JP2008115205A - 修正液 - Google Patents

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Abstract

【課題】万年筆やボールペンなどの消しゴムで消去し難い筆跡や図形、たとえば誤字などを隠蔽消去する修正液に関し、特に隠蔽力が高く塗布性に優れるとともに、高い塗膜定着性をも有する修正液を提供する。
【解決手段】隠蔽材である酸化チタンと、有機溶剤と。この有機溶剤に可溶なアクリル樹脂と、ポリアミノアミドのリン酸塩とを少なくとも含み、ポリアミノアミドのリン酸塩に対するアクリル樹脂の重量比が2倍以上4倍以下である修正液。
【選択図】なし

Description

本発明は、誤字などを隠蔽消去する修正液に関し、特に隠蔽力が高く、塗布性に優れた修正液に関する。
従来、修正液は、酸化チタンなどの隠蔽材と、水または有機溶剤である液媒体と、使用する水または有機溶剤に溶解、または分散する樹脂などを主成分としている。
修正液は文字、図柄など隠蔽、修正を行うだけでなく、塗膜上に再筆記を行う場合が多いので、塗膜の乾燥が速いことが必要である。塗膜の乾燥性は使用される有機溶剤の種類の他に、塗布される修正液の量にも影響される。少ない塗布量の方が相対的に乾燥時間が早くなるので、少ない塗布量でも高い隠蔽力を持つ修正液であることが必要となる。その手段として、酸化チタンの添加量を上げる方法や微粉末シリカや微粉末炭酸マグネシウムを添加し、チクソインデックスを上げることにより、酸化チタンなどの隠蔽材が紙面へ浸透することを抑えてより多く塗膜中に残存するようにし、隠蔽率の低下を抑えるというもの(特許文献1)などが提案されている。
特開平6−313140
しかしながら、ただ単に酸化チタンの添加量を上げる方法では隠蔽力は上がるものの、粘度が上がり塗布性が低下してしまう。また、微粉末シリカや微粉末炭酸マグネシウムを添加し、チクソインデックスを上げることにより、紙面への酸化チタンなどの隠蔽材の浸透を抑え、隠蔽率の低下を抑えるという方法では、修正液として十分な隠蔽力が得られないばかりか、修正液の粘度が高いものとなるので塗り延ばされ難くなるという問題が起こる。本発明が解決しようとする課題は、塗布性を落とさず隠蔽力を上げることである。
この改善策として、本発明は、酸化チタンと有機溶剤とアクリル樹脂とポリアミノアミドリン酸塩とを少なくとも含み、ポリアミノアミドリン酸塩に対するアクリル樹脂の重量比が2倍以上4倍以下である修正液を要旨とする。
解決しようとする問題点は、インキの塗布性、定着性を落とさず、隠蔽力を高くすることである。
ポリアミノアミドリン酸塩は、複数のポリアミノアミド鎖を有するため、酸化チタンに吸着したアクリル樹脂のカルボキシル基、またはそのエステル部分にポリアミノアミドリン酸塩のポリアミノアミド鎖が弱く電気的に吸着し、更に別のポリアミノアミド鎖が、別の酸化チタンに吸着したアクリル樹脂鎖のカルボキシル基、またはそのエステル部分に吸着する。
このようにしてインキ全体が嵩高の三次元凝集構造をとる。この三次元凝集構造は、弱い電気的吸着で成立しているので、塗布直後には嵩高な三次元凝集構造を作るため、同じ塗布厚でもポリアミノアマイドリン酸塩無添加のものと比べ、乾燥後は嵩高の厚い塗膜となり、高い隠蔽力を得られる。更に、塗布時には弱い力で崩れるので良好な塗布性を得られ、高い隠蔽力と塗布性を両立するインキとなる。
