JP2008120049A - 樹脂リング製品の製造金型 - Google Patents

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Abstract

【課題】 従来、この種のリング形状(多重環状)の樹脂リング製品を射出成形で成形するには、キャビティ内に均等に溶融樹脂が注入されず、美麗な成形ができなかった。理由は、例えば、このリングの肉厚が、略1mm程度であって、リングが幾十にも積層されて、リング形状の樹脂製品が製造されている。またリング間の隙間が、略1mm程度となる構造にある。従って、自動成形する成形機はなかった。
【構成】 本発明は、成形機に設置された溶融樹脂生成部と、溶融樹脂生成部に設けた溶融樹脂注入部と、溶融樹脂注入部に連通する注入口を備えた固定金型と、固定金型に対峙し、かつ成形機に移動可能に設けられた可動金型とで構成した樹脂リング製品の製造金型であり、固定・可動金型の表面に、複数本の放射状の湯道と、湯道のノズルの接線方向に、樹脂リング製品用の環状溝を開設した構造である。
【選択図】 図1

Description

本発明は、リング形状の樹脂製品に金具を鋳込み鋳造する樹脂リング製品の製造金型に関する。
従来、この種のリング形状(多重環状でなる形状)の樹脂製品を射出成形で成形するには、キャビティ内に均等に溶融樹脂が注入されず、美麗な成形ができなかった。その最大の理由は、このリングの一条(リング)の肉厚(半径方向の肉厚)が、略1mm程度であって、このリングが幾十にも積層されて、リング形状の樹脂製品が製造されている。そして、このリングの一条間の隙間が、略1mm程度の構造となっている。従って、従来の成形機では、連続的な成形は、困難であった。
前記の理由の他には、従来の車輌用における部品として、この種の大型のリング形状の樹脂製品は、従来は、それ程、必要がなかった。しかし、車種の多様化と、車輌の特異性から、この種の大型のリング形状の樹脂製品が要望される状況となった。
このような社会情勢と、公害及び/又は燃料の高騰化等を引き金として、バッテリー(電気)自動車の要望が多くなり、部品の供給と、部品の低コスト化等が要望されている。
以上のような要望を満足するために、本発明は、樹脂リング製品の製造金型を提供して、自動車業界から要望が多い、部品の供給と、部品の低コスト化を達成することを意図する。
そして、この種の樹脂リング製品の製造金型に関する先行文献の一例を説明するが、原則として、この種の樹脂リング製品の製造金型は見当たらなかったので、関連がある金型に関する先行文献(「1」第二のプレートと第三のプレートとの連結移動及び/又は離間可能とした接離手段、「2」ノズルが、環状溝の接線方向に開口する等の構造)と、射出成形機を挙げる。
文献(1)は、特開平8−57824号の「成形型の造型方法」の発明であり、本発明の接離手段に関連するものである。この発明は、上下型(上下の金型)を、磁石を介して確実、かつ隙間なく嵌合し、かつ位置決めすることで、型組み精度の向上と、鋳造製品の品質の向上等を図ることを意図する。しかし、この発明は、磁石の磁着力を単に利用した位置決め構造であり、また対の磁石を利用して、上下型の連結移動を図る構造ではない。
また文献(2)は、特開平8−229633号の「鋳物砂連続混練装置」の発明であり、本発明のノズルが、環状溝の接線方向に開口する構造に関連するものである。この発明は、添加剤注入口を、混練撹拌羽根の回転方向に向って形成する構造とし、鋳物砂に添加剤を効率的に混練することを意図する。しかし、この発明は、接線方向に向って、添加剤注入口を注入する構造であり、従来の注入方法と本質的に変わらない。またこの発明は、添加剤注入口の先端を、可及的に接線方向に配備する構造でなく、精緻な接線方向への配備を検討した場合には、改良の余地がある。
