JP2008129065A - 画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】騒音や消費電力に配慮して温度ムラや周辺部品との温度差を抑えつつ定着ローラを予備加熱し、プリント指令が与えられてから実際にプリントが行われるまでの時間を短縮できる画像形成装置を提供する。
【解決手段】プリント指令に先立って与えられる予備加熱開始のためのトリガー信号入力時に、定着ローラ41の検出温度が定着温度に達していない場合には、検出温度が定着温度に到達するまでは定着ローラ41及び加圧ローラ44を回転させつつ定着ローラ41の加熱が行われる。そして、トリガー信号入力後に定着ローラ41の検出温度が一旦定着温度に到達すると、モータ45が停止され、定着ローラ41及び加圧ローラ44の回転が停止された状態で予備加熱制御が行われるとともに、トリガー信号入力時から所定時間が経過すると、ヒータ42がオフされる。
【選択図】図3

Description

本発明は、記録材に転写された現像剤像を加熱して定着させる定着ローラを有する画像形成装置に関する。
この種の画像形成装置では、プリント指令が与えられてから実際にプリントが行われるまでの時間の短縮が求められている。また、定着時に定着ローラの温度ムラや定着ローラと周辺部品(例えば、加圧ローラ等)との間に大きな温度差があると、記録材の波打ちやカールの原因になるため、定着ローラ及びその周辺部品の温度調整技術の向上が求められている。また、定着ローラを必要以上に回転させると、騒音や電力消費の増大等の原因となるため、定着ローラの回転動作も可能な限り抑制するのが好ましい。定着時における定着ローラの温度ムラの低減に関する従来技術としては、例えば特許文献1に記載のものがある。
また、定着ローラの迅速な加熱が容易なように、定着ローラの薄肉化(低熱容量化)や、加熱手段を定着ローラの回転軸に対して偏心配置する等の対策が進められ、これによって、定着ローラ内での温度ムラや、定着ローラと周辺部品との間の温度差(加熱時に定着ローラが周辺部品よりも急激に温度が高くなる等)がさらに生じやすくなっている。
定着ローラの温度ムラや周囲との温度差の抑制のためには、定着ローラを回転させつつ加熱するのが好ましいが、定着ローラを必要以上に回転させると、騒音や消費電力の増大等の原因となる。
特開平11−102140号公報
そこで、本発明の解決すべき課題は、騒音や消費電力に配慮して温度ムラや周辺部品との温度差を抑えつつ定着ローラを予備加熱し、プリント指令が与えられてから実際にプリントが行われるまでの時間を短縮できる画像形成装置を提供することである。
上記の課題を解決するため、請求項1の発明では、記録材に転写された現像剤像を加熱して定着させる定着ローラと、前記定着ローラを加熱する加熱手段と、前記定着ローラ又はその周辺部の温度を検出する温度検出手段と、前記定着ローラを回転駆動する駆動手段と、前記温度検出手段の検出温度に基づいて前記加熱手段及び前記駆動手段を制御する制御手段とを備え、前記制御手段は、プリント指令に先立って与えられる予備加熱開始のためのトリガー信号入力時から所定時間が経過するまでの間、前記検出温度が定着処理が可能な基準温度レベルに維持されるように前記加熱手段を動作制御し、前記所定時間の経過に伴って前記加熱手段を動作停止させる一方、前記トリガー信号入力時に前記検出温度が前記基準温度レベルに達していない場合には前記検出温度が前記基準温度レベルに到達するまで前記駆動手段を駆動させ、前記検出温度が前記基準温度レベルに到達すると前記駆動手段を駆動停止させる。
また、請求項2の発明では、請求項1の発明に係る画像形成装置において、前記制御手段は、前記定着ローラによる定着処理が行われてから次の定着処理が行われるまでの間に、前記トリガー信号が複数回入力された場合において、2回目以降のトリガー信号の入力に対しては前記予備加熱のための制御動作を行わない。
