JP2008133093A - エレベータのかご室 - Google Patents

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Abstract

【課題】工具を必要とせず、容易に巾木台とかご室壁を固定できるエレベータのかご室を提供する。
【解決手段】かご床1と、かご床1上面縁部に固定される巾木台2と、巾木台2の上方に配置されるかご室壁3と、巾木台2上部とかご室壁3下部を固定する固定手段とを備えたエレベータのかご室において、固定手段は、かご室壁下部水平面3aに形成される取付貫通穴と、巾木台2上部と互いに係合する巾木台係合部4c及び巾木台係合部4cから上方に突出して下方から取付貫通穴を貫通するかご室壁取付部4aを有する取付部材4と、上方からかご室壁取付部4aに嵌合し、かご室壁3下部が取付部材4から外れることを防止する嵌合部材5とで構成した。
【選択図】図4

Description

この発明は、エレベータのかご室の巾木台とかご室壁の固定に関するものである。
従来、エレベータのかご室は、かご床の巾木台とかご室壁の固定は、巾木台上部とかご室壁下部をボルトとナットで締結する構造となっている(例えば、特許文献1参照)。
実開昭52−122465号公報
従来のエレベータのかご室の巾木台とかご室壁の固定は、組立作業に工具を必要とし、手間と時間を要していた。
この発明は、上述のような課題を解決するためになされたもので、その目的は、工具を必要とせず、容易に巾木台とかご室壁を固定できるエレベータのかご室を提供することである。
この発明に係るエレベータのかご室は、かご床と、前記かご床上面縁部に固定される巾木台と、前記巾木台の上方に配置されるかご室壁と、前記巾木台上部と前記かご室壁下部を固定する固定手段とを備えたエレベータのかご室において、前記固定手段は、前記かご室壁下部水平面に形成される取付貫通穴と、前記巾木台上部と互いに係合する巾木台係合部及び前記巾木台係合部から上方に突出して下方から前記取付貫通穴を貫通するかご室壁取付部を有する取付部材と、上方から前記かご室壁取付部に嵌合し、前記かご室壁下部が前記取付部材から外れることを防止する嵌合部材とで構成されたものである。
この発明は、かご床と、前記かご床上面縁部に固定される巾木台と、前記巾木台の上方に配置されるかご室壁と、前記巾木台上部と前記かご室壁下部を固定する固定手段とを備えたエレベータのかご室において、前記固定手段は、前記かご室壁下部水平面に形成される取付貫通穴と、前記巾木台上部と互いに係合する巾木台係合部及び前記巾木台係合部から上方に突出して下方から前記取付貫通穴を貫通するかご室壁取付部を有する取付部材と、上方から前記かご室壁取付部に嵌合し、前記かご室壁下部が前記取付部材から外れることを防止する嵌合部材とで構成されることで、工具を必要とせず、容易に巾木台とかご室壁を固定できるエレベータのかご室を提供することができる。
この発明をより詳細に説明するため、添付の図面に従ってこれを説明する。なお、各図中、同一又は相当する部分には同一の符号を付しており、その重複説明は適宜に簡略化ないし省略する。
実施の形態1.
