JP2007331249A - 射出成形金型 - Google Patents

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Abstract

【課題】小型の簡単な構造によってアンダーカット部となるエルボを有するフランジ付きエルボを自動的に生産する。
【解決手段】可動側型3の型開き時、可動側型板18が移動してフランジ付きエルボ100が固定側型板5から離型するとともに、可動側型板18に対してスライドコア17がアンギュラピン6に沿って摺動してエルボから離脱し、型開き終了後、第2突出し板24が第1突出し板21とともに移動し、第1突出しピン201,202、第2突出しピン221乃至223を介してフランジ付きエルボを可動側型板18から離型させるとともに、浮上コア14を摺動させ、さらに、ストップボルト9を介して規制された第1突出し板21に対して第2突出し板24を移動し、第2突出しピン221乃至223を介してフランジ付きエルボにおけるエルボ側と反対のフランジを突き出して浮上コア14の外周面に沿って回動させ、エルボを離脱させる。
【選択図】図4

Description

本発明は、射出成形金型、特に、アンダーカットを有する成形品の成形に適した射出成形金型に関するものである。
一般に、射出成形金型は、固定側型と、固定側型に対して型締め、型開き可能な可動側型とを備え、型締めされた固定側型と可動側型との合わせ面に成形品に対応するキャビティが形成されるものである。そして、キャビティに溶融樹脂を射出充填して固化させることにより、キャビティの形状に対応する成形品を成形することができる。
ところで、図5および図6に示すように、一端に受け口101aが形成されたエルボ101と、エルボ101の他端に設けられたフランジ102からなるフランジ付きエルボ100においては、エルボ101が型開き時にアンダーカットとなる。
このようなアンダーカット部を有する成形品を成形する場合は、通常、(a)置中子を使用して成形品を取り出してから中子を抜く方法、(b)アンダーカット部を突き出して手で横にずらして離型する方法、(c)コアをつぼめる機構による方法、(d)内側スライドコアを使用する方法が採用されている(例えば、非特許文献1参照)
また、エルボを成形する射出成形金型としては、例えば、特許文献1が知られている。
白石順一郎著、「射出成形金型」、第2版、日刊工業新聞社、1992年6月25日、p.286−289 特開2001−219453号公報
しかしながら、前述した(a)方法および(b)方法は、自動化による無人での生産は困難であり、生産性に劣るという欠点がある。また、(c)方法は、比較的大きな形状あるいは機構の性質上、成形品の形状が限定されるという欠点がある。さらに、(d)方法は、流体シリンダなどの部品を別途使用するため、金型が必要以上に大きくなり、金型の製作コストがかさむという欠点がある。
また、特許文献1に記載された射出成形金型においては、構造が複雑となるとともに、直交する2方向からコア型をそれぞれ各別の駆動源を利用して抜き出す必要があり、装置が大型化し、コストがかさむことを避けることができないという欠点がある。
本発明は、このような問題点に鑑みてなされたもので、アンダーカット部となるエルボを有するフランジ付きエルボを自動的に生産することのできる小型で比較的簡単な構造の射出成形金型を提供するものである。
本発明は、一端に受け口が形成されたエルボおよび該エルボの他端に設けられたフランジからなるフランジ付きエルボを成形する射出成形金型であって、設定された傾斜角度のアンギュラピンを設けた固定側型板を備えた固定側型と、固定側型板に対して型開き可能であって、ガイドピンを設けた受板と、受け板に隣接して配設されるとともに、ガイドピンを介して受板と一体に連動され、型開き方向に摺動自在な浮上コアを設けた中間板と、中間板に隣接して配設されるとともに、ガイドピンを介して受板と一体に連動され、アンギュラピンに摺動自在に嵌挿されるとともに、型開き方向と直交する方向に摺動自在なスライドコアをコアとともに設けた可動側型板と、受板に対して移動自在であって、ストップボルトを介して移動量が規制されるとともに、第1突出しピンを設けた第1突出し板と、第1突出し板に隣接して配設され、PLロックを介して第1突出し板との摩擦力が調整されるとともに、第2突出しピンを設けた第2突出し板とを備えた可動側型と