JP2012088932A - 会計システム、会計方法、及びプログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】財務会計の評価会計年度に事業組織の変更が発生していても、過去の会計年度データを評価会計年度のデータに正確に対応させることができる状態にデータを管理することが可能な会計システム、会計方法、及びプログラムを提供する。
【解決手段】法人会社を含む個々の団体で発生する取引情報を収集した関連会計システムデータベースから、勘定科目を含む社外との取引情報、勘定科目を含まない社外との取引情報、関連会社間の同一事業セグメント内取引情報、および社内の異なる事業セグメント間取引情報の4つのデータを抽出する発生取引取込手段と、前記4つのデータに含まれる勘定科目または取引分類区分を統一し、1つに纏めた仕訳明細データを作成する仕訳明細作成手段と、前記仕訳明細データを、評価会計年度に依存する可能性のあるセグメント情報明細データと評価会計年度に依存しない財務会計データとに分離するセグメント情報作成手段と、を備える。
【選択図】図1

Description

本発明は会計システム、会計方法、及びプログラムに関する。例えば、発生会計年度に集計されたデータを、評価会計年度に集計されたデータと比較するために変換処理する会計システム、会計方法、及びプログラムに関する。
取引情報に関するデータは、各法人会社等の関連会計システムにて発生する。このデータには、営業活動による製品の販売、営業活動に伴う原材料および部品の購買、固定資産取引、間接的な経費、階層会社の部門間振替、人事給与・賞与等の取引データが含まれる。これらの取引データから、発生会計年度、会社組織、取引発生時の外部取引先情報等に依存する会計用の仕訳明細データが作成される。
この仕訳明細データは、評価会計年度ごとに集計され、過去に集計された仕訳明細データと比較することで、評価会計年度の報告が行われる。したがって、事業組織の変更等が発生した場合、財務会計システムや管理会計システムにおいて、過去の会計年度データを、評価会計年度の事業セグメントに対応させた上で、仕訳明細データを集計する必要がある。
このように、評価会計年度において、事業セグメントの変更や組織の変更が発生し、過去に財務報告された仕訳明細データを変換する必要がある場合、按分等の手法が用いられる。この手法では、データ集計および分析処理技術を用いて、売上高や費用等の圧縮された会計集約値に対し、評価会計年度の事業規模と過去の事業規模との相対的な比率を推定し、仕訳明細データの分割や統合を行う。このようにして、過去の会計年度データの補正変更を行い、評価会計年度と比較した情報を提示していた。
なお、本発明に関連する公知技術文献としては下記の特許文献1がある。
特開2007−122388号公報
国内および海外の会計ルール変更に伴い、会計報告の正確性と決算後短期間の報告開示が求められており、監査手順期間も含めて短期間で正確かつ公正な報告が必要となる。
上述の按分等の手法では、売上金額や人員比などの簡易な比率で分割や統合を行うため、発生会計年度の財務状態を正確に表現できない。そのため、過去に発生した仕訳明細データが、発生会計年度の仕訳明細データに正確に対応せず、集計結果に誤差が生じるおそれがある。また、按分に使用する比率に応じて、過去の会計年度データの変換結果が異なるため、正確性の検証が難しい。
したがって、発生時の財務状態を正確に表現するには、過去に発生した仕訳明細データを、評価会計年度の事業会社組織に正確に対応するように変換してから、集計結果を算出する必要がある。つまり、事業組織の変更が発生している場合、発生会計年度の組織と評価会計年度の組織の対応を考慮した妥当な基準により集計する会計システムが求められる。また、過去の会計年度データの変換結果の妥当性を提示する会計システムが求められる。
また、従来、製品の販売および部品材料の購買に関する取引データを関連会計システムから取り込む場合、これらの取引伝票に付加される情報は、社内管理用の分析情報として使用していた。しかしながら、ルール変更により社外公開の財務会計情報として複数年度の公開を行う必要が生じ、取引伝票に付加される情報を用いて過去の年度で発生した取引を訴求して分析する必要が生じる。
本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであり、財務会計の評価会計年度に事業組織の変更が発生していても、過去の会計年度データを評価会計年度のデータに正確に対応させることができる状態にデータを管理することが可能な会計システム、会計方法、及びプログラムを提供する。
本発明の会計システムは、法人会社を含む個々の団体で発生する取引情報を収集した関連会計システムデータベースから、勘定科目を含む社外との取引情報、勘定科目を含まない社外との取引情報、関連会社間の同一事業セグメント内取引情報、および社内の異なる事業セグメント間取引情報の4つのデータを抽出する発生取引取込手段と、前記4つのデータに含まれる勘定科目または取引分類区分を統一し、1つに纏めた仕訳明細データを作成する仕訳明細作成手段と、前記仕訳明細データを、評価会計年度に依存する可能性のあるセグメント情報明細データと評価会計年度に依存しない財務会計データとに分離するセグメント情報作成手段と、を備えることを特徴とする。
