JP2008151179A - エア搬送式オイル潤滑装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】外部よりの真空引きによらずに、潤滑部の背圧を、大きいエネルギ消費を伴うことなく、効果的に下げ、高速回転でもエア搬送式オイル潤滑の潤滑性能を上げること。
【解決手段】主軸18に固定装着された回転側スクロール部材63とハウジング11に固定装着された固定側スクロール部材64とで回転型の排気ポンプ60を構成し、回転運動部に送られたオイルミストの排気側に、排気ポンプ60のポンプ作用による吸込力が作用するように構成する。
【選択図】図1

Description

この発明は、エア搬送式オイル潤滑装置に関し、特に、工作機械の主軸ユニットや歯車箱等に用いられるオイルミスト潤滑、エアオイル潤滑等、微量なオイルをエアによって潤滑点に搬送するエア搬送式オイル潤滑装置に関するものである。
高速回転する回転軸の軸受や歯車噛合部の潤滑方式の一つとして、微量のオイルをエアによって潤滑点に搬送するオイルミスト潤滑やエアオイル潤滑に代表されるエア搬送式オイル潤滑が知られている。この潤滑方式では、オイルによる潤滑に加えて、オイルの搬送に用いられるエアによって冷却効果を期待できる(例えば、特許文献1)。
特開平11−44396号公報
オイルミスト潤滑やエアオイル潤滑に使用される微量のオイルは、比較的低圧のエアによって搬送される。オイルミスト潤滑やエアオイル潤滑におけるオイル搬送のエアは、使用される部分やオイルの種類によって異なるが、通常、かなり大きい流量を必要とし、低圧であることから、大気圧となって放出されるまでの排気側の通気性の良し悪しの状態が潤滑性能に大きい影響を与えることになる。
ころがり軸受の転動体や保持器は、高速回転であるほど、高速移動するため、転動体の転動部(潤滑部)に動圧が発生する。このため、給気側のエアがころがり軸受の潤滑部に進入し難くなる。
こうした場合、通常とられる手段として、主軸ユニットや歯車箱の内部を外部より真空吸引し、潤滑部の背圧を下げることが考えられる。
しかし、外部よりの真空引きの機器には、ケースに供給したエアに対して吸引できるエア量が小さいものが多く、望ましい真空度を得るには、供給エアを大量消費することから、必ずしも、適切なものとは云えない。
また、主軸ユニットや歯車箱の内部に滞留したエアは、主軸ユニットや歯車箱の内圧を上げ、高速回転下ではオイル潤滑が不足気味になることがある。このことに対して、外部よりの真空引きにおいて、排気容量的には満足のいく値であってもオイルミストを回収するフィルタを通すだけの排気圧力の強さを有する真空引きに適した真空発生器がないのが現状である。
この発明が解決しようとする課題は、外部よりの真空引きによらずに、潤滑部の背圧を、大きいエネルギ消費を伴うことなく、効果的に下げ、高速回転でもエア搬送式オイル潤滑の潤滑性能を上げることである。
この発明によるエア搬送式オイル潤滑装置は、回転軸を回転可能に支持するハウジング内の回転運動部にオイルをエアによって搬送するエア搬送式オイル潤滑装置において、前記回転軸に固定装着されたロータと、前記ハウジングに固定装着されたステータとにより、前記回転軸によって回転駆動される回転型の排気ポンプが構成され、前記回転運動部に送られた前記エアの排気側に、前記排気ポンプのポンプ作用による吸込力が作用するものである。
また、この発明によるエア搬送式オイル潤滑装置は、回転軸を回転可能に支持するハウジング内の回転運動部にオイルをエアによって搬送するエア搬送式オイル潤滑装置において、前記回転運動部より前記エアを排出する排気通路の途中に、圧縮空気によるエジェクタ式の真空発生器を有するものである。
この発明によるエア搬送式オイル潤滑装置によれば、内蔵の排気ポンプが回転軸によって直接駆動され、ポンプ作用による吸込力が回転運動部に送られたエアの排気側に作用するから、外部よりの真空引きによらずに、潤滑部の背圧を、大きいエネルギ消費を伴うことなく、効果的に下げることができ、しかも高速回転であるほど排気ポンプ回転数が大きくなることにより、大きい吸込力が生じ、高速回転でもエア搬送式オイル潤滑の潤滑性能が向上する。また、排気ポンプは、オイルミストを回収するフィルタを通すのに充分な圧力を発生することができる。
また、この発明によるエア搬送式オイル潤滑装置によれば、排気ポンプの吸引能力を増強するために、排気通路の途中に配置された内蔵の真空発生器によって潤滑部の背圧をより一層下げるから、潤滑部の背圧を効果的に下げることができ、エア搬送式オイル潤滑の潤滑性能が向上する。
この発明によるエア搬送式オイル潤滑装置の実施形態を、図を参照して説明する。
