JP3413830B2 - ハンドガイド式転圧機械 - Google Patents

ハンドガイド式転圧機械

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JP3413830B2 JP08579399A JP8579399A JP3413830B2 JP 3413830 B2 JP3413830 B2 JP 3413830B2 JP 08579399 A JP08579399 A JP 08579399A JP 8579399 A JP8579399 A JP 8579399A JP 3413830 B2 JP3413830 B2 JP 3413830B2
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Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】この発明は、前後一対の転圧
ローラを備えており、少なくとも1つの転圧ローラが転
舵できるようになっているハンドガイド式転圧機械に関
する。 【0002】 【従来の技術】従来、転圧作業時の旋回性と操舵を容易
にするために、前後の転圧ローラを垂直軸線回りに相対
的に旋回可能としたものが知られている。例えば特公
昭54−11963号公報に開示のものでは、ローラド
ラム(転圧ローラ)が前フレームと後フレームに夫々設
けられ、それらの前フレームと後フレームが間接カップ
リングと油圧シリンダ装置とにより前後フレームの対向
部分(車体の前後方向中央部分)で相互に連結され、前
後フレームが垂直軸回りに枢動可能となっている。後フ
レームにはバーハンドルが取付けられており、バーハン
ドルには油圧制御ハンドルが設けられている。この油圧
制御ハンドルを操作することにより油圧シリンダ装置の
シリンダの両端部に選択的に流体がポンプから供給さ
れ、後フレームに対して前フレームが動くことで前後の
転圧ローラが垂直軸線回りに相対的に旋回し、転圧機械
が操舵されるようになっている。このような油圧式の転
舵機構に対し、機構を簡素化してより安価に市場に供給
する目的で、最近、主フレームに副フレームを軸受に
より垂直軸線回りに旋回可能に支持し、主フレームと副
フレームには夫々転圧ローラを転動自在に支持し、手動
でバーハンドルを左右に操作してその左右動作を機械的
に副フレームに伝えて、転圧ローラを転舵するようにし
たものが開発されている(本願出願人による特願平10
−106445号等)。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】このような転圧機械で
は、直進状態で転圧作業を行ない、転舵して位置を変
え、再び直進状態で転圧作業を行うというように使用さ
れ、直進状態で使用されることが多い。前記では、前
後フレームは、間接カップリングと油圧シリンダ装置と
により前後フレームの対向部分(車体の前後方向中央部
分)で相互に連結されているので、前後の転圧ローラが
互いに平行となるように油圧シリンダ装置を制御してお
くことで、転圧機械は直進状態が確実に維持される。従
って、のものでは、転圧作業時にローラに振動を与え
つつ転圧作業を行っても、前後の転圧ローラが油圧シリ
ンダ装置でその位置を固定されているため、直進状態で
の転圧作業を確実にこなすことができるものとなってい
る。しかしながら、油圧シリンダ装置やそれに関連する
配管系統などにより機構が複雑で、メンテナンス上、あ
るいは、価格上問題があるものとなっていた。これに対
してでは、転舵動作が手動であることから、機構の簡
素化が図れ、安価に提供できるメリットがあるが、転圧
ローラに振動を与えながら特に直進状態で硬い路面に転
圧作業を行う場合には、前記振動により、副フレームと
主フレームとをつないでいる軸受の垂直軸線回りに回動
を生じ、主、副フレーム間に相対変位が発生してしま
い、直進状態を保つことができなくなり、直進状態での
転圧作業が円滑に行われない問題がある。この発明の課
題は、手動転舵方式のハンドガイド式転圧機械であっ