財務会計の評価会計年度に事業組織の変更が発生していても、過去の会計年度データを評価会計年度のデータに正確に対応させることができる状態にデータを管理することが可能な会計システム、会計方法、及びプログラムを提供する。
本発明の実施形態に係る会計システムの構成図である。 本発明の実施形態に係る演算部の各手段が行う処理の流れを表すフローチャートである。 本発明の実施形態に係る発生仕訳明細データの一例である。 本発明の実施形態に係る発生取引明細データの一例である。 本発明の実施形態に係る相殺取引明細データの一例である。 本発明の実施形態に係る社内仕入売上振替明細データの一例である。 本発明の実施形態に係る取引勘定科目変換マスタデータの一例である。 本発明の実施形態に係るセグメント情報の変換定義マスタデータの一例である。 本発明の実施形態に係る仕訳明細データの一例である。 本発明の実施形態に係るバージョン管理テーブルの一例である。 本発明の実施形態に係るセグメント情報明細データの一例である。 本発明の実施形態に係る財務会計データの一例である。 本発明の実施形態に係るセグメント情報明細データの変換処理の流れを表すフローチャートである。 本発明の実施形態に係る仕訳明細集計手段の処理の流れを表すフローチャートである。 本発明の実施形態に係る財務会計集計対象データの一例である。 本発明の実施形態に係るセグメント階層マスタデータの一例である。
本発明は、会計システム、会計方法、及びプログラムに関するものである。以下、添付図面を参照して本発明の実施形態について説明する。ただし、本実施形態は、本発明を実施するための一例に過ぎず、本発明の技術的範囲を限定するものではないことに注意すべきである。また、各図において共通の構成には同一の参照番号が付されている。
<会計システムの構成>
図1は、本発明の実施形態に係る会計システムの構成図である。本発明の会計システム100は、演算部101、演算部101にローカル接続されたデータ処理部102、ならびに演算部101にネットワーク接続された関連会計システムデータベース103、入出力装置104、および集計出力装置105を備える。
演算部101は、アプリケーションサーバ装置等であり、発生取引取込手段106、仕訳明細作成手段107、セグメント情報作成手段108、仕訳明細集計手段109、およびセグメント情報変換手段110を備える。
データ処理部102は、データベースサーバ装置の補助記憶装置であり、発生仕訳明細データ111、発生取引明細データ112、相殺取引明細データ113、社内仕入売上振替明細データ114、取引勘定科目変換マスタデータ115、仕訳明細データ116、セグメント情報の変換定義マスタデータ117、セグメント情報明細データ118、財務会計データ119、財務会計集計対象データ120、バージョン管理テーブル121を記憶データとして備える。発生仕訳明細データ111、発生取引明細データ112、相殺取引明細データ113、および社内仕入売上振替明細データ114の4つのデータは、それぞれ関連会計システムデータベース103から抽出した勘定科目を含む社外との取引情報、勘定科目を含まない社外との取引情報、関連会社間の同一事業セグメント内取引情報、および社内の異なる事業セグメント間取引情報である。これら4つの事業組織に関係する、発生仕訳明細データ111、発生取引明細データ112、相殺取引明細データ113、および社内仕入売上振替明細データ114は、評価会計年度ごとのデータに変換する必要が生じる可能性がある。取引勘定科目変換マスタデータ115は、発生仕訳明細データ111、発生取引明細データ112、相殺取引明細データ113、および社内仕入売上振替明細データ114に含まれる取引分類区分または勘定科目を共通勘定科目に統一変換処理をするためのデータである。仕訳明細データ116は、統一変換後のデータである。セグメント情報の変換定義マスタデータ117は、評価会計年度において、事業組織の変更があった場合に、セグメント情報明細データ118を評価会計年度用に変換するためのデータである。セグメント情報明細データ118は、仕訳明細データ116から、事業組織に関する取引情報を分離したデータである。財務会計データ119は、仕訳明細データ116から、共通勘定科目、共通取引先情報、貸借区分、および金額を含む会計情報を分離したデータである。財務会計集計対象データ120は、セグメント情報明細データ118と財務会計データ119の集計結果である。
関連会計システムデータベース103は、法人会社を含む個々の団体で発生する取引情報を収集し、システム等で区分したものである。当該取引情報は、関連会計システム122からネットワークまたは媒体経由で提供される。なお、関連会計システムデータベース103は、関連会計システム122とネットワーク接続されている場合は、逐次提供されたデータを取得可能である。しかし、異なる法人会社およびシステムの管理方法によっては、毎日から月次間隔でまとめてデータ提供される場合もある。この場合は、媒体経由で格納することもできる。
