JP4376521B2 - 画像形成装置及び画像形成方法 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は複写機、プリンタ、ファクシミリ等の画像形成装置及び画像形成方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
カラー画像形成装置においては、従来、中間転写体上にトナー等の画像形成媒体で形成された画像形成媒体画像の飛散という問題がある。これは、像担持体から一二次転写部で転写されて中間転写体上に形成された画像形成媒体画像が二次転写部まで搬送される途中で起こる現象であり、中間転写体付近にあるローラ部材や金属部材の干渉によって形成された不安定な電界が画像形成媒体に作用して画像形成媒体を空中に飛散させる原因となっている。
【0003】
このような画像形成媒体の飛散に対しては、従来技術として、問題個所のローラにバイアスを印加して画像形成媒体が飛散しないように電界を形成する画像形成装置が特許文献1に記載されている。
この他にも中間転写体上での画像形成媒体画像の乱れについては、像担持体の転写部下流側で発生する、一旦中間転写体に転写された画像形成媒体が再び像担持体上に戻ってしまう逆転写現象がある。
【0004】
この逆転写現象や上述の画像形成媒体の飛散問題に対しても、特許文献2に記載されているように、問題個所に帯電手段を設置して中間転写体上の表面を帯電させるというような対策や、また特許文献3に記載されているように、問題個所に帯電手段を設置して画像形成媒体を帯電させるという対策があげられる。
【0005】
【特許文献1】
特開2001−356611号公報
【特許文献2】
特開2000−56590号公報
【特許文献3】
特開2000−75568号公報
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
特許文献1記載の画像形成装置では、ローラに印加されたバイアスは画像形成媒体をひきつける向きに形成されるので、他の個所で画像形成媒体が飛散した場合にその飛散した画像形成媒体が再びローラ部材にひきつけられて中間転写体に戻り、画像を乱す恐れがあった。
【0007】
特許文献2、3記載のような逆転写現象や画像形成媒体の飛散問題に対する帯電手段による対策を中間転写体上の画像形成媒体に対して行うと、帯電手段により中間転写体上の電位が変化する際や、画像形成媒体自体の電荷が変化する際に、画像形成媒体の一部が画像形成媒体画像の周辺に飛び散る「転写チリ」現象が発生し、画質が劣化する。また、帯電手段には非接触で電荷供給が行なえるコロナ放電を利用したものが一般的であり、有害な酸化気体が発生することも問題である。
【0008】
本発明は、画像形成媒体の飛散を防止して高品質な画像を得ることができ、画像形成媒体の飛散により発生する画像形成装置内部の汚れを防ぐことができて清掃部材の寿命を延命することができ、保守容易度が高く信頼性が高い画像形成装置を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、請求項1に係る発明は、複数色の画像形成媒体画像をそれぞれ像担持体上に形成する複数の画像形成手段と、前記複数の像担持体上に形成された各色の画像形成媒体画像を中間転写体に順次に重ねて静電的に転写させて保持させる複数の転写手段とを有する画像形成装置において、前記中間転写体上に保持された画像形成媒体画像が通過する部分の上部である前記複数の画像形成手段の各間の領域に設置され、前記画像形成媒体の電荷極性と同極性のバイアス電圧が印加される複数のバイアス電圧印加部材を備え、前記複数のバイアス電圧印加部材のそれぞれには、前記バイアス電圧印加部材と、前記バイアス電圧印加部材の前記中間転写体搬送方向上流側の直前に設置された前記画像形成手段との間に表面電位計を設け、該表面電位計により前記画像形成手段と前記バイアス電圧印加部材の間の前記中間転写体の非画像部と画像部の表面電位を検知し、該表面電位計の検知結果に基づいて、前記中間転写体の非画像部の表面電位の絶対値と、前記中間転写体上における画像形成媒体画像が保持された画像部の表面電位の絶対値のいずれか大きい方と同等の絶対値か、または、それより大きい絶対値のバイアスを前記バイアス電圧印加部材のそれぞれに印加するものである。
【0010】
