JP2008152697A - 勘定情報処理装置、勘定情報処理方法およびそのプログラム - Google Patents

勘定情報処理装置、勘定情報処理方法およびそのプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】組織図情報の変更内容に従って勘定情報の処理を行うことを目的とする。
【解決手段】勘定情報処理装置1は、各部署における科目の残高と、会社組織図の適用を開始する日付である適用開始日付を含む組織図情報と、配賦元の部署を識別する情報、配賦先の部署を識別する情報、科目および会社組織の改定を実施する日付である配賦基準日を対応させた配賦条件情報とを格納するメモリ40と、情報を処理するCPU10とを備える。CPU10は、組織図情報が変更されると、変更によって新たに登録された組織図情報から適用開始日付を取得し、適用開始日付と一致する配賦基準日を配賦条件情報から検索し、該当する配賦条件情報の配賦元の部署における科目の残高を、該当する配賦条件情報の配賦先の部署における科目の残高に配賦する。
【選択図】図1

Description

この発明は、会社組織を構成する各部署の勘定情報を処理する技術に関する。
従来、会社組織を構成する各部署の関係を示す組織図情報を変更した際、既存の部署が他の部署(既存部署、新規部署など)に統合されるような変更があった場合には、例えば、統合元の部署の社員が、その部署が統合される旨の連絡を、書面や電子メールなどで経理部門の社員に通達する必要があった。また、既存の部署が閉鎖されるような変更があった場合には、例えば、閉鎖される部署の社員が、その部署が閉鎖される旨の連絡を、書面や電子メールなどで経理部門の社員に通達する必要があった。そして、経理部門の社員は、通達された情報に基づいて配賦元の部署(統合元の部署や閉鎖される部署)の勘定情報を調査して、配賦元の部署の勘定科目の残高を各配賦先の部署の勘定科目の残高に振り替える金額(以下、「配賦額」という)を手動で計算していた。ここでいう勘定情報は、貸借対照表や、損益計算書、仕訳伝票などに記載される情報を意味する。
また、経理部門の社員は、このようにして計算した配賦額を手動で振替伝票に転記して仕訳伝票を作成する必要があった。
このような組織図情報の変更に伴って会社運営に必要な情報を更新する技術として、例えば、ユーザによって画面上で変更された組織図情報に基づいて、異動が必要な社員を特定し、その社員に関する情報を更新する技術が開示されている(例えば、特許文献1参照)。
また、社員管理情報を保持する人事ファイルと、社員管理情報の変更履歴を変更日付および社員番号をキーとして保持する発令履歴ファイルとを用意しておき、ユーザによって人事ファイルを更新すべき基準日が入力されると、その基準日の直前の変更内容を、変更日付および社員番号をキーとして発令履歴ファイルから取り出し、その取り出した変更内容に従って人事ファイルを更新する技術が開示されている(例えば、特許文献2参照)。
また、入力装置から入力された仕訳伝票情報を記憶装置に登録する技術と、入力装置から入力された組織図情報を記憶装置に登録する技術とが開示されている(例えば、非特許文献1参照)。
特開平9−6982号公報 特開平7−28906号公報 GEMPLANET Ver.2 [online].2004/11/11公開 [retrieved on 2006−11−01] <URL:http://www.hitachi.co.jp/Prod/comp/app1/gemplanet/gem2_fi.html>.
しかしながら、前記の特許文献1に開示されている技術によれば、ユーザによって画面上で変更された組織図情報に基づいて、異動が必要な社員に関する情報を更新することはできるが、組織図情報の変更内容に従って勘定情報の処理を行うことはできないという問題がある。
また、前記の特許文献2に開示されている技術によれば、ユーザによって人事ファイルを更新すべき基準日が入力されると、その基準日の直前の変更内容に従って人事ファイルを更新することはできるが、組織図情報の変更内容に従って勘定情報の処理を行うことはできないという問題がある。
さらに、前記の非特許文献1に開示されている装置によれば、入力装置から入力された組織図情報を記憶装置に登録する処理と、入力装置から入力された仕訳伝票情報を記憶装置に登録する処理とを個別に実行することはできるが、双方の処理が連動していないため、組織図情報を記憶装置に登録しても組織図情報の変更内容に従って勘定情報の処理を行うことはできないという問題がある。
そこで本発明は、組織図情報の変更内容に従って勘定情報の処理を行うことを目的とする。
