JP2016004465A - 会計装置及びプログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】リスクを各事業体に適切に配置する会計装置を提供する。
【解決手段】会計装置1は、電力供給に係る複数の事業体からなる企業体の会計情報に含まれる勘定科目のうち、電力を顧客に供給するにあたり前記企業体に生じるリスクに関する勘定科目を、各事業体の事業内容と各事業体の負うべきリスクとに基づいて前記各事業体に対応付けるリスク配置部13、を備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、会計装置及びプログラムに関する。
会社実態を可視化し、経営判断のための情報を提供するため管理会計を行う必要がある。複数のカンパニーを保有するホールディングス企業における管理会計では、カンパニーごとの経営状況を明らかにするだけでなくホールディングスとカンパニーのグループ企業体としての経営状況を把握する必要がある。例えば、特許文献1ではコーポレートの戦略に沿った共通経営評価指標と、単位組織の事業特性に合った事業特性別経営評価指標とを用いてコーポレート全体の経営状況を表現する方法が提案されている。
一般的なホールディングス企業では、各カンパニーを事業セグメントごとに分割し、独立採算制となるため、収支はセグメントごとに独立しており、リスクの帰属も明確であることが多い。
特開2005−004521号公報
しかし、電力会社を電力生産(発電)カンパニー、電力流通カンパニー、電力小売カンパニーに分社化する場合は、1つのバリューチェーンを分割することになり、カンパニー間の取引量が非常に大きくなる。このような場合、あるリスクに関係するカンパニー間取引が複数存在する場合があり、リスクの帰属先は必ずしも明確ではない。
あるリスクを関係する全てのカンパニーに分散させることも考えられるが、リスクを分散させると、リスクの把握が困難になり適切な経営判断を下すことができない。従って、リスクを把握しやすくするために、例えばリスクの種類ごとに特定のカンパニーに集中させることが好ましい。しかし、そのリスクに関係するカンパニー間の取引が多くなると、どのカンパニーにどのリスクを集中させるかを決定するのが容易ではないという課題が存在する。
そこでこの発明は、上述した解題を解決し、1つのバリューチェーンを複数の事業体で構成する企業体における、各事業体に分散された経営上のリスクを、適切な事業体に配置してリスクを把握しやすくすることができる会計装置及びプログラムを提供することを目的としている。
本発明の第1態様は、電力供給に係る複数の事業体からなる企業体の会計情報に含まれる勘定科目のうち、電力を顧客に供給するにあたり前記企業体に生じるリスクに関する勘定科目を、各事業体の事業内容と各事業体の負うべきリスクとに基づいて前記各事業体に対応付けるリスク配置部、を備えることを特徴とする会計装置である。
また本発明の第2態様においては、前記リスク配置部は、前記リスクに関する勘定科目と前記各事業体との対応付けを、前記勘定科目と前記複数の事業体のうちその勘定科目に係る契約を行った事業体とを対応付けた契約箇所情報と、前記勘定科目と前記複数の事業体のうちその勘定科目に係る設備を所有する事業体とを対応付けた設備所有箇所情報と、前記勘定科目と前記複数の事業体のうちその勘定科目に係る金額の計画を行った事業体とを対応付けた計画作成箇所情報とに基づいて決定する。
また本発明の第3態様においては、前記リスク配置部は、前記決定に基づいて、ある事業体に計上された前記リスクに関する勘定科目を、他の事業体へ振替える。
また本発明の第4態様においては、前記複数の事業体は、顧客に電力を販売する第一事業体と、電力を生産する第二事業体とを含み、前記リスク配置部は、前記勘定科目のうち電力生産に用いる燃料の価格変動に対する時間的なずれによるリスクを含む燃料費調整額を、前記契約箇所情報に基づいて前記第一事業体から前記第二事業体における火力発電による収入を示す火力電力料に振替える。
また本発明の第5態様においては、前記複数の事業体は、顧客に電力を販売する第一事業体と、電力を生産する第二事業体とを含み、前記リスク配置部は、前記勘定科目のうち電力の需要変動による顧客に対する電力の販売価格と発電コストとの差がもたらすリスクに関する火力電力精算料を、前記計画作成箇所情報に基づいて、前記第一事業体から前記第二事業体における火力発電による収入を示す火力電力料に振替える。
