JP2008112178A - マスク検査装置 - Google Patents
マスク検査装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2008112178A JP2008112178A JP2007302464A JP2007302464A JP2008112178A JP 2008112178 A JP2008112178 A JP 2008112178A JP 2007302464 A JP2007302464 A JP 2007302464A JP 2007302464 A JP2007302464 A JP 2007302464A JP 2008112178 A JP2008112178 A JP 2008112178A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pattern
- film thickness
- circuit
- data
- mask
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Abstract
【構成】パターンの設計形状データと前記パターンの膜厚情報とを入力し、前記パターンの設計形状データと前記パターンの膜厚情報とに基づいて、所定の領域の平均膜厚を演算する平均膜厚演算回路250と、前記パターンの設計形状データと前記パターンの膜厚情報とに基づいて作成されたマスクパターンを用いて、前記所定の領域に対応するマスクパターンの領域の光学画像を取得する場合に、前記平均膜厚に合焦位置を合わせて光学画像を取得する光学画像取得部150と、を備えたことを特徴とする。
【選択図】図2
Description
ここで,参照画像は,die to die(ダイツーダイ)検査の場合には,検査するダイ領域とは別のダイの対応する光学画像のことであり,die to database(ダイツーデータベース)検査の場合には,検査する領域の設計データから求めた光学画像の期待値のことである.
ガラスマスク上のパターンの設計形状データと前記パターンの膜厚情報とを入力し、前記パターンの設計形状データと前記パターンの膜厚情報とに基づいて、所定の領域を細分化した各領域について、パターン面上、前記パターンが占める面積比に前記パターンの膜厚を乗じた値を演算する第1の演算部と、
前記所定の領域を細分化した各領域について計算された合計値を前記各領域の領域数で除した値を演算する第2の演算部と、
を有し、
前記第2の演算部で演算された値を前記平均膜厚とする平均膜厚演算部と、
前記パターンの設計形状データと前記パターンの膜厚情報とに基づいて作成されたマスクパターンを用いて、前記所定の領域に対応するマスクパターンの領域の光学画像を取得する場合に、前記平均膜厚に合焦位置を合わせて光学画像を取得する光学画像取得部と、
を備えたことを特徴とする。
ガラスマスク上の第1と第2のパターンの設計形状データと第1と第2のパターンの膜厚情報とを入力し、前記第1と第2のパターンの設計形状データと第1と第2のパターンの膜厚情報とに基づいて、所定の領域を細分化した各領域について、パターン面上、前記第1のパターンが全面に占める面積比に前記第1のパターンの膜厚を乗じた値と、パターン面上、前記第2のパターンが全面に占める面積比に前記第1と第2のパターンの膜厚の和を乗じた値との合計値を演算する第1の演算部と、
前記所定の領域を細分化した各領域について計算された合計値の総和を前記各領域の領域数で除した値を演算する第2の演算部と、
を有し、
前記第2の演算部で演算された値を前記平均膜厚とする平均膜厚演算部と、
前記第1と第2のパターンの設計形状データと第1と第2のパターンの膜厚情報とに基づいて作成されたマスクパターンの光学画像を取得する場合に、前記所定の領域に対応するマスクパターンの領域の光学画像を前記平均膜厚に合焦位置を合わせて取得する光学画像取得部と、
を備えたことを特徴とする。
パターンの設計形状データと前記パターンの膜厚情報とを入力し、前記パターンの設計形状データと前記パターンの膜厚情報とに基づいて、所定の領域の平均膜厚を演算する平均膜厚演算工程と、
