JP2008148391A - 回転電機の回転子及び回転電機 - Google Patents

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Abstract

【課題】回転子の外周に近い部分における永久磁石の不可逆減磁を抑制することができる回転電機の回転子及び回転電機を提供する。
【解決手段】電動機を構成する回転子14には複数個の永久磁石17が埋め込まれており、永久磁石17のq軸側の端部に連続する状態でフラックスバリア18が設けられている。フラックスバリア18は、永久磁石17の最も回転子外周に近い部分17aよりも回転子外周に近い外周近接部18aを有し、かつ外周近接部18aと永久磁石17の最も回転子外周に近い部分17aとの間に、永久磁石17の外側部の延長線Lに対して回転子内周側に回転子外周からの距離が遠くなる部分18bを有する形状に形成されている。
【選択図】図1

Description

本発明は、回転電機の回転子及び回転電機に係り、詳しくは永久磁石が埋設されている回転電機の回転子及び回転電機に関する。
永久磁石を回転子(ロータ)のコア(鉄心)に埋め込んだ埋込磁石型同期電動機(所謂IPMモータ)は、電流位相を制御することにより、リラクタンストルクを利用することができ、電流位相を制御することにより最大トルクの制御が可能になる。従来、IPMモータにおける永久磁石の不可逆減磁の防止構造が開示されている(特許文献1参照。)。特許文献1には、図4(a),(b)に示すように、ロータ鉄心51の外周側に向かって広がるV字状に配置された永久磁石52A,52Bの近傍に位置するように空気穴53A,53Bを形成して不可逆減磁防止機能を持たせることが開示されている。空気穴53A,53Bは、d軸側でかつ永久磁石52A,52Bのロータ鉄心51の外周側に位置する角部にそれぞれ位置するように形成されている。空気穴53A,53Bは、ロータ鉄心外周側の面53A−1,53B−1が、磁石用スロット54A,54Bのロータ鉄心外周側の面54A−1,54B−1を永久磁石52A,52Bの間の中央側に延長した面であって永久磁石52A,52Bのロータ鉄心外周側の面52A−1,52B−1と面一になるように形成されている。この構成により、永久磁石52A,52Bの間のロータ鉄心部51aにおいて短絡する磁束を永久磁石52A,52Bの角b,cから遠ざけることができ、永久磁石52A,52Bの角b,cに作用する局部的な反磁界が低減されるため、永久磁石52A,52Bの局部的な不可逆減磁を防止することができるとしている。
特開2003−143788号公報
回転子に磁石を埋め込む所謂IPMモータの利点である、弱め界磁制御まで考えた場合には、磁石にかかる反磁界の作用が大きくなる回転子の外周に近い部分、即ちq軸に対応する部分の不可逆減磁を考える必要がある。ところが、特許文献1ではd軸に対応する部分の不可逆減磁しか考えていない。
本発明は、前記従来の問題に鑑みてなされたものであって、その目的は、回転子の外周に近い部分における永久磁石の不可逆減磁を抑制することができる回転電機の回転子及び回転電機を提供することにある。
前記の目的を達成するため、請求項1に記載の発明は、回転子に複数個の永久磁石が埋め込まれるとともに、前記永久磁石のq軸側の端部に連続する状態でフラックスバリアが設けられ、前記フラックスバリアは、前記永久磁石の最も回転子外周に近い部分よりも回転子外周に近い外周近接部を有し、かつ前記外周近接部と前記永久磁石の最も回転子外周に近い部分との間に、前記永久磁石の外側部の延長線に対して回転子内周側に回転子外周からの距離が遠くなる部分を有する形状に形成されている。
永久磁石のq軸側の端部に連続して形成されたフラックスバリアの形状が、永久磁石の最も回転子外周に近い部分よりも回転子外周に近い部分が無い形状では、永久磁石のq軸側の端部からフラックスバリアに向かって進む磁束は、回転子の外周から遠ざかるように曲げられる。そのため、永久磁石の磁気双極子の配列方向が乱される方向に磁束が進むようになり、不可逆減磁が生じ易くなる。しかし、この発明では、フラックスバリアは、永久磁石の最も回転子外周に近い部分よりも回転子外周に近い外周近接部を有し、かつ前記外周近接部と前記永久磁石の最も回転子外周に近い部分との間に、前記永久磁石の外側部の延長線に対して回転子内周側に回転子外周からの距離が遠くなる部分を有する形状に形成されている。そのため、永久磁石のq軸側の端部からフラックスバリアに向かって進む磁束は、フラックスバリアから回転子のコアに進入した後、外周近接部と回転子外周との間に向かって進む。その結果、永久磁石の磁気双極子の配列方向が乱される方向に磁束が進むことが抑制され、不可逆減磁が生じ難くなる。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、前記永久磁石は、平板状に形成されるとともに厚さ方向に着磁されたものが一極当たり2個ずつ設けられ、かつ回転子の外周側に向かって拡がるV字状で同じ側(例えば、回転子の外周側)が同極となるように配置されている。この発明では、永久磁石を回転子の半径方向と直交する方向に延びるように配置した構成に比較して、リラクタンストルクを効率良く利用することができる。
