JP2008116605A - 鍵盤装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 複数に分割された鍵盤ケースを円滑に且つ安全に折り畳んだり展開したりできる鍵盤装置を提供する。
【解決手段】 第1、第2鍵盤部3、4が設けられた第1、第2鍵盤ケース1、2と、第1、第2鍵盤部3、4の後方に位置する箇所で第1、第2鍵盤ケース1、2の端部6、7同士の各上面を回動可能に連結する連結ヒンジ部5と、第1、第2鍵盤ケース1、2の端部6、7同士の各前面を回動可能に連結し且つその回動連結部材28が連結ヒンジ部5と対応する位置に起立可能に折り畳まれる補助ヒンジ部9とを備えた。従って、補助ヒンジ部9の回動連結部材28を起立させて連結ヒンジ部5に対応させると、連結ヒンジ部5と補助ヒンジ部8とによって第1、第2鍵盤ケース1、2を安定した状態で回動させることができ、また第1、第2鍵盤ケース1、2を連続する状態に展開して演奏するときに、補助ヒンジ部9が邪魔にならない位置に折り畳むことができる。
【選択図】 図1

Description

この発明は、電子ピアノなどの折り畳み式の鍵盤装置に関する。
従来、電子ピアノなどの鍵盤装置においては、多数の鍵を配列させる必要があるため、鍵盤ケースが鍵の配列方向に長い箱型形状に形成されている。このような鍵盤装置は、持ち運びに不便であるため、特許文献1に記載されているように、鍵盤ケースを鍵の配列方向に対して2つに分割し、この分割された鍵盤ケースにそれぞれ鍵盤部を分割して設けると共に、この分割された鍵盤ケースの互いに隣接する端部同士を一対の平板状の連結金具で折り畳み可能に連結した折り畳み式のものが知られている。
実開昭60−135797号
すなわち、この従来の鍵盤装置は、2つに分割された鍵盤ケースの互いに隣接する端部同士を一対の平板状の連結金具で折り畳み可能に連結する場合、一方の連結金具を分割された鍵盤ケースの端部同士における各前面に跨って架け渡し、この状態で連結金具の両端部を分割された鍵盤ケースの各前面にそれぞれ回動可能に取り付け、また他方の連結金具を分割された鍵盤ケースの端部同士における各後面に跨って架け渡し、この状態で連結金具の両端部を分割された鍵盤ケースの各後面にそれぞれ回動可能に取り付けた構成になっている。
しかしながら、このような従来の鍵盤装置では、一方の連結金具の両端部を分割された鍵盤ケースの各前面にそれぞれ回動可能に取り付け、また他方の連結金具の両端部を分割された鍵盤ケースの各後面にそれぞれ回動可能に取り付けた構成であるから、分割された鍵盤ケースを折り畳んで重ね合わせる際、または分割された鍵盤ケースを連続する状態に展開して開く際に、一対の連結金具が分割された鍵盤ケースの回動動作に連動せず、一対の連結金具がそれぞれ勝手に回動するため、分割された鍵盤ケースの回動動作が不安定になり、円滑に且つ安全に分割された鍵盤ケースを折り畳んだり、展開したりすることができないという問題がある。
この発明が解決しようとする課題は、複数に分割された鍵盤ケースを円滑に且つ安全に折り畳んだり、展開したりすることができる鍵盤装置を提供することである。
この発明は、上記課題を解決するために、次のような構成要素を備えている。
請求項1に記載の発明は、複数に分割された鍵盤部がそれぞれ設けられた複数の鍵盤ケースと、
前記複数の鍵盤部の後方に位置する箇所における前記複数の鍵盤ケースの互いに隣接する端部同士の各上面に設けられて前記複数の鍵盤ケースを回動可能に連結する連結ヒンジ部と、
前記複数の鍵盤部の手前側に位置する箇所における前記複数の鍵盤ケースの互いに隣接する端部同士の各前面に跨って設けられて前記複数の鍵盤ケースを回動可能に連結すると共にその回動中心部分が前記連結ヒンジ部と対応する位置に起立可能に折り畳まれる補助ヒンジ部と
を備えたことを特徴とする鍵盤装置である。
請求項2に記載の発明は、前記補助ヒンジ部が、前記複数の鍵盤ケースを連続する状態に展開して開いたときに、前記複数の鍵盤ケースの互いに隣接する一方側の前面に設けられた第1固定部材と、前記複数の鍵盤ケースの互いに隣接する他方側の前面に設けられた第2固定部材と、前記第1固定部材に上下方向に回動可能に取り付けられて前記複数の鍵盤ケースの互いに隣接する端部同士付近に延出された第1アーム部材と、前記第2固定部材に上下方向に回動可能に取り付けられて前記複数の鍵盤ケースの互いに隣接する端部同士付近に延出された第2アーム部材と、前記複数の鍵盤ケースの前記端部同士付近に延出された前記第1、第2アーム部材の各先端部を回動可能に連結する回動連結部とを備えたことを特徴とする請求項1に記載の鍵盤装置である。
請求項3に記載の発明は、前記補助ヒンジ部の前記回動連結部が、前記複数の鍵盤ケースを連続する状態に展開して開いたときに、前記第1、第2アーム部材を前記第1、第2固定部材に対し上方に回動させて起立させることにより、前記連結ヒンジ部の回転中心と前記回動連結部の回転中心とが同一軸上に配置されることを特徴とする請求項2に記載の鍵盤装置である。