また本発明の第6態様は、会計装置のコンピュータを、電力供給に係る複数の事業体からなる企業体の会計情報に含まれる勘定科目のうち、電力を顧客に供給するにあたり前記企業体に生じるリスクに関する勘定科目を、各事業体の事業内容と各事業体の負うべきリスクとに基づいて前記各事業体に対応付ける手段、として機能させるためのプログラムである。
本発明によれば、1つのバリューチェーンを複数の事業体で構成する企業体における、各事業体に分散された経営上のリスクを、適切な事業体に配置し、リスクを把握しやすくすることができるという効果が得られる。
本発明の第一の実施形態による会計装置の一例を示すブロック図である。 本発明の第一の実施形態の企業体における事業体の構成の一例を示す図である。 本発明の第一の実施形態による会計装置の配賦処理に用いるテーブルの一例を示す図である。 本発明の第一の実施形態による会計装置の処理の一例を示すフローチャートである。 本発明の第一の実施形態によるリスクの配置に用いるテーブルの一例を示す図である。 本発明の第一の実施形態によるリスクの配置方法を説明するための第一の図である。 本発明の第一の実施形態によるリスクの配置方法を説明するための第二の図である。 本発明の第一の実施形態によるリスクの配置方法を説明するための第三の図である。 本発明の第一の実施形態によるリスク配置処理の一例を示すフローチャートである。
<第一の実施形態>
以下、本発明の第一の実施形態による会計装置を図1〜図9を参照して説明する。
図1は、本発明の第一の実施形態による会計装置の一例を示すブロック図である。
この図において、符号1は会計装置を表している。図1に示す通り、会計装置1は、入力受付部10、会計情報取得部11、配賦処理部12、リスク配置部13、帳票出力部14、記憶部15、制御部16、を備えている。会計装置1は、例えばCPU(Central Processing Unit)を備えたPC(パーソナルコンピュータ)やサーバ装置である。会計装置1は、ディスプレイ、キーボード、マウスなどと接続されている。会計装置1は、電力供給を行う電力会社における各種の会計情報を集計し、管理会計に必要な各種帳票を出力する。本実施形態の電力会社は、複数の事業体に分かれており、これら複数の事業体は、互いに取引を行いながら顧客に電力を供給するという一つのバリューチェーンを形成している。本実施形態の電力会社と複数の事業体の関係は、例えば、1つの会社とその会社における事業部でもよいし、電力会社が1つのグループ企業体で、事業体は、そのグループに属する子会社や関連会社であってもよい。また、本実施形態の電力会社は、複数の事業体に対し、経営における決定権を有している。
入力受付部10は、ユーザが不図示のキーボードやマウスなどを用いて行った操作の操作情報を受け付ける。
会計情報取得部11は、各種の会計情報を取得し、記憶部15に記録する。各種の会計情報には、例えば損益計算書情報、簿価残高情報などが含まれる。
配賦処理部12は、記憶部15に記録された会計情報を各事業体に配賦する処理を行う。
リスク配置部13は、電力を供給する上での様々なリスクを適切な事業体に配置する処理を行う。リスクとは、例えば、電力生産に必要な石油など燃料価格の値上がりなどである。この場合、リスク配置部13は、燃料を調達する事業体にこのリスクを配置する。リスクの配置には一定のルールがあり、リスク配置部13は、このルールに則ってリスクの配置を行う。
帳票出力部14は、事業体ごとに収支レポートなどの帳票を出力する。
記憶部15は、会計情報取得部11が取得した会計情報、配賦処理部12がどの会計情報をどの事業体に配賦するかを決定するための情報を定義したテーブル、リスク配置部13がどのリスクをどの事業体に配置するかを決定するための情報を定義したテーブルなどを記録している。
制御部16は、ユーザの操作に基づいてアプリケーションプログラムの各種動作の制御を行う。
これら、入力受付部10、会計情報取得部11、配賦処理部12、リスク配置部13、帳票出力部14、制御部16は、会計装置1の備えるCPUが記憶部15からプログラムを読み出し実行することで備わる機能である。
図2は、本発明の第一の実施形態の企業体における事業体の構成の一例を示す図である。
符号21は、電力生産事業体である。電力生産事業体21は、例えば、火力発電による電力の生産を行っている。また、電力生産事業体21は、火力発電に必要な石炭、ガス、石油などの燃料の調達をおこなう。
符号22は、電力流通事業体である。電力流通事業体22は、例えば、電力の託送供給を行っている。