さらに文献(3)は、特開2005−297528の「射出成形装置および樹脂成型品の成形方法」の発明であり、本発明の全体構造に関連するものである。この発明は、自動車用内装品等の樹脂成型品を製造する射出成形装置において、成形金型と、金型内に連設した射出手段と、金型の型締めを司る型締め手段と、金型・射出手段・型締め手段を収容する真空室と、真空室を真空状態に維持する真空排気手段とで構成し、この金型・射出手段・型締め手段を、真空室内に配設し、この真空下で動作して成型品を成形することを特徴とする。これにより、溶融樹脂の射出圧を低く設定して金型内のキャビティに、空気抵抗なく注入し、すばやく溶融樹脂を行き渡らせること、射出圧を小さくすることで、型締め圧も小さくすることができるので、型締め手段、金型の小型化が可能となること等の特徴がある。しかし、この発明は、真空室に収容した金型・射出手段・型締め手段を、この真空下で動作して成型品を成形する構造であり、使用が限定されること、特定の自動車用内装品等の樹脂成型品の製造に限定されること等の問題点が考えられる。
特開平8−57824号 特開平8−229633号 特開2005−297528
前記文献(1)は、金型の一部の改良で、単に磁着方式の嵌合い関係であり、金型全体を、考慮とした改良でない。従って、金型全体に対する改良と、従来の効果を凌駕する優れた技術の付加も要求されるものと考えられる。
また前記文献(2)は、金型の一部の改良で、単に接線方向に、添加剤注入口を設けた構成であり、金型全体を考慮した改良でない。従って、金型全体に対する改良と、従来の効果を凌駕する優れた金型技術の付加も要求されるものと考えられる。
さらに文献(3)は、特定の条件下(真空下)で成形する方法である。従って、特定の樹脂製品を成形するには、有益である。しかしながら、自動車用内装品等の樹脂成型品においても、汎用性が要求される場合もあるので、改良の余地が考えられる。
上記に鑑み、本発明は、下記の特徴を発揮できる樹脂リング製品の製造金型を提供することを意図する。
「1」 樹脂リング製品であって、このリングの肉厚が略1mm程度で、幾十にも重なり設けられた構造(重畳構造)であっても、提案する樹脂リング製品の製造金型で製造可能であること、
「2」 前記肉厚が略1mm程度で、重畳構造の樹脂リング製品を、正確かつスムーズに成形できる樹脂リング製品の製造金型を提供すること、
「3」 湯道のノズルの先端を、可及的に接線方向に配備する構造とし、前記肉厚が略1mm程度で、重畳構造の樹脂リング製品を、正確かつスムーズに成形すること、
「4」 樹脂リング製品の製造金型の金型本体を八角形状に構成し、この金型本体を金型枠体に嵌合する構造とし、この金型本体の取替えの自由度を図ること、また該金型本体の小型化等を図ることを意図する。
請求項1の発明は、前述の「1」及び「2」に記載の特徴を達成することにある。
請求項1は、成形機に設置された溶融樹脂生成部と、この溶融樹脂生成部に設けた溶融樹脂注入部と、この溶融樹脂注入部に連通する注入口を備えた固定金型と、この固定金型に対峙し、かつ前記成形機に移動可能に設けられた可動金型とで構成した樹脂リング製品の製造金型であって、
前記固定金型の表面に、複数本の放射状の湯道(溶融樹脂道)と、この湯道に連通する樹脂リング製品用の環状溝と、ガイド棒挿入孔とを開設し、
またこの固定金型の内周面に、鋳込み用の金具係止用のピンを繞設し、
前記可動金型を、二枚のリング板を埋設し、かつ、複数本のガイド棒を突設した第一の基板と、この第一の基板に空間をおいて対峙して設けた移動可能な第一のプレート及び第二のプレートと、この第二のプレートに重畳して設けた第三のプレート及び第四のプレートと、この第一のプレート〜第四のプレートを埋設した第二の基板と、この第四のプレートに設けた前記二枚のリング板に達する複数本のリング板押出し用のピンと、前記第一のプレートに設けた前記二枚のリング板に達する複数本の樹脂リング製品押出し用のピンと、前記第二のプレートを押圧するピストンロッドと、この第二のプレートと前記第一のプレートとの間に設けた空間と、前記第一の基板に他端を固止し、前記空間に一端が位置するストップピンと、前記第二のプレートと前記第三のプレートとを連結及び/又は離間可能とした、この第二のプレートと前記第三のプレートに設けた接離手段とで構成し、