入出力装置104は、キーボード、マウス等の入力手段および表示手段を含むコンピュータ或いは端末装置等であり、関連会計システム122からの取引情報を関連会計システムデータベース103に取り込む指示を行い、演算部101に対して各種の処理を指示し、その結果を表示する。
集計出力装置105は、財務会計集計対象データ120を用いて、CSV形式等で外部にデータ提供を行ったり、仕訳明細データ116および組織階層情報を含むセグメント階層マスタデータ(図1に示さない)に基づき、各種の財務会計用途の集計帳票や画面出力の基礎データへ加工したりする。
<各手段の処理の概要>
図2は、本発明の実施形態に係る演算部101の各手段が行う処理の流れを表すフローチャートである。
S201〜204では、発生取引取込手段106が、発生仕訳明細データ111、発生取引明細データ112、相殺取引明細データ113、および社内仕入売上振替明細データ114の4つのデータを取り込む。
S205では、仕訳明細作成手段107が、取引勘定科目変換マスタデータ115およびセグメント情報の変換定義マスタデータ117を用いて、取り込んだ4つのデータに含まれる勘定科目または取引分類区分を統一し、1つに纏めた仕訳明細データ116を作成する。
S206および207では、セグメント情報作成手段108が、仕訳明細データ116を取り込み、仕訳明細データ116の全データに対し、以降のループ処理を行う。すべての仕訳明細データ116が処理済の場合は、ループを終了する。
S208では、セグメント情報作成手段108が、セグメント情報キー(後述)を順次作成しながら、仕訳明細データ116から評価会計年度に依存するセグメント情報明細データ118を分離する。セグメント情報キーは、発生会計年度に対してユニークなキーである。このとき、セグメント情報の変換定義マスタデータ117を参照し、指定されたバージョンに対応する各種セグメント区分の変換前コードを変換後コードへ変換した後、セグメント情報明細データ118を作成する。
S209では、セグメント情報作成手段108が、仕訳明細データ116から評価会計年度に依存しない財務会計データ119を分離する。
<発生取引取込手段の処理>
上述のS201〜204における発生取引取込手段106が取り込む4つのデータについて詳細に説明する。
図3は、本発明の実施形態に係る発生仕訳明細データ111の一例である。このデータは、関連会計システムデータベース103から抽出した勘定科目を含む社外との取引情報である。発生仕訳明細データ111は、関連会計システム側の法人会社を識別するための区分コードである会社区分301、関連会計システム側で会計取引が発生した年度を表す発生会計年度302、関連会計システム側で統計処理をした年月を表す統計年月303、関連会計システム側の仕訳明細データが発生した計上日304、関連会計システム側の付加情報である伝票タイプ305および伝票番号306、関連会計システム側の仕訳明細データが発生した主体組織であって主として伝票起票元組織を示す組織307、関連会計システム別に発生した科目を表す勘定科目308、取引金額の簿記上の仕訳状態を示す貸借区分309および金額310、管理会計用およびセグメント情報を生成するための付加情報となる取引先情報311および製品情報312を有する。なお、便宜上、図では各項目には用語を入力している箇所があるが、実際はコード番号が入力されている。以下の図においても同様とする。
図4は、本発明の実施形態に係る発生取引明細データ112の一例である。このデータは、関連会計システムデータベース103から抽出した勘定科目を含まない社外との取引情報である。発生取引明細データ112は、会社区分401、発生会計年度402、統計年月403、計上日404、伝票タイプ405、伝票番号406、組織407、取引分類区分408、補助区分409、貸借区分410、金額411、取引先情報412、製品情報413を有する。図4に含まれる項目は、取引分類区分408および補助区分409以外は、図3と同様である。取引分類区分408は、関連会計システム側で発生した取引を区別するための区分であり、前述の勘定科目308に対応する。補助区分409は、勘定科目の補助情報としての取引先情報を表す。
図5は、本発明の実施形態に係る相殺取引明細データ113の一例である。このデータは、関連会計システムデータベース103から抽出した関連会社間の同一事業セグメント内取引情報であり、前述の発生仕訳明細データ111または発生取引明細データ112に対し、同一事業セグメント内の内部取引として相殺消去を行うためのものである。相殺取引明細データ113は、会社区分501、発生会計年度502、統計年月503、計上日504、伝票タイプ505、伝票番号506、組織507、取引分類区分508、補助区分509、貸借区分510、金額511、取引先情報512、製品情報513を有する。図5に含まれる項目は、図4と同様である。なお、貸借区分510は、関連会計システム側の取引を相殺する意味で、図3のデータと逆になっている。また、取引先情報512は、相殺仕訳の相手組織を参照するために使用する。