図1は、この発明によるエア搬送式オイル潤滑装置(オイルミスト潤滑装置)を適用された工作機械のビルトインモータ型主軸ユニットの一つの実施形態を示している。
ビルトインモータ型主軸ユニットは、ハウジング11と、ハウジング11の先端(図にて左側)に取り付けられたフロントリング12と、ハウジング11の後端(図にて右側)に取り付けられたリアカバー13とを有する。
ハウジング11は、2連のフロントころがり軸受14、15と、2連のリアころがり軸受16、17により主軸18を回転可能に支持している。これら軸受14、15、16、17の取り付けは、インナカラー19、20、21、アウタカラー22、23、24、締付ナット25等により行われている。
主軸18の先端側(フロント側)はハウジング11外に突出している。主軸18の先端側には工具装着用のテーパ孔26が形成されている。
ハウジング11は、リア側にビルトインモータモータ30を内蔵している。ビルトインモータモータ30は、主軸18と一体同軸のロータ軸31に、リアカラー32、締付ナット33等に固定装着されたロータ34と、ハウジング11に固定装着されたステータ冷却スリーブ35と、ステータ冷却スリーブ35の内側にステータ取付部材36を介して固定装着されたステータ37とを有する。ロータ軸31の後端は、ころがり軸受38によってリアカバー13より回転可能に支持されている。
このビルトインモータ構造により、ビルトインモータモータ30は、ロータ軸31によって主軸18を直接回転駆動する。
つぎに、このビルトインモータ型主軸ユニットのオイルミスト潤滑についして説明する。
フロントころがり軸受14と15との間のアウタカラー22と、リアころがり軸受16と17との間のアウタカラー24には、各々、オイルミスト噴孔41、42が、複数個、周廻りの等回転角位置に形成されている。
オイルミスト噴孔41、42は、ハウジング11に形成されている周溝43、44、オイルミスト供給通路45に連通し、図示されていないオイルミスト供給源よりオイルミストを供給される。オイルミスト噴孔41、42に供給されたオイルミストは、各々、噴孔41、42より軸受間空隙に噴出し、フロントころがり軸受14、15、リアころがり軸受16、17の潤滑と冷却を行う。
フロントころがり軸受15とリアころがり軸受16との間のアウタカラー23と、フロントころがり軸受14のフロント側に配置されたフロントアウタカラー27と、リアころがり軸受17のリア側に配置されたリアアウタカラー28には、各々、排気吸込孔51、52、53が形成されている。排気吸込孔51、52、53は、各々、複数個、周廻りの等回転角位置に形成されている。排気吸込孔51、52、53は、アウタカラー23、フロントアウタカラー27、リアアウタカラー28に形成されている周溝54、55、56によってハウジング11に形成されている排気通路57に連通している。
主軸18のリヤ側には回転型の排気ポンプ60が組み込まれている。排気ポンプ60は、スペーサリング61、締結ナット62によって主軸18の外周部に鍔状に取り付けられた円環形状の回転側スクロール部材(ロータ)63と、ハウジング11に図示されていない取付ボルト等によって回転側スクロール部材63と同心に固定装着された円環形状の固定側スクロール部材(ステータ)64とを有し、スクロール排気ポンプをなしている。
回転側スクロール部材63と固定側スクロール部材64とは軸線方向に小さい空隙をおいて互いに対向し、その各々の対向面部に同一形状のスクロール溝65、66を互いに中心を少しずらして形成されており、双方は固定側スクロール部材64に取り付けられた図示されていないチップシールによって気密保持されている。
固定側スクロール部材64にはスクロール溝66の外周側に連通する吸入ポート67が形成されている。吸入ポート67は固定側スクロール部材64に形成された円周溝68を介して排気通路57に連通している。回転側スクロール部材63にはスクロール溝66の中心側に連通する吐出ポート69が径方向に貫通形成されている。
また、この実施形態では、ビルトインモータモータ30のリヤ側にもう一つの回転型の排気ポンプ70が組み込まれている。排気ポンプ70は、ロータ軸31に軸着されているリアカラー32外周部に鍔状に一体形成された円環形状の回転側スクロール部材(ロータ)71と、ステータ取付部材36の後端に図示されていない取付ボルト等によって回転側スクロール部材71と同心に固定装着された円環形状の固定側スクロール部材(ステータ)72とを有し、スクロール排気ポンプをなしている。