請求項4に記載の発明は、前記複数の鍵盤ケースが互いに重なり合って閉じたときに、前記第1、第2アーム部材の回動位置を規制する第1ストッパ部と、前記複数の鍵盤ケースが連続する状態に展開して開いたときに、前記第1、第2アーム部材の回動位置を規制する第2ストッパ部とを備えていることを特徴とする請求項2または3に記載の鍵盤装置である。
請求項5に記載の発明は、前記第1、第2アーム部材が、前記複数の鍵盤ケースを連続する状態に展開して開き、且つ前記第1、第2アーム部材を前記第1、第2固定部材に対し起立させた状態のときに、それぞれ前記第1、第2固定部材の上部から互いに接近する方向にほぼ水平に延び、この延びた各先端部が前記複数の鍵盤ケースの上方に向けて斜めに延びて互いに重なる形状に形成されていることを特徴とする請求項2〜4のいずれかに記載の鍵盤装置である。
請求項6に記載の発明は、前記複数の鍵盤ケースが連続する状態に展開して開いたときに、前記複数の鍵盤ケースの前記端部同士における各下面に跨って配置され、前記連結ヒンジ部と前記補助ヒンジ部とにより前記複数の鍵盤ケースが相対的に回動して互いに重なり合って閉じるときに、前記複数の鍵盤ケースにおける前記端部同士の各対向面を塞ぐカバー部材を備えていることを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載の鍵盤装置である。
この発明によれば、複数に分割された鍵盤ケースを折り畳んで重ね合わせるとき、または複数に分割された鍵盤ケースを連続する状態に展開して開くときに、補助ヒンジ部の回動中心部分を起立させて連結ヒンジ部に対応させることにより、連結ヒンジ部と補助ヒンジ部とによって、分割された鍵盤ケースを相対的に回動させることができる。このため、連結ヒンジ部と補助ヒンジ部とによって、分割された鍵盤ケースを確実に保持して安定した状態で回動させることができるので、複数に分割された鍵盤ケースを円滑に且つ安全に折り畳んだり、展開したりすることができる。
また、連結ヒンジ部と補助ヒンジ部とによって、複数に分割された鍵盤ケースを回動させて連続する状態に展開したときに、補助ヒンジ部の回動中心部分が鍵盤ケースの手前側における上方に突出していても、この上方に突出した補助ヒンジ部の回動中心部分を下方に向けて折り畳むことにより、補助ヒンジ部の回動中心部分を複数の鍵盤部の下側に配置することができる。このため、複数の鍵盤部を操作して演奏するときに、補助ヒンジ部が邪魔にならず、良好に複数の鍵盤部を操作して演奏することができ、これにより使い勝手の良いものを得ることができる。
以下、図1〜図24を参照して、この発明を適用した鍵盤装置の一実施形態について説明する。
図1はこの発明の鍵盤装置を開いて使用する状態を示した平面図、図2はその正面図、図3はその底面図、図4は図1の鍵盤装置を折り畳んで重ね合わせた状態を示した拡大正面図である。
この鍵盤装置は、図1〜図4に示すように、左右2つに分割された第1、第2鍵盤ケース1、2と、この第1、第2鍵盤ケース1、2にそれぞれ設けられた第1、第2鍵盤部3、4と、第1、第2鍵盤ケース1、2を折り畳み可能に連結する連結ヒンジ部5と、第1、第2鍵盤ケース1、2が連続する状態に展開して開いたときに、分割された第1、第2鍵盤ケース1、2の互いに隣接する端部6、7同士に跨って取り付けられたカバー部材8と、第1、第2鍵盤ケース1、2の互いに隣接する端部6、7付近に位置する各前面(図1では手前側面)に跨って取り付けられた補助ヒンジ部9とを備えている。
第1鍵盤ケース1は、図1および図2に示すように、全体が横長の箱型形状に形成されており、この第1鍵盤ケース1には、第1鍵盤部3が配置される鍵盤収納部10が、後部側および左端部側を除いて、上面側、手前側、右端部6側に開放されて設けられている。この第1鍵盤ケース1の第1鍵盤部3は、多数の鍵3aが鍵盤収納部10に対応して配列されている。この第1鍵盤部3の右端部に位置する鍵3aは、第1鍵盤ケース1の開放された右端部6に位置し、この右端部6に位置する鍵3aの右側面が外部に露出する状態で配置されている。
また、第2鍵盤ケース2も、図1および図2に示すように、全体が横長の箱型形状に形成されており、この第2鍵盤ケース2には、第2鍵盤部4が配置される鍵盤収納部11が、後部側および右端部側を除いて、上面側、手前側、左端部7側に開放されて設けられている。この第2鍵盤ケース2の第2鍵盤部4は、多数の鍵4aが鍵盤収納部11に対応して配列されている。この第2鍵盤部4の左端部に位置する鍵4aは、第2鍵盤ケース2の開放された左端部7に位置し、この左端部7に位置する鍵4aの左側面が外部に露出する状態で配置されている。
これにより、第1、第2鍵盤部3、4は、図1および図2に示すように、第1、第2鍵盤ケース1、2が連続する状態に展開して開いたときに、第1鍵盤部3の右端部に位置する鍵3aと第2鍵盤部4の左端部に位置する鍵4aとが接近することにより、第1、第2鍵盤部3、4の全ての鍵3a、4aが同じ間隔で第1、第2鍵盤ケース1、2に沿って連続して配列されるように構成されている。この場合、第1鍵盤ケース1の上面における左側には、図1に示すように、第1スピーカ部1aが設けられており、第2鍵盤ケース2の上面における右側にも第2スピーカ部2aが設けられている。