また前記可動金型の表面に、複数本の放射状の湯道(溶融樹脂道)と、この湯道に連通する樹脂リング製品用の環状溝とを開設し、
さらに前記可動金型の内周面の表面に、前記鋳込み用の金具係止用のピンが挿入されるピン孔を複数個開設し、
この固定金型と可動金型とで環状のリング部及び/又は前記金具用のキャビティを構成し、このキャビティ内に溶融樹脂を充填する構成とした樹脂リング製品の製造金型である。
請求項2の発明は、請求項1の目的を達成し、またこの目的を達成するのに最適な樹脂リング製品の製造金型であって、そのリング板の構造を提供する。
請求項2は、請求項1に記載の樹脂リング製品の製造金型であって、
前記可動金型の二枚のリング板の間に環状のリング板で形成する環状中子を固止する構成とした樹脂リング製品の製造金型である。
請求項3の発明は、請求項1の目的を達成し、またこの目的を達成するのに最適な樹脂リング製品の製造金型であって、そのノズルの構造を提供すること、及び「3」に記載の特徴を達成することにある。
請求項3は、請求項1に記載の樹脂リング製品の製造金型であって、
前記固定金型及び可動金型の表面に設けた複数本の放射状の湯道(溶融樹脂道)は、先端のノズルを介して樹脂リング製品用の環状溝に連通し、このノズルが、環状溝の接線方向に開口する構成とした樹脂リング製品の製造金型である。
請求項4の発明は、請求項1の目的を達成し、またこの目的を達成するのに最適な樹脂リング製品の製造金型であって、その第二のプレートの構造と、第三のプレートの構造を提供する。
請求項4は、請求項1に記載の樹脂リング製品の製造金型であって、
前記第二のプレートと前記第三のプレートとの連結移動及び/又は離間可能とした接離手段は、この第二のプレートの側面に設けた第一の磁石と、第三のプレートの側面に設けた第二の磁石とで構成し、この第一の磁石と、第二の磁石とを、前記シリンダーのピストンロッドで離間する構成とした樹脂リング製品の製造金型である。
請求項5の発明は、前述の「4」に記載の特徴を達成することにある。
請求項5は、請求項1に記載の樹脂リング製品の製造金型であって、
前記固定金型を、ガイド棒挿入孔を開設した方形状の金型枠体と、この金型枠体に嵌合され、かつ複数本の放射状の湯道(溶融樹脂道)、及びこの湯道に連通する樹脂リング製品用の環状溝、並びにその内周面に繞設した複数本の鋳込み用の金具係止用のピンとでなる八角形状の金型本体と、で構成した樹脂リング製品の製造金型である。
請求項6の発明は、請求項1の目的を達成することにある。
請求項6は、請求項1に記載の樹脂リング製品の製造金型であって、
前記可動金型を、ガイド棒を設けた方形状の金型枠体と、この金型枠体に嵌合され、かつ複数本の放射状の湯道(溶融樹脂道)、及びこの湯道に連通する樹脂リング製品用の環状溝、並びにその内周面に開設した複数本の鋳込み用の金具係止用のピンが挿入される複数のピン孔とでなる八角形状の金型本体と、で構成した樹脂リング製品の製造金型である。
請求項1の発明は、成形機に設置された溶融樹脂生成部と、溶融樹脂生成部に設けた溶融樹脂注入部と、溶融樹脂注入部に連通する注入口を備えた固定金型と、固定金型に対峙し、かつ成形機に移動可能に設けられた可動金型とで構成した樹脂リング製品の製造金型であって、
固定金型の表面に、複数本の放射状の湯道(溶融樹脂道)と、湯道に連通する樹脂リング製品用の環状溝と、ガイド棒挿入孔とを開設し、
また固定金型の内周面に、鋳込み用の金具係止用のピンを繞設し、