ポリアミノアミドリン酸塩に対するアクリル樹脂の重量比が4倍以上では、ポリアミノアミドリン酸塩が不足しこの嵩高な凝集は得られず、2倍未満では、ポリアミノアミドリン酸塩が過剰にあるため、酸化チタンと結合したアクリル樹脂のカルボキシル基またはそのエステルが、皆、ポリアミノアミドリン酸塩の吸着した状態となり、酸化チタン−アクリル樹脂同士を、数珠つなぎに連結することができなくなるので三次元凝集構造をとらなくなる。
修正液は、万年筆やボールペンなどの消しゴムで消去し難い筆跡や図形を隠蔽するための修正液などに使用できる。基本的な配合は、隠蔽材となる着色成分と、これらを溶解及び/又は分散する液媒体とよりなるものである。
酸化チタンは、紙面として最も多い白色を考慮して白色の顔料、及び修正する文字や図柄などの隠蔽材として使用される。商品の具体例としては、TITONE SR−1(比重4.1)、同R−650(比重4.1)、同R−62N(比重3.9)、同R−42(比重4.1)、同R−7E(比重3.9)、同R−21(比重4.0)(以上、堺化学工業(株)製)、クロノスKR−310(比重4.2)、同KR−380(比重4.2)、同480(比重4.2)(以上、チタン工業(株)製)、タイピュアR−900(比重4.0)、同R−902(比重4.0)、同R−960(比重3.9)、同R−931(比重3.6)(以上、デュポン・ジャパン・リミテッド製)、TITANIX JR−301(比重4.1)、同JR−805(比重3.9)、同JR−603(比重4.0)、同JR800(比重3.9)、同JR−403(比重4.0)、JR701(比重4.1)(以上、テイカ(株)製)などが挙げられる。酸化チタンの添加量はインキ全量に対し30重量%以上60重量%以下が好ましい。
その他に、修正液の塗膜の色調の調整や光沢の調整のために、カーボンブラック、低次酸化チタン、酸化鉄、シリカ、アルミナ、炭酸カルシウム、マイカ、ケイ酸アルミなどの顔料や使用する溶剤に不溶な樹脂粒子なども併用することもできる。その使用量は酸化チタンに対し0.01重量%以上20重量%以下が好ましい。
有機溶剤は、塗膜の乾燥性を考慮すると沸点40℃以上150℃以下のものが好ましく使用でき、ノルマルペンタン(沸点36.0℃)、シクロペンタン(沸点49.2℃)、メチルシクロペンタン(沸点71.8℃)ノルマルヘキサン(沸点68.7℃)、イソヘキサン(沸点60.2℃)、ノルマルヘプタン(沸点98.4℃)、ノルマルオクタンなど脂肪族炭化水素系溶剤、シクロヘキサン(沸点80.0℃)、メチルシクロヘキサン(沸点100.9℃)、エチルシクロヘキサン(沸点132℃)等の他、エクソールDSP 100/140(初留点102℃、乾点138℃)(以上エクソン化学(株)製)等の脂肪族炭化水素系溶剤の混合品などが挙げられる。これらは、単独もしくは混合して使用可能である。溶剤使用量はインキ全量に対して30重量%以上60重量%以下が好ましい。
アクリル樹脂は顔料の分散や白色顔料組成物の紙面等への定着をもたらすと共に、ポリアミノアミドリン酸塩と併用することにより三次元凝集構造を形成させるために使用するものである。
使用可能なモノマーはアクリル酸エステルとしては、メチルアクリレート、エチルアクリレート、イソプロピルアクリレート、ノルマルブチルアクリレート、2−エチルヘキシルアクリレート、メタクリル酸エステルとしては、メチルメタクリレート、エチルメタクリレート、プロピルメタクリレート、イソプロピルメタクリレート、n−ブチルメタクリレート、イソブチルメタクリレート、tert−ブチルメタクリレート、2−エチルヘキシルメタクリレート、オクチルメタクリレート、ラウリルメタクリレート、セチルメタクリレート、ステアリルメタクリレート、オレイルメタクリレート、シクロヘキシルメタクリレート、ベンジルメタクリレートなどが挙げられる。