JP2008150122A - ベルトコンベヤ - Google Patents
ベルトコンベヤ Download PDFInfo
- Publication number
- JP2008150122A JP2008150122A JP2006336962A JP2006336962A JP2008150122A JP 2008150122 A JP2008150122 A JP 2008150122A JP 2006336962 A JP2006336962 A JP 2006336962A JP 2006336962 A JP2006336962 A JP 2006336962A JP 2008150122 A JP2008150122 A JP 2008150122A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- belt
- magnet
- drive
- magnetic
- conveyor
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Landscapes
- Belt Conveyors (AREA)
Abstract
【解決手段】 フレーム1に架設した折り返し部材3、3’に亘って磁性ベルトで構成した無端状の搬送用ベルト4を回転可能に掛け回し、その搬送用ベルトを、吸着機能を備えた駆動回転部材5で吸着移動させる。
【選択図】 図1
Description
しかしながら、搬送用ベルトに油、水、粉等が付着し、それがドライブプーリに付着した時、搬送用ベルトとの接触摩擦力が低下し、それにより搬送用ベルトへの回転伝達力が低下し、搬送用ベルトの回動が不安定になるという問題点を有する。
この発明は、搬送ベルトを回転体で上下より挟む為、その挟む位置が往路側、或いは復路側であれ、何れの場合でも搬送ベルトの上側又は下側に一方の回転体が現出する為、設置場所を考慮する必要がある。
このものは、ベルトに長さ方向に一定間隔ごとにN極及びS極を交互に配置した磁性部分を設け、そのベルトに近接して通電により磁性を発するコイル(ステータ)を配置し、前記コイルに通電することで、コイルの発する磁界に基づいて前記ベルトを移動させるというものである。
又、コイル(ステータ)ではトルクが低く、ベルトを移動させるに必要なトルクを得るためには装置が大型化するという問題を有する。
又、本発明の他の目的は、搬送用ベルトに油、水、粉等が付着しても安定した回転走行を確保することが出来るベルトコンベヤを提供することにある。
更に、本発明の他の目的は、搬送用ベルトの上側又は下側の空間を気にせず配置できるベルトコンベヤを提供することにある。
前記フレームに架設する折り返し部材としては、ベルトコンベヤにおいて一般的に用いられているローラ(テールローラ)、平板(ナイフエッジ)等が挙げられる。
磁性ベルトは、磁性体を内蔵するタイプに限らず、磁性体をベルトの表面に配設する形態、或いはベルトを構成する素材に混合する(練り込む)形態など、何れでもよいものである。その磁性ベルトは、例えば合成樹脂材又はゴム材に磁性体を混入して成形し、成形後、着磁器を用いてN極及びS極を周方向に沿い交互に着磁、或いはN極又はS極を着磁して形成する。要は、駆動回転部材に取り付ける磁石に対し、磁性ベルトの着磁は、それと吸着する極であればよい。更に、磁性体を内蔵する領域は、搬送用ベルトの幅方向全幅、或いは幅方向の一部領域(中央部、幅方向両側部等)等、何れでもよい。
又、駆動回転部材を構成する回転帯は、伸び縮みが殆ど無く弾性変形の少ない部材、例えばタイミングベルト、チェーン、スチールベルト等を使用することができる。
前記磁石又は金属材を内蔵したホルダを回転帯に取り付ける方法は、回転帯に対して着脱交換可能な嵌着方式、ネジ止め方式、或いは接着方式等、何れでもよい。又、回転帯に取り付ける磁石は、N極とS極を交互に配置、或いはN極又はS極のみ、更に磁石に対して吸着する金属板等とする。
又、磁石同士の吸着作用、又は磁石と金属板との吸着作用で搬送用ベルトを吸着移送するため、搬送用ベルトに付着する水や油等の影響を受けることなく安定した吸着状態を確立でき、安定したベルト走行を確立することができる。
更に、請求項4記載の構成により、搬送用ベルトの上方及び下方に駆動手段が突出存在しない為、設置場所に制約を受けず、どのようなレイアウトにも対応することができる。
又、引用文献2におけるベルトの磁性部分は、N極とS極を交互に着磁しなければならないが、本願の搬送用ベルトはN極又はS極の何れか一方の極を着磁することも可能で、安価に製作することができると共に、面倒な通電制御も不要である。
図1は、本発明に係る駆動方式を備えたベルトコンベヤAを示し、横長のフレーム1が断面L字型の支持部材2で水平に片持ち支持され、前記フレーム1の機長方向(長手方向)両側に折り返し部材のテールローラ3,補助ローラ3’が、回転自在に支持され、その両側のテールローラ3,補助ローラ3’に亘って磁性ベルトで構成した無端状の搬送用ベルト4が掛け回されている。
そして、前記搬送用ベルト4の往路側4aと復路側4bの間に、該搬送用ベルトと吸着作用を生じる無端回動する駆動回転部材5が配置され、駆動回転部材5の無端回動により前記搬送用ベルト4を吸着回動し、往路側4aに載置された被搬送物Wが搬送されるように構成されている。
