JP2008122338A - 電子回路の配線故障検査法とその検査容易化回路 - Google Patents

電子回路の配線故障検査法とその検査容易化回路 Download PDF

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Abstract

【課題】本発明はIC、回路モジュール間の配線をより容易に検査できる電子回路の検査法と検査容易化回路を提供することを目的とする。
【解決手段】本発明での検査容易化回路はIC、回路ブロックを組み合わせて作製する電子回路でIC間、回路ブロック間の配線の検査を容易とするものである。その検査容易化回路は検査時にその配線に静的電流を流すことができるようにするもので、その配線に流した電流に現れる異常で配線を検査しようとするものである。その検査容易化回路を回路に組み込むことで、従来では発見が困難な配線故障の発見が確実に行えるようになるし、故障発生箇所の特定も行えるという特長を持っている。
【選択図】図4

Description

本発明は、ICや回路ブロック間の配線に発生する故障の存在の発見ならびに故障箇所の特定を行う検査法と、その検査を容易とする回路方式に関するものである。
電子回路はプリント配線板にICを半田付けして作られる。半導体製造技術の進歩により、そのIC内には高機能で大規模な回路が実現できるようになっている。また、ICのピン数が増加しピン間隔も狭くなり、プリント配線板との接続に故障が発生した場合、それを発見することが非常に困難となってきた。そのため、ICにバウンダリスキャン回路が組み込まれることが多くなってきた。
また電子回路はSoC(System on Chip)、SiP(System in Package)にみられるように機能回路ブロックをIC内で配線し、1個のICとして作られるようになり、回路ブロック間の配線の検査が重要となってきた。その配線の検査を容易とするためにバウンダリスキャン回路が組み込まれる場合も増えてきた。
回路ブロックとICは機能的には同じもので、回路ブロックをICと、回路ブロックの入出力端子をICの入出力ピンと置き換えても同様なことが成り立つので、以下ではIC間の配線の検査を中心に述べるが、ICを回路ブロックと置き換えた場合も本発明に含まれる。
図1はバウンダリスキャン回路を組み込んだICを用いて作製する回路の一部である。ICの入出力ピンには静電気放電(ESD、Electrio-Static Discharge)でIC内の回路が壊れないように入力保護回路、出力保護回路が組み込まれている。図1にはそれらの保護回路も記載している。一般にその保護回路にはドライバ回路も内蔵されている。
バウンダリスキャン回路はバウンダリスキャンフリップフロップとそれを制御するコントローラから構成されている。バウンダリスキャンフリップフロップはICのピン毎に設けられ、隣り合うもの同士が数珠状に接続され、コントローラからの信号によって一方向にデータをシフトすることができる。IC外部からバウンダリスキャンフリップフロップへ検査データを供給するためのTDI(Test Data Input)ピンと、バウンダリスキャンフリップフロップの記憶値を読み出すためのTDO(Test Data Output)ピンがバウンダリスキャン回路を組み込んだICには余分に設けられている。その上にコントローラ用のTMS(Test Mode Select)信号、TRST(Test Reset)信号、TCK(Test Clock)信号の各信号のピンも設けられている。
バウンダリスキャン回路を内蔵したICで作られた回路では、通常動作時には、コア回路の出力につながるバウンダリスキャンフリップフロップがコア回路からの出力をそのままICの出力ピンに流し、またコア回路の入力につながるバウンダリスキャンフリップフロップは入力ピンからの論理値をそのままコア回路に伝達する。検査時にはICの出力ピンからの論理値が正しく入力されるか調べるために、コア回路からの出力をバウンダリスキャンフリップフロップに転送せず、TDIピンから検査用論理値を入力し数珠状につないだバウンダリスキャンフリップフロップに順に転送し記憶させ、その論理値を出力ピンから出力させる。そしてそのピンに出力した論理値をその出力先となる入力ピンにつながるバウンダリスキャンフリップフロップに読み込ませる。読み込んだ入力論理値は隣のバウンダリスキャンフリップフロップにシフト転送し、TDOピンから読み出し、前段のICから出力された論理値がバウンダリスキャンフリップフロップに正しく読み込まれたか調査し、正しく読み込まれなければ故障と判定する。それら一連の動作の制御はコントローラで行っている。バウンダリスキャン回路を内蔵したICで作られる回路のその検査法は非特許文献1に詳細に述べられている。