符号23は、顧客サービス事業体である。顧客サービス事業体23は、顧客への電力の販売を行う。また、顧客サービス事業体23は、電力の販売計画の作成、料金メニューや電気料金の設定を行う。
符号24は、コーポレート事業体である。コーポレート事業体24は、人事・給与など従業員に対するサービスや経営戦略の決定などを行う。
図2において符号25、26の矢印は、グループ外取引(社外取引)を示している。また、符号27〜32の矢印は、グループ内取引(社内取引)を示している。電力生産事業体21、電力流通事業体22、顧客サービス事業体23、コーポレート事業体24のそれぞれは、独自に事業を展開しグループ外に物やサービスを供給して収入を得るのではなく、事業体間のグループ内取引を主とした事業体全体の経済活動(電力の生産、流通、販売など)によって顧客に電力を供給し収入を得ている。ここでグループ内取引とは、電力会社が1企業の場合、企業内の事業部間の取引であり、電力会社がグループ企業体の場合、グループ企業体に属する子会社などの間の取引である。例えば、電力生産事業体21は、グループ外に燃料費(符号25)を支払い、燃料を購入して電力を生産する。そして、電力流通事業体22は、電力を輸送し顧客に提供する。それに対し、顧客サービス事業体23は、顧客から電気料収入(符号26)を得て、その中から、電力生産事業体21に対して火力電力料、電力流通事業体22に対して託送料(輸送料)を支払う。その他にも例えば、電力流通事業体22は、電力生産事業体21に対してアンシラリー料を支払ったり、また、電力生産事業体21、電力流通事業体22、顧客サービス事業体23は、コーポレート事業体24に種々のサービスに対する費用(コーポレート料)を支払う。本実施形態に係る会計装置1は、このようなグループ内取引に係る会計情報を、各事業体に配分してそれぞれの事業体の収支を明らかにする帳票類を出力する。また、会計装置1は、諸々のリスクのそれぞれを、グループ内取引に関する会計情報を用いて適切な1つの事業体に割り当てて、そのリスクを他の事業体から分断する。あるリスクを、ある事業体に割り当てるのは、複数の事業体に分散されるとリスクが見えにくくなるからである。
図3は、本発明の第一の実施形態による会計装置の配賦処理に用いるテーブルの一例を示す図である。
図3(a)は、会計情報取得部11が取得して記憶部15に記録する会計情報のデータフォーマットの一例である。「年月」は、会計情報がいつ時点のものであるかを示している。「科目コード」は、勘定科目を示すコードである。「箇所コード」は、本実施形態の電力会社における組織体系のうち、ある組織体に割り当てられたコードであって、その会計情報が計上された箇所を示している。「金額」は、当該勘定科目について計上された金額である。会計情報取得部11は、図3(a)で例示したフォーマットの電子ファイルを取得し、記憶部15に記録する。
図3(b)は、配賦処理部12が会計情報をどの事業体に配賦するかを決定するために用いるテーブル(配賦基準テーブル)の一例である。「科目コード」、「科目名」には、ある事業体に配賦される勘定科目のコードと名称が格納されている。「事業体コード」、「事業体名」には、「科目コード」、「科目名」に格納されている勘定科目に対して配賦先となる事業体のコードと名称が格納されている。図3(b)の1行目のレコードは、「燃料費」についての会計情報は、「電力生産事業体」に配賦することを示している。同様に2行目のレコードは、「火力電力料」についての会計情報は「電力生産事業体」に配賦することを示し、3行目のレコードは、「電気料収入」についての会計情報は「顧客サービス事業体」に配賦することを示している。また、4行目のレコードは、「託送料」についての会計情報は「電力流通事業体」に配賦することを示し、5行目のレコードは、「コーポレート料」についての会計情報は、「コーポレート事業体」に配賦することを示している。このテーブルは、予め記憶部15に記録されている。
図3(c)は、配賦処理部12が、図3(a)で例示した会計情報に対して配賦処理を行った結果を示すテーブル(配賦後テーブル)の一例である。図3(c)で例示したテーブルには、図3(a)の会計情報に対して「事業体コード」が付加されている。「事業体コード」は、配賦処理部12が、配賦基準テーブルに基づいて付加した情報である。
図4は、本発明の第一の実施形態による会計装置の処理の一例を示すフローチャートである。
図4のフローチャートを用いて、会計装置1における会計情報の取得から帳票の出力までの処理について説明する。