図6は、本発明の実施形態に係る社内仕入売上振替明細データ114の一例である。このデータは、関連会計システムデータベース103から抽出した社内の異なる事業セグメント間取引情報である。社内仕入売上振替明細データ114は、会社区分601、発生会計年度602、統計年月603、計上日604、伝票タイプ605、伝票番号606、組織607、取引分類区分608、補助区分609、貸借区分610、金額611、取引先情報612、製品情報613を有する。ここで、取引先情報612は、取引の相手となる同一社内の異なる事業セグメントである。
なお、社内の製品・在庫品の取引のような異なる事業セグメント間の取引であっても、関連会計システムにおいて事業セグメント間売上または事業セグメント間仕入と認識できない場合がある。この場合は、社内振替伝票や社内在庫移動伝票取引を用いることで、事業セグメント間取引を正しく抽出する。
<仕訳明細作成手段の処理>
上述のS205において、仕訳明細作成手段107が、4つのデータに含まれる取引分類区分または勘定科目を共通勘定科目へ統一変換し、仕訳明細データ116を作成する処理について詳細に説明する。まず、統一変換するために用いる取引勘定科目変換マスタデータ115およびセグメント情報の変換定義マスタデータ117、ならびに統一変換後の仕訳明細データ116について説明する。
図7(a)および(b)は、本発明の実施形態に係る取引勘定科目変換マスタデータ115の一例である。このデータは、発生仕訳明細データ111に含まれる勘定科目と、発生取引明細データ112、相殺取引明細データ113、および社内仕入売上振替明細データ114に含まれる取引分類区分を、共通勘定科目へ統一変換処理するためのマスタデータである。図7(a)は、取引分類区分を項目に有するデータを統一変換するための取引勘定科目変換マスタデータ(取引分類区分)であり、発生会計年度701、会社区分702、取引分類区分703、共通勘定科目704、備考705を有する。図7(b)は、勘定科目を項目に有するデータを統一変換するための取引勘定科目変換マスタデータ(勘定科目)であり、取引分類区分703の代わりに勘定科目(関連システム別)706を有する。
図8は、本発明の実施形態に係るセグメント情報の変換定義マスタデータ117の一例である。このデータは、発生仕訳明細データ111、発生取引明細データ112、相殺取引明細データ113、および社内仕入売上振替明細データ114に含まれる組織、取引先、製品の変換前コードを、セグメント変更後の変換後コードへ統一変換処理するためのデータである。セグメント情報の変換定義マスタデータ117は、セグメント区分801、発生会計年度802、バージョン(評価年度)803、会社区分804、変換前コード805、変換後コード(1)806、および変換後コード(2)807を有する。図8の取引先セグメントの変換後コード(2)については、出荷先セグメントを示す。出荷先セグメントは、出荷先住所を各データより取得し判定する方法が正確だが、取引先の住所から推定する。
図9は、本発明の実施形態に係る仕訳明細データ116の一例である。このデータは、4つのデータに含まれる勘定科目または取引分類区分を、図7の共通勘定科目704に定義された変換後コードに従って共通勘定科目へ統一変換し、また、4つのデータに含まれる取引先情報または補助区分を図8の変換後コード(1)806および変換後コード(2)807に従って共通取引先情報へ統一変換し、同一の項目データに統合したものである。また、変換前の情報は、後述するセグメント情報明細データ118を作成する際に使用するため、これら情報も参考情報として付加する。したがって、仕訳明細データ116は、変換および統合処理後の発生会計年度901、統計年月902、計上日903、組織904、共通勘定科目905、貸借区分906、金額907、共通取引先情報908、および製品情報909、ならびに変換前の情報である元会社区分910、元伝票タイプ911、元取引分類区分912、元勘定科目(関連システム別)913、元取引先情報914を有する。ここで、共通取引先情報908は関連会社共通の取引先情報であり、元取引先情報914は元会社区分910に従属する情報である。
次に、仕訳明細データ116へ統一変換する処理について説明する。
まず、共通勘定科目への統一変換について、以下に示す「(1−1)図3の発生仕訳明細データ111に対する共通勘定科目の統一変換」、および「(1−2)図4の発生取引明細データ112に対する共通勘定科目の統一変換」を例に説明する。
(1−1)発生仕訳明細データ111に対する共通勘定科目の統一変換
図3の発生仕訳明細データ111の会社区分301、発生会計年度302、勘定科目(関連システム別)308を変換前のキーとして、図7(b)の取引勘定科目変換マスタデータ(勘定科目)の同項目を検索し、取引勘定科目変換マスタデータ(勘定科目)と一致した行に記載された共通勘定科目が変換後コードとなる。例えば、図3の最上行について変換後コードを取得する場合、会社区分(CM01)、発生会計年度(2001)、勘定科目(100000)と、図7(b)の取引勘定科目変換マスタデータ(勘定科目)の最上行の同項目とが一致する。したがって、図3の最上行の変換後コードは、U001000である。
(1−2)発生取引明細データ112に対する共通勘定科目の統一変換