、から構成され、前記スライドコアは、フランジ付きエルボにおけるエルボの受け口側の内周側直線部分を含む略一半部の内周面に対応する外周面を有する一方、浮上コアは、スライドコアが対応する部分を除くエルボのフランジ側の略他半部の内周面に対応する外周面を有し、また、第1突出しピンは、浮上コアおよびエルボ側のフランジに臨んで配設され、第2突出しピンは、エルボ側と反対のフランジに臨んで配設され、固定側型に対する可動側型の型締め時、固定側型板と、可動側型板と、可動側型板を貫通する浮上コアと、スライドコアと、コアとによってフランジ付きエルボに対応するキャビティが形成され、可動側型の型開き時、可動側型板が移動してフランジ付きエルボが固定側型板から離型するとともに、可動側型板に対してスライドコアがアンギュラピンにしたがって摺動してフランジ付きエルボにおけるエルボの略一半部から離脱し、型開き終了後、第2突出し板が第1突出し板とともに移動し、第1突出しピンおよび第2突出しピンを介してフランジ付きエルボを可動側型板から離型させるとともに、浮上コアをフランジ付きエルボとともに摺動させ、さらに、可動側型板にストップボルトを介して保持された第1突出し板に対して第2突出し板が摺動し、第2突出しピンを介してフランジ付きエルボのフランジ部分を突き出して浮上コアの外周面に沿って回動させ、フランジ付きエルボにおけるエルボの略他半部を離脱させることを特徴とするものである。
本発明によれば、固定側型の固定側型板と、可動側型のコアおよびスライドコアを設けた可動側型板と、可動側型板を貫通する浮上コアとによって形成されるフランジ付きエルボに対応するキャビティに溶融樹脂を射出充填して固化させた後、可動側型を型開きする。すなわち、受板とともに中間板および可動側型板を固定側型から離れるように移動させることにより、フランジ付きエルボが可動側型板に保持されて固定側型板から離型する。一方、可動側型板の移動に伴ってスライドコアが固定側型板のアンギュラピンに沿って摺動するとともに、可動側型板に対してその移動方向と直交する方向に摺動し、フランジ付きエルボにおけるエルボの受け口側から離脱する。型開き終了後、第2突出し板を押し出せば、PLロックを介して第1突出し板がともに移動することから、第1突出しピンおよび第2突出しピンを介してフランジ付きエルボを突き出して可動側型板から離型させるとともに、フランジ付きエルボの離型に連動して浮上コアを押し出す。なおも、第2突出し板を押し出せば、第1突出し板はストップボルトに係合してそれ以上の移動が規制されることから、第2突出し板に設けられた第2突出しピンがフランジ付きエルボを突き出す。この際、第2突出しピンは、フランジ付きエルボにおけるエルボ側とは反対のフランジを突き出すことから、フランジ付きエルボは、浮上コアの湾曲した外周面に沿って回動し、浮上コアから離脱する。これにより、フランジ付きエルボを取り出すことができる。
この結果、可動側型板にコアとともに固定側型板に設けたアンギュラピンに嵌挿されるスライドコアを可動側型板の移動方向と直交する方向に摺動自在に設ける一方、可動側型板を貫通する浮上コアを中間板に摺動自在に設け、また、第1突出し板の移動を規制するストップボルトを設けるとともに、第1突出し板と第2突出し板を連動するPLロックを設ける比較的簡単な構造によってアンダーカット部となるエルボを有するフランジ付きエルボの射出成形金型を得ることができる。また、可動側型の移動に連動してその移動方向と直交する方向にスライドコアを摺動させてエルボから離脱させるとともに、第1突出し板および第2突出し板の突出しに連動してフランジ付きエルボにおけるエルボを浮上コアから離脱させることから、大きなストロークを必要とせず、金型の小型化を図ることができる。
以上のように本発明によれば、小型で比較的簡単な構造によってアンダーカット部となるエルボを有するフランジ付きエルボを自動的に生産することができる。
以下、本発明の実施の形態を図面を参照しながら説明する。
図1には、本発明の射出成形金型1が示されている。
この射出成形金型1は、図5および図6に示したアンダーカット部となるエルボ101を有するフランジ付きエルボ100を成形するときに用いられるものであり、固定側型2と、該固定側型2に対して左右方向に移動して型締め、型開きを行う可動側型3と、から構成され、固定側型2に対して可動側型3を型締めした際には、両者の合わせ面にフランジ付きエルボ100に対応するキャビティが形成される。
