JP2008138672A - 燃料ポンプの制御方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】機械式リターンレス式燃料システムと同様に、燃料ポンプの流量制御が可能で、車両ECUとの相互調整の必要がなく、車両ECUと通信の必要もなく、電気エネルギーの消費を抑え、ノイズ、振動及びハーシュネスを減少させる装置を提供する。
【解決手段】リターンレス式燃料システムは、印加電圧を変えて流量を変化させる燃料ポンプ20を有する。燃料ポンプの流量制御は、ジェットポンプ供給オリフィス70と圧力調整器62との間にある圧力センサ92により背圧を検知する。トリガ回路ルーチン100は、検知された背圧と平均圧力との差の絶対値を算出し、所定の背圧と比較する。絶対値が所定の背圧よりも大きいとき、制御回路ルーチン108により、検知された圧力を高圧力閾値及び低圧力閾値と比較し、その比較結果に基づき、燃料消費状態の下での燃料平均圧力が目標となるように、燃料ポンプ20の流量を変え、あるいは維持する。
【選択図】図7

Description

本発明は、機械的なリターンレス式燃料システムに関し、より具体的には、背圧が、エンジンの燃料需要を評価し燃料ポンプの流量を調整するために用いられる、機械的なリターンレス式燃料システムにおける、適応型燃料送出モジュールを用いた燃料ポンプの制御方法に関する。
このセクションにおける記述は、本発明に関連する背景技術についての情報を示すものに過ぎず、公知技術に該当するものではない。
自動車に搭載されるような従来の車両用燃料システムは、“リターン式燃料システム”を採用していた。その“リターン式燃料システム”によれば、燃料供給チューブがエンジンに燃料を供給するために利用され、燃料戻し管が、使用されなかった燃料を燃料タンクに戻すために利用され、それゆえ“リターン式燃料システム”となる。このリターン式燃料システムでは、エンジンへの燃料供給管及びエンジンからの燃料戻し管の両方を使用することが必要となる。より最新の車両は、典型的には、機械的もしくは電子的に制御される“リターンレス式燃料システム”を採用する。
機械的なリターンレス式燃料システム(mechanical returnless fuel system: MRFS)のようなリターンレス式燃料システムに関しては、燃料タンクからエンジンへの燃料供給管のみが利用され、それゆえ、エンジンから燃料タンクへの燃料戻し管は不要である。その結果、機械的なリターンレス式燃料システムは、エンジンによって必要とされる燃料量だけを、必要とされる燃料量の変化の程度に係らず、送出する。
しかしながら、燃料ポンプは、エンジンの燃料需要に係らず、100%の能力で動作し、それにより、圧力調整器を介して燃料ポンプモジュールから過剰な燃料が放出される。また、燃料ポンプは、エンジンの燃料需要に係らず、100%の能力で動作するので、エンジンの燃料需要に応じてポンプの体積流量を変化させた場合よりも、より多くの電気エネルギーが消費される。さらに、常時、流量性能の100%で燃料ポンプを動作させることで、流量性能の100%の何分の一かでポンプを動作させた場合よりも、ポンプの摩損が大きくなる。最後に、燃料ポンプの体積流量が制御される場合よりも、特にエンジンのアイドル状態において、ノイズ、振動、及びハーシュネスが大きくなる。機械的なリターンレス式燃料システムにおいて、電子制御モジュールもしくは車体制御モジュールとの相互作用は生じていない。
電子的なリターンレス式燃料システム(electronic returnless fuel system: ERFS)は、通常、車両の電子制御ユニット(ECU)と通信する、エンジンの燃料レールに配置された圧力センサを備える。そのECUは、また、燃料ポンプに印加される電圧レベルを制御するために、一例として、パルス幅変調(pulse width modulation: PWM)を使用する燃料ポンプ制御ユニットと通信する。燃料ポンプに印加される電圧レベルを制御することによって、燃料ポンプの体積流量、ひいてはその出力燃料量がコントロールされる。そのような現在の機械的及び電子的なリターンレス式燃料システムは、概して、それらの適用において申し分のないものであることが実証されているが、各々、いくつかの欠点も併せ持っている。