IC内にバウンダリスキャン回路を組み込んだ場合、ピン間短絡のような短絡故障は確実に検出できる。それに対し、ピン浮きのような断線故障が発生した場合、故障箇所から入力される論理値がさまざまな要因で変化するため、必ずしも論理値異常が観測されず、その断線故障が見逃される可能性がある。幸いにも、市場への出荷前にはICの機能検査が一般に行われ、その際に何度もIC間の配線に信号が出力され、その入力値が何度も調べられるので、その断線故障が見逃される可能性は低い。しかし、その故障発生箇所を特定する場合にはその信号線から入力される多くの論理値を詳細に調べなくてはならず、多大な解析時間が必要となったり、場合によっては特定が行えない場合がある。回路製造時に故障の発生しやすい箇所は一般に限られるので、故障を含まない製造技術を確立するためにはその故障発生箇所の特定が不可欠であるものの、それは従来手法では困難もしくは不可能であり、大きな問題となっている。
その故障を容易に検出するためにICもしくはICを用いて作られた回路の電源電流を測定し、検査する方法が特許文献1で提案されている。しかしこの方法では微弱な電源電流変化を検出する必要があり、この方法を用いたとしても故障の発見を見逃す可能性が高いし、故障発生箇所の特定が困難である。
特開平11−83952号公報 電子回路の試験方法及び試験装置 坂巻佳壽美著、JTAGテストの基礎と応用、CQ出版社
本発明はIC、回路ブロックを組み合わせて作られる電子回路において、IC間、回路ブロック間の配線に発生した故障の存在を発見する、もしくは故障の発生箇所を特定する検査法とその検査容易化設計法の開発を目的とする。
上記課題を解決するため、本発明による検査法では検査時にIC間、回路ブロック間の配線にICを壊さない程度の大きさの規定量の電流を流し検査する。一般の回路ではその配線に静的電流を流す構造になっていないので、本発明ではその配線に電流を流し配線に発生する故障を検査できるような検査容易化回路を提案する。
ICや回路ブロックを組み合わせて作られる回路のIC間、回路ブロック間に発生する断線故障、短絡故障の存在、故障発生箇所の特定が短時間に行え、故障を含まない回路の製造技術の開発ならびに故障を含まない回路の市場への出荷が安価でかつ短時間で行えるという効果が得られる。
IC間、回路ブロック間の配線に発生する故障を検査容易とするために、スキャン回路がIC内、回路ブロック内に設けられている。本発明ではそのスキャン回路を流用し配線故障の検査容易化を行おうとするものである。
ICを用いて作製する回路ではIC間の配線を検査容易となるようにIC内にはスキャン回路の一つであるバウンダリスキャン回路が組み込まれている。またICの入出力ピンには静電気放電による破壊を防止するためのESD保護回路も挿入される。複数個のICを接続し一つのICとするSiPのような、IC内に回路を実現する場合、その構成要素となるICの入出力部にも同様にESD保護回路が挿入されることが多い。そのESD保護回路では一般にIC間の配線に静的電流が流れないように作られている。本発明では回路の構成要素であるICを検査時にのみそれらの間の配線に静的電流を流せるような構造にし、検査時にその配線に電流を流し故障が発生していないか判定する。
SoCのような回路モジュールを接続し一つのICとして回路を作製する場合においても各モジュール間の配線、ならびに各モジュールの機能を検査するためにスキャン回路が設けられる。その場合、ICを組み合わせて作製する回路の場合と異なり、回路モジュールにESD保護回路が設けられていない場合がある。その場合は回路モジュール間の配線に検査時にのみ静的電流が流せるような回路構造に変更し、ICを組み合わせて作製する回路の検査と同様に検査する。
IC内、回路ブロック内にスキャン回路、ESD保護回路が設けられていない場合も存在する。その場合は設けられている場合と同じ原理で検査できるような回路として作製し検査する。
ICと回路ブロックは機能的には同じものであり、ICを回路ブロックに置き換えても同様な議論が成り立つので、以下でもICを組み合わせて作製する回路に対する検査容易化設計と検査法を中心に述べる。