請求項2に係る発明は、複数の画像形成手段にて像担持体上に複数色の画像形成媒体画像をそれぞれ形成し、この複数の像担持体上に形成した各色の画像形成媒体画像を中間転写体に順次に重ねて静電的に転写させて保持させる画像形成方法において、前記中間転写体上に保持された画像形成媒体画像が通過する部分の上部である前記複数の画像形成手段の各間の領域に、画像形成媒体の電荷極性と同極性のバイアス電圧が印加される複数のバイアス電圧印加部材を設置することにより、前記中間転写体上に形成される電界を安定にし、前記複数のバイアス電圧印加部材のそれぞれには、前記バイアス電圧印加部材と、前記バイアス電圧印加部材の前記中間転写体搬送方向上流側の直前に設置された前記画像形成手段との間に表面電位計を設け、該表面電位計により前記画像形成手段と前記バイアス電圧印加部材の間の前記中間転写体の非画像部と画像部の表面電位を検知し、該表面電位計の検知結果に基づいて、前記中間転写体の非画像部の表面電位の絶対値と、前記中間転写体上における画像形成媒体画像が保持された画像部の表面電位の絶対値のいずれか大きい方と同等の絶対値か、または、それより大きい絶対値のバイアスを前記バイアス電圧印加部材のそれぞれに印加することを特徴とする。
【0023】
【発明の実施の形態】
本発明の実施形態は、画像形成媒体の電荷極性と同極性のバイアス電圧が印加されるバイアス電圧印加部材を中間転写体の表面に平行になるように設置して中間転写体上の画像形成媒体を中間転写体に保持させるような向きの電界を発生させ、安定した電界の中で、画像形成媒体によって形成された画像を搬送することができるようにしたもので、画像形成媒体の飛散を防止して高品質な画像を得ることができる。
【0024】
図1は、本発明の実施形態1を示す。この実施形態1は、タンデム型中間転写方式の画像形成装置であるカラープリンタである。図1において、符号100は複写装置本体、200は複写装置本体100が載せられる給紙テーブル、300は複写装置本体100上に取り付けられるスキャナ、400はスキャナ300の上に取り付けられる原稿自動搬送装置(ADF)である。複写装置本体100には、中央に、中間転写体としての中間転写ベルト10が設けられている。
【0025】
この中間転写ベルト10は、3つの支持ローラ14,15,16に掛け回されて図1中時計回りに回転搬送可能とされる。この実施形態1では、3つの支持ローラ14,15,16のなかで第2の支持ローラ15の左に、画像転写後に中間転写ベルト10上に残留する残留トナーを除去する中間転写体クリーニング装置17が設けられている。また、中間転写ベルト10における第1の支持ローラ14と第2の支持ローラ15の間に張り渡した部分の上には、その搬送方向に沿って、イエロー、マゼンタ、シアン、ブラックの4つの色の画像をそれぞれ形成する画像形成手段18Y,18M,18C,18Bが横に並べて配置されてタンデム画像形成部20が構成される。但し、これら4つの色の画像の形成順は一例であり、これに限定されるものではない。
【0026】
図2は、タンデム画像形成部20の部分拡大図である。タンデム画像形成部20において、画像形成手段18Y,18M,18C,18Bは、それぞれ、ドラム状の像担持体としての感光体(感光体ドラム)40Y,40M,40C,40Bのまわりに、帯電装置60Y,60M,60C,60B、現像装置61Y,61M,61C,61B、一次転写装置としての転写ローラ62Y,62M,62C,62B、感光体クリーニング装置63Y,63M,63C,63B、除電装置64Y,64M,64C,64Bなどを備えている。
【0027】
帯電装置60Y,60M,60C,60Bは、図示例では帯電ローラであって図示しない電源から電圧が印加され、感光体40Y,40M,40C,40Bに接触して電圧を印加することにより感光体40Y,40M,40C,40Bを一様に帯電させる。勿論、非接触のスコロトロンチャージャで感光体40Y,40M,40C,40Bの帯電を行うことも出来る。
【0028】
タンデム画像形成部20の上には、図1に示すように、さらに露光装置21が設けられる。一方、中間転写ベルト10を挟む両側のうちタンデム画像形成部20と反対の側には、二次転写手段としての二次転写装置22を備えている。二次転写装置22は、図示例では、2つのローラ23、23の間に、無端ベルトである二次転写ベルト24を掛け渡して構成され、中間転写ベルト10を介して第3の支持ローラ16に押し当てて配置され、中間転写ベルト10上の画像を像保持体としてのシートSに二次転写する。二次転写装置22の横には、シートS上の画像を定着する定着装置25が設けられる。定着装置25は、定着部材としての定着ローラ26に加圧ローラ27を押し当てて構成される。
【0029】