カチオン性のモノマーとしては、N,N−ジメチルアミノプロピル(メタ)アクリレート、N,N−ジエチルアミノプロピル(メタ)アクリレート、N,N−ジブチルアミノエチル(メタ)アクリレート、N,N−ジプロピルアミノエチル(メタ)アクリレート、N,N−ジイソプロピルアミノエチル(メタ)アクリレート、N,N−ジ−tert−ブチルアミノエチル(メタ)アクリレート、N,N−ジシクロヘキシルアミノエチル(メタ)アクリレート、N,Nジメチルアミノエチル(メタ)アクリルアミド、N,N−ジエチルアミノエチル(メタ)アクリルアミドN,N−ジメチルアミノプロピル(メタ)アクリルアミド、N,N−ジエチルアミノプロピル(メタ)アクリルアミドなどが挙げられる。これらのモノマー以外にも酢酸ビニル、スチレン、ビニルトルエン、マレイン酸、イタコン酸、メタクリル酸−2−ヒドロキシエチル、メタクリル酸ヒドロキシプロピル、アクリル酸−2−ヒドロキシプロピル、アクリル酸ヒドロキシプロピル、アクリルアミド、N−メチロールアクリルアミド、ジアセトンアクリルアミド、グリシジルメタクリレートなどの共重合可能なビニルモノマーを含有することもできる。商品の具体例として、ダイヤナールBR−101(重量平均分子量160000,ガラス転移点50℃)、同BR−102(重量平均分子量360000,ガラス転移点20℃)、同BR−105(重量平均分子量55000,ガラス転移点50℃)、同BR−1122(重量平均分子量180000,ガラス転移点20℃)、同MB−3012(重量平均分子量400000,ガラス転移点40℃)、同BR−115(重量平均分子量55000,ガラス転移点50℃)、同MB−2478(重量平均分子量80000,ガラス転移点50℃)、同BR−117(重量平均分子量140000,ガラス転移点35℃)、同BR−118(重量平均分子量190000,ガラス転移点35℃)、同BR−122(重量平均分子量210000,ガラス転移点50℃)(以上、三菱レイヨン(株)製)などが挙げられる。
また、顔料分散安定性の為に、アルキル硫酸エステル塩、アルキルリン酸塩、ポリカルボン酸高分子などの陰イオン性界面活性剤、ポリエチレンアルキルエーテル、グリセリン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレン脂肪酸エステル等の非イオン性界面活性剤、第4級アンモニウム塩、アルキルアミン塩などの分散剤を添加することが出来る。
ポリアミノアミドリン酸塩は、隠蔽材に吸着したアクリル樹脂同士を結ぶことにより三次元凝集構造を形成させるために使用するもので、市販のものとしては、陽イオン性長鎖型ポリアミノアミドリン酸塩として、W001(Agathos社、オランダ)、ディスパロン1850(楠本化成(株))、Anti−terra P(BYK Chemie、独国)などがある。
修正液は、上記各成分をボールミル、アトライター、サンドグラインダー、インペラー等の攪拌分散機を使用して分散混合することによって得られる。
以下、実施例に基づき本発明を詳細に説明する。
実施例、比較例に用いるアクリル樹脂の製造における原料の組み合わせの一例を表1に示す。
アクリル樹脂製造条件
攪拌機、窒素ガス導入口、温度計、還流コンデンサーを設備した500mlの反応容器に上記表1に示した物質を仕込み、窒素ガス気流中、80℃にて7時間撹拌しながら重合させ、透明で粘稠性を有するアクリル樹脂ポリマー成分を得た。
実施例1
TITANIX JR701(酸化チタン、テイカ(株)製) 45.0重量部
ダイヤナールBR−102(アクリル樹脂、三菱レイヨン(株)製) 7.1重量部
メチルシクロヘキサン 44.3重量部
Anti−Terra−P(長鎖ポリアミノアマイドリン酸塩、不揮発分50%(イソブタノール