IC内に内蔵されるESD入力保護回路にはさまざまなものが提案されているが、以下では一般的な3種類のESD保護回路に対する実施例を述べる。また本発明による検査法では必ずしも出力保護回路がなくても検査可能となるが、以下の実施例では出力保護回路を内蔵するICを例として取り上げ本発明の実施例を述べる。
また対象故障は回路の微細化に伴い発生しやすくなっている断線故障と短絡故障を例として述べるが、対象故障はこれらの故障に限らず、その配線に流す電流に異常が現れる欠陥も本発明の対象故障に含まれる。
(実施例1)
図2は入力保護回路と出力保護回路が組み込まれたバウンダリスキャンフリップフロップを内蔵するIC間を接続する場合である。一般にそれらの保護回路とIC内のコア部との間にバウンダリスキャンフリップフロップとドライバ回路が挿入されている。図2ではドライバ回路としてバッファゲートを使った例を示している。
図3は図2のIC♯i+1を本発明での検査法での検査を容易化した回路である。図3は図2のIC♯i+1の入力保護回路でVDD側につながるダイオードのカソードにIC外部から信号を印加できるように検査用ピン16を設け、図2の入力保護回路を図3の検査容易化ESD入力保護回路17に変更し、各ピンの検査容易化ESD入力保護回路を検査用ピン16に接続したものである。通常動作時には、図3の検査容易化ESD入力保護回路に図2のESD入力保護回路のESD保護と同じ働きをさせるために、図3のように検査用ピン16に電源電圧VDDを印加する。
検査時には検査対象ICの検査用ピンを抵抗Rmを介してGNDに接続し、出力ピンにバッファゲートを介してつながるバウンダリスキャンフリップフロップ(以後、「出力バウンダリスキャンフリップフロップ」と呼ぶ)の1個に故障の症状を発生させる入力(以後、「故障励起入力」と呼ぶ)を出力させ、それ以外の出力バウンダリスキャンフリップフロップすべてに故障が発生していても故障の症状を発生させない入力(以後、「故障非励起入力」と呼ぶ)を出力させる。その抵抗Rmは必ずしも抵抗素子でなくてもよく、抵抗素子として振る舞うものであればよい。またRmによりICの内部回路を壊さないように過大な電流が流れるのを防止できる。検査時にその電流でICの内部回路が壊れないならRmを接続せず短絡させ、つまりRm=0Ωとしてもよいが、以下ではRmを接続する場合について述べる。
図4は図3の検査容易化したIC♯i+1のピンeとIC♯iのピンdの間の配線を検査する場合である。ピンdにバッファゲートを介してつながる出力バウンダリスキャンフリップフロップからこの場合の故障励起入力であるHレベルを出力させ、故障非励起入力であるLレベルをそれ以外のフリップフロップから出力させると検査対象配線にIC♯iの電源電圧供給ピンからRmに向かって検査用ピンへの電流経路18に沿って電流が流れる。もしピンdとe間に断線故障が発生するとその電流が流れないという異常が発生する。本発明での検査法では検査用ピンに流れる電流を測定し、その電流に異常があれば故障回路と判定する。
図5は図4のIC♯iのピンdとIC♯i+1のピンe間の配線に断線故障が発生した時のRmを流れる電流Imの波形例である。図5では時刻t2とt3の間、ピンdにつながる出力バウンダリスキャンフリップフロップからのみHレベルが出力され、正常回路では図4の検査用ピンへの電流経路18に沿って電流Imnが流れるようになっている。しかしこの断線故障が発生すると図5のようにその電流が流れないという異常が発生することから、この回路に故障が発生していると判定する。また異常が発生するのが時刻t2とt3の間で、その時間帯ではIC♯iのピンdにのみHレベルが出力されることから、そのピンにつながる配線に断線故障が発生していると、故障の発生箇所も特定する。
図5ではRmに流れる電流の異常はあるしきい値Ithより電流が小さくなるかどうかで判定している。本発明における検査法で、異常と判定するしきい値Ithは完全断線故障の検査をする場合は0Aに近い値に設定すればよい。抵抗付き断線故障まで検査対象に含める場合は、正常回路においてRmに流れる電流Imnより少し小さい値に設定し検査すればよい。
