JP2008134314A - 画像形成装置及び制御方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】画像形成品質を落とすことなく画像の倍率を適正に補正可能とし、生産性の低下や高速化に対応可能とした画像形成装置を提供する。
【解決手段】画像形成装置は、像域分離部107を有する画像処理部310、露光制御部31を有する画像形成部320、制御部340を備える。表面プリントの場合、制御部340は、画像形成部320により記録紙の表面にトナー像を転写し定着を行う。裏面プリントの場合、制御部340は、像域分離部107により画像データが文字余白部か否かを判定し、文字余白部と判断すると、画像データが倍率補正ラインか否かを判定する。倍率補正ラインの場合、制御部340は、露光制御部31により画素データの間引きを行い所望倍率になるよう倍率補正を行った後、記録紙の裏面にトナー像を転写し定着を行う。
【選択図】図10

Description

本発明は、電子写真方式で画像形成を行う画像形成装置及び制御方法に関する。
従来、帯電、露光、現像、転写、定着等の各工程により画像形成を行う電子写真方式の画像形成装置においては、記録紙に転写された未定着のトナー像を加熱、融溶することで定着する技術(加熱定着法)が知られている。加熱定着法としては、面状ヒータ方式、赤外線ランプ方式の他に、現在もっとも普及している定着ローラ方式、IH(Induction Heating)定着方式などがある。
上記加熱定着法を用いて記録紙のトナー像を定着させる画像形成装置では、記録紙に含まれている水分が加熱定着時の熱により蒸発するため、トナー像の定着後は記録紙が収縮する。この収縮の割合(収縮率)は、記録紙の種類や厚さなどにより異なる。一度、加熱定着により収縮した記録紙が空気中の水分を吸収して元のサイズに戻るには、所定時間(15〜20分程度)かかることが経験的に知られている。
ところで、一般に記録紙の両面に画像を形成する場合には、記録紙の一方の面(表面)にトナー像を転写し加熱定着させた後、記録紙の他方の面(裏面)にトナー像を転写し再度加熱定着させている。従って、記録紙の表面にトナー像を転写した後、裏面へのトナー像の転写時には、記録紙が収縮した状態のままトナーが転写されるため、記録紙の表面と裏面の画像サイズが異なるという問題があった。そこで、従来、この問題を解決する技術が提案されている(例えば、特許文献1、特許文献2、特許文献3参照)。
特許文献1には以下の技術が記載されている。搬送経路における転写位置のすぐ上流の位置で光学センサにより記録紙の縦サイズと横サイズを検出し、次に加熱定着部のすぐ下流の位置で記録紙の縦サイズと横サイズを光学センサにより検出する。検出結果を基に記録紙の縦横の伸縮率を算出し、記録紙の伸縮率に基づいて走査光学系の走査速度を切り替えるように制御する。
また、特許文献2には以下の技術が記載されている。特許文献1に記載の技術の制御負荷を軽減すべく、搬送経路における転写位置のすぐ上流の位置で光学センサにより1枚目の記録紙の定着前の縦サイズと定着後の縦サイズを検出する。検出結果を基に1枚目の記録紙の縦の伸縮率を算出し、2枚目以後も1枚目の記録紙の伸縮率に基づいて走査光学系の走査速度を切り替えるように制御する。
また、特許文献1及び特許文献2に記載されている画像の縮小/拡大の倍率の補正方法として、記録紙の伸縮率に基づいて走査光学系の走査速度を切り替えるように制御する技術が提案されている(例えば、特許文献4参照)。特許文献4には、画像データを転送する際に用いる画像クロックを任意点で付加することにより画像データ間の長さを制御し、印字される画像サイズを補正する技術が記載されている。
更に、近年は簡単な出版(軽印刷)にもデジタル複写機が利用されるようになりはじめている。これに伴い、記録紙の表面及び裏面に転写する画像の位置精度に対する要求が厳しくなっている。そのため、上述したような記録紙の表面と裏面の画像サイズが異なるという不具合が生じると、記録紙の表面及び裏面に転写する画像の良好な位置精度が得られないという問題が発生する。
特開平4−288560号号公報 特開平10−149057号公報 特開2000−238342号公報 特開2004−351908号公報
上述した従来例では、画像形成装置の走査光学系の走査速度を変更する際、走査速度を変更してから走査速度が安定するまで時間がかかる。そのため、紙間(転写位置に対する記録紙の搬送間隔)が短い場合などはプリント速度が低下して生産性が低下するという問題がある。あるいは、走査速度が安定するまでの時間を確保した紙間となるよう制御する必要があるため、画像形成装置の高速化に対応できない等の問題がある。
また、画像データ転送用の画像クロックの変更に対しては、主走査方向(画像の読取方向に直交する方向)の倍率補正のみで対応する必要がある。副走査方向(画像の読取方向)の倍率補正に関しては、上記特許文献1、2に記載された補正と組み合わせて対応する必要がある。そのため、プリント速度の低下に伴う生産性の低下や画像形成装置の高速化に対応できない等の問題が同様に存在する。