可動金型を、二枚のリング板を埋設し、かつ、複数本のガイド棒を突設した第一の基板と、第一の基板に空間をおいて対峙して設けた移動可能な第一のプレート及び第二のプレートと、第二のプレートに重畳して設けた第三のプレート及び第四のプレートと、第一のプレート〜第四のプレートを埋設した第二の基板と、第四のプレートに設けた二枚のリング板に達する複数本のリング板押出し用のピンと、第一のプレートに設けた二枚のリング板に達する複数本の樹脂リング製品押出し用のピンと、第二のプレートを押圧するピストンロッドと、第二のプレートと第一のプレートとの間に設けた空間と、第一の基板に他端を固止し、空間に一端が位置するストップピンと、第二のプレートと第三のプレートとを連結及び/又は離間可能とした、第二のプレートと第三のプレートに設けた接離手段とで構成し、
また可動金型の表面に、複数本の放射状の湯道(溶融樹脂道)と、湯道に連通する樹脂リング製品用の環状溝とを開設し、
さらに可動金型の内周面の表面に、鋳込み用の金具係止用のピンが挿入されるピン孔を複数個開設し、
固定金型と可動金型とで環状のリング部及び/又は金具用のキャビティを構成し、キャビティ内に溶融樹脂を充填する構成とした樹脂リング製品の製造金型である。
従って、請求項1は、下記の特徴を有する。
「1」 樹脂リング製品であって、このリングの肉厚が略1mm程度で、幾十にも重なり設けられた構造(重畳構造)であっても、提案する樹脂リング製品の製造金型を使用することで、製造できる。
「2」 前記肉厚が略1mm程度で、重畳構造の樹脂リング製品を、正確かつスムーズに成形できる樹脂リング製品の製造金型を提供できる。
請求項2の発明は、請求項1の目的を達成でき、またこの目的を達成するのに最適な樹脂リング製品の製造金型であって、そのリング板の構造を提供できる。
請求項2の発明は、請求項1に記載の樹脂リング製品の製造金型であって、
可動金型の二枚のリング板の間に環状のリング板で形成する環状中子を固止する構成とした樹脂リング製品の製造金型である。
従って、請求項2は、請求項1に記載の樹脂リング製品の製造金型であって、
可動金型の二枚のリング板の間に環状のリング板で形成する環状中子を固止する構成とした樹脂リング製品の製造金型である。
請求項3の発明は、請求項1に記載の樹脂リング製品の製造金型であって、
固定金型及び可動金型の表面に設けた複数本の放射状の湯道(溶融樹脂道)は、先端のノズルを介して樹脂リング製品用の環状溝に連通し、ノズルが、環状溝の接線方向に開口する構成とした樹脂リング製品の製造金型である。
従って、請求項3は、請求項1の目的を達成でき、またこの目的を達成するのに最適な樹脂リング製品の製造金型であって、そのノズルの構造を提供できる。さらに、下記の特徴を有する。
「3」 湯道のノズルの先端を、可及的に接線方向に配備する構造とし、前記肉厚が略1mm程度で、重畳構造の樹脂リング製品を、正確かつスムーズに成形できる。
請求項4の発明は、請求項1に記載の樹脂リング製品の製造金型であって、
第二のプレートと第三のプレートとの連結移動及び/又は離間可能とした接離手段は、第二のプレートの側面に設けた第一の磁石と、第三のプレートの側面に設けた第二の磁石とで構成し、第一の磁石と、第二の磁石とを、シリンダーのピストンロッドで離間する構成とした樹脂リング製品の製造金型である。
従って、請求項4は、請求項1の目的を達成できる。またこの目的を達成するのに最適な樹脂リング製品の製造金型であって、その第二のプレートの構造と、第三のプレートの構造を提供できる。
請求項5の発明は、請求項1に記載の樹脂リング製品の製造金型であって、
固定金型を、ガイド棒挿入孔を開設した方形状の金型枠体と、金型枠体に嵌合され、かつ複数本の放射状の湯道(溶融樹脂道)、及び湯道に連通する樹脂リング製品用の環状溝、並びに内周面に繞設した複数本の鋳込み用の金具係止用のピンとでなる八角形状の金型本体と、で構成した樹脂リング製品の製造金型である。
従って、請求項5は、下記の特徴を有する。