固定側型2は、固定側取付板4と、該固定側取付板4に一体に連結された固定側型板5とから構成され、固定側型板4には、ロケートリング7が設けられるとともに、固定側取付板4および固定側型板5にわたってスプルーブッシュ8が設けられている。また、固定側型板5には、後述するスライドコア17を前後方向(図1の上下方向)に摺動させるアンギュラピン6が設定角度傾斜して固定されている。
可動側型3は、図示しないアクチュエータに連結されるとともに、ストップボルト9を設けた可動側取付板10と、該可動側取付板10にスペーサブロック11を介して一体にボルト連結され、ガイドピン12を設けた受板13と、受板13に隣接して配設されるとともに、ガイドピン12に締まりばめ状態で嵌合され、左右方向に摺動自在な浮上コア14を設けた中間板15と、中間板15に隣接して配設されるとともに、ガイドピン12に締まりばめ状態で嵌合され、コア16を設けるとともに、前後方向に摺動自在なスライドコア17を設けた可動側型板18と、可動側取付板10に対して摺動自在に設けられ、PLロック19を設けるとともに、複数本の第1突出しピン201,202を設けた第1突出し板21と、第1突出し板21に隣接して配設され、複数本の第2突出しピン221,222,223および突出しロッド23を設けた第2突出し板24と、から構成されている。
ここで、スライドコア17は、フランジ付きエルボ100におけるエルボ101の、受け口101aおよび該受け口101aに連続する内周側直線部分を含む略一半部の内周面に対応する外周面を有し、また、浮上コア14は、フランジ付きエルボ100におけるエルボ101の、スライドコア17が対応する部分を除く略他半部の内周面に対応する外周面を有し、固定側型2に対して可動側型3が型締め状態にあるとき、スライドコア17の先端面と浮上コア14の先端面とが面接触するように設定されている。
そして、固定側型2に対して可動側型3が型締め状態にあるとき、固定側型2と可動側型3との合わせ面にフランジ付きエルボ100の形状に対応するキャビティが形成される。すなわち、固定側金型5によってフランジ付きエルボ100におけるエルボ101の外周面およびフランジ102の一面が形成され、スライドコア17および浮上コア14によってアンダーカット部となるエルボ101の内周面が形成され、可動側型板18およびコア16によってフランジ付きエルボ100におけるフランジ102の他面が形成されるものである。
一方、スライドコア17には、アンギュラピン6の傾斜角度に対応する角度と、その直径に対応する穴径のガイド穴17aが形成されており、固定側型2に対して可動側型3が型締め状態にあるとき、アンギュラピン6は、スライドコア17のガイド穴17aに緩やかに嵌挿されている。
また、可動側取付板10に設けられたストップボルト9は、先端に頭部91を有して第1突出し板21に形成された嵌合穴21aに摺動自在に嵌挿されており、可動側取付板10に対して第1突出し板21が移動するとき、第1突出し板21の嵌合穴21aに形成された段部21bがストップボルト9の頭部91に当接し、それ以上の移動が規制されるようになっている。
さらに、第1突出し板21に設けられたPLロック19は、第2突出し板24に形成された嵌合穴24aに締まりばめ状態で嵌合されており、可動側取付板10に対して第2突出し板24が移動するとき、ストップボルト9の頭部91と第1突出し板21における嵌合穴21aの段部21bとが当接するまでの間、第1突出し板21を伴って移動するように摩擦力が調整されている。
ここで、第1突出し板21に設けられた一方の第1突出しピン201は、第2突出し板24、受板13、中間板15、コア16を貫通して、その先端がフランジ付きエルボ100における受け口101側のフランジ102に対応するキャビティに臨んで設けられ、他方の第1突出しピン202は、第2突出し板24、受板13を貫通して、その先端が浮上コア14の基端面に臨んで設けられている。
なお、第1突出し板21に設けられた第1突出しピン201,202は、受板13に締まりばめ状態で嵌合されている。
