JP2016139111A - 現像装置、画像形成装置、及びプロセスカートリッジ - Google Patents
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Abstract
トナー落ちやトナー飛散を抑制することが出来る現像装置、画像形成装置、及びプロセスカートリッジを提供する。
【解決手段】
潜像担持体1と対向配置される現像剤担持体3A、現像剤規制部材13、及びケーシング部材141を備える現像装置2において、ケーシング部材に一端が保持され現像領域に対して潜像担持体の表面移動方向上流側の位置で潜像担持体の表面に他端が接触する第一シール部材4と、ケーシング部材の現像剤担持体との対向面に一端が保持され現像領域に対して現像剤担持体の表面移動方向上流側の位置で、他端が第一シール部材に接触する第二シール部材5と、ケーシング部材の現像剤担持体との対向面に一端が保持され他端が自重で垂れ下がり、現像領域に対して現像剤担持体の表面移動方向上流側の位置で現像剤規制部材による規制位置を通過した現像剤担持体上の現像剤に接触する第三シール部材6とを備える。
【選択図】図3
Description
前記ケーシング部材に一端が保持され、前記現像領域に対して前記潜像担持体の表面移動方向上流側の位置で前記潜像担持体の表面に他端が接触する第一シール部材と、前記ケーシング部材の前記現像剤担持体との対向面に一端が保持され、前記現像領域に対して前記現像剤担持体の表面移動方向上流側の位置で、他端が前記第一シール部材に接触する第二シール部材と、前記ケーシング部材の前記現像剤担持体との対向面に一端が保持され、他端が自重で垂れ下がり、前記現像領域に対して前記現像剤担持体の表面移動方向上流側の位置で前記現像剤規制部材による規制位置を通過した前記現像剤担持体上の現像剤に接触する第三シール部材とを備えることを特徴とするものである。
図1は、本実施形態に係る複写機の一例を示す概略構成図である。この複写機はプリンタ部100、これを載せる給紙装置200、プリンタ部100の上に固定されたスキャナ300等を備えている。また、このスキャナ300の上に固定された原稿自動搬送装置400等も備えている。
画像形成ユニット20Y,M,C,Kは、それぞれドラム状の感光体1の周囲に備える帯電器、現像装置2、ドラムクリーニング装置、除電器等を1つのユニットとして共通の支持体に支持するものであり、画像形成装置1本体に対して着脱可能になっている。
給紙カセット44から送り出された転写紙を受け入れる給紙路46は、複数の搬送ローラ対47と、その路内の末端付近に設けられたレジストローラ対49とを有し、転写紙をレジストローラ対49に向けて搬送する。レジストローラ対49に向けて搬送された転写紙は、レジストローラ対49のローラ間に挟まれる。
定着装置25内で定着処理が施された転写紙は、排出ローラ56により複写機の筐体の図中左側板に突設せしめられたスタック部57上に排出されるか、もう一方の面にもトナー像を形成するために上述の二次転写ニップに戻されるかする。
同複写機の画像形成ユニットが備える4つの現像装置2Y,M,C,Kは、それぞれ扱うトナーの色が異なる点の他がほぼ同様の構成になっているので、同図ではY,M,C,Kという添字を省略している。
現像ケーシング14は、図中反時計回り方向に回転する感光体1の表面と対向する位置が開口しており、その開口から図中時計回り方向に回転する2つの現像ローラ3A,3Bの一部が露出している。
第一現像ローラ3Aは、導電性且つ非磁性の材料から形成された円筒状の現像スリーブと、現像スリーブの内部に複数の磁極が固定配置されるマグネットローラとから構成されている。第二現像ローラ3Bも、第一現像ローラ3Aと同様の構成である。
2つの現像ローラ3A,3Bの各現像スリーブが回転駆動されると、現像スリーブはマグネットローラに対して相対移動し、感光体1の表面移動方向に対して連れ回り方向に回転する。
