JP2008124708A - 薄型ディスプレイ載置台 - Google Patents
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Abstract
【課題】近年の薄型ディスプレイの大型化にともない、薄型ディスプレイ載置台の後方転倒の可能性が高くなってきた。
【解決手段】かかる課題を解決するために本発明は、上記問題点を解決するために、薄型ディスプレイなどの対象物を前後区別して載置するための載置部と、載置部を支持しキャスターなどの脚部を介して床面に接する台座と、載置される対象物背面側の台座からせり出すように配置される棚であって、少なくとも台座から最も遠い部分の床面対向部は台座底面より低い場所に位置するように構成されている棚と、を有する薄型ディスプレイ載置台を提供する。
【選択図】図1
【解決手段】かかる課題を解決するために本発明は、上記問題点を解決するために、薄型ディスプレイなどの対象物を前後区別して載置するための載置部と、載置部を支持しキャスターなどの脚部を介して床面に接する台座と、載置される対象物背面側の台座からせり出すように配置される棚であって、少なくとも台座から最も遠い部分の床面対向部は台座底面より低い場所に位置するように構成されている棚と、を有する薄型ディスプレイ載置台を提供する。
【選択図】図1
Description
本発明は、液晶テレビ等の薄型ディスプレイなどを載置した状態での後方への転倒角を改善する薄型ディスプレイ載置台に関する。
近年、液晶テレビ等の薄型ディスプレイパネルを用いた表示装置は、ディスプレイパネル製造技術の進化、さらに、デジタル放送視聴地域の拡大に伴う高画質の放送コンテンツを大画面で視聴したいというユーザの要望により大型化が進んでいる。また大型化にともなって薄型ディスプレイの重量も増加している。一方、このような大型ディスプレイを載置する載置台では、前述したように大型化し重量の増加した薄型ディスプレイが載置台天板上に置かれる。このため、薄型ディスプレイと載置台の両方を合わせた重心位置は高くなり転倒の可能性が高くなる。よって、薄型ディスプレイを載置台に載置した状態における予期せぬ子供や高齢者などのユーザによる衝突、地震等の予期せぬ振動、さらに載置台の移動等の時においても簡単に転倒しないようにすることが重要になってきた。
ここで、載置台上にあるディスプレイが振動等により転倒しないように、載置台(スタンド)とディスプレイ(テレビジョン)とを後部で固定する発明が特許文献1に開示されている。
特開平9−37191
ここで、大型化した薄型ディスプレイの特徴から、室内の壁際やコーナー部だけでなく、窓際にも設置して視聴される場合が多い。また、ディスプレイを載置台に載置する場合、通常載置台天板の手前や真中ではなく奥側に設置するのが普通である。よって、薄型ディスプレイと載置台との両方を合わせた重心も奥側に位置することになる。また、載置台のリビング等への配置の際や、掃除やメンテナンス等により載置台を移動させる際に載置台底面部にキャスター等が必要である。このため、前述したように、薄型ディスプレイの配置場所により重心が後方に存在することから、薄型ディスプレイ載置台は、そのキャスターを支点として後方に転倒しやすくなる。そして、転倒したディスプレイによる壁や窓の破損、さらには、その転倒によりユーザ自身が怪我をする可能性がある。よって、以上のことから、ユーザの衝突、載置台の移動時、地震等の予期せぬ振動による転倒の危険性を考慮すると、載置台後方の転倒角を改善しなければならない。ここで転倒角とは、傾斜試験等で用いられる安定性を表す指標で、ある物を傾けたとき、その物が転倒する角度である。よって、この数値が大きいほど転倒する可能性が少なくなる。
ここで、従来の載置台の概念の側面図を図15(a)に示す。このように、設置台後方には転倒防止用の構造は特に用意されていないか、もしくは、転倒防止用の構造を持っているとしても図15(b)のようにケーブル収納金具(1503)のような棚を傾きストッパーとしても利用している程度であった。
しかし、前述したように薄型ディスプレイは大型化がますます進んでおり、近年では100インチを超える大型の薄型ディスプレイも市販されてきた。しかるに、図15(b)のケーブル収納金具などを傾きストッパーとして利用した場合であっても、後方への転倒角度を一定の水準に抑えるためにはディスプレイの大きさも制限(例えば32型程度まで)が必要であった。
そこで、上記問題点を解決するために、本件発明では、薄型ディスプレイなどの対象物を前後区別して載置するための載置部と、載置部を支持しキャスターなどの脚部を介して床面に接する台座と、載置される対象物背面側の台座からせり出すように配置される棚であって、少なくとも台座から最も遠い部分の床面対向部は台座底面より低い場所に位置するように構成されている棚と、を有する薄型ディスプレイ載置台を提供する。また、前記棚は台座に対して収納引出自在である薄型ディスプレイ載置台を提供する。また、前記棚は複数の小棚からなり、いずれか一を選択して収納引出自在である薄型ディスプレイ載置台を提供する。また、前記棚は複数種類あり、それぞれが台座に対して着脱自在である薄型ディスプレイ載置台を提供する。また、前記棚の前記台座からみた棚の奥側平面形状は略直角形状である薄型ディスプレイ載置台を提供する。
以上のような構成をとる本発明によって、液晶テレビ等の大型の薄型ディスプレイを載置台に設置した場合、その載置台の後方への転倒角を改善することができる。
以下に、各発明の実施の形態を説明する。なお、本発明はこれら実施の形態に何ら限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲において、種々なる態様で実施しうる。
なお、以下の実施形態と請求項の関係は次の通りである。実施形態1は、主に請求項1などについて説明する。また、実施形態2は、主に請求項2などについて説明する。また、実施形態3は、主に請求項3などについて説明する。また、実施形態4は、主に請求項4などについて説明する。また、実施形態5は、主に請求項5などについて説明する。
<<実施形態1>>
<実施形態1の概要>
本実施形態の載置台は、図1(a)に示すように、例えば大型の薄型ディスプレイを備えたテレビ等(0110)を設置でき、(b)に示すような、載置台後方に配置されているケーブル等を収納する棚(0103)が床面側に脚部(台座から最も遠い部分の床面対向部)(0130)を有し、後方への転倒を防ぐように構成されている。
<実施形態1の概要>
本実施形態の載置台は、図1(a)に示すように、例えば大型の薄型ディスプレイを備えたテレビ等(0110)を設置でき、(b)に示すような、載置台後方に配置されているケーブル等を収納する棚(0103)が床面側に脚部(台座から最も遠い部分の床面対向部)(0130)を有し、後方への転倒を防ぐように構成されている。
<実施形態1の構成>
図2に本実施形態の載置台の構成の一例の側面図を示す。この側面図は図1の載置台を矢印X側から見た図である。本実施形態の載置台(0200)は、載置部(0201)と、台座(0202)と、棚(0203)と、からなる。
図2に本実施形態の載置台の構成の一例の側面図を示す。この側面図は図1の載置台を矢印X側から見た図である。本実施形態の載置台(0200)は、載置部(0201)と、台座(0202)と、棚(0203)と、からなる。
「載置部」(0201)は、薄型ディスプレイ(0210)などの対象物を前後区別して載置するよう構成されている。ここで、「前後区別して載置する」とは、例えば、この載置部に載置される薄型ディスプレイには前面、後面の区別があるためその向きを考慮して載置することである。つまり、薄型ディスプレイなどの対象物の載置状態としては図2に示すように、薄型ディスプレイの前面(A)と後面(B)が図のように載置される。また、載置部の例としては、図2の0201のように、通常のテレビ台が持つような天板であってもよい。また、例えば載置部の別の例としては、図3に示すように薄型ディスプレイ(0310)が背面に壁掛け用の設置機構(0312)を持つ場合、その設置機構が取り付けられるような構成(0313)であってもよい。