前提として、制御部16が、会計情報の取得指示や帳票出力指示を行うメニュー画面のプログラムを記憶部15から読み出して、メニュー画面の画像を会計装置1に接続されたディスプレイに出力しているものとする。なお、メニュー画面には、ユーザが会計情報の取得指示を行う「会計情報取得ボタン」や帳票の出力指示を行う「帳票出力指示ボタン」が表示されているものとする。
まず、ユーザが、会計情報が含まれた電子ファイル(CSVファイルなど)を指定し、「会計情報取得ボタン」を押下する。すると、入力受付部10がその操作情報を取得し、会計情報取得部11に電子ファイルのパス情報と取得指示情報とを出力する。すると、会計情報取得部11は、指定された電子ファイルを読み込み(ステップS1)、会計情報を記憶部15に書き出すとともに、配賦処理部12に配賦処理の指示を行う。配賦処理部12は、会計情報取得部11が記憶部15に書き出した会計情報を1件ずつ読み取り、配賦処理を行う(ステップS2)。具体的には、配賦処理部12は、読み取った会計情報から勘定科目コードを取得し、それらのコードをキーとして配賦基準テーブルを検索する。次に、配賦処理部12は、検索がヒットしたレコードから事業体コードを取得する。次に、配賦処理部12は、取得した事業体コードを読み取った会計情報に付加し、図3(c)で例示した配賦後テーブルに書き出す。また、配賦処理部12が、配賦後テーブルに書き出した後、リスク配置部13が、リスクの配置処理を行う。リスクの配置処理については、後述する。
ユーザは、帳票の出力に必要な会計情報が含まれる電子ファイルを取り込むよう取得指示を繰り返し、会計情報取得部11は、指定された電子ファイルの内容を記憶部15に書き出す。また、配賦処理部12は、会計情報取得部11が会計情報を取得する度に事業体コードを付加し、記憶部15の配賦後テーブルに書き出し、さらにリスク配置部13は、リスク配置処理を行った結果を配賦後テーブルに書き出す。
次に、ユーザが対象となる年月や事業体を指定して「帳票出力指示ボタン」を押下する。すると、入力受付部10がその操作情報を取得し、帳票出力部14に指定された年月や事業体コードと出力指示情報とを出力する。すると、帳票出力部14は、配賦後テーブルから指定された年月、事業体コードを持つレコードを読み出して勘定科目ごとに集計する。そして、帳票出力部14は、集計した値を所定の帳票フォーマットで出力する(ステップS3)。
以上が会計情報の取り込みから帳票出力までの処理の概要である。上述の配賦処理によれば、例えば、燃料費や火力電力料に関する会計情報は、電力生産事業体に配賦することができる。燃料費は、電力生産事業体が燃料を購入した費用であるから、電力生産事業体に配賦し、火力電力料は、電力生産事業体が電力を生産したことによる収入であるから、電力生産事業体に配賦する。配賦基準テーブルには、各事業体の事業内容に応じて、勘定科目と事業体が対応付けられて記録されている。
なお、配賦基準テーブルの一例を、図3(b)に例示したが、箇所コードと事業体とを対応付けたテーブルが記憶部15に記録されており、配賦処理部12が、このテーブルと会計情報に含まれる箇所コードとに基づいて配賦先の事業体を決定してもよい。
ところで、会計情報取得部11が取得する会計情報には、経営上のリスクを含んだ会計情報が含まれている。代表的なものとして、為替や原油価格の動向による燃料価格の変動リスクを含んだ「燃料費」、燃料価格の変動に対する支出と収入の時間的なずれのリスクを含んだ「燃料費調整額」、天候や景気の変化による電力の需要変動による発電コストと販売単価のずれのリスクを含んだ「火力電力精算料」などがある。これらのリスクは、経営上管理しやすい事業体に配置することが好ましい。リスク配置部13は、配賦処理部12が各事業体に配賦した会計情報のうち、リスクに関する勘定科目について、各事業体の事業内容と各事業体の負うべきリスクとに基づいて各事業体に配置する処理を行う。次に図5を用いてリスク配置部13がリスクに関する会計情報を、適切な事業体に配置する処理について説明する。
図5は、本発明の第一の実施形態によるリスクの配置に用いるテーブルの一例を示す図である。
図5は、リスク配置部13がリスクに関する会計情報をどの事業体に配置するかを決定するために用いるテーブル(リスク配置テーブル)の一例である。「科目コード」、「科目名」には、リスクに関する勘定科目のコードと名称が格納されている。「リスク配置元事業体コード」、「リスク配置元事業体名」には、その勘定科目についての会計情報が計上された事業体のコードと名称が格納されている。「リスク配置先事業体コード」、「リスク配置先事業体名」には、当該会計情報の振替え先となる事業体のコードと名称が格納されている。「配置先科目コード」、「配置先科目名」には、配置元で計上された勘定科目の振替え先における勘定科目のコードと名称が格納されている。また、「類型」には、リスク配置におけるルールの類型が格納されている。リスク配置におけるルールの類型には、3種類存在する。
