JP2009244331A - トナーシール部材、トナーシール装置、クリーニング装置、プロセスカートリッジ、画像形成装置、トナーシール装置の製造方法 - Google Patents

トナーシール部材、トナーシール装置、クリーニング装置、プロセスカートリッジ、画像形成装置、トナーシール装置の製造方法 Download PDF

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Abstract

【課題】複写機、ファクシミリ、プリンタ等の、トナーを用いて画像形成を行う画像形成装置に備えられ、トナーを担持するトナー担持体とこのトナー担持体に当接した当接部材との間におけるトナー漏れを防止するための、トナーシール機能の担保と設置の作業性担保とを同時に満たすトナーシール部材、このトナーシール部材を備えたトナーシール装置、これを備えトナー担持体からトナーを除去するクリーニング装置、これらを備え、かかる画像形成装置に対して着脱可能なプロセスカートリッジ、これらを備えたかかる画像形成装置、かかるトナーシール装置の製造方法の提供。
【解決手段】トナーシール部材51Yは、トナー担持体の表面に垂直な方向において材質及び形状の異なる複数の層52Y、53Yが積層されて構成されている。
【選択図】図3

Description

本発明は、複写機、ファクシミリ、プリンタ等の、トナーを用いて画像形成を行う画像形成装置に備えられ、トナーを担持するトナー担持体とこのトナー担持体に当接した当接部材との間におけるトナー漏れを防止するためのトナーシール部材、このトナーシール部材を備えたトナーシール装置、このトナーシール装置を備えトナー担持体からトナーを除去するクリーニング装置、かかるトナーシール装置またはクリーニング装置を備え、かかる画像形成装置に対して着脱可能なプロセスカートリッジ、かかるトナーシール装置、クリーニング装置またはプロセスカートリッジを備えたかかる画像形成装置、かかるトナーシール装置の製造方法に関する。
複写機、ファクシミリ、プリンタ等の、トナーを用いて画像形成を行う画像形成装置において、トナーの飛散防止が、トナーによる画像形成装置内外の環境の汚染防止や、トナーの付着による画像品質低下防止等のために重要であることが知られている。トナーの飛散は、画像形成装置の内部から外部に向けて生じるだけでなく、画像形成装置の内部に備えられた各構成の内部からその外部である画像形成装置内部の空間に向けても生じる。
〔特許文献1〕には、後者のトナー飛散を防止するための技術が開示されており、具体的には、感光体のクリーニング装置において、感光体に当接したクリーニングブレード端部からクリーニング装置外部にトナー漏れが生じることを防止するために、感光体とクリーニングブレードとにまたがるようにして、トナーをシールするためのサイドシールを設置した構成が開示されている。
このようなトナーシール部材は、一般に性質の異なる2つの部材に対して、またがるようにして設置されるため、それぞれの部材との当接に適した複数の性質が要求される。たとえば、〔特許文献1〕記載のようなサイドシールは、クリーニングブレードとの当接に関して、クリーニングブレードの変形によるクリーニング性能低下を避けるためにクリーニングブレードに対する当接圧が低く、かつクリーニングブレードとの密着性が良好であることが要求され、また、感光体との当接に関して、感光体の駆動負荷低減のために、感光体に対する当接圧が低く摩擦抵抗の低いことが要求される。
ところで、かかるトナーシール部材は、〔特許文献1〕記載のサイドシールのように、トナーを担持する部材に当接する部材の端部に対して設置される場合には、装置の大型化を抑制するため、その大きさを小型化することが望ましい。
特許第3874056号公報
しかし、トナーシール部材を小型化すると、その設置の作業性が低下し、またトナーのシール性能を確保することが難しくなるという問題がある。また、上述のように、トナーシール部材は、一般に複数の性質が要求されるところ、この要求を満たすために、トナーシール部材を複数の素材によって構成することが考えられるが、このような構成にしようとすると、それぞれの素材の部材をそれぞれの設置位置に位置決めする必要があるとともに、これらの部材同士の位置決めも行う必要があるため、かかる問題が顕著に現れることとなる。
このように、トナーシール部材の機能担保と、設置の作業性の担保とは、トレードオフの関係にある。そして、このような問題は、〔特許文献1〕記載のような感光体のクリーニング装置特有のものではなく、中間転写体のクリーニング装置においても同様に発生する可能性があり、さらには、クリーニング装置のみならず、現像装置等においても発生する可能性がある。
本発明は、上記の様な現状の問題に鑑み、複写機、ファクシミリ、プリンタ等の、トナーを用いて画像形成を行う画像形成装置に備えられ、トナーを担持するトナー担持体とこのトナー担持体に当接した当接部材との間におけるトナー漏れを防止するための、トナーシール機能の担保と設置の作業性担保とを同時に満たすトナーシール部材、このトナーシール部材を備えたトナーシール装置、このトナーシール装置を備えトナー担持体からトナーを除去するクリーニング装置、かかるトナーシール装置またはクリーニング装置を備え、かかる画像形成装置に対して着脱可能なプロセスカートリッジ、かかるトナーシール装置、クリーニング装置またはプロセスカートリッジを備えたかかる画像形成装置、かかるトナーシール装置の製造方法を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、請求項1記載の発明は、所定の方向に移動しトナーを担持するトナー担持体と、このトナー担持体に当接した当接部材の前記所定の方向に交わる方向における端部とにまたがるように当接し、同端部からのトナー漏れを防止するためのトナーシール部材であって、トナー担持体の表面に垂直な方向において材質及び形状の異なる複数の層が積層されているトナーシール部材にある。
請求項2記載の発明は、請求項1記載のトナーシール部材において、前記複数の層が、前記トナー担持体に当接する第1の層と、前記端部に当接する第2の層とを有し、第1の層の材質と第2の層の材質とが異なることを特徴とする。
請求項3記載の発明は、請求項2記載のトナーシール部材において、第1の層の材質が毛ブラシ材質であり、第2の層の材質がスポンジ材質であることを特徴とする。