前記パターンの設計形状データと前記パターンの膜厚情報とに基づいて作成されたマスクパターンを用いて、前記所定の領域に対応するマスクパターンの領域の光学画像を取得する場合に、前記平均膜厚に合焦位置を合わせて光学画像を取得する光学画像取得工程と、
を備えたことを特徴とする。
第1と第2のパターンの設計形状データに基づいて作成されたマスクパターンの光学画像を取得する光学画像取得部と、
変更可能な比較判定閾値のいずれかを用いて、前記マスクパターンの光学画像と参照画像とを比較する比較部と、
前記第1と第2のパターンの設計形状データに基づいて、前記変更可能な比較判定閾値のうち、いずれの比較判定閾値を用いるかを判定し、判定された結果を前記比較部に出力する判定部と、
を備えたことを特徴とする。
図1は、実施の形態1におけるマスク検査装置の構成を示す概念図である。
図1において、光学画像取得装置の一例となる、マスクの欠陥を検査するマスク検査装置100は、光学画像取得部と制御系回路を備えている。光学画像取得部は、XYθテーブル102、光源103、拡大光学系104、フォトダイオードアレイ105、センサ回路106、レーザ測長システム122、オートローダ130、ピエゾ素子142を備えている。制御系回路では、コンピュータとなる制御計算機110が、バス120を介して、位置回路107、比較回路108、展開回路111、参照回路112、オートローダ制御回路113、テーブル制御回路114、磁気ディスク装置109、磁気テープ装置115、フレシキブルディスク装置(FD)116、CRT117、パターンモニタ118、プリンタ119、オートフォーカス制御回路140に接続されている。また、XYθテーブル102は、X軸モータ、Y軸モータ、θ軸モータにより駆動される。
図2において、展開回路111は、バスと接続されるI/F(インターフェース)212、データメモリ222、図形解釈回路232、パターン発生回路242、I/F214、データメモリ224、図形解釈回路234、パターン発生回路244、平均膜厚演算回路250、パターン合成回路260を備えている。そして、平均膜厚演算回路250は、重み付け演算回路252、平均化演算回路254、パターン重なり状況判定回路256を有している。平均膜厚演算回路250からの出力は、比較回路108やオートフォーカス制御回路140に送信される。パターン合成回路260からの出力は、参照回路112に送信される。また、比較回路108には、光学画像取得部150から光学画像データが送信される。光学画像取得部150には、上述したように、XYθテーブル102、光源103、拡大光学系104、フォトダイオードアレイ105、センサ回路106、レーザ測長システム122、オートローダ130、ピエゾ素子142を備えている。図2では、このうち、XYθテーブル102、光源103、拡大光学系104、フォトダイオードアレイ105、センサ回路106が記載され、残りの構成は省略している。
フォトマスク101に形成されるパターンは、例えば、周辺パターン21と回路パターン22とに分けられる。回路パターン22は、さらにロジック・コントローラ部23とメモリ部24とに分けられる。これら回路パターン22の特に微細パターンの形成が要求される部分に、光の干渉を利用する位相シフトパターンを形成することにより、光転写装置の解像度をさらに向上させることができる。
位相シフトの構造には種々の方式が考えられており、図4(a)に示すレベンソン方式、図4(b)に示す補助パターン方式、図4(c)に示すエッジ強調方式、図4(d)に示すクロムレス方式、図4(e)に示すハーフトーン方式などがある。なお、フォトマスク101は、ガラス基板25に遮光パターン26や位相シフトパターン27を用いて形成される。例えば、遮光パターン26には、ガラス基板25の表面に遮光機能のあるクロム層を所定の形状(以後、クロムパターンと呼ぶ)に設けたものが用いられる。そして、位相シフトパターン27は、例えば、SiO2やMoSiなどの半透光性材料で形成される。
パターン設計データは長方形や三角形を基本図形としたもので、例えば、図5に示すように図形のX寸法L1、Y高さL2、図形の配置座標(x、y)を組み合わせて記述されている。データファイルには、かかる図形のX寸法L1、Y高さL2、図形の配置座標(x、y)や、この他に遮光パターンと位相シフトパターンを区別する識別子となる膜種別コード、長方形や三角形を区別する識別子となる図形コードや、描画時や検査時の設定条件が含まれている。ここでは、1つの膜種別コードごとに1つのデータファイルを作成している。よって、遮光パターン(クロムパターン)設計データと位相シフトパターン設計データとの2つのデータファイルを使用する。
図6において、フォトマスクは、ガラス基板上にハーフトーン膜によるパターンが形成され、比較的広い面積を遮光するために、ハーフトーン膜上にクロム膜を形成している。ハーフトーン膜上にクロム膜を形成することにより、比較的広い面積での十分な遮光を行なうことができる。
被検査領域は、図7に示すように、Y方向に向かって、例えば、200μm程度のスキャン幅Wでの細い短冊状の複数の検査ストライプに仮想的に分割され、更にその分割された各検査ストライプが連続的に走査されるようにXYθテーブル102の動作が制御され、X方向に移動しながら光学画像が取得される。フォトダイオードアレイ105では、図7に示されるようなスキャン幅Wの画像を連続的に入力する。そして、第1の検査ストライプにおける画像を取得した後、第2の検査ストライプにおける画像を今度は逆方向に移動しながら同様にスキャン幅Wの画像を連続的に入力する。そして、第3の検査ストライプにおける画像を取得する場合には、第2の検査ストライプにおける画像を取得する方向とは逆方向、すなわち、第1の検査ストライプにおける画像を取得した方向に移動しながら画像を取得する。このように、連続的に画像を取得していくことで、無駄な処理時間を短縮することができる。
展開回路111内では、遮光パターン(クロムパターン)の設計データをI/F212において入力すると、メモリ部となるデータメモリ222に、一時的に蓄積される。そして、送られた図形データはデータメモリ222から図形解釈回路232に送られ、図5に示したようなその図形データの図形形状を示す図形コード、図形寸法などを解釈する。そして、パターン発生回路242において、所定の量子化寸法のグリッドのパターンとして2値ないしは多値の図形パターンデータを展開する。同様に、位相シフトパターン(ハーフトーンパターン)の設計データをI/F214において入力すると、メモリ部となるデータメモリ224に、一時的に蓄積される。そして、送られた図形データはデータメモリ224から図形解釈回路234に送られ、図5に示したようなその図形データの図形形状を示す図形コード、図形寸法などを解釈する。そして、パターン発生回路244において、所定の量子化寸法のグリッドのパターンとして2値ないしは多値の図形パターンデータを展開する。展開された各グリッドのパターンデータは、パターン発生回路242,244に設けた図示していない大容量のストライプパターンメモリに一時的に蓄積する。その容量は検査ストライプ1本分のグリッドのパターンデータを格納するのに充分な大きさにしておくのが望ましい。或いは、データメモリ222,224や磁気ディスク装置109に記憶させても構わない。
センサ回路106から得られた測定パターンデータは、拡大光学系104の解像特性やフォトダイオードアレイ105のアパーチャ効果、隣接画素間の干渉などによってぼやけが生じた状態、すなわちフィルタが作用した状態、言い換えれば連続変化するアナログ状態にあるため、画像強度(濃淡値)がデジタル値の設計側のイメージデータにもフィルタ処理を施して、測定パターンデータに合わせるためである。
図9(a)には、所定の領域として、ガラス基板202上に膜厚t1のハーフトーン膜204による所定の周期でラインアンドスペースの微細パターンが形成された領域が記載されている。その領域内の上述した所定の量子化寸法で細分化されたグリッドのパターンごとに平均膜厚を演算して、さらに、前記所定の領域としての平均膜厚を演算する。所定の量子化寸法のグリッドのパターンとして、例えば、画素単位に分割すると好適である。図9(a)では、かかる所定の領域内の画素X1を示している。
図10に示すように、画素X1を含むかかる所定の領域を200μm×200μmのエリアXとすると、エリアXでの平均膜厚Tは、エリアX内の画素数nの各画素の平均膜厚Tnの和を画素数nで割った値となる。