前記課題を解決するため、本発明は、複数の部署を含んで構成される会社の組織改定に際して、配賦元の部署における科目の残高を配賦先の部署における科目の残高に配賦することによって勘定情報を処理する勘定情報処理装置による勘定情報処理方法である。勘定情報処理装置は、各部署における科目の残高と、会社組織図の適用を開始する日付である適用開始日付を含む組織図情報と、配賦元の部署を識別する情報、配賦先の部署を識別する情報、科目および会社組織の改定を実施する日付である配賦基準日を対応させた配賦条件情報とを格納する記憶部と、情報を処理する処理部とを備える。処理部は、組織図情報が変更されると、変更によって新たに登録された組織図情報から適用開始日付を取得し、適用開始日付と一致する配賦基準日を配賦条件情報から検索し、該当する配賦条件情報の配賦元の部署における科目の残高を、該当する配賦条件情報の配賦先の部署における科目の残高に配賦する。
本発明によれば、組織図情報の変更に従って勘定情報の処理を行うことが可能である。
以下、図面を参照しながら、本発明を実施するための最良の形態(以下、「実施形態」という)を説明する。図1は、本実施形態における勘定情報処理装置のシステム構成を示すブロック図である。図1に示すように、勘定情報処理装置1は、処理部としてのCPU(Central Processing Unit)10と、入力部20と、表示部30と、記憶部としてのメモリ40とを含んで構成される。
CPU10は、勘定情報処理装置1のシステム全体を制御する中央処理装置であり、メモリ40に格納されているプログラムを実行することにより、各種機能を実現する。
入力部20は、データ入力用のキーが設けられたキーボードや、マウスなどのポインティング・デバイスなどから構成される。入力部20を介してユーザから入力された操作情報は、不図示の入力制御部を介してCPU10に送られる。
表示部30は、CRT(Cathode Ray Tube)ディスプレイやLCD(Liquid Crystal Display)(液晶表示装置)などから構成され、CPU10からの制御を受けて、各種の画面などを表示する。
メモリ40は、組織ファイル51と、組織図ファイル52と、科目ファイル53と、配賦条件ファイル54と、勘定ファイル55と、仕訳伝票ファイル56と、組織階層ファイル57と、勘定ワークファイル58と、配賦条件作成部60と、配賦条件更新部70と、配賦計算連動部80と、配賦計算部90と、ワーク領域100と、組織図更新部110と、伝票仕訳作成部120とを含んで構成される。また、配賦計算連動部80および配賦計算部90を含むプログラム(勘定情報処理プログラム)がCPU10により実行されることにより、勘定情報処理方法がコンピュータに実行される。
組織ファイル51は、会社を構成している各部署(事業所、部など)の名称、所在地や役割などの情報を格納しており、それぞれの情報の有効期間についての情報を保持している。組織ファイル51に格納される情報の構成については、後記する(図2(a)参照)。
組織図ファイル52は、会社を構成している各部署を階層化したそれぞれの情報の有効期間についての情報を保持している。組織図ファイル52に格納される情報の構成については、後記する(図2(b)参照)。
科目ファイル53は、会社を運営するための財務会計に関する貸借対照表や損益計算書に使用する勘定科目の科目名称や、借方貸方を示す区分などの情報を格納しており、それぞれの情報の有効期間についての情報を保持している。科目ファイル53に格納される情報の構成については、後記する(図2(c)参照)。
配賦条件ファイル54は、部署の新設や統廃合の対象を示す情報、勘定情報にある各部署の金額を配賦するための固定配賦額や配賦率、配賦計算時の端数額の切上げ・切捨て・四捨五入を指示する区分などの情報を格納しており、それぞれの情報の有効期間についての情報を保持している。配賦条件ファイル54に格納される情報の構成については、後記する(図2(d)参照)。
勘定ファイル55は、各部署の勘定科目ごとの残高を格納している。勘定ファイル55に格納される情報の構成については、後記する(図2(e)参照)。
仕訳伝票ファイル56は、各会社の仕訳伝票を格納している。仕訳伝票ファイル56に格納される情報の構成については、後記する(図2(f)参照)。
組織階層ファイル57は、会社を構成している各部署を階層化した情報を格納している。組織階層ファイル57に格納される情報の構成については、後記する(図2(g)参照)。
勘定ワークファイル58は、配賦計算部90が実行する配賦額の計算の処理などで用いられる。勘定ワークファイル58に格納される情報の構成については、後記する(図2(h)参照)。
ワーク領域100は、CPU10による演算過程で必要になる情報が設定される領域である。ワーク領域100に格納される情報の構成については、後記する(図7参照)。