また、第2突出し板24に設けられた一方の第2突出しピン221は、受板13、中間板15、コア16を貫通して、その先端がフランジ付きエルボ100における受け口101a側とは反対側のフランジ102に対応するキャビティに臨んで設けられ、他方の第2突出しピン222,223は、受板13、中間板15、可動側型板18を貫通して、その先端がスプルーに臨んで設けられている。さらに、第2突出し板24に設けられた突出しロッド23は、可動側取付板10に形成された嵌合穴10aに摺動自在に嵌挿され、型開き時において、図示しないアクチュエータに臨むように設定されている。
次に、このように構成された射出成形金型1の作動について説明する。
図1に示すように、固定側型2に対して可動側型3を型締めした状態で、溶融樹脂をスプルーブッシュ7を経てキャビティに射出充填して固化させた後、可動側型3を型開きする。すなわち、可動側取付板10を図示しないアクチュエータを介して固定側型2から離れる方向に移動させると、可動側取付板10にボルト連結された受板13が移動する。このとき、中間板15および可動側型板18が、受板13のガイドピン12に締まりばめ状態で嵌合されていることにより、受板13は、中間板15および可動側型板18を伴って移動する。また、第1突出し板21に設けた第1突出しピン201,202が、受板13に締まりばめ状態で嵌合されていることにより、第1突出し板21も受板13に連動して移動する。さらに、第1突出し板21が受板13とともに移動すると、第1突出し板21に設けたPLロック19が第2突出し板24の嵌合穴24aに締まりばめ状態で嵌合されていることにより、第1突出し板21は、第2突出し板24を伴って移動する。
可動側型板18が受板13に連動して移動すると、可動側型板18に設けられたスライドコア17も一体に移動することから、スライドコア17を介してフランジ付きエルボ100が固定側型板5から離型する。このとき、スライドコア17の嵌合穴17aには、固定側型板5に設けられたアンギュラピン6が嵌挿されていることにより、固定側型板5から離れる方向にスライドコア17が徐々に移動すると、スライドコア17は、可動側型板18に対してアンギュラピン6の傾斜に沿って図1の下方に摺動する。このように、スライドコア17がアンギュラピン6に沿って摺動し、アンギュラピン6から離脱すると、スライドコア17は、フランジ付きエルボ100における受け口101a側エルボ101から離脱し、エルボ101とのアンダーカット部を解消する。そして、可動側型3がストロークエンドに到達すると、型開きが終了する(図2参照)。
次いで、図示しないアクチュエータを作動し、可動側取付板10の嵌合穴10aを通して突出しロッド23を押し出せば、第2突出し板24が固定側型2に向けて移動する。このとき、第2突出し板24の嵌合穴24aには、第1突出し板21のPLロック19が締まりばめ状態で嵌合されていることにより、第2突出し板24は、第1突出し板21とともに移動する。第2突出し板24および第1突出し板21が同時に移動すると、第2突出し板24および第1突出し板21に設けられた第2突出しピン221,222,223および第1突出しピン201,202もともに移動し、フランジ付きエルボ100およびスプルーを突き出して可動側型板18から離型させる。合わせて、浮上コア14を同調して突き出し、中間板15および可動側型板18に対して固定側型2方向に移動させる(図3参照)。
第2突出し板24および第1突出し板21が一定ストローク移動すると、ストップボルト9の頭部91に第1突出し板21の段部21bが係合し、それ以上の第1突出し板21の移動が規制される。この状態で、なおも突出しロッド23を押し出せば、移動が規制されている第1突出し板21のPLロック19に締まりばめ状態で嵌合穴24aが嵌合されている第2突出し板24は、PLロック19との摩擦力に打ち勝って固定側型2に向かって移動する。したがって、第2突出し板24に設けられた第2突出しピン221,222,223がさらにフランジ付きエルボ100を突き出すことになる。このとき、第2突出しピン221,222,223は、フランジ付きエルボ100におけるエルボ101の受け口101a側とは反対側のフランジ102およびスプルーを突き出すことにより、浮上コア14の、フランジ付きエルボ100におけるエルボ101の内周面に対応する湾曲した外周面に沿ってフランジ付きエルボ100が回動しつつ離脱し、フランジ102側エルボ101とのアンダーカット部を解消する。これにより、フランジ付きエルボ100をロボットを介して、または、自動落下させることにより、取り出すことができる(図4参照)。