請求項3に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、前記永久磁石は、平板状に形成されるとともに厚さ方向に着磁されたものが一極当たり1個ずつ設けられ、かつ回転子の半径方向と直交する方向に延びる状態で配置されている。この発明では、同じ極数であればV字状配置に比較して、永久磁石の数が少なくなり、回転子の組立が容易になる。
請求項4に記載の発明は、請求項1〜請求項3のいずれか一項に記載の発明において、前記フラックスバリアは、回転子の外周面に最も近い部分が外側に凸の曲面となるように形成されている。この発明では、回転子の外周面に最も近い部分が曲面でない場合に比較して応力集中が緩和される。
請求項5に記載の発明の回転電機は、請求項1〜請求項4のいずれか一項に記載の回転子を備えている。この発明の回転電機は、対応する前記請求項1〜請求項5のいずれか一項に記載の発明の作用、効果を奏する。
本発明によれば、回転子の外周に近い部分における永久磁石の不可逆減磁を抑制することができる回転電機の回転子及び回転電機を提供することができる。
(第1の実施形態)
以下、本発明を電動機に具体化した一実施形態を図1にしたがって説明する。図1(a)は電動機の回転子(ロータ)及び固定子(ステータ)全体の1/2の部分に対応する模式図である。
図1(a)に示すように、固定子11は、円筒状で内側に複数のティース12が等間隔に設けられている。ティース12にはコイル(巻線)13が巻かれている。コイル13の巻き付け方法は分布巻であっても集中巻であってもよい。
固定子11の内側には、回転子が配置されている。回転子14は、円板状の電磁鋼板を複数枚(例えば数十枚)積層したロータコア15と、ロータコア15の中心に貫挿されたロータ軸(回転軸)16とを備えている。そして、回転子14は、ロータコア15の外周面がティース12と所定の間隔を置いた状態で、図示しないハウジングの軸受けにロータ軸16を介して回転可能に支持されている。
図1(a),(b)に示すように、ロータコア15には、複数個の永久磁石17が埋め込まれている。永久磁石17は、ロータコア15を周方向に等分割した各仮想領域に、電気角が360°毎に配置されている。この実施形態では、各永久磁石17は、断面矩形の平板状に形成され、着磁方向が厚さ方向となるように着磁されている。また、永久磁石17は、一極当たり2個ずつ設けられるとともに、回転子14の外周側に向かって拡がるV字状で同じ側(例えば、回転子14の外周側)が同極になるように配置されている。また、隣り合う仮想領域に配置された永久磁石17は、回転子14の外周側が異なる極になるように配置されている。例えば、ある一組のV字配置の永久磁石17が、ティース12側がS極になるように配置されると、隣の仮想領域に配置される永久磁石17は、ティース12側がN極になるように配置される。
回転子14(ロータコア15)には、永久磁石17のq軸側の端部に連続する状態でフラックスバリア(孔)18が設けられている。フラックスバリア18は、永久磁石17の最も回転子外周に近い部分17aよりも回転子外周に近い外周近接部18aを有し、外周近接部18aと永久磁石17の最も回転子外周に近い部分17aとの間に、永久磁石17の外側部の延長線Lに対して回転子内周側に回転子外周からの距離が遠くなる部分18bを有する形状に形成されている。この実施形態では、外周近接部18aは永久磁石17の外側部の延長線L上に存在するように形成されている。
フラックスバリア18は、永久磁石17のq軸側の端部の全面と対向するのではなく、永久磁石17の回転子14内側寄りの端部とは対向しない。また、フラックスバリア18は、回転子14の外周面に最も近い部分、この実施形態では外周近接部18aが外側に凸の曲面となるように形成されている。隣り合う永久磁石17及びフラックスバリア18は、回転子14の中心を含む仮想平面に対して対称に設けられている。
なお、図において、固定子11及び回転子14の大きさの比や、永久磁石17及びフラックスバリア18の大きさの比や永久磁石17の配置角度等は図示の都合上、実際と異なっている。
