JP2008145448A - 情報類似性判別装置及び情報類似性判別方法等 - Google Patents

情報類似性判別装置及び情報類似性判別方法等 Download PDF

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Abstract

【課題】 ユーザが所望する基準となる曲等のプログラム情報に似ているプログラム情報を容易に検索すること等が可能な情報類似性判別装置及び情報類似性判別方法等を提供する。
【解決手段】 本願の情報類似性判別装置は、記録媒体に記録されている複数のプログラム情報のうち、基準となる第1のプログラム情報の特徴を示す第1の特徴情報と、前記第1のプログラム情報以外の少なくとも1つの第2のプログラム情報の特徴を示す第2の特徴情報と、を取得する特徴情報取得手段と、前記第1の特徴情報と前記第2の特徴情報とを比較し、前記第1のプログラム情報と第2のプログラム情報との間に類似性があるか否かを判別する類似性判別手段と、前記類似性の判別結果に基づき、前記第2のプログラム情報を前記第1のプログラム情報と類似性のあるプログラム情報、又は類似性のないプログラム情報として記憶する記憶手段と、を備える。
【選択図】 図3

Description

本願は、記録媒体に記録されている楽曲(曲)データ(以下、単に、「曲」という)等のプログラム情報の検索を行う装置又は方法等の技術分野に関する。
近年、過去に発売されたオリジナル曲(例えば、ヒット曲)がカバーされた(つまり、オリジナル曲のカバーバージョンである)所謂カバー曲が発売されるケースが増えている。このようなカバー曲は、一般に、オリジナル曲の歌手、演奏者等のアーティストとは別のアーティストにより歌われ、演奏されることが多い。例えば、最近では、1960年代〜1980年代のオリジナル曲のカバー曲が多く発売されている。このようなカバー曲のアーティストは、オリジナル曲のアーティストと同一の国籍であるとは限らず、例えば、米国のアーティストによるオリジナル曲が、日本のアーティストによりカバーされるケースも少なくない(その逆もある)。また、カバー曲のタイトル、歌詞又は曲調は、オリジナル曲のそれと同一である場合も多いが、異なる場合もある。例えば、オリジナル曲が米国であるカバー曲のタイトルや歌詞は、一般に、原語が翻訳、アレンジされたものである。
ところで、近年、HD(Hard Disc)等の記録媒体の大容量化や、MP(MPEG Audio Layer)3、ATRAC(Adaptive TRansform Acoustic Coding)3等のデータ圧縮技術の進展により、ユーザが、例えばオーディオ機器やパーソナルコンピュータ等を使用して、例えば、多くのCD(Compact Disc)や、MD(Mini Disc)、DVD(Digital Versatile Disc)等に記録された曲を、一つのHD等に数多く記録して再生することが可能になっている。更に、最近では、インターネットに接続された楽曲配信サーバから曲を購入し、オーディオ機器等にダウンロードして上記HD等に記録して再生することが可能になった。
このように数多くの曲が記録されたHDから、ユーザが所望する曲を検索して例えば再生リスト(プレイリスト)に登録する場合、基準となる曲のタイトルを検索条件(検索キー)としてその曲を検索することが知られている。上述したようなカバー曲の検索も、ユーザが所望する(基準となる)オリジナル曲のタイトルを知っていれば、そのタイトルを検索条件として検索することが可能である。
また、例えば、特許文献1には、曲のタイトルばかりでなく、ジャンル、アーティスト名、発売時期等の検索条件をユーザが入力することにより、自動的にその検索条件に係る曲が検索され、再生リストが作成される技術が開示されている。この技術によっても、例えばカバー曲の検索を容易に行うことが可能である。
特開2004−5862号公報
しかしながら、例えば、タイトルを検索条件として、ユーザがオリジナル曲と同一のタイトルのカバー曲を検索すると、当該カバー曲以外のタイトルだけが同一の別の曲が抽出されてしまう場合あり、この場合、ユーザは、結局、検索によって抽出された全ての曲を実際に聴いてカバー曲を選定しなければならなかった。また、この場合、タイトル以外の検索条件を加えれば、ある程度、曲を絞り込むことが可能であるが、それには限界がある。
また、オリジナル曲とカバー曲のタイトル等が異なる場合、そもそも、タイトル等を検索条件としてカバー曲を検索することができず、そのカバー曲を検索すること自体が困難であった。
更に、カバー曲に限らず、例えばユーザが所望する曲を上述したような検索条件によって検索する場合、ユーザが明確な検索条件を決めることができればよいが、そうでない場合、例えば、基準となる曲(例えば、現在聴いている曲)と曲調が似ている印象の曲を検索したいというような曖昧な場合には、従来の検索条件による方法ではユーザが所望する曲を検索することはできなかった。
そこで、本願は、このような問題の解消を一つの課題とし、ユーザが所望する基準となる曲等のプログラム情報に似ているプログラム情報を容易に検索すること等が可能な情報類似性判別装置及び情報類似性判別方法等を提供することを目的する。
上記課題を解決するため、請求項1に記載の情報類似性判別装置は、記録媒体に記録されている複数のプログラム情報のうち、基準となる第1のプログラム情報の特徴を示す第1の特徴情報と、前記第1のプログラム情報以外の少なくとも1つの第2のプログラム情報の特徴を示す第2の特徴情報と、を取得する特徴情報取得手段と、前記第1の特徴情報と前記第2の特徴情報とを比較し、前記第1のプログラム情報と第2のプログラム情報との間に類似性があるか否かを判別する類似性判別手段と、前記類似性の判別結果に基づき、前記第2のプログラム情報を前記第1のプログラム情報と類似性のあるプログラム情報、又は類似性のないプログラム情報として記憶する記憶手段と、を備えることを特徴とする。
請求項6に記載の情報再生装置は、請求項1乃至5の何れか一項に記載の情報類似性判別装置を備える情報再生装置であって、前記第1のプログラム情報と類似性のある1又は複数の前記第2のプログラム情報を記録媒体から再生すべきプログラム情報として再生リストに登録する再生リスト登録手段と、を備えることを特徴とする。
請求項8に記載の情報記録装置は、請求項1乃至5の何れか一項に記載の情報類似性判別装置を備える情報記録装置であって、前記第1のプログラム情報と類似性のない1又は複数の前記第2のプログラム情報を記録媒体から消去すべきプログラム情報として消去リストに登録する消去リスト登録手段を備えることを特徴とする。
請求項9に記載の情報記録装置は、請求項1乃至5の何れか一項に記載の情報類似性判別装置を備える情報記録装置であって、前記第1のプログラム情報と類似性のある1又は複数の前記第2のプログラム情報を前記記録媒体から他の記録媒体に記録させる記録制御手段を備えることを特徴とする。