「4」 樹脂リング製品の製造金型の金型本体を八角形状に構成し、この金型本体を金型枠体に嵌合する構造とし、この金型本体の取替えの自由度が図れる。また該金型本体の小型化等が図れる。
請求項6の発明は、請求項1に記載の樹脂リング製品の製造金型であって、
可動金型を、ガイド棒を設けた方形状の金型枠体と、金型枠体に嵌合され、かつ複数本の放射状の湯道(溶融樹脂道)、及び湯道に連通する樹脂リング製品用の環状溝、並びに内周面に開設した複数本の鋳込み用の金具係止用のピンが挿入される複数のピン孔とでなる八角形状の金型本体と、で構成した樹脂リング製品の製造金型である。
従って、請求項6は、請求項1の目的を達成できる。
以下、本発明の実施の態様(形態)を説明する。
図1は、固定金型と可動金型との関係を模式的に示した一部欠截の縮尺斜視図、図2は図1の可動金型の正面斜視図、図3−1は固定金型と可動金型との嵌合関係を正面視して模式的に示した断面図、図3−2は固定金型と可動金型との嵌合関係を側面視して模式的に示した断面図、図4−1は固定金型の正面図、図4−2−1は固定金型の金型本体を示した正面図、図4−2−2は固定金型の金型本体の外郭体を模式的に示した縮尺斜視図、図5−1は可動金型の正面図、図5−2−1は可動金型の金型本体を示した正面図、図5−2−2は可動金型の金型本体の外郭体を模式的に示した縮尺斜視図、図5−3−1は可動金型の金型本体に設けられる外側のリング板を示した正面図、図5−3−2は可動金型の金型本体に設けられる外側のリング板の模式的に示した縮尺斜視図、図5−4−1は可動金型の金型本体に設けられる内側のリング板を示した正面図、図5−4−2は可動金型の金型本体に設けられる内側のリング板を模式的に示した縮尺斜視図、図5−5は可動金型の金型本体に設けられる多重リング体の中子を示した正面図、図6は樹脂リング製品の正面図である。
本発明の射出成形機(図示せず、成形機とする)は、溶融樹脂生成部(図示せず)と、この溶融樹脂生成部に設けた溶融樹脂注入部Aと、この溶融樹脂注入部Aに連通する注入口Bを備えた固定金型C(一方金型)と、この可動金型Cに対峙し、かつ前記成形機に移動可能に設けられた可動金型D(他方金型)と、この固定金型Dを支持するホルダEと、このホルダEのガイドとなる複数本の杆体Fと、このホルダEを前進後退するエジェクタ手段、トルグ手段等の型締め・型開き手段(図示せず)とを主構成とする。以下、個別に説明する。
この固定金型Cは、成形機のフレームに固止された固定側の金型枠体1(金型枠体1とする)と、この金型枠体1に嵌合された固定側の金型本体2(金型本体2とする)とで構成される。そして、この金型本体2の表面2Aには、複数本の放射状の湯道200(溶融樹脂道)と、この湯道200に連通する複数条の樹脂リング製品用の環状溝201と膨出部W1とを形成する。そして、前記金型枠体1の表面1Aの内周面1Bには、複数本のガイド棒挿入孔100を開設する。
また前記湯道200は環状溝201に接続されるが、この湯道200の先端は、環状溝201の接線方向に接続されていることから、溶解樹脂が、肉厚の薄い(略1mm程度の一条でなる)環状溝201に確実かつスムーズに注入される。またこの金型枠体1を方形状とし、この方形状の金型枠体1に、八角形状の金型本体2を嵌合する構成を採用することで、例えば、この金型本体2の取替えの容易性、軽量化、メンテナンスの簡易化等を意図する。尚、この湯道200は、前記注入口Bに連通する。
さらに金型本体2の表面2Aの内周面2Bに、前記鋳込み用の金具係止用のピン202を複数本立設する。そして、この金具係止用のピン202に金具3が取付けられるとともに、この金具3は、後述する成形した樹脂リング製品Wの外周面に複数個設けた膨出部W1に鋳込み成形される。