また、第1、第2鍵盤ケース1、2を回動可能に連結する連結ヒンジ部5は、図1および図2に示すように、第1、第2鍵盤部3、4の後方に位置する箇所における第1、第2鍵盤ケース1、2の互いに隣接する端部6、7同士の各上面に跨って設けられている。すなわち、この連結ヒンジ部5は、第1鍵盤ケース1の右端部6における上面の前後部に固定されて第1鍵盤ケース1の上面から第2鍵盤ケース2側に向けて突出する円板状の一対の端部ヒンジ12と、第2鍵盤ケース2の左端部7における上面の中間部に固定されて第2鍵盤ケース2の上面から第1鍵盤ケース1側に向けて突出する丸棒状の中間ヒンジ13と、第1鍵盤ケース1の一対の端部ヒンジ12間に第2鍵盤ケース2の中間ヒンジ13を配置した状態で一対の端部ヒンジ12と中間ヒンジ13とに連続して挿入することにより、その両者を回転可能に連結する回転連結軸14とを備えている。
これにより、連結ヒンジ部5は、回転連結軸14を中心に、一対の端部ヒンジ12と中間ヒンジ13とが相対的に回転することにより、第1、第2鍵盤ケース1、2が相対的に回動し、図1および図2に示すように、第1、第2鍵盤ケース1、2が連続する状態に展開して開くと共に、図4および図5に示すように、第1、第2ケース1、2が互いに重なり合って閉じるように構成されている。
また、第1、第2鍵盤ケース1、2の互いに隣接する端部6、7同士に跨って取り付けられたカバー部材8は、図1〜図6に示すように、第1、第2鍵盤ケース1、2が連続する状態に展開して開いたときに、第1、第2鍵盤ケース1、2の端部6、7同士における各下面および各前後面に跨って配置され、連結ヒンジ部5と補助ヒンジ部9とを中心に第1、第2鍵盤ケース1、2が相対的に回動して互いに重なり合って閉じるときに、第1、第2鍵盤ケース1、2における端部6、7同士の各対向面を覆って塞ぐように構成されている。
すなわち、このカバー部材8は、図1〜図6に示すように、帯板状のカバー部15と、このカバー部15の両端にそれぞれ設けられた一対の連結板16と、第1、第2鍵盤ケース1、2の回動動作に連動してカバー部15および一対の連結板16を回転移動させる連動機構17とを備えている。この場合、カバー部15は、第1、第2鍵盤ケース1、2が連続する状態に展開して開いたときに、図3に示すように、第1、第2鍵盤ケース1、2の端部6、7同士における各下面に跨って配置され、第1、第2鍵盤ケース1、2が重なり合って閉じたときに、図4および図5に示すように、第1、第2鍵盤ケース1、2における端部6、7同士の各対向面を覆って塞ぐものである。
また、カバー部材8における一対の連結板16のうち、一方の連結板16は、第1、第2鍵盤ケース1、2が連続する状態に展開して開いたときに、図2に示すように、第1、第2鍵盤ケース1、2の端部6、7同士における各前面に跨って配置されるように構成されている。また、他方の連結板16は、第1、第2鍵盤ケース1、2が連続する状態に展開して開いたときに、図1に示すように、第1、第2鍵盤ケース1、2の端部6、7同士における各後面に跨って配置されるように構成されている。
さらに、カバー部材8の連動機構17は、図5および図6に示すように、第1鍵盤ケース1の右端部6における前面と後面(後面は図示せず)とにそれぞれ設けられた固定軸18と、第2鍵盤ケース2の左端部7における前面と後面(後面は図示せず)とにそれぞれ設けられた移動軸19と、カバー部材8における一対の連結板16の各対向面に設けられて各固定軸18がそれぞれ回転自在に挿入する軸穴20と、一対の連結板16の各対向面に設けられて各移動軸19がそれぞれ移動可能に挿入する細長いガイド溝21とを備えている。
すなわち、この連動機構17は、図1および図2に示すように、第1、第2鍵盤ケース1、2が連続する状態に展開して開いたときに、図8に示すように、各固定軸18と各移動軸19とが最も接近し、これに伴って各固定軸18が一対の連結板16の各軸穴20に回転自在に挿入した状態で、各移動軸19が各ガイド溝21の左端部に位置する。また、この状態で、図4および図5に示すように、第1、第2鍵盤ケース1、2が回動して重なり合って閉じるときには、図21〜図23に示すように、各固定軸18が一対の連結板16の各軸穴20に回転自在に挿入した状態で、各移動軸19が各固定軸18を中心に斜め上方に向けて移動しながら離れることにより、各移動軸19が各固定軸18から離れる方向に向けて各ガイド溝21内を移動して右端部(図23では上端部)に位置する。
一方、補助ヒンジ部9は、図1および図2に示すように、分割された第1、第2鍵盤ケース1、2の互いに隣接する端部6、7同士の各前面(図1では手前側面)に跨って取り付けられている。すなわち、この補助ヒンジ部9は、図7〜図12に示すように、第1鍵盤ケース1の前面にカバー部材8の連結板16を避けて設けられた板状の第1固定部22と、第2鍵盤ケース2の前面にカバー部材8の連結板16を避けて設けられた板状の第2固定部23と、第1固定部22の上辺部に蝶番状の回動部24によって上下方向に回動可能に取り付けられた板状の第1アーム部25と、第2固定部23の上辺部に蝶番状の回動部26によって上下方向に回動可能に取り付けられた板状の第2アーム部27と、第1、第2鍵盤ケース1、2が連続する状態に展開して開いたときに、第1、第2アーム部25、27の各先端部を第1、第2鍵盤ケース1、2の互いに隣接する端部6、7同士の境界部分に対応する箇所で回動可能に連結する回動連結部材28とを備えている。
この場合、第1アーム部25は、第1、第2鍵盤ケース1、2を連続する状態に展開して開き、且つ蝶番状の回動部24を中心に第1アーム部25を第1固定部22に対し上方に回動させて起立させた状態のときに、図8および図13に示すように、第1固定部22の上辺部から第1、第2鍵盤ケース1、2の互いに隣接する端部6、7同士の境界部分に向けてほぼ水平に延び、この延びた先端部が第1鍵盤ケース1の上方に向けて斜めに延びた形状に形成されている。この場合、第1アーム部25の先端部は、第1アーム部25の本体部分よりも大きいほぼ円形状に形成されている。
また、第2アーム部27は、第1、第2鍵盤ケース1、2を連続する状態に展開して開き、且つ蝶番状の回動部26を中心に第2アーム部27を第2固定部23に対し上方に回動させて起立させた状態のときに、図8および図14に示すように、第2固定部23の上辺部から第1、第2鍵盤ケース1、2の互いに隣接する端部6、7同士の境界部分に向けてほぼ水平に延び、この延びた先端部が第2鍵盤ケース1の上方に向けて斜めに延びて第1アーム部25の先端部と重なる形状に形成されている。
すなわち、第1、第2アーム部25、27は、第1、第2固定部22、23の各上辺部から互いに接近する方向にほぼ水平に延び、この延びた各先端部が第1、第2鍵盤ケース1、2の端部6、7同士の境界付近で第1、第2鍵盤ケース1、2の上方に向けて斜めに延びて互いに重なる形状に形成されていることにより、第1、第2アーム部25、27がそれぞれほぼブーメラン形状に形成されている。これにより、第1、第2アーム部25、27は、第1、第2鍵盤ケース1、2を重ね合わせて閉じた状態のときに、図4および図23に示すように、第1、第2アーム部25、27が上下方向に所定間隔離れるように構成されている。
また、回動連結部材28は、図15および図16に示すように、ねじ孔29aを有する軸受け部29が円板部30の中心部に設けられた固定板31と、軸受け部29のねじ孔29aに螺入する固定ビス32とを備え、図10〜図13に示すように、固定板31の軸受け部29が第1、第2アーム部25、27の各先端部にそれぞれ設けられた各軸孔25a、27aに挿入し、この状態で軸受け部29のねじ孔29aに固定ビス32を螺入して、第1、第2アーム部25、27を固定板31と固定ビス32とで挟むことにより、軸受け部29を中心に第1、第2アーム部25、27が相対的に回転するように構成されている。
この場合、回動連結部材28は、図8および図9に示すように、第1、第2鍵盤ケース1、2が連続する状態に展開して開き、且つ第1、第2アーム部25、27が各回動部24、26を中心に第1、第2固定部22、23の上方に回動して起立した状態のときに、連結ヒンジ部5の回転中心である回転連結軸14と、回動連結部材28の回転中心である軸受け部29とが、同一軸上に配置され、その両者が互いに対応して軸中心が一致するように構成されている。
また、第1、第2アーム部25、27のうち、第1アーム部25の先端部における円形状の付け根部分には、図13および図20に示すように、第1、第2鍵盤ケース1、2が互いに重なり合って閉じたときに、第2アーム部27の先端側の一側面(図20では左下の側面)が当接して第1、第2アーム部25、27の回動位置を規制する第1ストッパ部33が設けられている。また、この第1アーム部25の先端部における円形状の付け根部分には、図13および図18に示すように、第1、第2鍵盤ケース1、2が連続する状態に展開して開いたときに、第2アーム部27の先端側の他側面(図18では左下の側面)が当接して第1、第2アーム部25、27の回動位置を規制する第2ストッパ部34が設けられている。
次に、第1、第2鍵盤ケース1、2の作用について説明する。
第1、第2鍵盤ケース1、2を連続する状態に展開して使用する場合には、図8に示すように、まず、補助ヒンジ部9の第1、第2固定部22、23の各回動部24、26を中心に、第1、第2アーム部25、27を上方に向けて回動させて起立させた状態で、図1および図2に示すように、連結ヒンジ部5および補助ヒンジ部9を中心に第1、第2鍵盤ケース1、2を回動させて180°に開く。