請求項10に記載の情報類似性判別方法は、記録媒体に記録されている複数のプログラム情報のうち、基準となる第1のプログラム情報の特徴を示す第1の特徴情報と、前記第1のプログラム情報以外の少なくとも1つの第2のプログラム情報の特徴を示す第2の特徴情報と、を取得する工程と、前記第1の特徴情報と前記第2の特徴情報とを比較し、前記第1のプログラム情報と第2のプログラム情報との間に類似性があるか否かを判別する工程と、前記類似性の判別結果に基づき、前記第2のプログラム情報を前記第1のプログラム情報と類似性のあるプログラム情報、又は類似性のないプログラム情報として記憶する工程と、を備えることを特徴とする。
請求項11に記載の情報類似性判別処理プログラムは、コンピュータを、記録媒体に記録されている複数のプログラム情報のうち、基準となる第1のプログラム情報の特徴を示す第1の特徴情報と、前記第1のプログラム情報以外の少なくとも1つの第2のプログラム情報の特徴を示す第2の特徴情報と、を取得し、前記第1の特徴情報と前記第2の特徴情報とを比較し、前記第1のプログラム情報と第2のプログラム情報との間に類似性があるか否かを判別し、前記類似性の判別結果に基づき、前記第2のプログラム情報を前記第1のプログラム情報と類似性のあるプログラム情報、又は類似性のないプログラム情報として記憶するように機能させることを特徴とする。
請求項12に記載の記録媒体は、請求項11に記載の情報類似性判別処理プログラムがコンピュータ読み取り可能に記録されていることを特徴とする。
以下、本願の最良の実施形態を添付図面に基づいて説明する。なお、以下に説明する実施の形態は、情報再生記録装置に対して本願の情報類似性判別装置、情報類似性判別方法情報再生装置、及び情報記録装置等を適用した場合の一実施形態である。
先ず、図1を参照して、本実施形態における情報再生記録装置の構成及び機能を説明する。図1は、本実施形態における情報再生記録装置の概要ブロック例を示す図である。
図1に示すように、情報再生記録装置1は、情報再生部11、情報出力部12、特徴量抽出部13、情報記録再生部14、操作部15、表示部16、コンピュータ及び情報類似性判別装置の一例としてのシステム制御部17、及びインターネット等のネットワーク4に接続して各種サーバ(例えば、楽曲配信サーバ2や情報提供サーバ3)との間でデータ通信を行うための通信部18等を備えて構成されている。
情報再生部11は、システム制御部17の制御下、磁気テープ、CD(Compact Disc:CD−DA(Digital Audio)、CD−R、CD−R/W等の総称)、MD(Mini Disc)、DVD(Digital Versatile Disc:DVD−Audio、DVD−Video、DVD−R、DVD−RW等の総称)、又はカード型記録媒体(例えば、SDカード、メモリースティック)等の記録媒体に記録された曲を再生し、当該曲を情報出力部12、特徴量抽出部13、及び情報記録再生部14に出力するようになっている。
例えば、情報再生部11がCD(例えば、CD−DAやCD−R)に記録された曲を再生するものである場合、当該情報再生部11は、図示しないが、当該CDに光ビームを照射して記録情報を光学的に読み取り電気信号に光電変換し出力する光ピックアップ、当該光ピックアップから出力された電気信号からRF(Radio Frequency)信号等を生成して出力するRFアンプ、当該RF信号に対して所定の復調処理及び誤り訂正処理等を行いデジタル信号に変換して曲を再生するデジタル信号処理回路(例えばDSP(Digital Signal Processor)等により構成)、圧縮されている曲についてはデコード処理を施すデコーダ、及び、スピンドルモータ及び光ピックアップをサーボ制御するサーボ回路等を備え、当該曲の再生出力を行う。
また、情報再生部11は、CDに、曲のタイトル、アーティト名等の管理情報(つまり、曲を管理するための管理情報)が記録されている場合(例えば、CD−TEXT等の場合)には、情報再生部11は、システム制御部17の制御下、当該管理情報をCDから読み出し、情報記録再生部14に出力するようになっている。
なお、CD以外の記録媒体から曲を再生するための構成及び機能については公知の技術であるので、詳しい説明は省略する。また、マルチメディアプレーヤのように、複数の記録媒体から曲を再生するように構成してもよい。また、情報再生部11が、曲を放送する放送局(例えば、ラジオ放送局やテレビ放送局)から放送された放送電波を受信するチューナを備えるように構成してもよく、この場合、放送局から放送された(放送局の記録媒体に記録されていた)曲が、システム制御部17の制御下、チューナにより受信、復調され、情報出力部12、特徴量抽出部13、及び情報記録再生部14に出力される。
情報出力部12は、図示しないが、情報再生部11により再生出力された曲を入力し、これをアナログ音声信号に変換するDAC(Digital-to-Analog Converter)、当該アナログ音声信号を増幅して出力するAMP(Amplifier)、及び増幅されたアナログ音声信号を音波として出力するスピーカ等を備えており、曲をスピーカから出力するようになっている。
特徴量抽出部13は、例えばDSP等により構成されており、情報再生部11により再生出力された曲を入力し、当該曲の特徴を示す特徴情報の一例としての楽音特徴量を抽出し、情報記録再生部14及びシステム制御部17に出力するようになっている。
ここで、楽音特徴量とは、その曲の特徴を定量的に示す情報(例えば、0〜100の間の数値等で表される)である。楽音特徴量としては、キー(ハ長調、イ短調等の曲の調性)、キーの変化位置(又は変化パターン)、コード(和音、又は和音の組合せ)、当該コードの変化位置(又は変化パターン)、当該コードの変化量(CPM)(又は変化率(HVL))、ビート(拍:強弱を持った一定のパルス信号)、当該ビートの最大値(又は、最小値、平均値)、当該ビートの変化位置(又は変化パターン)、当該ビートの変化量(BPM)(又は変化率)、楽音の最大強度や平均強度、音量の変化位置(又は変化パターン)などが挙げられる。つまり、一つの曲の特徴は、互いに異なる複数の楽音特徴量で示すことができる。
これらの楽音特徴量の抽出には、公知の様々な方法を適用可能であるので、詳しい説明を省略するが、例えば、特徴量抽出部13が、入力された曲(曲データの先頭から所定時間分でも良い)を高速フーリエ変換(Fast Fourier Transform)して周波数分析を行い時間軸に沿った所定の時間間隔で周波数毎の音量値を算出してキー及びこれに関する量(キーの変化位置等)、コード及びこれに関する量(コードの変化位置や変化量等)の抽出を行ったり、所定のスレッショルドレベルにて曲の波形のエンベロープを検出することによりビート及びこれに関する量(ビート(信号)の最大値等)の抽出を行う。
情報記録再生部14は、曲を一時的に蓄積するバッファメモリ、曲をエンコード(圧縮等)又はデコード(伸長等)するためのエンコーダ/デコーダ、HD、及びHDに曲や楽音特徴量等を記録又はHDから再生を行うためのHDドライブ等を備えており、曲等の記録又は再生出力を行うようになっている。