請求項4記載の発明は、所定の方向に移動しトナーを担持するトナー担持体に当接した当接部材と、この当接部材の前記所定の方向に交わる方向における端部と前記トナー担持体とにまたがるように当接し、同端部からのトナー漏れを防止するための、請求項1ないし3の何れか1つに記載のトナーシール部材とを有するトナーシール装置にある。
請求項5記載の発明は、請求項4記載のトナーシール装置において、前記当接部材を、前記所定の方向に沿って複数有し、単一の第2の層が全ての当接部材に当接することを特徴とする。
請求項6記載の発明は、請求項5記載のトナーシール装置を有し、前記当接部材を前記トナー担持体からトナーを除去するためのクリーニングブレードとして備えているクリーニング装置にある。
請求項7記載の発明は、請求項5記載のトナーシール装置、または、請求項6記載のクリーニング装置と、前記トナー担持体とを備え、このトナー担持体を用いて画像形成を行う画像形成装置に対して一体で着脱可能であるプロセスカートリッジにある。
請求項8記載の発明は、請求項5記載のトナーシール装置、または、請求項6記載のクリーニング装置、または、請求項7記載のプロセスカートリッジを備えた画像形成装置にある。
請求項9記載の発明は、所定の方向に移動しトナーを担持するトナー担持体に当接した当接部材の、前記所定の方向に交わる方向における端部部からのトナー漏れを防止するためのトナーシール装置の製造方法であって、請求項1ないし3の何れか1つに記載のトナーシール部材を、材質及び形状の異なる複数の層が積層されている状態で、所定の方向に移動しトナーを担持するトナー担持体と、このトナー担持体に当接した当接部材の前記所定の方向に交わる方向における端部とにまたがる状態となるように取り付けるトナーシール装置の製造方法にある。
本発明は、請求項1記載の発明は、所定の方向に移動しトナーを担持するトナー担持体と、このトナー担持体に当接した当接部材の前記所定の方向に交わる方向における端部とにまたがるように当接し、同端部からのトナー漏れを防止するためのトナーシール部材であって、トナー担持体の表面に垂直な方向において材質及び形状の異なる複数の層が積層されているトナーシール部材にあるので、取り付けの作業性が高くトナーシール性が良好であるとともに、小型化及びこれによる低廉化が可能な、トナー飛散の防止ないし抑制による良好な画像形成に寄与しうるトナーシール部材を提供することができる。
前記複数の層が、前記トナー担持体に当接する第1の層と、前記端部に当接する第2の層とを有し、第1の層の材質と第2の層の材質とが異なることとすれば、材質の異なる2つの層でそれぞれトナー担持体、取り付けの作業性が高くトナーシール性が良好であるとともに、小型化及びこれによる低廉化が可能な、トナー飛散の防止ないし抑制による良好な画像形成に寄与しうるトナーシール部材を提供することができる。
第1の層の材質が毛ブラシ材質であり、第2の層の材質がスポンジ材質であることとすれば、毛ブラシ材質の第1の層がトナー担持体に当接し、スポンジ材質の第2の層が当接部材の端部に当接することで、トナー担持体の駆動力を抑制することができ且つ取り付けの作業性が高くトナーシール性が良好であるとともに、小型化及びこれによる低廉化が可能な、トナー飛散の防止ないし抑制による良好な画像形成に寄与しうるトナーシール部材を提供することができる。
本発明は、所定の方向に移動しトナーを担持するトナー担持体に当接した当接部材と、この当接部材の前記所定の方向に交わる方向における端部と前記トナー担持体とにまたがるように当接し、同端部からのトナー漏れを防止するための、かかるトナーシール部材とを有するトナーシール装置にあるので、組み立ての作業性が高くトナーシール性が良好であるとともに、小型化及びこれによる低廉化が可能な、トナー飛散の防止ないし抑制による良好な画像形成に寄与しうるトナーシール装置を提供することができる。
前記当接部材を、前記所定の方向に沿って複数有し、単一の第2の層が全ての当接部材に当接することとすれば、組み立ての作業性が高く単一の第2の層で複数の当接部材に対して良好にトナーシール性が良好であるとともに、小型化及びこれによる低廉化が可能な、トナー飛散の防止ないし抑制による良好な画像形成に寄与しうるトナーシール装置を提供することができる。
本発明は、かかるトナーシール装置を有し、前記当接部材を前記トナー担持体からトナーを除去するためのクリーニングブレードとして備えているクリーニング装置にあるので、組み立ての作業性が高くクリーニングブレード端部におけるトナーシール性が良好であるとともに、小型化及びこれによる低廉化が可能な、トナー飛散の防止ないし抑制による良好な画像形成に寄与しうるクリーニング装置を提供することができる。
本発明は、かかるトナーシール装置、または、かかるクリーニング装置と、前記トナー担持体とを備え、このトナー担持体を用いて画像形成を行う画像形成装置に対して一体で着脱可能であるプロセスカートリッジにあるので、組み立ての作業性が高くトナーシール性が良好であるとともに、小型化及びこれによる低廉化が可能であるトナーシール装置と、トナー担持体等を一体で画像形成装置に対して着脱可能で交換等の作業性の高い、トナー飛散の防止ないし抑制による良好な画像形成に寄与しうるプロセスカートリッジを提供することができる。
本発明は、かかるトナーシール装置、または、かかるクリーニング装置、または、かかるプロセスカートリッジを備えた画像形成装置にあるので、組み立ての作業性が高くトナーシール性が良好であるとともに、小型化及びこれによる低廉化が可能であるトナーシール装置によりトナー飛散による画像の汚染を防止ないし抑制し、良好な画像形成が可能であり信頼性の高い画像形成装置を提供することができる。
本発明は、所定の方向に移動しトナーを担持するトナー担持体に当接した当接部材の、前記所定の方向に交わる方向における端部部からのトナー漏れを防止するためのトナーシール装置の製造方法であって、かかるトナーシール部材を、材質及び形状の異なる複数の層が積層されている状態で、所定の方向に移動しトナーを担持するトナー担持体と、このトナー担持体に当接した当接部材の前記所定の方向に交わる方向における端部とにまたがる状態となるように取り付けるトナーシール装置の製造方法にあるので、トナーシール部材の取り付けの作業性が高くトナーシール性が良好であるとともに、小型化及びこれによる低廉化が可能な、トナー飛散の防止ないし抑制による良好な画像形成に寄与しうるトナーシール装置の製造方法を提供することができる。
