JP2009093333A - 非接触型データ受送信体 - Google Patents

非接触型データ受送信体 Download PDF

Info

Publication number
JP2009093333A
JP2009093333A JP2007262037A JP2007262037A JP2009093333A JP 2009093333 A JP2009093333 A JP 2009093333A JP 2007262037 A JP2007262037 A JP 2007262037A JP 2007262037 A JP2007262037 A JP 2007262037A JP 2009093333 A JP2009093333 A JP 2009093333A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
protective member
antenna
resin
type data
contact type
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2007262037A
Other languages
English (en)
Inventor
Norihiro Oishi
教博 大石
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toppan Edge Inc
Original Assignee
Toppan Forms Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toppan Forms Co Ltd filed Critical Toppan Forms Co Ltd
Priority to JP2007262037A priority Critical patent/JP2009093333A/ja
Publication of JP2009093333A publication Critical patent/JP2009093333A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Abstract

【課題】柔軟性、耐熱性および耐候性に優れるとともに、アンテナに生じる通信特性の低下を防止した非接触型データ受送信体を提供する
【解決手段】本発明の非接触型データ受送信体10は、ベース基材13とその一方の面13aに設けられ互いに接続されたアンテナ15およびICチップ14とからなるインレット11と、ベース基材13の一方の面13a全面に設けられた保護部材12と、を備え、保護部材12はエラストマーからなり、保護部材12には、多数のマイクロバブル、マイクロナノバブルまたはナノバブルが均一に分散されたことを特徴とする。
【選択図】図1