配賦条件作成部60は、ユーザが入力部20を介して配賦条件を作成するための支援ツールであり、例えば、CPU10によって実行されるプログラムである。また、組織図更新部110の機能が専用のハードウエアにより実現されることとしてもよい。配賦条件の作成は、ユーザがヘッダ部32(図6参照)およびボディ部33(図6参照)の各入力欄に設定した情報を、配賦条件作成部60が取得することによって行われる。ユーザが入力部20を介して、表示部30に表示される配賦条件作成用画面31(図6参照)上で「登録」ボタンを押下すると、配賦条件作成部60は、配賦条件更新部70に配賦条件の登録を通知し、CPU10によって配賦条件更新部70が実行される。同様に、ユーザが入力部20を介して、表示部30に表示される配賦条件作成用画面31(図6参照)上で「更新」ボタンまたは「削除」ボタンを押下すると、配賦条件作成部60は、配賦条件更新部70にそれぞれ配賦条件の更新または削除を通知し、CPU10によって配賦条件更新部70が実行される。また、ユーザが入力部20を介して、表示部30に表示される配賦条件作成用画面31(図6参照)上で「検索」ボタンを押下すると、配賦条件作成部60は、ユーザがヘッダ部32(図6参照)の各入力欄(会社コード54Aおよび配賦基準日54B)に設定した情報を用いて配賦条件ファイル54を検索し、取得した情報をボディ部33(図6参照)に設定する。配賦条件作成部60は、この画面の表示を制御する機能も有する。
配賦条件更新部70は、配賦条件作成部60が作成した配賦条件を用いて配賦条件ファイル54を更新するための支援ツールであり、例えば、CPU10によって実行されるプログラムである。また、組織図更新部110の機能が専用のハードウエアにより実現されることとしてもよい。配賦条件更新部70は、配賦条件作成部60から登録が通知された場合は、配賦条件作成部60が作成した配賦条件を配賦条件ファイル54に登録し、更新が通知された場合は、配賦条件作成部60が作成した配賦条件で配賦条件ファイル54を更新し、削除が通知された場合は、配賦条件作成部60が作成した配賦条件を配賦条件ファイル54から削除する。
組織図更新部110は、ユーザが入力部20を介して組織図ファイル52を更新するための支援ツールであり、例えば、CPU10によって実行されるプログラムである。また、組織図更新部110の機能が専用のハードウエアにより実現されることとしてもよい。組織図ファイル52の更新は、例えば、表示部30に表示される組織図更新用の入力画面(不図示)を介して行われる。組織図更新部110は、この画面の表示を制御する機能も有する。組織図更新部110は、組織図ファイル52を更新した後、後記する配賦計算連動部80をCPU10に実行させる。
配賦計算連動部80は、配賦条件ファイル54を検索することによって配賦条件作成部60が作成した配賦条件を取得する機能を有するものであり、例えば、CPU10によって実行されるプログラムである。また、配賦計算連動部80の機能が専用のハードウエアにより実現されることとしてもよい。配賦計算連動部80は、配賦条件を取得した後、後記する配賦計算部90をCPU10に実行させる。
配賦計算部90は、配賦計算連動部80が取得した配賦条件に基づいて、配賦元および配賦先の部署の勘定科目の残高を計算する機能を有するものであり、例えば、CPU10によって実行されるプログラムである。また、配賦計算部90の機能が専用のハードウエアにより実現されることとしてもよい。配賦計算部90は、計算した結果得られた配賦元および配賦先の部署の勘定科目の残高を用いて勘定ファイル55を更新する。勘定ファイル55を更新した後、後記する伝票仕訳作成部120をCPU10に実行させる。
伝票仕訳作成部120は、仕訳伝票ファイル56を作成する機能を有するものであり、例えば、CPU10によって実行されるプログラムである。また、伝票仕訳作成部120の機能が専用のハードウエアにより実現されることとしてもよい。
図2は、図1の各ファイルに格納されている情報の構成を示す図である。図2(a)は、組織ファイル51(図1参照)に格納されている情報(組織レコード)の構成を示す図である。組織レコード51rは、組織内の各部署に対して作成されるレコードであり、会社コード51A、組織コード51B、適用開始日付51C、適用終了日付51Dおよび組織名称51Eの項目から構成されている。会社コード51Aは、会社に一意に割り当てられるコードである。組織コード51Bは、会社を構成する各部署に一意に割り当てられるコードである。適用開始日付51Cは、部署の有効期間の初日の日付である。適用終了日付51Dは、部署の有効期間の最終日の日付である。組織名称51Eは、部署の名称である。
図2(b)は、組織図ファイル52(図1参照)に格納されている情報(組織図レコード)の構成を示す図である。組織図レコード52rは、会社コード52A、組織図ID52B、適用開始日付52C、適用終了日付52D、組織図名称52Eおよび組織図種別52Fの項目から構成されている。会社コード52Aは、会社に一意に割り当てられるコードである。組織図ID52Bは、部署間(組織ファイル51の部署間)の関係によって体系化された組織図に一意的に割り当てられるコードである。適用開始日付52Cは、組織図の有効期間の初日の日付である。適用終了日付52Dは、組織図の有効期間の最終日の日付である。組織図名称52Eは、組織図の名称である。組織図種別52Fは、財務会計上で使用される組織図および人事情報管理で使用される組織図のうち、いずれであるかを識別するための区分である。