現在の機械的なリターンレス式燃料システムの1つの欠点は、その燃料ポンプが、エンジンスピードやエンジンの燃料要求に係らず、ただ一つの流量、つまり能力の100%で動作することである。このようにして動作すると、燃料ポンプの早期故障を招いたり、燃料ポンプの交換が必要になってしまう可能性が生じる。さらに、常時、流量性能の100%で燃料ポンプを動作させることによって、体積流量を変化させる燃料ポンプよりも、ノイズ、振動、及びハーシュネスが大きくなってしまう。そのうえ、100%の能力では、燃料ポンプがより大きい電流を引き出し、それゆえ、バッテリ、したがってオルタネータから大電流が引き出され、結局、エンジンの燃料消費をもたらすことにより、燃料の経済性を低下させる。
現在の電子的なリターンレス式燃料システムの欠点は、燃料ポンプの制御が、車両ECUを使用し、さらに燃料ポンプ制御ユニットとの通信によって達成されることである。車両ECUとのそのような通信には、膨大なソフトウエアプログラミングと、燃料システムのサプライヤと車両ECUのサプライヤとの間で、エンジニアリンググループの相互調整が必要となる。さらに、エンジンの燃料管から突出する、露出された圧力センサのような部品が要求され、技術者によるエンジンへのアクセスを制限し、もしくは、隣接する部品に対して障害となる場合がある。
必要とされるのは、上述した欠点に拘束されない装置である。従って、本発明は、機械的なリターンレス式燃料システムと同様に機能し、エンジンの燃料要求に応じて燃料ポンプの流量制御を行うことができ、車両ECUのサプライヤとの相互調整の必要がなく、車両ECUと通信の必要もなく、電気エネルギーの消費を抑え、ノイズ、振動及びハーシュネスを減少させることができる装置を提供するものである。
機械的なリターンレス式燃料システム用の適応型燃料送出モジュールは、燃料ポンプモジュールの一部をなす、圧力センサを利用する。その圧力センサは、圧力調整器、ジェットポンプ供給オリフィス、及び圧力逃し弁を収容する従来と同様のケーシング内に配置される。圧力センサは、ケーシング内の圧力センサで検出される平均背圧を維持するように燃料ポンプの体積流量を変化させるべく、燃料ポンプと繋がっている燃料ポンプ電圧制御モジュールと通信する。燃料ポンプの流量を変化させることは、まず、検知された圧力と平均圧力との差の絶対値を所定の背圧と比較する、継続的に動作しているトリガ回路ロジックルーチンに、検知された圧力を入力することを含む。絶対値が所定の背圧よりも大きいとき、制御回路ロジックルーチンが使用可能となる。
制御回路ロジックルーチンは、検知された圧力を高圧力閾値及び低圧力閾値と比較し、検知された圧力がそれらの閾値を超えたとき、燃料ポンプの流量を調節する。燃料ポンプの流量を調節することによって、圧力センサによって検知される燃料ポンプの背圧が、可能な限り平均圧力付近に維持される。制御回路ロジックルーチンは、トリガ回路ロジックルーチンによって発動されたときに動作するが、トリガ回路ロジックルーチンは、絶えず動作している。
本発明のさらなる適用範囲は、以下に与えられる詳細な説明から明らかとなる。ただし、その詳細な説明及び特定の例は、説明のみを目的とすることが意図され、本発明の範囲を制限することは何ら意図されないことが理解されるべきである。また、図面は、本発明の教示内容を図示することを目的とするものであって、いかなる場合も、本発明の範囲を制限することを意図するものではない。
以下の説明は、実際のところ、単なる例示にすぎず、本発明、その適用や使用を制限することを何ら意図するものではない。また、図面全体を通じて、対応する参照番号は、同様の又は対応する部品や特徴部分を示すことが理解されるべきである。図1から図9を参照して、燃料ポンプ20がエンジン12による需要に“適応”する、機械的リターンレス式燃料システムのための適応型燃料送出モジュール(“AMRFS”)が説明される。
図1は、エンジン12、燃料供給管14、燃料タンク16及び燃料ポンプモジュール18を有する自動車10のような車両を示している。燃料ポンプモジュール18は、通常、吊り下げられた部品として、燃料タンク16内にぴったり収まっており、燃料タンク16が液体燃料を貯えているとき、燃料タンク16内において量が変化する液体燃料に通常浸かっているか、もしくは取り囲まれている。燃料ポンプモジュール18の燃料ポンプ20(図2参照)は、燃料供給管14を介してエンジン12に燃料を送り出す。
図2は、燃料タンク16の上部壁24の穴22(図3参照)から下方に伸び、かつ穴22の周りに据え付けられる燃料ポンプモジュール18の一例を図示している。あるいは、燃料ポンプモジュール18は、燃料タンク16の側壁に据え付けられ、位置決めされても良い。しかしながら、説明の目的のため、図2,3に示されたような燃料ポンプポジュール18を用いて説明を続ける。また、図2の燃料ポンプモジュール18は、概して、水平方向に引き延ばされたリザーバ28を示しているが、リザーバ28は、より垂直方向に伸びる筒状や、その他の形状に設計されても良い。そのいずれも、本発明の教示内容に適したものである。