まず、第一の類型は、契約箇所である。この第一の類型は、グループ外(社外)との契約を行った事業体にリスクを配置する方法である。この事業体は、契約の最終的な決定権を持っており、代替契約を行ったり、リスクヘッジを行うなどの選択肢を有している。従って、リスクに対して対処する手段を有しているこの事業体に当該リスクを配置する。第一の類型の例としては、燃料価格の変動リスクを含んだ「燃料費」を、燃料の購入契約を行った電力生産事業体に配置することが挙げられる。また、関係する類似のリスクが複数の事業体に存在する場合は、より大きな契約やリスクを持つ箇所にリスクを集中させる。リスクを集中させるのは、リスクの把握を容易にするだけでなく、為替や原油価格、ガス価格、石炭価格の複数の変動リスクを集中化させることによる大数の法則やならし効果によってリスクを小さくできる効果が期待できるからである。
第二の類型は、計画作成箇所である。この第二の類型は、計画を作成した事業体にリスクを配置する方法である。例えば、顧客サービス事業体が電力の販売計画を作成し、電力生産事業体がその販売計画に基づいて電力を生産した場合に、天候や景気の状況によって実際に電力が売れたり、売れなかったりするリスクは、この第二の類型によって販売計画を作成した顧客サービス事業体に配置する。
第三の類型は、設備所有箇所である。この第三の類型は、設備を所有する事業体にリスクを配置する方法である。この場合のリスクとは、台風や竜巻などの天災によって設備が破損するリスクである。例えば、天災によって設備が破損した場合、その設備の修繕費は、設備を所有する事業体が負担する。
図5の1行目のレコードは、「燃料費」についての会計情報は、「電力生産事業体」に計上することを示している。図3(b)で例示した1行目のレコードが示すように燃料費は、元々電力生産事業体に配賦されている。従って、リスク配置元とリスク配置先の事業体は、共に「電力生産事業体」となっている。また、科目についても配置先で変化は無い。このような場合、リスク配置部13は、改めて「燃料費」についての会計情報を「電力生産事業体」に配置し直す必要が無く、「燃料費」の会計情報については特に処理を行わない。なお、類型の項目にある「契約箇所」は、このリスクの配置が、第一の類型に基づくものであることを示している。
図5の2行目のレコードは、「燃料費(燃料費調整額分)」を、「顧客サービス事業体」から「電力生産事業体」に振替えることを示している。また、振替先では、科目を「燃料費(燃料費調整額分)」から「火力電力料」に変更することを示している。なお、類型の項目にある「契約箇所」は、燃料費調整額のリスクの配置が、第一の類型に基づくものであることを示している。
図5の3行目のレコードは、「燃料費(火力電力精算料分)」を、「顧客サービス事業体」から「電力生産事業体」に振替えることを示している。また、振替先では、科目を「燃料費(火力電力精算料分)」から「火力電力料」に変更することを示している。火力電力精算料とは、需要変動による電力の発電コストの変化がもたらす、発電コストと販売価格の差額のことである。なお、類型の項目にある「計画作成箇所」は、火力電力精算料のリスクの配置が、第二の類型に基づくものであることを示している。
図5の4行目のレコードは、「送電線修繕費」についての会計情報は、「電力流通事業体」に計上することを示している。1行目のレコードと同様にリスクの配置元と配置先で事業体や科目に変化が無い。これは、送電線は、電力流通事業体が所有しており、天災などによる送電線の破損リスクは、電力流通事業体が負うことを示している。なお、類型の項目にある「設備所有箇所」は、このリスクの配置が、第三の類型に基づくものであることを示している。
図6は、本発明の第一の実施形態によるリスクの配置方法を説明するための第一の図である。
