JP2008153125A - イオン発生装置 - Google Patents
イオン発生装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2008153125A JP2008153125A JP2006341543A JP2006341543A JP2008153125A JP 2008153125 A JP2008153125 A JP 2008153125A JP 2006341543 A JP2006341543 A JP 2006341543A JP 2006341543 A JP2006341543 A JP 2006341543A JP 2008153125 A JP2008153125 A JP 2008153125A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- capacitor
- voltage
- resistor
- oscillation circuit
- periodic signal
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Images
Landscapes
- Oxygen, Ozone, And Oxides In General (AREA)
- Disinfection, Sterilisation Or Deodorisation Of Air (AREA)
Abstract
【解決手段】直流電圧Vccが抵抗8を通じて与えられるコンデンサ9と、コンデンサ9からの放電電流を断続する為の周期信号を出力する発振回路6とを備え、コンデンサ9からの放電電流の断続を利用して昇圧された電圧により放電して、プラスイオンとマイナスイオン又はマイナスイオンを発生させるように構成してあるイオン発生装置。抵抗8及びコンデンサ9からなる回路の時定数が、発振回路6が出力する周期信号の周期の1/3以上に設定されている構成である。
【選択図】図1
Description
このイオン発生装置では、直流電源から制限抵抗8を通じてコンデンサ9が充電され、その充電電圧の分圧抵抗23,24,25による分電圧値が、基準電圧に達すると、シャントレギュレータ21がオンになり、これにより、トランジスタ22がオンになる。トランジスタ22がオンになると、他のコンデンサ26への充電が開始され、コンデンサ26の充電電圧がトリガ電圧に達すると、スイッチング素子30がオンになって、コンデンサ9からの放電が開始され、その放電電流は昇圧トランス2の1次側コイルを通じて接地端子へ流れる。
トランジスタ22がオフになると、コンデンサ26からの放電が開始され、コンデンサ26の充電電圧がトリガ電圧を下回ると共に、コンデンサ9の電荷が流れ切ることによりスイッチング素子30がオフになって、昇圧トランス2の1次側コイルを流れるコンデンサ9からの放電電流が遮断されると共に、コンデンサ9への充電が再開される。
以上の動作を繰り返すことにより、コンデンサ9の充電電圧が、昇圧トランス2により昇圧され、昇圧された電圧が放電電圧を超えると、昇圧トランス2の2次側コイルの両端に接続された放電電極1が放電し、マイナスイオン、プラスイオンを発生させる。
図9に示すイオン発生装置は、平滑コンデンサ7で安定化された直流電源電圧Vccが発振回路6に与えられ、発振回路6は、所定周期の周期信号を出力し、インバータ5に与える。インバータ5で反転された周期信号は、ゲート抵抗4を通じて、スイッチング素子(電界効果トランジスタ)3のゲートに与えられる。
昇圧トランス2の2次側コイルの両端子は、2個の電極を有する放電電極1の各電極に各接続されている。
発振回路6が、略直流電源電圧Vccから接地電位に一時的に変化する周期信号を出力すると(図10(a)節点A)、インバータ5で反転された周期信号に基づき、ゲート抵抗4とスイッチング素子3のゲート入力容量との時定数に従う電圧((b)節点B)が、スイッチング素子3のゲートに印加される。これにより、スイッチング素子3はオンになり、昇圧トランス2の1次側コイルに電流が流れて、1次側コイルの他方の端子側の電圧は、一時的に接地電位に降下する((c)節点C)。
本発明は、上述したような事情に鑑みてなされたものであり、放電電圧を得る為の発振回路が故障して発振周波数が上昇した場合でも、放電に起因する騒音が発生し難く、また、オゾン発生量が増加し難いイオン発生装置を提供することを目的とする。
(実施の形態1)
図1は、本発明に係るイオン発生装置の実施の形態1の構成を示すブロック図である。
このイオン発生装置は、平滑コンデンサ7で安定化された直流電源電圧Vccが発振回路6に与えられ、発振回路6は、所定周期の周期信号を出力し、インバータ5に与える。インバータ5で反転された周期信号は、スイッチング素子(電界効果トランジスタ)3のゲートに与えられる。
昇圧トランス2の2次側コイルの両端子は、2個の電極を有する放電電極1の各電極に各接続されている。
