JP2010205164A - Rfid型シート - Google Patents
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Abstract
【解決手段】本発明のRFID型シート10は、基材シート11と、その一方の面11aに導電部12を介して設けられた第一のアンテナ部13および第二のアンテナ部14と、第一のアンテナ部13に搭載された第一のICチップ15と、第二のアンテナ部13に搭載された第二のICチップ16と、を備え、第一のアンテナ部13の一端と第二のアンテナ部14の一端とが、導電部12を介して接続され、基材シート11は切取線17を境界として、第一の領域11Aと第二の領域11Bに分離可能であり、切取線17は、第一のアンテナ部13の一端と導電部12との境界線、および、第二のアンテナ部14の一端と導電部12との境界線を通るように設けられたことを特徴とする。
【選択図】図1
Description
従来、非接触型ICメディアの種類が多岐にわたっているが、その中でも、博覧会、展覧会、遊園地などの入場券(チケット)として利用されるRFID型チケットやRFID型シートなどが考案されている(例えば、特許文献1〜3参照)。
なお、この形態は、発明の趣旨をより良く理解させるために具体的に説明するものであり、特に指定のない限り、本発明を限定するものではない。
この実施形態のRFID型シート10は、平面視長方形状であり、基材シート11と、基材シート11の一方の面11aに導電部12を介して隣接して設けられた第一のアンテナ部13および第二のアンテナ部14と、第一のアンテナ部13に搭載された第一のICチップ15と、第二のアンテナ部14に搭載された第二のICチップ16とから概略構成されている。
ここで、基材シートの一方の面11aにおいて、第一のアンテナ部13と第二のアンテナ部14が隣接して設けられているとは、基材シートの一方の面11aにおいて、第一のアンテナ部13と第二のアンテナ部14が重なり合うことなく設けられていることを言う。
第一のアンテナ部13の長さ(全長)は、非接触ICカードなどの非接触ICモジュールに利用できる極超短波帯〈UHF〉やマイクロ波帯の電波帯の周波数(300MHz〜30GHz)の1/2波長に相当する長さとなっている。すなわち、放射素子13A,13Bの長さ(全長)は、1/4波長に相当する長さとなっている。
第二のアンテナ部14の長さ(全長)は、非接触ICカードなどの非接触ICモジュールに利用できる極超短波帯〈UHF〉やマイクロ波帯の電波帯の周波数(300MHz〜30GHz)の1/2波長に相当する長さとなっている。すなわち、放射素子14A,14Bの長さ(全長)は、1/4波長に相当する長さとなっている。
導電部12の長さ(全長)が、第一のアンテナ部13および第二のアンテナ部14の共振周波数によって決定される波長の整数倍であれば、導電部12を介して、第一のアンテナ部13から第二のアンテナ部14にわたる長さが長くなるので、第一のアンテナ部13と第二のアンテナ部14のインピーダンス特性がずれて、第一のアンテナ部13および第二のアンテナ部14は通信不能となる。また、導電部12を介して、第一のアンテナ部13から第二のアンテナ部14にわたる長さも、第一のアンテナ部13および第二のアンテナ部14の共振周波数によって決定される波長の整数倍となるので、第一のアンテナ部13と第二のアンテナ部14の間で電波の干渉が生じて、第一のアンテナ部13および第二のアンテナ部14の利得が低下するから、第一のアンテナ部13および第二のアンテナ部14は通信不能となる。
また、第一の領域11Aに、第一のアンテナ部13および第一のICチップ15が設けられ、第二の領域11Bに、第二のアンテナ部14および第二のICチップ16が設けられている。
また、第一のアンテナ部13は、その長手方向が切取線17に沿うように、基材シート11における第一の領域11Aの一方の面11aに延在している。一方、第二のアンテナ部14は、その短手方向が切取線17に沿うように、基材シート11における第二の領域11Bの一方の面11aに延在している。
RFID型シート10が、博覧会、展覧会、遊園地などの入場券(チケット)、航空機の搭乗券などとして用いられる場合、第一の情報表示部19と第二の情報表示部20には、例えば、それぞれの施設(会場)への入退場に関する印刷情報が設けられる。
また、本発明におけるポリマー型導電インクとしては、熱硬化型の他にも、光硬化型、浸透乾燥型、溶剤揮発型といった公知のものが用いられる。
さらに、導電部12、第一のアンテナ部13および第二のアンテナ部14をなす金属メッキとしては、銅メッキ、銀メッキ、金メッキ、白金メッキなどが挙げられる。
図2は、RFID型シート10の使用方法を示す概略平面図である。
RFID型シート10を入場券または搭乗券として用いる場合、来場者(搭乗者)は入場(搭乗)まで、RFID型シート10を分離せずに所持する。
もしも、使用者が入場(搭乗)前にRFID型シート10を分離した場合には、そのRFID型シート10を無効とする。
なお、RFID型シート10の第一のICチップ15および第二のICチップ16には、あらかじめ来場者(搭乗者)に関する情報(管理情報)が書き込まれている。
同様に、切取線17を境界として、RFID型シート10が、第一の領域11Aと第二の領域11Bに分離されると、図2に示すように、第二の領域11Bでは、第二のアンテナ部14が導電部12から完全に分離されて、その長さ(全長)が、非接触ICカードなどの非接触ICモジュールに利用できる極超短波帯〈UHF〉やマイクロ波帯の電波帯の周波数(300MHz〜30GHz)の1/2波長に相当する長さとなり、ダイポールアンテナとして機能する。
したがって、回収された第一のRFID型シート21から、情報書込/読出装置によって直接に、来場者(搭乗者)に関する情報が読み取られ、その情報が管理されるか、あるいは、係員が情報書込/読出装置を用いて、回収された第一のRFID型シート21から、来場者(搭乗者)に関する情報を読み取り、その情報を管理する。
そこで、来場者(搭乗者)に、入場(搭乗)後も第二のRFID型シート22を用いて、任意に情報の取得や個人情報の登録を行ってもらうことにより、来場者(搭乗者)の行動履歴や趣向などを確認(追跡)することができる。ひいては、より詳細に、来場者(搭乗者)に関する情報を取得し、管理することができる。
なお、来場者(搭乗者)による第二のRFID型シート22を用いた情報の取得や個人情報の登録は、来場者(搭乗者)自身が情報書込/読出装置に第二のRFID型シート22をかざすことなどによって行われるものであり、第三者(例えば、係員)の意志によるものではない。
次いで、基材シート11の一方の面11aに、例えば、ポリマー型導電インクを用いたスクリーン印刷により、所定のパターンの導電部12、第一のアンテナ部13および第二のアンテナ部14を形成する。
ポリマー型導電インクを用いたスクリーン印刷では、切取線17を覆うように、基材シート11の一方の面11aにポリマー型導電インクを塗布し、導電部12、第一のアンテナ部13および第二のアンテナ部14を形成する。
次いで、接着剤を介して、第一のアンテナ部13に第一のICチップ15を実装するとともに、接着剤を介して、第二のアンテナ部14に第二のICチップ16を実装することにより、RFID型シート10を得る。
Claims (2)
- 基材シートと、該基材シートの一方の面に導電部を介して隣接して設けられた第一のアンテナ部および第二のアンテナ部と、前記第一のアンテナ部に搭載された第一のICチップと、前記第二のアンテナ部に搭載された第二のICチップと、を備えたRFID型シートであって、
前記第一のアンテナ部の一端と前記第二のアンテナ部の一端とが、前記導電部を介して接続され、
前記基材シートは切取線を境界として、第一の領域と第二の領域に分離可能となっており、前記第一の領域に前記第一のアンテナ部および前記第一のICチップが設けられ、前記第二の領域に前記第二のアンテナ部および前記第二のICチップが設けられ、
前記切取線は、前記第一のアンテナ部の一端と前記導電部との境界線、および、前記第二のアンテナ部の一端と前記導電部との境界線を通るように設けられたことを特徴とするRFID型シート。 - 前記導電部の長さは、前記第一のアンテナ部および前記第二のアンテナ部の共振周波数によって決定される波長の整数倍であることを特徴とする請求項1に記載のRFID型シート。
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