本実施形態の特徴部分の詳細を説明する前に、引き続き図2、3を用いて、燃料ポンプモジュール18のより詳細な説明を行う。燃料ポンプモジュール18は、燃料タンク16の上部壁24に搭載される燃料ポンプモジュールフランジ30を備える。フランジ30は、例えばOリングを用いて、上部壁24とともにシールを形成しつつ、燃料タンク16に固定される。この技術分野において公知であるように、スプリングなどのバイアス要素を用いて、あるいはそのようなバイアス要素を用いずに、第1及び第2のリザーバロッド32,34が、燃料ポンプモジュールリザーバ28を燃料タンク16の底面内壁に固定する。フランジ30の上部からエンジン燃料供給管36が突き出ており、液体燃料をエンジン12、より具体的には、一連のエンジン燃料インジェクタ38−44に送出する。
図3は、車両バッテリ46、燃料ポンプ電圧制御モジュール48、車両バッテリ46と電圧制御モジュール48との間の電力線50,52、及び電圧制御モジュール48と燃料ポンプ20との間の電力線54,56も図示している。電力線54,56は、燃料ポンプ20に印加される電圧を変化させるために使われる。燃料ポンプ20は、車両のワイヤハーネスに接続される電力線54,56によって主電力源が供給される。制御線60は、後述するように、電圧制御モジュール48と圧力センサ92との間における制御を許容するものである。ソックス型の燃料フィルタ64が燃料ポンプ20の底面入口に取り付けられ、一方で、フィルタケース66が燃料ポンプ20を取り囲む終生の耐用期限を持つ燃料フィルタ68を収容している。
図4は、燃料ポンプモジュール18に取り付けられたケーシング94の側面図である。ケーシング94は、図示されるように、圧力調整器62、圧力逃し弁74、及びジェットポンプ給油オリフィス70を収容している。ジェットポンプ給油オリフィス70は、図示された位置に制限されず、位置72に示されるように、燃料ポンプ20の底部付近に設けられても良い。さらに、複数のオリフィスを組み合わせても良い。
引き続き図3−5を参照すると、燃料タンク16及びリザーバ28内の燃料は、ソックスフィルタとしても知られる、燃料フィルタ64を介して燃料ポンプ20内に引き込まれる。矢印96に従い、燃料は燃料ポンプ20を通過し、燃料ポンプ20を取り囲むフィルタ68内に流入する。その後、燃料は、圧力調整器62、圧力逃し弁74、ジェットポンプ給油オリフィス70及び圧力センサ92を収容するケーシング94内に流入する。ケーシング94内に流入すると、燃料の流れは、フランジ30まで矢印93に従って流れ、エンジン12に送り出されるために燃料供給管36に流入するいくらかの燃料と、それ以外の燃料とに分かれる。
エンジン12からの燃料戻し管がないので、燃料供給管36、14(図1)に流入した全ての燃料がエンジン12で燃焼される。同時に、いくらかの燃料は、矢印78に従って、ジェットポンプ給油オリフィス70へと流れ、その後、矢印86に従い、オリフィス70からチューブ88に流入する。ここで、チューブ88は、ジェットポンプ90のようなオリフィスにおいて、燃料がリザーバ28に戻るように案内するものである。ジェットポンプ(オリフィス)90は、ベンチュリ効果を発生し、それによって燃料タンク16からリザーバ28の内部へと燃料を引き込む。オリフィス90は、オリフィス90の上流側のケーシング94内に背圧も形成する。ケーシング94内の圧力が所定レベルを超えた場合、圧力逃し弁74が開き、燃料がリザーバ28へ流れることを許容する。圧力センサ92もケーシング94内に収容され、本実施形態の特徴部分の一部としての圧力センサ92の機能は後に説明される。
引き続き図3−5を参照しつつ、さらに図6−8も参照して、本実施形態の特徴部分の詳細な作動について説明する。図6は、本実施形態による燃料ポンプ20を制御するための制御ロジックにおける信号の流れを示すフローチャートである。概して、燃料ポンプモジュール(燃料送出モジュールともいう)18の圧力センサ92は、背圧値をトリガ回路80に入力する。トリガ回路80におけるある基準が満足されたとき、制御処理は、制御回路82に移る。制御回路82の評価に応じて、燃料ポンプ電圧制御モジュール48は、抵抗又はパルス幅変調(PWM)を含む技術を使って、燃料ポンプ20に印加される電圧を制御する。このように、燃料ポンプ20に印加する電圧を変化させることによって、燃料ポンプ20の体積流量の制御が達成される。