「台座」(0202)は、載置部を支持しキャスター(0211)などの脚部を介して床面に接するよう構成されている。ここで、脚部は図4(a)の側面図に示すような、台座に埋め込まれたキャスターであってもよく、(b)に示すような、多方向に移動可能なキャスターであってもよい。また、(c)に示すような略円柱状や(d)に示すようなアジャスター機能が付加したものであってもよい。また、脚部の材質はゴムやプラスチック、金属等であってもよい。
「棚」(0203)は、載置される対象物背面側の台座からせり出すように配置されており、少なくとも台座から最も遠い部分の床面対向部は台座底面より低い場所に位置するように構成されている。ここで、図2の破線部を拡大したものを図5に示す。この図5の側面図を用いて具体的に説明する。この図に示すように、台座(0501)の後方には棚(0502)が配置されている。そして、「台座から最も遠い部分の床面対向部」(0530)は破線で示すように、棚の台座から最も遠い部分が台座の底面(0520)に対して下側に突出している。また、図6に示すように、この台座から最も遠い部分の床面対向部の形状は(a)や(b)のように棚と一体化したものであってもよい。このとき、棚が金属製の場合は製造段階において曲げ型などの変更のみで所望の形状が形成できる利点がある。またさらに、この台座から最も遠い部分の床面対向部は(c)のような略円柱状などでもよく、材質はゴムやプラスチックなどであってもよい。また、(d)のようにこの床面対抗部がアジャスター機能を持ってもよい。またここで、棚はディスプレイやビデオ等の背面に接続されるケーブル類を収納するために用いてもよい。
ここで以下に後方転倒の際の当たり点となる前記台座から最も遠い部分の床面対向部が台座に対し最も遠い部分であることの理由を説明する。従来技術でも説明したように、薄型ディスプレイと載置台が傾いた場合の後方転倒に対する支点は台座にあるキャスターなどの脚部である。よって、この支点からできるだけ遠い距離に、後方転倒の際の当たり点となる前記台座から最も遠い部分の床面対向部が存在すればよい。しかし、薄型ディスプレイを載置する載置台の後方はユーザにとってできるだけ狭い方がよい。なぜなら、折角ディスプレイが薄型化したものの、ディスプレイを載置した載置台の後方のスペースが増加したのでは、ディスプレイ薄型化の意味がなくなってしまうからである。このため、本発明では後方転倒の危険性を改善するため、載置台後方の棚の台座から最も遠い部分の床面対向部を利用しているが、前述した趣旨を考慮すると、載置台後方に伸びる棚の長さは可能な限り短くし、そして、その棚の台座から最も遠い部分の床面対向部が、後方転倒時の当たり点となる必要がある。以上により、本実施形態の棚が有する前述した後方転倒時の当たり点となる床面対向部が台座に対し最も遠い部分である必要性が理解できる。
ここで以下に後方転倒の際の当たり点となる前記台座から最も遠い部分の床面対向部が台座に対し最も遠い部分であることの理由を説明する。従来技術でも説明したように、薄型ディスプレイと載置台が傾いた場合の後方転倒に対する支点は台座にあるキャスターなどの脚部である。よって、この支点からできるだけ遠い距離に、後方転倒の際の当たり点となる前記台座から最も遠い部分の床面対向部が存在すればよい。しかし、薄型ディスプレイを載置する載置台の後方はユーザにとってできるだけ狭い方がよい。なぜなら、折角ディスプレイが薄型化したものの、ディスプレイを載置した載置台の後方のスペースが増加したのでは、ディスプレイ薄型化の意味がなくなってしまうからである。このため、本発明では後方転倒の危険性を改善するため、載置台後方の棚の台座から最も遠い部分の床面対向部を利用しているが、前述した趣旨を考慮すると、載置台後方に伸びる棚の長さは可能な限り短くし、そして、その棚の台座から最も遠い部分の床面対向部が、後方転倒時の当たり点となる必要がある。以上により、本実施形態の棚が有する前述した後方転倒時の当たり点となる床面対向部が台座に対し最も遠い部分である必要性が理解できる。