図1はこの発明の実施の形態1におけるエレベータのかご室の概要を示した正面図、図2はこの発明の実施の形態1におけるエレベータのかご室の平面図、図3はこの発明の実施の形態1における巾木台とかご室壁の固定手段の分解斜視図、図4は図1のA部拡大図であって、この発明の実施の形態1における巾木台とかご室壁の固定手段の正面図である。
図1において、1はエレベータのかご床、2は巾木台、3はかご室壁である。一般に、エレベータのかご室は、かご床1縁部に巾木台2を介してかご室壁3が固定されている。この発明のエレベータのかご室は巾木台2とかご室壁3の固定に特徴を有するものである。以下、この発明のエレベータのかご室を詳細に説明する。
図3、図4に示すように、かご床1上面の縁部には、開口部をかご室中央側に向けた縦断面コ字状の巾木台2が締結具等(図示せず)により固定されている。この巾木台2には、この発明の取付部材4及び嵌合部材5からなる固定手段を介してかご室壁3が固定されている。
ここで、取付部材4は、上面から下方に向かうにつれ外径が大きくなる略円錐台状のかご室壁取付部4aと、かご室壁取付部4a下面が拡径され、かご室壁取付部4a下面に連結されて下方へ延びる鍔状の換気隙間形成部4bと、換気隙間形成部4b下面から下方へ延び、互いに係合片を反対側に向けて斜め上方に折り曲げられる一対のフックからなる巾木台係合部4cから構成されている。この取付部材4のかご室壁取付部4a及び換気隙間形成部4bは、一体又は別体からなる剛性の高い金属等の部材で形成されており、巾木台係合部4cは、弾性変形可能なばね用ステンレス鋼等の部材で形成されている。
取付部材4の巾木台係合部4cは、巾木台上部水平面2aの所定位置に形成される換気隙間形成部4b外径よりも小さい内径の係合貫通穴2bを、上方から弾性変形しながら貫通し、係合片が、巾木台上部水平面2a下面の係合貫通穴2b縁部近傍に係合している。即ち、取付部材4は、巾木台係合部4cの係合片端部と換気隙間形成部4b下面で巾木台上部水平面2を挟み込むように配置されるため、上下方向への移動が抑制されている。
また、かご室壁3外面の下端には、かご室壁3下端部と合わせて、かご室外へ水平方向に延びる縦断面略L字状の下枠が溶接等により固定されており、かご室壁下部水平面3aが形成されている。このかご室壁下部水平面3aの所定位置には、取付部材4の換気隙間形成部4bの外径よりも小さく、かつ、かご室壁取付部4a下端の外径より大きい内径を有する取付貫通穴(図示せず)が形成されている。かご室壁3は、下方からこの取付貫通穴を取付部材4のかご室壁取付部4aが貫通するように配置され、かご室壁下部水平面3a下面の取付貫通穴縁部近傍を換気隙間形成部4b上面に当接させて取付部材4に取り付けられており、下方への移動が抑制されている。即ち、かご室壁下部水平面3a下面は、巾木台係合部4cとかご室壁取付部4aの間に設けられている換気隙間形成部4b上面と当接しており、換気隙間形成部4b下面と当接する巾木台上部水平面2a上面との間にかご室内の換気のための隙間が形成されている。
また、このかご室壁下部水平面3a上面から上方に突出する取付部材4のかご室壁取付部4aには、かご室壁取付部4aと同じ高さにおいて、かご室壁取付部4aの外径よりも僅かに小さい内径の略円錐台状の凹部を有する弾性変形可能な剛性の低い樹脂等の部材で形成されるキャップからなる嵌合部材5が配置されている。この嵌合部材5は、凹部を広げるようにして僅かに弾性変形しながら、くさび作用でかご室壁取付部4aに嵌合しており、かご室壁下部がかご室壁取付部4aから外れることを防止している。
次に、巾木台2とかご室壁3の固定手順を説明する。まず、取付部材4を、巾木台上部水平面2a上方から係合貫通穴2bに向けて下方に移動させる。この時、取付部材4の巾木台係合部4cは、斜め上方に延びる係合片外面を巾木台上部水平面2aの係合貫通穴2b縁部に当接させて係合貫通穴2bの中心方向に変形する。さらに、巾木台係合部4cの係合片と巾木台上部水平面2aの係合貫通穴2b内面の当接が開放されるまで取付部材4を下方へ移動させ、巾木台上部水平面2a下面の係合貫通穴2b縁部近傍に係合させる。この状態により、取付部材4は、巾木台係合部4cの係合片端部と換気隙間形成部4b下面で巾木台上部水平面2aを挟み込むように配置されるため、上下方向の移動が抑制される。次に、かご室壁3を、下方から取付貫通穴を取付部材4のかご室壁取付部4aが貫通するように、下方へ移動させ、かご室壁下部水平面3a下面の取付貫通穴縁部近傍を換気隙間形成部4b上面に当接させる。最後に、嵌合部材5を、凹部を広げるようにして僅かに弾性変形させながら、取付部材4のかご室壁取付部4aに嵌合させる。
以上で説明した実施の形態1によれば、巾木台2とかご室壁3の固定は、工具を必要とせず、かつ、上方からの動作のみで容易に行うことができる。また、かご室壁下部水平面3a下面は、巾木台係合部4cとかご室壁取付部4aの間に設けられている換気隙間形成部4b上面と当接しており、換気隙間形成部4b下面と当接する巾木台上部水平面2a上面との間にかご室内の換気のための隙間が形成されているため、エレベータの乗客に密閉感を与えない。
実施の形態2.