断線故障が発生しRmに流れる電流に異常が発生する場合、その電流はHレベルを出力する出力バウンダリスキャンフリップフロップをもつICの電源電圧供給ピンから供給されるので、そのICの電源電流にも異常が現れる。たとえば図4でピンdとeの間の配線に断線故障が発生しRmに流れる電流に異常が現れると、その電流はIC♯iの電源電圧供給ピンから供給されるので、IC♯iの電源電流にも異常が現れる。それにより回路全体の電源電流、回路の一部である回路ブロックの電源電流にも異常が現れる場合もある。そのためIC♯iの電源電流異常、回路ブロックの電源電流異常、回路全体の電源電流異常により回路を検査してもよい。
図4でRmに電流が流れる際に出力バウンダリスキャンフリップフロップにつながるバッファゲートの入力がHレベルとLレベルの中間の値をとるようにRmを調節することで、IC♯i+1に図4のICの電源電流経路19に沿って電源電流が流れる。この電源電流の異常により検査してもよい。IC♯i+1の電源電流を測定しなくてもその電流はそのICを使って作られた回路の電源電圧供給ピンから供給されるので、回路全体の電源電流や回路の一部分である回路ブロックの電源電流の異常で検査してもよい。
Rmに電流が流れると同時にRmの両端の電圧も変化するため、Rmに流れる電流を測定する代わりにRmの両端の電圧を測定し、その電圧異常で検査してもよい。図5にはRmに流れる電流Imの波形だけでなく、Rmの両端の電圧Vmの波形も示している。図5のようにImと同様にVmにも同様な異常が現れるので、Vmで検査してもよい。
Rmに流れる電流、Rmの両端の電圧、ICの電源電流、回路ブロックの電源電流、回路全体の電源電流の異常としてはその値だけでなく、その波形の異常、その波形に対して信号処理を施し得られる特徴量の異常による検査も本発明に含まれる。以下では説明を簡単にするためにRmに流れる電流の異常で検査する場合は、電流値の異常により検査する場合、つまりあるしきい値との比較で異常を検出する場合についてのみ記述する。
故障箇所の特定を目的とせず、単に故障の発見のみを目的とする場合は、出力バウンダリスキャンフリップフロップの1個のみに故障励起入力(図4の場合はHレベル)を出力させるのでなく、複数個のフリップフロップに出力させてもよい。それによりその故障励起入力を出力する出力ピンにつながる配線もこの検査法で同時に検査することができる。この場合、Rmに流れる電流に異常が現れるような抵抗値のRmを使用すればよい。複数個の配線を同時に検査することで短い検査時間で故障の存在の発見が可能となるため、複数個の出力用バウンダリスキャンフリップフロップに故障励起入力を出力させ検査する場合も本発明に含まれる。
本発明の検査法では配線の断線故障だけでなく別の配線との間に短絡故障が発生した場合も同様に故障の存在の発見と故障箇所の特定も行えるので、短絡故障の検査も本発明に含まれる。図6はピンdとeの間の配線と、隣接するピンfとg間の配線との間に短絡故障が発生した場合である。この場合、IC♯iから流れ出た電流が短絡した配線を経由してIC♯iのGND端子に向かって流れ、Rmには電流が流れない、もしくは、正常時に比べ少ない電流が流れる。本発明での検査法ではRmに現れるこの異常により故障が発生していると判定する。短絡故障が発生するとRmに流れる電流以外に断線故障の場合と同様に正常時と異なる経路で電源電流が流れ、ICの電源電流、回路ブロックの電源電流、回路全体の電源電流にも異常が現れる。そのためそれらの電源電流の異常により故障の存在を発見してもよい。
図7は図6の短絡故障が発生した場合に現れる波形例である。図7では時刻t2からt4の間、出力ピンd、fにつながる出力バウンダリスキャンフリップフロップからHレベルが出力され、Rmに流れる電流が正常時に比べ小さくなる。この異常により故障回路と本検査法では判定する。また明らかに図5の断線故障の場合に比べ短絡故障発生時には電流異常が現れる時間が長くなる。それは断線故障の場合と異なり、短絡故障が発生した信号線に相異なる論理値が出力されている間、Rmに流れる電流に異常が現れ続けるためである。異常が現れるこの時間の違いから発生している故障は短絡故障であると判定でき、さらにその時間内にどの出力バウンダリスキャンフリップフロップから故障励起入力が出力されるかを調べることで短絡故障発生箇所も特定できる。そのため本発明ではそうして短絡故障の存在の発見と短絡故障発生箇所の特定を行ってもよい。図7にはRmの両端の電圧Vmの波形例も示している。そのVmの異常により同様なことが行えるので、Vmで検査してもよい。さらに各IC、回路ブロック、回路全体の電源電流に対しても同様に異常が発生するのでそれらの電源電流で故障の存在の発見と故障発生箇所の特定を行ってもよい。