て、直進状態を確実に維持でき、しかも、転舵時には、
その直進状態を簡単に解除できるハンドガイド式転圧機
械を提供することにある。 【0004】 【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に、前後一対の転圧ローラの内、少なくとも一方の転圧
ローラが操向フレームに転動するように設けてあり、操
向フレームを基準フレームに垂直軸線回りに旋回するよ
うに軸支し、バーハンドルと前記操向フレームとをバー
ハンドルの左右揺動で操向フレームが左右に転舵するよ
うに連繋したハンドガイド式転圧機械であって、バーハ
ンドルと操向フレームを含む操向部に移動可能に設けた
係脱ピンと、基準フレームに設けた前記係脱ピンの嵌脱
孔とから成り、操向フレームを直進状態に維持する直進
状態維持手段を設け、その直進状態維持手段を作動、解
除する操作レバーをバーハンドル先端の操作部付近に設
け、操作レバーと操作ケーブルの如き機械的な連繋機構
で連繋されている前記係脱ピンを位置決め孔に係合する
方向に付勢すると共に、その操作レバーを操作して前記
機械的な連繋機構を介して前記係脱ピンを前記付勢力に
抗して嵌脱孔から脱した状態で保持可能に構成してある
(請求項1)。 【0005】 【0006】 【0007】 【発明の実施の形態】本願発明の実施の形態について図
1から図5に基づいて説明する。図1において、ハンド
ガイド式転圧機械1のフレーム2は基準フレーム3と操
向フレーム4とから構成されている。基準フレーム3
は、左右の側板5,5の間を前後の横枠7,8により連
結すると共に、横枠7,8に設けた防振部材9を介して
上板6(図3参照)を取付けて構成されている。上板6
上には燃料タンク10、エンジン11、散水タンク12
等が配設されている。基準フレーム3の左右の側板5、
5間には前側転圧ローラ13が転動するように設けられ
ている。前側転圧ローラ13は、エンジン11で駆動さ
れる図示しない油圧ポンプにより作動する油圧モータで
転動駆動される。後方の横枠8の中央位置には軸受15
が一体に溶着されている。この軸受15内には図3に示
すように内周面に螺旋状にグリース溝16が形成された
メタル17が一体に嵌着されている。 【0008】操向フレーム4には操向用の後側転圧ロー
ラ18が転動するように設けてあり、この後側転圧ロー
ラ18は前記前側転圧ローラ13と同様に、油圧ポンプ
により作動する油圧モータで転動駆動される。これらの
前側、後側転圧ローラ13、18には、必要に応じて、
基準フレーム3の略中央位置に設けられた、偏芯重りを
有する周知の起振装置14により振動が与えられる。後
側転圧ローラ18の左右方向中央位置つまり操向フレー
ム4の左右方向中央位置には垂直旋回軸19が一体に立
設されている。この垂直旋回軸19の下部軸部19aは
前記軸受15のメタル17に旋回可能に挿通されてお
り、垂直旋回軸19の上部軸部19cは上板6に設けら
れた穴20を挿通して上板6から上方に突出している。 【0009】垂直旋回軸19の中央軸部19bにはグリ
ース溝16にグリース通路21を介して連通するグリー
スニップル22が設けられた環状部材23がキー連結さ
れている。環状部材23と軸受15との間には、後側横
枠8にボルト24により取付けられ、垂直旋回軸19が
挿通可能な下部軸部19aより大径の孔が穿設された板
部材25が介装され、板部材25の上面を環状部材23
の下面が摺動するようになっており、環状部材23とメ
タル17間にグリースが通過可能なグリース通過空間2
6が形成されている。垂直旋回軸19の上部軸部19c
には複数の板バネ(付勢部材)27が外嵌されており、
この板バネ27は環状部材23の上面と上部軸部19c
に螺合されたナット28により移動が規制されたカラー
29との間に圧縮状態で介装されており、バネ力により
垂直旋回軸19の段部19dをメタル17の下面に、環
状部材23の下面を板部材25を介して軸受15の上面
に常に圧接し、これによって操向フレーム4が基準フレ