図4の発生取引明細データ112の会社区分401、発生会計年度402、取引分類区分408を変換前のキーとして、図7(a)の取引勘定科目変換マスタデータ(取引分類区分)の同項目を検索し、取引勘定科目変換マスタデータ(取引分類区分)と一致した行に記載された共通勘定科目が変換後コードとなる。例えば、図4の最上行について変換後コードを取得する場合、会社区分(CM01)、発生会計年度(2001)、取引分類区分(売上)と、図7(a)の取引勘定科目変換マスタデータ(取引分類区分)の最上行の同項目とが一致する。したがって、図4の最上行の変換後コードは、U001000である。なお、相殺取引明細データ113および社内仕入売上振替明細データ114も同様に共通勘定科目を取得する。
次に、共通取引先情報への統一変換について、図3の発生仕訳明細データ111を例に説明する。
図3の発生仕訳明細データ111の会社区分301、発生会計年度302、取引先情報311を変換前のキーとする。そして、図8のセグメント情報の変換定義マスタデータ117のセグメント区分が「02−取引先セグメント」のうち、変換前のキーと一致した行に記載された変換後コード(1)および変換後コード(2)を取得する。例えば、図3の最上行について変換後コードを取得する場合、会社区分(CM01)、発生会計年度(2001)、取引先情報(A商店)と、図8のセグメント情報の変換定義マスタデータ117の上から12番目の同項目とが一致する。したがって、図3の最上行の変換後コードは、DB001およびCOUNTRY01である。なお、発生取引明細データ112、相殺取引明細データ113および社内仕入売上振替明細データ114も同様に共通取引先情報を取得する。
このようにして、発生仕訳明細データ111の勘定科目(関連システム別)の変換前コード、ならびに発生取引明細データ112、相殺取引明細データ113、および社内仕入売上振替明細データ114の取引分類区分の変換前コードを、共通勘定科目の変換後コードに変換し、仕訳明細データ116が作成される。
<セグメント情報作成手段の処理>
(発生会計年度と評価会計年度が同一の場合)
上述のS206〜208において、セグメント情報作成手段108が、仕訳明細データ116からセグメント情報明細データ118および財務会計データ119を分離する処理について説明する。ここでは、発生会計年度と評価会計年度が同一であるとする。なお、発生会計年度と評価会計年度が異なる場合については、後述する。
はじめに、バージョン管理テーブル121を参照し、指定された発生会計年度と評価会計年度とからバージョンを決定する。なお、ここでは、発生会計年度と評価会計年度とは同一値の組合せとする。発生会計年度と評価会計年度が異なる場合は、バージョンを変更して複数のセグメント情報明細データ118を生成する必要がある。これについては後述する。
図10は、本発明の実施形態に係るバージョン管理テーブル121の一例である。バージョン管理テーブル121は、評価会計年度のバージョンを決定するためのデータであり、発生会計年度1001、評価会計年度1002、バージョン(評価年度)1003、備考1004を有する。例えば、発生会計年度が2002年、評価会計年度が2002年の場合、バージョンは2002_00となる。
次に、セグメント情報の変換定義マスタデータ117(図8)を参照する。セグメント情報の変換定義マスタデータ117は、関連会計システムから取得した組織セグメント、取引先セグメント、製品セグメント、出荷先セグメントに関する関連会計システム側の情報を、発生会計年度と評価会計年度を基準に、共通的なセグメント情報に変換するために使用する。セグメント区分801は、セグメントの種類を定義し、組織セグメント、取引先セグメント、製品セグメント、出荷先セグメントの4つがあるが、それ以外でもよい。
セグメント情報の変換定義マスタデータ117において、セグメント区分、発生会計年度、バージョン(評価年度)、会社区分、変換前コードの5種類の検索キーが一致した場合に、同行に記載された変換後コードを取得する。バージョン(評価年度)は図4のバージョン管理テーブルで決定したものを使用する。以下、変換手順について、以下に示す「(2−1)組織セグメント」、「(2−2)取引先セグメントおよび出荷先セグメント」、「(2−3)製品セグメント」を例に説明する。
(2−1)組織セグメントの変換手順
図9の仕訳明細データ116の項目のうち、発生会計年度901、組織904、元会社区分910、および図10のバージョン管理テーブルで決定したバージョンを検索キーとし、図8のセグメント情報の変換定義マスタデータ117のセグメント区分801が「01−組織セグメント」を検索する。そして、発生会計年度802、バージョン(評価年度)803、会社区分804、変換前コード805(この場合は組織のコード)が一致する行に記載された変換後コード(1)を組織セグメントとして取得する。
(2−2)取引先セグメントおよび出荷先セグメントの変換手順
図9の仕訳明細データ116の項目のうち、発生会計年度901、元会社区分910、元取引先情報914、および図10のバージョン管理テーブルで決定したバージョンを検索キーとし、図8のセグメント情報の変換定義マスタデータ117のセグメント区分801が「02−取引先セグメント」を検索する。そして、発生会計年度802、バージョン(評価年度)803、会社区分804、変換前コード805(この場合は取引先情報のコード)が一致する行に記載された変換後コード(1)および(2)を取引先セグメントおよび出荷先セグメントとして取得する。
