JP2008135230A - 速結端子装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】電線の接続を解除した後に何ら操作をすること無しに電線を再度接続する際に接続完了状態を表示することができる速結端子装置を提供する。
【解決手段】端子板10と電線200との接続が完了すると、接続完了表示部材4の表示部41が器体100の窓孔105内に退避する位置(接続完了位置)に移動するから、表示部41が窓孔105から器体100の外へ突出しているか否かで電線200の接続完了表示を視覚的に確認することができる。しかも、解除レバー6を操作して電線200を電線挿入孔101から引き抜くと付勢部(コイルばね5)に付勢されている接続完了表示部材4が接続完了位置から接続未完了位置へ自動的に復帰するため、従来例のように電線200の接続を解除した後に何ら操作をすること無しに電線200を再度接続する際に接続完了状態を表示することができる。
【選択図】図1

Description

本発明は、速結端子装置に関するものである。
従来、スイッチやコンセントのような配線器具においては、器体に設けた電線挿入孔を通して器体内に導入された電線を接続するために速結端子装置が広く用いられている。この種の速結端子装置は従来周知であって、スイッチにおける接点やコンセントにおける刃受などと電気的に接続された端子板と、端子板との間で電線(導体)を狭持して電線と端子板を電気的に接続すると同時に電線を鎖錠して抜け止めする錠ばねと、器体に設けた操作孔を通してドライバような工具で操作されて錠ばねによる鎖錠を解除する解除釦とで構成されている。
ところが上記の従来の速結端子装置は、電線が確実に接続されているのか否かが外部から分からないため、施工者に対して不安感を与えるという問題や、解除釦の操作に工具が必要であるため、電線の取り外し作業が煩わしいという問題があった。
これに対して本出願人は、工具を使わずに手動で操作可能な解除レバーで錠ばねによる鎖錠を解除するとともに当該解除レバーによって電線の接続完了表示を行うようにした速結端子装置を既に提案している(例えば、特許文献1参照)。
かかる従来例は、図30に示すように端子板10と、錠ばね20と、解除レバー30とで構成される。端子板10は、短冊状の主片11と、主片11の長手方向に沿った一方の端縁から後方へ垂下された一対の接触片12と、主片11の長手方向に沿った他方の端縁から後方へ垂下された当接片13とを有し、弾性を有する帯状の金属板を加工して主片11、接触片12、当接片13が一体に形成される。接触片12には電線の挿入方向(図30における上下方向)に沿った両端部において電線を押圧する一対の押圧部12a,12bと、上側の押圧部12bの先を当接片13から離れる向きに曲げ起こしてなる被係止部12cとが設けられ、押圧部12bと主片11の間には、配線器具の器体100の底壁に貫設されている電線挿入孔101と対向し電線が挿通される挿通部14が形成されている。
錠ばね20は、弾性を有する帯状の金属板を略J字状に曲げ加工してなり、端子板10の主片11並びに当接片13に当接する鈎形の導通片21と、導通片21の下端より略U字状に曲げ形成されたばね片22とを有し、電線に当接して抜け止めするばね片22の先端が鎖錠部となる。かかる錠ばね20は、主片11と当接片13に導通片21を当接させるとともにばね片22を接触片12と対向させる形で端子板10の内側に配置される。そして、電線挿入孔101から挿入される電線を端子板10の接触片12と錠ばね20のばね片22との間で狭持するとともに鎖錠部(ばね片22の先端)を電線に当接することで抜け止めすることができる。
解除レバー30は合成樹脂成形品からなり、棒状の操作部31と、矩形板状であって操作部31とほぼ平行に配置された係止部32と、操作部31と係止部32の長手方向両端同士を連結する連結部33,33と、連結部33,33より各々側方へ突出する腕部34,34と、腕部34,34の先端部分より内側に突出する軸部35,35と、軸部35,35先端面の中央寄りの位置から突出する突台状の押動部36,36とが一体に形成されている。
上述のように構成される従来例では、電線200が接続されていない状態においては、図30(c)に示すように係止部32が端子板10の被係止部12cに係止(ラッチ)する回動位置まで解除レバー30が回動させてある(以下、この回動位置を「初期位置」と呼ぶ)。解除レバー30が初期位置にあるときは錠ばね20のばね片22の両端部が一対の押動部36,36に押動されて鎖錠部(ばね片22の先端)が接触片12から離れる向きに撓んだ状態にある。このときばね片22のばね力によって解除レバー30が反操作方向(図30における反時計回り)に弾性付勢されるが、係止部32が端子板10の被係止部12cに係止しているために解除レバー30は初期位置に保持されることになる。
そして、電線挿入孔101を通して電線200の導体201を接触片12とばね片22との間に導入すると、挿通部14を通して導体201の先端が解除レバー30の係止部32に当接し、係止部32を押し上げて係止部32と被係止部12cとのラッチ状態を解除する。すると、ばね片22のばね力で弾性付勢されていた解除レバー30が反操作方向に回動し、ばね片22先端の鎖錠部が導体201に当接することによって電線200が抜け止めされるとともにばね片22のばね力によって導体201が接触片12に弾接する。さらに導体201は一対の押圧部12a,12bによってばね片22の方へ押圧され、鎖錠部と一対の押圧部12a,12bの押圧力が均衡して電線200が狭持される。
一方、電線200が接続された状態で操作部31を上方へ押し上げるように操作すれば、軸部35,35を支点にして解除レバー30が接続時と反対方向(図30における時計回り)に回動し、押動部33,33が錠ばね20のばね片22を押圧して導体201に当接している鎖錠部(ばね片22の先端)を導体201から離すようにばね片22を撓ませて電線200の引き抜きが可能となる。
而して上記従来例では、電線200との接続が完了すると解除レバー30の操作部31が初期位置よりも下方の位置に移動することで電線の接続完了を表示することができ、しかも、電線200の接続を解除するための解除レバー30を電線200の接続完了表示に兼用することで部品点数の増加を抑えることができる。
特開2006−12634号公報