次に、この可動金型Dは、可動側の金型枠体4(金型枠体4とする)と、この金型枠体4に嵌合された可動側の金型本体5(金型本体5とする)とで構成される。そして、この金型本体5の表面5Aには、複数本の放射状の湯道500(溶融樹脂道)と、この湯道500に連通する複数条の樹脂リング製品W用の環状溝501と膨出部W1とを開設する。そして、前記金型枠体4の表面4Aであって、その内周面4Bには、前記固定金型Cの金型枠体1に設けたガイド棒挿入孔100に挿入されるガイド棒400が複数本立設されている。
また前記湯道500は環状溝501に接続されるが、この湯道500の先端は、環状溝501の接線方向に接続されていることから、溶解樹脂が、肉厚の薄い(略1mm程度の一条でなる)環状溝501に確実かつスムーズに注入される。またこの金型枠体1を方形状とし、この方形状の金型枠体4に、八角形状の金型本体5を嵌合する構成を採用することで、例えば、この金型本体5の取替えの容易性、軽量化、メンテナンスの簡易化等を意図する。
そして、この金型本体5は、二枚の環状のリング板7、8を埋設し(二条の凹部がある)、前記金具係止用のピン202が挿入されるピン孔502を表面5Aの内周面5Bに開設した八角形状の第一の基板11と、この第一の基板11に空間12をおいて対峙し設けた移動可能な環状の第一のプレート13A及び第二のプレート13Bと、この第二のプレート13Bに重畳して設けた環状の第三のプレート13C及び第四のプレート13Dと、この第一のプレート〜第四のプレート13A〜13Dを埋設した第二の基板15と、この第四のプレート13Dに設けた前記二枚のリング板7、8に達する複数本のリング板押出し用のピン16、17と、前記第一のプレート13Aに設けた前記二枚のリング板7、8に達する複数本の樹脂リング製品押出し用のピン18、19と、前記第二のプレート13Bを押圧するピストンロッド20と、この第二のプレート13Bと前記第一のプレート13Aとの間に設けた空間21と、前記第一の基板11に他端を固止し、前記空間21に一端が位置するストップピン22と、前記第二のプレート13Bと前記第三のプレート13Cとを連結及び/又は離間可能とした、この第二のプレート13Bと前記第三のプレート13Cに設けた接離手段23とで構成されている。そして、この接離手段23は、第二のプレート13Bと前記第三のプレート13Cに、それぞれ設けた磁石23Aと23Bであり、通電を介して接離する構造と、ピストンロッド20の押圧(伸張)で解除し、またこのピストンロッド20の収縮で磁着する構造、又はフック係合関係の構造等が考えられるが、本発明では、磁石構造とし、構造の簡略化と、確実な接離関係を確保すること等を意図する。図中25は可動金型離形用のピンで、第一の基板11に摺動自在に複数本設けられており、前記ピストンロッド20を介して、前記第二のプレート13Bと第一のプレート13Aが押圧される際に、前進し、固定金型Cからの可動金型Dの離脱を補助する構造である。そして、図示しないが他の可動金型離形用の細いピンが、この可動金型離形用のピン25と連動する構造とすることも可能である。
図中26は前記二枚のリング板7、8間に固止された多重リング体の中子を示しており、この多重リング体の中子26は、固定金型Cと可動金型Dとの嵌合時において、金型本体2の環状溝201と、金型本体5の環状溝501とで形成されるキャビティG内に装着される。
次に本発明の成形方法を説明すると、
図1の固定金型Cと可動金型Dとが開放された状態から、可動金型Dが杆体Fをガイドとして矢印方向に移動する。この移動に伴って、固定金型Cのガイド棒挿入孔100に、可動金型Dのガイド棒400が挿入される。この状態が、図3−1と、図3−2であり、例えば、可動金型離形用のピン25が、固定金型Cの金型本体2に設けた嵌合孔203に嵌入されている。尚、金型本体2の内周面2Bの表面2Aに複数本立設した金具係止用のピン202には、金具3が取付けられている。
この状態において、金型本体2の環状溝201と、金型本体5の環状溝501とで形成されるキャビティGが形成されてあり、このキャビティG内に、湯道200、500を介して溶融樹脂が注入される。この注入時に、この湯道200、500のノズルが、この環状溝201、501の接線方向に向っており、重畳するリング部位に向ってスムーズに注入される構造となっている。