二次転写装置22には、画像転写後のシートSを定着装置25へと搬送するシート搬送機能も備えている。もちろん、二次転写装置22として、転写ローラや非接触のチャージャを配置してもよい。二次転写装置22および定着装置25の下には、タンデム画像形成部20と平行に、シートSの両面に画像を記録すべくシートSを反転するシート反転装置28を備えている。
【0030】
さて、この実施形態1のカラープリンタを用いてコピーをとるときは、原稿自動搬送装置400の原稿台30上に原稿をセットする。または、原稿自動搬送装置400を開いてスキャナ300のコンタクトガラス32上に原稿をセットし、原稿自動搬送装置400を閉じて原稿を押さえる。そして、不図示のスタートスイッチを押すと、原稿自動搬送装置400に原稿をセットしたときは、原稿を原稿自動搬送装置400で搬送してコンタクトガラス32上へと移動した後に、他方コンタクトガラス32上に原稿をセットしたときは直ちに、スキャナ300が駆動され、第1走行体33および第2走行体34が走行する。そして、第1走行体33で保持されている光源からコンタクトガラス32上の原稿へ光が発射されるとともにその原稿面からの反射光が第1走行体33で保持されているミラーにより第2走行体34に向けて反射され、さらに第2走行体34で保持されているミラーで反射されて結像レンズ35を通して読み取りセンサ36に入り、原稿内容が読み取られる。
【0031】
個々の画像形成手段18Y,18M,18C,18Bでは、感光体40Y,40M,40C,40Bが図示しない駆動部により回転駆動され、感光体40Y,40M,40C,40Bの回転とともに、まず帯電装置60Y,60M,60C,60Bにより感光体40Y,40M,40C,40Bの表面が一様に帯電され、次いでスキャナ300の読み取り内容に応じて露光装置21からレーザやLED等による書込み光が感光体40Y,40M,40C,40Bに照射されて感光体40Y,40M,40C,40B上に静電潜像が形成される。その後、感光体40Y,40M,40C,40Bは、現像装置61Y,61M,61C,61Bにより画像形成媒体としてのトナーが付着されて静電潜像が可視像化されることでそれぞれ、シアン、マゼンタ、イエロー、ブラックの各単色画像が形成される。
【0032】
不図示の駆動モータで支持ローラ14,15,16の1つが回転駆動されて中間転写ベルト10が回転搬送され、他の2つの支持ローラが中間転写ベルト10の回転に従動回転して中間転写ベルト10上の可視像が一次転写装置62Y,62M,62C,62Bとしての転写ローラにより中間転写ベルト10上に順次に重ねて転写される。これによって中間転写ベルト10上に合成カラー画像が形成される。画像転写後の感光体40Y,40M,40C,40Bの表面は、感光体クリーニング装置63Y,63M,63C,63Bで残留トナーが除去されて清掃され、除電装置64Y,64M,64C,64Bで除電されて再度の画像形成に備える。ここに、転写ローラ62Y,62M,62C,62Bは、図示しない電源から転写バイアスが印加される。
【0033】
一方、上記スタートスイッチを押すことにより、給紙テーブル200の給紙ローラ42の1つが選択的に回転してペーパーバンク43に多段に備えられている給紙カセット44の1つからシートSが繰り出され、分離ローラ45で1枚ずつ分離されて給紙路46に入れられる。このシートSは、搬送ローラ47で搬送されて複写機本体100内の給紙路48に導かれ、レジストローラ49に突き当てられて止められる。または、給紙ローラ50が回転して手差しトレイ51上のシートSが繰り出され、分離ローラ52で1枚ずつ分離されて手差し給紙路53に入れられる。このシートSは、レジストローラ49に突き当てられて止められる。
【0034】
そして、レジストローラ49は中間転写ベルト10上の合成カラー画像にタイミングを合わせて回転して中間転写ベルト10と二次転写装置22との間にシートSを送り込み、このシートSは二次転写装置22により中間転写ベルト10上の合成カラー画像が転写されることでカラー画像が記録される。画像転写後のシートSは、二次転写装置22で搬送されて定着装置25へと送り込まれ、定着装置25により熱と圧力とが加えられてカラー画像が定着された後、切換爪55で切り換えられて排出ローラ56で排出され、排紙トレイ57上にスタックされる。または、定着装置25からのシートSは、切換爪55により搬送路が切り換えられてシート反転装置28に入れられ、そこで表裏が反転されて再び転写位置へと導かれ、表面と同様に裏面にもカラー画像が記録された後、排出ローラ56で排紙トレイ57上に排出される。一方、画像転写後の中間転写ベルト10は、中間転写体クリーニング装置17により、画像転写後に中間転写ベルト10上に残留する残留トナーが除去され、タンデム画像形成部20による再度の画像形成に備える。