しかしながら上記従来例においては、電線200の接続を解除するために解除レバー30を操作すると、図30(a)に示すように係止部32が電線200の導体201に当接するため、解除レバー30が導体201に沿ってせり上がり、電線200が引き抜かれた後に係止部32が被係止部12cに係止できず、解除レバー30が全くフリーな状態となってしまう(図30(b)参照)。従って、再度電線200を接続するためには、解除レバー30を操作して係止部32を被係止部12cに係止させて初期位置に戻す必要があった(図30(c)参照)。
本発明は上記事情に鑑みて為されたものであり、その目的は、電線の接続を解除した後に何ら操作をすること無しに電線を再度接続する際に接続完了状態を表示することができる速結端子装置を提供することにある。
請求項1の発明は、上記目的を達成するために、配線器具の器体に貫設した電線挿入孔を通して器体に導入される電線に接触する端子板と、ばね力を利用して該端子板との間で前記電線を狭持するとともに鎖錠部が該電線に食い込んで抜け止めする接続手段と、該接続手段による抜け止め状態を解除する解除手段と、端子板に対する電線の接続完了状態を表示する接続完了表示手段とを備え、解除手段は、器体の表面に露出して手動操作される操作部と、器体内に枢支されて操作部を回動自在とする軸部と、軸部を支点に操作部が手動操作によって回動したときにばね力に抗して接続手段の電線に食い込んだ鎖錠部を電線から引き離す向きに押し動かす押動部とを具備した解除レバーからなり、接続完了表示手段は、器体の表面に形成した窓孔から少なくとも一部が器体外へ突出する接続未完了位置と前記窓孔から器体内に退避する接続完了位置との間で移動自在に設けられた表示部と、表示部を接続完了位置から接続未完了位置へ移動する向きに付勢する付勢部と、表示部と一体的に設けられ、電線挿入孔に挿入される電線の先端部と当接して当該先端部から押し込み力を受ける当接部とを具備したことを特徴とする。
請求項2の発明は、請求項1の発明において、付勢部は、表示部並びに当接部と一体的に設けられた支持部に一端側で支持されるとともに他端部が端子板に当接するコイルばねからなることを特徴とする。
請求項3の発明は、請求項1又は2の発明において、付勢部が表示部並びに当接部と一体に構成されたことを特徴とする。
請求項4の発明は、請求項3の発明において、接続完了表示手段が導電性並びにばね性を有する材料で構成され、接続未完了位置において器体外へ突出する表示部の一部が絶縁部材で覆われてなることを特徴とする。
請求項5の発明は、請求項4の発明において、絶縁部材は、表示部が同時成形された合成樹脂成形品からなることを特徴とする。
請求項6の発明は、請求項1〜4の何れか1項の発明において、当接部と付勢部とが電線の挿入方向に沿って一列に配置されたことを特徴とする。
請求項7の発明は、請求項3〜5の何れか1項の発明において、接続完了表示手段は、弾性を有する板金に抜き加工および曲げ加工を施すことによって表示部と当接部と付勢部とが一体に形成された板ばね部材からなり、当接部と付勢部とが電線の挿入方向に沿ってずれて配置されたことを特徴とする。
請求項8の発明は、上記目的を達成するために、配線器具の器体に貫設した電線挿入孔を通して器体に導入される電線に接触する端子板と、ばね力を利用して該端子板との間で前記電線を狭持するとともに鎖錠部が該電線に食い込んで抜け止めする接続手段と、該接続手段による抜け止め状態を解除する解除手段と、端子板に対する電線の接続完了状態を表示する接続完了表示手段とを備え、解除手段は、器体の表面に露出して手動操作される操作部と、器体内に枢支されて操作部を回動自在とする軸部と、軸部を支点に操作部が手動操作によって回動したときにばね力に抗して接続手段の電線に食い込んだ鎖錠部を電線から引き離す向きに押し動かす押動部とを具備した解除レバーからなり、接続完了表示手段は、器体の表面に形成した窓孔から少なくとも一部が器体外へ突出する接続完了位置と前記窓孔から器体内に退避する接続未完了位置との間で移動自在に設けられた表示部と、表示部を接続完了位置から接続未完了位置へ移動する向きに付勢する付勢部と、電線挿入孔に挿入される電線の先端部と当接して当該先端部から押し込み力を受ける当接部とが一体に形成された合成樹脂成形品で構成され、当接部は、電線の先端部と当接する面が電線の挿入方向に対して傾斜してなり、付勢部は、一端側が端子板に対して固定されるとともに他端側が電線の挿入方向に交差する平面内で撓み自在であり、付勢部の前記他端側の端部に表示部並びに当接部が配置されてなることを特徴とする。
請求項9の発明は、請求項8の発明において、付勢部が表示部並びに当接部と一体に構成されたことを特徴とする。
請求項10の発明は、請求項9の発明において、端子板に固定される固定部が表示部並びに付勢部、当接部と一体に形成されてなることを特徴とする。
請求項11の発明は、請求項9又は10の発明において、表示部は、接続完了位置において窓孔から器体外へ突出する部位の端面が窓孔の開口する器体表面と略平行に形成されてなることを特徴とする。
請求項1の発明によれば、接続完了表示手段は、器体の表面に形成した窓孔から少なくとも一部が器体外へ突出する接続未完了位置と前記窓孔から器体内に退避する接続完了位置との間で移動自在に設けられた表示部と、表示部を接続完了位置から接続未完了位置へ移動する向きに付勢する付勢部と、表示部と一体的に設けられ、電線挿入孔に挿入される電線の先端部と当接して当該先端部から押し込み力を受ける当接部とを具備したので、電線挿入孔に挿入された電線の先端部から当接部に受ける押し込み力によって表示部が接続未完了位置から接続完了位置に移動して接続完了状態が表示される。そして、解除レバーを操作して接続手段による抜け止め状態を解除し電線を電線挿入孔から引き抜くと付勢部に付勢されている表示部が接続完了位置から接続未完了位置へ自動的に復帰するため、電線の接続を解除した後に何ら操作をすること無しに電線を再度接続する際に接続完了状態を表示することができる。
請求項2の発明によれば、付勢部は、表示部並びに当接部と一体的に設けられた支持部に一端側で支持されるとともに他端部が端子板に当接するコイルばねからなるので、電線の挿入方向における接続完了表示手段の配置スペースを減らすことができる。
請求項3の発明によれば、付勢部が表示部並びに当接部と一体に構成されたので、部品点数の削減による組立性の向上が図れる。