また、現像装置2は、第一現像ローラ3Aに現像剤を供給しながら図2の手前方向に現像剤を搬送する供給スクリュ9や、現像領域を通過した現像済みの現像剤を回収し、回収した回収現像剤を供給スクリュ9と同方向に搬送する回収スクリュ7を備えている。供給スクリュ9を備えた供給搬送路10は現像ローラ3の横方向に、回収スクリュ7を備えた回収搬送路8は現像ローラ3の下方に並設されている。また、現像装置2は、供給搬送路10の下方で回収搬送路8に並列して、攪拌搬送路11を設けている。攪拌搬送路11は、現像剤を攪拌しながら供給スクリュ9とは逆方向である図中奥側に搬送する現像剤攪拌搬送部材としての攪拌スクリュ12を備えている。
攪拌搬送路11から現像剤の供給を受けた供給搬送路10では、第一現像ローラ3Aに現像剤を供給しながら、供給スクリュ9の搬送方向下流側に現像剤を搬送する。そして、第一現像ローラ3Aに供給された現像剤は、第一現像ローラ3Aの回転に伴い、第一現像領域を通過して第二現像ローラ3Bの内部に配置された受渡磁極と対向する現像剤受渡領域まで搬送される。この現像剤受渡領域では、第一現像ローラ3A上の一部又は全部の現像剤が、第二現像ローラ3Bによる受渡磁極の磁力(受渡磁力)の作用を受けて第二現像ローラ3Bの表面に移動し、第二現像ローラ3Bの表面上に担持される。
このため、これらの対策として、現像領域における現像剤担持体の表面移動方向上流側における現像ケーシングの開口縁部と潜像担持体表面との隙間を塞ぐ現像剤飛散防止シートが設置されるのが一般的である。しかし、画像形成速度の高速化にともない、潜像担持体の回転が高速になるため、現像剤飛散防止シートと潜像担持体との接触が不安定になり、現像剤飛散防止がしづらくなる。本実施形態に係る現像装置2においては、現像剤飛散防止シートとして後述する第一入口シール4と第二入口シール5とを現像装置に備えることで、現像剤の飛散防止性を向上させている。
図3は、同現像装置の第一現像ローラ3Aと感光体1との対向部近傍の拡大図である。
図3に示すように、第一入口シール4と第二入口シール5とは、現像領域よりも第一現像ローラ3Aの表面移動方向上流側となる現像ケーシング14の開口縁部141に一端がそれぞれ固定され、他端(自由端)が現像領域に向かっている。これら第一入口シール4、第二入口シール5は、ポリウレタン(PUR)樹脂やポリエチレンテレフタレート(PET)樹脂等の弾性シートからなり、可撓性を持っている。
なお、第一入口シール4の設置は、現像ケーシング14の開口縁部141に対し、第一シール部材を貼り付け、感光体1に対してある一定の接触角度で当接させることが好ましい。この接触角度としては、例えば、現像ケーシング14の開口縁部141のうち、第一入口シール4を設置する設置面141aと感光体1との接触接線で形成される角度が、20度〜40度程度となることが好ましい。この接触角度が大きすぎると第一入口シール4の撓み量が大きくなり、トナー飛散防止性が悪くなる。
また、第一入口シール4として貼り付けるシート部材は、ウレタンシートのような可撓性をもつ素材がよく、厚みは0.2[mm]前後が好ましい。第一入口シール4の厚みが薄すぎると、感光体1に対する第一入口シール4の当接圧が弱くなり、トナー飛散防止性が悪くなる。
なお、第二入口シール5の厚みは、0.1[mm]〜0.2[mm]とすることが好ましい。第一入口シール4よりも第二入口シール5の厚みの方が厚いと、第一入口シール4を感光体1側に押しすぎてしまう。これにより、第一入口シール4の自由端部の感光体1に対する当接角が望ましい当接角からずれてしまう。第二入口シール5の厚みが薄すぎると、第一入口シール4への接触が弱くなり、第二入口シール5の接触による飛散防止性の補助効果が小さくなってしまう。
第三入口シール6は、ポリウレタン(PUR)樹脂やポリエチレンテレフタレート(PET)樹脂等の弾性シートからなり、可撓性を持っている。また、図3に示すように、一端が第一入口シール4よりも感光体1から離れた位置でありドクターブレード13に近接する位置となる現像ケーシング14の開口縁部141の内壁部に固定され、他端(自由端)が自重により円弧状に垂れ下がっている。
