JP2008134404A - 現像装置及びそれを備えた画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 現像装置の左右両端部からの現像剤のトナー漏れを防止する装置を備えた画像形成装置を提供する。
【解決手段】 像担持体21と現像ローラ22の磁気ブラシが接触して像担持体21上の画像潜像が現像される領域を現像領域Dと呼ぶ。現像ローラ22周辺からの飛散トナーは、現像ローラ22の現像領域Dより回転方向上流側では現像ローラ22とトナー飛散防止板26に対応する位置にある上現像ハウジング29aの端面及び内周面に貼り付けられたマグネットシート24の磁気シールドによって防止され、現像ローラ22の現像領域Dよりも下流側では現像ローラ22の回転により発生する空気流30により下現像ハウジング29bの端部の隙間31から現像槽に還流されるから、現像ハウジング29の外部に漏出することはない。
【選択図】 図4

Description

この発明は、電子複写機、プリンタやその複合機などの画像形成装置に使用される現像装置、及びその現像装置を備えた画像形成装置に関する。
電子写真方式の画像形成装置では、帯電させた像担持体上に画像信号で変調されたレーザ光を投射して画像の静電潜像を形成し、形成された静電潜像をトナーで現像して像担持体上にトナー像を形成する。次に、このトナー像を記録用紙に転写し、記録用紙に転写されたトナー像を定着処理し、排紙トレイに排出する工程をとる。
このような画像形成装置の現像装置は、互いに反対方向に回転する像担持体と現像剤担持体とを備え、画像の静電潜像に現像剤担持体の表面に吸着されている現像剤(トナー)を付着させて現像するように構成されているものがある。
現像装置による現像動作では、像担持体と現像剤担持体との間に形成される現像領域において現像に関与しなかったトナーが飛散して現像装置の外部に漏出し、帯電器を汚染したり画像形成装置の内部を汚染するなどして画像品質の不良を発生させていた。
このようなトナーが飛散対策の第1の例として、例えば磁気ブラシ方式の現像装置においては、現像ローラ上の現像剤の層厚を規制する層厚規制部材の両端部に、画像領域外に相当する現像ローラの両端に当接する弾性部材を設け、軸方向両端部からの現像剤の漏出を防止するものが提案されている(特許文献1参照)。
このほか、磁気ブラシ方式の現像装置の現像ローラを覆う現像ハウジングの内周面にマグネットシートを貼り付け、マグネットシートに現像剤に含まれている磁性キャリアを吸着させ、現像ローラの非着磁領域である軸方向両端部からの現像剤の漏出を防止するものが広く使用されている。
図5は、上記したトナー飛散対策の第1例の磁気ブラシ方式の現像装置のトナー漏れ防止装置の構成を説明する図で、図5(a)は現像装置の現像ローラと厚規制部材の正面図、図5(b)は層厚規制部材の動作を説明する斜視図、図5(c)は層厚規制部材への弾性部材の装着を説明する斜視図である。
図5(a)乃至(c)において、磁気ブラシ方式の現像ローラ101は、複数の磁極が形成された固定磁石121の回りに非磁性体からなる円筒状の現像スリーブ122が回転自在に装着されて構成されている。現像ローラ101上に搬送された現像剤125は、層厚規制部材102により所定の薄い層厚125aに規制される。現像ローラ101の画像形成領域外である両端部101aでは、層厚規制部材102に取付られた弾性部材103が現像ローラ101に押し付けられているので、現像剤の層厚125bは殆どゼロとなり、現像ローラの非着磁領域である軸方向両端部からの現像剤の漏出を防止することができる。
図6は、上記したトナー飛散対策の第2例の磁気ブラシ方式の現像装置のトナー漏れ防止装置の構成を説明する図で、図6(a)は現像装置の断面図、図6(b)は現像装置の現像ローラ附近を拡大した断面図、図6(c)は現像装置の現像ローラ附近の水平方向の拡大断面図である。