また、情報記録再生部14は、システム制御部17の制御下、特徴量抽出部13から出力された楽音特徴量をこれに対応する曲に関連付けてHDに記録する。
更に、情報記録再生部14は、システム制御部17の制御下、例えば楽曲配信サーバ2からネットワーク4を介して配信され通信部18を介して受信された(つまり、ダウンロードされた)曲、その歌詞情報(特徴情報の一例)、及び管理情報(例えば、曲のタイトル、アーティスト名等)等を関連付けてHDに記録する。なお、楽曲配信サーバ2から取得(ダウンロード)された曲の楽音特徴量も、例えば当該取得の際に、特徴量抽出部13により抽出され、当該曲に関連付けて記録される。
このように情報記録再生部14におけるHDに記録される各曲には、固有の登録番号(例えば、シリアル番号)が付与され、リスト管理されるようになっている。例えば、HDに記録されている曲の登録番号、記録(録音)日時、データ容量、記録場所、演奏時間、タイトル、アーティスト名等の管理情報と、上記楽音特徴量及び歌詞情報等の特徴情報が曲リストに登録される。この曲リストのデータは、例えばHDに記録され、適宜、システム制御部17により読み出され使用される。
なお、曲のタイトル、及びアーティスト名等の情報は、ユーザによる操作部15の操作によって入力され、HDに記録されている曲に対応付けてられて曲リストに登録されるようにしても良い。また、曲のタイトル、アーティスト名、及び歌詞情報等の情報は、例えばCDDBと呼ばれるデータベースを有する情報提供サーバ3からネットワーク4を介して取得され、HDに記録されている曲に対応付けてられて曲リストに登録されるようにしても良い(この場合、例えば、公知の如く、CDのリードインエリアに記録されているTOC(Table Of Contents)情報をキーとして、当該TOC情報に対応付けられた曲のタイトル、アーティスト名、及び歌詞情報が取得される)。
なお、本実施形態においては、曲を記録する記録媒体としてHDを例にとったが、情報記録可能な光ディスク(DVD−R/W等)、MD、又はカード型記録媒体等の記録媒体を適用してもよい。
操作部15は、ユーザからの各種指示(例えば、曲の再生、記録又は消去等の指示、更には、曲の指定指示、範囲の設定指示等)を入力するための複数の操作ボタンを備えており、ユーザにより操作ボタンが押下された場合に、その操作ボタンに応じた指示信号をシステム制御部17に出力する。
表示部16は、表示パネル(例えば、液晶パネル等)を備えており、システム制御部17の制御下、上記管理情報に含まれる曲のタイトル、アーティスト名、及び演奏時間等の情報や、曲の歌詞情報等を表示する。
システム制御部17は、演算機能を有するCPU、作業用RAM、及び各種処理プログラム(情報類似性判別処理プログラムを含む:この情報類似性判別処理プログラムは、例えばインターネット上の所定のサーバからダウンロードされるようにしてもよいし、例えば、CD−ROM等の記録媒体に記録されて当該記録媒体のドライブを介して読み込まれるようにしてもよい。)やデータを記憶するROM等を備えている。
そして、CPUが例えばROMに記憶されたプログラムを実行することにより、システム制御部17は、情報再生記録装置1全体を統括制御するとともに、本願の指定受付手段、特徴情報取得手段、類似性判別手段、記憶手段、再生リスト登録手段、消去リスト登録手段、記録制御手段、管理情報同一判別手段等として機能するようになっている。
具体的には、システム制御部17は、特徴情報取得手段として、例えば、HD等の記録媒体に記録されている複数の曲のうち、基準となる第1の曲(以下、「基準曲」という)の特徴を示す第1の特徴情報(以下、「基準特徴情報」という)と、基準曲以外の少なくとも1つの第2の曲(以下、「比較対象曲」という)の特徴を示す第2の特徴情報(以下、「比較対象特徴情報」という)と、を例えばHDに記録されている上記曲リストから取得する。なお、基準曲は、例えばHDに記録されている複数の曲のうち、ユーザにより操作部15を通じて任意指定される(選択受付手段としてのシステム制御部17がユーザから基準曲の選択を受け付ける)ようにしてもよいし、予め設定されていてもよい。また、比較対象曲は、例えばCDやHDに記録されている複数の曲のうちから、システム制御部17により曲の再生順又は曲の検索順に指定される。
そして、システム制御部17は、類似性判別手段として、上記取得した基準特徴情報と比較対象特徴情報とを比較し、基準曲と比較対象曲との間に類似性があるか否かを判別する。
ここで、図2を参照しつつ、基準曲と比較対象曲との間の類似性について詳しく説明する。図2は、基準曲と比較対象曲との間の類似性判別に用いられる楽音特徴量の一例を示す図である。
基準曲と比較対象曲との間に類似性があるとは、基準曲と比較対象曲との曲調(例えば、明るい、静かな、ノリがいい、癒される等)、雰囲気、又は印象等がユーザにとって似ていることを意味する。このような類似性は、ユーザの感覚的なものであり、ユーザ毎に異なる場合も想定されるため、本実施形態おいて、基準曲と比較対象曲との間に類似性があるか否かは、基準特徴情報に係る値(例えば、楽音特徴量)と比較対象特徴情報に係る値(例えば、楽音特徴量)との差分が、ユーザにより任意に設定された範囲(以下、「差分設定範囲」という)内にあるか否かによって判別されるようになっている。これにより、ユーザ毎に類似性のある曲を決めることができる。
図2の例では、基準曲と比較対象曲A、B、Cの楽音特徴量として、コード変化率(HML)、ビートの変化量(BPM)、ビートの最大値、及び楽音の平均強度(平均レベル)が、夫々数値で示され、また、夫々の楽音特徴量には、優先順位が付与されている。この優先順位が高い楽音特徴量ほど、基準曲と比較対象曲との間の類似性に与える影響が大きいことを意味する。図2の例では、コード変化率(HML)が最も優先順位が高くなっている。
一般に、コード変化率(HML)等のコード(和音、又は和音の組合せ)に関する情報に係る値が近い(差分が小さい)ほど、基準曲と比較対象曲との類似性が高いということができる。従って、例えば、基準曲と比較対象曲の複数の楽音特徴量のうちコード変化率(HML)等のコード(和音、又は和音の組合せ)に関する情報に係る値の差分のみが差分設定範囲内にある場合に、類似性があると判別されるように構成しても良い。この場合、図2の例では、基準曲とのコード変化率(HML)の差分“5”が、差分設定範囲内である“設定値(上限値)10以下”にある比較対象曲Aのみが、類似性があると判別されることになる(比較対象曲B及びCの差分はその差分設定範囲内にない)。このように優先順位を決めることで、よりユーザが意図する類似性の有無の判別が可能となる。
また、優先順位が高い(上位から)所定数(例えば、図2の例で、コード変化率、及びビートの変化量の2つ)の、基準曲と比較対象曲の楽音特徴量の差分が、差分設定範囲内にある場合に、類似性があると判別されるように構成しても良い。
更にまた、全ての楽音特徴量(図2の例では、コード変化率、ビートの変化量、ビートの最大値、及び楽音の平均強度)の差分が、差分設定範囲内にある場合に、類似性があると判別されるように構成しても良い。