すると、図1および図2に示すように、第1、第2鍵盤ケース1、2の互いに隣接する端部6、7同士の各対向面が互いに対面して突き当たると共に、図18に示すように、補助ヒンジ部9の第1アーム部25に設けられた第2ストッパ部34に、第2アーム部27の先端側の他側面が当接して第1、第2アーム部25、27の回転位置が規制される。これにより、第1、第2鍵盤ケース1、2に設けられた第1、第2鍵盤部3、4の各鍵3a、4aが全て同じ間隔で第1、第2鍵盤ケース1、2に沿って連続して配列される。
このときには、図1〜図3に示すように、カバー部材8のカバー部15が第1、第2鍵盤ケース1、2の互いに隣接する端部6、7同士の各下面に跨って配置されると共に、カバー部材8の一対の連結板16が第1、第2鍵盤ケース1、2の互いに隣接する端部6、7の各前面と各後面とにそれぞれ跨って配置される。この状態では、図8に示すように、連結機構17の各固定軸18と各移動軸19とが互いに接近した位置に配置される。
この状態で、図17(a)〜図17(c)に示すように、補助ヒンジ部9の第1、第2固定部22、23の各上辺部に設けられた各回動部24、26を中心に、補助ヒンジ部9の第1、第2アーム部25、27を第1、第2固定部22、23に対し下方に向けて回動させて折り畳む。すると、図2および図7に示すように、補助ヒンジ部9の回動連結部材28が第1、第2鍵盤部3、4の下側に配置され、第1、第2鍵盤ケース1、2の互いに隣接する端部6、7同士に位置する第1、第2鍵盤部3、4の各鍵3a、4aの先端部が手前側に露呈する。これにより、補助ヒンジ部9が邪魔にならずに、第1、第2鍵盤部3、4の各鍵3a、4aを操作して演奏することができる。
また、第1、第2鍵盤ケース1、2を折り畳んで重ね合わせる場合には、まず、図8に示すように、補助ヒンジ部9の第1、第2固定部22、23の各上辺部に設けられた各回動部24、26を中心に、第1、第2アーム部25、27を第1、第2固定部22、23に対し上方に向けて回動させて起立させる。すると、図8および図9に示すように、補助ヒンジ部9の回動連結部材28が第1、第2鍵盤ケース1、2の手前側において第1、第2鍵盤部3、4の上方に突出する。これにより、連結ヒンジ部5の回転中心である回転連結軸14と、補助ヒンジ部9の回転中心である回動連結部材28の軸受け部29とが同一軸上に配置され、その両者が互いに対応して軸中心が一致する。
この状態では、連結ヒンジ部5と補助ヒンジ部9とを中心に、第1、第2鍵盤ケース1、2を相対的に回動させて折り畳むことができる。このときには、第1鍵盤ケース1に対して第2鍵盤ケース2を上方に持ち上げて回動させると、図19および図21に示すように、補助ヒンジ部9の回転中心である回動連結部材28の軸受け部29を中心に、補助ヒンジ部9の第2アーム部27が第1アーム部25に対し相対的に回動すると共に、連結ヒンジ部5の回転中心である回転連結軸14と、補助ヒンジ部9の回転中心である回動連結部材28の軸受け部29とを中心に、第2鍵盤ケース2が第1鍵盤ケース1に対し相対的に回動する。
また、このときには、図21に示すように、第2鍵盤ケース2の左端部7が第1鍵盤ケース1の右端部6から斜め上方に向けて離れるので、カバー部材8の連動機構17における各移動軸19が、第2鍵盤ケース2の左端部7と共に一対の連結板16の各ガイド溝21内を移動しながら、各固定軸18に対し斜め上方に向けて移動する。これにより、カバー部材8の一対の連結板16が各固定軸18を中心に図21において反時計回りに回動すると共に、カバー部15が各固定軸18を中心に同方向に回転移動する。
この状態で、連結ヒンジ部5および補助ヒンジ部9を中心に第1、第2鍵盤ケース1、2が更に閉じる方向に回動すると、図19に示すように、補助ヒンジ部9の第2アーム部27が、第2鍵盤ケース2の回動動作に伴って回動連結部材28の軸受け部29を中心に更に上方に回動するので、図22に示すように、第1、第2鍵盤ケース1、2の互いに隣接する端部6、7同士が連結ヒンジ部5および補助ヒンジ部9を中心に更に回動して互いに離れる。
このときにも、図22に示すように、カバー部材8の連動機構17における各移動軸19が、第2鍵盤ケース2の左端部7と共に一対の連結板16の各ガイド溝21内を移動しながら、各固定軸18から斜め上方に向けて更に移動する。これにより、カバー部材8の一対の連結板16が各固定軸18を中心に図22において反時計回りに更に回動すると共に、カバー部15が各固定軸18を中心に更に回転移動し、第1、第2鍵盤ケース1、2の互いに隣接する端部6、7同士の各対向面に次第に接近する。
この後、図23に示すように、連結ヒンジ部5および補助ヒンジ部9を中心に、第1、第2鍵盤ケース1、2が更に回動して重なると、図20に示すように、補助ヒンジ部9の第2アーム部27が、第2鍵盤ケース2の回動動作に伴って回動連結部材28の軸受け部29を中心に更に回動する。そして、補助ヒンジ部9の回動連結部材28における第1アーム部25に設けられた第1ストッパ部33に、第2アーム部27の先端側の一側面が当接し、第1、第2アーム部25、27の回転位置が規制される。これにより、第2アーム部27が第1アーム部25の上方に所定間隔離れて配置されるので、第1、第2アーム部25、27間に指や手を挟むことがない。