磁石10を内蔵する磁石ホルダ12は、図3及び図5に示すように、合成樹脂材によって回転帯9の幅方向を跨ぐ長さのプレート状に形成され、その一側面の長さ方向両側部には前記回転帯9が挟入される差込溝を構成する凸部12a,12bが突出形成されている。そして、差込溝を構成する凸部12a,12bは該磁石ホルダ12を回転帯9に対して着脱する為、一方の凸部12aの溝が他方の凸部12bの溝の略倍の深さに形成されている。その為に、回転帯9を凸部12a,12b間に挟入した状態では、該回転帯9と磁石ホルダ12は相対して回転帯9の幅方向に移動自在となる。その為、回転帯9に対して磁石ホルダ12を移動しないように定着保持する為に、深い溝を形成する凸部12aには回転帯9を挟入後、外側より固定ブラケット13を差し込んで余分な空間を埋めるように構成されている。
そして、搬送用ベルトと駆動回転部材の吸着は磁石同士の吸着により、吸着動作が安定し、搬送用ベルト4が蛇行するのを抑制することができる。
(1)図示の実施例では、復路側の内周面に駆動回転部材の磁石を吸着させているが、往路側の内周面と吸着するように構成してもよい。
(2)駆動回転部材は、複数台配置してもよい。
(3)図示の実施の形態は、搬送用ベルトと駆動回転部材の吸着を磁石同士の吸着としたが、磁石と磁性体の吸着としてもよい。
(4)搬送用ベルト及び駆動回転部材の磁極は、N極とS極の交互配列としたが、搬送用ベルト側を全てN極又はS極に着磁し、駆動回転部材側の磁石全ての極を搬送用ベルト側の極と反対極の磁石としてもよい。
1…フレーム 3…テールローラ(折り返し部材)
3’…補助ローラ(折り返し部材) 4…搬送用ベルト
5…駆動回転部材 8…ベルトに内蔵の磁性体
9…回転帯 10…磁石
Claims (4)
- フレームに架設した折り返し部材に亘って磁性ベルトで構成した無端状の搬送用ベルトを回転可能に掛け回し、その搬送用ベルトを、吸着機能を備えた駆動回転部材で吸着して回動することを特徴とするベルトコンベヤ。
- 前記搬送用ベルトは、ベルトに磁性体を内蔵し、前記駆動回転部材は無端回動する回転帯の外側に搬送用ベルトの磁性体に対して吸着作用を生じる磁性体を周方向に間隔をおいて有することを特徴とする請求項1記載のベルトコンベヤ。
- 前記磁性体は、回転帯の外側面に磁石又は磁石に対して吸着する金属材を内蔵した磁石ホルダを周方向に間隔をおいて取り付けて構成されていることを特徴とする請求項2記載のベルトコンベヤ。
- 前記駆動回転部材は、搬送用ベルトの往路側と復路側の間に配置されていることを特徴とする請求項1乃至3の何れか1項記載のベルトコンベヤ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006336962A JP2008150122A (ja) | 2006-12-14 | 2006-12-14 | ベルトコンベヤ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006336962A JP2008150122A (ja) | 2006-12-14 | 2006-12-14 | ベルトコンベヤ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2008150122A true JP2008150122A (ja) | 2008-07-03 |
Family
ID=39652741
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2006336962A Pending JP2008150122A (ja) | 2006-12-14 | 2006-12-14 | ベルトコンベヤ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2008150122A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012041144A (ja) * | 2010-08-19 | 2012-03-01 | Tsubakimoto Chain Co | 搬送チェーン |
US9022209B2 (en) | 2013-09-20 | 2015-05-05 | Laitram, L.L.C. | Cleanable conveyor-belt drive system |
CN105658549A (zh) * | 2013-10-25 | 2016-06-08 | 生物梅里埃公司 | 通过由另一磁性元件驱动的磁性接触元件推动物体经过表面的设备、系统和方法 |
CN110482280A (zh) * | 2018-05-15 | 2019-11-22 | 海德堡印刷机械股份公司 | 承印材料输送设备 |
Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US2684753A (en) * | 1952-05-10 | 1954-07-27 | United Electric Coal Companies | Magnetic drive for conveyer belts |
US3497056A (en) * | 1968-01-02 | 1970-02-24 | Maul Bros Inc | Magnetic conveyor drive unit |
JPH06329224A (ja) * | 1993-05-18 | 1994-11-29 | Jishaku Yuso Syst Kaihatsu Kk | 磁石ベルト搬送システムのベルトコンベア装置 |