【0035】
また、感光体クリーニング装置63Y,63M,63C,63Bは、例えばポリウレタンゴム製のクリーニングブレード75Y,75M,75C,75Bを備え、先端が感光体40Y,40M,40C,40Bに押し当てられる。感光体クリーニング装置63は、クリーニング性を高めるために外周が感光体40Y,40M,40C,40Bに接触するブラシを併用している。本実施形態1では、感光体クリーニング装置63は、外周が感光体40Y,40M,40C,40Bに接触されて矢印方向に回転自在に設けられた導電性のファーブラシ76Y,76M,76C,76Bを備えている。そして、感光体40Y,40M,40C,40Bに対してカウンタ方向に回転するファーブラシ76Y,76M,76C,76Bにより、感光体40Y,40M,40C,40B上の残留トナーが除去される。この除去されたトナーは、それぞれ感光体クリーニング装置63Y,63M,63C,63Bと現像装置61Y,61M,61C,61Bとを繋ぐトナー搬送装置80で現像装置61Y,61M,61C,61Bへと戻され、再び現像に使用される。
【0036】
本実施形態1では、このようなタンデム型中間転写方式のカラープリンタにおいて、図3に示すように中間転写ベルト10の周囲、特にトナー像が搬送される領域(例えば各感光体40Y,40M,40C,40B間の領域)にバイアス電圧印加部材101a、101b、101cが中間転写ベルト10の表面と平行に設置されている。この場合、バイアス電圧印加部材101a、101b、101cは、中間転写ベルト10上に保持されたトナーに接触しないように中間転写ベルト10に対して所定の間隔をおいて設置される。また、バイアス電圧印加部材101a、101b、101cは、中間転写ベルト10の周囲に金属部材が配置されている場合には、その金属部材の形成する電界の影響を中間転写ベルト10が受けないように中間転写ベルト10に平行に設置される。
【0037】
さらに、転写後の感光体40Y,40M,40C,40B回転方向下流側の中間転写ベルト10の上方に(感光体40Y,40M,40C,40Bと中間転写ベルト10との間の転写領域よりも感光体40Y,40M,40C,40B回転方向下流側における、中間転写ベルト10上に保持されたトナーが通過する部分の上部に)表面電位計102a、102b、102c、102dが設置され、この表面電位計102a、102b、102c、102dにより、中間転写ベルト10上の転写後の非画像部と画像部の表面電位が検知され、その結果が図12に示すように本実施形態1の全体を制御する制御手段としてのメイン制御部103に送られる。
【0038】
メイン制御部103は、表面電位計102a、102b、102cの検出結果に基づき、電源104からバイアス電圧印加部材101a、101b、101cに印加される、上記トナーを中間転写ベルト10上に保持させるような上記トナーの電荷極性と同極性のバイアス電圧を決定する。表面電位計102a、102b、102cは、対向するローラ部材等がない場合には、中間転写ベルト10を介して対向する対向部材105a、105b、105cを別に中間転写ベルト10の表面と平行に設する。表面電位計102dは、中間転写ベルト10を介してローラ14と対向させて中間転写ベルト10と平行に設置する。
【0039】
表面電位計102a、102b、102c、102dは、必ずしも設置しなければならないわけではない。メイン制御部103は、電源104からバイアス電圧印加部材101a、101b、101cに印加されるバイアスを、帯電装置60Y、60M、60C、60Bによる感光体40Y,40M,40C,40Bの帯電設定電位、および、図示しない電源から転写ローラ62Y、62M、62C、62Bに印加される転写バイアスの設定値により制御することも可能である。
【0040】
通常、中間転写ベルト10上のトナーは、周囲の不安定な電界や、中間転写ベルト10上の不均一な帯電のため、図4に示すように中間転写ベルト10上でトナー106が飛散し、トナー像107の周囲に「チリ」108となって散乱したり、他の金属部材109やローラ部材110による不必要な電界によりトナー飛散111が発生し、画像形成装置内部の構成部材に付着したりすることがある。
【0041】