なお、類似性判別に用いられる楽音特徴量の選択(つまり、どの楽音特徴量を類似性判別に使用するかの設定)、当該選択された楽曲特徴量毎の差分設定範囲(或いは、上限値又は下限値)の設定、優先順位の設定等は、ユーザが、表示部16に表示パネル上に表示された設定画面上で、ユーザが操作部15を操作して行うことが可能であり、これにより、ユーザ毎に、基準曲と比較対象曲との間に類似性があるか否かを調整することができる。
そして、システム制御部17は、記憶手段として、上記類似性の判別結果に基づき、比較対象曲を基準曲と類似性のある曲(以下、「類似曲」という)、又は類似性のない曲(以下、「非類似曲」という)として記憶(登録)する。例えば、類似曲は、再生リスト登録手段としてのシステム制御部17により、例えばHDから再生すべき曲として再生リスト(プレイリスト)に登録されたり、或いは、記録制御手段としてのシステム制御部17により、例えばCDからHDに記録される。一方、非類似曲は、消去リスト登録手段としてのシステム制御部17により、例えばHDから消去すべき曲として消去リストに登録される。
更に、システム制御部17は、管理情報同一判別手段として、基準曲の管理情報(例えば、タイトル)と比較対象曲の管理情報(例えば、タイトル)とが同一であるか否かを判別するようになっている。そして、システム制御部17は、基準曲と比較対象曲との間に類似性があり、かつ、当該基準曲と管理情報(例えば、タイトル)と比較対象曲の管理情報(例えば、タイトル)とが同一である場合に、比較対象曲を基準曲のカバー曲として再生リストに登録する。つまり、基準曲とタイトルが同一の複数の比較対象曲の中から、基準曲(オリジナル曲)と類似性のある比較対象曲を、基準曲のカバー曲として抽出する趣旨である。
次に、図3乃至図10等を参照して、本実施形態に係る情報再生記録装置1の動作例を説明する。
なお、以下の動作例において、類似性判別に用いられる楽音特徴量の選択、当該選択された楽曲特徴量毎の差分設定範囲の設定、及び優先順位の設定等は、既になされていることを前提とする。
図3は、記録すべき類似曲用の基準曲が登録される場合におけるシステム制御部17の処理を示すフローチャートであり、図4は、CDからHDへ曲が記録される場合におけるシステム制御部17の処理を示すフローチャートであり、図5は、再生すべき類似曲用の基準曲が登録される場合におけるシステム制御部17の処理を示すフローチャートであり、図6は、HDから曲が再生される場合におけるシステム制御部17の処理を示すフローチャートであり、図7は、消去すべき非類似曲用の基準曲が登録される場合におけるシステム制御部17の処理を示すフローチャートであり、図8は、HDから曲が消去される場合におけるシステム制御部17の処理を示すフローチャートであり、図9及び図10は、HDからカバー曲が再生される場合におけるシステム制御部17の処理を示すフローチャートである。
先ず、図3を参照して、記録すべき類似曲用の基準曲が登録される場合における情報再生記録装置1の動作例を説明する。
図3に示す処理は、例えば、ユーザが、操作部15を操作して、記録すべき類似曲用の基準曲の登録指示を行うことにより開始され、システム制御部17は、先ず、現在、曲(例えば、HDに記録された曲)の再生中であるか否かを判別し(ステップS1)、再生中である場合には(ステップS1:Y)、ステップS2へ、一方、再生中でない場合には(ステップS1:N)、ステップS3へ、夫々移行する。
ステップS2では、システム制御部17は、ユーザからの操作部15を介した選択を待ち、曲リストの曲指定(つまり、曲リストに登録されている(HDに記録されている)複数曲の中から基準曲を指定するモード)が選択された場合には、ステップS3へ、一方、再生中の曲指定が選択された場合には、ステップS4へ、夫々移行する。
ステップS3では、システム制御部17は、情報記録再生部14から曲リストのデータを読み込み、当該曲リストを表示部16における表示パネル上に表示させる。こうして、表示された曲リストには、例えば、当該曲リストに登録されている曲の登録番号、タイトル、アーティスト名、記録(録音)日時、演奏時間、再生頻度等の情報がリスト形式で所望の順序で表示されており、ユーザが、表示されている何れかの曲を操作部15により指定(例えば、カーソルを所望の曲に合わせ実行ボタンの押下による)可能になっている。
そして、ユーザが操作部15を操作して、曲リストにおける所望の曲、又は再生中の曲を指定すると、システム制御部17は、これに応じ(ステップS4:Y)、当該指定された曲を、記録すべき類似曲用の基準曲として登録し(ステップS5)、当該処理を終了する。なお、登録された基準曲には、その旨の情報が対応付けられる(例えば曲リスト中における当該基準曲に対してその旨の情報が付加される)。
次に、図4を参照して、CDからHDへ曲が記録される場合における情報再生記録装置1の動作例を説明する。
図4に示す処理は、例えば、ユーザが、操作部15を操作して、CDからHDへの曲(例えば、ユーザにより指定された複数曲)の記録指示を行うことにより開始され、システム制御部17は、曲の再生及び記録制御処理を行う(ステップS11)。当該曲の再生及び記録制御処理においては、情報再生部11に対して曲の再生指令が、特徴量抽出部13に対して再生された曲の楽音特徴量の抽出指令が、情報記録再生部14に対して再生された曲及び抽出された楽音特徴量の記録指令が、システム制御部17から夫々与えられ、情報再生部11、特徴量抽出部13、及び情報記録再生部14が制御される。これにより、情報再生部11から再生出力された曲は、情報出力部12を通じて外部に出力されると共に、情報記録再生部14におけるHDに記録される。また、情報再生部11から再生出力された曲の楽音特徴量が特徴量抽出部13にて抽出され、システム制御部17に出力される。
なお、情報再生部11によりCDから再生出力された曲が、情報出力部12を通じて外部に出力されることなく、情報記録再生部14におけるHDに記録されるように構成してよい(いわゆる記録モード)。また、情報出力部12を通じて外部に出力される曲と情報記録再生部14のHDに記録される曲とが別の曲となるように構成してもよい。例えば、情報再生部11からの再生出力を高速で行って、情報出力部12を通じて外部に出力させる曲をバッファメモリに溜め込んでおき、その曲がバッファメモリから定速(高速より遅い速度)で外部に出力されている間にその曲とは別の曲を情報記録再生部14のHDに記録するように構成してもよい。その場合には、情報出力部12を通じて外部に出力される曲に対してではなく、情報記録再生部14のHDに記録される曲の楽音特徴量が特徴量抽出部13にて抽出され、システム制御部17に出力されることとなる。
次いで、システム制御部17は、類似曲記録機能がONであるか(ON設定されているか)否かを判別する(ステップS12)。この類似曲記録機能のON/OFF設定は、ユーザが操作部15を操作して行うことが可能になっている。そして、類似曲記録機能がONである場合には(ステップS12:Y)、ステップS13へ、類似曲記録機能がONでない場合には(ステップS12:N)、ステップS18へ、夫々移行される。