キシレン溶液、溶剤合計50%)、BYKChemie製、独国) 3.6重量部
Anti−Terra−Pを除く上記各成分をボールミルで24時間分散処理後、Anti−Terra−Pを添加し、スリーワンモーターで10分間攪拌し修正液を得た。
実施例2
TITANIX JR805(酸化チタン、テイカ(株)製) 45.0重量部
アクリル樹脂1 15.3重量部
メチルシクロヘキサン 20.0重量部
シクロペンタン 17.1重量部
W001(陽イオン性長鎖型ポリアミノアミドリン酸塩、不揮発分50%、(イソブタノール、キシレン溶液、溶剤合計50%)、AGATHOS International B.V製、オランダ)
2.6重量部
W001を除く上記各成分をボールミルで24時間分散処理後、W001を添加し、スリーワンモーターで10分間攪拌し修正液を得た。
実施例3
TITONE R62N(酸化チタン、堺化学工業(株)製) 45.0重量部
アクリル樹脂1 15.3重量部
メチルシクロヘキサン 36.9重量部
W001(前述) 2.8重量部
W001を除く上記各成分をボールミルで24時間分散処理後、W001を添加し、スリーワンモーターで10分間攪拌し修正液を得た。
実施例4
TITANIX JR701(前述) 45.0重量部
アクリル樹脂1 11.0重量部
メチルシクロヘキサン 22.0重量部
イソヘキサン 19.5重量部
ディスパロン1850(長鎖ポリアミノアマイドリン酸塩、不揮発分45%(イソブタノール、キ
シレン、水溶液、溶剤合計55%)、楠本化成(株)製) 2.5重量部
ディスパロン1850を除く上記各成分をボールミルで24時間分散処理後、ディスパロン1850を添加し、スリーワンモーターで10分間攪拌し修正液を得た。
実施例5
TITANIX JR701(前述) 50.0重量部
アクリル樹脂1 16.3重量部
メチルシクロヘキサン 20.0重量部
シクロペンタン 10.7重量部
W001(前述) 3.0重量部
W001を除く上記各成分をボールミルで24時間分散処理後、W001を添加し、スリーワンモーターで10分間攪拌し修正液を得た。
実施例6
TITANIX JR301(前述) 45.0重量部
アクリル樹脂2 11.2重量部
メチルシクロヘキサン 20.1重量部
シクロペンタン 20.0重量部
W001(前述) 3.7重量部
W001を除く上記各成分をボールミルで24時間分散処理後、W001を添加し、スリーワンモーターで10分間攪拌し修正液を得た。
実施例7
TITANIX JR301(前述) 45.0重量部
アクリル樹脂3 11.0重量部
メチルシクロヘキサン 20.0重量部
シクロペンタン 20.9重量部
W001(前述) 3.1重量部
W001を除く上記各成分をボールミルで24時間分散処理後、W001を添加し、スリーワンモーターで10分間攪拌し修正液を得た。
実施例8
TITONE R62N(前述) 45.0重量部
アクリル樹脂3 11.0重量部
メチルシクロヘキサン 20.0重量部
シクロペンタン 20.6重量部
W001(前述) 3.4重量部
W001を除く上記各成分をボールミルで24時間分散処理後、W001を添加し、スリーワンモーターで10分間攪拌し修正液を得た。
実施例9
TITONE R62N(前述) 45.0重量部
アクリル樹脂3 11.0重量部
メチルシクロヘキサン 20.0重量部
イソヘキサン 19.6重量部
W001(前述) 4.4重量部
上記各成分をボールミルで24時間分散後、修正液を得た。
比較例1
TITNIX JR301(前述) 45.0重量部
アクリル樹脂1 15.3重量部
メチルシクロヘキサン 37.7重量部