図1に本発明を適用した画像形成装置の概略を示す。画像形成装置100は、カラーレーザ複写機とプリンタとの複合機であるが、他のタイプの複写機、ファクシミリ、プリンタ、これらの複合機等、他の画像形成装置であっても良い。画像形成装置100は、この画像形成装置100で読み取った原稿の画像データ、または外部から受信した画像情報に対応する画像信号に基づき画像形成処理を行なう。画像形成装置100は、一般にコピー等に用いられる普通紙の他、OHPシートや、カード、ハガキ等の厚紙や、封筒等の何れをもシート状の記録媒体として画像形成を行なうことが可能である。
画像形成装置100は、イエロー、マゼンタ、シアン、ブラックの各色に色分解された色にそれぞれ対応する像としての画像を形成可能な像担持体としての潜像担持体であるトナー担持体たる感光体ドラム20Y、20M、20C、20BKを平行配設したタンデム構造、言い換えるとタンデム方式を採用している。
感光体ドラム20Y、20M、20C、20BKは、OPC感光体であり、画像形成装置100の本体99の図示しないフレームに回転自在に支持され、像担持体である転写媒体としての中間転写媒体たる転写ベルト11の移動方向であるA1方向の上流側からこの順で並んでいる。各符号の数字の後に付されたY、M、C、BKは、イエロー、マゼンタ、シアン、黒用の部材であることを示している。
各感光体ドラム20Y、20M、20C、20BKはそれぞれ、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、ブラック(BK)の画像を形成するための画像形成ユニット60Y、60M、60C、60BKに備えられている。
感光体ドラム20Y、20M、20C、20BKは、本体99の内部の中央部よりもやや上方に配設された無端のベルトである中間転写体としての転写ベルト11の外周面側すなわち作像面側に位置している。
転写ベルト11は、各感光体ドラム20Y、20M、20C、20BKに対峙しながら矢印A1方向に移動可能となっている。各感光体ドラム20Y、20M、20C、20BKに形成された可視像すなわちトナー像は、矢印A1方向に移動する転写ベルト11に対しそれぞれ重畳転写され、その後、記録媒体であり転写媒体である転写紙に一括転写されるようになっている。転写紙の図示は省略している。
転写ベルト11は、その上側の部分が各感光体ドラム20Y、20M、20C、20BKに対向しており、この対向した部分が、各感光体ドラム20Y、20M、20C、20BK上のトナー像を転写ベルト11に転写する1次転写部98を形成している。
転写ベルト11に対する重畳転写は、転写ベルト11がA1方向に移動する過程において、各感光体ドラム20Y、20M、20C、20BKに形成されたトナー像が、転写ベルト11の同じ位置に重ねて転写されるよう、転写ベルト11を挟んで各感光体ドラム20Y、20M、20C、20BKに対向する位置に配設された1次転写ローラ12Y、12M、12C、12BKによる電圧印加によって、A1方向上流側から下流側に向けてタイミングをずらして行われる。
転写ベルト11は、体積抵抗10^5〜10^11Ω・cm の導電性を示すものである。表面抵抗が10^5Ω/□を下回る場合には、感光体ドラム20Y、20M、20C、20BKから転写ベルト11上へトナー像の転写が行われる際に、放電を伴いトナー像が乱れるいわゆる転写チリが生じることがあり、10^11Ω/□を上回る場合には、転写ベルト11から用紙へトナー像を転写した後に、転写ベルト11上へトナー像の対抗電荷が残留し、次の画像上に残像として現れることがある。
転写ベルト11は、例えば、酸化スズ、酸化インジウムなどの金属酸化物やカーボンブラック等の導電性粒子や導電性高分子を、単独または併用して熱可塑性樹脂と共に混練後、押し出し成型したベルト状もしくは円筒状のプラスチックなどを使用することができる。この他に、熱架橋反応性のモノマーやオリゴマーを含む樹脂液に、必要により上述の導電性粒子や導電性高分子を加え、加熱しつつ遠心成型を行い、無端ベルト状の転写ベルト11を得ることもできる。
転写ベルト11は、その縁部にそれぞれ、寄り止め部材としての図示しない寄り止めガイドを有している。寄り止めガイドは、転写ベルト11がA1方向に回転するときに、図1における紙面と垂直な何れかの方向に偏倚することを防止するために配設されている。寄り止めガイドは、ウレタンゴム製であるが、その他、シリコンゴムなど各種ゴム材料により構成することができる。
画像形成装置100は、本体99内に、4つの画像形成ユニット60Y、60M、60C、60BKと、各感光体ドラム20Y、20M、20C、20BKの上方に対向して配設され、転写ベルト11を備えた中間転写ユニットとしての転写ベルトユニット10と、転写ベルト11に対向して配設され転写ベルト11に従動し、連れ回りする転写部材としての2次転写バイアスローラである2次転写ローラ5と、画像形成ユニット60Y、60M、60C、60BKの上方に対向して配設された潜像形成手段としての潜像形成装置たる光書込みユニットである光走査装置8とを有している。
画像形成装置100はまた、本体99内に、感光体ドラム20Y、20M、20C、20BKと転写ベルト11との間に向けて搬送される転写紙を多数枚積載可能な給紙カセットとしての給紙機構であるシート給送装置61と、シート給送装置61から搬送されてきた転写紙を、画像形成ユニット60Y、60M、60C、60BKによるトナー像の形成タイミングに合わせた所定のタイミングで、転写ベルト11と2次転写ローラ5との間の2次転写部97に向けて繰り出すレジストローラ4と、転写紙の先端がレジストローラ4に到達したことを検知する図示しないセンサとを有している。
画像形成装置100はまた、本体99内に、トナー像を転写された転写紙に同トナー像を定着させるためのベルト定着方式の定着ユニットとしての定着装置6と、定着済みの転写紙を本体99の外部に排出する排紙ローラ対としての排紙ローラ7とを有している。
画像形成装置100はまた、本体99の側方に、排出ローラ7により本体99の外部に排出された転写紙を積載する排紙トレイ17を有しているとともに、本体99上方に、原稿の画像を読み取る読取装置14と、読取装置14の上方に配設され読取装置14に原稿を給送する自動原稿給送装置(いわゆるADF)15とを有している。
画像形成装置100はまた、各感光体ドラム20Y、20M、20C、20BKを回転駆動する図示しない駆動装置と、2次転写ローラ5に2次転写バイアスを印加する図示しないバイアス印加手段としての電源とバイアス制御手段と、種々の検知手段による検知結果等に基づき画像形成装置100の動作全般を制御するCPU、メモリ等を含む図示しない制御手段とを有している。