回転側スクロール部材71と固定側スクロール部材72とは軸線方向に小さい空隙をおいて互いに対向し、その各々の対向面部に同一形状のスクロール溝73、74を互いに中心を少しずらして形成されており、双方は固定側スクロール部材72に取り付けられた図示されていないチップシールによって気密保持されている。
回転側スクロール部材71は固定側スクロール部材72よりフロント側にあり、回転側スクロール部材71にはスクロール溝73の中心側に連通する吸入ポート75が径方向に貫通形成されている。固定側スクロール部材72にはスクロール溝74の外周側に連通する吐出ポート76が形成されている。
リアカバー13には排気口81が形成されている。排気口81にはミストフィルタ82を含む外部配管83が接続されており、外部配管83はオイル回収タンク84に連通している。
上述の構成によれば、主軸18がビルトインモータモータ30によって回転駆動されることにより、主軸18に固定装着されている排気ポンプ60の回転側スクロール部材63が回転し、排気ポンプ60のポンプ作用による吸込力が、吸入ポート67、円周溝68、排気通路57、周溝54、55、56を介して排気吸込孔51、52、53の各々に作用する。
これにより、フロントころがり軸受14、15、リアころがり軸受16、17に送られたオイルミスト(エア)の排気側に排気ポンプ60のポンプ作用による吸込力が作用し、排気側が低圧になり、潤滑部(フロントころがり軸受14、15、リアころがり軸受16、17)の背圧が、外部よりの真空引きによらずに、大きいエネルギ消費を伴うことなく、効果的に低下する。
このことにより、オイルミストがフロントころがり軸受14、15、リアころがり軸受16、17の内部に円滑に進入し、オイルミストによるフロントころがり軸受14、15、リアころがり軸受16、17の潤滑性能が向上する。
高速回転するほど、オイルミストがフロントころがり軸受14、15、リアころがり軸受16、17の内部に進入し難くなるが、高速回転するほど排気ポンプ60が高速回転するから、排気ポンプ60のポンプ作用による吸込力が強くなり、これに応じて排気側に作用する排気ポンプ60の吸込力が強くなりから、高速回転でも、オイルミストがフロントころがり軸受14、15、リアころがり軸受16、17の内部に円滑に進入し、オイルミストによるフロントころがり軸受14、15、リアころがり軸受16、17の潤滑性能が向上する。
フロントころがり軸受14、15、リアころがり軸受16、17の潤滑と冷却を終えた排気側のオイルミストは、排気吸込孔51、52、53より、周溝54、55、56、排気通路57、円周溝68を通って排気ポンプ60の吸入ポート67に至り、吸入ポート67より回転側スクロール部材63、固定側スクロール部材64のスクロール溝66、65内に吸い込まれ、吐出ポート69よりビルトインモータモータ30の側に吐出される。
主軸18の回転に伴いロータ軸31に固定装着されている排気ポンプ70の回転側スクロール部材71も回転し、排気ポンプ70のポンプ作用による吸込力が、吸入ポート75に作用する。
これにより、吐出ポート69よりビルトインモータモータ30の側に吐出されたオイルミストは、ロータ34とステータ37との円環状の狭い空隙39を円滑に通過して専ら排気ポンプ70の吸入ポート75に至り、吸入ポート75より回転側スクロール部材71、固定側スクロール部材72のスクロール溝73、74内に吸い込まれ、吐出ポート76よりリアカバー13側に吐出される。
このようにしてリアカバー13側に吐出されたオイルミストは、排気口81より外部配管83に流れ、ミストフィルタ82により気液分離され、オイルミスト中のオイルがオイル回収タンク84に回収される。
これにより、ビルトインモータモータ30の内圧がオイルミストによって上昇することもなく、フロントころがり軸受14、15、リアころがり軸受16、17のオイルミスト潤滑が良好に行われる。
図2は、この発明によるエア搬送式オイル潤滑装置(オイルミスト潤滑装置)を適用された工作機械のビルトインモータ型主軸ユニットの他の実施形態を示している。なお、図2において、図1に対応する部分は、図1に付した符号と同一の符号を付けて、その説明を省略する。
この実施形態では、排気吸込孔51、52、53より排気ポンプ60の吸入ポート67に到る排気通路57の途中に、真空発生器90が取り付けられている。
真空発生器90は、図3に示されているように、圧縮空気によるエジェクタ式のものであり、圧縮空気の噴出ノズル91と、吸引ポート92と、排気ディフューザ93とを有し、噴出ノズル91にはハウジング11に形成された圧縮空気通路94より圧縮空気が供給される。吸引ポート92は周溝95を介して排気通路57に連通し、排気ディフューザ93は円周溝68を介して排気ポンプ60の吸入ポート67に連通している。
真空発生器90は、噴出ノズル91より排気ディフューザ93へ向けて圧縮空気を噴出することにより、エジェクタ式に、つまり霧吹き式に吸引ポート92に負圧を発生する。
真空発生器90の負圧、すなわち吸引力も、排気通路57、周溝54、55、56を介して排気吸込孔51、52、53の各々に作用する。
これにより、フロントころがり軸受14、15、リアころがり軸受16、17に送られたオイルミスト(エア)の排気側に排気ポンプ60のポンプ作用による吸込力に加えて真空発生器90が吸引力が作用し、排気側が十分に低圧になり、潤滑部(フロントころがり軸受14、15、リアころがり軸受16、17)の背圧が、外部よりの真空引きによらずに、大きいエネルギ消費を伴うことなく、効果的に低下する。
これにより、この実施形態でも、オイルミストがフロントころがり軸受14、15、リアころがり軸受16、17の内部に円滑に進入し、オイルミストによるフロントころがり軸受14、15、リアころがり軸受16、17の潤滑性能が向上する。
なお、真空発生器90の吸引力だけで、排気側が十分に低圧になるなら、排気ポンプ60を省略することができる。
なお、この発明によるエア搬送式オイル潤滑装置(オイルミスト潤滑装置)は、ビルトインモータ型主軸ユニットに対する適用に限られることはなく、歯車箱等とも、同様に適用することができる。
この発明によるエア搬送式オイル潤滑装置(オイルミスト潤滑装置)を適用された工作機械のビルトインモータ型主軸ユニットの一つの実施形態を示す断面図である。 この発明によるエア搬送式オイル潤滑装置(オイルミスト潤滑装置)を適用された工作機械のビルトインモータ型主軸ユニットの他の実施形態を示す断面図である。 他の実施形態によるエア搬送式オイル潤滑装置に用いられるエジェクタ式真空発生器の拡大断面図である。
符号の説明
11 ハウジング
12 フロントリング
13 リアカバー
14、15 フロントころがり軸受
16、17 リアころがり軸受
18 主軸
19、20、21 インナカラー
22、23、24 アウタカラー
25 締付ナット
26 テーパ孔
27 フロントアウタカラー
28 リアアウタカラー
30 ビルトインモータモータ
31 ロータ軸
32 リアカラー
33 締付ナット
34 ロータ
35 ステータ冷却スリーブ
36 ステータ取付部材
37 ステータ
38 ころがり軸受
39 空隙
41、42 噴孔
43、44 周溝
45 オイルミスト供給通路
51、52、53 排気吸込孔
54、55、56 周溝
57 排気通路
60 排気ポンプ
61 スペーサリング
62 締結ナット
63 回転側スクロール部材(ロータ)
64 固定側スクロール部材(ステータ)
65、66 スクロール溝
67 吸入ポート
68 円周溝
69 吐出ポート
70 排気ポンプ
71 回転側スクロール部材(ロータ)
72 固定側スクロール部材(ステータ)
73、74 スクロール溝
75 吸入ポート
76 吐出ポート
81 排気口
82 ミストフィルタ
83 外部配管
84 オイル回収タンク
90 真空発生器
91 噴出ノズル
92 吸引ポート
93 排気ディフューザ
94 圧縮空気通路
95 周溝

Claims (4)

  1. 回転軸を回転可能に支持するハウジング内の回転運動部にオイルをエアによって搬送するエア搬送式オイル潤滑装置において、
    前記回転軸に固定装着されたロータと、前記ハウジングに固定装着されたステータとにより、前記回転軸によって回転駆動される回転型の排気ポンプが構成され、前記回転運動部に送られた前記エアの排気側に、前記排気ポンプのポンプ作用による吸込力が作用するエア搬送式オイル潤滑装置。
  2. 前記ロータは前記回転軸の外周部に鍔状に取り付けられた円環形状の回転側スクロール部材であり、前記ステータは前記ロータと同心配置の円環形状の固定側スクロール部材であり、前記排気ポンプはスクロール排気ポンプとして構成されている請求項1に記載のエア搬送式オイル潤滑装置。
  3. 前記回転運動部より前記排気ポンプの吸入ポートへ前記エアを導く排気通路が前記ハウジングに形成されており、前記排気通路の途中に、圧縮空気によるエジェクタ式の真空発生器が設けられている請求項1または2に記載のエア搬送式オイル潤滑装置。
  4. 回転軸を回転可能に支持するハウジング内の回転運動部にオイルをエアによって搬送するエア搬送式オイル潤滑装置において、
    前記回転運動部より前記エアを排出する排気通路の途中に、圧縮空気によるエジェクタ式の真空発生器を有するエア搬送式オイル潤滑装置。
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