このように本発明では、Rmに流れる電流、Rmの両端の電圧、ICの電源電流、回路フロックの電源電流、回路全体の電源電流のどれか、もしくはそれらの組み合わせたものに異常が現れれば故障回路と判定する。また本発明では異常が発生する時刻から、どの配線に故障が発生しているか特定する。さらに異常が現れる時間から発生している故障が断線故障か短絡故障か特定する。
(実施例2)
一般にICや回路モジュールを接続して作られる回路では、図3のようにICや回路モジュール間の配線は必ず1対1で接続されるわけでなく、図1のように1本の出力線は複数個の入力線とつながっている。図8はその場合の一例である。このような場合は、図8のようにその配線の出力先のすべてのICの検査用ピンにRmを検査時に接続してもよい。それにより図8の検査用ピンへの電流経路18で各Rmに電流が流れる。各Rmに流れるその電流を測定し、どれかのRmに流れる電流に異常が現れれば故障回路と判定する。また異常がどの時刻で現れたかで、故障発生箇所を特定する。Rmに流れる電流以外にRmの両端の電圧、ICの電源電流、回路ブロックの電源電流、回路全体の電源電流にも異常が故障によって発生するので、それらでRmに流れる電流による検査と同様なことを行ってもよい。
図8ではIC♯i+1、IC♯i+2の検査用ピンにRmを接続しているが、IC♯i+1のみまたはIC♯i+2のみに接続し、それ以外の検査用ピンには図3のように電源電圧VDDを供給してもよいし、未接続としてもよい。その場合はIC♯iと検査用ピンにRmを接続したICとの間の配線しか検査できないが、そうしてもよい。
ICの検査用ピンに検査時に接続するRmはすべてのICに対して同じ値の抵抗値をもつ抵抗でもよいし、各IC毎に異ならせてもよい。またRmは抵抗素子でなくても抵抗素子として振る舞うものであればよく、たとえばトランジスタを抵抗素子として動作させてRmとして使用してもよい。
図9は図8のIC♯iのピンaに断線故障24が発生した場合である。この場合、ピンaにつながる出力バウンダリスキャンフリップフロップからHレベルが出力されたとしても、IC♯i+1とIC♯i+2の両方のRmに電流が流れないという異常が発生する。その異常で故障回路と判定する。この場合、両方のICのRmに電流が流れないので、ピンaにつながる配線でピンb、cへの分岐点までの配線に断線故障が発生していると判定する。またこの時にIC♯iの電源電流が流れないし、IC♯i+1、IC♯i+2の電源電流にも異常が現れる可能性がある。それらの異常により故障と判定してもよい。また回路ブロック、回路全体の電源電流の異常によって故障と判定してもよい。
図10はIC♯i+2のピンcに断線故障24が発生し、IC♯iのピンaにのみHレベルを出力した場合に流れる電流の電流経路である。この場合、IC♯i+2の検査用ピン16につながるRmにのみ電流が流れないという異常が発生するので、故障回路と判定し、さらにIC♯i+2のピンcに断線故障が発生していると判定する。
短絡故障の場合も断線故障の場合と同様に故障の存在の発見と故障箇所の特定を行う。図11はIC♯iのピンaとピンc間に短絡故障23が発生した場合の検査例である。図11ではIC♯iのHレベルを出力するピンからLレベルを出力するピンに向かって電流が流れ、IC♯i+1、IC♯i+2の両方のRmに電流が流れない、もしくは正常時に比べ少なくなるため、故障回路と判定する。図6の場合と同様に、異常が現れる時刻とその時間を調べることで、故障発生箇所とその故障の種類が特定できるので、それらを特定してもよい。また図11のICの電源電流経路は図8のものとは異なり、ICの電源電流、回路ブロックの電源電流、回路全体の電源電流にも異常が現れる。その異常で故障存在の発見、故障箇所の特定、発生故障の種類の特定を行ってもよい。
(実施例3)
図12は各ICの検査用ピンに接続したRmの両端の電圧の異常を検出し検査するための検査回路の一構成例である。図12では各ICにRmを接続した検査用ピンの電圧をマルチプレクサを介して比較器に入力し、その比較器でしきい値Vrefと比較し故障回路か正常回路かを判定している。図12のようにマルチプレクサを用いてもよいが、各ICの検査用ピンにつなぐRmに流れる電流がしきい値Ithより小さいかどうか判定する回路を各ICに接続し検査してもよい。また、図12ではRmに流れる電流でなく、その電流が流れることで生じる各検査用ピンの電圧を測定して検査しているが、各Rmに流れる電流をマルチプレクサと比較器を用いて比較し検査してもよい。