転写ベルトユニット10は、転写ベルト11の他に、1次転写バイアスローラとしての1次転写ローラ12Y、12M、12C、12BKと、転写ベルト11を巻き掛けられた、駆動部材である駆動ローラ72と、クリーニング対向ローラ74と、駆動ローラ72及びクリーニング対向ローラ74とともに転写ベルト11を張架する張架ローラ75、77と、転写ベルト11に対向して配設され転写ベルト11上をクリーニングするベルトクリーニング装置としてのクリーニング装置13とを有している。
転写ベルトユニット10はまた、駆動ローラ72を回転駆動する図示しない駆動系と、1次転写ローラ12Y、12M、12C、12BKに1次転写バイアスを印加する図示しないバイアス印加手段としての電源とバイアス制御手段とを有している。
1次転写ローラ12Y、12M、12C、12BKは、転写ベルト11をその裏面から感光体ドラム20Y、20M、20C、20BKに向けて押圧してそれぞれ1次転写ニップを形成する。
各1次転写ニップには、1次転写バイアスの影響により、感光体ドラム20Y、20M、20C、20BKと1次転写ローラ12Y、12M、12C、12BKとの間に1次転写電界が形成される。感光体ドラム20Y、20M、20C、20BK上に形成された各色のトナー像は、この1次転写電界やニップ圧の影響によって転写ベルト11上に1次転写される。
駆動ローラ72は、転写ベルト11を介して2次転写ローラ5を当接されており、2次転写ニップを形成している。
張架ローラ75は、転写ベルト11に、転写に適した所定の張力を与える加圧部材としてのテンションローラたる機能を有している。
クリーニング装置13は、詳細な図示を省略するが、転写ベルト11に対向、当接するように配設されたクリーニングブラシとクリーニングブレードとを有しており、転写ベルト11上の残留トナー等の異物をクリーニングブラシとクリーニングブレードとにより掻き取り、除去して、転写ベルト11をクリーニングするようになっている。
シート給送装置61は、転写紙を複数枚重ねた転写紙束の状態で収容するものであり、本体99の下部において多段で配設されている。シート給送装置61は、所定のタイミングで、転写紙をレジストローラ4に向けて給送するようになっている。
シート給送装置61から送り出された転写紙は、給紙経路を経てレジストローラ4に至り、レジストローラ4のローラ間に挟まれる。
定着装置6は、ベルトユニット62と、ベルトユニット62に圧接された加圧ローラ63とを有している。ベルトユニット62は、無端状の定着ベルト64と、定着ベルト64を張架しながら無端移動させる定着ローラ65と、定着ローラ65とともに定着ベルト64を巻き掛け内部に図示しない熱源を有する加熱ローラ66とを有している
定着装置6は、トナー像を担持した転写紙をベルトユニット62と加圧ローラ63との圧接部である定着部に挟み込む態様で通すことで、熱と圧力との作用により、担持したトナー像を転写紙の表面に定着するようになっている。
画像形成ユニット60Y、60M、60C、60BKについて、そのうちの一つの、感光体ドラム20Yを備えた画像形成ユニット60Yの構成を代表して構成を説明する。なお、他の画像形成ユニットの構成に関しても実質的に同一であるので、以下の説明においては、便宜上、画像形成ユニット60Yの構成に付した符号に対応する符号を、他の画像形成ユニットの構成に付すかこれを省略し、詳細な説明についても適宜省略することとする。
図2に示すように、感光体ドラム20Yを備えた画像形成ユニット60Yは、感光体ドラム20Yの周囲に、図中反時計方向であるその回転方向B1に沿って、1次転写ローラ12Yと、クリーニング手段としてのドラムクリーニング装置であるクリーニング装置70Yと、感光体ドラム20Yに感光体ドラム20Yを保護する保護剤42Yを塗布する保護膜形成手段である保護膜形成装置40Yと、除電手段としての除電装置30Yと、帯電手段としての帯電装置90Yと、現像手段としての現像ユニットである現像器たる現像装置80Yとを有している。
感光体ドラム20Yと、クリーニング装置70Yと、保護膜形成装置40Yと、除電装置30Yと、帯電装置90Yと、現像装置80Yとは一体化されており、プロセスカートリッジとしての画像形成ユニット60Yを構成している。プロセスカートリッジである画像形成ユニット60Yは本体99に対して着脱自在となっている。このように複数の構成をプロセスカートリッジ化することは、交換部品として取り扱うことができるため、メンテナンス性が著しく向上し、大変好ましい。またプロセスカートリッジの要素である各部の寿命が同等とされているため、不要な交換が防止、抑制され、さらに好ましい構成となっている。
除電装置30Yは、感光体ドラム20Yの表面を除電して電気的に清浄な状態とするものであって、感光体ドラム20Yの表面に近接して配設されている。
帯電装置90Yは、除電装置30Yによって除電された感光体ドラム20Yの表面を一様に帯電する一様帯電手段であって、感光体ドラム20Yの表面に近接して配設されている。
光走査装置8は、感光体ドラム20Yに帯電装置90Yが対向した帯電領域と現像装置80Yが対向した現像領域との間の領域に、光変調及び偏向されたレーザー光Lを走査しながら照射して、帯電装置90Yにより帯電された後の感光体ドラム20Yの表面の被走査面をスポット照射によって露光し、現像装置80Yによってイエロートナー像として可視像化される、画像情報に応じた静電潜像を書き込むようになっている。そのため、図1に示すように、光走査装置8は、半導体レーザーである光源31、高速で回転する多角柱の多面鏡であるポリゴンミラー32、fθレンズ33、反射ミラー34等のレーザー光学系を有している。
図2に示すように、現像装置80Yは、感光体ドラム20Yに近接対向して配設されたトナーとキャリアとを含む二成分現像剤(以下、現像剤)を担持する現像ローラ81Yと、現像ローラ81Y上の現像剤を一定の高さに規制するドクターブレード82Yと、互いに対向するように配設され、現像剤を攪拌するとともに現像ローラ81Yに現像剤を供給するための第1搬送スクリュ83Y及び第2搬送スクリュ84Yと、第1搬送スクリュ83Yと第2搬送スクリュ84Yとの間に設けられた仕切り壁87Yと、イエロートナーを収容したトナーボトル88Yと、直流成分の現像バイアスを現像ローラ81Yに印加する図示しないバイアス印加手段等とを有している。