図5はこの発明の実施の形態2における巾木台とかご室壁の固定手段の正面図であって、嵌合部材のみを断面で示した図である。
実施の形態2においては、略円錐台状のかご室壁取付部4aの傾斜面からなる外周面及び嵌合部材5の凹部の傾斜面からなる内周面に、互いに噛み合うのこぎり状の溝4d、5aが形成されている。その他においては、実施の形態1と同様の構成である。
以上で説明した実施の形態2によれば、かご室壁取付部4a外周面及び嵌合部材5の凹部内周面に形成されたのこぎり状の溝4d、5aが互いに噛み合うため、実施の形態1に比べ、取付部材4と嵌合部材5の嵌合強度を上げることができる。従って、エレベータに異常振動が発生した場合においても、嵌合部材5が取付部材4のかご室壁取付部4aから外れることをより確実に防止できる。
実施の形態3.
図6はこの発明の実施の形態3における巾木台とかご室壁の固定手段の分解斜視図、図7はこの発明の実施の形態3における巾木台とかご室壁の固定手段の断面図である。
実施の形態3においては、取付部材4のかご室壁取付部4aは中空部を有しており、傾斜面からなる側面両側に一対の嵌合クリップ貫通穴4eが形成されている。この中空部には、水平嵌合面の両端が近接するように斜め上方に向けて折り曲げられて略三角形状に形成され、弾性変形可能な嵌合クリップ6が、嵌合クリップ貫通穴4eから折り曲げ角部を突出させて配置されている。なお、嵌合クリップ6の水平嵌合面の中央には、下向きの凸部が形成されており、嵌合クリップ6が嵌合部材5と傾斜面で当接して円滑に弾性変形する際の基部としての機能を有している。
一方、嵌合部材5は、傾斜面からなる側面両側に一対のクリップ嵌合穴5bが形成されており、側面内面で嵌合クリップ6の折り曲げ角部と接触して嵌合クリップ6を変形させるように取付部材4のかご室壁取付部4aの上方から押し込まれ、クリップ嵌合穴5bで嵌合クリップ6の折り曲げ角部と嵌合するものである。
以上で説明した実施の形態3によれば、嵌合クリップ6の折り曲げ角部が嵌合部材5のクリップ嵌合穴5bに嵌合しているため、嵌合部材5を上方に移動させようとしても、クリップ嵌合穴5b下部縁部が、嵌合クリップ6の水平嵌合面下面縁部と当接して嵌合部材5がかご室壁取付部4aから外れることを防止できる。このため、実施の形態1に比べ、取付部材4と嵌合部材5の嵌合強度を上げることができる。従って、エレベータに異常振動が発生した場合においても、嵌合部材5が取付部材4のかご室壁取付部4aから外れることをより確実に防止できる。また、嵌合クリップ6は、嵌合部材5下面と傾斜面で当接して円滑に弾性変形するため、嵌合部材5が嵌合しやすく、巾木台2とかご室壁3の固定の作業性が向上する。
実施の形態4.