ーム3に上下方向に遊びのない状態で垂直軸線回りに旋
回可能となっている。グリースニップル22から供給さ
れるグリースはグリース通過空間26から環状部材23
下面と板部材25間に供給され、かつ、グリース通過空
間26からグリース溝16を通過してメタル17の下面
と段部19d間に供給され、垂直旋回軸19と軸受15
間の摩擦を低減している。 【0010】基準フレーム3の上板6の後端部には垂直
なパイプ部材30が補強リブ31と共に一体溶着されて
いる。パイプ部材30には、バーハンドル32の一端側
が連結軸33で垂直軸線回りに回動自在に連結され、バ
ーハンドル32をフレーム2に対して左右方向に揺動可
能としている。バーハンドル32は、バー部材34とバ
ー部材34の先端側の揺動基部35と、バー部材後端の
操作部36とから構成されている。揺動基部35は、左
右側プレート37,37間を、上プレート38と下プレ
ート39で溶着結合して構成されている。上プレート3
8の下面と下プレート39の上面とが夫々前記パイプ部
材30の上下端面に摺接状態で前記バーハンドル連結軸
33が挿通されて軸着されている。左右側プレート3
7,37間の後側にはバー部材34の先端部分を上下方
向に揺動可能に連結してある。また、バーハンドル32
は倍力機構40を介して操向フレーム4に連結されてい
る。 【0011】倍力機構40は、図2、図4に示すように
リンク41の一端部が下プレート39の突出部39bに
軸41aを介して軸着され、他端側が操向フレーム4に
一体に設けた連結部材42に軸着されて構成されてい
る。リンク41は図4に示すように中空軸部材43と球
面継手44と防振部材45とから構成されている。中空
軸部材43のバーハンドル32側にはナット46が溶着
され、このナット46に球面継手44がリンク長手方向
に長さ調整可能に螺合されナット47の締付により位置
固定されている。球面継手44の球面部材44aを前記
軸41aが貫通している。中空軸部材43の操向フレー
ム4側には環状の収納部材48が設けられてその内側に
防振部材である防振ゴム45が収納されている。防振ゴ
ム45の中心には軸受49が貫通され、この軸受49に
回動自在に軸支された軸50によりリンク41と連結部
材42とが連結される。バーハンドル32の回転中心か
らリンク41までの距離L1は操向フレーム4の回転中
心からリンク41までの距離L2より短く設定されてい
る。バーハンドル32、倍力機構40、操向フレーム4
とにより、操向部Bが構成される。 【0012】次に、本願発明に係る直進状態維持手段A
について説明する。図2、5に示すように、揺動基部3
5の一方の側板37から側方に、係脱ピン64を支持す
るブラケット60が穿設してある。ブラケット60は、
上下板61、62が上下方向に所定間隔となるようにリ
ブ63で溶着してあり、上下板61、62を貫通して係
脱ピン64が上下方向摺動可能に嵌装されている。上板
61の後方には支点ブラケット65が垂下され、支点ブ
ラケット65下端にはへ字状の作動アーム66の中間部
が回動自在に軸支されている。作動アーム66の一端は
前記係脱ピン64にピン連結され、また、作動アーム6
6の他端は連結具67に回動自在に軸着してある。一
方、基準フレーム3の上板6の後部上面には補助板68
が固着され、後方に突出している。この補助板68に
は、前側の転圧ローラ13に対して、後側の転圧ローラ
18が平行となっている状態、つまり、直進状態におい
て、前記係脱ピン64と同軸上方となる位置に嵌脱孔6
9を有するブッシュ70が設けてある。作動アーム66
と支点ブラケット65との間には、ねじりコイルばね6
7が介在され、そのバネ力によって、前記作動アーム6
6を介して係脱ピン64を上方、即ち嵌脱孔69にはま
り込む方向に付勢している。基準フレーム3の上板6に
は、バーハンドル32と一体に揺動する前記係脱ピン6
4との干渉を防ぐための切欠部6aが設けてある。尚、
ここでは補助板68にブッシュ70を設けたが、上板6
の一部を後方へ突出させてその突出部にブッシュ70を