現像ローラ81Yは、その表面に現像剤を担持する現像剤担持体である図示しない現像スリーブを有している。バイアス印加手段は現像スリーブに、感光体ドラム20Yの、露光部と非露光部との間の適当な大きさの現像バイアスを印加する。
現像装置80Y内には、仕切り壁87Yにより、現像ローラ81Yと第1搬送スクリュ83Yとを収容した第1供給部と、第2搬送スクリュ84Yを収容した第2供給部とが分かれた状態で形成されている。
第1搬送スクリュ83Yは、駆動手段によって回転駆動されることで、第1供給部内の現像剤を図2における紙面奥側から手前側へと搬送しながら現像ローラ81Yに供給する。第1搬送スクリュ83Yによって第1供給部内の端部付近まで搬送された現像剤は、仕切り壁87Yに形成された図示しない開口部を通って第2供給部内に進入する。
第2供給部内において、第2搬送スクリュ84Yは、駆動手段によって回転駆動されることで第1供給部から送られてくる現像剤を第1搬送スクリュ83Yとは逆方向に搬送する。第2搬送スクリュ84Yによって第2供給部の端部付近まで搬送された現像剤は、仕切壁87Yに設けられたもう一方の図示しない開口部を通って第1供給部内に戻る。
現像ケース85Y内の現像剤は、磁性キャリアと、イエロートナーとを含む二成分現像剤であって、この現像剤には、トナーボトル88Yからイエロートナーが補給、供給され、第1搬送スクリュ83Y及び第2搬送スクリュ84Yによって、供給されたイエロートナーと現像剤とが攪拌搬送されながら攪拌混合され、摩擦帯電され、現像ローラ81Yに供給され担持される。
ドクターブレード82Yによって現像剤の担持量を規制され層厚を規制された現像ローラ81Yは、その回転及びバイアス印加手段による現像バイアスにより、現像ローラ81Yと感光体ドラム20Yとの間の現像領域に、ドクターブレード82Yによって量を適量とされた現像剤を運び、現像剤中のイエロートナーが感光体ドラム20Yの表面に形成された静電潜像に静電的に移行して、静電潜像をイエロートナー像として可視像化するようになっている。
現像によりイエロートナーを消費した現像剤は、現像ローラ81Yの回転に伴って現像装置80Y内に戻される。
本形態では、バイアス印加手段により直流成分の現像バイアスを印加しているが、現像バイアスは、交流成分であっても良いし、直流成分に交流成分を重畳したものであっても良い。
保護膜形成装置40Yは、バー状に成形された固形の潤滑剤である像担持体保護剤としての保護剤42Yと、感光体ドラム20Yの回転方向B1に対し順方向となるD1方向に回転し、感光体ドラム20Yを保護するために保護剤42Yを掻き取り感光体ドラム20Yに供給する保護剤供給部材である掻き取り部材としてのファーブラシたるブラシローラ47Yと、保護剤42Yをブラシローラ47Yに押圧する弾性部材としての加圧バネであるバネ48Yと、ブラシローラ47Yによって感光体ドラム20Yに塗布ないし供給された保護剤42Yを感光体ドラム20Y上に塗布し感光体ドラム20Y表面に皮膜状の保護層である保護膜を形成するための図示しない塗布ブレードとを有している。
保護剤42Yによって感光体ドラム20Y表面に形成される皮膜は、近接放電による感光体ドラム20Y表面の劣化を防止する機能を有しており、保護膜形成装置40Yは放電劣化防止手段として機能するものである。ここでいう劣化とは、放電による感光体ドラム20Yの磨耗及びこの磨耗の加速、ならびに感光体ドラム20Y表面の活性化の両方を指している。
また、かかる皮膜は、感光体ドラム20Yとクリーニングブレード78Yとが互いに摩擦しあうことによって生じる磨耗等の劣化も防止し、保護膜形成装置40Yは摩擦劣化防止手段として機能するものである。
このように、保護膜形成装置40Yは、保護剤42Yを感光体ドラム20Y表面に塗布することにより、これら劣化を抑制している。
クリーニング装置70Yは、その筐体をなしたクリーニングケース71Yと、クリーニングケース71Yの内部に収納されその先端が感光体ドラム20Yに当接し感光体ドラム20Y上の転写残トナー、キャリア、紙粉等の異物を掻き取って回収しクリーニングするクリーニングブレード78Yと、クリーニングブレード78Yをクリーニングケース71Yに対して支持したブレード支持体73Yと、ブレード支持体73Yをクリーニングケース71Yに回動可能に支持した支軸69Yと、クリーニングブレード78Yをそのエッジが感光体ドラム20Yに圧接するように感光体ドラム20Yに所定の弾性力で押し当てるばね79Yとを有している。
クリーニング装置70Yはまた、クリーニングケース71Yの感光体ドラム20Yに対向する部分のうちB1方向上流側において感光体ドラム20Yに対向する部分に取り付けられクリーニング装置70Y外部へのトナー漏れを防止するための入口シール76Yと、クリーニングブレード78Yによって感光体ドラム20Yから除去された転写残トナー等を回収する図示しない回収室とを有している。
クリーニングブレード78Yは、いわゆるカウンタータイプ言い換えるとリーディングタイプに類する角度で感光体ドラム20Yに当接している。クリーニングブレード78Yは、表面がB1方向に移動しトナーを担持するトナー担持体である感光体ドラム20Yに当接した第1の当接部材として備えられている。
入口シール76Yは、表面がB1方向に移動しトナーを担持するトナー担持体である感光体ドラム20Yに、B1方向下流側に向けて沿うように当接した第2の当接部材として備えられている。
その他、クリーニング装置70Yの構成については後述する。
このような画像形成ユニット60Yにおいては、ネガ−ポジプロセスで画像形成を行う。感光体ドラム20Yは、B1方向への回転に伴い、帯電装置90Yにより表面を一様にマイナス帯電され、光走査装置8から照射されるレーザー光Lの露光走査によりイエロー色に対応した静電潜像を形成される。このようにして、帯電装置90Yによる帯電と光走査装置8による書き込みの少なくとも後者によって静電潜像形成工程が行われる。
この静電潜像を現像装置80Yにより現像剤中のイエロー色のトナーにより現像され、この現像工程により得られたイエロー色のトナー像を1次転写ローラ12YによりA1方向に移動する転写ベルト11に1次転写されて転写工程が行われ、転写後に残留した転写残トナーをクリーニング装置70Yにより除去されてクリーニング工程が行われ、保護膜形成装置40Yによって保護剤42Yが供給され、除電装置30Yにより残留電荷が除去される除電工程が行われて帯電装置90Yによる次の帯電に供される。