図示しない電源スイッチがオンになると、直流電源電圧Vccにより抵抗8を通じて、抵抗8及びコンデンサ9からなる回路の時定数に従って、コンデンサ9が、その両端電圧が略直流電源電圧Vccになる迄満充電される(図2(c)節点C)。
以上の動作が繰り返されることにより、昇圧トランス2の2次側コイルに接続された放電電極1には、放電するのに十分な高電圧のインパルス電圧が印加され((d)節点D)、マイナスイオン、プラスイオンを発生させることができる。
また、昇圧トランス2の2次側コイルに誘起される電圧の低下が不十分で、放電電極1が、放電電圧を超える電圧((d)節点D)を印加されたとしても、その放電は弱くなっており、発生する騒音は小さく、オゾンの発生量も少ない。
図4は、本発明に係るイオン発生装置の実施の形態2の構成を示すブロック図である。
このイオン発生装置は、平滑コンデンサ7で安定化された直流電源電圧Vccが発振回路6に与えられ、発振回路6は、所定周期の周期信号を出力し、インバータ5に与える。インバータ5で反転された周期信号は、ゲート抵抗4を通じてスイッチング素子(電界効果トランジスタ)3のゲートに与えられる。ゲート抵抗4とスイッチング素子3のゲート入力容量とからなる回路の時定数は、正常動作時の発振回路6が出力する周期信号のパルス幅より短く、且つ異常動作時のパルス幅以上に長く設定されている。
また、発振回路6は、タイマーICであり、図示しない外付けコンデンサと外付け抵抗とにより、出力信号の周期、パルス幅を任意に設定できる。例えば、外付けコンデンサが接続不良になると、出力信号の周波数が数倍に上昇するが、出力信号のパルス幅は数マイクロ秒と正常動作時に比べて小さくなる。
昇圧トランス2の2次側コイルの両端子は、2個の電極を有する放電電極1の各電極に各接続されている。
発振回路6が、略直流電源電圧Vccから接地電位に一時的に変化する周期信号を出力すると(図5(a)節点A)、インバータ5で反転された周期信号に基づき、ゲート抵抗4とスイッチング素子3のゲート入力容量とからなる回路の時定数に従う電圧((b)節点B)が、スイッチング素子3のゲートに印加される。これにより、スイッチング素子3はオンになり、昇圧トランス2の1次側コイルに電流が流れて、1次側コイルの他方の端子側の電圧は、一時的に接地電位に降下する((c)節点C)。
以上の動作が繰り返されることにより、昇圧トランス2の2次側コイルに接続された放電電極1には、放電するのに十分な高電圧のインパルス電圧が印加され((d)節点D)、マイナスイオン、プラスイオンを発生させることができる。
図7は、本発明に係るイオン発生装置の実施の形態3の構成を示すブロック図である。
このイオン発生装置は、図1及び図4に各示すイオン発生装置を組み合わせたものであり、平滑コンデンサ7で安定化された直流電源電圧Vccが発振回路6に与えられ、発振回路6は、定められた周期の周期信号を出力し、インバータ5に与える。インバータ5で反転された周期信号は、ゲート抵抗4を通じてスイッチング素子(電界効果トランジスタ)3のゲートに与えられる。ゲート抵抗4とスイッチング素子3のゲート入力容量とからなる回路の時定数は、正常動作時の発振回路6が出力する周期信号のパルス幅より短く、異常動作時のパルス幅以上に長く設定されている。
また、発振回路6は、タイマーICであり、図示しない外付けコンデンサと外付け抵抗とにより、出力信号の周期、パルス幅を任意に設定できる。例えば、外付けコンデンサが接続不良になると、出力信号の周波数が数倍に上昇するが、出力信号のパルス幅は数マイクロ秒と正常動作に比べて小さくなる。
昇圧トランス2の2次側コイルの両端子は、2個の電極を有する放電電極1の各電極に各接続されている。
このイオン発生装置では、図1及び図4に各示すイオン発生装置のそれぞれにおいて、異常時に昇圧トランス2の2次側コイルの端子電圧を十分に低下させられない場合に、それぞれの構成を組み合わせることにより、2次側コイルの端子電圧を、放電電極1が放電しない電圧に迄低下させることができる。
2 昇圧トランス
3 スイッチング素子
4 ゲート抵抗
5 インバータ
6 発振回路
7 平滑コンデンサ
8 抵抗
9 コンデンサ
Claims (4)
- 直流電圧が抵抗を通じて与えられるコンデンサと、該コンデンサからの放電電流を断続する為の周期信号を出力する発振回路とを備え、前記放電電流の断続を利用して昇圧された電圧により放電して、プラスイオンとマイナスイオン又はマイナスイオンを発生させるように構成してあるイオン発生装置において、
前記抵抗及びコンデンサからなる回路の時定数が、前記発振回路が出力する周期信号の周期の1/3以上に設定されていることを特徴とするイオン発生装置。 - 直流電圧が抵抗を通じて与えられるコンデンサと、該コンデンサに並列に接続され、昇圧トランスの1次側コイル及びスイッチング素子が直列に接続された直列回路と、前記スイッチング素子をオン/オフする周期信号を出力する発振回路と、前記昇圧トランスの2次側コイルの両端子間に接続され、該両端子間の所定値以上の電圧により放電して、プラスイオンとマイナスイオン又はマイナスイオンを発生させる放電電極とを備えるイオン発生装置において、