本発明の目的は、画像形成品質を落とすことなく画像の倍率を適正に補正可能とし、生産性の低下や高速化に対応可能とした画像形成装置及び制御方法を提供することにある。
上述の目的を達成するために、本発明の画像形成装置は、画像データに基づいて像担持体に形成した画像を記録媒体に転写し加熱定着することで画像形成を行う画像形成装置であって、前記画像データを少なくとも2種類以上の領域に分離する像域分離手段と、前記像域分離手段により分離された前記画像データの少なくとも1つの領域に対して倍率補正を行う倍率補正手段と、を備えることを特徴とする。
本発明によれば、像域分離手段により分離された画像データの少なくとも1つの領域に倍率補正を行うため、画像形成品質を落とすことなく、画像の倍率を適正に補正し、生産性の低下や高速化に対応可能な画像形成装置を提供することが可能となる。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
[第1の実施の形態]
図1は、本発明の第1の実施の形態に係る画像処理システムの構成を示すブロック図である。
図1において、画像処理システムは、本体部40及びコントローラ20を備えた画像形成装置(画像出力装置)30と、ホストコンピュータ10とから構成されている。画像形成装置30の本体部40とコントローラ20とはケーブル1を介して接続され、コントローラ20とホストコンピュータ10とはケーブル2を介して接続されている。なお、ケーブル1、2は、パラレルケーブル、SCSI(Small Computer System Interface)ケーブル、シリアルケーブル、ネットワークケーブル等の汎用ケーブル、専用のケーブルのいずれを用いてもよい。
画像形成装置30は、画像読取部300、画像処理部310、画像形成部320、操作部330、制御部340を備えている。コントローラ20は、CPU21、ROM22、HDD(Hard Disk Drive)コントローラ23、内蔵HD24、外部インタフェース25、RAM26を備えている。ホストコンピュータ10は、プリントデータ(本実施の形態ではPDLデータとして説明する)の供給源として機能する情報処理装置であり、公知の構成要素(CPU、ROM、RAM、HDD、ディスプレイ等)を備えている。
コントローラ20は、ホストコンピュータ10からケーブル2及び外部インタフェース25を介して供給されたPDLデータを、HDDコントローラ23を介して内蔵HD24に一旦保持する。また、コントローラ20は、内蔵HDに保持されているPDLデータを、CPUバス3を介してRAM26のPDLバッファ26−2に一時的に保持する。なお、コントローラ20は、ホストコンピュータ10から供給されるPDLデータに応じて、フルカラーまたはグレイスケール用の画像データを生成する。
また、コントローラ20は、PDLバッファ26−2に保持されているPDLデータを、RAM26のフレームメモリ26−1に展開して画像データを生成する。また、コントローラ20は、フレームメモリ26−1に展開された画像データを、ケーブル1を介して画像形成装置30の本体部40に転送する。これにより、画像形成部320により記録紙に画像形成(プリント)が行われる。また、コントローラ20は、ケーブル1を介して画像形成装置30のステータス情報を含む各種情報を取得し、ホストコンピュータ10に送信することができる他、ステータス情報に基づいて画像形成装置30を制御することができる。
コントローラ20のCPU21は、制御プログラムに基づいて動作し、コントローラ20の機能を制御する。ROM22は、制御プログラムを格納する。内蔵HD24は、プリント済みのPDLデータやPDLデータを展開して生成した画像データを一時的に保持する領域、フォントデータを格納する領域等を有し、HDDコントローラ23を介しCPUバス3に接続されている。RAM26は、ホストコンピュータ10より受信したPDLデータを一時的に保持するPDLバッファ26−2と、PDLデータを展開した画像データを一時的に保持するフレームメモリ26−1とを有する。
ここで、ROM22は、例えばプログラマブルメモリ(例えばEEPROM)により構成し、ホストコンピュータ10等から制御プログラムをインストール可能にすることも有効である。また、ROM22は、例えばフロッピー(登録商標)ディスク、CD−ROM等の記憶媒体及びそのコントローラ(ドライバ)等により構成することも有効である。なお、CPU21により読み取り可能な様態で制御プログラムを格納した状態の記憶媒体(例えばROM22)が本発明を構成する。
画像形成装置30に対するコントローラ20からの画像データの送信はケーブル1を介して行われる。画像形成装置は、電子写真方式で画像形成を行い、フルカラーの画像を出力可能に構成されている。画像形成装置30は、ホストコンピュータ10で生成したPDLデータに基づき記録紙に画像形成を行うプリンタとして機能する他、原稿の画像を記録紙に複写する複写機やスキャナとして機能する。
画像形成装置30の画像処理部310は、コントローラ20から供給された画像データに基づいてCMYKデータ(グレイスケールの場合はKデータ)を生成し、該データを画像形成部320に供給する。画像読取部310は、原稿から画像を読み取る。画像形成部320は、画像処理部310から供給されたデータに基づいて記録紙に画像を形成する。また、画像形成部320は、画像読取部300により原稿から読み取られた画像データに基づいて記録紙に画像を形成する。画像形成部320は、例えば400dpiの解像度のカラーまたはグレイスケール画像を出力する機能を有する。
操作部330は、画像形成装置30に対する各種指示を行う際に用いる。制御部340は、コントローラ20のCPU21からの制御命令または操作部330から入力された指示に基づいて画像形成装置30の動作を制御する。また、制御部340は、制御プログラムに基づいて後述の図10のフローチャートに示す処理(第1の実施の形態)、図15のフローチャート(第2の実施の形態)に示す処理を実行する。
図2は、画像形成装置の構成を示すブロック図である。
図2において、画像形成装置30は、本体部40に原稿自動給紙部(DF(Document Feeder))50と排紙トレイ60とを装備している。DF50は、所定位置に積載された複数枚の原稿を1枚ずつ原稿読取位置に順次搬送する。画像読取部300は、原稿を走査する光学系及びカラーCCD等から構成され、DF50または手動により原稿読取位置にセットされた原稿を読み取り、原稿画像に対応したRGBデータを生成し、画像処理部310へ送る。
画像処理部310は、コントローラ20から送られてくる画像データ、画像読取部300から送られてくる画像データの何れかを制御部340による制御に基づいて選択し、選択した画像データを画像形成部320及びコントローラ20へ送る。即ち、制御部340は、画像形成装置30をプリンタとして使用する場合はコントローラ20から供給される画像データを選択し、画像形成装置30を複写機として使用する場合は画像読取部300から供給される画像データを選択する。
画像処理部310は、入力されたRGBデータをYMCKデータに変換して、C、M、Y、Kの画像データを画像形成部320の露光制御部31に供給する。露光制御部31は、供給されるC、M、Y、Kの画像データをレーザ光に変換し、レーザ光を感光ドラム32上で走査させることで潜像を形成する。画像を形成するための記録紙は、上段カセット36または下段カセット37から選択されることで給紙され、搬送経路4を経由して感光ドラム32に対応する転写位置まで搬送される。
感光ドラム32上の潜像は、不図示の現像器によりトナーで現像される。これに伴い、感光ドラム32上に可視像であるトナー像が形成され、記録紙に転写される。感光ドラム32に対する潜像の形成、感光ドラム32上の潜像の現像、感光ドラム32から記録紙へのトナー像の転写の動作は、C、M、Y、Kの各色について実行される。これにより、記録紙上に各色のトナー像(カラー画像)が合成される。
トナー像が転写された記録紙は、定着器33に搬送され、定着器33によりトナー像が定着される。その後、記録紙は、片面に画像を形成する片面記録モードでは、排紙トレイ60に排出される。一方、記録紙は、両面に画像を形成する両面記録モードでは、片面に対するトナー像の転写が終了したら搬送経路5を経由して反転ユニット34で反転され、搬送経路6及び両面トレイ35を経由し、再び搬送経路4を搬送される。そして、記録紙は、もう一方の片面に対してトナー像が転写された後、定着器33によりトナー像が定着され、排紙トレイ60に排出される。
図3は、画像形成装置の画像処理部310を中心とした構成を示すブロック図である。
図3において、画像処理部310は、濃度輝度変換部102、輝度濃度変換部103、スムージング回路104、γテーブル105、像域分離部107を備えている。ホストコンピュータ10から出力される画像信号Y、M、C、Kは、画像形成部320の感光ドラム32の走査面毎に画像処理部310に順次転送される。
濃度輝度変換部102は、ルックアップテーブルROM(不図示)により、Y、M、C、Kの濃度信号をR、G、Bの輝度信号に1色ずつ変換する。輝度濃度変換部103は、CCD210又はホストコンピュータ10から転送されたRGBの3原色信号をCMYKの濃度信号に変換し、感光ドラム32の走査面の面順次に所定のビット幅(8bit)で出力する。
像域分離部107は、エッジ検出部108、彩度判定部109、太さ判別回路110、及びルックアップテーブル(LUT)111を備えている。エッジ検出部108は、濃度輝度変換部102から出力されるYMCKの画像信号からエッジ信号edgeを生成し、LUT111に出力する。彩度判定部109は、濃度輝度変換部102から出力されるYMCKの画像信号から彩度信号colを生成し、LUT111に出力する。太さ判別回路110は、濃度輝度変換部102から出力されるYMCKの画像信号から太さ信号zoneを生成し、LUT111に出力する。LUT111は、像域判定信号の属性データを出力する。