ステップS13では、システム制御部17は、記録すべき類似曲用の基準曲が登録されているか否かを、例えば曲リストを参照することにより判別する。記録すべき類似曲用の基準曲が登録されている場合(ステップS13:Y)、つまり、上記図3に示す処理により基準曲が登録された場合には、システム制御部17は、現在再生中の比較対象曲の比較対象特徴情報である楽音特徴量(例えば、コード変化率(HML)等)と、基準曲の基準特徴情報である楽音特徴量と、を取得する(ステップS14)。なお、現在再生中の比較対象曲の比較対象特徴情報である楽音特徴量は、特徴量抽出部13から取得され、例えば、当該曲のHDへの記録終了後、当該曲の管理情報と共に曲リストに登録される。一方、基準曲の楽音特徴量は、曲リストから取得される。
次いで、システム制御部17は、例えば上述したように、基準曲の楽音特徴量と比較対象曲の楽音特徴量との差分を算出し、その差分が差分設定範囲内にあるか否かを判別することにより基準曲と比較対象曲との間に類似性があるか否かを判別する(ステップS15)。
そして、基準曲と比較対象曲との間に類似性がある場合(ステップS15:Y)、システム制御部17は、比較対象曲を、基準曲と類似性のある曲として記憶(例えば、曲リストにその旨を登録)する(ステップS16)。一方、基準曲と比較対象曲との間に類似性がない場合(ステップS15:N)、システム制御部17は、比較対象曲を、基準曲と類似性のない曲として記憶(例えば、曲リストにその旨を登録)する(ステップS17)。
なお、ステップS17の別の例として、上記処理で記録された比較対象曲、つまり、基準曲と類似性のない曲がHDから消去されるように構成しても良い。或いは、基準曲と類似性のない曲についてはHDに記録せずにスキップするように構成しても良い(この場合、ステップS15における類似性の判別後に、HDへの曲の記録が行われるようにする)。
ステップS18では、システム制御部17は、ユーザにより指定された複数曲の再生及び記録が終了したか否かが判別され、終了していない場合には(ステップS18:N)、ステップS11に戻り、終了した場合には(ステップS18:Y)には、当該処理を終了する。こうして、CDからHDに記録される全ての曲について、基準曲との間の類似性の判別が行われ、その判別結果が記憶されることになる。
このように図3及び図4の処理によれば、例えばCDからHDに記録される曲に関して、ユーザによって指定された基準曲と類似性のある曲とない曲とを区別することができ、或いは、基準曲と類似性とない曲についてはHDに記録しないようにすることができるので、基準曲をユーザが所望する好みの曲とすれば、後から当該好みの曲と曲調等が似ている曲を容易に検索(探し出す)ことができる。また、HDの限られた記録容量を有効活用することができる。更に、基準曲をオリジナル曲とすれば、ユーザは当該オリジナル曲と曲調等が似ているカバー曲を、CDDBを有する情報提供サーバ3を利用しなくとも、容易に検索することも可能となる。更にまた、たとえオリジナル曲とカバー曲のタイトルが異なっていた場合であっても、ユーザは当該オリジナル曲と曲調等が似ているカバー曲を、容易に検索することも可能となる。
次に、図5を参照して、再生すべき類似曲用の基準曲が登録される場合における情報再生記録装置1の動作例を説明する。
図5に示す処理は、例えば、ユーザが、操作部15を操作して、再生すべき類似曲用の基準曲の登録指示を行うことにより開始され、システム制御部17は、先ず、現在、曲(例えば、HDに記録された曲)の再生中であるか否かを判別し(ステップS21)、再生中である場合には(ステップS21:Y)、ステップS22へ、一方、再生中でない場合には(ステップS21:N)、ステップS23へ、夫々移行する。
なお、ステップS22〜S24の処理は、図3に示すステップS2〜S4の処理と同様であるので重複する説明を省略する。
そして、ユーザが操作部15を操作して、曲リストにおける所望の曲、又は再生中の曲を指定すると、システム制御部17は、これに応じ(ステップS24:Y)、当該指定された曲を、再生すべき類似曲用の基準曲として登録し(ステップS25)、当該処理を終了する。なお、登録された基準曲には、その旨の情報が対応付けられる(例えば曲リスト中における当該基準曲に対してその旨の情報が付加される)。
次に、図6を参照して、HDから曲が再生される場合における情報再生記録装置1の動作例を説明する。
図6に示す処理は、例えば、ユーザが、操作部15を操作して、HDからの曲の再生指示を行うことにより開始され、システム制御部17は、類似曲再生機能がONであるか(ON設定されているか)否かを判別する(ステップS31)。この類似曲再生機能のON/OFF設定は、ユーザが操作部15を操作して行うことが可能になっている。そして、類似曲再生機能がONである場合には(ステップS31:Y)、ステップS32へ、類似曲再生機能がONでない場合には(ステップS31:N)、ステップS39へ、夫々移行される。
ステップS32では、システム制御部17は、再生すべき類似曲用の基準曲が登録されているか否かを、例えば曲リストを参照することにより判別する。再生すべき類似曲用の基準曲が登録されている場合(ステップS32:Y)、つまり、上記図5に示す処理により基準曲が登録された場合には、システム制御部17は、比較対象曲の比較対象特徴情報である楽音特徴量と、基準曲の基準特徴情報である楽音特徴量と、を取得する(ステップS33)。なお、比較対象曲は、曲リストに登録された全ての曲であってもよいし、例えばユーザにより指定された一部の曲であってもよい。また、比較対象曲の楽音特徴量と基準曲の楽音特徴量は、曲リストから取得される。
次いで、システム制御部17は、基準曲との間に類似性がある類似曲の検索を行う(ステップS34)。当該類似曲の検索においては、例えば複数の比較対象曲うちから1曲が選定され、上述したように、選定された比較対象曲の楽音特徴量と基準曲の楽音特徴量との差分が算出され、その差分が差分設定範囲内にあるか否かが判別され、差分設定範囲内にある場合には、その比較対象曲が類似曲として抽出されることになる。こうして類似曲が抽出された場合には(ステップS35:Y)、システム制御部17は、当該類似曲の登録番号、タイトル、アーティスト名、記録日時、演奏時間、再生頻度等の情報を、類似曲の再生リストに登録する(ステップS36)。
ステップS37では、システム制御部17は、類似曲の検索を終了するか否かを判別し、検索終了しない場合(ステップS37:N)、つまり、未だ選定されていない(類似性判別されていない)比較対象曲がある場合には、ステップS34に戻り同様の処理を行う。一方、類似曲の検索終了する場合(ステップS37:Y)、つまり、選定されていない比較対象曲がない場合には、ステップS38へ移行する。
ステップS38では、システム制御部17は、上記類似曲の再生リストを表示部16における表示パネル上に表示させる。