続いて、ケーシング94内の背圧が所定圧力よりも高くなったとき、逃し弁74が、燃料圧力がある所定圧力を超えることを妨げるために、矢印76に従って燃料及び圧力を燃料タンク16、より具体的には、リザーバ28に放出する。放出された燃料は、燃料ポンプ20の底部に図示されたソックス型フィルタ64から、再び燃料ポンプ20内部に引き込まれる。さらに、オリフィス90も、矢印86で示されるように、燃焼が予定されていない燃料を放出する。矢印86に従う燃料流れは、ポンプチューブ88を通過し、オリフィス(ジェットポンプ)90において、リザーバ28内の底部に向けられる。リザーバ28に放出されない燃料は、矢印93に従って流れ、それは燃料管14におけるエンジン12に向かう途中の高圧燃料となる。
図5も、矢印78で、燃料の流れを示しており、それは、車両に装備されているならばオリフィス70又は逃し弁74から外に向かう燃料である。詳しく述べれば、オリフィス70は、燃料送出モジュール18が、圧力調整器を介さずに向かう流れのような、主要な副流によって動作される、複数又は単一のジェットポンプ、あるいはポンプを採用していない場合にのみ必要とされる。
引き続き図4−8を参照すると、圧力センサ92が、圧力調整器62、オリフィス70、及び逃し弁74を収容するケーシング94内に配置されている。圧力センサ92は、圧力調整器62の下流の燃料圧力を継続的に検知するものであり、より具体的には、圧力調整器62と、オリフィス70又はジェットポンプ90との間の圧力を検知する。ケーシング94内の背圧をモニタすることによって、エンジン12による燃料需要が評価される。通常、例えばアイドル状態のように、エンジンによる需要が最小のとき背圧は最大となり、例えばスロットルバルブが大きく開かれた状態(wide open throttle: WOT)のように、エンジンによる需要が最大のとき背圧は最小圧力となる。ケーシング94内の背圧をモニタし、燃料ポンプ20に印加する電圧を変化させることによって、燃料ポンプ20の流量、すなわち汲み上げられる燃料量が、エンジン12の必要量に応じて変化する。圧力センサ92を用いて背圧をモニタすることにより、電圧制御モジュール48内のロジック切替回路に入力が与えられ、それにより燃料ポンプ20に対する電圧変化制御に切り替えられる。
図3−8を参照して、本実施形態の特徴部分をより詳細に説明する。電圧制御モジュール48は、圧力センサ92によって検知される背圧の形態で燃料送出モジュール18から入力を受ける。例えば、数キロパスカル(kPa)の背圧が、図7に示されるように、圧力入力ブロック102で、トリガ回路ルーチン100に入力される。トリガ回路ルーチン100は、オリフィス70と圧力調整器62との間の、ケーシング94内に配置された圧力センサ92によって読み取られる圧力をモニタする、継続的に実行されるルーチンである。
入力ブロック102においてトリガ回路ルーチン100に背圧Pが読み込まれると、決定ブロック104に進んで、平均圧力Pmeanと比較する。平均圧力Pmeanは、圧力センサ92によって読み込まれるべき背圧の望ましいレベルに相当し、図8に示されるように、(Pmax+Pmin)/2の式により演算される。常に、平均圧力Pmeanに維持され、もしくは少なくともできる限り平均圧力Pmeanに近づくように、燃料ポンプ20の流量を変化させて背圧を制御する。これにより、エンジンの燃料消費及びジェットポンプ90への燃料供給が、できるだけバランスした状態に保たれることが保障される。背圧Pと平均圧力Pmeanとの差の絶対値が、決定ブロック104における“R”によって示される例えば5kPaの所定圧力値よりも大きくなった場合、トリガ回路ルーチン100は、制御処理を入力ブロック106に進める。入力ブロック106は、制御処理がトリガ回路ルーチン100を離れ、制御回路ルーチン108に入ることを許可する。ただし、背圧Pと平均圧力Pmeanとの圧力差が、例えば5kPaの所定圧力値以下である場合には、トリガ回路ルーチン100は、その制御処理をトリガ回路ルーチン100の始まりに戻し、再度、同じ処理を繰り返す。
上述の説明において、5kPaは、平均圧力Pmeanに戻すための補正処理が実施される前において、高いか低いかに係らず、背圧Pが平均圧力Pmeanからずれることが許容される許容誤差の大きさを示している。差圧が5kPaよりも大きいとき、エンジン12は、燃料ポンプ20の流量の変化が必要である程度に、回転速度を増加又は減少している過程にあるか、あるいは増加、減少したものとみなされる。制御回路ルーチン108は、そのように理解される流量変化の必要性を確かめる。