また、請求項3の発明では、請求項1の発明に係る画像形成装置において、前記制御手段により制御され、前記定着ローラ及びその周辺部を冷却するファンをさらに備え、前記制御手段は、前記定着ローラによる定着処理が行われてから次の定着処理が行われるまでの間において、1回目の前記トリガー信号入力時には、前記ファンを動作させずに前記予備加熱のための制御動作を実行し、2回目以降の前記トリガー信号入力時には、前記ファンを動作させつつ前記予備加熱のための制御動作を実行する。
また、請求項4の発明では、請求項1ないし請求項3のいずれかの発明に係る画像形成装置において、当該画像形成装置はコピー機能を備え、前記トリガー信号は、フラットベッドスキャナーの原稿載置部カバーの開放、自動原稿送りユニットへの原稿のセット、又は、コピーモード選択操作に伴って与えられる。
請求項1に記載の発明によれば、プリント指令に先立って定着ローラに対する予備加熱が行われるため、プリント指令が与えられてから実際にプリントが行われるまでの時間を短縮できる。
また、予備加熱開始のためのトリガー信号入力時に、定着ローラ又はその周辺部の検出温度が定着処理が可能な基準温度レベルに達していない場合には、検出温度が基準温度レベルに到達するまでは定着ローラを回転させつつ定着ローラの加熱が行われるため、定着ローラを回転させることで定着ローラの温度ムラや周辺部品(例えば、加圧ローラ等)との温度差を抑制しつつ、定着ローラを予備加熱することができる。
また、トリガー信号入力後に検出温度が一度基準温度レベルに到達すると、定着ローラの回転が停止された状態で予備加熱制御が行われるとともに、トリガー信号入力時から所定時間が経過すると、加熱手段が動作停止されるため、騒音及び消費電力を抑制しつつ、定着ローラの予備加熱が行える。
請求項2に記載の発明によれば、定着ローラによる定着処理が行われてから次の定着処理が行われるまでの間に、予備加熱のためのトリガー信号が複数回入力された場合において、2回目以降のトリガー信号の入力に対しては予備加熱のための制御動作が行われない構成であるため、予備加熱が何回も行われて画像形成装置内が過熱したり、消費電力が増大するのを防止することができる。
請求項3に記載の発明によれば、定着ローラによる定着処理が行われてから次の定着処理が行われるまでの間において、1回目のトリガー信号入力時には、ファンを動作させずに予備加熱のための制御動作が実行され、2回目以降のトリガー信号入力時には、ファンを動作させつつ予備加熱のための制御動作がされるため、ファンの駆動による騒音及び電力消費と予備加熱による画像形成装置内の過熱とに配慮しつつ、定着ローラの予備加熱を行うことができる。
請求項4に記載の発明によれば、フラットベッドスキャナーの原稿載置部カバーの開放、自動原稿送りユニットへの原稿のセット、又は、コピーモード選択操作に伴って定着ローラに対する予備加熱が開始されるため、実際にコピー実行のためのスタートボタンが操作されたときに直ちにコピー(プリント)を実行できる。
図1は本発明の一実施形態に係る画像形成装置としてのファクシミリ複合装置の構成を示すブロック図であり、図2は図1のファクリミリ複合装置の上部の外観構成を模式的に示す斜視図である。このファクシミリ複合装置1は、図1及び図2に示すように、制御手段としての制御部11、読取部12、記録部13、表示部14、操作部15、記憶部16、モデム17、NCU18及びネットワーク通信部19等を備えている。また、このファクシミリ複合装置1の機能には、ファクシミリ機能、コピー機能、スキャナ機能、及びプリンタ機能等が含まれている。
制御部11は、このファクシミリ複合装置1の制御を統括するものであり、CPU等を備えて構成されている。