この状態では、図4、図5、図23に示すように、第1、第2鍵盤部3、4が互いに対面した状態で、第1、第2鍵盤ケース1、2が上下に重なり合うと共に、第1、第2鍵盤ケース1、2の互いに隣接する端部6、7同士が、連結ヒンジ部5および補助ヒンジ部9を中心に180°回動して最も離れた状態で開く。このときには、図23に示すように、カバー部材8の連動機構17における各移動軸19が、第2鍵盤ケース2の左端部7と共に一対の連結板16の各ガイド溝21内を移動しながら、各固定軸18のほぼ垂直上方に移動する。
これにより、図23に示すように、カバー部材8の一対の連結板16が各固定軸18を中心に反時計回りに更に回動してほぼ垂直に起立すると共に、カバー部15が各固定軸18を中心に更に回転移動してほぼ垂直に起立する。このときには、図4および図24に示すように、起立したカバー部15が、分割された第1、第2鍵盤ケース1、2の互いに隣接する端部6、7同士の各対向面に対面して、各端部6、7の各対向面を覆って塞ぐ。この状態では、第1、第2鍵盤ケース1、2が折り畳まれて互いに重なり合っているので、コンパクトに携帯することができる。
このように、この鍵盤装置によれば、第1、第2鍵盤部3、4の後方に位置する箇所における第1、第2鍵盤ケース1、2の互いに隣接する端部6、7同士の各上面に設けられて第1、第2鍵盤ケース1、2を回動可能に連結する連結ヒンジ部5と、第1、第2鍵盤部3、4の手前側に位置する箇所における第1、第2鍵盤ケース1、2の互いに隣接する端部6、7同士の各前面に跨って設けられて第1、第2鍵盤ケース1、2を回動可能に連結すると共にその回動中心部分である回動連結部材28が連結ヒンジ部5と対応する位置に起立可能に畳まれる補助ヒンジ部9とを備えているので、連結ヒンジ部5および補助ヒンジ部9によって第1、第2鍵盤ケース1、2を相対的に回動させて、折り畳んだり、連続する状態に展開したりすることができる。
すなわち、第1、第2鍵盤ケース1、2を折り畳んで重ね合わせるとき、または第1、第2鍵盤ケース1、2を連続する状態に展開して開くときには、補助ヒンジ部9の回動連結部材28を起立させて連結ヒンジ部5に対応させることにより、連結ヒンジ部5と補助ヒンジ部9の回動連結部材28との両者によって、第1、第2鍵盤ケース1、2を回動させることができる。このため、連結ヒンジ部5と補助ヒンジ部9との両者によって第1、第2鍵盤ケース1、2を確実に保持して安定した状態で回動させることができ、これにより第1、第2鍵盤ケース1、2を円滑に且つ安全に折り畳んだり、展開したりすることができる。
また、連結ヒンジ部5と補助ヒンジ部9とによって、第1、第2鍵盤ケース1、2を回動させて連続する状態に展開したときには、補助ヒンジ部9の回動連結部材28が第1、第2鍵盤ケース1、2の手前側における上方に突出していても、この上方に突出した補助ヒンジ部9の回動連結部材28を第1、第2鍵盤部3、4の手前側における下側に折り畳むことにより、補助ヒンジ部9の回動連結部材28を第1、第2鍵盤部3、4の下側に配置することができる。このため、第1、第2鍵盤部3、4を操作して演奏するときに、補助ヒンジ部9が邪魔にならず、良好に第1、第2鍵盤部3、4を操作して演奏することができるので、使い勝手の良いものを得ることができる。
この場合、補助ヒンジ部9は、第1、第2鍵盤ケース1、2が連続する状態に展開して開いたときに、第1鍵盤ケース1の右端部6側の前面に設けられた第1固定部22と、第2鍵盤ケース2の左端部7側の前面に設けられた第2固定部23と、第1固定部22に回動部24によって上下方向に回動可能に取り付けられて第1、第2鍵盤ケース1、2の端部6、7同士付近に延出された第1アーム部25と、第2固定部23に回動部26によって上下方向に回動可能に取り付けられて第1、第2鍵盤ケース1、2の端部6、7同士付近に延出された第2アーム部27と、第1、第2鍵盤ケース1、2の端部6、7付近に延出された第1、第2アーム部25、27の各先端部を回動可能に連結する回動連結部材28とを備えているので、第1、第2鍵盤ケース1、2の端部6、7同士における各前面を回動可能に連結することができると共に、回動連結部材28を連結ヒンジ部5に対応する位置に起立させたり、第1、第2鍵盤部3、4の操作の邪魔にならない位置に折り畳んだりすることができる。
すなわち、この補助ヒンジ部9は、第1、第2固定部22、23の各回動部24、26を中心に、第1、第2アーム部25、27を第1、第2固定部22、23に対し上方に回動させて起立させると、回動連結部材28が第1、第2鍵盤部3、4の上方に突出して連結ヒンジ部5に対応するので、連結ヒンジ部5と補助ヒンジ部9の回動連結部材28とを中心に第1、第2鍵盤ケース1、2を回動させることができる。また、第1、第2鍵盤ケース1、2を連続する状態に展開させて演奏するときに、回動連結部材28が第1、第2鍵盤部3、4の手前側における上方に突出していても、第1、第2固定部22、23の各回動部24、26を中心に第1、第2アーム部25、27を第1、第2固定部22、23に対し下方に回動させることにより、回動連結部材28を第1、第2鍵盤部3、4の操作の邪魔にならない位置に簡単に且つ容易に折り畳むことができる。