上述のようにリスク配置部13は、リスク配置テーブルに基づいて、リスクに関する会計情報を、そのリスクを負うべき事業体に配置する。燃料費調整額を例にリスク配置部13の行うリスク配置処理の一例について説明する。図6は、図3(c)で例示した配賦後テーブルの例である。1行目は、顧客サービス事業体に計上された燃料費調整額の会計情報である。顧客サービス事業体には、燃料費(燃料費調整額分)として「+XXX」円が計上されている。リスク配置部13は、この1行目のレコードを読み込むと、図5で例示したリスク配置テーブルを参照して、燃料費(燃料費調整額分)を電力生産事業体に振替えることを決定する。次に、リスク配置部13は、燃料費(燃料費調整額分)を顧客サービス事業体から電力生産事業体に振替えるグループ内取引に関する会計情報を生成する。例えば、顧客サービス事業体に計上された燃料費(燃料費調整額分)を全額マイナスする会計情報(2行目のレコード)を生成する。また、同じ金額を電力生産事業体に火力電力料として計上するための会計情報(3行目のレコード)を生成する。このようにしてリスク配置部13は、リスク配置テーブルに基づいて、あるリスクに関係する科目を含んだ会計情報に対しグループ内取引を表す会計情報を生成し、リスクを適切な事業体に配置する。なお、燃料費(火力電力精算料分)についても同様である。
図7は、本発明の第一の実施形態によるリスクの配置方法を説明するための第二の図である。
図7は、燃料費調整額による燃料価格の変動に対する収入と支出の時間的リスクを説明するための図である。為替や燃料価格は、市況により日々変化し、それに伴い燃料費の支払額も変化する。燃料費調整額は、燃料の価格変動を電気料金に反映させるために算定される金額である。燃料費調整額の算定方法は、燃料調整額制度によって定められており、3か月間の原油などの貿易統計価格の平均値を、数か月後の電気料金に反映させる仕組みとなっている。例えば、図7が示すように1〜3月の貿易統計価格の平均値は、6月の電気料金に反映され、2〜4月の貿易統計価格の平均値は、7月の電気料金に反映される。また、3〜5月の貿易統計価格の平均値は、8月の電気料金に反映される。従って、燃料費調整額は、燃料費の変動を埋めるものではあるが、燃料費としてグループ外に支払う時期と、燃料費調整額による収入が得られる時期にはずれがあり、この時間差がリスクとなる。
そこで、リスク配置部13は、上述の第一の類型の「関係する類似のリスクが複数の事業体に存在する場合は、より大きな契約やリスクを持つ箇所にリスクを集中させる」というルールに則って、燃料費調整額のリスクを電力生産事業体に配置する。具体的には、リスク配置部13は、配賦後テーブルから読み込んだ会計情報に燃料費(燃料費調整額分)が含まれていると、リスク配置テーブルを参照し、燃料費(燃料費調整額分)に対するリスク配置元事業体コード、リスク配置先事業体コード、配置先科目コードを取得する。そして、リスク配置部13は、リスク配置元事業体(顧客サービス事業体)、リスク配置先事業体(電力生産事業体)のそれぞれについて、燃料費調整額に関するグループ内取引の会計情報を生成し、配賦後テーブルに追加する。生成する会計情報の一例は、図6を用いて説明したとおりである。
このリスク配置により、顧客サービス事業体が、電力生産事業体へ燃料費調整額を全額支払うというグループ内取引が生じる。これにより、為替や燃料価格の変動によるリスクを電力生産事業体へ集中することができる。このグループ内取引によって、顧客サービス事業体が、電力生産事業体へ支払う火力電力料は、以下の式で表される値となる。
火力電力料 = 基本料金体系による料金 + 火力電力精算料 + 燃料費調整額
・・・式1
なお、基本料金体系による料金とは、固定料金や従量料金などの顧客が選択した様々な料金メニューによって定められる料金である。なお、右辺第2項の火力電力精算料については次に説明する。
図8は、本発明の第一の実施形態によるリスクの配置方法を説明するための第三の図である。
図8は、電力の需要変動による発電コストと販売価格の差額によるリスクを説明するための図である。図8の縦軸は、電力の供給量を示しており、横軸は電力需要を示している。また、図中、符号41が示す領域は、石炭燃料によって発電された電力量を示している。符号42が示す領域は、ガス燃料によって発電された電力量を示している。符号43が示す領域は、石油燃料によって発電された電力量を示している。つまり、図8は、供給電力量ごとの燃料の構成比率を示している。これら石炭、ガス、石油のうち、発電コストは、石炭が最も安く、続いてガス、石油の順に高価になる。従って、例えばなるべく石炭の割合を増やし石油の割合を減らせば、発電コストは安く済む。しかし、各燃料には、石炭は安価だがCO2の排出量が多く需要変動への対応に向かない、ガスは年間契約ベースで調達に弾力性が無く、石油は入手しやすいが価格が高い、などの諸事情があり、図8が示すような構成比率となっている。図8は、電力需要が少なければ少ない程、石炭の割合が高くなって発電コストが下がり、電力需要が多くなると石油の割合が高くなって発電コストが高くなることを示している。一方、符号44は、計画電力需要を示しており、顧客サービス事業体はこの予測に基づいて電気料金を設定する。顧客に設定した電気料金は、燃料構成の違いによる発電コストの変動に関わらず一定である。従って、電力需要の増減によって、発電コストと販売価格の差は変動することになる。この需要変動による発電コストと販売価格の差がリスクとなる。