この垂れ下がった自由端は、ドクターブレード13を通過して現像領域に搬送されるまでの現像剤に接触するように配置されている。第一現像ローラ3Aの表面と第三入口シール6とのギャップは、第三入口シール6の第一現像ローラ3Aに対向する面が、第一現像ローラ3A上に形成される磁気ブラシの穂の先端と接触するように設置されている。
また、第三入口シール6は、他端が自重で垂れ下がる構成であるため、第三入口シール6の他端を別のシール部材の端部に突き当てて装置内に組み付ける場合に比べ組み付けが容易である。
なお、第三入口シール6は、自重によって第三入口シール6にたわみを生じさせることが必要なため、第三入口シール6の厚みを、たわみの生じやすい0.05[mm]前後とするのが好ましい。
具体的には、感光体1上の潜像を現像する位置に現像装置2をセットした場合に、第二入口シール5の自由端の先端部は、第三入口シール6の自由端の先端部の位置に対して感光体1の表面移動方向下流側の位置を取る。
次に、現像ケーシング14の開口縁部141と、第一現像ローラ3Aとのギャップを部分的に狭くしている具体的な構成の例と、部分的に狭くしている理由について、図を用いて説明する。
そして、本実施形態の現像装置2では、図5の破線で囲った磁気ブラシの穂が寝た部分に対向する現像ケーシング14の開口縁部141に凸形状部を設け、第一現像ローラ3Aとのギャップを、他の部分のギャップであるGAP1よりも狭い、GAP2としている。
ここで、第一現像ローラ3A上に形成される磁気ブラシの穂の状態と、第一現像ローラ3Aに内設されたマグネットローラにより形成される磁極の関係については、図6に記載の法線磁束密度の曲線を参照されたい。
これにより、図7(b)に示すように、図7(a)の「帯状付着部」に対応する右側下方に示した両矢印の範囲に付着堆積する帯状のトナーの第一現像ローラ3Aの回転方向の範囲及び厚さは、図7(a)よりも小さくなるとともに薄くなる。
例えば、現像ケーシング14の開口縁部141に、ギャップ調整部材として樹脂部材等からなる、すきま埋め部材を貼り付けることで、第一現像ローラ3Aと開口縁部141とのギャップであるGAP2を部分的に狭く構成することができる。つまり、第三入口シール6や第二入口シール5を介して第一現像ローラ3Aと対向する現像ケーシング14の開口縁部141の部分と、第一現像ローラ3Aとのギャップを部分的に狭める構成としては、ギャップ調整部材として別部材を貼り付けることもできる。
これらからも、第一現像ローラ3Aとのギャップを部分的に狭めた図7(b)が、狭めていない図7(a)に比べて、穂が寝た磁気ブラシに対向する第三入口シール6の部分に付着堆積するトナーの範囲を小さくしつつ、その付着堆積量も低減できることが分かる。
次に、現像ケーシング14の開口縁部141における、第二入口シール5が保持される箇所よりも第一現像ローラ3Aの表面移動方向下流側の部分と、第一現像ローラ3Aとのギャップを部分的に狭くしている具体的な構成の例、及び、部分的に狭くしている理由について、図を用いて説明する。
図8に示す現像装置2は、第三入口シール6や第二入口シール5を介して第一現像ローラ3Aと対向する現像ケーシング14の開口縁部141における、第二入口シール5が保持される箇所よりも第一現像ローラ3Aの表面移動方向下流側の部分に、突起形状部142を設けた構成としている。これにより、突起形状部142と第一現像ローラ3Aとのギャップを、他の部分のギャップであるGAP1よりも狭いGAP3としている。
トナー落ちの原因であるトナー堆積を減らすには、第一現像ローラ3A上に形成される磁気ブラシの穂の先端を、第一現像ローラ3A上に担持されたトナーと対向している第三入口シール8の表面に当て、第三入口シール8の第一現像ローラ3Aとの対向する表面に付着したトナーをかきとることで達成できる。しかしながら、経時で、現像剤の汲み上げ量が低下すると、磁気ブラシの穂立ちの高さが低くなるため、第三入口シール8の第一現像ローラ3Aと対向する表面に対する磁気ブラシの穂の先端によるトナーのかきとり性が悪化する。
また、第三入口シール6と第一現像ローラ3Aとのギャップが狭すぎると、このギャップ間を現像剤が通過することができない。