一方、ステップS39では、システム制御部17は、上記類似曲の再生リスト以外の例えばユーザのお気に入りの再生リストを表示部16における表示パネル上に表示させる。
こうして、ステップS38又はS39で表示された再生リストには、例えば、当該再生リストに登録されている曲の登録番号、タイトル、アーティスト名、記録(録音)日時、演奏時間、再生頻度等の情報がリスト形式で所望の順序で表示されており、ユーザが、表示されている何れかの曲を操作部15により選択可能になっている。
そして、ユーザが操作部15を操作して、再生リストにおける所望の曲を選択すると、システム制御部17は、これに応じ(ステップS40:Y)、当該選択された曲の再生制御処理を行う(ステップS41)。当該曲の再生制御処理においては、システム制御部17から情報記録再生部14に対して選択された曲の再生指令が与えられ、情報記録再生部14が制御される。これにより、情報記録再生部14から、当該選択された曲が再生出力され、情報出力部12を通じて外部に出力される。そして、当該曲の再生制御処理は、ユーザからの再生停止指示があった場合、又は、再生リストに登録されている全ての曲の再生が完了した場合に終了する。
このように図5及び図6の処理によれば、HDに記録されている多数の曲の中から、ユーザによって指定された基準曲と類似性のある曲を迅速に検索して再生リストに登録し再生させることができるので、基準曲をユーザが所望する好みの曲とすれば、ユーザは当該好みの曲と曲調等が似ている曲だけを効率良く再生し聴くことができる。更に、基準曲をオリジナル曲とすれば、CDDBを有する情報提供サーバ3を利用しなくとも、ユーザは当該オリジナル曲と曲調等が似ているカバー曲を、効率よく再生し聴くことも可能となる。更にまた、たとえオリジナル曲とカバー曲のタイトルが異なっていた場合であっても、ユーザは当該オリジナル曲と曲調等が似ているカバー曲を、効率よく再生し聴くことも可能となる。
なお、図6のステップS36の処理において作成された類似曲の再生リストが、例えばユーザのお気に入りの再生リストとしてHD等に保存されるようにし、ユーザが、複数保存された再生リストのうちから類似曲の再生リストを選択して、これに登録された曲を再生可能なように構成してもよい。この構成によれば、一旦、作成された類似曲の再生リストを後から有効に活用することができる。
次に、図7を参照して、消去すべき非類似曲用の基準曲が登録される場合における情報再生記録装置1の動作例を説明する。
図7に示す処理は、例えば、ユーザが、操作部15を操作して、消去すべき非類似曲用の基準曲の登録指示を行うことにより開始され、システム制御部17は、先ず、現在、曲(例えば、HDに記録された曲)の再生中であるか否かを判別し(ステップS51)、再生中である場合には(ステップS51:Y)、ステップS52へ、一方、再生中でない場合には(ステップS51:N)、ステップS53へ、夫々移行する。
なお、ステップS52〜S54の処理は、図3に示すステップS2〜S4の処理と同様であるので重複する説明を省略する。
そして、ユーザが操作部15を操作して、曲リストにおける所望の曲、又は再生中の曲を指定すると、システム制御部17は、これに応じ(ステップS54:Y)、当該指定された曲を、消去すべき非類似曲用の基準曲として登録し(ステップS55)、当該処理を終了する。なお、登録された基準曲には、その旨の情報が対応付けられる(例えば曲リスト中における当該基準曲に対してその旨の情報が付加される)。
次に、図8を参照して、HDから曲が消去される場合における情報再生記録装置1の動作例を説明する。
図8に示す処理は、例えば、ユーザが、操作部15を操作して、HDからの曲の消去指示を行うことにより開始され、システム制御部17は、非類似曲消去機能がONであるか(ON設定されているか)否かを判別する(ステップS61)。この非類似曲消去機能のON/OFF設定は、ユーザが操作部15を操作して行うことが可能になっている。そして、非類似曲消去機能がONである場合には(ステップS61:Y)、ステップS62へ、非類似曲消去機能がONでない場合には(ステップS61:N)、ステップS69へ、夫々移行される。
ステップS62では、システム制御部17は、消去すべき非類似曲用の基準曲が登録されているか否かを、例えば曲リストを参照することにより判別する。消去すべき非類似曲用の基準曲が登録されている場合(ステップS62:Y)、つまり、上記図7に示す処理により基準曲が登録された場合には、システム制御部17は、比較対象曲の比較対象特徴情報である楽音特徴量と、基準曲の基準特徴情報である楽音特徴量と、を取得する(ステップS63)。なお、比較対象曲は、曲リストに登録された全ての曲であってもよいし、例えばユーザにより指定された一部の曲であってもよい。また、比較対象曲の楽音特徴量と基準曲の楽音特徴量は、曲リストから取得される。
次いで、システム制御部17は、基準曲との間に類似性がない非類似曲の検索を行う(ステップS64)。当該非類似曲の検索においては、例えば複数の比較対象曲うちから1曲が選定され、上述したように、選定された比較対象曲の楽音特徴量と基準曲の楽音特徴量との差分が算出され、その差分が差分設定範囲内にあるか否かが判別され、差分設定範囲内にない場合には、その比較対象曲が非類似曲として抽出されることになる。こうして非類似曲が抽出された場合には(ステップS65:Y)、システム制御部17は、当該非類似曲の登録番号、タイトル、アーティスト名、記録日時、演奏時間、再生頻度等の情報を、非類似曲の消去リストに登録する(ステップS66)。
ステップS67では、システム制御部17は、非類似曲の検索を終了するか否かを判別し、検索終了しない場合(ステップS67:N)、つまり、未だ選定されていない(類似性判別されていない)比較対象曲がある場合には、ステップS64に戻り同様の処理を行う。一方、非類似曲の検索終了する場合(ステップS67:Y)、つまり、選定されていない比較対象曲がない場合には、ステップS68へ移行する。
ステップS68では、システム制御部17は、上記非類似曲の消去リストを表示部16における表示パネル上に表示させる。
一方、ステップS69では、システム制御部17は、上記非類似曲の消去リスト以外の例えば別に登録された消去リストを表示部16における表示パネル上に表示させる。
こうして、ステップS68又はS69で表示された消去リストには、例えば、当該消去リストに登録されている曲の登録番号、タイトル、アーティスト名、記録(録音)日時、演奏時間、再生頻度等の情報がリスト形式で所望の順序で表示されており、ユーザが、表示されている何れかの曲を操作部15により選択可能になっている。
そして、ユーザが操作部15を操作して、消去リストにおける消去したい1又は複数の曲を選択すると、システム制御部17は、これに応じ(ステップS70:Y)、当該選択された曲の消去制御処理を行う(ステップS71)。当該曲の消去制御処理においては、システム制御部17から情報記録再生部14に対して選択された曲の消去指令が与えられ、情報記録再生部14におけるHDから当該選択された曲が消去される。