Description

本発明は、RFID(Radio Frequency IDentification)用途の情報記録メディアのように、電磁波を媒体として外部から情報を受信し、また外部に情報を送信できるようにした非接触型データ受送信体に関し、特に、柔軟性、耐熱性および耐候性に優れるとともに、通信特性に優れる非接触型データ受送信体に関する。
非接触型データ受送信体の一例であるICタグは、基材と、その一方の面に設けられ互いに接続されたアンテナおよびICチップとから構成されるインレットを備えており、13.56MHz帯で使用するICタグは、情報書込/読出装置からの電磁波を受信すると共振作用によりアンテナに起電力が発生し、この起電力によりICタグ内のICチップが起動し、このICチップ内の情報を信号化し、この信号がICタグのアンテナから発信される。
ICタグから発信された信号は、情報書込/読出装置のアンテナで受信され、コントローラーを介してデータ処理装置へ送られ、識別などのデータ処理が行われる。
このようなICタグを耐熱性、耐候性に優れたものとするために、インレットをシリコーン樹脂やポリテトラフルオロエチレン樹脂などの樹脂でモールドして、パッケージ化したICタグが提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2002−24783号公報
しかしながら、数百MHz〜数GHzで通信する電波方式のICタグは、13.56MHz帯の誘導起電力式と異なり、水分や周辺物質の誘電率によって特性が変化し易い。
そのため、インレットを樹脂モールドした数百MHz〜数GHzで通信する電波方式のICタグは、13.56MHz帯のICタグと同様に樹脂などでモールドして使用すると、著しく特性が低下し、これにより出力が低下するという問題があった。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであって、柔軟性、耐熱性および耐候性に優れるとともに、アンテナに生じる通信特性の低下を防止した非接触型データ受送信体を提供することを目的とする。
本発明の非接触型データ受送信体は、ベース基材とその一方の面に設けられ互いに接続されたアンテナおよびICチップとからなるインレットと、少なくとも前記ICチップに対向する位置に設けられた保護部材と、を備えた非接触型データ受送信体であって、前記保護部材はエラストマーからなり、前記保護部材には、多数のマイクロバブル、マイクロナノバブルまたはナノバブルが均一に分散されたことを特徴とする。
本発明の非接触型データ受送信体は、ベース基材とその一方の面に設けられ互いに接続されたアンテナおよびICチップとからなるインレットと、少なくとも前記ベース基材の一方の面全面に設けられた保護部材と、を備えた非接触型データ受送信体であって、前記保護部材はエラストマーからなり、前記保護部材には、多数のマイクロバブル、マイクロナノバブルまたはナノバブルが均一に分散されたことを特徴とする。
本発明の非接触型データ受送信体によれば、ベース基材とその一方の面に設けられ互いに接続されたアンテナおよびICチップとからなるインレットと、少なくとも前記ICチップに対向する位置に設けられた保護部材と、を備え、前記保護部材はエラストマーからなり、前記保護部材には、多数のマイクロバブル、マイクロナノバブルまたはナノバブルが均一に分散されているので、誘電体からなる保護部材によりインレットに対して耐候性、耐熱性、耐薬品性などを付与しながら、保護部材の比誘電率が低くなるから、このような保護部材に覆われたアンテナの通信特性の低下を防止できる。さらに、アンテナと対向する部分に、その多数のマイクロバブル、マイクロナノバブルまたはナノバブルからなる空孔(空間)が形成されているのと同等の構成をなし、保護部材と接するアンテナの面積を擬似的に減らすことができ、アンテナの通信特性の低下を防止できるという相乗効果が得られる。また、本発明の非接触型データ受送信体を高温下に曝しても、保護部材に含まれる極微少気泡は熱膨張することがないので、極微少気泡の熱膨張によるインレットの破壊や変形を防止できる。
本発明の非接触型データ受送信体の最良の形態について説明する。
なお、この形態は、発明の趣旨をより良く理解させるために具体的に説明するものであり、特に指定のない限り、本発明を限定するものではない。
(1)第一の実施形態
図1は、本発明に係る非接触型データ受送信体の第一の実施形態を示す概略図であり、(a)は平面図、(b)は(a)のA−A線に沿う断面図である。
