステアリングセンサに基づく制御装置には関係しない発明であるから、詳細な説明を省略する。
以上述べたように、実施例は、ハンドルコラム3にパイプ材の使用量を少なくし、パイプに代えて、鉄板を使用して原材料の原価低減を図り、横断面を略コ字型に形成してハンドルシャフト2の3方を覆う低コストで製作できる取付ボディー4を設けた点に利点がある。
そして、この発明の実施例は、ハンドルコラム3の全体に一体のパイプ材を使用していた従来の構成に比較して、原材料原価を低減するばかりでなく、それに加えて、プレス加工によって、絞りとガイド溝11の作成とを同時に行うことが可能であるから、加工費が大幅に安くなり、低コストで製作できるものとなった。
そして、実施例の場合、カバー取付部23,23,23は、既に説明したように、取付ボディー4に、プレス加工で一度に形成できるから、従来型の別部品を用意する構成に比較して格段にコストを低減できた。そして、コラム支持装置7の下部に設けた取付ブラケット17についても同様の利点がある。
つぎに、トラクタについて他の実施例を説明する。
まず、トラクタ13は、図4に示すように、後輪に代えてハーフクローラ14を装備して走行する構成としている。そして、この実施例に係るクローラ14は、図5(水田仕様)、及び図6(畑作仕様)に示すように、水田仕様と畑作仕様とにごく簡単に切換えて使用できる特徴がある。
そして、クローラ14は、図面に示すように、車体8のミッション装置30から両側に延長されたホイルシャフト31に軸着した駆動スプロケット32と、トラックフレーム33の前後両端部に軸架され遊動転輪34,35と、中間の接地側に軸架した複数の案内転輪36に巻き掛けて、側面視おむすび型に構成している。そして、クローラ14は、上部の駆動スプロケット32に走行動力が入力されて駆動されながら前後の遊動輪34,35で張圧し、中間部分で接地側に軸架した各案内転輪36によって案内されながら走行する構成としている。
なお、前側の遊動輪34は、テンション機構37に支持させて設け、クローラ14のテンション(張圧力)調節ができる構成としている。
そして、上記した前後の遊動転輪34,35は、略三角形状に形成した支持アーム38の先端部に軸着し、その支持アーム38の基端の下部をトラックフレーム側の支持体40にねじ41で取り付け、上部に複数個の取付位置を調節できる調節孔42を設けた構成としている。そして、上記支持アーム38は、調節用取付ねじ43によって、上記調節孔42を選んで支持体40に取付固定するが、このとき、前後の遊動輪34,35の取付位置を、図5に示すように、上方にして水田仕様にするか、又は、図6に示すように、下方にして案内転輪36のレベルに合わせて畑作仕様にするかを選択することができる構成としている。
このように、実施例のハーフクローラ14は、クローラを各転輪に巻き掛けたままの状態で、トラックフレーム33側の支持体40の調節孔42を選択して、調節用取付ねじ43で取り付けるだけのきわめて簡単な調節操作で、水田仕様、又は畑作仕様を選択できる特徴がある。又、必要があれば、実施例の場合、仕様切替前、又は上記の選択、変更後に、テンション機構37を利用してクローラ14の張圧力を加減調節しながら、楽に選択、変更ができる。
つぎに、図7、及び図8に示した実施例は、前記図5、及び図6に構成に加えて、上限ストッパー45(図7参照)と下限ストッパー46とを設けて構成している。この場合、各ストッパー45,46は、トラックフレーム33側のストッパー受部47に接当させて受け止められる構成としている。
このように構成すると、ハーフクローラ14は、水田仕様から畑作仕様に変更するとき、又は畑作仕様から水田仕様に、変更・調節するときに、調節用取付ねじ43を抜いて、下側のねじ41を支点にして遊動転輪34,35側を上下に移動させて、支持アーム38を調節するとき、上限ストッパー45、又は下限ストッパー46の位置まで回動して調節孔42に調節用取付ねじ43を取り付ければよい。
このように、図7、及び図8の実施例は、切替調節時の位置決めが楽にできて切替作業がやり易い利点がある。
つぎに、トラクタ13のブレーキ装置に関する実施例を述べる。