W001(前述) 2.0重量部
W001を除く上記各成分をボールミルで24時間分散処理後、W001を添加し、スリーワンモーターで10分間攪拌し修正液を得た。
比較例2
TITNIX JR301(前述) 45.0重量部
アクリル樹脂1 15.3重量部
メチルシクロヘキサン 33.9重量部
W001(前述) 5.8重量部
W001を除く上記各成分をボールミルで24時間分散処理後、W001を添加し、スリーワンモーターで10分間攪拌し修正液を得た。
比較例3
JR301(酸化チタン、テイカ(株)製) 45.0重量部
アクリル樹脂1 15.3重量部
メチルシクロヘキサン 20.0重量部
シクロペンタン 16.7重量部
Disperbyk101(長鎖型ポリアミノアマイドと極性酸のエステル塩、不揮発分52%(
ミネラルスピリット溶液、溶剤合計48%)、BYK Chemie製、独国) 1.0重量部
アエロジル200(微粉末シリカ、日本アエロジル(株)製) 2.0重量部
上記各成分をボールミルで24時間分散処理後、修正液を得た。
比較例4
実施例7のW001を除き、Disperbyk101を3.1重量部添加した他は実施例7と同様に成し修正液を得た。
比較例5
TITANIX R62N(前述) 55.0重量部
アクリル樹脂1 19.0重量部
メチルシクロヘキサン 25.0重量部
Disperbyk101(前述) 1.0重量部
上記各成分をボールミルで24時間分散処理後、修正液を得た。
流動特性測定
実施例1〜9、比較例1〜5で得られた修正液を、VISCOANALTSER VAR−100(Reologica Instruments A.B.製レオメーター)と直径40mm、4°のコーンローターを用いて、せん断速度1s−1、50s−1、100s−1、150s−1、200s−1におけるせん断応力(Pa)を25℃で測定した。その時のせん断速度とせん断応力よりなる近似式(せん断応力(Pa)=A×せん断速度(s−1)+B)を最小2乗法で求めた。傾きAの値とBの値を表2に示す。尚、Aの値は修正液の流れやすさ(塗布性)を示し、より値が小さい方が良好な塗布性となる。また、Bの値はおおよその降伏値となる。
隠蔽率測定
実施例1〜9、比較例1〜5で得られた修正液を、50μmのアプリケーターで隠蔽率測定紙(JIS K 5400)に塗布し、隠蔽率測定紙の白色部の塗膜のY値と黒色部のY値の比を算出した。
隠蔽率(%)=(黒色部塗膜のY値/白色部塗膜のY値)×100
膜厚測定
実施例1〜9、比較例1〜5で得られた修正液を254μmアプリケーター上質紙に塗布し、乾燥膜厚をシックネスゲージで測定した。
塗布性試験
実施例1〜9、比較例1〜5で得られた修正液をぺんてるペン修正液(XEZL61−W)容器に入れ、5cm×5cmを塗布速度50cm/秒で往復し、インキの塗り伸ばしやすさを以下に示す基準で4段階のレベル評価を行った。塗布性のレベル評価は、無作為に抽出した49人のモニターに評価してもらい、その平均値を求めた。
4:インキの塗り延ばしが非常に良く、きれいに塗布できる
3:インキの塗り延ばしが良い
2:インキの塗り延ばしがやや悪い
1:インキの塗り延ばしが著しく悪い
以上、説明したように、本発明の修正液は、高い隠蔽力、良好な塗布性と高い塗膜定着性を有したものでる。

Claims (1)

  1. 酸化チタンと有機溶剤と該有機溶剤に可溶なアクリル樹脂とポリアミノアミドリン酸塩とを少なくとも含み、ポリアミノアミドリン酸塩に対するアクリル樹脂の重量比が2倍以上4倍以下である修正液。
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