<実施形態1の効果>
このような実施形態により、本発明の薄型ディスプレイ載置台は、例えはケーブル等の収納棚の一部を床面に伸ばした形状を持つことにより、後方転倒の当たり点を改善することで後方への転倒角を大きくすることができる。
このような実施形態により、本発明の薄型ディスプレイ載置台は、例えはケーブル等の収納棚の一部を床面に伸ばした形状を持つことにより、後方転倒の当たり点を改善することで後方への転倒角を大きくすることができる。
<<実施形態2>>
<実施形態2の概要>
本実施形態は、実施形態1を基本として、前記棚を収納可能とし、その棚の引き出しが自由に行えることを特徴とする薄型ディスプレイ載置台である。
<実施形態2の概要>
本実施形態は、実施形態1を基本として、前記棚を収納可能とし、その棚の引き出しが自由に行えることを特徴とする薄型ディスプレイ載置台である。
<実施形態2の構成>
本実施形態の薄型ディスプレイ載置台は、前記棚が台座に対して収納引出自在であるように構成されている。
本実施形態の薄型ディスプレイ載置台は、前記棚が台座に対して収納引出自在であるように構成されている。
図7に本実施形態における薄型ディスプレイ載置台の構成(後方部のみ)の側面図の一例を示し、同時に収納状態の例も示す。この図に示すように、前記棚(0702)が台座(0703)に対して完全に収納されている状態(A)、大きく引き出されている状態(C)、その中間の状態(B)のようにユーザが棚の引き出しを自由に行うことができる。また、この図では3パターンの引き出し距離を示したが、引き出し距離は任意に決定できるようにしてもよい。また、図7では、棚が台座内部に収納可能である例を示したが、台座の下部に棚がスライドするような機構を有することで、棚の引き出しを可能にしてもよい。
<実施形態2の効果>
このように本実施形態の薄型ディスプレイ載置台が、引き出し自在な棚を持つことにより、薄型ディスプレイ載置台の後方転倒の当たり点をユーザが自由に選択することができる。よって、載置台の設置場所により、引き出し距離に制限がある場合、棚をその制限距離に合わせ引き出すなどの調整ができる。また、薄型ディスプレイの画面サイズがそれほど大型でなく後方転倒の危険性が少ない場合、前記棚の引き出し距離を小さくし、本実施形態の載置台のリビング等への設置可能場所の自由度を高めることができる。
<実施形態2の効果>
このように本実施形態の薄型ディスプレイ載置台が、引き出し自在な棚を持つことにより、薄型ディスプレイ載置台の後方転倒の当たり点をユーザが自由に選択することができる。よって、載置台の設置場所により、引き出し距離に制限がある場合、棚をその制限距離に合わせ引き出すなどの調整ができる。また、薄型ディスプレイの画面サイズがそれほど大型でなく後方転倒の危険性が少ない場合、前記棚の引き出し距離を小さくし、本実施形態の載置台のリビング等への設置可能場所の自由度を高めることができる。
<<実施形態3>>
<実施形態3の概要>
本実施形態は、実施形態1を基本として、前記棚を複数の小棚で構成し、その小棚の引き出しや収納が自由に行えることを特徴とする薄型ディスプレイ載置台である。
<実施形態3の構成>
本実施形態の薄型ディスプレイ載置台は、前記棚は複数の小棚からなり、いずれか一を選択して収納引出自在であるよう構成されている。
<実施形態3の概要>
本実施形態は、実施形態1を基本として、前記棚を複数の小棚で構成し、その小棚の引き出しや収納が自由に行えることを特徴とする薄型ディスプレイ載置台である。
<実施形態3の構成>