設けてもよい。 【0013】前記連結具67の他端には、操作ケーブル
71の一端が連結されている。操作ケーブル71は、そ
の途中部分を、前記上板61の後端に取付けた支持ブラ
ケット72と、バー部材に取付けた別の支持ブラケット
73(図1)とにより支持されて、操作部36に達して
いる。操作部36には、前後進レバー74、安全停止レ
バー75などの他、前記操作ケーブル71の終端が連結
される操作レバー76が設けてある。操作レバー76
は、支持軸77に対して図示しない球面軸受を介して連
結してあり、前後方向に揺動可能であると共に支持軸7
7の軸方向に傾動可能になっている。操作レバー76
は、操作部36に設けたL字状ガイド孔78内を前後方
向に移動すると共に、支持軸77の軸方向に傾動し、操
作レバー76が支持軸77の軸方向の案内面78aに係
止された状態では、前記ねじりコイルばね67の付勢力
に抗して前記係脱ピン64を嵌脱孔69から抜き取った
状態に維持するようになっている。 【0014】路面の転圧作業時に、カーブした転圧面に
沿って転圧機械1を操作する場合や転圧機械1の方向転
換を行なう場合には、操作レバー76を手前に引き、側
方へ傾動させて案内面78aに係止させ、これによっ
て、操作ケーブル71を介して作動アーム66が上方へ
引かれ、作動アーム66先端が下降して係脱ピン64が
嵌脱孔69から抜き取られた状態(図5の2点鎖線)と
して、作業者がバーハンドル32を手動操作で右または
左に回動すると、バーハンドル32の回動動作がリンク
41を介して操向フレーム4に伝達され、バーハンドル
32に追従して後側転圧ローラ18が転舵し、容易に方
向転換や屈曲した路面に沿った転圧作業が行なえる。こ
のとき、距離L2は距離L1より大きく設定してあるの
で、バーハンドル32の左右方向回転角度θ1に対して
後側転圧ローラ18の切れ角θ2はθ2=θ1×L1/
L2となるがバーハンドル32を操作するのに必要な力
F1は後側転圧ローラ18を直接転舵するのに必要な力
をFとするとF1=F×L1/L2となるので、転圧機
械1の転舵時の作業者の作業負担を小さくすることがで
きる。またこのとき、後側転圧ローラ18が、左右方向
中央位置の垂直軸線回りに左右に転舵されるので左右何
れの場合でも、同じバーハンドル32の揺動角であれ
ば、後側転圧ローラ18の切れ角は同じであるから、操
舵に違和感が生じない。また、転圧作業時に起振装置1
4を作動させた時には、その振動は、上述のように操向
フレーム4が上下方向に遊びのないように基準フレーム
3に支持してあるので、十分に後側転圧ローラ18に伝
えられ、振動転圧作業が確実となる。このときリンク4
1の防振ゴム45によって後側転圧ローラ18からの振
動が吸収され、バーハンドル32に振動が伝わることを
防止している。転舵するとき、本実施形態では、バーハ
ンドル32に可動の係脱ピン64が設けてあって係脱ピ
ン64も左右に揺動し、その係脱ピン64を係脱させる
操作ケーブル71もバーハンドル32と一緒に左右に移
動するので、操作ケーブル71が転舵で引っ張られるよ
うなことがなく、極めて好ましい。 【0015】次に直進状態で転圧作業を行う場合には、
バーハンドル32を操作して、後側転圧ローラ18を前
側転圧ローラ13と平行にし、その状態で、案内面78
aに係止していた操作レバー76を右側へ倒して前後方
向案内部78bに沿う位置とすると、前記ねじりコイル
ばね67のバネ力により、操作ケーブル71を介して操
作レバー76が前後方向案内部78bに沿って前方へ倒
れると共に、ばね力で係脱ピン64が嵌脱孔69にはま
り込み、バーハンドル32が基準フレーム3の上板6と
左右方向に一体となる。バーハンドル32と操向フレー
ムとが倍力機構40でリンク連結されているから、バー
ハンドル32が基準フレーム3の上板6と左右方向に一
体となったことにより、操向フレーム4の左右旋回が阻
止され、その結果、後側転圧ローラ18は前側転圧ロー
ラ13と平行な状態を維持される。こうして、後側転圧
ローラ18を基準フレーム3に対して旋回自在に支持し