JP2003252420A (ja) * | 2002-03-05 | 2003-09-10 | Ishikawajima Harima Heavy Ind Co Ltd | 搬送ベルト駆動装置およびベルトコンベヤ |
-
2006
- 2006-12-14 JP JP2006336962A patent/JP2008150122A/ja active Pending
Patent Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US2684753A (en) * | 1952-05-10 | 1954-07-27 | United Electric Coal Companies | Magnetic drive for conveyer belts |
US3497056A (en) * | 1968-01-02 | 1970-02-24 | Maul Bros Inc | Magnetic conveyor drive unit |
JPH06329224A (ja) * | 1993-05-18 | 1994-11-29 | Jishaku Yuso Syst Kaihatsu Kk | 磁石ベルト搬送システムのベルトコンベア装置 |
JP2003252420A (ja) * | 2002-03-05 | 2003-09-10 | Ishikawajima Harima Heavy Ind Co Ltd | 搬送ベルト駆動装置およびベルトコンベヤ |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012041144A (ja) * | 2010-08-19 | 2012-03-01 | Tsubakimoto Chain Co | 搬送チェーン |
US9022209B2 (en) | 2013-09-20 | 2015-05-05 | Laitram, L.L.C. | Cleanable conveyor-belt drive system |
CN105658549A (zh) * | 2013-10-25 | 2016-06-08 | 生物梅里埃公司 | 通过由另一磁性元件驱动的磁性接触元件推动物体经过表面的设备、系统和方法 |
CN110482280A (zh) * | 2018-05-15 | 2019-11-22 | 海德堡印刷机械股份公司 | 承印材料输送设备 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
CN113401236B (zh) | 发电机检查用机器人的无限轨道行驶装置以及发电机检查用机器人的移动体 | |
JP2008150122A (ja) | ベルトコンベヤ | |
EP0897258B1 (en) | Tape take-up and cover-tape take-up apparatus | |
JP5100017B2 (ja) | ベルトコンベヤ | |
CN110062742B (zh) | 用于输送机的轴向磁通电机 | |
JP2004148893A (ja) | 磁石ベルト式駆動装置 | |
JP2001187624A (ja) | ベルト移動機構及びベルト | |
JP5001568B2 (ja) | ベルトコンベヤ | |
JP4791272B2 (ja) | リング状部品の搬送装置 | |
JP2007001737A (ja) | ベルトコンベヤ | |
JP2001106330A (ja) | ベルト駆動用モータプーリ、ベルトコンベア装置、及び、モータローラ | |
JP2006306567A (ja) | マグネットコンベア | |
JP2007197149A (ja) | 拡張ベルトコンベヤ | |
JP2006027860A (ja) | ローラコンベヤ | |
JP2000082712A (ja) | 搬送装置 | |
KR20030038242A (ko) | 영구자석 기어조합체 및 이를 이용한 컨베이어 | |
JP2683319B2 (ja) | コンベア | |
CN214988924U (zh) | 一种纸张输送装置 | |
JP2005350171A (ja) | ローラコンベヤ | |
EP1900656A1 (en) | Curved belt conveyor | |
JP4908929B2 (ja) | カーブベルトコンベヤ | |
JP4158096B2 (ja) | スリッタ装置及び該スリッタ装置を使用した磁気記録媒体の製造方法 | |
JP4666341B2 (ja) | ローラコンベヤ | |
WO2006137483A1 (ja) | ベルトコンベヤ | |
JP4587206B2 (ja) | ローラコンベヤ |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20091210 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20110214 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20120307 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20120313 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20120703 |