まず、トラクタ13のブレーキ装置を操作する左右のブレーキペダル50a,50bは、左右に装置されたブレーキ(サイドブレーキ)を別々に踏み込み操作するために左右一対の構成になっており、例えば、路上走行時には、左右のペダル50a,50bを連結具51で連結して一体として走行する構成としている。
そこで、従来の左右ブレーキペダルB、Bは、図9に示すように、平板で形成された一枚の連結板Cを右ペダルBから左ペダルB側に倒して左右を連結したとき、走行に伴う車体8の振動等で、連結版Cが上下に振動してセンサSの検出作用が不充分で連結状態を正確に検出できない課題があった。
それに対して、実施例は、センサ52を縦型にして一方側の左ブレーキペダル50aに装置し、更に、基部を右ペダル50bに枢着して回動する連結具51の先端部位を二股(センサ52を前後両側から挟んで保持できるように)にして挟持検出具53を形成した構成としている。
このように、連結具51は、図11、及び図12に示すように、左右のブレーキペダル50a,50bを連結する場合、右ペダル50bから上方を回動して左ペダル50a側に倒したとき連結具51と挟持検出具53でセンサ52を前後から挟んで抱き込むように保持するのである。そのために、実施例の場合、センサ52は、走行時に車体の振動が発生しても、連結具51で左右のブレーキペダル50a,50bとが連結されて一体になっていることを検出できるものとなっている。
つぎに、実施例の場合、図13に示すように、ペダルアーム55と一体に作動する基部側のブレーキ連動杆56を従来より長く伸ばして設け、これにブレーキロッド57とブレーキスプリング58とを共に接続した構成として、従来型の改良をしている。この構成によって構成を簡略した効果がある。
つぎに、パーキングブザー65の改良について、図14に基づいて説明する。
まず、リミットスイッチ60は、パーキングレバー61が、実線で示すように、駐車ブレーキの切り位置にあるときには、リターンスプリング62に引っ張られてレバー61側と接触してONの状態を保持しており、パーキングレバー61が、仮想線で示すように、ブレーキの入りの位置では、OFFの状態になる構成としている。
そして、パーキングブザー65は、リミットスイッチ60がONの状態にあって、しかも、エンジンを停止すると警報を発する構成としている。
従来の構成では、エンジンの停止後、パーキングブレーキの掛け忘れが多く発生して、安全性を欠く課題があった。
それに対して、上記実施例におけるリミットスイッチ60は、エンジンを停止すると、パーキングレバー61が切の位置(実線)にあると、ONの位置にあるから、パーキング入りの位置に駐車ブレーキを掛ける操作をするまで、パーキングブザー65が鳴って、オペレータに警告することができる特徴がある。
以上のように、この実施例は、安全性がきわめて高く、有効な技術である。
つぎに、左右のセンターロプス70,70を利用したルーフ71について説明する。該センターロプス70,70は、図15、及び図16に示すように、トラクタ13の前後中央位置の左右両側に立設して転倒時のオペレータを保護でき、作業を安全に行うためのものであるが、これを、図17、及び図18に示すように、下部において支持取付金具72に支点ピン73を利用して折曲自在に枢着し、その支点ピン73に上方位置にロプス内にばね(図示せず)を介して挿し込んだ係止ピン75の抜き差しによって係止ピン孔74Aへの挿通によって直立状態とし、係止ピン孔74Bへの挿通によって前方への倒伏状態とに切替ができる構成としている。
そして、ルーフ71は、図15、及び図16に示すように、布、又は合成樹脂材等を利用して屋根状に形成し、トラクタ13上に直立状態にあるロプス70の上部に取り付けてオペレータの日除けができる構成としている。
そして、トラクタ13は、作業中には図面に示すように、運転操縦座席16の上方にルーフ71を位置して日除け、雨除けをしながら作業ができる。つぎに、ロプスを倒して、ルーフ71を収納する場合には、図17、及び図18で説明したように、ロプス70は、係止ピン75を図外ばねに抗して押し込んで係合を外して前側に倒し、つぎに、ルーフ71を後方に倒すと、ばねの付勢力で支持取付金具72に形成する別な係止ピン孔74にて係止収納することができる。
このように、ロプス70は、ルーフ71の取付支持枠として利用できる特徴がある。
つぎに、ロプス70に取り付けたバックミラー76について述べる。