このとき、クリーニング装置70Yは、感光体ドラム20Y上の、帯電等によって部分的あるいは全面的に劣化した保護剤も、転写残トナー等の他成分とともに表面残存物として除去する。保護膜形成装置40Yは、クリーニング後の感光体ドラム20Y表面に保護剤による保護膜を形成する保護層形成法工程としての保護膜形成工程を行う。
またクリーニング装置70Yは、回収したトナーを回収室に収容するが、回収したトナーを再度現像に使用するべく所定のリサイクル工程を行うように構成してもよい。
他の感光体ドラム20M、20C、20BKにおいても同様に各色のトナー像が形成等され、形成された各色のトナー像は、1次転写ローラ12M、12C、12BKにより、A1方向に移動する転写ベルト11上の同じ位置に順次1次転写される。転写ベルト11上に重ね合わされたトナー像は、転写ベルト11のA1方向の回転に伴い、2次転写ローラ5との対向位置である2次転写ニップまで移動して転写紙に密着し、2次転写バイアスやニップ圧の作用によって転写紙に2次転写され、転写紙上にフルカラー画像が形成される。
転写ベルト11と2次転写ローラ5との間に搬送されてきた転写紙は、シート給送装置61から繰り出されてフィードされ、レジストローラ4によって、センサによる検出信号に基づいて、転写ベルト11上のトナー像の先端部が2次転写ローラ5に対向するタイミングで送り出されたものである。
2次転写ローラ5には、バイアス印加手段により、トナー帯電の極性と逆極性の電位が印加される。
転写紙は、すべての色のトナー像を転写され、担持すると、定着装置6に進入し、加圧ローラ63とベルトユニット62との間の定着部を通過する際、熱と圧力との作用により、担持したトナー像を定着され、転写紙上にフルカラー画像が定着される。定着装置6を通過し定着工程を経た定着済みの転写紙は、排紙ローラ7を経て、排紙トレイ17上にスタックされる。一方、2次転写を終えた2次転写ニップ通過後の転写ベルト11は、クリーニング装置13に備えられたクリーニングブラシ及びクリーニングブレードによってその表面をクリーニングされ、次の現像工程に備える。
このように、画像形成装置100は、静電潜像形成工程、現像工程、転写工程、保護層形成工程、定着工程、除電工程、リサイクル工程等を含む画像形成方法を行うようになっている。
すでに述べたように、画像形成装置100のような、トナーを用いて画像形成を行う画像形成装置においては、トナーの飛散防止が、トナーの付着による画像品質低下防止のために重要である。そこで、画像形成装置100は、本体99内部におけるトナー飛散を防止するためのトナーシール装置を備えている。
このトナーシール装置について、画像形成ユニット60Yのクリーニング装置70Yに備えられているトナーシール装置50Yを代表して説明する。なお、トナーシール装置50Yと同じ構成のトナーシール装置は、画像形成ユニット60M、60C、60BKにも同様に備えられているが、その説明は省略する。
図3ないし図5に、かかるトナーシール装置50Yを示す。図3は感光体ドラム20Y側から見たトナーシール装置50Yを示しており、図4は側方から見たトナーシール装置50Yを示しており、図5は感光体ドラム20Y側から斜めに見たトナーシール装置50Yを示している。図3、図5において感光体ドラム20Yは不図示である。図3において、紙面に垂直な方向は、感光体ドラム20Yの表面に垂直な方向に一致している。図5において、入口シール76Yは半透明の状態で示している。
これらの図に示されているように、トナーシール装置50Yは、クリーニングブレード78Yと、入口シール76Yと、図3、図5において不図示のクリーニングケース71Yに取り付けられたトナーシール部材としてのサイドシール51Yとを有している。
クリーニングブレード78Y及び入口シール76Yは、B1方向に直交する、図3における紙面左右方向、図4における紙面に垂直な方向に延在しているが、図3、図5においてはそれぞれの一方の端部のみを示している。図3、図5から明らかなように、各端部の構成は互いに対称な同様の構成である。
クリーニングブレード78Yは、その延在方向に長い長方形状の部材であって、基端が図示しない粘着テープによってブレード支持体73Yに接着されており、先端が感光体ドラム20Yに当接している。クリーニングブレード78Yは、感光体ドラム20Yに圧接して感光体ドラム20YのB1方向への移動に伴って転写残トナー等の掻き落とすゴム製の部材であるが、他の弾性体によって構成しても良い。
入口シール76Yは、その延在方向に長い長方形状の部材であって、基端が図示しない粘着テープによってクリーニングケース71Yに接着されており、先端が感光体ドラム20Yに当接している。入口シール76Yは、柔らかいウレタンシート製であるが、その他の、たわみにより感光体ドラム20Yの表面に密着し感光体ドラム20Yとの間を密閉する材質によって構成することができる。
サイドシール51Yは、クリーニングブレード78Y及び入口シール76Yの、B1方向にほぼ直交する方向における両端部にそれぞれ当接するように一対が備えられているが、同図においては一方のみを示している。サイドシール51Yは、クリーニングブレード78Y及び入口シール76Yの各端部からのトナー漏れによるトナー飛散を防止するために、クリーニングブレード78Y及び入口シール76Yの各端部に加え、感光体ドラム20Yにも当接している。すなわち、サイドシール51Yは、クリーニングブレード78Y及び入口シール76Yの各端部と、感光体ドラム20Yとに、またがる態様で当接している。
図3ないし図6に示すように、サイドシール51Yは、感光体ドラム20Yに当接した第1の層である、摩擦係数の低いテフロン(登録商標)繊維の毛ブラシからなるブラシ層52Yと、クリーニングブレード78Y及び入口シール76Yに当接した第2の層である、柔らかいスポンジ材からなるスポンジ層53Yとを有しているとともに、図6に示すように、サイドシール51Yは、これらを互いに貼り付け一体化した第3の層である、粘着テープからなる接着層54Yと、スポンジ層53Yをクリーニングケース71Yに貼り付けた第4の層である、粘着テープからなる接着層55Yとを有している。
ブラシ層52Yは、感光体ドラム20Yの表面に垂直な方向から見たスポンジ層53Yの輪郭範囲内の一部をなすように配設されており、同方向すなわちサイドシール51Yの表面側から見てスポンジ層53Yが露出している。スポンジ層53Yは、B1方向上流側において露出した領域56Yで入口シール76Yに当接し、B1方向下流側において露出した領域57Yでクリーニングブレード78Yに当接している。領域56Yと領域57Yとの間にはブラシ層52Yが配設されており、領域56Yと領域57Yとは分割され独立した領域となっている。