図2(c)は、科目ファイル53(図1参照)に格納されている情報(科目レコード)の構成を示す図である。科目レコード53rは、財務会計で使用する勘定科目に対して作成されるレコードであり、会社コード53A、科目コード53B、科目名称53Cおよび貸借区分53Dの項目から構成されている。会社コード53Aは、会社に一意に割り当てられるコードである。科目コード53Bは、勘定科目に一意に割り当てられるコードである。科目名称53Cは、勘定科目の名称である。貸借区分53Dは、勘定科目が借方勘定科目であるか貸方勘定科目であるかを識別するための区分である。
図2(d)は、配賦条件ファイル54(図1参照)に格納されている情報(配賦条件レコード)の構成を示す図である。配賦条件レコード54rは、会社コード54A、配賦基準日54B、配賦元基準日54C、配賦元部門コード54D、配賦元科目コード54E、配賦先部門コード54F、配賦先科目コード54G、配賦額54H、配賦率54Iおよび端数処理54Jの項目から構成されている。会社コード54Aは、会社に一意に割り当てられるコードである。配賦基準日54Bは、組織改定の実施日である。配賦元基準日54Cは、配賦元部署が組織図上で有効になっている日付のうちのいずれかである。配賦元部門コード54Dは、配賦元となる部署に一意に割り当てられる組織コードである。配賦元科目コード54Eは、配賦元となる勘定科目に一意に割り当てられる科目コードである。配賦先部門コード54Fは、配賦先となる部署に一意に割り当てられる組織コードである。配賦先科目コード54Gは、配賦先となる勘定科目に一意に割り当てられる科目コードである。なお、配賦先科目コード54Gは、配賦元科目コード54Eと同じであるとして省略することも可能である。配賦額54Hは、配賦先から配賦元へ固定額の金額を配賦する場合に設定される金額である。配賦率54Iは、配賦元の残高に対して所定の割合を乗算して得られる金額を配賦先に配賦する場合に設定される割合である。端数処理54Jは、配賦率54Iで配賦額を算出した場合、算出によって得られた配賦額の端数を切上げ、切捨て、または四捨五入するかを識別するためのものである。
図2(e)は、勘定ファイル55(図1参照)に格納されている情報(勘定レコード)の構成を示す図である。勘定レコード55rは、会社コード55A、組織コード55B、科目コード55Cおよび残高55Dの項目から構成されている。会社コード55Aは、会社に一意に割り当てられるコードである。組織コード55Bは、部署に一意に割り当てられるコードである。科目コード55Cは、勘定科目に一意に割り当てられるコードである。残高55Dは、部署が保持している勘定科目ごとの金額である。
図2(f)は、仕訳伝票ファイル56(図1参照)に格納されている情報(仕訳伝票レコード)の構成を示す図である。仕訳伝票レコード56rは、会社コード56A、伝票番号56B、伝票日付56C、借方部門コード56D、借方科目コード56E、貸方部門コード56F、貸方科目コード56Gおよび金額56Hの項目から構成されている。会社コード56Aは、会社に一意に割り当てられるコードである。伝票番号56Bは、伝票に一意に割り当てられるコードである。伝票日付56Cは、伝票が発行された日付である。借方部門コード56Dは、伝票の借方に勘定科目が記載される部署に一意に割り当てられるコードである。借方科目コード56Eは、伝票の借方に記載される勘定科目に一意に割り当てられるコードである。貸方部門コード56Fは、伝票の貸方に勘定科目が記載される部署に一意に割り当てられるコードである。貸方科目コード56Gは、伝票の貸方に記載される勘定科目に一意に割り当てられるコードである。金額56Hは、借方科目コード56Eまたは貸方科目コード56Gの金額である。
図2(g)は、組織階層ファイル57(図1参照)に格納されている情報(組織階層レコード)の構成を示す図である。組織階層ファイル57は、会社コード57A、組織図ID57B、組織コード57C、親組織コード57D、組織兄弟順序57Eおよび階層位置57Fの項目から構成されている。会社コード57Aは、会社に一意に割り当てられるコードである。組織図ID57Bは、組織図に一意に割り当てられるコードである。組織コード57Cは、部署に一意に割り当てられるコードである。親組織コード57Dは、上位に位置する部署の組織コードである。組織兄弟順序57Eは、同階層に位置する部署の中の位置(順序)を示す番号である。階層位置57Fは、組織図上において部署が位置する階層(深さ)を示す番号である。
図2(h)は、勘定ワークファイル58(図1参照)に格納されている情報(勘定ワークレコード)の構成を示す図である。勘定ワークレコード58rは、会社コード58A、組織コード58B、科目コード58Cおよび残高58Dの項目から構成されており、勘定レコード55rの構成と同様であるので、詳細な説明を省略する。
図3は、組織に関する情報の例を示す図であり、図3(a)は、組織モデルの例を示し、図3(b)は、図2の組織図レコード52rの例(組織図情報52ra)を示し、図3(c)は、図2の組織レコード51rの例(組織情報51ra)を示し、図3(d)は、図2の組織階層レコード57rの例(組織階層情報57ra)を示す図である。