このように図7及び図8の処理によれば、HDに記録されている多数の曲の中から、ユーザによって指定された基準曲と類似性のない曲を迅速に検索して消去リストに登録し消去することができるので、基準曲をユーザが所望する好みの曲とすれば、ユーザは当該好みの曲と曲調等が似ていない(つまり、ユーザの嗜好と一致しない)曲だけを効率良く消去することができる。特に、例えばHDの記録容量が一杯になった場合には、ユーザは好みでない局を消去(削除)しようとするが、その際に好みの曲(基準曲)と曲調等が一致しない曲のタイトル等を表示させることによりユーザの意思決定をサポートすることができる。また、HDの限られた記録容量を有効活用することができる。
なお、HDの記録容量が無くなりかけた(空き容量が所定容量以下になった)場合に、システム制御部17がこれを認識し、自動的に非類似曲の消去リストに登録されている曲を消去するように構成しても良い。
次に、図9及び図10を参照して、HDからカバー曲が再生される場合における情報再生記録装置1の動作例を説明する。
図9に示す処理は、例えば、ユーザが、操作部15を操作して、HDからのカバー曲の再生指示を行うことにより開始され、システム制御部17は、カバー曲再生機能がONであるか(ON設定されているか)否かを判別する(ステップS81)。このカバー曲再生機能のON/OFF設定は、ユーザが操作部15を操作して行うことが可能になっている。そして、カバー曲再生機能がONである場合には(ステップS81:Y)、ステップS82へ、カバー曲再生機能がONでない場合には(ステップS81:N)、図10に示すステップS94へ、夫々移行される。
ステップS82では、システム制御部17は、再生すべき類似曲用の基準曲が登録されているか否かを、例えば曲リストを参照することにより判別する。再生すべき類似曲用の基準曲が登録されている場合(ステップS82:Y)、つまり、上記図5に示す処理により基準曲が登録された場合には、システム制御部17は、比較対象曲の管理情報であるタイトルと、基準曲の管理情報あるタイトルと、を取得する(ステップS83)。なお、ここでの基準曲は、カバー曲の元となるオリジナル曲である。また、比較対象曲の管理情報と基準曲の管理情報は、曲リストから取得される。
次いで、システム制御部17は、基準曲と同一タイトルの曲の検索を行う(ステップS84)。当該同一タイトルの曲の検索においては、例えば複数の比較対象曲うちから1曲が選定され、選定された比較対象曲のタイトルと基準曲のタイトルが同一であるか否かが判別され、同一である場合には、その比較対象曲が同一タイトルの曲として抽出されることになる。こうして同一タイトルの曲が抽出された場合には(ステップS85:Y)、システム制御部17は、当該同一タイトルの曲の登録番号、タイトル、アーティスト名、記録日時、演奏時間、再生頻度等の情報を例えばRAMに記憶する(ステップS86)。
ステップS87では、システム制御部17は、同一タイトルの曲の検索を終了するか否かを判別し、検索終了しない場合(ステップS87:N)、つまり、未だ選定されていない(同一タイトルの判別されていない)比較対象曲がある場合には、ステップS84に戻り同様の処理を行う。一方、同一タイトルの曲の検索終了する場合(ステップS87:Y)、つまり、選定されていない比較対象曲がない場合には、図10に示すステップS88へ移行する。
次に、図10の処理において、システム制御部17は、図6のステップS33と同様、比較対象曲の比較対象特徴情報である楽音特徴量と、基準曲の基準特徴情報である楽音特徴量と、を取得する(ステップS88)。
次いで、システム制御部17は、上記記憶された同一のタイトルの曲のうちから、基準曲との間に類似性がある類似曲の検索を行う(ステップS89)。当該類似曲の検索処理は、図6のステップS34と同様に行われる。こうして類似曲(ここでは基準曲(オリジナル曲)のカバー曲)が抽出された場合には(ステップS90:Y)、システム制御部17は、当該類似曲の登録番号、タイトル、アーティスト名、記録日時、演奏時間、再生頻度等の情報を、カバー曲の再生リストに登録する(ステップS91)。
ステップS92では、システム制御部17は、類似曲(つまり、カバー曲)の検索を終了するか否かを判別し、検索終了しない場合には(ステップS91:N)、ステップS89に戻り同様の処理を行う。一方、類似曲の検索終了する場合には(ステップS91:Y)、ステップS93へ移行する。
ステップS93では、システム制御部17は、上記カバー曲の再生リストを表示部16における表示パネル上に表示させる。
なお、ステップS94〜S96の処理は、図6に示すステップS39〜S41の処理と同様であるので重複する説明を省略する。
また、上記処理においては、同一タイトルの曲の検索(ステップS84)を、類似曲の検索(ステップS89)の前に行うように構成したが、これに限定されるものではなく、類似曲の検索を、同一タイトルの曲の検索の前に行うように構成しても良い。
また、図10のステップS91の処理において作成されたカバー曲の再生リストが、例えばユーザのお気に入りの再生リストとしてHD等に保存されるようにし、ユーザが、複数保存された再生リストのうちからカバー曲の再生リストを選択して、これに登録された曲を再生可能なように構成してもよい。この構成によれば、一旦、作成されたカバー曲の再生リストを後から有効に活用することができる。
このように図5、図9及び図10の処理によれば、オリジナル曲のカバー曲でないタイトル同一の曲が、カバー曲と共に記録されていた場合であっても、タイトル同一曲の判別と、類似性の判別との組合せにより、容易にカバー曲だけを検索し再生させることができる。
なお、上記実施形態においては、本願の特徴情報として楽音特徴量を例にとって説明したが、これに限定されるものではなく、特徴情報として例えば歌詞情報を適用しても良い。この場合、例えば基準曲の歌詞情報のうち先頭から所定数(例えば、20)の文字と、比較対象曲の歌詞情報のうち先頭から所定数(例えば、20)の文字と、が比較され一致した場合に、基準曲と比較対象曲との間に類似性があると判別するように構成する。この構成によれば、より一層正確にカバー曲のみを抽出することが可能となる。
また、上記実施形態においては、本願のプログラム情報として曲データを例にとって説明したが、これに限定されるものではなく、プログラム情報として、例えば映画や番組等のコンテンツデータ(映像及び音声データを含む)や、写真等の画像データを適用しても良い。この場合、コンテンツデータの特徴を示す特徴情報としては、例えばそのコンテンツの種別(例えば、映画、ドラマ、バラエティ等の情報)とすればよく(例えば番組表(EPG)データ等から取得可能)、写真データの特徴を示す情報としてはその写真を撮影した年代、場所、或いは、写真の色合い(色調)等(画像解析等によって取得可能)とすればよい。