図6(a)乃至(c)において、像担持体131に接近して配置された磁気ブラシ方式の現像ローラ132は、上記図5で説明した構成と同じく、複数の磁極が形成された固定磁石132aの回りに非磁性体からなる円筒状の現像スリーブ132bが回転自在に装着されて構成されている(図6(c)参照)。なお、符号136はトナー回収装置を示す。
現像ローラ132が収容される現像ハウジング139には、そのハウジング端部139a(現像ローラの軸受がある)に、像担持体131と現像ローラ132との接触点である現像領域Dから現像ローラ132の回転方向下流側の現像ハウジング139の内周面及び端面にマグネットシート133が貼り付けられている。
この構成により、現像ローラ132の非着磁領域である軸方向両端部から飛散して現像ハウジング端部139aに向かう現像剤は、磁性キャリアがマグネットシート133に捕らえられ、現像ハウジング端部139aからのトナーの漏出を防止することができる。
特開平5−210307号公報
しかしながら、図5を参照して説明したトナー飛散対策の第1例では、層厚規制部材102に取付られた弾性部材103が現像ローラ101に直接押し付けられているので、弾性部材103と現像ローラ101との間で現像剤がしごかれて軟凝集し、この軟凝集した現像剤が現像装置の現像剤槽に混入して現像剤供給路のフイルタの目詰まりや、形成された画像に白抜けが発生する等の不都合が発生する。
また、図6を参照して説明したトナー飛散対策の第2例では、像担持体131と現像ローラ132との接触点である現像領域Dから現像ローラ132の回転方向上流側には、現像ハウジング端部139aの内周面及び端面にマグネットシート133が貼り付けられていない。
このため、図6(a)及び(b)に示すように、前記現像ローラ132の回転方向上流側から飛散する現像剤は、そのまま現像ハウジング端部139aに移動する。
現像ハウジング端部139aに移動した現像剤は、現像ハウジング端部139aの内周面及び端面にマグネットシート133が貼り付けられているため、現像ローラ132の円筒状の現像スリーブ132bの内部の固定磁石132aと接近するマグネットシート133の全表面に現像剤の磁性キャリアが吸着され、現像ハウジング端部139aとマグネットシート133とに囲まれる空間に、現像ローラ132の回転方向上流側及び下流側から飛散したトナーが矢印cで示すように移動してトナーの堆積Tが生じ、現像ハウジング端部139a付近からトナーが漏出するという不都合が発生する。
この発明は、上記した課題を解決し、現像装置からのトナー漏れを十分に防止できる現像装置を備えた画像形成装置を提供することを目的とするものである。
この発明は上記課題を解決するもので、請求項1の発明は、像担持体と、前記像担持体上に形成された静電潜像を現像するトナーとキャリアからなる現像剤を保持する現像剤担持体と、前記像担持体と現像剤担持体とを収容する現像ハウジングとを備えた画像形成装置の現像装置において、前記現像ハウジングの現像剤担持体収容部は、前記像担持体と現像剤担持体とで形成される現像領域から現像剤担持体回転方向上流側にはハウジング端部及びハウジング内面にマグネットシートが配置されて磁気シールドが形成され、前記現像領域から現像剤担持体回転方向下流側にはハウジング端部に隙間が設けられていることを特徴とする現像装置である。
そして、前記磁気シールドは現像ハウジング端部からのトナー漏れを防止し、前記隙間は現像ハウジング端部に集積するトナーを現像槽に還流させるものである。
そして、前記現像剤担持体は、複数の永久磁石を配置して複数の磁極が形成された磁石体の回りに非磁性体からなる円筒状の現像スリーブが回転自在に装着されて構成され、現像スリーブの両端部は対応する磁極のない非着磁部に形成されているものとする。