また、像域分離部107は、画素毎にその周辺画素からの情報に基づき、エッジ検出部108によるエッジ検出、太さ判別回路110による太さ判別などの特徴抽出を行う。更に、像域分離部107は、抽出された特徴を基に画像データが文字エッジ部と文字内部を含む文字部(文字・グラフィック)であるか、文字を含まない文字余白部であるか、写真部であるかの判定を行う。そして、文字部にのみスムージング回路104によりスムージング処理を行う。これにより、エッジを滑らかにし、画像形成部320において良好な画像を得ることができるようになっている。なお、像域分離部107では、画像データを、文字部や写真部の他に、細線(罫線)部、図形、表、グラフ、背景に更に細かく分離してもよい。
スムージング回路104は、像域分離部107の像域分離結果と、操作部330又はホストコンピュータ10から出力されるエリア信号に応じて、以下の処理を行う。即ち、スムージング回路104は、画素毎に公知の画像処理(400線/800線の切り替え)を行い、原稿から読み取った画像の読取解像度に対し2倍の解像度を有するデータを生成する。そして、γテーブル105において、それぞれの解像度の濃度データを画像形成部320の階調再現に応じてデータ変換を行う。
上記のように処理されたYMCKの画像データと像域分離の属性データは、画像処理部310から画像形成部320の露光制御部31に送られる。これに伴い、露光制御部31は、後述の半導体レーザ、ポリゴンミラー、感光ドラム(図8参照)等により、PWM(Pulse Width Modulation)処理による濃度記録(濃度データに合わせた画像形成)を行う。
図4(a)は、各画素毎に対応付けられた属性マップの例を示す図、図4(b)は、二次元配置として生成された属性マップを示す図である。
図4(a)では、ビットマップ画像の中に文字画素であるCが入った画像を表している。像域分離部107によって生成される属性マップが、文字画素を1、文字余白部を0で表すものとすると、図4(b)に示すように、各色に応じた0、1の二次元配置である属性マップが生成される。また、写真画素においても同様に属性データが付与され、文字部の属性データと写真部の属性データが統合された属性マップが生成される。
属性マップは、各画素毎に対応が付けられるようにメモリ(不図示)に記憶できるものであれば、どのように構成されてもよい。例えば、図4(b)に示すような属性マップのプレーンとして、画像データと属性マップを別々にメモリに記憶するように構成してもよい。この場合、図5に示すように、CMYKの各プレーンに属性マップのプレーンを付加した5面を1ページの画像として保持する。
また、図7に示すようにCMYKデータが1画素内に構成される場合、各画素のCMYKデータの情報に付加する形で属性マップを埋め込むように構成してもよい。また、データの量を増やさないように構成するために、CMYKの各プレーンのうち何れか1つのプレーンもしくは図6に示すように複数のプレーンの画素毎の下位bitに属性マップを埋め込むように構成してもよい。このように必要に合わせてフォーマットを決めることができる。ここで、図7は1画素あたりのデータと属性信号を示しており、CMYK各色毎に属性マップを保持する場合の例であり、CMYK各色の画像データ8ビットに各々2ビットの属性信号を付加したものである。
図8は、画像形成装置の画像形成部320の露光制御部31を中心とした構成を示すブロック図である。
図8において、露光制御部31は、画像処理回路31−1とレーザ駆動部31−2とを備えており、制御部340の制御に基づき倍率補正を行う。画像処理回路31−1は、画像処理部310から入力されたY、C、M、Kの画像データ(画像信号)、属性データ、及び倍率補正データに基づいて、副走査方向の倍率補正を行う。更に、画像処理回路31−1は、画素分割変調された画像データを画像クロックに同期させて、主走査方向の倍率補正を行い、画像データをレーザ駆動部31−2に出力する。
レーザ駆動部31−2は、画像処理回路31−1から出力された画素分割変調された画像データに基づき半導体レーザ61を駆動する。半導体レーザ61の内部には、レーザ光の一部を検出する不図示のフォトダイオードセンサ(以下PDセンサ)が設けられている。レーザ駆動部31−2は、PDセンサの検出信号を用いて半導体レーザ61のAPC(Auto Power Control)を行う。半導体レーザ61から発光されたレーザ光は、コリメータレンズ及び絞りなどを有する光学系(不図示)を介してほぼ平行光になり、所定のビーム径でポリゴンミラー(回転多面鏡)62に入射する。