すなわち、突起形状部142によって第二入口シール5を第一現像ローラ3A側へより近づけることができる。さらに、第二入口シール5と第三入口シール6との距離が近くなることで、第二入口シール5の接触によって第三入口シール6を第一現像ローラ3A側へより近づけることができる。したがって、経時的に現像剤の汲み上げ量が低下した場合でも、磁気ブラシの穂の先端を第一現像ローラ3A上に担持されたトナーと対向している第三入口シール8の表面に当てることができ、磁気ブラシの穂の先端によるトナーのかきとり性を上げることができる。このため、経時でトナー落ちを抑制することができる。
また、GAP3等の部分的に狭めるギャップとしては、第一現像ローラ3Aの表面移動方向の長さを1[mm]〜5[mm]程度とすることが望ましい。
このように、現像ケーシング14の開口縁部141に別部材を貼り付ける構成とすることで、現像ケーシング14を成型するときの金型の形状を簡略化してコスト削減に寄与しつつ、第二入口シール5の固定位置の変更等にも容易に対応できる。
また、上述した説明では、本発明をカラーレーザー複写機に適用した例を説明したが、これに限らず、単色のレーザープリンタや複写機などにも適用することができる。
(態様A)
表面移動する感光体1等の潜像担持体の表面に対向配置され、少なくともトナーを含む現像剤を表面上に担持して表面移動し、前記潜像担持体と対向する現像領域で該潜像担持体の表面上の潜像にトナーを供給して現像する第一現像ローラ3A等の現像剤担持体と、前記現像剤担持体との間に所定のギャップを介して対向配置され、該現像剤担持体上に担持される現像剤量を規制するドクターブレード13等の現像剤規制部材と、前記現像領域に対して前記現像剤担持体の表面移動方向上流側の前記現像剤担持体の表面の少なくとも一部と対向する現像ケーシング14の開口縁部141等のケーシング部材とを備える現像装置2等の現像装置において、前記ケーシング部材に一端が保持され、前記現像領域に対して前記潜像担持体の表面移動方向上流側の位置で前記潜像担持体の表面に他端が接触する第一入口シール4等の第一シール部材と、前記ケーシング部材の前記現像剤担持体との対向面に一端が保持され、前記現像領域に対して前記現像剤担持体の表面移動方向上流側の位置で、他端が前記第一シール部材に接触する第二入口シール5等の第二シール部材と、現像ケーシング14の開口縁部141等の前記ケーシング部材の前記現像剤担持体との対向面に一端が保持され、他端が自重で垂れ下がり、前記現像領域に対して前記現像剤担持体の表面移動方向上流側の位置で前記現像剤規制部材による規制位置を通過した前記現像剤担持体上の現像剤に接触する第三入口シール6等の第三シール部材とを備える。
また、第三入口シール6は、他端が自重で垂れ下がる構成であるため、第三入口シール6の他端を別のシール部材の端部に突き当てて装置内に組み付ける場合に比べ組み付けが容易である。
態様Aにおいて、第一入口シール4等の前記前記第一シール部材に接触する第二入口シール5等の前記第二シール部材の一端の先端部は、感光体1等の前記潜像担持体上の潜像を現像する位置に現像装置2等の前記現像装置をセットした場合に、前記第二シール部材が第三入口シール6等の前記第三シール部材と接触する位置を取る。
本態様においては、第三入口シール6を第一現像ローラ3A側へとより確実に寄せることができる。これにより、第三入口シール6の第一現像ローラ3Aに対向する面が、第一現像ローラ3Aにより搬送される現像剤の穂の先端によってより確実に擦られるため、第三入口シール6に現像剤溜まりが発生するのをより抑制することができる。
態様A又はBにおいて、第三入口シール6等の前記第三シール部材や第二入口シール5等の前記第二シール部材を介して第一現像ローラ3A等の前記現像剤担持体と対向する現像ケーシング14の開口縁部141等の前記ケーシング部材の部分と、前記現像剤担持体とのGAP2等のギャップが部分的に狭く構成されている。
これにより、例えば、図7(b)に示すように、図7(a)の「帯状付着部」に対応する右側下方に示した両矢印の範囲に付着堆積する膜状のトナーの第一現像ローラ3Aの回転方向の範囲及び厚さは、図7(a)よりも小さくなるとともに薄くなる。