これを防止するために設置したのがバイアス電圧印加部材101a、101b、101cである。図3に示すようにバイアス電圧印加部材101a、101b、101cが設置され、電源104からバイアス電圧印加部材101aに印加するバイアスを変化させてトナー像を観察する実験を図3に示すイエロー画像形成手段18Yで行った。実験の条件として、感光体40Y上のトナーの帯電量は−18[μC/g]、感光体40Y上のトナーの付着量は0.7[mg/cm2]、図示しない電源から転写ローラ62Yに印加される転写バイアスは1300[V]であった。
【0042】
この実験の結果として、転写チリランクとバイアス電圧印加部材101aに印加されたバイアスの関係を図5に示す。また、図6は転写チリランクと画像劣化(500μm×500μm当たりの転写チリトナーの個数)の対応関係を示す。また、このとき、同時に表面電位計102aより中間転写ベルト10上のトナー画像部と非画像部の電位を計測したところ、図7に示すような結果が得られた。バイアス電圧印加部材101aに印加されるバイアス電圧を上げていくと、転写チリは減少した。特に、バイアス電圧印加部材101aに印加されるバイアス電圧を−2[kV]以上にすると、図5に示すように転写チリランクが4以上となって転写チリの少ない良好なトナー画像が得られた。
【0043】
このバイアス電圧印加部材101aに対するバイアス電圧印加の効果は、バイアス電圧印加部材101aに対するバイアス電圧印加で形成された電界によるトナーの押さえ込みの効果であるので、中間転写ベルト10上の電位とバイアス電圧印加部材101aの電位との差分が転写チリに効いている。よって、メイン制御部103は、表面電位計102aにより上述のように検知した中間転写ベルト10上の非画像部と画像部の表面電位の計測結果から、バイアス電圧印加部材101aに印加する電圧を、中間転写ベルト10上の表面電位の絶対値と、中間転写ベルト10上に保持されたトナーの絶対値とのいずれか値の大きい方(つまり、中間転写ベルト10上における転写チリに影響する領域内のトナーを保持しない非画像部とトナーを保持する画像部との各表面電位の絶対値のいずれか値の大きい方)と同等の絶対値か、または、それより大きい絶対値のバイアス電圧に決定して電源104を制御することでバイアス電圧印加部材101aの電位を転写チリが軽減されるように上記決定したバイアス電圧に制御する。同様に、メイン制御部103は、表面電位計102b、102cにより上述のように検知した中間転写ベルト10上の非画像部と画像部の表面電位の計測結果から、バイアス電圧印加部材101b、101cに印加する電圧をそれぞれ、中間転写ベルト10上の表面電位の絶対値と、中間転写ベルト10上に保持されたトナーの絶対値とのいずれか値の大きい方(つまり、中間転写ベルト10上における転写チリに影響する領域内のトナーを保持しない非画像部とトナーを保持する画像部との各表面電位の絶対値のいずれか値の大きい方)と同等の絶対値か、または、それより大きい絶対値のバイアス電圧に決定して電源104を制御することでバイアス電圧印加部材101b、101cの各電位を転写チリが軽減されるように上記決定したバイアス電圧に制御する。
【0044】
さらに、表面電位計102a、102b、102c、102dが設置してあることにより、そのプローブにより不必要な電界が形成されてトナー画像が乱れる恐れがあるため、表面電位計102a、102b、102c、102dは計測時以外には中間転写ベルト10から離れるように可動式とするとより好ましい。
【0045】
また、図8は、図示しない電源から転写ローラ62Yに印加される一次転写バイアスと、中間転写ベルト10上のトナー画像部及び非画像部の電位との関係を示す。メイン制御部103は、このような転写バイアスと、中間転写ベルト10上のトナー画像部及び非画像部の電位との関係を示すテーブルを記憶部に記憶しておき、転写ローラ62Y,62M,62C,62Bに印加される転写バイアスに基づいてそのテーブルを参照してバイアス電圧印加部材101a、101b、101cに印加するバイアスを−2[kV]程度に制御することで表面電位計102a、102b、102cを設置すること無しにバイアス電圧印加部材101a、101b、101cのバイアスを決定することも可能である。
【0046】
バイアス電圧印加部材101a、101b、101cは、トナー飛散が発生するローラ部材や金属部材のある個所のみに設置することでも、トナー飛散防止の十分な効果が得られる。
【0047】