一旦、制御処理が制御回路ルーチン108に進むと、トリガ回路ルーチン100の制御ロジックは、検出された圧力が、平均圧力Pmeanから少なくとも5kPaずれているので、エンジン12は、圧力センサ92によって検出されたものより、より多くの又はより少ない燃料を要求していると判断する。通常、エンジン12が加速している期間であったり、高い車両速度が維持されている期間のように、エンジン12が燃料の増量、あるいは増量された燃料の維持を要求するとき、圧力センサ92は、それぞれ、背圧の低下、あるいは低下した背圧が維持されていることを検出する。同様に、エンジン12が減速している期間であったり、低い車両速度が維持されている期間のように、エンジン12が燃料の減量、あるいは減量された燃料の維持を要求するとき、圧力センサ92は、それぞれ、背圧の上昇、あるいは上昇した背圧が維持されていることを検出する。
制御回路ルーチン108のロジックに入ると、決定ブロック110において、圧力センサ92によって測定された背圧が、高圧力閾値PHi-thと比較される。高圧力閾値PHi-thは、耐久性向上の目的のために、燃料システムの最大動作圧力Pmaxよりも所定割合だけ小さい値になるように選択された制限閾値であったり、もしくは、圧力調整器62における許容背圧値に制限されたものである。例えば、高圧力閾値PHi-thは、最大動作燃料圧力Pmaxよりも5%もしくは10%分小さい圧力に設定することができる。
制御回路ルーチン108では、続いて、決定ブロック110における判定結果が“Yes”である場合、制御処理を決定ブロック112に進め、燃料ポンプ20の動作モードを判定する。決定ブロック112は、燃料ポンプ20の動作モードが、当該燃料ポンプ20の最大燃料汲み上げモード、又は、少なくともエンジン12の最も高い需要に対しての供給を可能にするか、あるいはエンジン12の最も高い需要よりもさらに多くの燃料の供給を可能にする燃料汲み上げモードである“高”に設定されているか否かを判定する。この判定結果が“Yes”である場合、制御処理をブロック114に進め、モード切替処理を実行することにより、燃料ポンプ20に印加される電圧が切り替えられ、変化する。すなわち、燃料ポンプ20に印加される電圧が燃料ポンプ20の流量を減少させるべく低下され、それによって、燃料圧力を平均圧力Pmeanもしくはそれに近い圧力まで低下させるようにする。再度説明するが、平均圧力Pmeanは、図8に示された背圧に従って、Pmean=(Pmax+Pmin)/2のように計算される平均背圧である。
決定ブロック110に戻り、その判定結果が“No”である場合、制御処理は決定ブロック116に進む。決定ブロック116では、圧力センサ92によって測定された背圧Pが、低圧力閾値PLow-thよりも小さいかどうか判定される。低圧力閾値PLow-thは、燃料システムの最小動作圧力Pminよりも所定割合だけ高い値になるように選択された制限閾値である。例えば、低圧力閾値PLow-thは、最小動作燃料圧力Pminよりも5%もしくは10%分高い圧力に設定することができる。制限閾値PHi-th、PLow-thは、平均動作圧力Pmeanが、それらの閾値の平均となるように設定されてもよいが、そうすることが必要であるわけではない。
決定ブロック116における判定結果が“Yes”である場合、制御処理を決定ブロック118に進め、燃料ポンプ20の動作モードが“低”モードに設定されているかどうかを判定する。燃料ポンプ20が低動作モードに設定されており、圧力センサ92が低圧力閾値PLow-thよりも低い燃料圧力を検知しているならば、それは、エンジン12が燃料圧力を低下させた、又は低下させるような量の燃料を要求する運転状態に変化したことを意味する。圧力の低下を補償し、エンジン12により多くの量の燃料を供給するために、制御処理はブロック114に進み、燃料ポンプ20の流量を増加させるように、燃料ポンプ20に印加される電圧が切り替えられ、変化される。その結果、燃料圧力と燃料量が増加し、背圧は平均圧力Pmeanに向かって変化し、Pmeanに相当する背圧レベルが達成される。