まず、バックミラー76は、図18に示すように、運転操縦席16から見易いロプス70に取り付けて後方確認しながら運転操作をするトラクタ13がある。この場合、バックミラー76は、ロプス70を前側に倒す場合、一体となって前に倒れるが、その後の運転のために立てた位置に起こして後方の確認ができるように構成している。
つぎに、折り畳み式ルーフ71について、図19に基づいて説明する。
まず、ルーフ71は、実施例の場合、図19に示すように、左右2つのルーフ材71a,71bから構成し、ロプス70の上部両外側に枢着して取り付けている。そして、ルーフ材71a,71bは、図19(A)の状態(ルーフとして機能する状態)から、収納する場合、図19(B)に示すように、左右に立てて、そのまま、支点Pを中心に下側に回動して図19(C)の位置にして、ロプス70の前側への折りたたみに関連してボンネットの両側に収納できる。
なお、ロプス70は、図21に示すように、直立位置から前側に倒伏させた位置で燃料給油台80を取り付けできる構成にしておけば便利である。収納していた給油台80を開いて支持杆81を立て、給油台80を平面状に固定して上面に燃料タンクを載置して給油作業ができるものとしている。
つぎに、トラクタ13に、反転する箱体85を設けてサブステップと燃料給油台80として利用できる実施例を説明する。
まず、反転可能な箱体85は、図21に示すように、左右の両側板86,86の上下両端部に上板87と下板88とを取り付けて箱状に枠組みし、前側部を横軸89に軸着してこれを支点に前方側に回転できる構成としている。
そして、箱体85は、図21に示すように、実線の位置に反転して固定すると、給油台80として利用することができ、仮想線に固定すると、トラクタへの乗降時のサブステップ90として利用することができる構成としている。この場合、箱体85は、前側上方の位置に反転させた給油台80の位置と、後方の下側に反転させたサブステップ90として利用する位置とにおいて、それぞれ固定ピンを利用してその位置を確保できるように着脱自由に固定する構成としている。
以上のように、図21に示した実施例は、反転する箱体85を構成して乗降位置の前端に枢着して設け、下側に固定してサブステップ90として利用でき、前の上側に反転させて固着すれば給油台80として利用できる特徴がある。
実施例の給油台80は、ボンネットの上部に給油口が配置されているトラクタに有効である。
ハンドルコラムの要部斜面図 ハンドルコラムの一部仮想線で示す斜面図 ハンドルコラムの側断面図 トラクタの側面図 水田仕様状態のクローラの側面図 畑作仕様状態のクローラの側面図 クローラの側面図 クローラの側面図 従来装置の左右ブレーキペダルの連結状態平面図 実施例のブレーキペダルの平面図 ブレーキペダル連結状態の横断面図 連結状態の背面図 ブレーキ連動杆の側面図 パーキングブザーの作用機構図 トラクタの平面図 トラクタの側面図でロプスの作用図 ロプスの折り畳み作用図 バックミラー付きロプスの作用図 (A)(B)(C)別実施例の折り畳みルーフの作用図 ロプスを倒した状態の給油台側面図 サブステップと給油台とに利用できる箱体の作用図。
符号の説明
1 ステアリングハンドル 2 ハンドルシャフト
3 ハンドルコラム 4 取付ボディー
5 上部コラム 6 下部コラム
7 コラム支持装置 8 車体
9 カム 10 挿入窓
11 ガイド溝

Claims (2)

  1. 上部にステアリングハンドル(1)が取り付けられたハンドルシャフト(2)を、上下方向に支持するハンドルコラム(3)において、前記ハンドルシャフト(2)の中間部位に、横断面を略コ字型として3方を囲むように形成した取付ボディー(4)を配置して設け、該取付ボディー(4)は、その上下両端部分に、それぞれ筒状の上部コラム(5)と下部コラム(6)とを接続状態に配置し、コラム支持装置(7)によって車体(8)に装置して構成したトラクタのハンドルコラム。
  2. 前記取付ボディー(4)は、鉄板のプレス加工によって、一側に、前記ハンドルシャフト(2)に嵌合するカム(9)の挿入窓(10)と、他側に前記カム(9)のガイド溝(11)とを開口して横断面をコ字型に形成した請求項1記載のトラクタのハンドルコラム。
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