次に前記のように構成された電動機の作用を図1(c),(d)を用いて説明する。図1(c)は本実施形態、図1(d)は比較例のフラックスバリア18の周囲の永久磁石の磁束を模式的に示している。
電動機が負荷状態で駆動される場合は、固定子11のコイル13に通電されて回転子14に回転磁界が作用する。そして、図1(c),(d)に示すように、ロータコア15には、永久磁石17の回転子外周側の部分に磁束(破線で図示)が流れる状態となる。この磁束の量が多いため、永久磁石17から発生して回転子外周側に向かって進もうとする磁束は、コイル13の通電による磁束の影響を受ける。そして、図1(d)に示すように、フラックスバリア18の形状が永久磁石17の端部の最も回転子外周に近い部分17aよりも回転子外周から遠ざかるような形状の場合は、永久磁石17の回転子外周側の部分を流れる磁束が部分17aと対応する部分を通過した後、拡がるようになる。その結果、永久磁石17の端部から回転子外周に向かって進もうとする磁束の一部の進路が回転子外周から離れる(遠ざかる)ように大きく曲げられる。そのため、永久磁石17のq軸側の端部における磁気双極子の配列方向が乱される方向に磁束が進むようになり、不可逆減磁が生じ易くなる。
しかし、この実施形態のフラックスバリア18は、永久磁石17の最も回転子外周に近い部分17aよりも回転子外周に近い外周近接部18aを有するため、図1(c)に示すように、永久磁石17の回転子外周側の部分を流れる磁束は、フラックスバリア18の外周近接部18aと回転子外周の間に向かって流れる状態となる。そのため、永久磁石のq軸側の端部から回転子外周に向かって進もうとする磁束の一部の進路が回転子外周から離れる(遠ざかる)ように大きく曲げられることが回避される。また、フラックスバリア18は、外周近接部18aと永久磁石17の最も回転子外周に近い部分17aとの間に、永久磁石17の外側部の延長線Lに対して回転子内周側に回転子外周からの距離が遠くなる部分18bを有する形状に形成されているため、ロータコア15の一部が回転子外周側からフラックスバリア18内に突出する凸部が存在する。そのため、図1(c)に示すように、永久磁石17のq軸側の端部からフラックスバリア18に向かって進む磁束は、フラックスバリア18からロータコア15の凸部に進入した後、外周近接部18aと回転子外周との間に向かって進むようになる。その結果、永久磁石17のq軸側の端部における磁気双極子の配列方向が乱される方向に磁束が進むことが抑制され、不可逆減磁が生じ難くなる。
この実施形態によれば、以下に示す効果を得ることができる。
(1)回転子14に複数個の永久磁石17が埋め込まれるとともに、永久磁石17のq軸側の端部に連続する状態でフラックスバリア18が設けられている。フラックスバリア18は、永久磁石17の最も回転子外周に近い部分17aよりも回転子外周に近い外周近接部18aを有し、かつ外周近接部18aと永久磁石17の最も回転子外周に近い部分17aとの間に、永久磁石17の外側部の延長線Lに対して回転子内周側に回転子外周からの距離が遠くなる部分18bを有する形状に形成されている。したがって、フラックスバリア18の形状を工夫するだけで、永久磁石17の回転子14の外周に近い部分において磁気双極子の配列方向が乱される方向に磁束が進むことが抑制され、不可逆減磁が生じ難くなり、回転子14の外周に近い部分における永久磁石17の不可逆減磁を抑制することができる。
(2)永久磁石17は、平板状に形成されるとともに厚さ方向に着磁されたものが一極当たり2個ずつ設けられ、かつ回転子14の外周側に向かって拡がるV字状で同じ側が同極となるように配置されている。したがって、永久磁石17を回転子14の半径方向と直交する方向に延びるように配置した構成に比較して、リラクタンストルクを効率良く利用することができる。
(3)フラックスバリア18は、回転子14の外周面に最も近い外周近接部18aが外側に凸の曲面となるように形成されている。したがって、回転子14が電動機に組み立てられて使用された状態において、回転子14が回転した際に、外周近接部18aが曲面でない場合に比較して遠心力により生じる応力集中が緩和される。
(4)永久磁石17が断面矩形の平板状に形成されているため製造が容易である。
実施形態は前記に限定されるものではなく、例えば、次のように具体化してもよい。
○ 永久磁石17のq軸側の端部に連続する状態でフラックスバリア18が設けられていれば、永久磁石17の配置はV字状に限らない。例えば、図2(a),(b)に示すように、永久磁石17が、平板状に形成されるとともに厚さ方向に着磁されたものが一極当たり1個ずつ設けられ、かつ回転子14の半径方向と直交する方向に延びる状態で配置されている構成でもよい。この場合、同じ極数であればV字状配置に比較して、永久磁石17の数が少なくなり、回転子14の組立が容易になる。