図4は、配賦に関する情報の例を示す図であり、図4(a)は、図2の科目レコード53rの例(科目情報53ra)を示し、図4(b)は、図2の勘定レコード55rの例(勘定情報55ra)を示し、図4(c)は、図2の配賦条件レコード54rの例(配賦条件情報54ra)を示し、図4(d)は、図2の勘定ワークレコード58rの例(勘定ワーク情報58ra)を示す図である。
図5は、更新後の組織に関する情報の例を示す図であり、図5(a)は、更新後の組織モデルの例を示し、図5(b)は、図2の組織図レコード52rの更新後の例(組織図情報52rb)を示し、図5(c)は、図2の組織レコード51rの更新後の例(組織情報51rb)を示し、図5(d)は、図2の組織階層レコード57rの更新後の例(組織階層情報57rb)を示す図である。
例えば、図3(a)に示した組織モデルを、図5(a)に示した組織モデルのように、「B12:営業第二部」が「A1:未来株式会社」から2006/4/1付けの組織改定で削除されることが決まったとする。その場合、勘定情報55ra1〜55ra3の残高55Dを別の部署に配賦しなければならない。そこでまず、ユーザが表示部30に表示される配賦条件作成用画面(図6参照)を参照して、入力部20を介して配賦条件情報を入力する。
図6は、配賦条件作成用画面のレイアウトを示す図である。配賦条件作成用画面31は、会社コード54A、配賦基準日54B、「No.」、配賦元基準日54C、配賦元部門コード54D、配賦元科目コード54E、配賦先部門コード54F、配賦先科目コード54G、配賦額54H、配賦率54Iおよび端数処理54Jの項目と「検索」、「削除」、「更新」および「登録」ボタンから構成されている。
会社コード54Aは、会社に一意に割り当てられるコードを設定するための項目である。配賦基準日54Bは、組織改定の実施日を設定するための項目である。例えば、図5(a)に示すような組織モデルに基づいて設定する場合は、適用開始日(2006/4/1)を設定する。「No.」は、明細行の行番号を設定するための項目である。配賦元基準日54Cは、配賦元部署が組織図上で有効になっている日付のいずれかを設定する。例えば、図5(a)に示すような組織モデルに基づいて設定する場合は、適用開始日(2006/4/1)の前日の日付(2006/3/31)を設定する。
配賦元部門コード54Dは、配賦元となる部署に一意に割り当てられる組織コードを設定するための項目である。例えば、図5(a)に示すような組織モデルに基づいて設定する場合は、B12を設定する。配賦元科目コード54Eは、配賦元となる勘定科目に一意に割り当てられる科目コードを設定するための項目である。配賦先部門コード54Fは、配賦先となる部署に一意に割り当てられる組織コードを設定するための項目である。配賦先科目コード54Gは、配賦先となる勘定科目に一意に割り当てられる科目コードを設定するための項目である。配賦額54Hは、配賦先から配賦元へ固定額の金額を配賦する場合、その金額を設定するための項目である。配賦率54Iは、配賦元の残高に対して所定の割合を乗算して得られる金額を配賦先に配賦する場合、その割合を設定するための項目である。端数処理54Jは、配賦率で配賦額を算出した場合、算出によって得られた配賦額の端数を切上げ、切捨ておよび四捨五入のいずれで処理するかを設定するための項目である。
以下、図5(a)に示した組織モデルに基づいて組織改定を行う場合における配賦条件の設定方法について図1ないし図6を参照して説明する。ユーザは、配賦条件作成部60を用いて、図6に示した配賦条件作成用画面31の配賦基準日54Bに2006/4/1を設定し、例えば、廃止になる「B12:営業第二部」(図5(a)参照)が保持している勘定情報55ra1(図4(b)参照)の残高55Dを「B11:営業第一部」(図5(a)参照)に全額配賦するような配賦条件を設定することができる。設定が完了し、ユーザが「登録」ボタンを押下すると、配賦条件更新部70は、配賦条件ファイル54に設定された配賦条件を登録する。登録した結果は、配賦条件情報54ra1(図4(c)参照)で示す通りである。
配賦条件情報54ra2,54ra3(図4(c)参照)にも同様に、勘定情報55ra2,55ra3(図4(b)参照)を配賦するための配賦条件が登録される。
次に、ユーザが入力部20を介して、表示部30に表示される組織図更新用の入力画面(不図示)で2006/4/1付けの組織改定の組織図情報を入力し、登録ボタンを押下すると、CPU10によって組織図更新部110が実行され、組織図ファイル52が作成される。例えば、組織図レコード52rb1(図5(b)参照)の適用終了日付52Dが、入力された組織改定日の前日の日付(2006/3/31)で更新され、入力された組織改定日(2006/4/1)が適用開始日付52Cに設定された組織図レコード52rb2(図5(b)参照)が組織図レコード52rb(図5(b)参照)に登録される。次に、組織図更新部110が組織図レコード52rb2(図5(b)参照)の会社コード52Aおよび適用開始日付52Cをワーク領域100(図7(a)参照)の会社コード101および組織改定日102にそれぞれ格納した後、CPU10によって配賦計算連動部80が実行される。