(2−3)製品セグメントの変換手順
図9の仕訳明細データ116の項目のうち、発生会計年度901、元会社区分910、製品情報909、および図10のバージョン管理テーブルで決定したバージョンを検索キーとし、図8のセグメント情報の変換定義マスタデータ117のセグメント区分801が「03−製品セグメント」を検索する。そして、発生会計年度802、バージョン(評価年度)803、会社区分804、変換前コード805が一致する行に記載された変換後コード(1)を製品セグメントとして取得する。
図11は、本発明の実施形態に係るセグメント情報明細データ118の一例である。このデータは、発生会計年度と評価会計年度間で事業組織が変更する可能性を考慮し、評価会計年度ごとに変換する必要がある、または変更する可能性があるデータを仕訳明細データ118から分離したものである。セグメント情報明細データ118は、セグメント情報のIDとなるセグメント情報キー1101、発生会計年度1102、バージョン管理テーブル121から決定した評価会計年度のバージョン1103、セグメントの種類である組織セグメント1104、取引先セグメント1105、製品セグメント1106、および出荷先セグメント1107、付加情報である分析セグメント1108〜1110を有する。ただし、ここに示した情報以外も付加可能である。
セグメント情報キー1101、発生会計年度1102、バージョン1103の組み合わせにより、ユニークなレコードを定義可能である。したがって、このデータは、発生会計年度1102と発生会計年度を除く複数の評価会計年度とを組み合わせて、複数個作成する。
次に、上述のS209において、仕訳明細データ116から財務会計データを分離する処理について説明する。
分離する項目は、図9の仕訳明細データ116の項目のうち、発生会計年度901、統計年月902、共通勘定科目905、共通取引先情報908、貸借区分906、金額907、組織904、元取引先情報914、製品情報909、元伝票タイプ911、元会社区分910である。これに加え、前述のセグメント情報明細データ118と関連付けるためのセグメント情報キーを追加する。
図12は、本発明の実施形態に係る財務会計データ119の一例である。このデータは、発生会計年度と評価会計年度間で事業組織が変更しても影響のないデータを仕訳明細データ116から分離したものである。財務会計データ119は、セグメント情報明細データ118に対応するセグメント情報キー1201、発生会計年度1202、統計年月1203、共通勘定科目1204、共通取引先情報1205、貸借区分1206、金額1207、発生時−組織1208、発生時−取引先情報1209、発生時−製品情報1210、元伝票タイプ1211、元会社区分1212を有する。このうち、発生時−組織1208、発生時−取引先情報1209、および発生時−製品情報1210は、仕訳明細データ116の組織904、元取引先情報914、製品情報909に対応する。
この財務会計データは、評価会計年度および組織情報が変更されても、変換する必要はない。セグメント情報明細データ118を変更する必要があるとされた場合は、変更後のセグメント情報明細データ118のセグメント情報キーと同一のセグメント情報キーを有する別のバージョンを作成すればよい。
(発生会計年度と評価会計年度が異なる場合)
次に、発生会計年度と評価会計年度が異なる場合において、セグメント情報変換手段110が、セグメント情報明細データ118を評価会計年度用に変換する処理について説明する。評価会計年度において、過去に作成したセグメント情報明細データ118を評価会計年度に依存した異なるバージョンのセグメント情報明細データ118に変換する。つまり、発生会計年度の組織、製品、出荷地域等が異なっていても、評価会計年度の組織や事業セグメントで前年比較が可能になる。
図13は、本発明の実施形態に係るセグメント情報明細データの変換処理を表すフローチャートである。
S1301では、バージョン管理テーブル121を用いて、評価会計年度のバージョンを決定する。図10のバージョン管理テーブル121を参照し、変換前の発生会計年度と変換後の評価会計年度とからバージョンを決定する。例えば、発生会計年度が2001年、評価会計年度が2002年の場合、バージョンは2002_01となる。
S1302および1303では、発生会計年度、評価会計年度、バージョン(評価年度)を検索キーとし、セグメント情報明細データ118から一致する項目を順次抽出するループ処理を行う。全データの変換が完了した場合は、処理を終了する。
S1304では、先に読み込んだセグメント情報明細データ118の項目のうち、01−組織セグメント、02−取引先セグメント、および03−製品セグメントに入力された変換後コード(1)に変更が生じているか否か把握する。すなわち、先に取得した財務会計データ119の項目のうち、発生会計年度と、各セグメントの変換元情報である元会社区分、発生時−組織、発生時−取引先情報、または発生時−製品情報等から変換前コードを取得する。これらの変換前コードと、S1301で決定したバージョンを検索キーとして、セグメント情報の変換定義マスタデータ117を検索する。