そして、前記現像ハウジングには、前記現像剤担持体に付着する現像剤の層厚を規制する層厚規制部材が配置され、現像ハウジングの層厚規制部材の配置部分にはハウジング内面にマグネットシートが配置されているものとする。
そして、前記マグネットシートは、前記現像剤担持体における前記非着磁部に対応する位置に配置されるものとする。
また、前記現像ハウジングの現像剤担持体回転方向上流側には飛散トナー防止板が配置されているものとする。
また、前記像担持体と前記現像剤担持体とは、両者が互いに対向する位置において反対方向に進行するよう回転駆動されるものとする。
請求項8の発明は、像担持体と、前記像担持体上に形成された静電潜像を現像するトナーとキャリアからなる現像剤を保持する現像剤担持体と、前記像担持体と現像剤担持体とを収容する現像ハウジングとを備えた画像形成装置の現像装置において、前記現像剤担持体は前記像担持体と対向する位置において像担持体とは反対方向に進行するよう回転駆動されるとともに、その両端部に非着磁部が形成されてなり、前記現像ハウジングの現像剤担持体収容部は、前記像担持体と現像剤担持体とで形成される現像領域から現像剤担持体回転方向上流側にはハウジング端部及びハウジング内面にであって前記現像剤担持体の非着磁部に対応する位置にマグネットシートが配置されて磁気シールドが形成され、前記現像領域から現像剤担持体回転方向下流側には、ハウジング端部に隙間が設けられていることを特徴とする現像装置である。
請求項9の発明は、請求項1乃至8のいずれかに記載の現像装置を備えたことを特徴とする画像形成装置である。
この発明によれば、現像ローラ周辺からの飛散トナーは、現像ローラの現像領域Dより回転方向上流側では、現像ローラとその周辺の部材に設けられたマグネットシートの磁気シールドによって防止され、現像ローラの現像領域Dよりも下流側では、現像ローラの回転により発生する空気流により、現像ローラ周辺の端部の隙間から下現像ハウジングに還流され、現像ハウジングの外部に漏出することがない。
以下、この発明の実施の形態について説明する。図1はこの発明に係るトナー漏れ防止装置を有する現像装置を備えたタンデム方式の画像形成装置10の主要部の構成を説明する正面図で、タンデム方式の画像形成装置10そのものは公知の構成である。
図1において、一次転写ベルト11が駆動ローラ12及び従動ローラ13の間に架設され、図示しない駆動源により矢印a方向に一定速度で移動するように構成されている。
一次転写ベルト11の下側には、像担持体の回りに帯電装置、露光装置、現像装置、クリーニング装置が一体的に組み込まれたイメージングカートリッジ14K、14C、14M、14Yが配置される。
イメージングカートリッジ14K、14C、14M、14Yの内部に組み込まれた像担持体、帯電装置、露光装置、現像装置、クリーニング装置の構成と機能は公知のものであるからここでは詳細な説明は省略するが、帯電装置の作用により表面が均一に帯電された像担持体の表面に、露光装置のレーザ装置から画像信号で変調されたレーザ光が投射され、画像潜像が形成される。画像潜像は現像装置に装填されたトナーとキャリアから構成される現像剤で現像され、形成されたトナー像は後述する一次転写装置により一次転写ベルト11に転写される。転写後、像担持体の表面の残留トナーはクリーニング装置により除去清掃される。
イメージングカートリッジには、その現像装置に黒色現像剤が装填されたイメージングカートリッジ14K、シアン現像剤が装填されたイメージングカートリッジ14C、マゼンタ現像剤が装填されたイメージングカートリッジ14M、イエロー現像剤が装填されたイメージングカートリッジ14Yがあり、一次転写ベルト11の下側右側からイメージングカートリッジ14K、イメージングカートリッジ14C、イメージングカートリッジ14M、イメージングカートリッジ14Yの順に配置される。