ポリゴンミラー62に入射したレーザ光は、所定方向に等角速度で回転しているポリゴンミラー62の回転に伴い、連続的に角度を変える偏向ビームとなって反射される。偏向ビームとなって反射されたレーザ光は、f−θレンズ63により集光作用を受ける。また同時に、f−θレンズ63は走査の時間的な直線性を保証するような歪曲収差の補正を行うので、f−θレンズ63を通過したレーザ光は、感光ドラム32上に所定方向に等速で結合走査される。
感光ドラム32の一方の端部の近傍には、ポリゴンミラー62から反射されたレーザ光を検出する不図示のビームディテクトセンサ(以下BDセンサ)が設けられている。BDセンサの検出信号は、ポリゴンミラー62の回転とデータの書き込みの同期をとるための同期信号として用いられる。レーザ駆動部31-2においては、1走査中のレーザ光の光量を一定に保持するために、1走査中の光検出区間でレーザ光の出力をBDセンサにより検出して半導体レーザ61の駆動電流を1走査の間保持するという駆動方式を採用している。
図9は、画像形成装置の画像形成部320の露光制御部31内の画像処理回路31−1の構成を示すブロック図である。
図9において、画像処理回路31−1は、倍率補正回路400、制御信号発生回路401、FIFO(First In-First Out Memory)クロック発生回路405、パラレル−シリアル(以下PS)クロック発生回路407を備えている。更に、画像処理回路31−1は、シリアル−パラレル(以下SP)クロック発生回路409、FIFO412、PS変換回路418、SP変換回路420、ラインカウンタ450、ディレイ時間発生回路453、タイミング調整回路455を備えている。
倍率補正回路400は、画像処理部310から送られてくる画像データ、属性データ、及び倍率補正データにより倍率補正を行う。本実施の形態では、センサ(不図示)により検出した加熱定着前の記録紙のサイズと加熱定着後の記録紙のサイズから記録紙の伸縮比を算出し、前記伸縮比に基づき倍率補正を行う。倍率補正データは、画像の倍率補正(縮小補正/拡大補正)を指示するデータであり、後述の図10及び図15のフローチャートに示している例では1%の縮小補正を指示するデータである。また、拡大補正についても同様である。なお、記録紙の伸縮比は、制御部340、画像処理部310の何れで算出してもよい。
制御信号発生回路401は、FIFOクロック発生回路405に対するFIFO制御信号402、PSクロック発生回路407に対するPS変換制御信号403、及びSPクロック発生回路409に対するSP変換制御信号404を生成する。FIFOクロック発生回路405は、基準クロック411及びFIFO制御信号402に基づき、FIFO412に対する読み出しクロック406を生成する。
PSクロック発生回路407は、基準クロック411及びPS変換制御信号403に基づき、PS変換回路418に対するPS変換クロック408を生成する。SPクロック発生回路409は、基準クロック411及びSP変換制御信号404に基づき、SP変換回路420に対するSP変換クロック410を生成する。また、このSP変換クロック410は、画像クロックとして出力される。
FIFO412には、制御部340からFIFO書き込みアドレスリセット信号413及び書き込みクロック414が供給されると共に、ホストコンピュータ10等の画像生成部(不図示)から画像信号が画素単位で入力される。即ち、FIFO412には、16ビットの書き込み画素データ415が入力される。FIFO412からは、FIFOクロック発生回路405からの読み出しクロック406及び制御部340から入力される読み出しアドレスリセット信号416によって16ビットの読み出し画素データ417が出力される。FIFO412から出力された読み出し画素データ417は、PS変換回路418に入力される。
PS変換回路418は、入力された16ビットの読み出し画素データ417をPS変換クロック408によりシリアル画素信号419に変換して出力する。シリアル画素信号419は、SP変換回路420に入力される。SP変換回路420は、SP変換クロック410によって、入力されたシリアル画素信号419を16ビットのパラレル画素信号421に変換して出力する。
ラインカウンタ450は、BDセンサ(不図示)から出力されるBD信号451をカウントし、例えば4ライン単位で循環するラインセレクト信号452を出力する。ディレイ時間発生回路453は、ラインセレクト信号452に対応してSP変換クロック410に同期した4種類のディレイ時間454を発生させる。タイミング調整回路455は、ディレイ時間454に応じてパラレル画像信号421をライン毎に遅延させ画像データ456として出力する。
次に、本実施の形態の画像形成装置の倍率補正について図10のフローチャートを参照しながら説明する。
図10は、画像形成装置の倍率補正処理を示すフローチャートである。
図10において、画像形成装置の制御部340は、操作者からプリント開始が指示されたと判断すると(ステップS1001)、記録紙の表面に画像形成を行う表面プリントであるか否かを判定する(ステップS1002)。ステップS1002で表面プリントであると判断した場合は、制御部340は、画像形成部320により記録紙の表面にトナー像を転写する画像形成(表面プリント)を行う(ステップS1003)。更に、制御部340は、記録紙のトナー像を定着する定着動作を実行し(ステップS1004)、表面プリントを終了する(ステップS1005)。