例えば、図12の財務会計データ119において、発生会計年度を2001、元会社区分をCM01、発生時−組織をA002、図10のバージョン管理テーブルでバージョンを2002_01として、図8のセグメント情報の変換定義マスタデータ117を検索する。すると、セグメント情報の変換定義マスタデータ117の上から9行目の行と一致するので、変換後コード(1)はB001となる。組織変更無しの場合はB002となるはずであるので、変換前コードがA002の組織は、変換時にB001の組織セグメントへ変更または統合されていることを意味する。同様に、バージョン2002_01のデータにおいて、A004の組織はB003の組織セグメントへ、A006の組織はB005の組織セグメントへ変更または統合されている。
S1305では、取得した変換後コードを用いて、セグメント情報明細データ118を評価会計年度のバージョンに変換し、セグメント情報明細データ118に追加保存する。以降、S1302に戻り、同様の処理を繰り返す。
<仕訳明細集計手段の処理>
図14は、本発明の実施形態に係る仕訳明細集計手段109の処理を表すフローチャートである。ここでは、指定されたバージョンのセグメント情報明細データ118と財務会計データ119とから集計結果を出力する。
S1401では、バージョン管理テーブル121を用いて、評価会計年度のバージョンを決定する。図10のバージョン管理テーブルにおいて、1つの評価会計年度に対し、複数の発生会計年度と比較する場合は、その組合せに応じて複数のバージョン(評価年度)を決定する。例えば、評価会計年度を2003年、対比対象となる発生会計年度を2001年、2002年、2003年とする場合、図10のバージョン管理テーブルを参照し、バージョン2003_02、2003_01、2003_00の3つを取得する。
S1402および1403では、評価会計年度によって変更されない財務会計データ119を取り込む。発生会計年度、S1401で決定したバージョン(評価年度)を検索キーとして、財務会計データ119からデータを取得する。財務会計データ119の全データに対し、以降のループ処理を行う。全データを取得した場合は、処理を終了する。
S1404では、評価会計年度と、取得した財務会計データ119に含まれるセグメント情報キーを用いて、セグメント情報明細データ118を検索し、データを取得する。
S1405では、S1404で検索されたセグメント情報明細データ118と、S1402で取得した財務会計データ119の2種類のデータを1つに編集し、財務会計集計対象データ120を出力する。
図15は、本発明の実施形態に係る財務会計集計対象データの一例である。財務会計集計対象データ120は、財務会計データ119から取得した発生会計年度1501、統計年月1502、共通勘定科目1503、共通取引先情報1504、貸借区分1505、金額1506、およびセグメント情報明細データ118から取得した組織セグメント1507、取引先セグメント1508、製品セグメント1509、出荷先セグメント1510、分析セグメント1511〜1513を有する。
<集計出力装置の処理>
次に、作成された財務会計集計対象データ120を用いて、集計出力装置105が行う処理について説明する。
作成された財務会計集計対象データ120は、評価会計年度ごとに、ネットワークまたは媒体経由で集計出力装置105に提供される。集計出力装置105は、財務会計集計対象データ120とセグメント階層マスタデータの情報とを用いて、事業セグメント別の会計情報を統合した社外公開用の財務諸表を作成し、連結貸借対照表、連結損益計算書等の主要な会計帳票を作成可能である。また、財務会計集計対象データ120およびここで作成したデータ等は、一般的なデータ分析ツールにて分析したり、外部システムにネットワークまたは媒体経由でデータを提供したり、表示手段または印刷出力装置等に出力可能である。
図16は、本発明の実施形態に係るセグメント階層マスタデータの一例である。セグメント階層マスタデータは、集計出力装置からアクセス可能である。このデータは、セグメント情報明細データ118を社外公開用の体系や社内管理会計的分類体系に変換するためのものであり、セグメント情報の変換定義マスタデータ117と関連を持って定義される。このデータを用いることで、社外公開形式の自由度が高くなる。また、管理会計用の分析としても、様々な活用が可能である。セグメント階層マスタデータは、発生会計年度1601、バージョン(評価年度)1602、セグメント区分1603、セグメントコード1604、上位セグメントコード1605、セグメント名称1606を有する。
同図を参照すると、発生会計年度が2001、バージョン(評価年度)が2001_00、セグメント区分が組織セグメントの場合、最上層が事業Aおよび事業X、以下会社B、組織C01〜C04がツリー上に位置することがわかる。
<まとめ>