読取部12は、原稿の読み取りを行うものであり、ファクシミリ送信時の原稿の読み取りや、スキャナー機能使用時の原稿の読み取り等に用いられる。この読取部12には、原稿の読み取りを行うフラットベッドスキャナーとしての読取ユニット21と、原稿をその読取ユニット21に送る自動原稿送りユニット22とを備えている。この自動原稿送りユニット22は、図2の矢印Aで示すごとく開閉可能となっており、読取ユニット21の原稿載置面21aを覆うカバーとしての役割も担っている。
また、読取部12には、ユーザにより自動原稿送りユニット22が開放されたことを検知するための検知スイッチ12a(図3参照)と、自動原稿送りユニット22の原稿載置台22aに原稿が載置されたことを検知するための検知スイッチ12b(図3参照)とが備えられている。
記録部13は、現像ユニット31と定着ユニット32とを備え、ドキュメントデータを記録材としての記録用紙P(図3参照)にプリントするようになっている。現像ユニット31には、図示しない現像ローラが備えられ、この現像ローラを用いて、ドキュメントデータに基づいて形成されたトナー画像(現像剤像)が記録用紙Pに転写されるようになっている。
定着ユニット32は、図3に示すように、記録用紙Pに転写されたトナー画像を加熱して定着させる定着ローラ41と、定着ローラ41を加熱する加熱手段としてのヒータ42と、定着ローラ41の温度を検出する温度検出手段としての温度センサ(例えば、サーミスタ)43と、定着ローラ41との間で記録用紙Pを加圧状態で挟み込む加圧ローラ44と、定着ローラ41を回転駆動するモータ45と、定着ユニット32及びその周辺部を冷却するファン46とを備えている。なお、本実施形態では、温度センサ43で定着ローラ41の温度を検出するようにしているが、定着ローラ41の周辺部(例えば、加圧ローラ44等)の温度を温度センサ43で検出して、その検出温度を定着ローラ41の加熱制御に用いるようにしてもよい。また、本実施形態では、モータ45で定着ローラ41を回転駆動するようにしたが、定着ローラ41と加圧ローラ44とは互いに押圧された状態で同時に回転するため、モータ45により加圧ローラ44の方を回転駆動するようにしてもよい。
ヒータ42による定着ローラ41の加熱制御は、温度センサ43の検出結果等に基づいて制御部11により行われる。制御部11はモータ45及びファン46の駆動制御も行うようになっている。
定着ローラ41は、定着処理の実行時にはヒータ42により所定の定着温度(例えば、175℃)に加熱される。そして、プリント時には、定着ローラ41が定着温度に加熱された状態で、モータ45により定着ローラ41及び加圧ローラ44が回転駆動され、それらのローラ41,44の間にトナー画像が転写された記録用紙Pが送り込まれる。記録用紙Pが送り込まれると、記録用紙Pに転写されたトナー画像が定着ローラ41により加熱されて記録用紙Pに定着される。この定着処理時には、ファン46が動作され、定着ユニット32が冷却される。プリント処理の終了後のヒータ43がオフされると、定着ローラ41及びその周辺部の温度は時間経過に伴って室温に向けて低下していく。
本実施形態では、プリント指令に先立って与えられる予備加熱のためのトリガー信号に基づいて、定着ローラ41の予備加熱が行われるようになっている。この点については後に詳述する。
表示部14は、液晶表示装置等によって構成され、このファクシミリ複合装置1の操作情報等の表示に用いられる。入力手段及び選択手段としての操作部15は、複数の操作ボタンやタッチパネル等によって構成され、このファクシミリ複合装置1の操作に用いられる。例えば、操作部15には、この装置1の動作モードをコピー、ファクリミリ、スキャナー等の間で切り替えるためのモード選択ボタン(例えば、コピーモードボタン15a(図3参照)が備えられている。
記憶部16は、半導体メモリ等の記憶装置を備えて構成されている。この記憶部16の記憶内容としては、スキャナ機能使用時に読み取られたドキュメントデータ、及びこの装置1の設定や保守管理等に関するデータ等が含まれている。