圧力変更ロジックパスがこれまでに説明されたが、いくつかのパスは、燃料ポンプ20に印加される電圧を変化させず、そのため、燃料ポンプ20の流量、出力する燃料量、および背圧などに変化は生じない。その第1の状況は、決定ブロック112において、“No”の判定結果が得られた場合であり、第2の状況は、決定ブロック116において、“No”の判定結果が得られた場合であり、第3の状況は、決定ブロック118において、“No”の判定結果が得られた場合である。3つのいずれの状況においても、制御処理は、ブロック120に進み、燃料ポンプ20に印加する電圧を変化させない。ブロック120にて、燃料ポンプ20に印加する電圧をそのまま維持して、制御処理は、入力ブロック102において、背圧Pを再びルーチンに入力するトリガ回路ルーチン100に戻る。同様に、決定ブロック110,112,116,118における判定の結果、ブロック114において燃料ポンプ電圧の変更が実行されたとしても、その後、制御処理は、制御回路ルーチン108を出て、トリガ回路ルーチン100に戻る。燃料ポンプ20の印加電圧、ひいては、燃料システムにおける燃料背圧を変化させることが、固定デバイスの使用によって達成されるので、高圧燃料管14における重大な圧力変動やリップルを生じさせることなく、素早い切替を確実に行うことができる。
図7のフローチャートでは、燃料ポンプ20の動作モードとして、高動作モードと低動作モードとを示したが、よりきめ細かく燃料圧力の要求を満足するために、追加的な燃料ポンプの流量の設定が行われても良い。そのような構成において、燃料ポンプの流量を設定するために、ルックアップテーブルが利用されても良い。例えば、ブロック114において、高モードから低モードへと燃料ポンプ20の流量を変化させることに代えて、圧力を平均圧力Pmeanに戻すための、ルーチンによる圧力要求を満たすべく、ルックアップテーブルが参照され、広範囲の流量から適切な流量が選択されても良い。例えば、ルックアップテーブルには、平均圧力Pmeanとの差圧又は背圧Pの大きさと、それに対応する流量との関係が定められ、平均圧力Pmeanとの差圧又は背圧Pから、適切な流量を選択することができる。また、特定の流量の代わりに、連続的に流量を変化させることが可能な可変流量ポンプを利用して、ルーチンによる圧力要求を満たすようにしても良い。
図8は、上述したように、図7のフローチャートに従って燃料システムを制御するときに使用される背圧レベルを示すグラフである。より具体的には、そのグラフは、最大動作圧力Pmax、高圧力閾値PHi-th、平均圧力Pmean、低圧力閾値PLow-th、及び最小動作圧力Pminが示されている。最大動作圧力Pmaxは、エンジン12がアイドル運転している場合などで、燃料が流れる状況に付随し、圧力調整器62の耐久性、及び一例として、燃料ポンプモジュール18の全体設計に基づく最大許容圧力に関係する。最小動作圧力Pminは、ジェットポンプ90が適正に機能することができることを保証するために必要な最小圧力のような燃料圧力状況に付随する。高圧力閾値PHi-th、及び低圧力閾値PLow-thは、前述したように、最大動作圧力Pmax及び最小動作圧力Pminから、例として5%−10%の値にセットされる背圧の閾値である。背圧が閾値を超えたときには、背圧についての補正対策処理が、図7のルーチンによって実行される。
実行される補正処理について説明を続けると、例えば、高圧力閾値PHi-thは最大動作圧力Pmaxの90%に設定され、一方、低圧力閾値PLow-thは最小動作圧力Pminの110%、つまり1.1倍に設定される。圧力逃し弁74は、燃料圧力が最大動作圧力Pmaxのレベルに達すると開き、一方、最大動作圧力Pmaxレベルよりも低い燃料圧力のとき閉じるように設定される。圧力逃し弁74は図5に示されているが、本実施形態によれば、燃料ポンプ20の印加電圧制御を行うため、圧力逃し弁74は省略されても良い。換言すると、燃料ポンプ20の流量、それにより燃料背圧が、本実施形態により変化されるので、高圧に対する補償のために圧力逃し弁74は不要である。それにも係らず、圧力逃し弁74は、燃料ポンプが動作していないときに生じる高圧に対する補償のために維持されても良い。例えば、いわゆる“デッドソーク”の状況のように、暑い日にエンジンを停止した直後や、ガソリンエンジンと電気モータを備えたハイブリッド車両において、厚い日に厚い路面上で繰り返しエンジンが停止されるとこなどに、燃料管が高圧になり易い。エンジン12が停止されている期間は、燃料ポンプ20の印加電圧の調整は行われない。