前記抵抗及びコンデンサからなる回路の時定数が、前記発振回路が出力する周期信号の周期の1/3以上に設定されていることを特徴とするイオン発生装置。 - 昇圧トランスの1次側コイル及び電界効果トランジスタが直列に接続され、直流電圧が与えられる直列回路と、前記電界効果トランジスタのゲートを抵抗を通じてオン/オフする周期信号を出力する発振回路と、前記昇圧トランスの2次側コイルの両端子間に接続され、該両端子間の所定値以上の電圧により放電して、プラスイオンとマイナスイオン又はマイナスイオンを発生させる放電電極とを備えるイオン発生装置において、
前記抵抗と前記電界効果トランジスタのゲート入力容量とからなる回路の時定数が、前記発振回路が出力する周期信号のパルス幅より短く、且つ該パルス幅より短い所定時間以上に長く設定されていることを特徴とするイオン発生装置。 - 直流電圧が第1抵抗を通じて与えられるコンデンサと、該コンデンサに並列に接続され、昇圧トランスの1次側コイル及び電界効果トランジスタが直列に接続された直列回路と、前記電界効果トランジスタのゲートを第2抵抗を通じてオン/オフする周期信号を出力する発振回路と、前記昇圧トランスの2次側コイルの両端子間に接続され、該両端子間の所定値以上の電圧により放電して、プラスイオンとマイナスイオン又はマイナスイオンを発生させる放電電極とを備えるイオン発生装置において、
前記第1抵抗及びコンデンサからなる回路の時定数が、前記発振回路が出力する周期信号の周期の1/3以上に設定されると共に、前記第2抵抗と前記電界効果トランジスタのゲート入力容量とからなる回路の時定数が、前記発振回路が出力する周期信号のパルス幅より短く、且つ該パルス幅より短い所定時間以上に長く設定されていることを特徴とするイオン発生装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006341543A JP4785728B2 (ja) | 2006-12-19 | 2006-12-19 | イオン発生装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006341543A JP4785728B2 (ja) | 2006-12-19 | 2006-12-19 | イオン発生装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2008153125A true JP2008153125A (ja) | 2008-07-03 |
JP4785728B2 JP4785728B2 (ja) | 2011-10-05 |
Family
ID=39655084
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2006341543A Expired - Fee Related JP4785728B2 (ja) | 2006-12-19 | 2006-12-19 | イオン発生装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4785728B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN103036147A (zh) * | 2011-09-29 | 2013-04-10 | 夏普株式会社 | 离子产生装置 |
Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH03285803A (ja) * | 1990-03-30 | 1991-12-17 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | オゾン発生回路 |
JPH0458993U (ja) * | 1990-09-25 | 1992-05-20 | ||
JP2004088953A (ja) * | 2002-08-28 | 2004-03-18 | Silver Kk | イオン発生器用の高電圧発生回路及びイオン発生用とイグナイタ用とに兼用の高電圧発生回路 |
JP2004311158A (ja) * | 2003-04-04 | 2004-11-04 | Silver Kk | マイナスイオン発生器 |
JP2006166614A (ja) * | 2004-12-08 | 2006-06-22 | Sharp Corp | 高圧発生装置 |
-
2006