請求項4の発明によれば、接続完了表示手段が導電性並びにばね性を有する材料で構成され、接続未完了位置において器体外へ突出する表示部の一部が絶縁部材で覆われてなるので、接続完了状態では表示部が器体内に退避しているために導電性材料で形成された表示部に触れて感電する可能性は少ないのであるが、器体外へ突出する表示部の一部が絶縁部材で覆われることでより確実に感電事故を防止することができる。
請求項5の発明によれば、絶縁部材は、表示部が同時成形された合成樹脂成形品からなるので、表示部に対して絶縁部材を容易に取り付けることができる。
請求項6の発明によれば、当接部と付勢部とが電線の挿入方向に沿って一列に配置されたので、付勢部に歪みが生じにくくなって表示部を安定して移動させることができる。
請求項7の発明によれば、接続完了表示手段は、弾性を有する板金に抜き加工および曲げ加工を施すことによって表示部と当接部と付勢部とが一体に形成された板ばね部材からなり、当接部と付勢部とが電線の挿入方向に沿ってずれて配置されたので、請求項6の発明のように当接部と付勢部とが電線の挿入方向に沿って一列に配置される場合と比較して、板材から板ばね部材を効率よく抜き取ることができる。
請求項8の発明によれば、接続完了表示手段は、器体の表面に形成した窓孔から少なくとも一部が器体外へ突出する接続完了位置と前記窓孔から器体内に退避する接続未完了位置との間で移動自在に設けられた表示部と、表示部を接続完了位置から接続未完了位置へ移動する向きに付勢する付勢部と、電線挿入孔に挿入される電線の先端部と当接して当該先端部から押し込み力を受ける当接部とが一体に形成された合成樹脂成形品で構成され、当接部は、電線の先端部と当接する面が電線の挿入方向に対して傾斜してなり、付勢部は、一端側が端子板に対して固定されるとともに他端側が電線の挿入方向に交差する平面内で撓み自在であり、付勢部の前記他端側の端部に表示部並びに当接部が配置されてなるので、電線挿入孔に挿入された電線の先端部から当接部に受ける押し込み力により付勢部が撓み、その結果、表示部が接続未完了位置から接続完了位置に移動して接続完了状態が表示される。そして、解除レバー操作して接続手段による抜け止め状態を解除し電線を電線挿入孔から引き抜くと付勢部に付勢されている表示部が接続完了位置から接続未完了位置へ自動的に復帰するため、電線の接続を解除した後に何ら操作をすること無しに電線を再度接続する際に接続完了状態を表示することができる。
請求項9の発明によれば、付勢部が表示部並びに当接部と一体に構成されたので、部品点数の削減による組立性の向上が図れる。
請求項10の発明によれば、端子板に固定される固定部が表示部並びに付勢部、当接部と一体に形成されてなるので、接続完了表示手段が端子板に固定されることで器体に固定構造を設ける必要が無く、そのため、既存の速結端子装置との置き換えが容易になる。
請求項11の発明によれば、表示部は、接続完了位置において窓孔から器体外へ突出する部位の端面が窓孔の開口する器体表面と略平行に形成されてなるので、接続完了位置における表示部の視認性が向上する。
(実施形態1)
本発明の実施形態1は、図1〜図5に示すように端子板10と錠ばね20と解除レバー6と接続完了表示部材4とコイルばね(付勢部)5とで構成される。
端子板10は、接触片12に被係止部12cが設けられていない点を除いて基本的に従来例と共通の構成を有しており、短冊状の主片11と、主片11の長手方向に沿った一方の端縁から後方へ垂下された一対の接触片12と、主片11の長手方向に沿った他方の端縁から後方へ垂下された当接片13とを具備し、弾性を有する帯状の金属板を加工して主片11、接触片12、当接片13が一体に形成される。なお、本実施形態がコンセントに設けられる場合には端子板10と一体に刃受けが形成され、スイッチに設けられる場合には端子板10と一体に接点が形成されるが、本実施形態ではコンセントやスイッチなどの配線器具に関する構成についての図示並びに説明は省略する。接触片12には電線の挿入方向(図1における上下方向)に沿った両端部において電線を押圧する一対の押圧部12a,12bが設けられ、押圧部12bと主片11の間には、後述する電線挿入孔101と対向し電線が挿通される挿通部14が形成されている。また、主片11の長手方向略中央には所定の間隔を開けて一対の切り欠き孔11a,11aが設けられている。
錠ばね20は、弾性を有する帯状の金属板を略J字状に曲げ加工してなり、端子板10の主片11並びに当接片13に当接する鈎形の導通片21と、導通片21の下端より略U字状に曲げ形成されたばね片22とを有し、電線に当接して抜け止めするばね片22の先端が鎖錠部となる。かかる錠ばね20は、図4並びに図5に示すように主片11と当接片13に導通片21を当接させるとともにばね片22を接触片12と対向させる形で端子板10の内側に配置される。このように構成される端子板10並びに錠ばね20は、図5に示すようにスイッチやコンセントなどの配線器具の器体100を構成するボディ100aに設けられた端子板収納室102に収納され、端子板収納室102の底壁には一対の電線挿入孔101が貫設されている。尚、スイッチやコンセントのような配線器具においては、スイッチの接点やコンセントの刃受などの導電部品に端子板10が連結され、端子板10を介してスイッチの接点やコンセントの刃受と電線とが導通することになる。
解除レバー6は合成樹脂成型品からなり、器体100の内部に設けた軸受け台(図示せず)に摺動自在に載置される半円板状の軸部60と、軸部60の厚み方向両側に突出する略三角柱状の押動部61,61と、軸部60の端部から径方向に突出する棒状の連結部62と、連結部62の先端において押動部61,61と略平行に突出する棒状の操作部63とを一体に形成して構成される。
接続完了表示部材4は合成樹脂成型品からなり、図3に示すように円柱状の主部40と、主部40の周面から互いに略直交する向きに突設された一対の腕部40a,40bと、一方の腕部40aより主部40の軸方向と平行に突出する丸棒状の表示部41と、他方の腕部40bより表示部41と平行に突出する角柱状の当接部42と、主部40の端面より表示部41並びに当接部42と反対方向へ突出する円柱状の支持部43とが一体に形成されている。
ここで、本実施形態では各端子板10に対して送り配線用を含めて速結端子装置がそれぞれ2つずつ設けられ、これら2つの速結端子装置が各端子板10並びに錠ばね20とともにボディ100aの長手方向両側に設けられている端子板収納室102,102に各々並べて収納される。ボディ100aの側面には端子板収納室102と通じる縦溝104が設けられており、縦溝104を通して操作部63を器体100の外側に露出させるとともに、軸部60を端子収納室102に設けた軸受け台(図示せず)に載置した状態で解除レバー6がボディ100aに組み込まれる(図5参照)。そして、図4(a)に示すように各一対の接触片12と錠ばね20のばね片22との間に解除レバー6の軸部60および押動部62,62が挿入されるようにして、端子板10並びに錠ばね20を端子収納室102に組み込むと、解除レバー6の軸部60が軸受け台に載置されるとともに、押動部62,62が錠ばね20のばね片22に当接することで解除レバー6が回動自在に支持される。
そして、主片11に設けられた切り欠き孔11aに表示部41を挿通するとともに当接部42を挿通部14に挿通するようにして接続完了表示部材4が組み込まれ、コイルばね5の一端部が支持部43に外挿され、コイルばね5の他端が、ボディ100aと結合されて器体100を構成する箱形のカバー100bに設けられたばね受け座(図示せず)に嵌め込まれることで接続完了表示部材4が電線の挿入方向(図1における上下方向)において移動自在に支持される。すなわち、接続完了表示部材4はコイルばね5のばね力によって常時下方に弾性付勢されており、電線が接続されていない状態では主部40が端子板10の主片11に当接する位置(以下、接続未完了位置という。)で静止している。ここで、ボディ100a底面に窓孔105が貫設されており、電線が接続されていない状態では端子板10の切り欠き孔11aに挿通された表示部41の先端部分が窓孔105を通して器体100の外に突出しており(図2参照)、このように表示部41の先端部分が窓孔105を通して器体100外へ突出することで電線が接続されていない状態を表示している。
そして、器体100の電線挿入孔101を通して電線200の導体201を端子板10の接触片12と錠ばね20のばね片22との間に挿入すると、ばね片22の先端(鎖錠部)が導体201に食い込むことによって電線200が抜け止めされるとともに、ばね片22のばね力によって導体201が接触片12に弾接する。さらに導体201は一対の押圧部12a,12bによってばね片22の方へ押圧され、ばね片22と一対の押圧部12a,12bの押圧力が均衡して電線200が狭持される。また導体201の先端が挿通部14に挿通されている接続完了表示表示部材4の当接部42に当たり、当接部42を上向きに押圧する。このとき当接部42が導体201の押し込み力を受け、コイルばね5のばね力に抗して接続完了表示表示部材4が上向きに移動する。その結果、導体201を正規の位置まで挿入すると、図5(b)に示すように接続完了表示表示部材4の表示部41が窓孔105内に退避する位置(以下、接続完了位置という。)まで移動するので、表示部41を器体100の外から視認できなくなって電線200が端子板10と接続されたこと(接続完了)が表示されることになる。
一方、電線200を引き抜く際には、解除レバー6の操作部63を上向きに押し上げるように操作すると、軸部60を支点にして解除レバー6が回動し、押動部62,62が錠ばね20のばね片22を押圧して導体201に食い込んでいる鎖錠部を導体201から離すようにばね片22を撓ませるから、電線200の引き抜きが可能になる。電線200が引き抜かれると、接続完了表示表示部材4の当接部42を上向きに押圧する力が無くなるから、コイルばね5のばね力によって接続完了表示表示部材4が接続未完了位置に移動し、表示部41の先端部分が窓孔105から器体100の外へ突出することで接続未完了状態が表示されることになる。
このように本実施形態では、端子板10と電線200との接続が完了すると、接続完了表示部材4の表示部41が器体100の窓孔105内に退避する位置(接続完了位置)に移動するから、表示部41が窓孔105から器体100の外へ突出しているか否かで電線200の接続完了表示を視覚的に確認することができる。しかも、解除レバー6を操作して電線200を電線挿入孔101から引き抜くと付勢部(コイルばね5)に付勢されている接続完了表示部材4が接続完了位置から接続未完了位置へ自動的に復帰するため、従来例のように電線200の接続を解除した後に何ら操作をすること無しに電線200を再度接続する際に接続完了状態を表示することができる。
(実施形態2)
図6〜図9を参照して本発明の実施形態2を説明する。但し、本実施形態は接続完了表示部材4に特徴があり、その他の構成については実施形態1と共通である。従って、実施形態1と共通の構成要素には同一の符号を付して適宜図示並びに説明を省略する。
実施形態1においては、付勢部(コイルばね5)が端子板10に対して接続完了表示部材4と反対側(図5における上側)に配置されているため、電線の挿入方向における接続完了表示部材4の配置スペースが大きくなってしまうという欠点がある。
これに対して本実施形態は、コイルばね5の一端部を支持する支持部44を表示部41の略中央に設けている。この支持部44は、表示部41の軸方向と直交する方向へ突出する突出片44aと、突出片44の主部40と対向する面から主部40に向かって起立する円柱状の支持片44bとからなる。そして、図6並びに図8に示すように一端部が支持片44bに外挿されて支持されるとともに他端部が端子板10の主片11に当接することでコイルばね5が端子板10の内側に圧縮状態で保持されることになる。
ここで、接続完了表示部材4を端子板10に組み付ける手順について、図9を参照して詳細に説明する。まず、当接部42が主部40を挟んで挿通部14と対向する向きで表示部41並びに支持部44を端子板10の主片11に設けられた切り欠き孔11aに挿通する(図9(a),(b)参照)。続いて、当接部42が挿通部14と重なる位置まで主部40を略180度回転させ(図9(c),(d)参照)、最後に当接部42を挿通部14に挿通させて接続完了表示部材4の端子板10への組み付けが完了する。但し、接続完了表示部材4を端子板10に組み付ける際、予め支持部44にコイルばね5の一端部を支持させておくことが必要である。