図7は、ワーク領域100(図1参照)に格納される情報(ワーク領域レコード)の構成を示す図であり、図7(a)は、ワーク領域A(100A)に格納される情報、図7(b)は、ワーク領域B(100B)に格納される情報を示す図である。図7(a)に示すように、ワーク領域Aレコード100Arは、会社コード101および組織改定日102の項目から構成されている。
図8は、配賦処理を実行するか否かの確認を行うための配賦処理確認画面を示す図である。この配賦処理確認画面36は、表示装置30(図1参照)に表示される画面であり、図9のフローチャートの説明で用いられる。
図9は、配賦計算連動部80(図1参照)が実行する処理の流れを示すフローチャートである。図9を参照して(適宜図1ないし図8参照)、配賦計算連動部80(図1参照)が実行する処理について説明する。
まず、配賦計算連動部80は、組織改定情報を取得する(ステップS101)。すなわち、ワーク領域Aレコード100Arから会社コード101および組織改定日102の値を取得する。
次に、配賦計算連動部80は、配賦条件を検索する(ステップS102)。すなわち、ステップS101で取得した会社コード101および組織改定日102をキーとして配賦条件ファイル54を検索する。例えば、配賦条件情報54ra1〜54ra3が該当データとして取得される。
続いて、配賦計算連動部80は、データがあるか否かを検索する(ステップS103)。すなわち、S102で取得した配賦条件情報の有無を判断する。配賦条件情報がない場合には(ステップS103で「No」)、配賦計算連動部80は処理を終了する。
配賦条件情報がある場合には(ステップS103で「Yes」)、配賦計算連動部80は、メッセージを出力する(ステップS104)。すなわち、配賦処理を実行するか否かの確認を行うためのメッセージを表示部30に配賦処理確認画面36として表示させる。
次に、配賦計算連動部80は、配賦処理を実行するか否かを判定する(ステップS105)。すなわち、配賦処理確認画面36を参照してユーザが押下したボタンが入力部20を介して入力されると、配賦計算連動部80は、「いいえ」ボタンが押下されたと判定した場合には(ステップS105で「No」)、処理を終了する。「はい」ボタンが押下されたと判定した場合には(ステップS105で「Yes」)、CPU10によって配賦計算部90が実行される。
図10は、配賦計算部90(図1参照)が実行する処理の流れを示すフローチャートである。図10を参照して(適宜図1ないし図9参照)、配賦計算部90(図1参照)が実行する処理について説明する。
まず、配賦計算部90は、組織改定情報を取得する(ステップS107)。すなわち、ワーク領域Aレコード100Arから会社コード101および組織改定日102の値を取得する。
次に、配賦計算部90は、配賦条件を検索する(ステップS108)。すなわち、ステップS107で取得した会社コード101および組織改定日102をキーとして、配賦条件ファイル54を検索する。例えば、配賦条件情報54ra1〜54ra3が該当データとして取得される。
続いて、配賦計算部90は、勘定ワーク情報を作成する(ステップS109)。すなわち、配賦計算処理で使用する勘定ファイル55を勘定ワークファイル58に複製する。例えば、ステップS108で取得した配賦条件情報54ra1〜54ra3は、配賦元部門コード54Dおよび配賦先部門コード54Fが、それぞれ「B12」および「B11」であるので、組織コード55Bが「B12」の勘定情報55raおよび「B11」の勘定情報55raを勘定ワークファイル58に複製する。複製すると、勘定ワーク情報58raに示すようなデータが作成される。なお、ここでは配賦先部門コード54Fと一致する組織コード55Bを有する勘定情報55raを勘定ワークファイル58に複製することとしたが、配賦先部門コード54Fと一致する組織コード55Bを有する勘定情報55raは勘定ワークファイル58に複製しなくてもよい。複製しない場合には、以降において、配賦先部門コード54Fと一致する組織コード55Bを有する勘定ワーク情報58raを勘定ワークファイル58上において更新する代わりに、配賦先部門コード54Fと一致する組織コード55Bを有する勘定情報55raを更新するようにすればよい。
次に、配賦計算部90は、配賦元情報を取得する(ステップS110)。すなわち、ステップS108で取得した配賦条件情報54rの配賦元部門コード54Dと配賦元科目コード54Eをキーとして勘定ワークファイル58を検索する。例えば、配賦条件情報54ra1〜54ra3の配賦元部門コード54Dおよび配賦元科目コード54Eをキーとして検索すると、勘定ワーク情報58ra1〜58ra3が該当データとして取得される。
続いて、配賦計算部90は、配賦額があるか否かを判定する(ステップS111)。すなわち、ステップS108で取得した配賦条件情報54rの配賦額54Hが設定されているか否かを判断する。