- 2006-12-19 JP JP2006341543A patent/JP4785728B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH03285803A (ja) * | 1990-03-30 | 1991-12-17 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | オゾン発生回路 |
JPH0458993U (ja) * | 1990-09-25 | 1992-05-20 | ||
JP2004088953A (ja) * | 2002-08-28 | 2004-03-18 | Silver Kk | イオン発生器用の高電圧発生回路及びイオン発生用とイグナイタ用とに兼用の高電圧発生回路 |
JP2004311158A (ja) * | 2003-04-04 | 2004-11-04 | Silver Kk | マイナスイオン発生器 |
JP2006166614A (ja) * | 2004-12-08 | 2006-06-22 | Sharp Corp | 高圧発生装置 |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN103036147A (zh) * | 2011-09-29 | 2013-04-10 | 夏普株式会社 | 离子产生装置 |
JP2013073861A (ja) * | 2011-09-29 | 2013-04-22 | Sharp Corp | イオン発生装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP4785728B2 (ja) | 2011-10-05 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP3572292B2 (ja) | スイッチング電源回路 | |
CN107803282B (zh) | 电压施加装置以及放电装置 | |
KR101937755B1 (ko) | 이오나이저 | |
JP5350097B2 (ja) | 除電器用パルスコントロール電源装置 | |
JP4931192B2 (ja) | 除電装置 | |
JP4785728B2 (ja) | イオン発生装置 | |
JP6555562B2 (ja) | プラズマ放電装置及び空気清浄機 | |
JP5002842B2 (ja) | イオンバランスの調整方法 | |
JP2008072830A (ja) | スイッチング電源装置 | |
CN107405419B (zh) | 离子发生器的高电压产生装置 | |
JP5350098B2 (ja) | 除電器用パルスコントロール電源装置 | |
JP5002843B2 (ja) | 高圧電源およびイオン生成装置 | |
JP5235301B2 (ja) | 高電圧印加装置 | |
JP4770953B2 (ja) | 除電装置 | |
KR102236487B1 (ko) | 이오나이저 모듈 | |
JP4788793B2 (ja) | 除電装置 | |
KR100894256B1 (ko) | 이온 발생장치 | |
JP2004120971A (ja) | 電源装置 | |
JP2009295546A (ja) | イオン発生装置 | |
JP2004207150A (ja) | 除電装置 | |
JP2004178812A (ja) | 除電装置 | |
KR101112210B1 (ko) | 하나의 전극을 이용한 이온발생장치 | |
KR100729461B1 (ko) | 2차전지 내부저항 억제 장치 | |
JP2003257589A (ja) | イオン発生器 | |
JP2004303449A (ja) | イオン発生装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20090218 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20110411 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20110419 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20110614 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20110712 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20110712 |
|
R150 | Certificate of patent (=grant) or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140722 Year of fee payment: 3 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |