JP2008117276A - 非接触型データ受送信体 - Google Patents

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Abstract

【課題】水分を含む対象物に直接貼付した状態で、読み取り/書き込みの指向性が広く、かつ、読み取り/書き込みの距離が長い非接触型データ受送信体を提供する。
【解決手段】本発明の非接触型データ受送信体10は、第一基材11と、その一方の面11aにおいて、長手方向の両端部に設けられた接着層12と、この接着層を介して第一基材11に積み重ねられた第二基材13と、第二基材13に設けられたアンテナ15およびICチップ14とを備え、第二基材13のアンテナ15が設けられた部分の一部は、第一基材11上にて折り重ねられたことを特徴とする。
【選択図】図1

Description

本発明は、RFID(Radio Frequency IDentification)用途の情報記録メディアのように、電磁波を媒体とし、非接触状態にて、外部から情報を受信し、また外部に情報を送信できるようにした非接触型データ受送信体に関し、特に、金属に直接貼付して、非接触状態にて、外部から情報を受信し、また外部に情報を送信できるようにした非接触型データ受送信体に関するものである。
非接触型データ受送信体の一例であるICラベルは、基材と、その一方の面に設けられ互いに接続されたアンテナおよびICチップとから構成されるインレットを備えており、情報書込/読出装置からの電磁波を受信すると共振作用によりアンテナに起電力が発生し、この起電力によりICラベル内のICチップが起動し、このICチップ内の情報を信号化し、この信号がICラベルのアンテナから発信される。
ICラベルから発信された信号は、情報書込/読出装置のアンテナで受信され、コントローラーを介してデータ処理装置へ送られ、識別などのデータ処理が行われる(例えば、特許文献1参照)。
特開2001−005936号公報
このICラベルが作動するためには、情報書込/読出装置から発信された電磁波がICラベルのアンテナに十分取り込まれて、ICチップの作動起電力以上の起電力が誘導されなければならない。
しかしながら、ICラベルを棒状の物や、人に適用した場合、取り付け対象となる物や人が水分を含んでいると、ICラベルのアンテナを横切る磁束が減少して誘導起電力が低下するため、ICチップの作動起電力を下回り、ICチップが作動しなくなり、ICラベルにおいて読み取り/書き込みの精度および読み取り/書き込みの距離が低下するという問題があった。
本発明は、前記事情に鑑みてなされたもので、水分を含む対象物に直接貼付した状態で、読み取り/書き込みの指向性が広く、かつ、読み取り/書き込みの距離が長い非接触型データ受送信体を提供することを目的とする。
本発明の非接触型データ受送信体は、第一基材と、該第一基材の一方の面において、少なくともその長手方向の両端部に設けられた接着層と、該接着層を介して前記第一基材に積み重ねられた第二基材と、該第二基材に設けられ互いに接続されたアンテナおよびICチップとを備えた非接触型データ受送信体であって、前記第二基材の前記アンテナが設けられた部分の一部は、前記第一基材上にて折り重ねられたことを特徴とする。
本発明の非接触型データ受送信体は、第一基材と、該第一基材の一方の面において、少なくともその長手方向の両端部に設けられた接着層と、該接着層を介して前記第一基材に積み重ねられた第二基材と、該第二基材に設けられ互いに接続されたアンテナおよびICチップとを備えた非接触型データ受送信体であって、前記第二基材の前記アンテナが設けられた部分の一部は、前記第一基材上にて折り重ねられたので、少なくとも第二基材のアンテナが設けられた部分を、第一基材に対して離間した状態で、対象物に非接触型データ受送信体を固定することができる。その結果、アンテナは、第一基材および第二基材に垂直な方向の指向性を有するようになる。したがって、本発明の非接触型データ受送信体は、水分を含む棒状の対象物に直接貼付した状態で、読み取り/書き込みの指向性が広くなるとともに、読み取り/書き込みの距離が長くなる。
本発明の非接触型データ受送信体の最良の形態について説明する。
なお、この形態は、発明の趣旨をより良く理解させるために具体的に説明するものであり、特に指定のない限り、本発明を限定するものではない。
(1)第一の実施形態
図1は、本発明の非接触型データ受送信体の第一の実施形態を示す概略図であり、(a)は平面図、(b)は(a)のA−A線に沿う断面図である。
図1中、符号10は非接触型データ受送信体、11は第一基材、12は接着層、13は第二基材、14はICチップ、15はアンテナをそれぞれ示している。
この実施形態の非接触型データ受送信体10は、第一基材11と、第一基材11の一方の面11aにおいてその長手方向の両端部に設けられた接着層12と、接着層12を介して第一基材11に積み重ねられた第二基材13と、第二基材13に設けられ互いに接続されたアンテナ15およびICチップ14とから概略構成されている。
また、非接触型データ受送信体10では、第二基材13のアンテナ15が設けられた部分の一部(以下、「折重部」とも言う。)13a,13aは、第一基材11上にて、その厚み方向に3つ折りに折り重ねられている。なお、この折重部13aをなす第一基材11は単に互いに折り重ねられていても、剥離可能かつ再貼付不可能な接着剤を介して互いに接着されていてもよい。
また、ICチップ14およびアンテナ15は第二基材13内に設けられ、ICチップ14は第二基材13の中央部に配され、アンテナ15はICチップ14を中心として第二基材13の両端部側に延びるように配されたダイポールアンテナをなしている。
さらに、第二基材13のICチップ14およびアンテナ15が設けられた部分を、第一基材11に対して離間させた場合、第一基材11とアンテナ15との距離は、アンテナ15が共振する電磁波の波長の4分の1であることが好ましい。
第一基材11および第二基材13としては、少なくとも表層部には、ガラス繊維、アルミナ繊維などの無機繊維からなる織布、不織布、マット、紙などまたはこれらを組み合わせたもの、ポリエステル繊維、ポリアミド繊維などの有機繊維からなる織布、不織布、マット、紙などまたはこれらを組み合わせたものや、あるいはこれらに樹脂ワニスを含浸させて成形した複合基材や、ポリアミド系樹脂基材、ポリエステル系樹脂基材、ポリオレフィン系樹脂基材、ポリイミド系樹脂基材、エチレン−ビニルアルコール共重合体基材、ポリビニルアルコール系樹脂基材、ポリ塩化ビニル系樹脂基材、ポリ塩化ビニリデン系樹脂基材、ポリスチレン系樹脂基材、ポリカーボネート系樹脂基材、アクリロニトリルブタジエンスチレン共重合系樹脂基材、ポリエーテルスルホン系樹脂基材などのプラスチック基材や、あるいはこれらにマット処理、コロナ放電処理、プラズマ処理、紫外線照射処理、電子線照射処理、フレームプラズマ処理、オゾン処理、または各種易接着処理などの表面処理を施したものなどの公知のものから選択して用いられる。これらの中でも、ポリエチレンテレフタレートまたはポリイミドからなる電気絶縁性のフィルムまたはシートが好適に用いられる。
接着層12をなす接着剤としては、公知の剥離不可能な接着剤が用いられる。
ICチップ14としては、特に限定されず、アンテナ15を介して非接触状態にて情報の書き込みおよび読み出しが可能なものであれば、非接触型ICタグや非接触型ICラベル、あるいは非接触型ICカードなどのRFIDメディアに適用可能なものであればいかなるものでも用いられる。
アンテナ15は、第二基材13にポリマー型導電インクを用いて所定のパターン状にスクリーン印刷により形成されてなるものか、もしくは、導電性箔をエッチングしてなるものである。
本発明におけるポリマー型導電インクとしては、例えば、銀粉末、金粉末、白金粉末、アルミニウム粉末、パラジウム粉末、ロジウム粉末、カーボン粉末(カーボンブラック、カーボンナノチューブなど)などの導電微粒子が樹脂組成物に配合されたものが挙げられる。
樹脂組成物として熱硬化型樹脂を用いれば、ポリマー型導電インクは、200℃以下、例えば100〜150℃程度でアンテナ15をなす塗膜を形成することができる熱硬化型となる。アンテナ15をなす塗膜の電気の流れる経路は、塗膜をなす導電微粒子が互いに接触することによる形成され、この塗膜の抵抗値は10-5Ω・cmオーダーである。
また、本発明におけるポリマー型導電インクとしては、熱硬化型の他にも、光硬化型、浸透乾燥型、溶剤揮発型といった公知のものが用いられる。
光硬化型のポリマー型導電インクは、光硬化性樹脂を樹脂組成物に含むものであり、硬化時間が短いので、製造効率を向上させることができる。光硬化型のポリマー型導電インクとしては、例えば、熱可塑性樹脂のみ、あるいは熱可塑性樹脂と架橋性樹脂(特にポリエステルとイソシアネートによる架橋系樹脂など)とのブレンド樹脂組成物に、導電微粒子が60質量%以上配合され、ポリエステル樹脂が10質量%以上配合されたもの、すなわち、溶剤揮発型かあるいは架橋/熱可塑併用型(ただし熱可塑型が50質量%以上である)のものや、熱可塑性樹脂のみ、あるいは熱可塑性樹脂と架橋性樹脂(特にポリエステルとイソシアネートによる架橋系樹脂など)とのブレンド樹脂組成物に、ポリエステル樹脂が10質量%以上配合されたもの、すなわち、架橋型かあるいは架橋/熱可塑併用型のものなどが好適に用いられる。
一方、アンテナ15をなす導電性箔としては、銅箔、銀箔、金箔、白金箔、アルミニウム箔などが挙げられる。
なお、この実施形態では、第一基材11の一方の面11aの長手方向の両端部に接着層12を設けた非接触型データ受送信体10を例示したが、本発明の非接触型データ受送信体はこれに限定されない。本発明の非接触型データ受送信体にあっては、第一基材の一方の面の全面に、接着層が設けられていてもよい。この場合、第二基材13のICチップ14およびアンテナ15が設けられた部分に対向する接着層をなす接着剤としては、剥離可能かつ再貼付不可能な接着剤が用いられる。
また、この実施形態では、第二基材13内にICチップ14およびアンテナ15が設けられた非接触型データ受送信体10を例示したが、本発明の非接触型データ受送信体はこれに限定されない。本発明の非接触型データ受送信体にあっては、ICチップおよびアンテナが第二基材の第一基材と対向する面、あるいは、この対向する面とは反対の面に設けられていてもよい。
また、この実施形態では、第二基材13のアンテナ15が設けられた部分の折重部13a,13aは、第一基材11上にて、その厚み方向に3つ折りに折り重ねられている非接触型データ受送信体10を例示したが、本発明の非接触型データ受送信体はこれに限定されない。本発明の非接触型データ受送信体にあっては、折重部が5つ折り以上の奇数回折り重ねられていてもよい。
さらに、この実施形態では、アンテナ15がICチップ14を中心とするダイポールアンテナである非接触型データ受送信体10を例示したが、本発明の非接触型データ受送信体はこれに限定されない。本発明の非接触型データ受送信体にあっては、アンテナがモノポールアンテナ、コイルアンテナなどであってもよい。
次に、図2を参照して、この実施形態の非接触型データ受送信体の作用について、この非接触型データ受送信体を、水分を含む棒状の対象物に巻き付ける場合を例に挙げて説明する。
図2は、本発明の非接触型データ受送信体の第一の実施形態における使用方法の一例を示す概略断面図である。
まず、図2(b)に示すように、第二基材13のICチップ14およびアンテナ15が設けられた部分を、第一基材11に対して離間させる。
次いで、図2(c)に示すように、対象物(図示略)に対して、第二基材13を外側にして、非接触型データ受送信体10をループ状に巻き回すとともに、接着剤、粘着剤、磁石、スナップ、ボタン、ホチキス、粘着テープなどを用いて、第二基材13の一端部に、第一基材11の他端部を貼付することにより、対象物に非接触型データ受送信体10を巻き付ける。
これにより、第二基材13のICチップ14およびアンテナ15が設けられた部分を、第一基材11に対して離間した状態で、対象物に非接触型データ受送信体10が固定される。そして、アンテナ15は、第一基材11および第二基材13に垂直な方向(図2(c)の矢印方向)の指向性を有するようになる。したがって、この状態にて、非接触型データ受送信体10に情報書込/読出装置のアンテナを対向させると、情報書込/読出装置からの電磁誘導によりアンテナ15に電流が流れる。
そして、アンテナ15を流れる電流がICチップ14に供給されることにより、情報書込/読出装置から、アンテナ15を介してICチップ14に情報が書き込まれ、あるいは、ICチップ14に書き込まれた情報がアンテナ15を介して情報書込/読出装置にて読み出される。
なお、非接触型データ受送信体10の第二基材13のICチップ14およびアンテナ15が設けられた部分を、第一基材11から離間させる距離は特に限定されるものではなく、第二基材13のICチップ14およびアンテナ15が設けられた部分が第一基材11に接していなければ、情報書込/読出装置から、アンテナ15を介してICチップ14に情報を書き込んだり、ICチップ14に書き込まれた情報を、アンテナ15を介して情報書込/読出装置にて読み出したりすることができる。
このように非接触型データ受送信体10は、水分を含む棒状の対象物に直接貼付した状態で、読み取り/書き込みの指向性が広くなるとともに、読み取り/書き込みの距離が長くなる。
(2)第二の実施形態
図3は、本発明の非接触型データ受送信体の第二の実施形態を示す概略断面図である。
この実施形態の非接触型データ受送信体20は、第一基材21と、第一基材21の一方の面21aにおいてその長手方向の両端部に設けられた接着層22と、接着層22を介して第一基材21に積み重ねられた第二基材23と、第二基材23に設けられ互いに接続されたアンテナ25およびICチップ24とから概略構成されている。
この実施形態の非接触型データ受送信体20が、上述の第一の実施形態の非接触型データ受送信体10と異なる点は、ICチップ24は第二基材23の一端部側に配され、アンテナ25はICチップ24を基端として第二基材23の他端部側に延びるように配されたモノポールアンテナをなしている点である。
(3)第三の実施形態
図4は、本発明の非接触型データ受送信体の第三の実施形態を示す概略断面図である。
この実施形態の非接触型データ受送信体30は、第一基材31と、第一基材31の一方の面31aにおいてその長手方向の両端部に設けられた接着層32と、接着層32を介して第一基材31に積み重ねられた第二基材33と、第二基材33に設けられ互いに接続されたアンテナ35およびICチップ34とから概略構成されている。
この実施形態の非接触型データ受送信体30が、上述の第一の実施形態の非接触型データ受送信体10と異なる点は、第二基材33のアンテナ25が設けられた部分の折重部33a,33aは、第一基材31上にて、その長手方向に5つ折りに折り重ねられている点である。
なお、この実施形態では、第二基材33のアンテナ25が設けられた部分の折重部33a,33aが、第一基材31上にて、その長手方向に5つ折りに折り重ねられている非接触型データ受送信体30を例示したが、本発明の非接触型データ受送信体はこれに限定されない。本発明の非接触型データ受送信体にあっては、折重部が3つ折り、あるいは、7つ折り以上の奇数回折り重ねられていてもよい。
(4)第四の実施形態
図5は、本発明の非接触型データ受送信体の第四の実施形態およびその使用方法を示す概略断面図である。
この実施形態の非接触型データ受送信体40は、第一基材41と、第一基材41の一方の面41aにおいてその長手方向の両端部に設けられた接着層42と、接着層42を介して第一基材41に積み重ねられた第二基材43と、第二基材43に設けられ互いに接続されたアンテナ45およびICチップ44とから概略構成されている。
この実施形態の非接触型データ受送信体40が、上述の第一の実施形態の非接触型データ受送信体10と異なる点は、第二基材43のICチップ44が設けられている部分およびその近傍が、第一基材41の一方の面41aに固定されている点である。
この実施形態の非接触型データ受送信体40でも、第二基材43のICチップ44およびアンテナ45が設けられた部分を、第一基材41に対して離間させることができる。
第二基材43のICチップ44およびアンテナ45が設けられた部分を、第一基材41に対して離間させた場合、第一基材41とアンテナ45との距離は、アンテナ45が共振する電磁波の波長の4分の1であることが好ましい。
次に、図5を参照して、この実施形態の非接触型データ受送信体の作用について、この非接触型データ受送信体を、水分を含む棒状の対象物に巻き付ける場合を例に挙げて説明する。
まず、図5(b)に示すように、第二基材43のアンテナ45が設けられた部分を、第一基材41に対して離間させる。
次いで、図5(c)に示すように、対象物(図示略)に対して、第二基材43を外側にして、非接触型データ受送信体40をループ状に巻き回すとともに、接着剤、粘着剤、磁石、スナップ、ボタン、ホチキス、粘着テープなどを用いて、第二基材43の一端部に、第一基材41の他端部を貼付することにより、対象物に非接触型データ受送信体40を巻き付ける。
これにより、第二基材43のアンテナ45が設けられた部分を、第一基材41に対して離間した状態で、対象物に非接触型データ受送信体40が固定される。そして、アンテナ45は、第一基材41および第二基材43に垂直な方向(図5(c)の矢印方向)の指向性を有するようになる。したがって、この状態にて、非接触型データ受送信体40に情報書込/読出装置のアンテナを対向させると、情報書込/読出装置からの電磁誘導によりアンテナ45に電流が流れる。
そして、アンテナ45を流れる電流がICチップ44に供給されることにより、情報書込/読出装置から、アンテナ45を介してICチップ44に情報が書き込まれ、あるいは、ICチップ44に書き込まれた情報がアンテナ45を介して情報書込/読出装置にて読み出される。
なお、非接触型データ受送信体40の第二基材43のアンテナ45が設けられた部分を、第一基材41から離間させる距離は特に限定されるものではなく、第二基材43のアンテナ45が設けられた部分が第一基材41に接していなければ、情報書込/読出装置から、アンテナ45を介してICチップ44に情報を書き込んだり、ICチップ44に書き込まれた情報を、アンテナ45を介して情報書込/読出装置にて読み出したりすることができる。
このように非接触型データ受送信体40は、水分を含む棒状の対象物に直接貼付した状態で、読み取り/書き込みの指向性が広くなるとともに、読み取り/書き込みの距離が長くなる。
本発明の非接触型データ受送信体は、金属物品への貼付だけではなく、電磁波を発する物品への貼付などにも適用できる。
本発明の非接触型データ受送信体の第一の実施形態を示す概略図であり、(a)は平面図、(b)は(a)のA−A線に沿う断面図である。 本発明の非接触型データ受送信体の第一の実施形態における使用方法の一例を示す概略断面図である。 本発明の非接触型データ受送信体の第二の実施形態を示す概略断面図である。 本発明の非接触型データ受送信体の第三の実施形態を示す概略断面図である。 本発明の非接触型データ受送信体の第四の実施形態およびその使用方法を示す概略断面図である。
符号の説明
10,20,30,40・・・非接触型データ受送信体、11,21,31,41・・・第一基材、12,22,32,42・・・接着層、13,23,33,43・・・第二基材、14,24,34,44・・・ICチップ、15,25,35,45・・・アンテナ。

Claims (1)

  1. 第一基材と、該第一基材の一方の面において、少なくともその長手方向の両端部に設けられた接着層と、該接着層を介して前記第一基材に積み重ねられた第二基材と、該第二基材に設けられ互いに接続されたアンテナおよびICチップとを備えた非接触型データ受送信体であって、
    前記第二基材の前記アンテナが設けられた部分の一部は、前記第一基材上にて折り重ねられたことを特徴とする非接触型データ受送信体。

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