設定されている場合には(ステップS111で「Yes」)、配賦計算部90は、配賦先残高を計算し(ステップS112)、ステップS119に進む。すなわち、ステップS108で取得した配賦条件情報54rの配賦先部門コード54Fおよび配賦先科目コード54Gをキーとして、勘定ワークファイル58を検索し、該当レコードの残高58Dに配賦額54Hを加算して、該当レコードを更新する。また、配賦計算部90は、配賦額54Hをワーク領域Bレコード100Brに格納し、ステップS119に進む。
設定されていない場合には(ステップS111で「No」)、配賦計算部90は、配賦額を計算して(ステップS113)、ステップS114に進む。すなわち、ステップS108で取得した配賦条件情報54rの配賦元部門コード54Dおよび配賦元科目コード54Eをキーとして勘定ファイル55を検索し、該当レコードの残高55Dに配賦率54Iを乗算して配賦額を算出して、ワーク領域Bレコード100Brに格納し、ステップS114に進む。
ステップS114では、配賦計算部90は、ステップS108で取得した配賦条件情報54rの端数処理54Jが切上げか否かを判定する。切上げの場合には(ステップS114で「Yes」)、配賦計算部90は、配賦先残高を計算し(ステップS115)、ステップS119に進む。すなわち、ワーク領域Bレコード100Brに格納された配賦額103の小数第一位がゼロ以外であれば配賦額103に1を加算して小数第一位以下を切捨てた値を配賦額とする。そして、ステップS108で取得した配賦条件情報54rの配賦先部門コード54Fおよび配賦先科目コード54Gをキーとして、勘定ワークファイル58を検索し、該当レコードの残高58Dにその配賦額を加算して、該当レコードを更新する。また、配賦計算部90は、その配賦額をワーク領域Bレコード100Brに格納し、ステップS119に進む。切上げではない場合には(ステップS114で「No」)、ステップS116に進む。
ステップS116では、配賦計算部90は、ステップS108で取得した配賦条件情報54rの端数処理54Jが切捨てか否かを判定する。切捨ての場合には(ステップS116で「Yes」)、配賦計算部90は、配賦先残高を計算し(ステップS117)、ステップS119に進む。すなわち、ワーク領域Bレコード100Brに格納された配賦額103の小数第一位以下を切捨てた値を配賦額とする。そして、ステップS108で取得した配賦条件情報54rの配賦先部門コード54Fおよび配賦先科目コード54Gをキーとして、勘定ワークファイル58を検索し、該当レコードの残高58Dにその配賦額を加算して、該当レコードを更新する。また、配賦計算部90は、その配賦額をワーク領域Bレコード100Brに格納し、ステップS119に進む。切捨てではない場合には(ステップS116で「No」)、配賦計算部90は、配賦先残高を計算し(ステップS118)、ステップS119に進む。すなわち、ワーク領域Bレコード100Brに格納された配賦額103の小数第一位が5以上であれば配賦額103に1を加算して小数第一位以下を切捨てた値を配賦額とし、それ以外であれば小数第一位以下を切捨てた値を配賦額とする(四捨五入の処理を実行する)。そして、ステップS108で取得した配賦条件情報54rの配賦先部門コード54Fおよび配賦先科目コード54Gをキーとして、勘定ワークファイル58を検索し、該当レコードの残高58Dにその配賦額を加算して、該当レコードを更新する。また、配賦計算部90は、その配賦額をワーク領域Bレコード100Brに格納し、ステップS119に進む。例えば、ステップS108で配賦条件情報54ra1を取得したとすると、勘定ファイル55ra1の残高55D「5001」×配賦率54I「100%」=配賦額「5001」となり、ワーク領域Bレコード100Brにワーク領域Bレコード100Br1「5001」が格納される。
ステップS119では、配賦計算部90は、配賦元残高を計算する。すなわち、ステップS108で取得した配賦条件情報54rの配賦元部門コード54Dおよび配賦元科目コード54Eをキーとして、勘定ワークファイル58を検索し、該当レコードの残高58Dからワーク領域Bレコード100Brの値を減算して該当レコードを更新する。そして、配賦計算部90は、勘定情報を更新する(ステップS120)。すなわち、勘定ワークファイル58を勘定情報55raに更新する。
ステップS110〜S119は、ステップS108で取得した配賦条件情報がなくなるまで繰り返し実行し、全てが完了した時点でCPU10によって伝票仕訳作成部120が実行される。
図11は、配賦計算部90の処理が完了した時点の勘定ワークファイル58の例を示す図である。図11に示すように、残高58Dの値が更新されている。
本実施形態では、各ファイル内に会社コードを含むこととしたが、本実施形態を同一の会社に適用する場合には、各ファイルは、会社コードを含まない構成としてもよい。