(実施例4)
図13は図3の検査容易化ESD入力保護回路17を内蔵するICを用いて作られた回路の一部である。Rmは図8のように各ICの検査用ピンに接続してもよいが、図13のように複数個のICの検査用ピンを接続し、それにRmを接続してもよい。この場合もRmの両端の電圧、ICの電源電流、回路ブロックの電源電流、回路全体の電源電流によって検査してもよい。ここでは一例としてRmに流れる電流による検査を述べる。
図14は図13の回路でIC♯iのピンaに断線故障24が発生した場合である。この場合、ピンaにつながる出力バウンダリスキャンフリップフロップからのみHレベルを出力しても図14に示すようにRmには電流が流れない。この異常を利用し、故障回路と判定する。
図15は図13の回路のIC♯i+1のピンbに断線故障24が発生した場合である。この場合、図15に示すようにRmに電流は流れる。しかし図13とは電流経路が異なりRmに流れる電流に異常が現れる。この異常を利用し、故障回路と判定する。図16はこの場合に現れる電流Imの波形例とRmの両端の電圧Vmの波形例である。図16の場合はIC♯i+1の検査用ピンには電流が流れないため、正常時に比べRmに流れる電流はImbと少なくなる。Rmの両端の電圧Vmにも同様にVmbと異常が現れる。それら異常によりその断線故障の存在を発見する。
図17は図13の回路のIC♯i+2の入力ピンcに断線故障24が発生した場合である。この場合も図15の場合と同様に、図13と異なる電流経路で電流が流れ、またRmに流れる電流にも異常が現れ、この異常によりこの故障を検出する。ただIC♯i+1のピンbに断線故障が発生した図15の場合も図17の場合とほぼ同じ電流がRmに流れるため、故障箇所の特定は行えない可能性がある。故障箇所の特定を確実に行うために各ICにRmを接続しそれに流れる電流を測定し検査してもよい。
図18は図13の回路で短絡故障23が発生した場合である。この場合、IC♯iのGNDピンに向かって電流が流れ、Rmには電流が流れない、もしくは正常時に比べ小さな電流しか流れない。それらの異常を利用し短絡故障の存在の発見、故障発生箇所の特定を行う。この場合、図6と同様にIC♯iの電源電圧供給ピンに電流が流れ、Rmに流れる電流に異常が現れ、その異常とその異常が現れる時間から、発生している故障が断線故障か短絡故障か特定できるので、そうしてもよい。
(実施例5)
図19は図2のドライバ付きESD入力保護回路14をもつICに対する、図3とは異なる検査容易化ESD入力保護回路17を内蔵させたICで作った回路の検査時の回路である。図19では検査用ピン16にRmを介して検査用電圧Vmを印加している。VmはVDDと同じ電圧でもよいし異ならせてもよいし、Rmの抵抗値は0Ωとしてもよい。検査時には図4の場合と異なり、回路内の1個もしくは複数個の出力バウンダリスキャンフリップフロップから故障励起入力のLレベル、それ以外のフリップフロップからは故障非励起入力のHレベルを出力する。それによりLレベルを出力するフリップフロップがつながる出力ピンにVmから検査用ピンへの電流経路18に沿って電流が流れる。Lレベルを出力する出力ピンにつながる配線に断線故障、短絡故障が発生するとその電流が流れないか、正常時に比べ小さい電流が流れる。その異常により故障の存在を発見する。また故障発生箇所の特定も、発生した故障の種類の特定も、図4の検査容易化回路と同様な方法で行う。
図20は図19の検査容易化ESD入力保護回路17を内蔵したICで作られた回路を通常動作させるときの回路図である。通常動作させる場合はその検査用ピン16をGNDに接続する。
(実施例6)
入力保護回路には図2のドライバ付きESD入力保護回路14以外にさまざまなものがある。図21のドライバ付きESD入力保護回路は図2のものと異なる回路である。
図22、図23は図21のドライバ付きESD入力保護回路14をもつICを検査容易化にし、そのICを用いて作った回路の検査時の回路である。図22は検査用ピン16にRmを介してGND電位を印加するもの、図23はRmを介して電圧Vmを印加するものである。図22、図23には正常時の検査用ピンへの電流経路18、ICの電源電流経路19を示している。これらの回路に対しても図3の検査容易化ESD入力保護回路を内蔵するICを用いて作られた回路と同様にして検査用ピンに流れる電流、ICの電源電流、回路フロックの電源電流、回路全体の電源電流の異常により検査する。