而して本実施形態においても実施形態1と同様に、電線200が接続されていない状態ではコイルばね5のばね力で接続完了表示部材4が接続未完了位置で静止し、表示部41の先端部分が窓孔105を通して器体100の外に突出することで電線が接続されていない状態を表示するのに対し、電線200が電線挿入孔101を通して正規の位置まで挿入されて端子板10と接続されると導体201の先端から当接部42に押し込み力を受けた接続完了表示部材4が、コイルばね5のばね力に抗して接続完了位置まで移動することで電線200の接続完了が表示されることになる。しかも本実施形態では、付勢部(コイルばね5)が接続完了表示部材4に設けられた支持部44と端子板10との間に支持されるため、接続完了表示部材4の支持部43と器体100との間にコイルばね5を支持する実施形態1と比較して電線の挿入方向における接続完了表示手段の配置スペースを減らすことができるという利点がある。
(実施形態3)
本発明の実施形態3を図10〜図15を参照して説明する。上述の実施形態1,2では合成樹脂成型品からなる接続完了表示部材4を、別体に形成された付勢部(コイルばね5)により付勢しているのに対して、本実施形態では、弾性を有する板金に抜き加工および曲げ加工を施すことによって表示部と当接部と付勢部とが一体に形成された板ばね部材から接続完了表示部材7を構成している。尚、接続完了表示部材7以外の構成は実施形態1と共通であるので、共通する構成要素には同一の符号を付して適宜図示並びに説明を省略する。
接続完了表示部材7は、平面視略直角三角形状に形成された主片70と、主片70の角部から主片70の厚み方向に延出された帯状の表示部71と、主片70の長辺における両端部より表示部71と反対向きに曲げ起こされた略S字状の撓み片73,73と、主片70の長辺における中央部より表示部71と同じ向きに曲げ起こされた略コ字形の当接部72とが、弾性を有する板金に抜き加工および曲げ加工を施すことによって一体に形成されてなる。なお、表示部71の先端部分が略コ字形に折曲されており、この先端部分には合成樹脂のような絶縁材料で箱状に形成されたキャップ(絶縁部材)74が被せられる。
そして、主片11に設けられた切り欠き孔11aに表示部71を挿通するとともに当接部72を挿通部14に挿通するようにして接続完了表示部材7が端子板10に組み込まれ(図13参照)、一対の撓み片73,73の先端部分が器体100(カバー100b)の内壁に当接することで接続完了表示部材7が電線の挿入方向(図10における上下方向)において移動自在に支持される。すなわち、接続完了表示部材7は撓み片73,73のばね力によって常時下方に弾性付勢されており、電線が接続されていない状態では主片70が端子板10の主片11に当接する位置(以下、接続未完了位置という。)で静止し、且つ端子板10の切り欠き孔11aに挿通された表示部71の先端部分(キャップ74に覆われた部分)が窓孔105を通して器体100の外に突出することで電線が接続されていない状態を表示している(図11参照)。
而して本実施形態においても実施形態1,2と同様に、電線が接続されていない状態では撓み片73,73のばね力で接続完了表示部材7が接続未完了位置で静止し、表示部71の先端部分が窓孔105を通して器体100の外に突出することで電線が接続されていない状態を表示するのに対し(図14(a)参照)、電線200が電線挿入孔101を通して正規の位置まで挿入されて端子板10と接続されると導体の先端から当接部72に押し込み力を受けた接続完了表示部材7が、撓み片73,73のばね力に抗して接続完了位置まで移動することで電線200の接続完了が表示されることになる(図14(b)参照)。しかも、本実施形態では接続完了表示部材7と付勢部(撓み片73,73)とが一体に形成されているので、実施形態1,2に比較して部品点数の削減による組立性の向上が図れるものである。
なお、接続完了表示部材7が端子板10や電線200などの充電部と接触導通しており、器体100の外へ露出している表示部71に直接手が触れると感電事故になる虞があるので、本実施形態では絶縁材料からなるキャップ74で表示部41の先端部分を覆うことで金属製の表示部71に直接手が触れないようにして感電事故を防いでいる。但し、図15に示すように表示部71と同時成形された合成樹脂成形品からなる絶縁部材74’で表示部71を覆うようにすれば、キャップ74を表示部71に装着する手間が省けて組立性が向上するという利点がある。
(実施形態4)
図16〜図21を参照して本発明の実施形態4を説明する。但し、本実施形態の基本構成は実施形態3と共通であるから、共通の構成要素には同一の符号を付して適宜図示並びに説明を省略する。
実施形態3においては複数の速結端子装置毎に接続完了表示部材7が設けられているが、本実施形態は、隣接して配設された2つの速結端子装置の接続完了表示部材を一体に構成した点に特徴がある。
本実施形態における接続完了表示部材8は、一対の短冊状の主片80,80と、各主片80,80の長手方向一端部から主片80,80の厚み方向に延出された帯状の表示部81,81と、各主片80,80の長手方向他端部から表示部81,81と同じ向きに曲げ起こされた略コ字状の当接部82,82と、各主片80,80において短手方向に当接部82,82と向き合う形で表示部81,81と反対向きに曲げ起こされた略S字状の撓み片83,83と、一対の撓み片83,83の先端同士を繋ぐ帯状の橋架片84とが、弾性を有する板金に抜き加工および曲げ加工を施すことによって一体に形成されてなる。なお、表示部81,81の先端部分が略コ字形に折曲されており、実施形態3と同様に、この先端部分には合成樹脂のような絶縁材料で箱状に形成されたキャップ(絶縁部材)85,85が被せられる。
そして、主片11に設けられた一対の切り欠き孔11a,11aにそれぞれ表示部81,81を挿通するとともに当接部82,82を各挿通部14,14に挿通するようにして接続完了表示部材8が端子板10に組み込まれ(図16参照)、一対の撓み片83,83を繋ぐ橋架片84が器体100(カバー100b)の内壁に当接することで接続完了表示部材8が電線の挿入方向(図16における上下方向)において移動自在に支持される。すなわち、接続完了表示部材8は撓み片83,83のばね力によって常時下方に弾性付勢されており、電線が接続されていない状態では主片80が端子板10の主片11に当接する接続未完了位置で静止し、且つ端子板10の切り欠き孔11a,11aに挿通された表示部81,81の先端部分(キャップ85,85に覆われた部分)が各々窓孔105,105を通して器体100の外に突出することで電線が接続されていない状態を表示する。