領域56Yは図3の紙面左右方向であるサイドシール51Yの幅方向において全体が露出しており、方形状をなしている。幅方向における領域56Yの長さは0.5〜数mm程度の、極僅かな長さとされている。
領域57Yは、ブラシ層52YがL字状をなすように矩形状に切り欠かれた部分を有していることによって形成されており、サイドシール51Yの幅方向において、クリーニングブレード78Yに当接する側の一端側だけが露出している。スポンジ層53Yは、ブラシ層52Yが矩形状に切り欠かれた部分において、B1方向下流側の幅が狭くなるように傾斜した輪郭をなす傾斜部を有しており、これによって、領域57Yも、ブラシ層52Yが矩形状に切り欠かれた部分において、B1方向下流側の幅が狭くなるように傾斜した輪郭を有している。
クリーニングブレード78Yは、その基端が、サイドシール51Yの裏面側においてブレード支持体73Yに支持されているが、その先端が、サイドシール51Yの表面側において領域57Yに当接するように、図3、図5に示すように、側縁が、基端と先端との間で、スポンジ層53Yの傾斜部と交差し同傾斜部を横切るように配設されている。
図5に示すように、クリーニングブレード78Yは、その側縁が、領域57Yを構成するスポンジ層53Yの傾斜部に当接することで、多少変形している。変形は、スポンジ層53Yの、クリーニングブレード78Yに当接している部分にも生じており、これらの変形によってサイドシール51Yとクリーニングブレード78Yとの密着性が高まり、シール性が向上している。
図4に概略的に示すように、同様の変形は、サイドシール51Yと入口シール76Yとについてもこれらの当接位置において生じており、シール性が向上している。なお、同図4に示すように、サイドシール51Yは、領域57Yの、入口シール76Yに当接していない部分において、スポンジ層53Yが感光体ドラム20Yの表面に当接し、シール機能を発揮している。
このように、サイドシール51Yは、感光体ドラム20Yの表面に垂直な方向において材質及び形状の異なる複数の層が積層されて構成され、クリーニングブレード78Y及び入口シール76Yにはスポンジ層53Yが当接し、感光体ドラム20Yにはブラシ層52Yが当接している。
ブラシ層52Yは、低摩擦係数であるため、感光体ドラム20Yの駆動負荷が低減されている。ブラシ層52Yとクリーニングブレード78Yとの間隔は0〜数mm程度の僅かな大きさとなっている。
スポンジ層53Yは、柔らかくて形状変化の追従性が良いためシール性が良好である。スポンジ層53Yは低圧でクリーニングブレード78Y及び入口シール76Yに圧接しており、クリーニングブレード78Y及び入口シール76Yへの食い込み量は0〜数mmとなっている。
トナーシール装置50Yは、その組み立てにあたっては、予め図6に示す構造、形状とされた状態のサイドシール51Yを、クリーニングケース71Yの、図3に示した状態となる位置に貼り付け、これに前後してクリーニング装置70Y本体にクリーニングブレード78Y、入口シール76Yを組み付けるのみで組み立てが完了する。そのため、ブラシ層52Y、スポンジ層53Yを別個で組み付けるとすればその作業のために必要とされるこれらの部材の大型化が不要であることから、サイドシール51Yの大きさ、形状は、シール性確保に必要十分なものとなっている。
このような構成のトナーシール装置50Yでは、クリーニングブレード78Yによって感光体ドラム20Yから掻き取られた異物は、クリーニングブレード78Yのエッジに沿った図3の紙面左右方向に移動するが、サイドシール51Yによってクリーニング装置70Y外部に漏れることが防止さる。
またクリーニングブレード78Yによって感光体ドラム20Yから掻き取られた異物はB1方向上流側に移動する可能性があるが、入口シール76YによってB1方向上流側に向けたクリーニング装置70Y外部への漏れが防止され、また入口シール76Yによって堰き止められた異物が入口シール76Yのエッジに沿って移動しても、サイドシール51Yによってクリーニング装置70Y外部に漏れることが防止される。
サイドシール51Yは、ブラシ層52Yで感光体ドラム20Yに当接しているため、シール性が確保されているとともに、感光体ドラム20Yへの当接部分が低摩擦係数であり、感光体ドラム20Yの駆動負荷が低減され、よって感光体ドラム20Yの駆動源の出力が抑制されている。
サイドシール51Yは、スポンジ層53Yでクリーニングブレード78Y及び入口シール76Yに当接しているため、クリーニングブレード78Y及び入口シール76Yに隙間なく当接してシール性が良好であるとともに、クリーニングブレード78Y及び入口シール76Yへの圧接力が低く、クリーニングブレード78Y及び入口シール76Yの変形が防止ないし抑制され、クリーニングブレード78Y及び入口シール76Yの機能が良好に発揮される。なお、ブラシ層52Yとクリーニングブレード78Yとの間隔が僅かな大きさであることから、スポンジ層53Yとクリーニングブレード78Yとの間におけるシール性は良好である。
特に、上述したように、サイドシール51Yが完成状態で取り付けられることでトナーシール装置50Yの組み立てが行われるので、サイドシール51Yの位置決め精度が高く、また組み立て及び取り付けの作業性が高く、さらに当然にブラシ層52Yとスポンジ層53Yとの間に隙間が生じることも無いので、シール性が良好であるとともに、サイドシール51Yの大きさ、形状が、シール性確保に必要最小限とされ、サイドシール51Y自身やトナーシール装置50Y自身、さらにクリーニング装置70Y、画像形成ユニット60Y、画像形成装置100の大型化が防止、抑制され、またこれらの低コスト化がなされている。
また、上述した感光体ドラム20Yの駆動負荷低減による感光体ドラム20Yの駆動源の出力抑制についても、サイドシール51Yの位置決め精度が高いことにより、クリーニングブレード78Y、入口シール76Yに当接するスポンジ層53Yの領域56Y、領域57Yが必要最小限であることから、ブラシ層52Yに比べると抵抗の大きいスポンジ層53Yが感光体ドラム20Yに当接することが極力低減され、感光体ドラム20Yの駆動負荷低減による感光体ドラム20Yの駆動源の出力抑制がなされる。