(実施例7)
図24は図2、図21とは異なる入力保護回路をもつICを用いて作られた回路である。図25は図24の入力保護回路を検査容易化とした検査容易化ESD入力保護回路17とそのICを用いて作られた回路の検査時の回路である。図24の入力保護回路ではVDD側に接続されるダイオードが存在しない。この場合の検査容易化回路は図25のように検査用ピン16にRmを介して電圧Vmを印加し、図19と同様な方法で検査する。
(実施例8)
実施例1〜7ではICの入力ピンにつながるESD入力保護回路に対して本発明の検査容易化設計を施した例を示しているが、IC内に回路ブロックを接続して回路を作製する場合、そのESD入力保護回路が回路ブロックの入力部に組み込まれていない場合がある。その場合はダイオードを回路ブロックの入力端子に追加し、実施例1〜7と同様な検査法で検査する。
図26はIC内に回路ブロックを接続して作られる回路の検査時の例である。この場合も回路ブロック毎に検査用ピンを設けてもよい。図26は検査用ピンを1本ですませる場合の例である。
一般にICの外部入力ピンにはESD入力保護回路が設けられている。そのため図26ではその保護回路を図3のように検査容易化した検査容易化ESD入力保護回路17も、入力保護回路が設けられていない回路ブロックを検査容易化した検査容易化入力回路26と共に同一の検査用ピン16に接続している。図26と異なり、検査容易化ESD入力保護回路17と、回路ブロックの入力端子に追加した検査容易化入力回路26と別々に検査用ピンを設けてもよいし、回路ブロック毎に、またいくつかの回路ブロック毎に、検査用ピンを設けてもよい。図26の検査容易化ESD入力保護回路17は図3の検査容易化ESD入力保護回路を使用しているが、図19のものを使用してもよいし、その保護回路は全ての回路ブロックに対し同一のものとしてもよいし、異ならせてもよい。
図26の検査容易化入力回路26はダイオードのカソード側を検査用ピンに接続する図3の検査容易化ESD入力保護回路17に対応するものである。図19の検査容易化ESD入力保護回路17のようにダイオードのアノード側を検査用ピンに接続する検査容易化入力回路としてもよい。また検査容易化入力回路26のダイオードは電流異常を生じさせるものであればよい。たとえば検査容易化入力回路26でダイオードのかわりに高抵抗素子を使ってもよい。
(実施例9)
上記の実施例1〜8ではRmにGND、Vmの時不変信号である直流電圧を印加しているが、正弦波、矩形波形の交流信号のような時変信号を加えてもまったく同様に検査できる。そのためRmに時変信号を印加し検査する場合も本発明に含まれる。
上記の実施例での検査容易化ICのESD対策をさらに強化する場合は検査容易化ESD入力保護回路を検査用ピンに設ければよい。図27は図4の検査用ピン7に図3の検査容易化ESD入力保護回路を使ってESD対策を施した例である。図27では検査用ピンのESD入力保護回路A28と検査用ピンのESD入力保護回路B28を図4に追加したものである。図27では検査用ピンのESD入力保護回路Bはダイオードを使用しているが、それを抵抗に置き換えても同様に検査できるので、そうしてもよい。図28は図19の検査容易化ESD保護回路を内蔵するICのESD対策を強化する場合の例である。この場合も同様に検査用ピンのESD入力保護回路A27と検査用ピンのESD入力保護回路B28を図28のように接続すればよい。それにより検査時には図19と同じ原理で検査できるので、そのようにしてもよい。
図4、図6、図8〜15、図17、図18、図22、図26、図27ではRmにGND電位を印加している。そこでのRmは検査時に検査用ピンに流れる電流を制限しICを壊さないようにする役目もしている。RmにGND電位を印加せずにある直流電位を印加して検査時に検査用ピンに流れる電流を制限してもよい。その場合にはRmは0Ωとしてもよい。
なお本発明の実施の形態を実施例1から実施例9で個別に説明しているが、個々の組み合わせた検査容易化回路も本発明に含まれる。またここでは検査対象回路として論理回路を例として説明しているが、アナログ/ディジタル混在回路の論理回路部の検査容易化回路も本発明に含まれる。
本発明は回路の検査装置の開発につながるもので、産業への利用が大いに期待できる。