本実施形態によれば、組織図情報の変更内容に従って勘定情報の処理を行うことが可能となる。また、仕訳伝票情報を入力する手間が削減でき、自動で仕訳伝票を作成するため仕訳伝票の作成漏れの発生率を低下させ、かつ自動で配賦額を計算するため転記誤りや計算誤りなどが発生しなくなるため、勘定情報の金額の整合性が保たれる。
本実施形態における勘定情報処理装置のシステム構成を示すブロック図である。 図1の各ファイルに格納されている情報の構成を示す図である。 組織に関する情報の例を示す図である。 配賦に関する情報の例を示す図である。 更新後の組織に関する情報の例を示す図である。 配賦条件作成用画面のレイアウトを示す図である。 図1のワーク領域に格納される情報の構成を示す図である。 配賦処理を実行するか否かの確認を行うための配賦処理確認画面を示す図である。 図1の配賦計算連動部が実行する処理の流れを示すフローチャートである。 図1の配賦計算部が実行する処理の流れを示すフローチャートである。 図1の配賦計算部の処理が完了した時点の勘定ワークファイルの例を示す図である。
符号の説明
1 勘定情報処理装置
10 CPU(処理部)
20 入力部
30 表示部
40 メモリ(記憶部)
52 組織図ファイル
52C 適用開始日付
54 配賦条件ファイル
54A 会社コード
54B 配賦基準日
54C 配賦元基準日
54D 配賦元部門コード
54E 配賦元科目コード
54F 配賦先部門コード
54G 配賦先科目コード
54H 配賦額
54I 配賦率
54J 端数処理
54r 配賦条件レコード
55 勘定ファイル
55A 会社コード
55B 組織コード
55C 科目コード
55D 残高
55r 勘定レコード
55ra 勘定情報
60 配賦条件作成部
70 配賦条件更新部
80 配賦計算連動部
90 配賦計算部
110 組織図更新部

Claims (5)

  1. 複数の部署を含んで構成される会社の組織改定に際して、配賦元の部署における科目の残高を配賦先の部署における科目の残高に配賦することによって勘定情報を処理する勘定情報処理装置であって、
    各部署における科目の残高と、会社組織図の適用を開始する日付である適用開始日付を含む組織図情報と、配賦元の部署を識別する情報、配賦先の部署を識別する情報、科目および会社組織の改定を実施する日付である配賦基準日を対応させた配賦条件情報とを格納する記憶部と、
    前記組織図情報が変更されると、前記変更により新たに登録された組織図情報から前記適用開始日付を取得し、当該適用開始日付と一致する前記配賦基準日を前記配賦条件情報から検索し、該当する配賦条件情報の前記配賦元の部署における科目の残高を、該当する配賦条件情報の前記配賦先の部署における科目の残高に配賦する処理部と
    を備えることを特徴とする勘定情報処理装置。
  2. 複数の部署を含んで構成される会社の組織改定に際して、配賦元の部署における科目の残高を配賦先の部署における科目の残高に配賦することによって勘定情報を処理し、各部署における科目の残高と、会社組織図の適用を開始する日付である適用開始日付を含む組織図情報と、配賦元の部署を識別する情報、配賦先の部署を識別する情報、科目および会社組織の改定を実施する日付である配賦基準日を対応させた配賦条件情報とを格納する記憶部と、情報を処理する処理部とを備える勘定情報処理装置による勘定情報処理方法であって、
    前記処理部は、
    前記組織図情報が変更されると、前記変更により新たに登録された組織図情報から前記適用開始日付を取得し、当該適用開始日付と一致する前記配賦基準日を前記配賦条件情報から検索し、該当する配賦条件情報の前記配賦元の部署における科目の残高を、該当する配賦条件情報の前記配賦先の部署における科目の残高に配賦する
    ことを特徴とする勘定情報処理方法。
  3. 前記配賦条件情報は、
    配賦元の部署における科目の残高を配賦先の部署における科目の残高に配賦する金額である配賦額をさらに含み、
    前記処理部は、
    該当する配賦条件情報の前記配賦元の部署における科目の残高を、該当する配賦条件情報の前記配賦先の部署における科目の残高に配賦する際に、前記配賦額に相当する金額を配賦する
    ことを特徴とする請求項2に記載の勘定情報処理方法。
  4. 前記配賦条件情報は、
    配賦元の部署における科目の残高を配賦先の部署における科目の残高に配賦する金額を算出する際に用いる配賦率をさらに含み、
    前記処理部は、
    該当する配賦条件情報の前記配賦元の部署における科目の残高を、該当する配賦条件情報の前記配賦先の部署における科目の残高に配賦する際に、前記配賦元の部署における科目の残高に前記配賦率を乗算して得られた金額を前記配賦先の部署における科目の残高に配賦する
    ことを特徴とする請求項2に記載の勘定情報処理方法。
  5. 請求項2ないし請求項4のいずれか1項に記載の勘定情報処理方法をコンピュータに実行させる勘定情報処理プログラム。
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