需要変動は、天候や景気によって変動する。天候や景気の予想に基づいて電気料金の販売価格を決定したり、電力の販売計画を立てるのは、顧客サービス事業体である。従って、第二の類型に基づいて、この需要変動による発電コストと販売価格の差によるリスクを、顧客サービス事業体に配置する。例えば、電力需要が多く発電コストが増加したときは、顧客サービス事業体は、発電コストと販売価格の差額を電力発電事業体に支払い、発電コストの増加分を補填する。また、逆に電力需要が少なく発電コストが低下したときは、顧客サービス事業体は、発電コストと販売価格の差額(マイナスの値)を電力生産事業体へ支払う。既述のように、発電コストと販売価格の差額を火力電力精算料というが、式1が示すように火力電力精算料は火力電力料に振替えられるので、電力需要が多い場合、顧客サービス事業体は、標準よりも高い単価設定での火力電力料を電力生産事業体へ支払い、電力需要が少ない場合、顧客サービス事業体は、標準よりも安い単価設定での火力電力料を電力生産事業体へ支払うことになる。このように、火力電力精算料を電力生産事業体へ支払うことによって、顧客サービス事業体は、天候や景気の変動リスクを負担する。
リスク配置部13の処理について説明する。リスク配置部13は、配賦後テーブルから読み込んだ会計情報に燃料費(火力電力精算料分)が含まれていると、リスク配置テーブルを参照し、燃料費(火力電力精算料分)に対するリスク配置元事業体コード、リスク配置先事業体コード、配置先科目コードを取得する。そして、リスク配置部13は、リスク配置元事業体(顧客サービス事業体)、リスク配置先事業体(電力生産事業体)のそれぞれについて、火力電力精算料に関するグループ内取引の会計情報を生成し、配賦後テーブルに追加する。なお、会計装置1に火力電力精算料を示す科目(例えば「燃料費(火力電力精算料分)」)が設定されていない場合、リスク配置部13が、記憶部15から電力の販売価格と発電コストとを読み取って火力電力精算料を計算してもよい。
図9は、本発明の第一の実施形態によるリスク配置処理の一例を示すフローチャートである。
図9を用いて、図4のフローチャートのステップS2の配賦処理において、リスク配置部13がリスクに関する会計情報を各事業体に配置する処理について説明する。
まず、リスク配置部13は、配賦処理部12が記憶部15の配賦後テーブルに書き出した会計情報を1件ずつ読み取り、その勘定科目が、図5で例示したリスク配置テーブルに登録されているかどうかを判定する(ステップS11)。登録されていない場合(ステップS12;No)、このフローチャートの処理は終了する。登録されている場合(ステップS12;Yes)、リスク配置部13は、リスク配置テーブルに基づいて、読み取った会計情報に対してリスク配置処理を行う(ステップS13)。例えば、勘定科目が燃料費である場合、図3(b)で例示したように配賦処理部12が既に当該勘定科目を電力生産事業体に配賦している。また、図5で例示したようにリスクの配置元も配置先も電力生産事業体となっており、配置の前後で科目の変更もない。このような場合、リスク配置部13は、特にこれ以上処理を行わない。また、例えば、勘定科目が燃料費(燃料費調整額分)や燃料費(火力電力精算料分)である場合、リスク配置部13は、リスク配置元事業体の現在の科目からリスク配置先事業体の配置先科目へ振替える会計情報を生成し、配賦後テーブルに追加する。このようにしてリスク配置部13は、会計情報を用いてリスクを各事業体に配置する。
本実施形態によれば、電力会社の電力供給事業におけるリスクを、各事業体の事業内容や役割に応じて適切に配置することができ、電力会社は、リスクを明確に把握することができるようになる。また、各事業体においても管理すべきリスクが明確になり、リスクマネジメントし易くなる。
なお、図5で例示したリスク配置テーブルの1行目、2行目は、契約箇所情報の一例である。また、同テーブルの3行目は、計画作成箇所情報の一例である。また、同テーブルの4行目は、設備所有箇所情報の一例である。また、顧客サービス事業体は、第一事業体の一例であり、電力生産事業体は第二事業体の一例である。