以上のようにして、溶融樹脂を注入し、所定時間を経過し、注入した溶融樹脂が固まった状態となると、可動金型Dが後退し、固定金型Cから離間する。その後、ピストンロッド20が前進し、第四のプレート13Dと第三のプレート13Cを移動し、この第三のプレート13Cが、空間21を縮めるようにして移動するとともに、リング板押出し用のピン16、17が移動し、二枚のリング板7、8を押出す(矢印方向に移動する)。この二枚のリング板7、8の押出しを介して樹脂リング製品Wを第一段階まで押出す。そして、さらにピストンロッド20が前進すると、この第四のプレート13Dと第三のプレート13C及び/又はストップピン22とを介して、この第三のプレート13Cと第二のプレート13Bとを一体化している接離手段23を切離し、この第二のプレート13Bへの拘束を開放し、当該第二のプレート13Bと第一のプレート13Aの移動が可能となる。この第二のプレート13Bと第一のプレート13Aの移動を介して、キャビティG内の樹脂リング製品Wを第二段階まで押出し、この第二段階による押出しで、可動金型Dの金型本体5より樹脂リング製品Wが離脱される。その後、可動金型離形用のピン25が図示しないスプリングの反発力で復帰し、この金型本体5内に収容されるとともに、接離手段23を介して、第二のプレート13Bと第三のプレート13Cが一体化し、この可動金型Dは、最初の状態であって、図1及び図2となる。
この離脱された樹脂リング製品Wを図6に示す。そして、この樹脂リング製品Wのリングの肉厚(半径方向の肉厚)は、略1mm程度である。またこのリング間の隙間が、略1mm程度となる。
図1は、固定金型と可動金型との関係を模式的に示した一部欠截の縮尺斜視図 図2は図1の可動金型の正面斜視図 図3−1は固定金型と可動金型との嵌合関係を正面視して模式的に示した断面図 図3−2は固定金型と可動金型との嵌合関係を側面視して模式的に示した断面図 図4−1は固定金型の正面図 図4−2−1は固定金型の金型本体を示した正面図 図4−2−2は固定金型の金型本体の外郭体を模式的に示した縮尺斜視図 図5−1は可動金型の正面図 図5−2−1は可動金型の金型本体を示した正面図 図5−2−2は可動金型の金型本体の外郭体を模式的に示した縮尺斜視図 図5−3−1は可動金型の金型本体に設けられる外側のリング板を示した正面図 図5−3−2は可動金型の金型本体に設けられる外側のリング板の模式的に示した縮尺斜視図 図5−4−1は可動金型の金型本体に設けられる内側のリング板を示した正面図 図5−4−2は可動金型の金型本体に設けられる内側のリング板の模式的に示した縮尺斜視図 図5−5は可動金型の金型本体に設けられる多重リング体の中子を示した正面図 図6は樹脂リング製品の正面図
符号の説明
A 溶解樹脂注入部
B 注入口
C 固定金型
D 可動金型
E ホルダ
F 杆体
1 金型枠体
1A 表面
1B 内周面
100 ガイド棒挿入孔
2 金型本体
2A 表面
2B 内周面
200 湯道
201 環状溝
202 金具係止用のピン
203 嵌合孔
3 金具
4 金型枠体
4A 表面
4B 内周面
400 ガイド棒
5 金型本体
5A 表面
5B 内周面
500 湯道
501 環状溝
502 ピン孔
7 リング板
8 リング板
11 第一の基板
12 空間
13A 第一のプレート
13B 第二のプレート
13C 第三のプレート
13D 第四のプレート
15 第二の基板
16 リング板押出し用のピン
17 リング板押出し用のピン
18 樹脂リング製品押出し用のピン
19 樹脂リング製品押出し用のピン
20 ピストンロッド
21 空間
22 ストップピン
23 接離手段
23A 磁石
23B 磁石
25 可動金型離形用のピン
26 多重リング体の中子
W 樹脂リング製品
W1 膨出部
G キャビティ

Claims (6)

  1. 成形機に設置された溶融樹脂生成部と、この溶融樹脂生成部に設けた溶融樹脂注入部と、この溶融樹脂注入部に連通する注入口を備えた固定金型と、この固定金型に対峙し、かつ前記成形機に移動可能に設けられた可動金型とで構成した樹脂リング製品の製造金型であって、
    前記固定金型の表面に、複数本の放射状の湯道(溶融樹脂道)と、この湯道に連通する樹脂リング製品用の環状溝と、ガイド棒挿入孔とを開設し、
    またこの固定金型の内周面に、鋳込み用の金具係止用のピンを繞設し、
    前記可動金型を、二枚のリング板を埋設した複数本のガイド棒を突設した第一の基板と、この第一の基板に空間をおいて対峙して設けた移動可能な第一のプレート及び/又は第二のプレートと、この第二のプレートに重畳して設けた第三のプレート及び/又は第四のプレートと、この第一のプレート〜第四のプレートを埋設した第二の基板と、この第四のプレートに設けた前記二枚のリング板に達する複数本のリング板押出し用のピンと、前記第一のプレートに設けた前記二枚のリング板に達する複数本の樹脂リング製品押出し用のピンと、前記第二のプレートを押圧するピストンロッドと、この第二のプレートと前記第一のプレートとの間に設けた空間と、前記第一の基板に他端を固止し、前記空間に一端が位置するストップピンと、前記第二のプレートと前記第三のプレートとを連結及び/又は離間可能とした、この第二のプレートと前記第三のプレートに設けた接離手段とで構成し、
    また前記可動金型の表面に、複数本の放射状の湯道(溶融樹脂道)と、この湯道に連通する樹脂リング製品用の環状溝とを開設し、
    さらに前記可動金型の内周面の表面に、前記鋳込み用の金具係止用のピンが挿入されるピン孔を複数個開設し、
    この固定金型と可動金型とで環状のリング部及び/又は前記金具用のキャビティを構成し、このキャビティ内に溶融樹脂を充填する構成とした樹脂リング製品の製造金型。
  2. 請求項1に記載の樹脂リング製品の製造金型であって、
    前記可動金型の二枚のリング板の間に環状のリング板で形成する環状中子を固止する構成とした樹脂リング製品の製造金型。
  3. 請求項1に記載の樹脂リング製品の製造金型であって、
    前記固定金型及び可動金型の表面に設けた複数本の放射状の湯道(溶融樹脂道)は、先端のノズルを介して樹脂リング製品用の環状溝に連通し、このノズルが、環状溝の接線方向に開口する構成とした樹脂リング製品の製造金型。
  4. 請求項1に記載の樹脂リング製品の製造金型であって、
    前記第二のプレートと前記第三のプレートとの連結移動及び/又は離間可能とした接離手段は、この第二のプレートの側面に設けた第一の磁石と、第三のプレートの側面に設けた第二の磁石とで構成し、この第一の磁石と、第二の磁石とを、前記シリンダーのピストンロッドで離間する構成とした樹脂リング製品の製造金型。
  5. 請求項1に記載の樹脂リング製品の製造金型であって、
    前記固定金型を、ガイド棒挿入孔を開設した方形状の金型枠体と、この金型枠体に嵌合され、かつ複数本の放射状の湯道(溶融樹脂道)、及びこの湯道に連通する樹脂リング製品用の環状溝、並びにその内周面に繞設した複数本の鋳込み用の金具係止用のピンとでなる八角形状の金型本体と、で構成した樹脂リング製品の製造金型。
  6. 請求項1に記載の樹脂リング製品の製造金型であって、
    前記可動金型を、ガイド棒を設けた方形状の金型枠体と、この金型枠体に嵌合され、かつ複数本の放射状の湯道(溶融樹脂道)、及びこの湯道に連通する樹脂リング製品用の環状溝、並びにその内周面に開設した複数本の鋳込み用の金具係止用のピンが挿入される複数のピン孔とでなる八角形状の金型本体と、で構成した樹脂リング製品の製造金型。
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