モデム18は、ファクシミリ通信が可能なファクシミリモデムから構成されている。また、モデム18は、NCU(Network Control Unit)17と直接的に接続されている。NCU17は、アナログの公衆電話回線網(PSTN)51との回線の閉結及び開放の動作を行なうハードウェアであり、必要に応じてモデム18を公衆電話回線網51と接続する。なお、ISDN用インタフェースを備えることにより、デジタル回線網(ISDN)に接続するようにしてもよい。
ネットワーク通信部19は、このファクリミリ複合装置1をLAN、インターネット等を含むネットワーク52へ接続するためのインタフェースとして機能し、LAN又はインターネットを介したデータの送受等を行うようになっている。
次に、図4及び図5のフローチャートを参照して、制御部11による定着ローラ41に対する予備加熱制御について説明する。
制御部11は、プリント指令の入力に伴って定着ローラ41の加熱を開始する制御の他に、実際にプリント指令が与えられる前に与えられる予備加熱開始のためのトリガー信号に応答して行う定着ローラ41の予備加熱のための制御を行うようになっている。なお、予備加熱が開始されている状態で実際にプリント指令が与えられた場合には、定着ローラ41に対する加熱が継続して行われるようになっている。
ここで、プリント指令は、操作部15内のコピースタートボタンの押圧操作時、受信ファクリミリの出力時又はネットワーク52を介したプリントジョブの受信時などに発せられるものである。
また、予備加熱のためのトリガー信号としては、例えばコピー開始の所定時間前に発せられ、プリント処理の準備開始トリガーとして有効な信号が採用される。より具体的には、本実施形態では、予備加熱のためのトリガー信号として、例えば、この装置1の動作モードがコピーモードとなっている状態での検知スイッチ12aによる自動原稿送りユニット22(カバー)の開放の検知信号、同じくこの装置1の動作モードがコピーモードとなっている状態での検知スイッチ12bによる原稿載置台22a上の原稿の検知信号、及び、コピーモードボタン15aの操作に伴う信号が用いられる。
図4に示すように、ステップS1で、コピーモード時における自動原稿送りユニット22(カバー)の開放、原稿載置第22aへの原稿の載置、又はコピーモードボタン15aの操作が行われ、予備加熱開始のためのトリガー信号が入力されると、ステップS2に進む。
ステップS2では、予熱完了フラグが設定(フラグ値に1が設定)されているか否かが判断される。この予熱完了フラグは1回のトリガー信号入力に対して行われる予備加熱制御が終了したときに、後述するステップS10で設定されるようになっている。
このステップS2で予熱フラグが設定されていると判断された場合には、予備加熱が繰り返されることによる装置1内の加熱や、消費電力の増大を回避するため、予備加熱制御のための処理を実行することなく、処理が終了される。一方、予熱フラグが設定されていない(フラグ値に0が設定されている)と判断された場合には、ステップS3に進み、予備加熱制御のための処理が実行される。
ステップS3では、タイマーのカウントが開始され、ステップS4に進む。
ステップS4では、温度センサ43の検出温度が定着処理が可能な定着温度以上であるか否かが判断され、定着温度以上である場合には、定着ローラ41に対するそれ以上の加熱の必要がないかため、モータ45及びヒータ42をオフすべく(あるいは、モータ45及びヒータ42のオフ状態を維持すべく)、ステップS8に進む。一方、検出温度が定着温度を下回っている場合には、ステップS5にてモータ45がオンされて定着ローラ41及び加圧ローラ44の回転が開始されるとともに、続くステップS6にてヒータ42がオンされて定着ローラ41の加熱が開始され、ステップS7に進む。なお、この予備加熱は、ファン46が停止された状態で行われる。