イメージングカートリッジ14K、14C、14M、14Yと対向する位置には、一次転写ベルト11を挟んで一次転写装置15K、15C、15M、15Yが配置され、さらに、従動ローラ13と対向する位置には、一次転写ベルト11を挟んで二次転写ローラ16が配置される。
また、イメージングカートリッジ14K〜14Yの下側には記録媒体Pを収容した給紙カセット17が配置され、一次転写ベルト11と二次転写ローラ16とのニップ部Nの上流側に記録媒体Pを搬送する搬送路18が設けられ、前記ニップ部Nの下流側には、トナー像が転写された記録媒体Pを定着処理する定着装置19が配置されている。
簡単に画像形成装置10の作像動作を説明する。電源の投入によりイメージングカートリッジ14K〜14Yが作動を開始する。まず、イメージングカートリッジ14Yによりイエローのトナー像が形成され、一次転写装置15Yの作用により一次転写ベルト11の上に転写される。次に、イメージングカートリッジ14Mによりマゼンタのトナー像が形成され、一次転写装置15Mの作用により前記イエローのトナー像の上に重畳して転写される。以下同様にイメージングカートリッジ14Cによりマゼンタのトナー像が形成され、一次転写装置15Cの作用により前記トナー像の上に重畳して転写され、イメージングカートリッジ14Kにより黒色トナー像が形成され、一次転写装置15Kの作用により前記トナー像の上に重畳して転写され、一次転写ベルト11の上にフルカラーのトナー像が形成される。
一次転写ベルト11の上のフルカラートナー像が二次転写ローラ16の位置に到達するタイミングに合わせて給紙カセット17から記録媒体Pが給紙され、二次転写ローラ16の作用によりフルカラートナー像は記録媒体Pに転写される。この後、記録媒体Pは定着装置19に搬送されて定着処理され、フルカラー画像が完成する。
上記した画像形成装置10の構成は一例を示したものであって、各構成要素の配置等は装置の設計に応じて適宜変更することができる。
次に、現像装置のトナー漏れ防止装置を説明する。図2は磁気ブラシ方式の現像装置20の構成を説明する断面図、図3は図2に示す現像装置20のトナー漏れ防止装置の部分構成を説明する斜視図、図4は図2に示すトナー漏れ防止装置の構成の詳細を説明する図であって、図4(a)は現像装置20の断面図、図4(b)は現像装置20の現像ローラ附近を拡大した断面図、図4(c)は現像装置20の現像ローラ附近の水平方向の拡大断面図である。
図2、図3、及び図4(a)乃至(c)を参照して現像装置20の構成を説明する。現像装置20は、現像ハウジング29の内部に像担持体21に接近して配置された磁気ブラシ方式の現像ローラ22を備える。現像ローラ22は、複数の永久磁石を配置して複数の磁極が形成された磁石体22aの回りに非磁性体からなる円筒状の現像スリーブ22bが回転自在に装着されて構成され、磁石体22aの磁極は円筒状の現像スリーブ22bの端部にはなく、現像ローラ22の両端部は非着磁部となっている(図4(c)参照)。
現像剤担持体である現像スリーブ22bの回転方向と像担持体21の回転方向とは、両者が互いに対向する位置において反対方向に進行するよう回転駆動される。即ち、図4(a)では、像担持体21が時計方向に回転するときは、現像剤担持体である現像スリーブ22bも時計方向に回転する。像担持体21が反時計方向に回転するときは、現像スリーブ22bも反時計方向に回転する。
以下の説明では、像担持体21と現像ローラ22の磁気ブラシが接触して像担持体21上の画像潜像が現像される領域を現像領域Dと呼ぶことにする。
また、現像ハウジング29は、前記現像領域Dよりも現像ローラ22の回転方向上流側の現像ローラ22に沿った部分を上現像ハウジング29aと呼び、現像領域Dよりも現像ローラ22の回転方向下流側の現像ローラ22に沿った部分を下現像ハウジング29bと呼び、上下を区別しない場合は単に現像ハウジング29と呼ぶことにする。