本実施形態により、種々の利点が得られる。第1に、電圧制御モジュール48によって与えられる制御の結果、燃料ポンプ20が絶えず流量の変化を行うことである。種々のタイプの制御モジュール48を用いることが可能であるが、例えば、抵抗ベースのスイッチや、デューティサイクル制御を利用するPWM(pulse width modulation)などが利用可能である。その他の利点は、エンジンが稼動しているとき、燃料ポンプが100%の流量性能で動作しないので、電気エネルギーが節約される。電気エネルギーが節約されるので、バッテリ46に電気エネルギーを供給するオルタネータに対して回転エネルギーを与えるエンジン12は、オルタネータがエンジン12から多くの回転エネルギーを消費しないため、燃料工程におけるガソリン燃料を節約することができ、単位燃料当たりの走行距離を延ばすことができる。さらに、エンジンが動作しているときには常に100%の性能で動作する従来バージョンの“MRFS”のポンプに比べ、燃料ポンプ20は、低減され、かつ変化する流量で動作するので、燃料ポンプ20の寿命を長くすることができ、ノイズ、振動及びハーシュネスを低減することができる。その他の利点は、本実施形態による適応型“MRFS”は、従来の“MRFS”の修理や交換が必要となったときに、現在使用されている車両の従来の“MRFS”と置き換えることが可能なことである。最後に、本実施形態による適応型MRFSは、車両の電子制御ユニットとの何らの相互作用なしに、“ERFS”のいくつかの利点を享受できる。すなわち、適応型MRFSのコントローラーのみが利用されれば良い。
エンジンと燃料システムの一般的な配置を示す車両の側面図である。 燃料ポンプモジュールの斜視図である。 圧力調整器とジェットポンプの配置を示す燃料ポンプモジュールの側面図である。 圧力調整器と他の内部動作機構を示すケーシングの側面図である。 ジェットポンプオリフィス、圧力逃し弁、及び圧力調整器を示す図4のケーシングの側断面図である。 実施形態による、燃料ポンプを制御するための概略的な制御ロジックにおける信号の流れを示すフローチャートである。 実施形態による、燃料ポンプを制御するための制御ロジックを示すフローチャートである。 実施形態による、燃料システムの燃料ポンプを制御する際に使用される背圧レベルを示すグラフである。
符号の説明
10 車両、12 エンジン、14 燃料管、16 燃料タンク、18 燃料ポンプモジュール、20 燃料ポンプ、28 リザーバ、46 バッテリ、48 電圧制御モジュール、62 圧力調整器、70 オリフィス、74 圧力逃し弁、80 トリガ回路、82 トリガ回路、88 チューブ、90 オリフィス(ジェットポンプ)、92 圧力センサ、100 トリガ回路ルーチン、108 制御回路ルーチン

Claims (18)

  1. 圧力センサを用いて、燃料送出モジュールの背圧を検知するステップと、
    前記背圧を平均圧力から減算することにより圧力差を算出するステップと、
    前記圧力差を所定圧力と比較するステップと、
    その比較結果に応じて、燃料ポンプの流量を調節するステップと、を備えることを特徴とする燃料ポンプの制御方法。
  2. 前記燃料ポンプの流量を調節するステップは、
    前記背圧を第1の圧力閾値と比較するステップと、
    前記背圧を前記第1の圧力閾値と比較した結果に応じて、前記燃料ポンプの流量を変化させるステップとを含むことを特徴とする請求項1に記載の燃料ポンプの制御方法。
  3. 前記燃料ポンプの流量を調節するステップは、
    前記背圧を第1の圧力閾値と比較するステップと、
    前記燃料ポンプの動作モードを判定するステップと、
    前記背圧を前記第1の圧力閾値と比較した結果及び前記燃料ポンプの動作モードの判定結果に応じて、前記燃料ポンプの流量を変化させるステップとを含むことを特徴とする請求項1に記載の燃料ポンプの制御方法。
  4. 前記燃料ポンプの流量を調節するステップは、
    前記背圧を前記平均圧力よりも高い第1の圧力閾値と比較するステップと、
    前記背圧を前記平均圧力よりも低い第2の圧力閾値と比較するステップと、
    前記背圧と前記第1又は第2の圧力閾値との比較結果に応じて、前記燃料ポンプの流量を変化させるステップとを含むことを特徴とする請求項1に記載の燃料ポンプの制御方法。
  5. 前記燃料ポンプの流量を調節するステップは、
    前記背圧を前記平均圧力よりも高い第1の圧力閾値と比較するステップと、
    前記背圧を前記平均圧力よりも低い第2の圧力閾値と比較するステップと、
    前記燃料ポンプが、流量を増加した高流量モードで動作しているか、流量を減少した低流量モードで動作しているかを判定するステップと、
    前記背圧と前記第1又は第2の圧力閾値との比較結果、及び燃料ポンプの動作モードが高流量モードか低流量モードかの判定結果に応じて、前記燃料ポンプの流量を変化させるステップとを含むことを特徴とする請求項1に記載の燃料ポンプの制御方法。