一方、可動側型3を型締めする場合は、前述とは逆に、可動側取付板10を固定側型2に接近するように引き込めばよい。すなわち、可動側取付板10を引き込むことにより、受板13、中間板15、可動側型板18が同時に移動する一方、可動側取付板10を介して第1突出し板21を押し出すとともに、第1突出し板21を介して第2突出し板24を押し出す。そして、可動側型板18の移動過程において、スライドコア17の嵌合穴17aにアンギュラピン6が嵌挿されることにより、スライドコア17がアンギュラピン6に沿って元の位置まで摺動する。可動側型板18が固定側型板5に当接すれば、それ以上の移動が阻止され、型締め状態となる(図1参照)。
本発明によれば、小型で比較的簡単な構造であって、アンダーカット部となるエルボを有するフランジ付きエルボの射出成形金型を得ることができることから、フランジ付きエルボを人手を要することなく自動的に生産することが可能となり、生産性の向上を図ることができる。
本発明の射出成形金型の型締め状態を示す断面図である。 図1の射出成形金型の型開き状態を説明する断面図である。 図1の射出成形金型の一段突出し状態を説明する断面図である。 図1の射出成形金型の二段突出し状態を説明する断面図である。 アンダーカット部となるエルボを有するフランジ付きエルボの斜視図である。 図5のフランジ付きエルボの平面図、そのA−A線断面図である。
符号の説明
1 射出成形金型
2 固定側型
3 可動側型
5 固定側型板
6 アンギュラピン
9 ストップボルト
13 受板
14 浮上コア
15 中間板
16 コア
17 スライドコア
18 可動側型板
19 PLロック
201,202 第1突出しピン
21 第1突出し板
221,222,223 第2突出しピン
24 第2突出し板
100 フランジ付きエルボ
101 エルボ(アンダーカット部)
102 フランジ

Claims (1)

  1. 一端に受け口が形成されたエルボおよび該エルボの他端に設けられたフランジからなるフランジ付きエルボを成形する射出成形金型であって、設定された傾斜角度のアンギュラピンを設けた固定側型板を備えた固定側型と、固定側型板に対して型開き可能であって、ガイドピンを設けた受板と、受け板に隣接して配設されるとともに、ガイドピンを介して受板と一体に連動され、型開き方向に摺動自在な浮上コアを設けた中間板と、中間板に隣接して配設されるとともに、ガイドピンを介して受板と一体に連動され、アンギュラピンに摺動自在に嵌挿されるとともに、型開き方向と直交する方向に摺動自在なスライドコアをコアとともに設けた可動側型板と、受板に対して移動自在であって、ストップボルトを介して移動量が規制されるとともに、第1突出しピンを設けた第1突出し板と、第1突出し板に隣接して配設され、PLロックを介して第1突出し板との摩擦力が調整されるとともに、第2突出しピンを設けた第2突出し板とを備えた可動側型と、から構成され、前記スライドコアは、フランジ付きエルボにおけるエルボの受け口側の内周側直線部分を含む略一半部の内周面に対応する外周面を有する一方、浮上コアは、スライドコアが対応する部分を除くエルボのフランジ側の略他半部の内周面に対応する外周面を有し、また、第1突出しピンは、浮上コアおよびエルボ側のフランジに臨んで配設され、第2突出しピンは、エルボ側と反対のフランジに臨んで配設され、固定側型に対する可動側型の型締め時、固定側型板と、可動側型板と、可動側型板を貫通する浮上コアと、スライドコアと、コアとによってフランジ付きエルボに対応するキャビティが形成され、可動側型の型開き時、可動側型板が移動してフランジ付きエルボが固定側型板から離型するとともに、可動側型板に対してスライドコアがアンギュラピンにしたがって摺動してフランジ付きエルボにおけるエルボの略一半部から離脱し、型開き終了後、第2突出し板が第1突出し板とともに移動し、第1突出しピンおよび第2突出しピンを介してフランジ付きエルボを可動側型板から離型させるとともに、浮上コアをフランジ付きエルボとともに摺動させ、さらに、可動側型板にストップボルトを介して保持された第1突出し板に対して第2突出し板が摺動し、第2突出しピンを介してフランジ付きエルボのフランジ部分を突き出して浮上コアの外周面に沿って回動させ、フランジ付きエルボにおけるエルボの略他半部を離脱させることを特徴とする射出成形金型。
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