上現像ハウジング29aには、現像ローラ22によって搬送される現像剤の層厚を所定の薄い層厚に規定する層厚規制部材23が、現像ローラ22に非接触の状態で接近配置されている。層厚規制部材23の上面には現像剤が搬送される際に生じる飛散トナーの、現像装置外部への漏出を防止するトナー飛散防止板26が配置されている。また、その上には回収トナーを収容するトナー収容箱32が配置されている。
上現像ハウジング29aには、像担持体21の現像領域Dの上流側に当接するウレタンシート製の現像シール28が取付けられているほか、上現像ハウジング29aの左右両端部には端部シール27(図3参照)が設けてあり、像担持体21から飛散するトナーの装置外部への漏出を防止している。
層厚規制部材23近傍の現像ローラ22両端部の非着磁部に対向する上現像ハウジング29aの端面及び内周面と、トナー飛散防止板26の現像ローラ22両端部の非着磁部に対向する上現像ハウジング29aの端面及び内周面には、マグネットシート24が貼り付けられて磁気シールドが形成されている。また、下現像ハウジング29bと現像ローラ22との間には隙間31が形成されており、現像ローラ22の回転により発生する空気流30により下現像ハウジング29bの両端部に集まる飛散トナーを、図示しない現像槽に還流させるように構成されている。
次に、上記した現像装置20による飛散トナーの動きと飛散防止について説明する。現像装置20にトナーの飛散防止の構成を備えないときは、現像ローラ22はトナーとキャリアから構成される現像剤を磁気吸着して像担持体21に接近して回転するから、現像ローラ22の軸方向の全領域からトナーが浮遊し飛散することになる。また、現像ローラ22に対向して像担持体21が接近配置されており、その近傍には一次転写ベルト等が対向配置されているから、現像ローラ22からの飛散トナーは主として現像ハウジング29の左右両端部に移動し、両端部から現像ハウジングの外部に漏出することになる。
そこで、この発明の実施の形態では、マグネットシート24による磁気シールドと、現像ローラ回転で発生する空気流により現像ハウジングの外部への漏出を防止している。即ち、図4(a)乃至(c)を参照すると明らかなように、現像ローラ22周辺からの飛散トナーは、現像ローラ22の現像領域Dより回転方向上流側では、現像ローラ22とトナー飛散防止板26に対応する位置にある上現像ハウジング29aの端面及び内周面に貼り付けられたマグネットシート24による磁気シールドによって阻止され、上現像ハウジング29aの外部に漏出することはない。
また、現像ローラ22の現像領域Dよりも下流側では、現像ローラ22周辺からの飛散トナーは、現像ローラ22の回転で発生する空気流30により現像ローラ22と下現像ハウジング29bの端部の隙間31から図示しない現像槽に還流され、下現像ハウジング29bの外部に漏出することはない。
画像形成装置の現像装置から現像剤のトナー漏れを防止する装置であって、現像ローラ周辺からの飛散トナーは、現像ローラの現像領域Dより回転方向上流側では、上現像ハウジングの現像ローラとその周辺の部材に設けられたマグネットシートの磁気シールドによって防止され、現像ローラの現像領域Dよりも下流側では、現像ローラの回転により発生する空気流により現像ローラと下現像ハウジングの隙間から現像槽に還流され、現像ハウジングの外部に漏出することがない。
この発明に係るトナー漏れ防止装置を有する現像装置を備えたタンデム方式の画像形成装置の主要部の構成を説明する正面図。 磁気ブラシ方式の現像装置の構成を説明する断面図。 図2に示す現像装置のトナー漏れ防止装置の構成を説明する斜視図。 図2に示す現像装置のトナー漏れ防止装置の構成の詳細を説明する図。 従来のトナー飛散対策の第1例の磁気ブラシ方式の現像装置のトナー漏れ防止装置の構成を説明する図。 従来のトナー飛散対策の第2例の磁気ブラシ方式の現像装置のトナー漏れ防止装置の構成を説明する図。