本実施形態の薄型ディスプレイ載置台は、前記棚は複数の小棚からなり、いずれか一を選択して収納引出自在であるよう構成されている。
図8に本実施形態における薄型ディスプレイ載置台の構成(後方部のみ)の側面図の一例を示し、同時にその複数の小棚の収納状態の例を示す。まず、図8(a)では、収納引出自在である複数の小棚A、B、Cが台座(0803)に収納されている状態である。次に、(b)では、小棚A、B、Cが重なったまま引き出されている。次に、(c)では、Aの小棚の引き出し距離が固定されたままで、小棚BとCがさらに引き出されている。次に、(d)では、小棚A、Bの引き出し距離が固定されたままで、小棚Cが引き出されている。ここで、図8(a)、(b)、(c)、(d)の状態のそれぞれの上面図を図9(a)、(b)、(c)、(d)に示す。ここで補足であるが、図9の(c)に示すように、小棚Bには、小棚Aの持つ台座から最も遠い部分の床面対向部が小棚Bに遮られずに床面側に出るように空間部(0942)が形成されている。また、小棚Cも同様に小棚A、Bの持つ台座から最も遠い部分の床面対向部が小棚Cに遮られずに床面側に出るように空間部(0943)が形成されている。ここで、図10を用いて小棚B、Cのさらに詳しい説明を行う。図10(a)に小棚B、(b)に小棚Cの上面図、(c)に小棚B、Cを重ねたときの上面図を示す。(a)(b)(c)の破線で示す部分(1072、1073)は小棚Bと小棚Cが有する前記台座から最も遠い部分の床面対向部の透過図である。図10(a)に示すように、小棚B(1062)は小棚Aの持つ前記台座から最も遠い部分の床面対向部が小棚Bに遮られずに床面側に出るように空間部(1042)を有している。また図10(b)に示すように、小棚C(1063)は小棚AおよびBの持つ前記台座から最も遠い部分の床面対向部が小棚Cに遮られずに床面側に出るように空間部(1043)を有している。また、(c)に示すように、小棚Cが空間部を持つことにより、小棚Bが小棚Cの上方へ重ねることができる。さらに、ここでは、図示していないが、小棚Aも同様にして小棚Bの上方に重ねることができる。またここで、図8、図9では、順番に小棚を引き出した状態を示したが、小棚A、Bを引き出さず、小棚Cのみを引き出すこともなども可能で、上述した引き出し方以外のやり方で小棚を引き出してもよい。このようにして本実施形態の薄型ディスプレイ載置台は、ユーザが任意で複数の小棚の引き出し方を選ぶことができる。
<実施形態3の効果>
このように本実施形態の薄型ディスプレイ載置台が、前記棚を複数の小棚で構成し、その小棚の引き出しや収納が自由に行えることで、実施形態2の効果を得られるのに加え、棚が複数一体化構造になることから、後方転倒に備え棚の強度を上げることができる。
このように本実施形態の薄型ディスプレイ載置台が、前記棚を複数の小棚で構成し、その小棚の引き出しや収納が自由に行えることで、実施形態2の効果を得られるのに加え、棚が複数一体化構造になることから、後方転倒に備え棚の強度を上げることができる。
<<実施形態4>>
<実施形態4の概要>
本実施形態は、実施形態1や実施形態3を基本として、前記棚を複数種類用意し、その棚が着脱可能であることを特徴とする薄型ディスプレイ載置台である。
<実施形態4の概要>
本実施形態は、実施形態1や実施形態3を基本として、前記棚を複数種類用意し、その棚が着脱可能であることを特徴とする薄型ディスプレイ載置台である。
<実施形態4の構成>
本実施形態の薄型ディスプレイ載置台は、前記棚は複数種類あり、それぞれが台座に対して着脱自在であるよう構成されている。
本実施形態の薄型ディスプレイ載置台は、前記棚は複数種類あり、それぞれが台座に対して着脱自在であるよう構成されている。