単一のスポンジ層53Yでクリーニングブレード78Y及び入口シール76Yに当接するため、複数個所でシールを行いつつもサイドシール51Y自身の構成が単純であり、小型化に寄与しており、上述の大型化の防止、抑制、低コスト化が高度になされる。
以上本発明の好ましい実施の形態について説明したが、本発明はかかる特定の実施形態に限定されるものではなく、上述の説明で特に限定していない限り、特許請求の範囲に記載された本発明の趣旨の範囲内において、種々の変形・変更が可能である。
たとえば、トナーシール部材が当接するトナー担持体は、転写ベルト11のような中間転写体などの、感光体でない像担持体であってもよいし、像担持体でなく、現像スリーブのような現像剤担持体であってもよいし、像担持体、現像剤担持体のようなトナーを積極的に付着させることでトナーを担持する部材でなく、定着ベルト64、加圧ローラ63のような、意図しないトナー付着が生じる部材であっても良い。
トナー担持体が中間転写体である場合には、トナーシール装置は、クリーニング装置13のような、中間転写体をクリーニングするクリーニング装置に配設することが可能であり、当接部材は、クリーニングブレード78Y、入口シール76Y等と同等の構成となる。
またトナー担持体が現像剤担持体である場合には、当接部材は、ドクターブレード82Y等と同等の構成となり、トナー担持体が定着ベルト等の定着部材である場合には、当接部材は、たとえば、かかる部材をクリーニングするブレード等となる。
現像手段が像担持体の現像に用いる現像剤は、上述のような二成分現像剤に限らす、その成分が、トナーのみからなる、またはトナーを主成分とする、一成分現像剤であっても良い。
プロセスカートリッジは、少なくともトナーシール装置とトナー担持体とを一体に含んでいるとともに画像形成装置本体に着脱自在であればよく、プロセスカートリッジを構成する他の構成部品の選択は、各構成部品の寿命、コスト、プロセスカートリッジ化の構造上の容易性等を考慮して適宜行なわれるものである。
いわゆるタンデム方式の画像形成装置ではなく、1つの感光体ドラム上に順次各色のトナー像を形成して各色トナー像を順次重ね合わせてカラー画像を得るいわゆる1ドラム方式の画像形成装置にも同様に適用することができる。また、カラー画像形成装置でなく、モノクロ画像形成装置にも適用することができる。いずれのタイプの画像形成装置でも、中間転写体を用いず、各色のトナー像を転写紙等に直接転写しても良い。
本発明の実施の形態に記載された効果は、本発明から生じる最も好適な効果を列挙したに過ぎず、本発明による効果は、本発明の実施の形態に記載されたものに限定されるものではない。
本発明を適用した画像形成装置の概略正面図である。 図1に示した画像形成装置に備えられた複数の像担持体のうち1つの像担持体周りの構成であってプロセスカートリッジを含む構成を示す概略正面図である。 図2に示したプロセスカートリッジを構成するクリーニング装置に備えられたトナーシール装置の一部の平面図である。 図2に示したプロセスカートリッジを構成するクリーニング装置に備えられたトナーシール装置の側面図である。 図2に示したプロセスカートリッジを構成するクリーニング装置に備えられたトナーシール装置の一部の斜視図である。 図3に示したトナーシール装置に備えられたトナーシール部材を示し、(a)同部材の左側面図、(b)は同部材の正面図、(c)は同部材の右側面図である。
符号の説明
20Y、20M、20C、20BK トナー担持体
50Y トナーシール装置
51Y トナーシール部材
52Y 第1の層
53Y 第2の層
60Y、60M、60C、60BK プロセスカートリッジ
70Y クリーニング装置
76Y、78Y 当接部材
78Y クリーニングブレード
100 画像形成装置
B1 所定の方向

Claims (9)

  1. 所定の方向に移動しトナーを担持するトナー担持体と、このトナー担持体に当接した当接部材の前記所定の方向に交わる方向における端部とにまたがるように当接し、同端部からのトナー漏れを防止するためのトナーシール部材であって、
    トナー担持体の表面に垂直な方向において材質及び形状の異なる複数の層が積層されているトナーシール部材。
  2. 請求項1記載のトナーシール部材において、
    前記複数の層が、前記トナー担持体に当接する第1の層と、前記端部に当接する第2の層とを有し、第1の層の材質と第2の層の材質とが異なることを特徴とするトナーシール部材。
  3. 請求項2記載のトナーシール部材において、
    第1の層の材質が毛ブラシ材質であり、第2の層の材質がスポンジ材質であることを特徴とするトナーシール部材。
  4. 所定の方向に移動しトナーを担持するトナー担持体に当接した当接部材と、
    この当接部材の前記所定の方向に交わる方向における端部と前記トナー担持体とにまたがるように当接し、同端部からのトナー漏れを防止するための、請求項1ないし3の何れか1つに記載のトナーシール部材とを有するトナーシール装置。
  5. 請求項4記載のトナーシール装置において、
    前記当接部材を、前記所定の方向に沿って複数有し、単一の第2の層が全ての当接部材に当接することを特徴とするトナーシール装置。
  6. 請求項5記載のトナーシール装置を有し、前記当接部材を前記トナー担持体からトナーを除去するためのクリーニングブレードとして備えているクリーニング装置。
  7. 請求項5記載のトナーシール装置、または、請求項6記載のクリーニング装置と、前記トナー担持体とを備え、このトナー担持体を用いて画像形成を行う画像形成装置に対して一体で着脱可能であるプロセスカートリッジ。
  8. 請求項5記載のトナーシール装置、または、請求項6記載のクリーニング装置、または、請求項7記載のプロセスカートリッジを備えた画像形成装置。
  9. 所定の方向に移動しトナーを担持するトナー担持体に当接した当接部材の、前記所定の方向に交わる方向における端部部からのトナー漏れを防止するためのトナーシール装置の製造方法であって、
    請求項1ないし3の何れか1つに記載のトナーシール部材を、材質及び形状の異なる複数の層が積層されている状態で、所定の方向に移動しトナーを担持するトナー担持体と、このトナー担持体に当接した当接部材の前記所定の方向に交わる方向における端部とにまたがる状態となるように取り付けるトナーシール装置の製造方法。
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