また、上記実施形態においては、本願を情報再生記録装置1に対して適用したが、この他にも、例えば、AV(オーディオ、ビジュアル)装置、パーソナルコンピュータ、及びPDA等に対しても適用でき、更には車載用ナビゲーション装置に対しても適用可能である。
本実施形態における情報再生記録装置の概要ブロック例を示す図である。 基準曲と比較対象曲との間の類似性判別に用いられる楽音特徴量の一例を示す図である。 記録すべき類似曲用の基準曲が登録される場合におけるシステム制御部17の処理を示すフローチャートである。 CDからHDへ曲が記録される場合におけるシステム制御部17の処理を示すフローチャートである。 再生すべき類似曲用の基準曲が登録される場合におけるシステム制御部17の処理を示すフローチャートである。 HDから曲が再生される場合におけるシステム制御部17の処理を示すフローチャートである。 消去すべき非類似曲用の基準曲が登録される場合におけるシステム制御部17の処理を示すフローチャートである。 HDから曲が消去される場合におけるシステム制御部17の処理を示すフローチャートである。 HDからカバー曲が再生される場合におけるシステム制御部17の処理を示すフローチャートである。 HDからカバー曲が再生される場合におけるシステム制御部17の処理を示すフローチャートである。
符号の説明
1 情報再生記録装置
2 楽曲配信サーバ
3 情報提供サーバ
4 ネットワーク
11 情報再生部
12 情報出力部
13 特徴量抽出部
14 情報記録再生部
15 操作部
16 表示部
17 システム制御部
18 通信部

Claims (12)

  1. 記録媒体に記録されている複数のプログラム情報のうち、基準となる第1のプログラム情報の特徴を示す第1の特徴情報と、前記第1のプログラム情報以外の少なくとも1つの第2のプログラム情報の特徴を示す第2の特徴情報と、を取得する特徴情報取得手段と、
    前記第1の特徴情報と前記第2の特徴情報とを比較し、前記第1のプログラム情報と第2のプログラム情報との間に類似性があるか否かを判別する類似性判別手段と、
    前記類似性の判別結果に基づき、前記第2のプログラム情報を前記第1のプログラム情報と類似性のあるプログラム情報、又は類似性のないプログラム情報として記憶する記憶手段と、
    を備えることを特徴とする情報類似性判別装置。
  2. 請求項1に記載の情報類似性判別装置において、
    前記類似性判別手段は、前記第1の特徴情報に係る値と前記第2の特徴情報に係る値との差分を算出し、その差分が予め設定された範囲内にある場合に、前記第1のプログラム情報と第2のプログラム情報との間に類似性があると判別することを特徴とする情報類似性判別装置。
  3. 請求項2に記載の情報類似性判別装置において、
    1つの前記プログラム情報の特徴は、互いに異なる複数の特徴情報により示され、
    前記類似性判別手段は、全ての前記特徴情報の差分が予め設定された範囲内にある場合に、前記第1のプログラム情報と第2のプログラム情報との間に類似性があると判別することを特徴とする情報類似性判別装置。
  4. 請求項2に記載の情報類似性判別装置において、
    1つの前記プログラム情報の特徴は、互いに異なる複数の特徴情報により示され、夫々の特徴情報には、優先順位が付与されており、
    前記類似性判別手段は、優先順位が高い所定数の前記特徴情報の差分が予め設定された範囲内にある場合に、前記第1のプログラム情報と第2のプログラム情報との間に類似性があると判別することを特徴とする情報類似性判別装置。
  5. 請求項1乃至4の何れか一項に記載の情報類似性判別装置において
    前記記録媒体に記録されている複数のプログラム情報のうち、ユーザから前記第1のプログラム情報の指定を受け付ける指定受付手段を更に備えることを特徴とする情報類似性判別装置。
  6. 請求項1乃至5の何れか一項に記載の情報類似性判別装置を備える情報再生装置であって、
    前記第1のプログラム情報と類似性のある1又は複数の前記第2のプログラム情報を記録媒体から再生すべきプログラム情報として再生リストに登録する再生リスト登録手段と、
    を備えることを特徴とする情報再生装置。
  7. 請求項6に記載の情報再生装置において、
    前記第1のプログラム情報を管理するための管理情報と前記第2のプログラム情報を管理するための管理情報とが同一であるか否かを判別する管理情報同一判別手段を更に備え、
    前記再生リスト登録手段は、
    前記第1のプログラム情報と第2のプログラム情報との間に類似性があり、かつ、当該第1のプログラム情報の管理情報と当該第2プログラム情報の管理情報とが同一である場合に、前記第2のプログラム情報を記録媒体から再生すべきプログラム情報として再生リストに登録することを特徴とする情報再生装置。
  8. 請求項1乃至5の何れか一項に記載の情報類似性判別装置を備える情報記録装置であって、
    前記第1のプログラム情報と類似性のない1又は複数の前記第2のプログラム情報を記録媒体から消去すべきプログラム情報として消去リストに登録する消去リスト登録手段を備えることを特徴とする情報記録装置。
  9. 請求項1乃至5の何れか一項に記載の情報類似性判別装置を備える情報記録装置であって、
    前記第1のプログラム情報と類似性のある1又は複数の前記第2のプログラム情報を前記記録媒体から他の記録媒体に記録させる記録制御手段を備えることを特徴とする情報記録装置。
  10. 記録媒体に記録されている複数のプログラム情報のうち、基準となる第1のプログラム情報の特徴を示す第1の特徴情報と、前記第1のプログラム情報以外の少なくとも1つの第2のプログラム情報の特徴を示す第2の特徴情報と、を取得する工程と、
    前記第1の特徴情報と前記第2の特徴情報とを比較し、前記第1のプログラム情報と第2のプログラム情報との間に類似性があるか否かを判別する工程と、
    前記類似性の判別結果に基づき、前記第2のプログラム情報を前記第1のプログラム情報と類似性のあるプログラム情報、又は類似性のないプログラム情報として記憶する工程と、
    を備えることを特徴とする情報類似性判別方法。
  11. コンピュータを、
    記録媒体に記録されている複数のプログラム情報のうち、基準となる第1のプログラム情報の特徴を示す第1の特徴情報と、前記第1のプログラム情報以外の少なくとも1つの第2のプログラム情報の特徴を示す第2の特徴情報と、を取得し、
    前記第1の特徴情報と前記第2の特徴情報とを比較し、前記第1のプログラム情報と第2のプログラム情報との間に類似性があるか否かを判別し、
    前記類似性の判別結果に基づき、前記第2のプログラム情報を前記第1のプログラム情報と類似性のあるプログラム情報、又は類似性のないプログラム情報として記憶するように機能させることを特徴とする情報類似性判別処理プログラム。
  12. 請求項11に記載の情報類似性判別処理プログラムがコンピュータ読み取り可能に記録されていることを特徴とする記録媒体。
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