図8はこの発明の実施の形態4におけるエレベータのかご室の巾木台とかご室壁の固定手段の分解斜視図、図9はこの発明の実施の形態4における巾木台とかご室壁の固定手段の正面図、図10は図9のB−B線における断面図である。
実施の形態4においては、巾木台上部水平面2aの係合貫通穴2bは、かご床1縁部と長手方向を同じにした長穴で形成されている。一方、取付部材4の巾木台係合部4cは、換気隙間形成部4b下面に、一辺が係合貫通穴2bを構成する長穴の幅とほぼ同等又はより短い寸法で形成され、下方から所定深さで形成される中空部を有する横断面略正方形状の首部からなる中央垂直部と、長手方向を係合貫通穴2bを構成する長穴の幅よりも長く形成される細長係合部からなる下部水平部から構成されている。この巾木台係合部4cは、下部水平部が長手方向を合わせて上方から係合貫通穴2bに貫通された後、長手方向が係合貫通穴2bの長手方向と直交するように中央垂直部の中心を軸として水平方向に回転されている。この場合、巾木台係合部4cは中空部を有することで微小変形し、下部水平部上面と巾木台上部水平面2a下面の係合貫通穴2bの両長辺近傍が、がたつきなく係合されている。その他においては、実施の形態1と同様の構成である。
以上で説明した実施の形態4によれば、巾木台係合部4cが微小変形して、下部水平部上面と巾木台上部水平面2a下面の係合貫通穴2bの両長辺近傍が、がたつきなく係合されているため、取付部材4を上方に移動させようとしても、取付部材4が巾木台上部2aから外れることを防止できる。このため、実施の形態1に比べ、巾木台2と取付部材4の係合強度を上げることができる。従って、エレベータに異常振動が発生した場合においても、取付部材4が巾木台上部水平面2aから外れることをより確実に防止できる。また、取付部材4の巾木台2への係合は、上方からの動作及び回転動作のみで容易に行うことができる。
実施の形態5.
図11はこの発明の実施の形態5における巾木台とかご室壁の固定手段の断面図である。
実施の形態5においては、取付部材4の巾木台係合部4cは中空部を有して円筒形状に形成され、側面両側に一対の係合クリップ貫通穴4fが形成されている。この中空部には、水平係合面の両端が近接するように斜め下方に向けて折り曲げられて略三角形状に形成され、弾性変形可能な係合クリップ7が、係合クリップ貫通穴4fから折り曲げ角部を突出させて配置されている。なお、係合クリップ7の水平係合面の中央には、上向きの凸部が形成されており、係合クリップ7が巾木台上部水平面2aの係合貫通穴2b縁部と傾斜面で当接して円滑に弾性変形する際の基部としての機能を有している。この場合、係合クリップ7は、上方から係合貫通穴2bを変形しながら貫通し、水平係合面上面が、巾木台上部水平面2a下面の前記係合貫通穴2b縁部近傍に係合している。その他においては、実施の形態1と同様の構成である。
以上で説明した実施の形態5によれば、係合クリップ7の折り曲げ角部が巾木台上部水平面2a下面に係合しているため、取付部材4を上方に移動させようとしても、係合クリップ7の係合水平面上面が、巾木台上部水平面2a下面に当接して取付部材4が巾木台上部水平面2aから外れることを防止できる。このため、実施の形態1に比べ、巾木台2と取付部材4の係合強度を上げることができる。従って、エレベータに異常振動が発生した場合においても、取付部材4が巾木台上部水平面2aから外れることをより確実に防止できる。また、係合クリップ7は、巾木台上部水平面2aの係合貫通穴2b縁部と傾斜面で当接して円滑に弾性変形するため、巾木台上部水平面2aに係合しやすく、巾木台2とかご室壁3の固定の作業性が向上する。
この発明の実施の形態1におけるエレベータのかご室の概要を示した正面図である。 この発明の実施の形態1におけるエレベータのかご室の平面図である。 この発明の実施の形態1における巾木台とかご室壁の固定手段の分解斜視図である。 図1のA部拡大図であって、この発明の実施の形態1における巾木台とかご室壁の固定手段の正面図である。 この発明の実施の形態2における巾木台とかご室壁の固定手段の正面図であって、嵌合部材のみを断面で示した図である。 この発明の実施の形態3における巾木台とかご室壁の固定手段の分解斜視図である。 この発明の実施の形態3における巾木台とかご室壁の固定手段の断面図である。 この発明の実施の形態4におけるエレベータのかご室の巾木台とかご室壁の固定手段の分解斜視図である。 この発明の実施の形態4における巾木台とかご室壁の固定手段の正面図である。 図9のB−B線における断面図である。 この発明の実施の形態5における巾木台とかご室壁の固定手段の断面図である。
符号の説明
1 かご床
2 巾木台
2a 巾木台上部水平面