また、補助ヒンジ部9の回動連結部材28は、第1、第2鍵盤ケース1、2を連続する状態に展開して開いたときに、第1、第2アーム部25、27を第1、第2固定部22、23に対し上方に回動して起立させることにより、連結ヒンジ部5の回転中心である回動連結軸14と、回動連結部材28の回転中心である軸受け部29とが同一軸上に配置されることにより、その両者が互いに対応して軸中心が一致するので、連結ヒンジ部5の回動連結軸14と回動連結部材28の軸受け部29との両方を中心に、第1、第2鍵盤ケース1、2を回動させることができ、これにより第1、第2鍵盤ケース1、2を安定させた状態で、確実に且つ円滑に回動させることができる。
また、この補助ヒンジ部9は、第1、第2鍵盤ケース1、2が互いに重なり合って閉じたときに、第1、第2アーム部25、27の回動位置を規制する第1ストッパ部33を備えているので、第1、第2鍵盤ケース1、2が重なり合って閉じた状態で、第1、第2鍵盤ケース1、2の手前側における上部に衝撃などの外力が加わっても、第1ストッパ部33によって第1、第2鍵盤ケース1、2の手前側の撓みを防ぐことができ、これにより第1、第2鍵盤部3、4の互いに対面する各鍵3a、4aが当接して傷付け合うのを防ぐことができる。
また、この補助ヒンジ部9は、第1、第2鍵盤ケース1、2が連続する状態に展開して開いたときに、第1、第2アーム部25、27の回動位置を規制する第2ストッパ部34を備えているので、第1、第2鍵盤ケース1、2が連続して展開した状態で演奏するときに、その演奏時における押鍵操作力などの外力が第1、第2鍵盤部3、4に加わっても、第2ストッパ部34によって第1、第2鍵盤ケース1、2の手前側における端部6、7同士の中間部分が撓んだりせず、一定の平坦状態を保持することができ、これによっても良好に演奏することができる。
この場合、第1、第2アーム部25、27は、第1、第2鍵盤ケース1、2が連続する状態に展開して開いたときに、第1、第2固定部22、23の上部から互いに接近する方向にほぼ水平に延び、この延びた各先端部が第1、第2鍵盤ケース1、2の上方に向けて斜めに延びて互いに重なる形状に形成されていることにより、第1、第2アーム部25、27がそれぞれほぼブーメラン形状に形成されているので、第1、第2鍵盤ケース1、2を互いに重ね合わせて閉じたときに、第1、第2アーム部25、27が上下に対応しても、第1、第2アーム部25、27が所定間隔離れて配置されるため、第1、第2アーム部25、27間に指や手を挟まないようにすることができ、これによっても安全性の高いものを得ることができる。
さらに、この鍵盤装置によれば、第1、第2鍵盤ケース1、2が連続する状態に展開して開いたときに、第1、第2鍵盤ケース1、2の端部6、7同士における各下面に跨って配置され、連結ヒンジ部5と補助ヒンジ部9とにより第1、第2鍵盤ケース1、2が相対的に回動して互いに重なり合って閉じるときに、第1、第2鍵盤ケース1、2における端部6、7同士の各対向面を塞ぐカバー部材8を備えているので、このカバー部材8によって第1、第2鍵盤ケース1、2の各端部6、7から第1、第2鍵盤ケース1、2の内部が見えないように隠すことができると共に、第1、第2鍵盤ケース1、2の各端部6、7からごみなどの異物が第1、第2鍵盤ケース1、2に侵入するのを防ぐことができる。
なお、上記実施形態の鍵盤装置では、鍵の配列方向に対し第1、第2鍵盤ケース1、2を2つに分割した場合について述べたが、これに限らず、鍵の配列方向に対し各鍵盤ケースを3つ以上に分割しても良い。この場合にも、3つ以上に分割された各鍵盤ケースの各端部同士にそれぞれ連結ヒンジ部5、補助ヒンジ部9、およびカバー部材8を設ければ良い。
この発明を適用した一実施形態の鍵盤装置を開いて使用する状態を示した平面図である。 図1の鍵盤装置の正面図である。 図1の鍵盤装置の底面図である。 図1の鍵盤装置を折り畳んで重ね合わせた状態を示した拡大正面図である。 図4の鍵盤装置においてカバー部材を分解した状態を示した拡大正面図である。 図5のカバー部材を示した斜視図である。 図2の要部を示した拡大正面図である。 図7の補助ヒンジ部を上方に回動させて起立させた状態を示した拡大正面図である。 図8のA−A矢視における拡大断面図である。 図7の状態の補助ヒンジ部を示した拡大正面図である。 図10の補助ヒンジ部を上方から見た拡大平面図である。 図10の補助ヒンジ部を側方から見た拡大側面図である。 図10の第1固定部および第1アーム部を示し、(a)はその拡大正面図、(b)はその拡大平面図、(c)はその拡大側面図、(d)は(a)の状態で上下反転させた状態を示した拡大図である。 