この実施形態1によれば、中間転写体としての中間転写ベルト10の表面に平行になるようにバイアス電圧印加部材101a、101b、101cを設置し、中間転写ベルト10上の画像形成媒体としてのトナーを中間転写ベルト10に保持させるような向きの電界を発生させたので、安定した電界の中で、トナーによって形成された画像を搬送することができ、トナーの飛散を防止して高品質な画像を得ることができ、かつ、トナーの飛散により発生する画像形成装置内部の構成部材に対するトナー飛散によるトナーの付着がなくなって画像形成装置内部の汚れを防ぐことができ、清掃部材の寿命を延命することができて高耐久で保守容易度が高く、信頼性の高い画像形成装置を提供することができる。
【0048】
しかも、中間転写ベルト10上のトナー画像の表面電位を検出するための表面電位計102a、102b、102cを設置したことにより、プロセスの環境変化に対応でき、中間転写ベルト10上の画像部および非画像部の表面電位を確実に知ることが可能になる。
【0049】
また、バイアス電圧印加部材101a、101b、101cには、表面電位計102a、102b、102cにより検出された中間転写ベルト10の表面電位の絶対値と、中間転写ベルト10上に保持されたトナー画像の表面電位の絶対値のいずれか値の大きい方と同等の絶対値か、または、それより大きい絶対値のバイアスを印加することにより、トナーが飛散しない適切なバイアスを印加することが可能になる。
【0050】
また、バイアス電圧印加部材101a、101b、101cは像担持体としての感光体40Y,40M,40C,40Bの帯電設定電位および感光体40Y,40M,40C,40Bに形成されたトナー画像を中間転写ベルト10に転写する際に印加された転写バイアスの設定値をもとに、バイアス電圧印加部材101a、101b、101cに印加されるバイアス電圧を制御することにより、トナーが飛散しない適切なバイアスをバイアス電圧印加部材101a、101b、101cに印加することが可能になる。
【0051】
バイアス電圧印加部材101a、101b、101cは、中間転写ベルト10の内側にローラ部材が接触して配置されている場合、中間転写ベルト10に平行となるようにローラ部材の対向面に設置することにより、ローラ部材が中間転写ベルト10上のトナー画像を飛散させるような電界を形成させないように、バイアス電圧印加部材101a、101b、101cによってトナーを飛散しないような電界を形成することが可能になる。
【0052】
また、バイアス電圧印加部材101a、101b、101cは、中間転写ベルト10の周囲に金属部材が配置されている場合、金属部材の形成する電界の影響を中間転写ベルト10が受けないように、中間転写ベルト10に平行となるように設置することにより、金属部材が中間転写ベルト10上のトナー画像を飛散させるような電界を形成させないように、バイアス電圧印加部材101a、101b、101cによってトナーを飛散しないような電界を形成することが可能になる。
【0053】
また、バイアス電圧印加部材101a、101b、101cは、複数個の感光体40Y,40M,40C,40Bが中間転写ベルト10の周囲に並列される場合、各感光体40Y,40M,40C,40B間に中間転写ベルト10の表面に平行に設置することにより、均一な電界を形成することができ、中間転写ベルト10上のトナーを飛散させないことが可能になる。
【0054】
本発明の実施形態2は、上記実施形態1において、図9に簡略に示すように中間転写ベルト10の周囲に並列に配置された感光体40Y,40M,40C,40B間に各感光体40Y,40M,40C,40B上の静電潜像を現像する現像装置61M,61C,61Bが配置されている場合に、現像装置61M,61C,61Bの中間転写ベルト10に面した側面にバイアス電圧印加部材101a、101b、101cを一体化させて設置したものである。
【0055】
この実施形態2によれば、バイアス電圧印加部材101a、101b、101cを現像装置61M,61C,61Bと一体化したことにより、すなわち、バイアス電圧印加部材101a、101b、101cは、複数個の感光体40Y,40M,40C,40Bが中間転写ベルト10の周囲に並列され、各感光体40Y,40M,40C,40B間にトナーを有する現像装置61M,61C,61Bが配置されている場合、現像装置61M,61C,61Bの中間転写ベルト10に面した部分に設置されることにより、画像形成装置のレイアウトを生かして無駄のない配置とすることが可能となり、バイアス電圧印加部材101a、101b、101cにより均一な電界が形成され、中間転写ベルト10上のトナーを飛散させないことが可能になる。
【0056】