バウンダリスキャン回路を内蔵したICを用いて作られる一般的な回路である。 一般的なESD入出力保護回路例である。 図2のESD入力保護回路を検査容易化設計したICに対し、本発明の第1の形態で検査容易化設計したICの通常動作させる場合の回路である。 図3の検査容易化設計ICを用いて作られた正常回路の検査時に流れる電流経路である。 図4の回路でピンdとeの間の配線に断線故障が発生した場合のRmに流れる電流ImとRmの両端の電圧Vmの波形例である。 図3の回路で短絡故障発生時に流れる電流経路である。 図6の回路でRmに流れる電流ImとRmの両端の電圧Vmの波形例である。 IC♯iの出力ピンaが複数個のICにつながる回路の正常回路の検査時に流れるRmに流れる電流の電流経路と電源電流経路である。 図8の回路でIC♯iのピンaに断線故障が発生した回路の検査時のRmに流れる電流の電流経路と電源電流経路である。 図8の回路でIC♯i+2のピンcに断線故障が発生した回路の検査時のRmに流れる電流の電流経路と電源電流経路である。 図8の回路でIC♯iのピンaとピンcに短絡故障が発生した回路の検査時のRmに流れる電流の電流経路と電源電流経路である。 図8の回路に対し本発明の検査法で検査するための検査回路の構成例である。 複数個のICの検査用ピンにRmを接続し正常回路を検査する場合にRmに流れる電流の電流経路である。 図13の回路でIC♯iのピンaに断線故障が発生している回路に対し本発明の検査法で検査する場合にRmには電流が流れないことを示す図である。 図13の回路でIC♯i+1のピンbに断線故障が発生している回路に対し本発明の検査法で検査する場合にRmに流れる電流の電流経路である。 図15の検査時に現れるRmに流れる電流Imとその両端の電圧Vmの波形例である。 図13の回路でIC♯i+2のピンcに断線故障が発生している回路の本発明の検査法で検査する場合にRmに流れる電流の電流経路である。 図13の回路でIC♯iのピンaとcに短絡故障が発生している回路に対し、本発明の検査法で検査する場合の電流経路である。 図3と異なる、図2の入力保護回路に対する検査容易化設計例と、その正常回路の検査時にRmに流れる電流経路と電源電流経路である。 図19の検査容易化設計済み回路を通常動作させる時には検査用ピンをGNDに接続することを示す図である。 図2とは異なる入力保護回路の一例である。 図21の入力保護回路に対する検査容易化設計と、それを施したICを用いて作った回路の正常回路の検査時の電流経路である。 図22とは異なる図21の入力保護回路を持つICの検査容易化設計と、それを施したICを用いて作った回路の正常回路の検査時の電流経路である。 図2、図21とは異なる入力保護回路の一例である。 図24の入力保護回路をもつICの検査容易化設計と、それを施したICを用いて作った回路の正常回路の検査時の電流経路である。 回路ブロック間を接続し回路をIC内に作った回路での検査容易化設計例と、その正常回路において検査時に流れる電流経路である。 図3の検査容易化ESD入力保護回路を設けたICのESD対策を強化したICを用いて作製した回路の検査時の回路と、その正常回路において検査時に流れる電流経路である。 図19の検査容易化ESD入力保護回路を設けたICのESD対策を強化したICを用いて作製した回路と、その正常回路において検査時に流れる電流経路である。
符号の説明
10 バウンダリスキャンフリップフロップ、
11 入力保護回路、
12 出力保護回路、
13 ICのピン、
14 ドライバ付きESD入力保護回路、
15 ドライバ付きESD出力保護回路
16 検査用ピン、
17 検査容易化ESD入力保護回路、
18 検査用ピンへの電流経路、
19 ICの電源電流経路、
20 電圧Vx、
21 電圧Vy、
22 電圧Vz、
23 短絡故障、
24 断線故障、
25 検査結果、
26 検査容易化入力回路

Claims (2)

  1. ICを組み合わせて作製する電子回路に発生する配線故障の存在の発見、故障発生箇所の特定、発生故障の種類の特定をする検査法とその検査を容易とする検査容易化回路。
  2. 回路ブロックを組み合わせてIC内に作製する電子回路に発生する配線故障の存在の発見、故障発生箇所の特定、発生故障の種類の特定をする検査法とその検査を容易とする検査容易化回路。
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