ている操向フレーム4は基準フレーム3に対して左右旋
回が阻止されるので、起振装置14により転圧ローラ1
8に振動が与えられた状態でも、軸受15部分がその振
動で旋回することがなく、直進状態を確実に保ったま
ま、振動転圧が円滑に行われる。転圧機械1の、こうし
た直進状態と方向転換操作の切り替えは、操作部36に
配置した操作レバー76で行われるので、転圧機械1の
前後進操作など、他の操作と同様に手元で簡単に行い得
て、操作性がよい。 【0016】なお、本実施の形態では、操作ケーブル7
1を用いた機械的な連繋機構により手元操作するように
したので、電気的に操作するものと比べ、電源不要とな
るなどのメリットがあるが、係脱ピン64を電気的に嵌
脱孔と係脱するようにしてあってもよい。また、上記実
施形態において、係脱ピン64を操向フレーム4に設け
てもよいし、更に、係脱ピン64を基準フレーム3側
に、嵌脱孔69をバーハンドル32あるいは操向フレー
ム4に設けてもよい。 【0017】 【0018】さらにバーハンドル32による操向フレー
ム4を左右揺動させる形態としては、例えば、前記実施
形態における操向フレーム4の後端にバーハンドル32
の先端基部を直結して、前記実施形態における倍力機構
を用いることなく操向フレーム4を直接左右に移動させ
る形態、前記実施形態における操向フレーム4を前側に
設けて、後側転圧ローラ14を基準フレーム3に転動自
在に設ける形態、あるいは、従来技術のように操向フレ
ーム4と基準フレーム3とを転圧機械の前後中間位置で
相対的に左右に揺動するように連結して、バーハンドル
32を手動で左右揺動させることで、人力で操向フレー
ム4を左右に転舵するようにリンク結合する形態などが
あるが、本願はこれらのどの形態においても、全く同様
に実施可能である。 【0019】 【発明の効果】以上のように本願発明では、手動によっ
て転圧ローラを左右に転舵して転圧機械の進行角度を変
えるようになっているものにおいて、直進状態維持手段
を設けたので、前後一対の転圧ローラを平行に保って直
進振動転圧が確実に行い得る。しかも、バーハンドル先
端の操作部付近に操作手段を設け、そのような直進状態
維持と転舵可能状態との切り替えを手元で行うようにし
たので、操作性がよい。また、係脱部材と位置決め部材
との係脱を機械的な連繋機構で行うので、電気的連繋で
行うものと比べて、安価となる。
【図面の簡単な説明】 【図1】ハンドガイド式転圧機械の側面図である。 【図2】図1の要部を拡大した平面図である。 【図3】図1のIII−III断面図である。 【図4】倍力機構のリンク構造を示す一部断面図であ
る。 【図5】直進状態維持装置の説明図である。

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 前後一対の転圧ローラの内、少なくとも
    一方の転圧ローラが操向フレームに転動するように設け
    てあり、操向フレームを基準フレームに垂直軸線回りに
    旋回するように軸支し、バーハンドルと前記操向フレー
    ムとをバーハンドルの左右揺動で操向フレームが左右に
    転舵するように連繋したハンドガイド式転圧機械であっ
    て、バーハンドルと操向フレームを含む操向部に移動可
    能に設けた係脱ピンと、基準フレームに設けた前記係脱
    ピンの嵌脱孔とから成り、操向フレームを直進状態に維
    持する直進状態維持手段を設け、その直進状態維持手段
    を作動、解除する操作レバーをバーハンドル先端の操作
    部付近に設け、操作レバーと操作ケーブルの如き機械的
    な連繋機構で連繋されている前記係脱ピンを位置決め孔
    に係合する方向に付勢すると共に、その操作レバーを操
    作して前記機械的な連繋機構を介して前記係脱ピンを前
    記付勢力に抗して嵌脱孔から脱した状態で保持可能に構
    成してあることを特徴とするハンドガイド式転圧機械。
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