而して本実施形態においても実施形態3と同様に、電線が接続されていない状態では撓み片83,83のばね力で接続完了表示部材7が接続未完了位置で静止し、表示部81,81の先端部分が窓孔105,105を通して器体100の外に突出することで電線が接続されていない状態を表示するのに対し、電線200が電線挿入孔101を通して正規の位置まで挿入されて端子板10と接続されると導体の先端から当接部82に押し込み力を受けた接続完了表示部材8が、撓み片83,83のばね力に抗して接続完了位置まで移動することで電線200の接続完了が表示されることになる。しかも、本実施形態では隣接して配設された2つの速結端子装置の接続完了表示部材を一体に構成しているため、実施形態3に比較して部品点数の削減による組立性の向上が図れる。
ここで、図18の展開図に示すように、本実施形態における接続完了表示部材8では電線200から押し込み力を受ける当接部82,82と、付勢部たる撓み片83,83とが電線200の挿入方向に沿って一列に配置されるように形成されているので、電線200から当接部82に押し込み力を受けた場合に撓み片83,83に歪みが生じにくくなり、その結果、表示部81,81(接続完了表示部材8)を安定して移動させることができる。
ところで、図18の展開図からも明らかなように、当接部82,82と撓み片83,83とが一列に配置されるような形状に接続完了表示部材8を形成した場合、板材から接続完了表示部材8の板ばね部材を抜き取る際に無駄になる部分が増えて効率よく抜き取ることができない、所謂、板取りが悪くなるという欠点がある。
そこで、図19〜図21に示すように、表示部81,81、当接部82,82、撓み片83,83が全て主片80の長手方向に沿った一端縁から延出される形状、すなわち、当接部82と撓み片83とが電線200の挿入方向に沿ってずれて配置されるような形状に接続完了表示部材8を形成すれば、図18と図21から明らかなように接続完了表示部材8の板ばね部材を効率よく抜き取ることができて板取りがよくなるという利点がある。
(実施形態5)
図22〜図25を参照して本発明の実施形態5を説明する。但し、本実施形態は接続完了表示手段に特徴があり、その他の構成は実施形態1〜4と共通であるから、共通の構成要素には同一の符号を付して適宜図示並びに説明を省略する。
これまで説明した実施形態1〜4では、全て接続完了表示部材4,7,8の移動方向が電線200の挿入方向と平行であり、表示部41,71,81は何れも器体100の底面(電線挿入孔101が開口する面)に設けられた窓孔105を通して器体100の外に突出する構成であった。これに対して本実施形態では、電線200の挿入方向に対して交差する方向(例えば、直交する方向)に接続完了表示部材9が移動し、器体100の側面に設けられた窓孔106を通して表示部91が器体100の外に突出する構成とした点に特徴がある。
本実施形態における接続完了表示部材9は合成樹脂成形品からなり、図24に示すように五角柱形状の主部90と、主部90の一面から法線方向に突出する丸棒状の表示部91とが一体に形成されている。主部90は、1つの頂点を含む三角柱の部分が切り取られた形状に形成されており、当該切り取られた後に残った部分に、表示部91が突出する面から隣の面にかけて形成されている傾斜面が当接部92となる。
一方、本実施形態における付勢部93は略コ字形に形成された板ばねからなり、端子板10の当接片13,13にかしめ固定される帯状の固定片93aと、固定片93aと長手方向両端より各々同一向きに略へ字形に曲げ起こされた一対の撓み片93b,93bとを有する。但し、板ばねの代わりにコイルばねで付勢部93を構成しても構わない。
そして、図25に示すように2つの接続完了表示部材9,9が端子板10の主片11上に載置され、カバー100bの側面に設けられた一対の溝からなる窓孔106,106に接続完了表示部材9,9の表示部91,91がそれぞれ進退自在に挿入される。また、固定片93aが当接片13,13にかしめ固定されることで付勢部93が端子板10に取り付けられ、付勢部93の撓み片93b,93bが接続完了表示部材9,9の主部90,90に各々当接することで表示部91,91が窓孔106,106から器体100の外へ突出する向きに接続完了表示部材9,9が付勢される(図25(a)参照)。すなわち、接続完了表示部材9は付勢部93のばね力によって常時側方(図25における左向き)に弾性付勢されており、電線200が接続されていない状態では主部90がカバー100bの内壁面に当接し且つ器体100の側面に設けられた窓孔106を通して表示部91の先端部分が器体100の外へ突出する位置(接続未完了位置)で静止しており、このように表示部91の先端部分が窓孔106を通して器体100外へ突出することで電線200が接続されていない状態を表示している(図23参照)。
そして、器体100の電線挿入孔101を通して電線200の導体201を正規の位置まで挿入すると、導体201が錠ばね20と端子板10の接触片12との間で狭持されて接続されるとともに、図25(b)に示すように導体201の先端が挿通部14を通して接続完了表示表示部材9の当接部92に当たり、当接部92を側方(図25における右向き)に押圧する。このとき当接部92が導体201の押し込み力を受け、付勢部93のばね力に抗して接続完了表示表示部材9が右向きに移動する。その結果、接続完了表示表示部材9の表示部91が窓孔106内に退避する接続完了位置まで移動して電線200が端子板10と接続されたこと(接続完了)が表示される。
一方、解除レバー6の操作部63を操作して電線200が引き抜かれると、接続完了表示表示部材9の当接部92を右向きに押圧する力が無くなるから、付勢部93のばね力によって接続完了表示表示部材9が接続未完了位置に移動し、表示部91の先端部分が窓孔106から器体100の外へ突出することで接続未完了状態が表示される。