2b 係合貫通穴
3 かご室壁
3a かご室壁下部水平面
4 取付部材
4a かご室壁取付部
4b 換気隙間形成部
4c 巾木台係合部
4d のこぎり状の溝
4e 嵌合クリップ貫通穴
4f 係合クリップ貫通穴
5 嵌合部材
5a のこぎり状の溝
5b クリップ嵌合穴
6 嵌合クリップ
7 係合クリップ

Claims (10)

  1. かご床と、
    前記かご床上面縁部に固定される巾木台と、
    前記巾木台の上方に配置されるかご室壁と、
    前記巾木台上部と前記かご室壁下部を固定する固定手段と、
    を備えたエレベータのかご室において、
    前記固定手段は、
    前記かご室壁下部水平面に形成される取付貫通穴と、
    前記巾木台上部と互いに係合する巾木台係合部及び前記巾木台係合部から上方に突出して下方から前記取付貫通穴を貫通するかご室壁取付部を有する取付部材と、
    上方から前記かご室壁取付部に嵌合し、前記かご室壁下部が前記取付部材から外れることを防止する嵌合部材と、
    で構成されていることを特徴とするエレベータのかご室。
  2. 取付部材は、巾木台係合部とかご室壁取付部の間に、巾木台上部とかご室壁下部と当接し、前記巾木台上部と前記かご室壁下部の間にかご室内の換気のための隙間を形成させる換気隙間形成部が設けられていることを特徴とする請求項1記載のエレベータのかご室。
  3. かご室壁取付部は、上面から下方に向かうにつれ外径が大きくなる略円錐台状に形成され、
    嵌合部材は、上方から前記かご室壁取付部に嵌合するように略円錐台状の凹部を備えたことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のエレベータのかご室。
  4. かご室壁取付部は、剛性の高い部材で形成され、
    嵌合部材は、剛性の低い部材で形成され、
    凹部は、前記かご室壁取付部外径よりも僅かに小さい内径で形成され、広がるように変形して前記かご室壁取付部に嵌合することを特徴とする請求項3記載のエレベータのかご室。
  5. かご室壁取付部外周面及び嵌合部材の凹部内周面に、互いに噛み合うのこぎり状の溝が形成されていることを特徴とする請求項4記載のエレベータのかご室。
  6. かご室壁取付部は、中空部を有して側面両側に一対の嵌合クリップ貫通穴が形成され、前記中空部に、水平嵌合面の両端が近接するように斜め上方に向けて折り曲げられて略三角形状に形成された変形可能な嵌合クリップが、前記嵌合クリップ貫通穴から折り曲げ角部を突出させて配置され、
    嵌合部材は、側面両側に一対のクリップ嵌合穴が形成され、前記側面内面で前記折り曲げ角部と接触して前記嵌合クリップを変形させるように前記かご室壁取付部の上方から押し込まれ、前記クリップ嵌合穴で前記折り曲げ角部と嵌合することを特徴とする請求項3記載のエレベータのかご室。
  7. 巾木台係合部は、上方から巾木台上部水平面に形成された係合貫通穴を貫通し、前記巾木台上部水平面下面と係合することを特徴とする請求項1〜請求項6のいずれかに記載のエレベータのかご室。
  8. 巾木台係合部は、係合貫通穴を変形しながら貫通して前記巾木台上部水平面下面の前記貫通穴縁部近傍に係合するフックで構成されていることを特徴とする請求項7記載のエレベータのかご室。
  9. 係合貫通穴は長穴で形成され、
    巾木台係合部は、中央垂直部及び下部水平部から構成され、前記下部水平部が長手方向を合わせて上方から前記係合貫通穴に貫通された後、前記中央垂直部を軸として水平方向に回転され、微小変形することにより前記下部水平部上面が巾木台上部水平面下面の前記係合貫通穴長辺近傍にがたつきなく係合することを特徴とする請求項7記載のエレベータのかご室。
  10. 巾木台係合部は、中空部を有して側面両側に一対の係合クリップ貫通穴が形成され、前記中空部に、水平係合面の両端が近接するように斜め下方に向けて折り曲げられて略三角形状に形成された変形可能な係合クリップが、前記係合クリップ貫通穴から折り曲げ角部を突出させて配置され、
    前記係合クリップは、上方から係合貫通穴を変形しながら貫通し、前記水平係合面上面が、巾木台上部水平面下面の前記係合貫通穴縁部近傍に係合することを特徴とする請求項7記載のエレベータのかご室。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010202316A (ja) * 2009-03-02 2010-09-16 Mitsubishi Electric Corp エレベータかご天井上巾木装置

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