上述の会計装置1は内部にコンピュータを有している。そして、上述した会計装置1の各処理の過程は、プログラムの形式でコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記憶されており、このプログラムをコンピュータが読み出して実行することによって、上記処理が行われる。ここでコンピュータ読み取り可能な記録媒体とは、磁気ディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、DVD−ROM、半導体メモリ等をいう。また、このコンピュータプログラムを通信回線によってコンピュータに配信し、この配信を受けたコンピュータが当該プログラムを実行するようにしてもよい。
また、上記プログラムは、前述した機能の一部を実現するためのものであってもよい。さらに、前述した機能をコンピュータシステムにすでに記録されているプログラムとの組み合わせで実現できるもの、いわゆる差分ファイル(差分プログラム)であってもよい。
その他、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で、上記した実施の形態における構成要素を周知の構成要素に置き換えることは適宜可能である。また、この発明の技術範囲は上記の実施形態に限られるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において種々の変更を加えることが可能である。例えば、本実施形態の会計装置1は、1台のコンピュータにより実現されてもよいし、2台以上のコンピュータを有線または無線で接続し、これら複数のコンピュータにより実現されてもよい。また、第一事業体と第二事業体は、それぞれ異なる企業でもよいし、同じ企業内の異なる部門等でも構わない。
1・・・会計装置
10・・・入力受付部
11・・・会計情報取得部
12・・・配賦処理部
13・・・リスク配置部
14・・・帳票出力部
15・・・記憶部
16・・・制御部

Claims (6)

  1. 電力供給に係る複数の事業体からなる企業体の会計情報に含まれる勘定科目のうち、電力を顧客に供給するにあたり前記企業体に生じるリスクに関する勘定科目を、各事業体の事業内容と各事業体の負うべきリスクとに基づいて前記各事業体に対応付けるリスク配置部、
    を備えることを特徴とする会計装置。
  2. 前記リスク配置部は、前記リスクに関する勘定科目と前記各事業体との対応付けを、前記勘定科目と前記複数の事業体のうちその勘定科目に係る契約を行った事業体とを対応付けた契約箇所情報と、前記勘定科目と前記複数の事業体のうちその勘定科目に係る設備を所有する事業体とを対応付けた設備所有箇所情報と、前記勘定科目と前記複数の事業体のうちその勘定科目に係る金額の計画を行った事業体とを対応付けた計画作成箇所情報とに基づいて決定する
    ことを特徴とする請求項1に記載の会計装置。
  3. 前記リスク配置部は、前記決定に基づいて、ある事業体に計上された前記リスクに関する勘定科目を、他の事業体へ振替える
    ことを特徴とする請求項2に記載の会計装置。
  4. 前記複数の事業体は、顧客に電力を販売する第一事業体と、電力を生産する第二事業体とを含み、
    前記リスク配置部は、前記勘定科目のうち電力生産に用いる燃料の価格変動に対する時間的なずれによるリスクを含む燃料費調整額を、前記契約箇所情報に基づいて前記第一事業体から前記第二事業体における火力発電による収入を示す火力電力料に振替える
    ことを特徴とする請求項3に記載の会計装置。
  5. 前記複数の事業体は、顧客に電力を販売する第一事業体と、電力を生産する第二事業体とを含み、
    前記リスク配置部は、前記勘定科目のうち電力の需要変動による顧客に対する電力の販売価格と発電コストとの差がもたらすリスクに関する火力電力精算料を、前記計画作成箇所情報に基づいて、前記第一事業体から前記第二事業体における火力発電による収入を示す火力電力料に振替える
    ことを特徴とする請求項3又は請求項4に記載の会計装置。
  6. 会計装置のコンピュータを、
    電力供給に係る複数の事業体からなる企業体の会計情報に含まれる勘定科目のうち、電力を顧客に供給するにあたり前記企業体に生じるリスクに関する勘定科目を、各事業体の事業内容と各事業体の負うべきリスクとに基づいて前記各事業体に対応付ける手段、
    として機能させるためのプログラム。
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