図1中、符号10は非接触型データ受送信体、11はインレット、12は保護部材、13はベース基材、14はICチップ、15はアンテナをそれぞれ示している。
この非接触型データ受送信体10は、インレット11と、このインレット11に重ねられ、ベース基材13の一方の面13a全面に設けられた保護部材12とから概略構成されている。
保護部材12はエラストマーからなり、エラストマーとしては、例えば、ポリカーボネート樹脂、ポリプロピレン樹脂、ポリエチレン樹脂、ポリスチレン樹脂、アクリル樹脂、ポリエステル樹脂、ポリフェレニンサルファイド樹脂、アクリロニトリル−ブタジエン−スチレン共重合体(以下、「ABS」と略す。)樹脂、ポリ塩化ビニル樹脂、ポリウレタン樹脂、フッ素樹脂、シリコーン樹脂などの熱可塑性エラストマーが挙げられる。これらのエラストマーの中でも、耐候性、耐熱性、耐薬品性、柔軟性などに優れ、比誘電率が低い点から、シリコーン樹脂が好ましい。
保護部材12には、多数のマイクロバブル、マイクロナノバブルまたはナノバブルが均一に分散されている。すなわち、保護部材12は、上記のエラストマーを基材(マトリックスリッス)とし、このエラストマーと、エラストマーに均一に分散された多数のマイクロバブル、マイクロナノバブルまたはナノバブルとから構成されている。
ここで、マイクロバブルとは、直径が10μm〜数十μm以下の微少な気泡のことを言う。マイクロナノバブルとは、直径が数百nm〜10μm以下の微少な気泡のことを言う。ナノバブルとは、直径が数百nm以下の微少な気泡のことを言う。これらのマイクロバブル、マイクロナノバブル、ナノバブルは、気泡同士の合体や吸収が起こらず、単一の気泡のまま、すなわち、独立気泡として存在し、しかもその寿命が比較的長いという特徴がある。また、これらは、単位体積当たりの表面積が大きいため、上記の保護部材12に中に分散し易い。
なお、本明細書では、マイクロバブル、マイクロナノバブル、ナノバブルを総称して、極微少気泡と言うこともある。
上記の極微少気泡を構成する気体としては、乾燥空気、窒素ガスなどが用いられる。
また、保護部材12における上記極微少気泡の含有量は、保護部材12に要求される比誘電率や耐熱性などに応じて適宜調整されるが、1体積%以上、50体積%以下が好ましく、1体積%以上、30体積%以下がより好ましい。
保護部材12における上記極微少気泡の含有量は、1体積%以上、50体積%以下が好ましい理由は、極微少気泡の含有量が1体積%未満では、保護部材12の比誘電率を低減する効果が十分に得られず、一方、極微少気泡の含有量が50体積%を超えると、保護部材12が脆くなり機械的強度が低下するおそれがあるからである。
このような極微少気泡を均一に分散させた保護部材12を作製するには、上記のエラストマーと気体を超高速で旋回させることにより、旋回するエラストマーの中心軸部分に旋回気体空洞部を形成させ、この旋回気体空洞部を旋回速度差で切断することにより、エラストマー中に極微少気泡を発生させる。具体的には、エラストマーと気体を毎秒400〜600回転(毎分24000回転〜36000回転)という超高速で旋回させる。このようにして発生させた極微少気泡は、エラストマー中で偏ることなく、それぞれ独立して、均一に分散される。
インレット12は、基材13と、ICチップ14と、アンテナ15とから概略構成されている。また、ICチップ14およびアンテナ15は、基材13の一方の面13aに設けられ、互いに電気的に接続されている。
アンテナ15は、各種導電体からなり、互いに対向し、その対向する側にそれぞれ給電点(ICチップ14と接続している部分)を有する一対の放射素子21,22と、放射素子21,22の給電点近傍を短絡する短絡部23とからなるダイポールアンテナである。
また、放射素子21,22は、その長手方向の形状が蛇行したメアンダ形状(蛇行形状)をなしている。
また、放射素子21,22の給電点とは反対側の端部21a,22aは、放射素子21,22におけるその他の部分よりも幅広に形成されている。
アンテナ15の長手方向における長さは、非接触ICカードなどの非接触ICモジュールに利用できる極超短波帯〈UHF〉やマイクロ波帯の電波帯の周波数(300MHz〜30GHz)の1/2波長に相当する長さとなっている。すなわち、放射素子21,22の長手方向における長さは、1/4波長に相当する長さとなっている。
基材13としては、少なくとも表層部には、ガラス繊維、アルミナ繊維などの無機繊維からなる織布、不織布、マット、紙などまたはこれらを組み合わせたもの、ポリエステル繊維、ポリアミド繊維などの有機繊維からなる織布、不織布、マット、紙などまたはこれらを組み合わせたものや、あるいはこれらに樹脂ワニスを含浸させて成形した複合基材や、ポリアミド系樹脂基材、ポリエステル系樹脂基材、ポリオレフィン系樹脂基材、ポリイミド系樹脂基材、エチレン−ビニルアルコール共重合体基材、ポリビニルアルコール系樹脂基材、ポリ塩化ビニル系樹脂基材、ポリ塩化ビニリデン系樹脂基材、ポリスチレン系樹脂基材、ポリカーボネート系樹脂基材、アクリロニトリルブタジエンスチレン共重合系樹脂基材、ポリエーテルスルホン系樹脂基材などのプラスチック基材や、あるいはこれらにマット処理、コロナ放電処理、プラズマ処理、紫外線照射処理、電子線照射処理、フレームプラズマ処理、オゾン処理、または各種易接着処理などの表面処理を施したものなどの公知のものから選択して用いられる。これらの中でも、ポリエチレンテレフタレートまたはポリイミドからなる電気絶縁性のフィルムまたはシートが好適に用いられる。
ICチップ14としては、特に限定されず、アンテナ15を介して非接触状態にて情報の書き込みおよび読み出しが可能なものであれば、非接触型ICタグや非接触型ICラベル、あるいは非接触型ICカードなどのRFIDメディアに適用可能なものであればいかなるものでも用いられる。
アンテナ15は、基材13の一方の面13aにポリマー型導電インクを用いて所定のパターン状にスクリーン印刷により形成されてなるものか、もしくは、導電性箔をエッチングしてなるもの、金属メッキしてなるものである。
ポリマー型導電インクとしては、例えば、銀粉末、金粉末、白金粉末、アルミニウム粉末、パラジウム粉末、ロジウム粉末、カーボン粉末(カーボンブラック、カーボンナノチューブなど)などの導電微粒子が樹脂組成物に配合されたものが挙げられる。
樹脂組成物として熱硬化型樹脂を用いれば、ポリマー型導電インクは、200℃以下、例えば100〜150℃程度でアンテナ15をなす塗膜を形成することができる熱硬化型となる。アンテナ15をなす塗膜の電気の流れる経路は、塗膜をなす導電微粒子が互いに接触することによる形成され、この塗膜の抵抗値は10-5Ω・cmオーダーである。
また、本発明におけるポリマー型導電インクとしては、熱硬化型の他にも、光硬化型、浸透乾燥型、溶剤揮発型といった公知のものが用いられる。
光硬化型のポリマー型導電インクは、光硬化性樹脂を樹脂組成物に含むものであり、硬化時間が短いので、製造効率を向上させることができる。光硬化型のポリマー型導電インクとしては、例えば、熱可塑性樹脂のみ、あるいは熱可塑性樹脂と架橋性樹脂(特にポリエステルとイソシアネートによる架橋系樹脂など)とのブレンド樹脂組成物に、導電微粒子が60質量%以上配合され、ポリエステル樹脂が10質量%以上配合されたもの、すなわち、溶剤揮発型かあるいは架橋/熱可塑併用型(ただし熱可塑型が50質量%以上である)のものや、熱可塑性樹脂のみ、あるいは熱可塑性樹脂と架橋性樹脂(特にポリエステルとイソシアネートによる架橋系樹脂など)とのブレンド樹脂組成物に、ポリエステル樹脂が10質量%以上配合されたもの、すなわち、架橋型かあるいは架橋/熱可塑併用型のものなどが好適に用いられる。
また、アンテナ15をなす導電性箔としては、銅箔、銀箔、金箔、白金箔、アルミニウム箔などが挙げられる。
さらに、アンテナ15をなす金属メッキとしては、銅メッキ、銀メッキ、金メッキ、白金メッキなどが挙げられる。
この実施形態の非接触型データ受送信体10は、インレット11と、ベース基材13の一方の面13a全面に、アンテナ15を全て覆うように設けられた保護部材12と、を備え、保護部材12はエラストマーからなり、保護部材12には、多数のマイクロバブル、マイクロナノバブルまたはナノバブルが均一に分散されているので、誘電体からなる保護部材12によりインレット11に対して耐候性、耐熱性、耐薬品性などを付与しながら、アンテナ15の通信特性の低下を防止することができる。
すなわち、非接触型データ受送信体10は、保護部材12はエラストマーからなり、保護部材12には、多数の極微少気泡が均一に分散されているので、インレットを樹脂モールドしたICタグよりも軽量化することができるとともに、保護部材12に多数の極微少気泡が分散されていない場合と同等の機械的強度を保ちながら、柔軟性に優れたものとなる。また、非接触型データ受送信体10は、保護部材12に多数の極微少気泡が均一に分散されているので、保護部材12の比誘電率が低くなり、このような保護部材12に覆われているアンテナ15は通信特性が低下しない。さらに、保護部材12に多数の極微少気泡が均一に分散されているので、アンテナ15と対向する部分に、その多数の極微少気泡からなる空孔(空間)が形成されているのと同等の構成をなし、保護部材12と接するアンテナ15の面積を擬似的に減らすことができ、アンテナ15の通信特性の低下を防止できるという相乗効果が得られる。また、非接触型データ受送信体10を高温下に曝しても、保護部材12に含まれる極微少気泡は熱膨張することがないので、極微少気泡の熱膨張によるインレット11の破壊や変形を防止できる。したがって、非接触型データ受送信体10は、耐候性、耐熱性および耐薬品性、並びに、柔軟性に優れるとともに、読み取り/書き込みの精度に優れ、読み取り/書き込みの距離が低下することを防止できる。
なお、この実施形態では、ベース基材13の一方の面13a全面に、アンテナ15を全て覆うように、保護部材12が設けられた非接触型データ受送信体10を例示したが、本発明の非接触型データ受送信体はこれに限定されない。本発明の非接触型データ受送信体にあっては、インレットのベース基材の一方の面において、少なくともICチップに対向する位置に、多数の極微少気泡が均一に分散された保護部材が設けられていればよい。このように、少なくともICチップに対向する位置に、多数の極微少気泡が均一に分散された保護部材が設けられた非接触型データ受送信体は、極微少気泡の熱膨張によるICチップの破損を防止できるとともに、ICチップの耐熱性を向上することができる。
また、この実施形態では、アンテナ15がダイポールアンテナである非接触型データ受送信体10を例示したが、本発明の非接触型データ受送信体はこれに限定されない。本発明の非接触型データ受送信体にあっては、アンテナがモノポールアンテナ、クロスダイポールアンテナなどであってもよい。
(2)第二の実施形態
図2は、本発明に係る非接触型データ受送信体の第二の実施形態を示す概略断面図である。
図2において、図1に示した第一の実施形態の構成要素と同じ構成要素には同一符号を付して、その説明を省略する。
この実施形態の非接触型データ受送信体20は、インレット11と、このインレット11の表面全面を覆い、ベース基材13の一方の面13a全面および他方の面13b全面に設けられた保護部材21とから概略構成されている。
保護部材21は、上記の保護部材12と同様のエラストマーからなり、保護部材12と同様に多数のマイクロバブル、マイクロナノバブルまたはナノバブルが均一に分散されている。
この実施形態の非接触型データ受送信体20は、インレット11の表面全面を覆うように、多数の極微少気泡が均一に分散された保護部材21が設けられているので、より耐候性、耐熱性および耐薬品性、並びに、柔軟性に優れるとともに、アンテナ15の通信特性の低下を防止することができる。
(3)第三の実施形態
図3は、本発明に係る非接触型データ受送信体の第三の実施形態を示す概略断面図である。
図3において、図1に示した第一の実施形態、および、図2に示した第二の実施形態の構成要素と同じ構成要素には同一符号を付して、その説明を省略する。
この実施形態の非接触型データ受送信体30は、インレット11と、このインレット11の表面全面を覆い、ベース基材13の一方の面13a全面および他方の面13b全面に設けられた保護部材21と、保護部材21の表面全面を覆い、第一部材32と第二部材33とからなる被覆材31とから概略構成されている。
被覆材31は、上記の保護部材12と同様のエラストマーからなる。
この実施形態の非接触型データ受送信体30は、上記の非接触型データ受送信体20の保護部材21の表面全面を覆うように、被覆材31が設けられているので、より耐候性、耐熱性および耐薬品性に優れている。
なお、本発明の非接触型データ受送信体にあっては、インレットのアンテナ形状は限定されず、如何なる形状であってもよい。
本発明の非接触型データ受送信体は、非金属物質の他に、金属物品や水分を含む物品へ直接貼付する用途に適用できる。
本発明に係る非接触型データ受送信体の一実施形態を示す概略図であり、(a)は平面図、(b)は(a)のA−A線に沿う断面図である。 本発明に係る非接触型データ受送信体の第二の実施形態を示す概略断面図である。 本発明に係る非接触型データ受送信体の第三の実施形態を示す概略断面図である。
符号の説明
10,20,30・・・非接触型データ受送信体、11・・・インレット、12,21・・・保護部材、13・・・基材、14・・・ICチップ、15・・・アンテナ、31・・・被覆材、32・・・第一部材、33・・・第二部材。

Claims (2)

  1. ベース基材とその一方の面に設けられ互いに接続されたアンテナおよびICチップとからなるインレットと、少なくとも前記ICチップに対向する位置に設けられた保護部材と、を備えた非接触型データ受送信体であって、
    前記保護部材はエラストマーからなり、前記保護部材には、多数のマイクロバブル、マイクロナノバブルまたはナノバブルが均一に分散されたことを特徴とする非接触型データ受送信体。
  2. ベース基材とその一方の面に設けられ互いに接続されたアンテナおよびICチップとからなるインレットと、少なくとも前記ベース基材の一方の面全面に設けられた保護部材と、を備えた非接触型データ受送信体であって、
    前記保護部材はエラストマーからなり、前記保護部材には、多数のマイクロバブル、マイクロナノバブルまたはナノバブルが均一に分散されたことを特徴とする非接触型データ受送信体。

JP2007262037A 2007-10-05 2007-10-05 非接触型データ受送信体 Pending JP2009093333A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007262037A JP2009093333A (ja) 2007-10-05 2007-10-05 非接触型データ受送信体

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007262037A JP2009093333A (ja) 2007-10-05 2007-10-05 非接触型データ受送信体

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2009093333A true JP2009093333A (ja) 2009-04-30

Family

ID=40665287

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007262037A Pending JP2009093333A (ja) 2007-10-05 2007-10-05 非接触型データ受送信体

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2009093333A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2011025031A1 (ja) * 2009-08-31 2011-03-03 トッパン・フォームズ株式会社 非接触型データ受送信体およびその製造方法
JP2011097578A (ja) * 2009-09-30 2011-05-12 Nitto Denko Corp 2次元通信用低誘電シートおよびその製造方法、通信用シート構造体
JP2014150571A (ja) * 2009-09-30 2014-08-21 Nitto Denko Corp 2次元通信用低誘電シートおよびその製造方法、通信用シート構造体

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH10150316A (ja) * 1996-11-20 1998-06-02 Furukawa Electric Co Ltd:The 平面アンテナ装置
JP2000174532A (ja) * 1998-12-04 2000-06-23 Lintec Corp 平面アンテナ構造及びデータキャリア
JP2006010731A (ja) * 2004-06-22 2006-01-12 Fuji Seal International Inc Icタグ付きラベル、及び該ラベル原反の製造方法
JP2006039902A (ja) * 2004-07-27 2006-02-09 Ntn Corp Uhf帯無線icタグ

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH10150316A (ja) * 1996-11-20 1998-06-02 Furukawa Electric Co Ltd:The 平面アンテナ装置
JP2000174532A (ja) * 1998-12-04 2000-06-23 Lintec Corp 平面アンテナ構造及びデータキャリア
JP2006010731A (ja) * 2004-06-22 2006-01-12 Fuji Seal International Inc Icタグ付きラベル、及び該ラベル原反の製造方法
JP2006039902A (ja) * 2004-07-27 2006-02-09 Ntn Corp Uhf帯無線icタグ

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2011025031A1 (ja) * 2009-08-31 2011-03-03 トッパン・フォームズ株式会社 非接触型データ受送信体およびその製造方法
JP2011097578A (ja) * 2009-09-30 2011-05-12 Nitto Denko Corp 2次元通信用低誘電シートおよびその製造方法、通信用シート構造体
JP2014150571A (ja) * 2009-09-30 2014-08-21 Nitto Denko Corp 2次元通信用低誘電シートおよびその製造方法、通信用シート構造体

Similar Documents

Publication Publication Date Title
WO2006067989A1 (ja) 非接触型データ受送信体
JP4837597B2 (ja) 非接触型データ受送信体
JP6050961B2 (ja) 非接触型データ受送信体
JP2009093333A (ja) 非接触型データ受送信体
JP2013114513A (ja) 情報記憶媒体
CN107590525A (zh) 一种抗干扰rfid电子标签
US20200302259A1 (en) Antenna for rf tag, and rf tag
JP4611766B2 (ja) 非接触型データ受送信体
JP2010205164A (ja) Rfid型シート
JP2011159212A (ja) 非接触型データ受送信体およびこれを用いた重量物検知装置
JP2014021824A (ja) 非接触型データ受送信体およびこれを備えた樹脂成形体
JP4916841B2 (ja) 非接触型データ受送信体
JP5286195B2 (ja) 非接触通信部内蔵型金属製筐体
JP2008191918A (ja) 非接触型データ受送信体
JP2011096056A (ja) 非接触型データ受送信体
JP6029880B2 (ja) 非接触通信媒体
JP2008204093A (ja) 非接触型データ受送信体
JP5074147B2 (ja) 非接触型データ受送信体
JP5328508B2 (ja) 非接触型データ受送信体
JP5969823B2 (ja) 非接触型データ受送信体およびこれを備えた樹脂成形体
JP2009059072A (ja) 非接触型データ受送信体およびその製造方法
WO2019220695A1 (ja) Rfタグアンテナおよびrfタグ、rfタグ付きスポンジ部材、rfタグ付き静音タイヤ、rfタグ付きタイヤ
JP2011257986A (ja) 非接触型データ受送信体
JP5993225B2 (ja) 非接触型データ受送信体
JP2011186946A (ja) 非接触型データ受送信体

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20100707

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821

Effective date: 20100708

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20120601

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20120605

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20120719

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821

Effective date: 20120719

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20120807