ステップS1002で表面プリントでないと判断した場合は、制御部340は、記録紙の裏面に画像形成を行う裏面プリントであるか否かを判定する(ステップS1006)。ステップS1006で裏面プリントであると判断した場合は、制御部340は、画像形成部320の露光制御部31により倍率補正を開始する(ステップS1007)。まず、制御部340は、画像処理部310から送られてくる画像データ及び属性データを基に、像域分離部107により当該画像データが文字余白部であるか否かを画素毎に判定する(ステップS1008)。
ステップS1008で文字余白部であると判断した場合は、制御部340は、画像処理部310から送られてくる画像データが倍率補正対象ラインの画像データであるか否かを判定する(ステップS1009)。本実施の形態では、倍率補正に関しては例えばA4横サイズ210mmの画像データに対して1%の縮小補正を行うものとする。画素サイズを600dpi、42.3μmと考えると、単純に4964ライン分のデータがあり、そのうちの1%の49ライン分を補正することになる。
ステップS1009で倍率補正ラインであると判断した場合は、制御部340は、露光制御部31により画素データの間引きを行い、所望(規定)の倍率になるように倍率補正を行い(ステップS1010)、倍率補正を終了する(ステップS1011)。そして、制御部340は、露光制御部31により上記倍率補正を繰り返し行う。制御部340は、記録紙の裏面に対しても上記表面プリントと同様にトナー像を転写する画像形成を行い(ステップS1003)、定着動作を実行し(ステップS1004)、裏面プリントを終了する(ステップS1005)。
図11(a)は、画像縮小時の倍率補正のイメージを示す図、図11(b)は、画像拡大時の倍率補正のイメージを示す図である。
図11(a)において、アルファベット部分が文字部、矩形状部分が写真部、白部分が文字余白部である。画像縮小時は図示のように文字余白部のラインを間引くことにより、画像を縮小して倍率を補正することが可能である。
図11(b)において、図11(a)と同様にアルファベット部分が文字部、矩形状部分が写真部、白部分が文字余白部である。画像拡大時は図示のように文字余白部にラインを挿入することにより、画像を拡大して倍率を補正することが可能である。
なお、本実施の形態では、画像形成部320の露光制御部31により倍率補正を行う場合を例に挙げたが、これに限定されるものではない。画像処理部310により倍率補正を行っても何ら問題がない。画像処理部310で倍率補正処理を行うには、図12に示すように画像処理部310に倍率補正回路400を設ける形態とすることにより実現できる。このような形態をとった場合は、露光制御部31内の画像処理回路31−1が不要となり、露光制御部31は画像処理部310から画像データを受け取り、レーザ駆動部31−2で所定の処理を行うことにより画像の書き込みが可能となる。
以上説明したように、本実施の形態によれば、制御部340は、裏面プリント時に像域分離部107により画像データが文字余白部か否かを判定し、文字余白部と判断すると、画像データが倍率補正ラインか否かを判定する。制御部340は、倍率補正ラインと判断すると、露光制御部31により画素データの間引きを行い所望倍率になるよう倍率補正を行う。これにより、画像形成品質を落とすことなく、画像の倍率、特に副走査方向の倍率を適正に補正し、生産性の低下や高速化に対応可能な画像形成装置を提供することが可能となる。
[第2の実施の形態]
本発明の第2の実施の形態は、上述した第1の実施の形態に対して、画像形成装置の画像処理部が下記の構成を有する点において相違する。本実施の形態のその他の要素は、上述した第1の実施の形態(図1、図2)の対応するものと同一なので、説明を省略する。
上記第1の実施の形態では、画像データを像域分離すると共に像域分離結果に応じて倍率補正を行う方法について説明した。これに対し、本実施の形態では、像域分離を行うことなく倍率補正を行う方法について説明する。
図13は、本実施の形態に係る画像形成装置の画像処理部310を中心とした構成を示すブロック図である。
図13において、画像処理部310は、濃度輝度変換部102、輝度濃度変換部103、スムージング回路104、γテーブル105、判定回路207を備えている。本実施の形態の画像処理部310の基本的な構成は上記第1の実施の形態(図3)と同じであり、相違点を説明する。
上記第1の実施の形態では、画像処理部310が像域分離回路107を備えた。これに対し、本実施の形態では、画像処理部310が判定回路207を備える。判定回路207のデータ判定部208は、画像データの有無を判定し、判定に基づく判定データを画像形成部320に送る。これに伴い、画像形成部320の露光制御部31は、判定データを基に画像データの無い部分(余白部)に倍率補正を行う。