○ 永久磁石17は平板状に限らず、厚さ方向において円弧状に湾曲した板状としてもよい。例えば、図3(a),(b)に示すように、1極当たり1個の永久磁石17を回転子外周側が凹となる状態で設けてもよい。この場合、2個の平板状の永久磁石17をV字状に配置する場合に比較して、磁束の流れにとっては好ましいが、永久磁石17の製作し易さ及び取り扱い易さの点からは、平板状の永久磁石17のV字配置の方が好ましい。
○ 平板状の永久磁石17を一極当たり1個ずつ設ける場合、永久磁石17は必ずしも半径方向と直交する状態で配置される構成に限らず、多少傾いた状態で配置されてもよい。
○ 外周近接部18aは永久磁石17の外側部の延長線L上に存在するように形成される必要はなく、永久磁石17の最も回転子外周に近い部分17aよりも回転子外周に近い位置であれば、延長線Lより回転子外周に近くても、延長線Lより回転子外周に遠くてもよい。
○ 永久磁石17は断面矩形状に限らず、矩形の両端に半円が連続する形状や矩形の両端に三角形が連続する形状としてもよい。
○ フラックスバリア18のうち、N極が回転子外周側となるように配置された永久磁石17のq軸側の端部と対応する位置に形成されたフラックスバリア18のみ、外周近接部18a及び永久磁石17の外側部の延長線Lに対して回転子内周側に回転子外周からの距離が遠くなる部分18bを有する形状に形成してもよい。S極が回転子外周側となるように配置された永久磁石17の場合、永久磁石のq軸側の端部から回転子外周に向かって進む磁束がないので外周近接部18a及び部分18bを有さない図1(d)に示すような形状のフラックスバリア18であってもよい。しかし、ロータコア15を形成する手間はほとんど変わらないため、永久磁石17のq軸側の端部と対応する位置に設けるフラックスバリア18は永久磁石17の着磁方向に限らず、外周近接部18a及び部分18bを有する形状に形成する方が、永久磁石17をロータコア15に組み付ける際の手間が少なくなる。
○ フラックスバリア18は孔(空隙)のままに限らず、樹脂を充填してもよい。
○ 電動機の極数は8極に限らず偶数極で有ればよいが、4極以上が好ましい。
○ 電動機に限らず発電機に適用してもよい。
以下の技術的思想(発明)は前記実施形態から把握できる。
(1)請求項1〜請求項5のいずれか一項に記載の発明において、前記フラックスバリアは、N極が回転子外周側となるように配置された永久磁石のq軸側の端部と対応する位置にのみ設けられている。
(a)は一実施形態のロータとステータの関係を示す部分模式図、(b)は(a)の部分拡大図、(c)は作用を説明する模式図、(d)は比較例の作用を説明する模式図。 (a)は別の実施形態のロータとステータの関係を示す部分模式図、(b)は(a)の部分拡大図。 (a)は別の実施形態のロータとステータの関係を示す部分模式図、(b)は(a)の部分拡大図。 (a)は従来技術のコアの模式図、(b)は(a)の部分拡大図。
符号の説明
L…延長線、14…回転子、17…永久磁石、17a,18b…部分、18…フラックスバリア、18a…外周近接部。

Claims (5)

  1. 回転子に複数個の永久磁石が埋め込まれるとともに、前記永久磁石のq軸側の端部に連続する状態でフラックスバリアが設けられ、前記フラックスバリアは、前記永久磁石の最も回転子外周に近い部分よりも回転子外周に近い外周近接部を有し、かつ前記外周近接部と前記永久磁石の最も回転子外周に近い部分との間に、前記永久磁石の外側部の延長線に対して回転子内周側に回転子外周からの距離が遠くなる部分を有する形状に形成されていることを特徴とする回転電機の回転子。
  2. 前記永久磁石は、平板状に形成されるとともに厚さ方向に着磁されたものが一極当たり2個ずつ設けられ、かつ回転子の外周側に向かって拡がるV字状で同じ側が同極となるように配置されている請求項1に記載の回転電機の回転子。
  3. 前記永久磁石は、平板状に形成されるとともに厚さ方向に着磁されたものが一極当たり1個ずつ設けられ、かつ回転子の半径方向と直交する方向に延びる状態で配置されている請求項1に記載の回転電機の回転子。
  4. 前記フラックスバリアは、回転子の外周面に最も近い部分が外側に凸の曲面となるように形成されている請求項1〜請求項3のいずれか一項に記載の回転電機の回転子。
  5. 請求項1〜請求項4のいずれか一項に記載の回転子を備えた回転電機。
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