図10の第2固定部および第2アーム部を示し、(a)はその拡大正面図、(b)はその拡大平面図、(c)はその拡大側面図、(d)は(a)の状態で上下反転させた状態を示した拡大図である。 図10の回動連結部材の固定板を示し、(a)はその拡大正面図、(b)はその拡大側面図である。 図10の回動連結部材の固定ビスを示し、(a)はその拡大正面図、(b)はその拡大側面図である。 図10の補助ヒンジ部の動作状態を示し、(a)は図10の補助ヒンジ部の拡大正面図、(b)はその第1アーム部を上方に約90°回動させた状態を示した拡大側面図、(c)はその第1アーム部を上方に約180°回動させて起立させた状態を示した拡大側面図である。 図17(c)の状態における補助ヒンジ部を示した拡大正面図である。 図18の補助ヒンジ部を約90°回動させた状態を示した拡大正面図である。 図18の補助ヒンジ部を約180°回動させた状態を示した拡大正面図である。 図8の状態で第1、第2鍵盤ケースを約60°回動させた状態を示した要部の拡大正面図である。 図8の状態で第1、第2鍵盤ケースを約120°回動させた状態を示した要部の拡大正面図である。 図8の状態で第1、第2鍵盤ケースを180°回動させて重ね合わせた状態を示した要部の拡大正面図である。 図23のB−B矢視における拡大断面図である。
符号の説明
1、2 第1、第2鍵盤ケース
3、4 第1、第2鍵盤部
5 連結ヒンジ部
6 第1鍵盤ケースの端部
7 第2鍵盤ケースの端部
8 カバー部材
9 補助ヒンジ部
14 回転連結軸
22、23 第1、第2固定部
24、26 回動部
25、27 第1、第2アーム部
28 回動連結部材
29 軸受け部
31 固定板
32 固定ビス
33 第1ストッパ部
34 第2ストッパ部

Claims (6)

  1. 複数に分割された鍵盤部がそれぞれ設けられた複数の鍵盤ケースと、
    前記複数の鍵盤部の後方に位置する箇所における前記複数の鍵盤ケースの互いに隣接する端部同士の各上面に設けられて前記複数の鍵盤ケースを回動可能に連結する連結ヒンジ部と、
    前記複数の鍵盤部の手前側に位置する箇所における前記複数の鍵盤ケースの互いに隣接する端部同士の各前面に跨って設けられて前記複数の鍵盤ケースを回動可能に連結すると共にその回動中心部分が前記連結ヒンジ部と対応する位置に起立可能に折り畳まれる補助ヒンジ部と
    を備えたことを特徴とする鍵盤装置。
  2. 前記補助ヒンジ部は、前記複数の鍵盤ケースを連続する状態に展開して開いたときに、前記複数の鍵盤ケースの互いに隣接する一方側の前面に設けられた第1固定部材と、前記複数の鍵盤ケースの互いに隣接する他方側の前面に設けられた第2固定部材と、前記第1固定部材に上下方向に回動可能に取り付けられて前記複数の鍵盤ケースの互いに隣接する端部同士付近に延出された第1アーム部材と、前記第2固定部材に上下方向に回動可能に取り付けられて前記複数の鍵盤ケースの互いに隣接する端部同士付近に延出された第2アーム部材と、前記複数の鍵盤ケースの前記端部同士付近に延出された前記第1、第2アーム部材の各先端部を回動可能に連結する回動連結部とを備えたことを特徴とする請求項1に記載の鍵盤装置。
  3. 前記補助ヒンジ部の前記回動連結部は、前記複数の鍵盤ケースを連続する状態に展開して開いたときに、前記第1、第2アーム部材を前記第1、第2固定部材に対し上方に回動させて起立させることにより、前記連結ヒンジ部の回転中心と前記回動連結部の回転中心とが同一軸上に配置されることを特徴とする請求項2に記載の鍵盤装置。
  4. 前記複数の鍵盤ケースが互いに重なり合って閉じたときに、前記第1、第2アーム部材の回動位置を規制する第1ストッパ部と、前記複数の鍵盤ケースが連続する状態に展開して開いたときに、前記第1、第2アーム部材の回動位置を規制する第2ストッパ部とを備えていることを特徴とする請求項2または3に記載の鍵盤装置。
  5. 前記第1、第2アーム部材は、前記複数の鍵盤ケースを連続する状態に展開して開き、且つ前記第1、第2アーム部材を前記第1、第2固定部材に対し起立させた状態のときに、それぞれ前記第1、第2固定部材の上部から互いに接近する方向にほぼ水平に延び、この延びた各先端部が前記複数の鍵盤ケースの上方に向けて斜めに延びて互いに重なる形状に形成されていることを特徴とする請求項2〜4のいずれかに記載の鍵盤装置。
  6. 前記複数の鍵盤ケースが連続する状態に展開して開いたときに、前記複数の鍵盤ケースの前記端部同士における各下面に跨って配置され、前記連結ヒンジ部と前記補助ヒンジ部とにより前記複数の鍵盤ケースが相対的に回動して互いに重なり合って閉じるときに、前記複数の鍵盤ケースにおける前記端部同士の各対向面を塞ぐカバー部材を備えていることを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載の鍵盤装置。
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