このように本実施形態においても実施形態1〜4と同様に、端子板10と電線200との接続が完了すると、接続完了表示部材9の表示部91が器体100の窓孔106内に退避する位置(接続完了位置)に移動するから、表示部91が窓孔106から器体100の外へ突出しているか否かで電線200の接続完了表示を視覚的に確認することができ、しかも、解除レバー6を操作して電線200を電線挿入孔101から引き抜くと付勢部93に付勢されている接続完了表示部材9が接続完了位置から接続未完了位置へ自動的に復帰するため、従来例のように電線200の接続を解除した後に何ら操作をすること無しに電線200を再度接続する際に接続完了状態を表示することができる。
なお、実施形態1〜4のように電線200の接続完了表示用の窓孔105が器体100における電線挿入孔101と同一面に設けられている場合と比較して、本実施形態のように器体100における電線挿入孔101と異なる面に窓孔106を設けて接続完了表示を行う方が、表示部91による接続完了表示が視認しやすいという利点がある。
(実施形態6)
図26〜図29を参照して本発明の実施形態6を説明する。但し、本実施形態は接続完了表示手段に特徴があり、その他の構成は実施形態5と共通であるから、共通の構成要素には同一の符号を付して適宜図示並びに説明を省略する。
実施形態5では合成樹脂成形品からなる接続完了表示部材9と、板ばね部材からなる付勢部93とで接続完了表示手段を構成しているのに対し、本実施形態では、付勢部も合成樹脂成形品として接続完了表示部材と一体に構成した点に特徴がある。
本実施形態における接続完了表示部材110は、図27に示すように円柱状の主部111と、主部111の周面より径方向に突出した略丁字状の付勢部112と、付勢部112の両端に設けられた略六角柱状の当接部113,113と、各当接部113,113より突出する円柱状の表示部114,114とを具備した合成樹脂成形品からなる。主部111の一端面には略C字形の嵌合溝(固定部)111aが形成されており、端子板10の主片11中央に突設されている円柱状の嵌合突起11bを嵌合溝111aに嵌合することで接続完了表示部材110が端子板10に固定されるようになっている(図28参照)。また、一対の当接部113,113は、主部111が端子板10に固定された状態で端子板10の挿通部14,14と対向する面が電線200の挿入方向に対して傾斜する傾斜面113a,113aとなっている。
ここで、電線200が接続されていない状態では各表示部114,114の先端部分が器体100の側面に設けられた窓孔106,106内に退避した位置(接続未完了位置)にあり(図26(a)参照)、このように表示部114,114の先端部分が窓孔106,106から突出しないことで電線200が接続されていない状態を表示している。
そして、器体100の電線挿入孔101を通して電線200の導体201を正規の位置まで挿入すると、導体201が錠ばね20と端子板10の接触片12との間で狭持されて接続されるとともに、図26(b)に示すように導体201の先端が挿通部14を通して接続完了表示表示部材110の当接部113(傾斜面)に当たり、当接部113を側方(図26における左向き)に押圧する。このとき当接部113が導体201の押し込み力を受け、付勢部112のばね力に抗して当接部113並びに表示部114が左向きに移動する。その結果、表示部114が窓孔106から器体100の外へ突出する位置(接続完了位置)まで移動して電線200が端子板10と接続されたこと(接続完了)が表示される。
一方、解除レバー6の操作部63を操作して電線200が引き抜かれると、当接部113を左向きに押圧する力が無くなるから、付勢部112のばね力によって当接部113並びに表示部114が接続未完了位置に移動し、表示部114の先端部分が窓孔106内に退避することで接続未完了状態が表示される。
このように本実施形態においては、端子板10と電線200との接続が完了すると、接続完了表示部材110の表示部114が窓孔106から器体100の外へ突出する位置(接続完了位置)に移動するから、表示部114が窓孔106から器体100の外へ突出しているか否かで電線200の接続完了表示を視覚的に確認することができ、しかも、解除レバー6を操作して電線200を電線挿入孔101から引き抜くと付勢部112に付勢されている表示部114が接続完了位置から接続未完了位置へ自動的に復帰するため、従来例のように電線200の接続を解除した後に何ら操作をすること無しに電線200を再度接続する際に接続完了状態を表示することができる。
ところで、接続完了表示部材110においては付勢部112が中央部分を支点として撓む構造であるから、表示部114は実施形態1〜5のように平行移動するのではなく円弧上を移動することになる。そのため、接続完了位置にある表示部114の軸方向が器体100側面の法線方向に対して傾くことになる。そこで本実施形態では、この傾きに対応して表示部材110の先端面をその軸方向に対して傾斜させ、接続完了位置において表示部114の先端面と器体100側面とが略平行となるようにして接続完了位置における表示部114の視認性を向上している(図29参照)。
本発明の実施形態1を示す分解斜視図である。 同上の斜視図である。 同上における接続完了表示部材を示し、(a)は正面図、(b)は左側面図、(c)は上面図、(d)は右側面図、(e)は下面図、(f)は斜視図である。 (a)は同上における接続完了表示部材並びにコイルばねを端子板に組み込む前の斜視図、(b)は接続完了表示部材並びにコイルばねを端子板に組み込んだ後の斜視図である。 同上の動作説明用の図であり、(a)は電線を接続していない状態の要部断面図、(b)は電線を接続した状態の要部断面図である。 本発明の実施形態2の動作説明用の図であり、(a)は電線を接続していない状態の要部断面図、(b)は電線を接続した状態の要部断面図である。 同上における接続完了表示部材を示し、(a)は正面図、(b)は左側面図、(c)は上面図、(d)は右側面図、(e)は下面図、(f)は斜視図である。 (a)は同上における接続完了表示部材並びにコイルばねを端子板に組み込む前の斜視図、(b)は接続完了表示部材並びにコイルばねを端子板に組み込んだ後の斜視図である。 (a)〜(d)は接続完了表示部材を端子板に組み込む手順を説明する説明図である。 本発明の実施形態3を示す分解斜視図である。 同上の斜視図である。 同上における接続完了表示部材を示し、(a)は正面図、(b)は上面図、(c)は右側面図、(d)は斜視図である。 (a)は同上における接続完了表示部材を端子板に組み込む前の斜視図、(b)は接続完了表示部材を端子板に組み込んだ後の斜視図である。 同上の動作説明用の図であり、(a)は電線を接続していない状態の要部断面図、(b)は電線を接続した状態の要部断面図である。 同上における接続完了表示部材の別の構成を示す斜視図である。 本発明の実施形態4における接続完了表示部材を端子板に組み込んだ後の斜視図である。 同上における接続完了表示部材を示し、(a)は正面図、(b)は上面図、(c)は右側面図、(d)は下面図、(e)は斜視図である。 同上における接続完了表示部材の展開図である。 同上における別の接続完了表示部材を端子板に組み込んだ後の斜視図である。 同上における別の接続完了表示部材を示し、(a)は正面図、(b)は上面図、(c)は右側面図、(d)は下面図、(e)は斜視図である。 同上における別の接続完了表示部材の展開図である。 本発明の実施形態5を示す分解斜視図である。 同上の斜視図である。 同上における接続完了表示部材を示し、(a)は正面図、(b)は左側面図、(c)は上面図、(d)は右側面図、(e)は下面図、(f)は斜視図である。 同上の動作説明用の図であり、(a)は電線を接続していない状態の要部断面図、(b)は電線を接続した状態の要部断面図である。 本発明の実施形態6の動作説明用の図であり、(a)は電線を接続していない状態の要部断面図、(b)は電線を接続した状態の要部断面図である。 同上における接続完了表示部材を示し、(a)は正面図、(b)は上面図、(c)は下面図、(d)は左側面図、(e)は斜視図である。 (a)は同上における接続完了表示部材を端子板に組み込む前の斜視図、(b)は接続完了表示部材を端子板に組み込んだ後の斜視図である。 同上の動作説明用の要部平面図である。 (a)〜(c)は従来例の一部省略した断面図である。
符号の説明
4 接続完了表示部材
5 コイルばね(付勢部)
6 解除レバー
10 端子板
20 錠ばね
40 主部
41 表示部
42 当接部

Claims (11)

  1. 配線器具の器体に貫設した電線挿入孔を通して器体に導入される電線に接触する端子板と、ばね力を利用して該端子板との間で前記電線を狭持するとともに鎖錠部が該電線に食い込んで抜け止めする接続手段と、該接続手段による抜け止め状態を解除する解除手段と、端子板に対する電線の接続完了状態を表示する接続完了表示手段とを備え、
    解除手段は、器体の表面に露出して手動操作される操作部と、器体内に枢支されて操作部を回動自在とする軸部と、軸部を支点に操作部が手動操作によって回動したときにばね力に抗して接続手段の電線に食い込んだ鎖錠部を電線から引き離す向きに押し動かす押動部とを具備した解除レバーからなり、
    接続完了表示手段は、器体の表面に形成した窓孔から少なくとも一部が器体外へ突出する接続未完了位置と前記窓孔から器体内に退避する接続完了位置との間で移動自在に設けられた表示部と、表示部を接続完了位置から接続未完了位置へ移動する向きに付勢する付勢部と、表示部と一体的に設けられ、電線挿入孔に挿入される電線の先端部と当接して当該先端部から押し込み力を受ける当接部とを具備したことを特徴とする速結端子装置。
  2. 付勢部は、表示部並びに当接部と一体的に設けられた支持部に一端側で支持されるとともに他端部が端子板に当接するコイルばねからなることを特徴とする請求項1記載の速結端子装置。
  3. 付勢部が表示部並びに当接部と一体に構成されたことを特徴とする請求項1又は2記載の速結端子装置。
  4. 接続完了表示手段が導電性並びにばね性を有する材料で構成され、接続未完了位置において器体外へ突出する表示部の一部が絶縁部材で覆われてなることを特徴とする請求項3記載の速結端子装置。
  5. 絶縁部材は、表示部が同時成形された合成樹脂成形品からなることを特徴とする請求項4記載の速結端子装置。
  6. 当接部と付勢部とが電線の挿入方向に沿って一列に配置されたことを特徴とする請求項1〜4の何れか1項に記載の速結端子装置。
  7. 接続完了表示手段は、弾性を有する板金に抜き加工および曲げ加工を施すことによって表示部と当接部と付勢部とが一体に形成された板ばね部材からなり、当接部と付勢部とが電線の挿入方向に沿ってずれて配置されたことを特徴とする請求項3〜5の何れか1項に記載の速結端子装置。
  8. 配線器具の器体に貫設した電線挿入孔を通して器体に導入される電線に接触する端子板と、ばね力を利用して該端子板との間で前記電線を狭持するとともに鎖錠部が該電線に食い込んで抜け止めする接続手段と、該接続手段による抜け止め状態を解除する解除手段と、端子板に対する電線の接続完了状態を表示する接続完了表示手段とを備え、
    解除手段は、器体の表面に露出して手動操作される操作部と、器体内に枢支されて操作部を回動自在とする軸部と、軸部を支点に操作部が手動操作によって回動したときにばね力に抗して接続手段の電線に食い込んだ鎖錠部を電線から引き離す向きに押し動かす押動部とを具備した解除レバーからなり、
    接続完了表示手段は、器体の表面に形成した窓孔から少なくとも一部が器体外へ突出する接続完了位置と前記窓孔から器体内に退避する接続未完了位置との間で移動自在に設けられた表示部と、表示部を接続完了位置から接続未完了位置へ移動する向きに付勢する付勢部と、電線挿入孔に挿入される電線の先端部と当接して当該先端部から押し込み力を受ける当接部とが一体に形成された合成樹脂成形品で構成され、
    当接部は、電線の先端部と当接する面が電線の挿入方向に対して傾斜してなり、付勢部は、一端側が端子板に対して固定されるとともに他端側が電線の挿入方向に交差する平面内で撓み自在であり、付勢部の前記他端側の端部に表示部並びに当接部が配置されてなることを特徴とする速結端子装置。
  9. 付勢部が表示部並びに当接部と一体に構成されたことを特徴とする請求項8記載の速結端子装置。
  10. 端子板に固定される固定部が表示部並びに付勢部、当接部と一体に形成されてなることを特徴とする請求項9記載の速結端子装置。
  11. 表示部は、接続完了位置において窓孔から器体外へ突出する部位の端面が窓孔の開口する器体表面と略平行に形成されてなることを特徴とする請求項9又は10記載の速結端子装置。
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