本発明の実施形態3は、上記実施形態1において、図10に簡略に示すように中間転写ベルト10の周囲に並列に配置された感光体40Y,40M,40C,40B間に各感光体40Y,40M,40Cをクリーニングするクリーニング装置63Y,63M,63Cが配置されている場合に、クリーニング装置63Y,63M,63Cの中間転写ベルト10に面した側面にバイアス電圧印加部材101a、101b、101cを一体化させて設置したものである。
【0057】
この実施形態3によれば、バイアス電圧印加部材101a、101b、101cがクリーニング装置63Y,63M,63Cと一体化されることにより、すなわち、バイアス電圧印加部材101a、101b、101cは、複数個の感光体40Y,40M,40C,40Bが中間転写ベルト10の周囲に並列され、各感光体40Y,40M,40C,40B間に各感光体40Y,40M,40C,40Bをクリーニングするクリーニング装置63Y,63M,63Cが配置されている場合、クリーニング装置63Y,63M,63Cの中間転写ベルト10に面した部分に設置することにより、画像形成装置のレイアウトを生かして無駄のない配置とすることが可能となり、バイアス電圧印加部材101a、101b、101cにより均一な電界が形成され、中間転写ベルト10上のトナーを飛散させないことが可能になる。
【0058】
本発明の実施形態4は、上記実施形態1において、図11に簡略に示すように、中間転写ベルト10の周囲に並列に配置されたプロセスカートリッジ112Y,112M,112C,112Bを配置し、プロセスカートリッジ112Y,112M,112C,112Bの中間転写ベルト10に面した側面にバイアス電圧印加部材101a、101b、101c、101dを一体化させて設置したものである。
【0059】
各画像形成手段18Y,18M,18C,18Bにおいて、感光体40Y,40M,40C,40B、帯電手段60Y,60M,60C,60B、現像装置61Y,61M,61C,61B、及び感光体クリーニング装置63Y,63M,63C,63B等の構成要素のうち、複数のものをそれぞれプロセスカートリッジ112Y,112M,112C,112Bとして一体に結合して構成し、このプロセスカートリッジ112Y,112M,112C,112Bを画像形成装置本体に対して着脱可能に構成する。
【0060】
プロセスカートリッジ112Y,112M,112C,112Bを有する画像形成装置では、各画像形成手段18Y,18M,18C,18Bにおいて、感光体40Y,40M,40C,40Bが図示しない駆動部により所定の周速度で回転駆動される。感光体40Y,40M,40C,40Bは、回転過程において、帯電手段60Y,60M,60C,60Bにより、その周面に正または負の所定電位の均一帯電を受け、次いで、露光装置21からの画像露光光を受けて周面に静電潜像が順次に形成され、この形成された静電潜像が現像装置61Y,61M,61C,61Bによりトナーで現像され、このトナー像が一次転写装置62Y,62M,62C,62Bとしての転写ローラにより中間転写ベルト10上に順次に重ねて転写される。トナー像転写後の感光体40Y,40M,40C,40Bの表面は、感光体クリーニング装置63Y,63M,63C,63Bによって転写残りトナーの除去を受けて清浄面化され、更に除電された後、くり返し画像形成に使用される。
【0061】
この実施形態4によれば、バイアス電圧印加部材101a、101b、101c、101dがプロセスカートリッジ112Y,112M,112C,112Bと一体化されることにより、すなわち、バイアス電圧印加部材101a、101b、101c、101dは、複数個の感光体40Y,40M,40C,40Bが中間転写ベルト10の周囲に並列され、各感光体40Y,40M,40C,40B間にプロセスカートリッジ112Y,112M,112C,112Bが配置され、プロセスカートリッジ112Y,112M,112C,112Bの中間転写ベルト10に面した部分に設置されることにより、画像形成装置のレイアウトを生かして無駄のない配置とすることが可能となり、バイアス電圧印加部材101a、101b、101c、101dにより均一な電界が形成され、中間転写ベルト10上のトナーを飛散させないことが可能になる。
なお、本発明は、上記実施形態に限定されるものではなく、上記実施形態以外の複写機、プリンタ、ファクシミリなどの画像形成装置に適用することができる。
【0062】
【発明の効果】