符号の説明
10 画像形成装置(タンデム方式の画像形成装置)
11 一次転写ベルト
12 駆動ローラ
13 従動ローラ
14K、14C、14M、14Y イメージングカートリッジ
15K、15C、15M、15Y 一次転写装置
16 二次転写ローラ
17 給紙カセット
18 搬送路
19 定着装置
20 現像装置
21 像担持体
22 現像ローラ
22a 磁石体
22b 現像スリーブ
23 層厚規制部材
24 マグネットシート
26 トナー飛散防止板
27 端部シール
28 現像シール
29 現像ハウジング
29a 上現像ハウジング
29b 下現像ハウジング
30 空気流
31 隙間
32 トナー収容箱

Claims (9)

  1. 像担持体と、前記像担持体上に形成された静電潜像を現像するトナーとキャリアからなる現像剤を保持する現像剤担持体と、前記像担持体と現像剤担持体とを収容する現像ハウジングとを備えた画像形成装置の現像装置において、
    前記現像ハウジングの現像剤担持体収容部は、前記像担持体と現像剤担持体とで形成される現像領域から現像剤担持体回転方向上流側にはハウジング端部及びハウジング内面にマグネットシートが配置されて磁気シールドが形成され、前記現像領域から現像剤担持体回転方向下流側にはハウジング端部に隙間が設けられていること
    を特徴とする現像装置。
  2. 前記磁気シールドは現像ハウジング端部からのトナー漏れを防止し、前記隙間は現像ハウジング端部に集積するトナーを現像槽に還流させること
    を特徴とする請求項1に記載の現像装置。
  3. 前記現像剤担持体は、複数の永久磁石を配置して複数の磁極が形成された磁石体の回りに非磁性体からなる円筒状の現像スリーブが回転自在に装着されて構成され、現像スリーブの両端部は対応する磁極のない非着磁部に形成されていること
    を特徴とする請求項1に記載の現像装置。
  4. 前記現像ハウジングには、前記現像剤担持体に付着する現像剤の層厚を規制する層厚規制部材が配置され、現像ハウジングの層厚規制部材の配置部分にはハウジング内面にマグネットシートが配置されていること
    を特徴とする請求項1に記載の現像装置。
  5. 前記マグネットシートは、前記現像剤担持体における前記非着磁部に対応する位置に配置されること
    を特徴とする請求項1又は4に記載の現像装置。
  6. 前記現像ハウジングの現像剤担持体回転方向上流側には飛散トナー防止板が配置されていること
    を特徴とする請求項1に記載の現像装置。
  7. 前記像担持体と前記現像剤担持体とは、両者が互いに対向する位置において反対方向に進行するよう回転駆動されること
    を特徴とする請求項1に記載の現像装置。
  8. 像担持体と、前記像担持体上に形成された静電潜像を現像するトナーとキャリアからなる現像剤を保持する現像剤担持体と、前記像担持体と現像剤担持体とを収容する現像ハウジングとを備えた画像形成装置の現像装置において、
    前記現像剤担持体は前記像担持体と対向する位置において像担持体とは反対方向に進行するよう回転駆動されるとともに、その両端部に非着磁部が形成されてなり、
    前記現像ハウジングの現像剤担持体収容部は、前記像担持体と現像剤担持体とで形成される現像領域から現像剤担持体回転方向上流側にはハウジング端部及びハウジング内面にであって前記現像剤担持体の非着磁部に対応する位置にマグネットシートが配置されて磁気シールドが形成され、前記現像領域から現像剤担持体回転方向下流側には、ハウジング端部に隙間が設けられていること
    を特徴とする現像装置。
  9. 請求項1乃至8のいずれかに記載の現像装置を備えたことを特徴とする画像形成装置。
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