本発明は、各関連会計システムの取引情報を収集した関連会計システムデータベース103から、会計取引情報に関する発生仕訳明細データ111、社外との取引情報に関する発生取引明細データ112、関連会社間の同一事業セグメント内取引情報に関する相殺取引明細データ113、および社内の異なる事業セグメント間取引情報に関する社内仕入売上振替明細データ114の4つを抽出する。この4つのデータから、勘定科目および取引先情報を共通化し、各項目を統一した仕訳明細データ116を作成する。作成した仕訳明細データ116を、評価会計年度に依存する可能性のあるセグメント情報明細データ118と評価会計年度に依存しない財務会計データ119とに分離する。これにより、財務会計の評価会計年度に事業組織の変更が発生していても、過去の会計年度データを評価会計年度のデータに正確に対応させることができる状態に、データを管理することが可能となる。
この場合において、事業組織が変更されている場合は、セグメント情報明細データ118を評価会計年度用に変換する。これにより、評価会計年度以前の事業組織変更に対応したデータ管理が可能である。
この場合において、セグメント情報明細データ118を評価会計年度用に変換する際に、発生会計年度とバージョン(評価年度)等を指定することで各種セグメントの変換後コードを検索可能なセグメント情報の変換定義マスタデータ117を使用する。これにより、事業組織の変更や各種セグメントの変更がある場合でも、変更後のセグメント情報が直ちに把握できる。よって、変更の妥当性を第三者(監査担当)に提示することが可能となる。
この場合において、評価会計年度のセグメント情報明細データ118と財務会計データ119とを集計することで、評価会計年度の財務会計集計対象データ120を出力する。また、過去に評価されたセグメント情報明細データ118と財務会計データ119とを集計することで、過去の財務会計集計対象データ120を出力する。これにより、IFRSが適用される連結財務報告において、評価会計年度のデータと、評価会計年度以前の事業組織変更に対応した評価会計年度以前の複数のデータとを比較することが可能となる。
100…会計システム、101…演算部、102…データ処理部、103…関連会計システムデータベース、104…入出力装置、105…集計出力装置、106…発生取引取込手段、107…仕訳明細作成手段、108…セグメント情報作成手段、109…仕訳明細集計手段、110…セグメント情報変換手段、111…発生仕訳明細データ、112…発生取引明細データ、113…相殺取引明細データ、114…社内仕入売上振替明細データ、115…取引勘定科目変換マスタデータ、116…仕訳明細データ、117…セグメント情報の変換定義マスタデータ、118…セグメント情報明細データ、119…財務会計データ、120…財務会計集計対象データ、121…バージョン管理テーブル、122…関連会計システム

Claims (6)

  1. 法人会社を含む個々の団体で発生する取引情報を収集した関連会計システムデータベースから、勘定科目を含む社外との取引情報、勘定科目を含まない社外との取引情報、関連会社間の同一事業セグメント内取引情報、および社内の異なる事業セグメント間取引情報の4つのデータを抽出する発生取引取込手段と、
    前記4つのデータに含まれる勘定科目または取引分類区分を統一し、1つに纏めた仕訳明細データを作成する仕訳明細作成手段と、
    前記仕訳明細データを、評価会計年度に依存する可能性のあるセグメント情報明細データと評価会計年度に依存しない財務会計データとに分離するセグメント情報作成手段と、
    を備えることを特徴とする会計システム。
  2. さらに、事業組織が変更されている場合は、前記セグメント情報明細データを評価会計年度用に変換するセグメント情報変換手段を備えることを特徴とする請求項1記載の会計システム。
  3. 前記セグメント情報変換手段は、発生会計年度と評価会計年度に関する情報から、事業組織変更後の組織、取引先、製品、または出荷先のセグメントに変換するための変換後コードを検索可能なセグメント情報の変換定義マスタデータを使用することを特徴とする請求項2記載の会計システム。
  4. さらに、前記セグメント情報明細データと財務会計データとを集計し、財務会計集計対象データを出力する仕訳明細集計手段を備えることを特徴とする請求項3記載の会計システム。
  5. 発生取引取込手段が、法人会社を含む個々の団体で発生する取引情報を収集した関連会計システムデータベースから、勘定科目を含む社外との取引情報、勘定科目を含まない社外との取引情報、関連会社間の同一事業セグメント内取引情報、および社内の異なる事業セグメント間取引情報の4つのデータを抽出するステップと、
    仕訳明細作成手段が、前記4つのデータに含まれる勘定科目または取引分類区分を統一し、1つに纏めた仕訳明細データを作成するステップと、
    セグメント情報作成手段が、前記仕訳明細データを、評価会計年度に依存する可能性のあるセグメント情報明細データと評価会計年度に依存しない財務会計データとに分離するステップと、
    を備えることを特徴とする会計方法。
  6. コンピュータを請求項1の手段として機能させるためのプログラム。
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