図14は、画像形成装置の画像形成部320の露光制御部31内の画像処理回路31−1の構成を示すブロック図である。
図14において、画像処理回路31−1は、倍率補正回路400、制御信号発生回路401、FIFO412、PS変換回路418、SP変換回路420、タイミング調整回路455等を備えている。本実施の形態の基本的な構成は上記第1の実施の形態(図9)と同じであり、相違点を説明する。
上記第1の実施の形態では、画像処理部310から画像処理回路31−1に画像データ、属性データ、倍率補正データを送った。これに対し、本実施の形態では、画像処理部310から画像処理回路31−1に画像データ、判定データ、倍率補正データを送る。倍率補正回路400は、画像処理部310から送られてくる画像データ、判定データ、及び倍率補正データにより倍率補正を行う。
次に、本実施の形態の画像形成装置の倍率補正について図15のフローチャートを参照しながら説明する。
図15は、画像形成装置の倍率補正処理を示すフローチャートである。
図15において、画像形成装置の制御部340は、操作者からプリント開始が指示されたと判断すると(ステップS1501)、記録紙の表面に画像形成を行う表面プリントであるか否かを判定する(ステップS1502)。ステップS1502で表面プリントであると判断した場合は、制御部340は、画像形成部320により記録紙の表面にトナー像を転写する画像形成(表面プリント)を行う(ステップS1503)。更に、制御部340は、記録紙のトナー像を定着する定着動作を実行し(ステップS1504)、表面プリントを終了する(ステップS1505)。
ステップS1502で表面プリントでないと判断した場合は、制御部340は、記録紙の裏面に画像形成を行う裏面プリントであるか否かを判定する(ステップS1506)。ステップS1506で裏面プリントであると判断した場合は、制御部340は、画像形成部320の露光制御部31により倍率補正を開始する(ステップS1507)。まず、制御部340は、画像処理部310から送られてくる画像データ及び判定データを基に、画像データの有無を判定する(ステップS1508)。
ステップS1508で画像データが無い(余白部)と判断した場合は、制御部340は、画像処理部310から送られてくる画像データが倍率補正対象ラインの画像データであるか否かを判定する(ステップS1509)。本実施の形態では、倍率補正に関しては例えばA4横サイズ210mmの画像データに対して1%の縮小補正を行うものとする。画素サイズを600dpi、42.3μmと考えると、単純に4964ライン分のデータがあり、そのうちの1%の49ライン分を補正することになる。
ステップS1509で倍率補正ラインであると判断した場合は、制御部340は、露光制御部31により画素データの間引きを行い、所望(規定)の倍率になるように倍率補正を行い(ステップS1510)、倍率補正を終了する(ステップS1511)。そして、制御部340は、露光制御部31により上記倍率補正を繰り返し行う。制御部340は、記録紙の裏面に対しても上記表面プリントと同様にトナー像を転写する画像形成を行い(ステップS1503)、定着動作を実行し(ステップS1504)、裏面プリントを終了する(ステップS1505)。
以上説明したように、本実施の形態によれば、制御部340は、裏面プリント時に像域分離部107により画像データの有無を判定し、画像データが無いと判断すると、画像データが倍率補正ラインか否かを判定する。制御部340は、倍率補正ラインと判断すると、露光制御部31により画素データの間引きを行い所望倍率になるよう倍率補正を行う。これにより、画像形成品質を落とすことなく、画像の倍率、特に副走査方向の倍率を適正に補正し、生産性の低下や高速化に対応可能な画像形成装置を提供することが可能となる。
[他の実施の形態]
上記各実施の形態では、文字余白部に対するラインの間引き/挿入により倍率補正を行う場合を例に挙げたが、これに限定されるものではない。所望の倍率が得られるように文字余白部に対する画素単位の間引き/挿入により倍率補正を行っても問題ないことは言うまでもない。
上記各実施の形態では、文字と文字の間にある文字余白部に対するラインの間引き/挿入により倍率補正を行う場合を例に挙げたが、これに限定されるものではない。文字と文字の間以外の余白部(例えば文字と写真の間の余白部など)に対するラインの間引き/挿入により倍率補正を行う場合にも適用できることは言うまでもない。
上記各実施の形態では、倍率補正として1%の縮小補正を例に挙げたが、これに限定されるものではない。縮小補正の比率は適宜変更することが可能である。また、拡大補正についても同様である。