以上のように本発明によれば、安定した電界の中で、画像形成媒体によって形成された画像を搬送することができ、画像形成媒体の飛散を防止して高品質な画像を得ることができ、かつ、画像形成媒体の飛散により発生する画像形成装置内部の構成部材に対する画像形成媒体飛散による画像形成媒体の付着がなくなって画像形成装置内部の汚れを防ぐことができ、清掃部材の寿命を延命することができて高耐久で保守容易度が高く、信頼性の高い画像形成装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態1を示す断面図である。
【図2】同実施形態1におけるタンデム画像形成部の部分拡大図である。
【図3】同実施形態1の一部を拡大して示す断面図である。
【図4】同実施形態1を説明するための図である。
【図5】転写チリランクとバイアス電圧印加部材に印加されたバイアスの関係の実験結果を示す図である。
【図6】転写チリランクと500μm×500μm当たりの転写チリトナーの個数の対応関係の実験結果を示す図である。
【図7】同実験における中間転写ベルト上のトナー画像部と非画像部の電位を計測した結果を示す図である。
【図8】転写バイアスと中間転写ベルト上のトナー画像部及び非画像部の電位との関係の実験結果を示す図である。
【図9】本発明の実施形態2の一部を簡略に示す断面図である。
【図10】本発明の実施形態3の一部を簡略に示す断面図である。
【図11】本発明の実施形態4の一部を簡略に示す断面図である。
【図12】上記実施形態1の制御系を示すブロック図である。
【符号の説明】
10 中間転写ベルト
40Y,40M,40C,40B 感光体
101a、101b、101c、101d バイアス電圧印加部材
102a、102b、102c、102d 表面電位計
103 メイン制御部
104 電源
105a、105b、105c 対向部材
61M,61C,61B 現像装置
63Y,63M,63C クリーニング装置
112Y,112M,112C,112B プロセスカートリッジ

Claims (2)

  1. 複数色の画像形成媒体画像をそれぞれ像担持体上に形成する複数の画像形成手段と、前記複数の像担持体上に形成された各色の画像形成媒体画像を中間転写体に順次に重ねて静電的に転写させて保持させる複数の転写手段とを有する画像形成装置において、
    前記中間転写体上に保持された画像形成媒体画像が通過する部分の上部である前記複数の画像形成手段の各間の領域に設置され、前記画像形成媒体の電荷極性と同極性のバイアス電圧が印加される複数のバイアス電圧印加部材を備え、
    前記複数のバイアス電圧印加部材のそれぞれには、前記バイアス電圧印加部材と、前記バイアス電圧印加部材の前記中間転写体搬送方向上流側の直前に設置された前記画像形成手段との間に表面電位計を設け、該表面電位計により前記画像形成手段と前記バイアス電圧印加部材の間の前記中間転写体の非画像部と画像部の表面電位を検知し、該表面電位計の検知結果に基づいて、前記中間転写体の非画像部の表面電位の絶対値と、前記中間転写体上における画像形成媒体画像が保持された画像部の表面電位の絶対値のいずれか大きい方と同等の絶対値か、または、それより大きい絶対値のバイアスを前記バイアス電圧印加部材のそれぞれに印加することを特徴とする画像形成装置。
  2. 複数の画像形成手段にて像担持体上に複数色の画像形成媒体画像をそれぞれ形成し、この複数の像担持体上に形成した各色の画像形成媒体画像を中間転写体に順次に重ねて静電的に転写させて保持させる画像形成方法において、
    前記中間転写体上に保持された画像形成媒体画像が通過する部分の上部である前記複数の画像形成手段の各間の領域に、画像形成媒体の電荷極性と同極性のバイアス電圧が印加される複数のバイアス電圧印加部材を設置することにより、前記中間転写体上に形成される電界を安定にし、
    前記複数のバイアス電圧印加部材のそれぞれには、前記バイアス電圧印加部材と、前記バイアス電圧印加部材の前記中間転写体搬送方向上流側の直前に設置された前記画像形成手段との間に表面電位計を設け、該表面電位計により前記画像形成手段と前記バイアス電圧印加部材の間の前記中間転写体の非画像部と画像部の表面電位を検知し、該表面電位計の検知結果に基づいて、前記中間転写体の非画像部の表面電位の絶対値と、前記中間転写体上における画像形成媒体画像が保持された画像部の表面電位の絶対値のいずれか大きい方と同等の絶対値か、または、それより大きい絶対値のバイアスを前記バイアス電圧印加部材のそれぞれに印加することを特徴とする画像形成方法。
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