ステップS7では、温度センサ43の検出温度が定着温度以上であるか否かが判断され、検出温度が定着温度以上である場合にはステップS8にて、モータ45及びヒータ42がオフされ、定着ローラ41及び加圧ローラ44の回転が停止されるとともに、定着ローラ41に対する加熱が停止されて、ステップS9に進む。一方、検出温度が定着温度を下回っている場合には、ステップS6に戻り、ヒータ42のオン状態(又は、ヒータ42及びモータ45のオン状態)が維持される。
ステップS9では、ステップS3でスタートしたタイマーのカウント時間が所定時間を経過(例えば、20秒)したか否かが判断され、所定時間が経過している場合にはステップS10に進み、予熱完了フラグが設定(フラグ値に1が設定)されて、1回のトリガー信号入力に対応した予備加熱のための処理が終了される。一方、カウントスタート時(トリガー信号入力時)から所定時間が経過していない場合には、ステップS7に戻り、所定時間が経過するまで、ステップS6〜S9の処理が繰り返されて、ヒータ42がオン、オフされつつ、温度センサ43の検出温度が定着温度に維持される。
このようなステップS1〜S10での処理により、予備加熱開始のためのトリガー信号入力時に、温度センサ43の検出温度が定着温度に達していない場合には、検出温度が定着温度に到達するまでは定着ローラ41及び加圧ローラ44を回転させつつ定着ローラ41の加熱が行われるようになっている。
そして、リガー信号入力後に検出温度が一旦定着温度に到達すると、モータ45がオフされ、それ以後は、タイマーによる所定時間のカウントが終了するまで、定着ローラ41及び加圧ローラ44の回転が停止された状態でヒータ42が制御されるこにより予備加熱が行われるようになっている。
また、制御部11は、プリント処理が行われるのに伴って予熱完了フラグを初期化(フラグ値に0を設定)するようになっている。すなわち、図5に示すように、ステップS11でプリント処理が開始されるとステップS12に進み、1ページのプリント処理が終了したか否かが判断され、1ページのプリント処理が終了した場合にはステップS13に進み、予熱完了フラグが初期化(フラグ値に0を設定)される。
以上のように、本実施形態によれば、プリント指令に先立って予備加熱のためのトリガー信号が与えられると、それに応じて定着ローラ41に対する予備加熱が開始されるため、実際にプリント指令が与えられたときに直ちにプリントを実行できる。特に、本実施形態では、自動原稿送りユニット22(カバー)の開放、自動原稿送りユニット22への原稿のセット、又は、コピーモード選択操作に伴って定着ローラ41に対する予備加熱が開始されるため、実際にコピー実行のためのコピースタートボタンが操作されたときに直ちにコピー(プリント)を実行できる。
また、予備加熱開始のためのトリガー信号入力時に、定着ローラ41の検出温度が定着温度に達していない場合には、検出温度が定着温度に到達するまでは定着ローラ41及び加圧ローラ44を回転させつつ定着ローラ41の加熱が行われるため、定着ローラ41及び加圧ローラ44を回転させることで定着ローラ41の温度ムラや周辺部品(例えば、加圧ローラ44等)との温度差を抑制しつつ、定着ローラ41を予備加熱することができる。
また、トリガー信号入力後に定着ローラ41の検出温度が一旦定着温度に到達すると、モータ45が停止され、定着ローラ41及び加圧ローラ44の回転が停止された状態で予備加熱制御が行われるとともに、トリガー信号入力時から所定時間が経過すると、ヒータ42がオフされるため、騒音及び消費電力を抑制しつつ、定着ローラ41の予備加熱が行える。
また、プリント処理が行われてから次のプリント処理が行われるまでの間に、予備加熱のためのトリガー信号が複数回入力された場合において、2回目以降のトリガー信号の入力に対しては予備加熱のための制御動作が行われない構成であるため、予備加熱が何回も行われて装置1内が過熱したり、消費電力が増大するのを防止することができる。