したがって、穂が寝た磁気ブラシに対向する第三入口シール6の部分に付着堆積するトナーの範囲を小さくしつつ、付着堆積量も低減でき、振動等により付着堆積したトナーが第一現像ローラ3A表面に落下するトナー落ちの発生を抑制できる。また、トナー落ちが発生したとしても、第一現像ローラ3Aと現像ケーシング14の開口縁部141とのギャップを略一定なGAP1とした構成よりも落下するトナー片を薄く、且つ小さくして、落下するトナー片に起因した不具合を低減できる。
態様Cにおいて、現像ケーシング14の開口縁部141等の前記ケーシング部材に樹脂部材からなるすきま埋め部材等のギャップ調整部材を貼り付けることで、GAP2等の前記ギャップが部分的に狭く構成されている。
本態様においては、現像ケーシング14の開口縁部141の部分と、第一現像ローラ3Aとのギャップを、現像ケーシング14を成型するときに凸形状部を一体的に設けることで、部分的に狭める構成と同様な効果を奏することができる。また、現像ケーシング14の開口縁部141に別部材を貼り付ける構成とすることで、現像ケーシング14を成型するときの金型の形状を簡略化してコスト削減に寄与しつつ、第一現像ローラ3Aの磁極の位置の変更等にも容易に対応できる。
態様A〜Dのいずれかにおいて、第三入口シール6等の前記第三シール部材や第二入口シール5等の前記第二シール部材を介して第一現像ローラ3A等の前記現像剤担持体と対向する現像ケーシング14の開口縁部141等の前記ケーシング部材の部分における、前記第二シール部材が保持される箇所よりも前記現像剤担持体の表面移動方向下流側の部分と、前記現像剤担持体とのGAP3等のギャップが部分的に狭く構成されている。
これにより、第二入口シール5と第三入口シール6との距離が近くなり、第二入口シール5の接触によって第三入口シール6を第一現像ローラ3A側へより近づけることができる。したがって、経時的に現像剤の汲み上げ量が低下した場合でも、磁気ブラシの穂の先端を第一現像ローラ3A上に担持されたトナーと対向している第三入口シール8の表面に当てることができ、磁気ブラシの穂の先端によるトナーのかきとり性を上げることができる。このため、経時でトナー落ちを抑制することができる。
態様Eにおいて、現像ケーシング14の開口縁部141等の前記ケーシング部材にギャップ調整部材を貼り付けることで、前記ギャップが部分的に狭く構成されていることを特徴とする現像装置。
本態様においては、現像ケーシング14の開口縁部141に別部材を貼り付ける構成とすることで、現像ケーシング14を成型するときの金型の形状を簡略化してコスト削減に寄与しつつ、第二入口シール5の固定位置の変更等にも容易に対応できる。
態様A〜Fのいずれかにおいて、第一現像ローラ3A,第二現像ローラ3B等の前記現像剤担持体を複数備える。
本態様においては、現像装置として複数の現像ローラを備えた多段現像装置を用いることで、潜像担持体上の潜像に対する現像回数を増加させ、現像路ローラが1つのみの現像装置に比して現像能力の向上が図れる。このため、画像形成速度の高速化に伴い潜像担持体の回転が高速化した場合に生じる、現像装置の現像能力の低下を補うことができる。
少なくとも感光体1等の潜像担持体と、前記潜像担持体の表面上に形成された潜像にトナーを供給して現像する現像装置2等の現像装置とを備えた画像形成ユニット20等のプロセスカートリッジにおいて、前記現像装置として、態様A〜Gのいずれか一の現像装置を用いる。
感光体1等の潜像担持体と、前記潜像担持体の表面上に形成された潜像にトナーを供給して現像する現像装置2等の現像装置とを備えた画像形成装置において、前記現像装置として、態様A〜Gのいずれか一の現像装置を用いる。
感光体1等の潜像担持体と、前記潜像担持体の表面上に形成された潜像にトナーを供給して現像する現像装置2等の現像装置とを備える画像形成ユニット20等のプロセスカートリッジを有する画像形成装置において、前記プロセスカートリッジとして態様Hのプロセスカートリッジを備える。
2 現像装置
3A 第一現像ローラ
3B 第二現像ローラ