本発明の第1の実施の形態に係る画像処理システムの構成を示すブロック図である。 画像形成装置の構成を示すブロック図である。 画像形成装置の画像処理部を中心とした構成を示すブロック図である。 (a)は、各画素毎に対応付けられた属性マップの例を示す図、(b)は、二次元配置として生成された属性マップを示す図である。 CMYKの各プレーンに属性マップを付加した5面を1ページの画像データとして記憶する際の概念を示す図である。 各画素に1ビットの属性を付加した場合のデータの配列を示す図である。 各画素の画像データと属性データの配列を示す図である。 画像形成装置の画像形成部の露光制御部を中心とした構成を示すブロック図である。 画像形成装置の画像形成部の露光制御部内の画像処理回路の構成を示すブロック図である。 画像形成装置の倍率補正処理を示すフローチャートである。 (a)は、画像縮小時の倍率補正のイメージを示す図、(b)は、画像拡大時の倍率補正のイメージを示す図である。 変形例に係る画像形成装置の画像処理部を中心とした構成を示すブロック図である。 本発明の第2の実施の形態に係る画像形成装置の画像処理部を中心とした構成を示すブロック図である。 画像形成装置の画像形成部の露光制御部内の画像処理回路の構成を示すブロック図である。 画像形成装置の倍率補正処理を示すフローチャートである。
符号の説明
20 コントローラ
30 画像形成装置
31 露光制御部
32 感光ドラム(像担持体)
107 像域分離部(像域分離手段、余白判定手段)
207 判定回路(判定手段)
300 画像読取部
310 画像処理部(算出手段)
320 画像形成部
340 制御部(算出手段)
400 倍率補正回路(倍率補正手段)

Claims (10)

  1. 画像データに基づいて像担持体に形成した画像を記録媒体に転写し加熱定着することで画像形成を行う画像形成装置であって、
    前記画像データを少なくとも2種類以上の領域に分離する像域分離手段と、
    前記像域分離手段により分離された前記画像データの少なくとも1つの領域に対して倍率補正を行う倍率補正手段と、
    を備えることを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記像域分離手段は、前記画像データを、文字部、写真部、細線部、図形、表、グラフ、背景の何れかを含む少なくとも2種類以上の領域に分離することを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  3. 前記像域分離手段は、前記画像データが、文字エッジ部と文字内部を含む文字部であるか、文字を含まない余白部であるかを判定する余白判定手段を有することを特徴とする請求項1又は2記載の画像形成装置。
  4. 前記倍率補正手段は、前記像域分離手段の前記余白判定手段により判定された余白部に対して、ライン単位又は画素単位の間引き或いは挿入により規定の倍率になるように倍率補正を行うことを特徴とする請求項1又は3記載の画像形成装置。
  5. 前記加熱定着を行う前の記録媒体のサイズと前記加熱定着を行った後の記録媒体のサイズから記録媒体の伸縮比を算出する算出手段を更に備え、
    前記倍率補正手段は、前記算出手段により算出された前記伸縮比に基づいて倍率補正を行うことを特徴とする請求項1乃至4の何れかに記載の画像形成装置。
  6. 画像データに基づいて像担持体に形成した画像を記録媒体に転写し加熱定着することで画像形成を行う画像形成装置であって、
    前記画像データの有無を判定する判定手段と、
    前記判定手段により判定された画像データの無い部分に対して倍率補正を行う倍率補正手段と、
    を備えることを特徴とする画像形成装置。
  7. 前記倍率補正手段は、前記判定手段により判定された画像データの無い部分に対して、ライン単位又は画素単位の間引き或いは挿入により規定の倍率になるように倍率補正を行うことを特徴とする請求項6記載の画像形成装置。
  8. 前記加熱定着を行う前の記録媒体のサイズと前記加熱定着を行った後の記録媒体のサイズから記録媒体の伸縮比を算出する算出手段を更に備え、
    前記倍率補正手段は、前記算出手段により算出された前記伸縮比に基づいて倍率補正を行うことを特徴とする請求項6又は7記載の画像形成装置。
  9. 画像データに基づいて像担持体に形成した画像を記録媒体に転写し加熱定着することで画像形成を行う画像形成装置の制御方法であって、
    前記画像データを少なくとも2種類以上の領域に分離する像域分離工程と、
    前記像域分離工程により分離された前記画像データの少なくとも1つの領域に対して倍率補正を行う倍率補正工程と、
    を備えることを特徴とする制御方法。
  10. 画像データに基づいて像担持体に形成した画像を記録媒体に転写し加熱定着することで画像形成を行う画像形成装置の制御方法であって、
    前記画像データの有無を判定する判定工程と、
    前記判定工程により判定された画像データの無い部分に対して倍率補正を行う倍率補正工程と、
    を備えることを特徴とする制御方法。
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