  6. 前記燃料ポンプの流量を調節するステップは、前記燃料ポンプの現状の流量モードによる流量から、当該流量を変化させることを特徴とする請求項1に記載の燃料ポンプの制御方法。
  7. 前記燃料ポンプの流量を調節するステップは、ルックアップテーブルに従って流量を調節することを特徴とする請求項1に記載の燃料ポンプの制御方法。
  8. 燃料送出モジュールの背圧を検知するステップは、圧力調節器を収容するケーシング内に配置された圧力センサを用いて、前記背圧を検知することを特徴とする請求項1に記載の燃料ポンプの制御方法。
  9. 圧力調節器を収容するケーシング内に配置された圧力センサを用いて、燃料送出モジュールの背圧を検知するステップと
    圧力差を得るために、前記背圧と平均圧力との差の絶対値を算出するステップと、
    前記圧力差を所定圧力と比較するステップと、
    その比較結果に応じて、燃料ポンプの流量を調節するステップと、を備えることを特徴とする燃料ポンプの制御方法。
  10. 燃料送出モジュールの背圧を検知するステップは、圧力調整器とジェットポンプ供給オリフィスとの間に配置された圧力センサを用いて、前記背圧を検知することを特徴とする請求項9に記載の燃料ポンプの制御方法。
  11. 前記燃料ポンプの流量を調節するステップは、
    前記背圧を第1の圧力閾値と比較するステップと、
    前記背圧を前記第1の圧力閾値と比較した結果に応じて、前記燃料ポンプの流量を変化させるステップとを含むことを特徴とする請求項9に記載の燃料ポンプの制御方法。
  12. 前記燃料ポンプの流量を調節するステップは、
    前記背圧を第1の圧力閾値と比較するステップと、
    前記燃料ポンプの動作モードを判定するステップと、
    前記背圧を前記第1の圧力閾値と比較した結果及び前記燃料ポンプの動作モードの判定結果に応じて、前記燃料ポンプの流量を変化させるステップとを含むことを特徴とする請求項9に記載の燃料ポンプの制御方法。
  13. 前記燃料ポンプの流量を調節するステップは、
    前記背圧を前記平均圧力よりも高い第1の圧力閾値と比較するステップと、
    前記背圧を前記平均圧力よりも低い第2の圧力閾値と比較するステップと、
    前記背圧と前記第1又は第2の圧力閾値との比較結果に応じて、前記燃料ポンプの流量を変化させるステップとを含むことを特徴とする請求項9に記載の燃料ポンプの制御方法。
  14. 前記燃料ポンプの流量を調節するステップは、
    前記背圧を前記平均圧力よりも高い第1の圧力閾値と比較するステップと、
    前記背圧を前記平均圧力よりも低い第2の圧力閾値と比較するステップと、
    前記燃料ポンプが、流量を増加した高流量モードで動作しているか、流量を減少した低流量モードで動作しているかを判定するステップと、
    前記背圧と前記第1又は第2の圧力閾値との比較結果、及び燃料ポンプの動作モードが高流量モードか低流量モードかの判定結果に応じて、前記燃料ポンプの流量を変化させるステップとを含むことを特徴とする請求項9に記載の燃料ポンプの制御方法。
  15. 燃料送出モジュールの背圧を検知するステップは、ジェットポンプ供給オリフィスの近傍に配置された圧力センサを用いて、前記背圧を検知することを特徴とする請求項9に記載の燃料ポンプの制御方法。
  16. 燃料送出モジュールの背圧を検知するステップは、圧力調節器を収容するケーシング内に配置された圧力センサを用いて、前記背圧を検知することを特徴とする請求項9に記載の燃料ポンプの制御方法。
  17. 圧力調節器を収容するケーシング内に配置された圧力センサを用いて、燃料送出モジュールの背圧を検知するステップと
    圧力差を得るために、前記背圧と平均圧力との差の絶対値を算出するステップであって、前記平均圧力として、前記燃料送出モジュールの最大動作燃料圧力と最小動作燃料圧力とに基づいて設定された平均圧力を用いるステップと、
    前記絶対値を所定圧力と比較するステップと、
    その比較結果に応じて、燃料ポンプの流量を調節するステップと、を備えることを特徴とする燃料ポンプの制御方法。
  18. 前記ケーシング内の圧力センサは、前記圧力調整器とジェットポンプ供給オリフィスとの間に配置されることを特徴とする請求項17に記載の燃料ポンプの制御方法。
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