4 第一入口シール
5 第二入口シール
6 第三入口シール
13 ドクターブレード
14 現像ケーシング
18 中間転写ユニット
20 画像形成ユニット
21 光書込ユニット
22 二次転写装置
25 定着装置
44 給紙カセット
49 レジストローラ対
100 プリンタ部
110 中間転写ベルト
141a 設置面
141 開口縁部
142 突起形状部
200 給紙装置
Claims (10)
- 表面移動する潜像担持体の表面に対向配置され、少なくともトナーを含む現像剤を表面上に担持して表面移動し、前記潜像担持体と対向する現像領域で該潜像担持体の表面上の潜像にトナーを供給して現像する現像剤担持体と、前記現像剤担持体との間に所定のギャップを介して対向配置され、該現像剤担持体上に担持される現像剤量を規制する現像剤規制部材と、前記現像領域に対して前記現像剤担持体の表面移動方向上流側の前記現像剤担持体の表面の少なくとも一部と対向するケーシング部材とを備える現像装置において、
前記ケーシング部材に一端が保持され、前記現像領域に対して前記潜像担持体の表面移動方向上流側の位置で前記潜像担持体の表面に他端が接触する第一シール部材と、前記ケーシング部材の前記現像剤担持体との対向面に一端が保持され、前記現像領域に対して前記現像剤担持体の表面移動方向上流側の位置で、他端が前記第一シール部材に接触する第二シール部材と、前記ケーシング部材の前記現像剤担持体との対向面に一端が保持され、他端が自重で垂れ下がり、前記現像領域に対して前記現像剤担持体の表面移動方向上流側の位置で前記現像剤規制部材による規制位置を通過した前記現像剤担持体上の現像剤に接触する第三シール部材とを備えることを特徴とする現像装置。 - 請求項1に記載の現像装置において、前記第一シール部材に接触する前記第二シール部材の一端の先端部は、前記潜像担持体上の潜像を現像する位置に前記現像装置をセットした場合に、前記第二シール部材が前記第三シール部材と接触する位置を取ることを特徴とする現像装置。
- 請求項1又は2に記載の現像装置において、前記第三シール部材や前記第二シール部材を介して前記現像剤担持体と対向する前記ケーシング部材の部分と、前記現像剤担持体とのギャップが部分的に狭く構成されていることを特徴とする現像装置。
- 請求項3に記載の現像装置において、前記ケーシング部材にギャップ調整部材を貼り付けることで、前記ギャップが部分的に狭く構成されていることを特徴とする現像装置。
- 請求項1乃至4いずれか一に記載の現像装置において、前記第三シール部材や前記第二シール部材を介して前記現像剤担持体と対向する前記ケーシング部材の部分における、前記第二シール部材が保持される箇所よりも前記現像剤担持体の表面移動方向下流側の部分と、前記現像剤担持体とのギャップが部分的に狭く構成されていることを特徴とする現像装置。
- 請求項5に記載の現像装置において、前記ケーシング部材にギャップ調整部材を貼り付けることで、前記ギャップが部分的に狭く構成されていることを特徴とする現像装置。
- 請求項1乃至6のいずれか一に記載の現像装置において、前記現像剤担持体を複数備えることを特徴とする現像装置。
- 少なくとも潜像担持体と、前記潜像担持体の表面上に形成された潜像にトナーを供給して現像する現像装置とを備えたプロセスカートリッジにおいて、前記現像装置として、請求項1乃至7のいずれか一に記載の現像装置を用いることを特徴とするプロセスカートリッジ。
- 潜像担持体と、前記潜像担持体の表面上に形成された潜像にトナーを供給して現像する現像装置とを備えた画像形成装置において、前記現像装置として、請求項1乃至7のいずれか一に記載の現像装置を用いることを特徴とする画像形成装置。
- 潜像担持体と、前記潜像担持体の表面上に形成された潜像にトナーを供給して現像する現像装置とを備えるプロセスカートリッジを備える画像形成装置において、前記プロセスカートリッジとして請求項8に記載のプロセスカートリッジを備えることを特徴とする画像形成装置。
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