図11に本実施形態における薄型ディスプレイ載置台の構成(後方部のみ)の側面図の一例を示す。この図に示すように、本実施形態の載置台は、例えば大きさ(図では側面図なので引き出し距離のみ記載)の異なる棚(1151、1152、1153)を用意し、それぞれを着脱可能にし、ユーザの好みに応じて交換が可能である。また、図12(a)、(b)、(c)の上面図に示すように、この着脱可能な棚の形状が異なるよう複数用意してもよい。また、実施形態3において説明したような、収納引き出し自在な複数の小棚が、台座から着脱可能であってもよい。
<実施形態4の効果>
このように本実施形態の薄型ディスプレイ載置台が、大きさや形状が異なる棚を着脱可能にすることで、実施形態1などの効果を得つつ、ユーザの好みに応じて棚の大きさや形状をユーザが選択できる。
このように本実施形態の薄型ディスプレイ載置台が、大きさや形状が異なる棚を着脱可能にすることで、実施形態1などの効果を得つつ、ユーザの好みに応じて棚の大きさや形状をユーザが選択できる。
<<実施形態5>>
<実施形態5の概要>
本実施形態は、実施形態1を基本として、前記棚の奥側の形状を略直角形状にすることを特徴とする薄型ディスプレイ載置台である。
<実施形態5の概要>
本実施形態は、実施形態1を基本として、前記棚の奥側の形状を略直角形状にすることを特徴とする薄型ディスプレイ載置台である。
<実施形態5の構成>
本実施形態の薄型ディスプレイ載置台は、前記棚の前記台座からみた棚の奥側平面形状は略直角形状であるように構成されている。
本実施形態の薄型ディスプレイ載置台は、前記棚の前記台座からみた棚の奥側平面形状は略直角形状であるように構成されている。
図13に本実施形態における薄型ディスプレイ載置台の構成(後方部のみ)の上面図の一例を示す。図13に示すように、棚(1303)の後方が略直角形状になっていることで、リビング等の壁のコーナーに載置台を設置する場合、棚の形状を効率よく利用できる。つまり、載置台の棚の後方が略直角形状になっていない場合は、図14に示すように壁のコーナー部分に当たり、本発明の目的である、後方への転倒角(後方転倒の当たり点)の改善が難しい。しかし、図13に示す本実施形態の載置台ではコーナーのデッドゾーンの形状を効率よく利用することができ、棚の有する前記台座から最も遠い部分の床面対向部(1330)(透視図のため破線で示す)の位置を、図14の載置台と比較して、1331の長さ分だけ載置台の後方へ伸ばすことができ、本実施形態の載置台の後方への転倒角(後方転倒の当たり点)を改善できる。
<実施形態5の効果>
このように本実施形態の薄型ディスプレイ載置台が、前記棚の奥側の形状を略直角形状にすることで、壁コーナーの形状を効率よく利用し、後方への転倒角を改善することができる。
このように本実施形態の薄型ディスプレイ載置台が、前記棚の奥側の形状を略直角形状にすることで、壁コーナーの形状を効率よく利用し、後方への転倒角を改善することができる。
0101 載置部
0102 台座
0103 棚
0130 台座から最も遠い部分の床面対向部
0102 台座
0103 棚
0130 台座から最も遠い部分の床面対向部
Claims (5)
- 薄型ディスプレイなどの対象物を前後区別して載置するための載置部と、
載置部を支持しキャスターなどの脚部を介して床面に接する台座と、
載置される対象物背面側の台座からせり出すように配置される棚であって、少なくとも台座から最も遠い部分の床面対向部は台座底面より低い場所に位置するように構成されている棚と、
を有する薄型ディスプレイ載置台。 - 前記棚は台座に対して収納引出自在である請求項1に記載の薄型ディスプレイ載置台。
- 前記棚は複数の小棚からなり、いずれか一を選択して収納引出自在である請求項1に記載の薄型ディスプレイ載置台。
- 前記棚は複数種類あり、それぞれが台座に対して着脱自在である請求項1から3のいずれか一に記載の薄型ディスプレイ載置台。
- 前記棚の前記台座からみた棚の奥側平面形状は略直角形状である請求項1から4のいずれか一に記載の薄型ディスプレイ載置台。
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