なお、上述の実施形態では、プリント処理が行われてから次のプリント処理が行われるまでの間に入力された2回目以降のトリガー信号の入力に対しては予備加熱のための制御動作が行われない構成としたが、この点に関する変形例して以下の構成が採用可能である。
すなわち、プリント処理が行われてから次のプリント処理が行われるまでの間において、1回目のトリガー信号入力時には、ファン46を動作させずに予備加熱のための制御動作(ステップS3〜S9の処理)を実行し、2回目以降のトリガー信号入力時には、ファン46を動作させつつ予備加熱のための制御動作(ステップS3〜S9の処理)を実行するようにしてもよい。この構成を採用した場合、ファン46の駆動による騒音及び電力消費と予備加熱による装置1内の過熱とに配慮しつつ、定着ローラ41の予備加熱を行うことができる。
本発明の一実施形態に係る画像形成装置としてのファクシミリ複合装置の構成を示すブロック図である。 図1のファクリミリ複合装置の上部の外観構成を模式的に示す斜視図である。 図1に示す構成の要部をより詳細に示したブロック図である。 定着ローラの予備加熱のための処理動作を示すフローチャートである。 予熱完了フラグが初期化される際の処理動作を示すフローチャートである。
符号の説明
1 ファクシミリ複合装置
11 制御部
12 読取部
13 記録部
14 表示部
15 操作部
16 記憶部
17 NCU
18 モデム
19 ネットワーク通信部
21 読取ユニット
22 自動原稿送りユニット
31 現像ユニット
32 定着ユニット
41 定着ローラ
42 ヒータ
43 温度センサ
44 加圧ローラ
45 モータ
46 ファン

Claims (4)

  1. 記録材に転写された現像剤像を加熱して定着させる定着ローラと、前記定着ローラを加熱する加熱手段と、前記定着ローラ又はその周辺部の温度を検出する温度検出手段と、前記定着ローラを回転駆動する駆動手段と、前記温度検出手段の検出温度に基づいて前記加熱手段及び前記駆動手段を制御する制御手段と、を備え、
    前記制御手段は、プリント指令に先立って与えられる予備加熱開始のためのトリガー信号入力時から所定時間が経過するまでの間、前記検出温度が定着処理が可能な基準温度レベルに維持されるように前記加熱手段を動作制御し、前記所定時間の経過に伴って前記加熱手段を動作停止させる一方、前記トリガー信号入力時に前記検出温度が前記基準温度レベルに達していない場合には前記検出温度が前記基準温度レベルに到達するまで前記駆動手段を駆動させ、前記検出温度が前記基準温度レベルに到達すると前記駆動手段を駆動停止させることを特徴とする画像形成装置。
  2. 請求項1に記載の画像形成装置において、
    前記制御手段は、前記定着ローラによる定着処理が行われてから次の定着処理が行われるまでの間に、前記トリガー信号が複数回入力された場合において、2回目以降のトリガー信号の入力に対しては前記予備加熱のための制御動作を行わないことを特徴とする画像形成装置。
  3. 請求項1に記載の画像形成装置において、
    前記制御手段により制御され、前記定着ローラ及びその周辺部を冷却するファンをさらに備え、
    前記制御手段は、前記定着ローラによる定着処理が行われてから次の定着処理が行われるまでの間において、1回目の前記トリガー信号入力時には、前記ファンを動作させずに前記予備加熱のための制御動作を実行し、2回目以降の前記トリガー信号入力時には、前記ファンを動作させつつ前記予備加熱のための制御動作を実行することを特徴とする画像形成装置。
  4. 請求項1ないし請求項3のいずれかに記載の画像形成装置において、
    当該画像形成装置はコピー機能を備え、
    前記トリガー信号は、フラットベッドスキャナーの原稿載置部カバーの開放、自動原稿送りユニットへの原稿のセット、又は、コピーモード選択操作に伴って与えられることを特徴とする画像形成装置。
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