実際の検査装置では、光学系を固定してステージに載置されたマスクが連続およびステップ移動を行うものであるが、本図ではマスクを固定してレンズが移動するごとく表示している。従来のオートフォーカス制御では、上述したように、追従遅れが生じてしまいガラスからハーフトーンへの変化部分などではフォーカスが合わない区間が存在するなどの課題がある。区間(1)ではパターンが微細なためガラスとハーフトーン膜厚の中間のいずれかの高さで推移する。また、区間(2)で示すように、従来のフォーカス制御ではサーボの応答特性とパターンの周期が干渉して本来の制御量よりも過剰に反応する現象も考えられる。本実施の形態によれば、ステージが走行する先のパターン情報を予め演算して合焦位置に制御できるので、安定してガラスとハーフトーン膜厚の中間の高さに制御することができるようになる。また、図11の例の区間(1)だけでなく、区間(2)も同様にパターンの膜厚の平均化計算を行なうことができる。そのため、区間(2)でも安定してガラスとハーフトーン膜厚の中間の適切な高さに制御することができるようになる。さらに、応答周波数を上げることができるので、パターンへの追従性も向上させることができる。
図12は、2値のビットパターンの一例を示す図である。
図12(a)には、パターンAとして、クロムパターンの一部を示している。図12(b)には、パターンBとして、ハーフトーンパターンの一部を示している。そして、ハーフトーンパターンとクロムパターンとをそれぞれ所定のグリッドのビットパターンとして取り扱い、同一位置のパターン同士を重ね合わせて合成する。合成方法は、それぞれのパターンありを論理1、パターンなしを論理0とみなして図12(c)に示すように論理積を採るなどの方法が考えられる。そして、パターン重なり状況判定回路256は、合成後に論理1となったビット領域を相対的に感度の緩い比較判定閾値を用いるように判定する。グリッドが一致せず異なる場合には、一方に合わせて他方を再サンプリングするなどして合成すればよい。
実施の形態1では、グリットパターンを「1」或いは「0」のビットパターンで表す場合についても説明したが、かかる「1」或いは「0」の代わりに、位相シフトパターン(ハーフトーン)膜の検査光波長での透過率あるいは反射率と遮光パターン(クロムパターン)膜の検査光波長での透過率あるいは反射率とを使用してもよい。言い換えれば、透過率あるいは反射率を識別子として用いても構わない。その他の構成は、実施の形態1或いは2と同様で構わないため、説明を省略する。
上述した各実施の形態では、パターン発生回路242,244で発生させたハーフトーン図形パターンデータとクロム図形パターンデータをそれぞれ所定のグリッドのパターンとして取り扱い、同一位置のパターン同士を重ね合わせて合成する場合について説明した。実施の形態3では、ハーフトーン図形パターンデータを展開する量子化寸法は微細パターンを表現するために比較的細かな寸法にして、クロム図形パターンデータを展開する量子化寸法は比較的大きな量子化寸法とする組み合わせとする場合について説明する。その他の構成は、実施の形態1或いは2と同様で構わないため、説明を省略する。
図13において、ハーフトーン(HT)図形パターンデータの一部が、図13(a)に、クロム(Cr)図形パターンデータの一部が、図13(b)に示されている。ここでは、ハーフトーン(HT)パターンは、クロム(Cr)パターンの1/2(面積で1/4)の量子化寸法で展開されている。かかるグリッドが異なる場合には、一方に合わせて他方を再サンプリングする。かかる場合、ハーフトーン(HT)パターンの量子化寸法を、クロム(Cr)パターンの量子化寸法に合わせると好適である。パターン重なり状況判定を行なう場合、クロム領域が少しでも在る領域は、判定閾値を緩和することが望ましいからである。
パターン発生回路244は、4倍の量子化寸法でハーフトーン図形パターンデータを再サンプリングする。再サンプリングする場合、もとのビットパターンのパターンありを論理1、パターンなしを論理0とみなして、4倍の量子化寸法の升目内に位置するもとの4つの升目の論理和を演算して、その結果を再サンプリングする4倍の量子化寸法の升目の値とするとよい。少しでもハーフトーン領域が在る領域は、パターンありとすることにより、合成した場合に、Cr領域でありながらHT領域でないという誤判定を避けることができる。そして、グリッドが一致したところで、2つのパターンを合成すればよい。
図14は、展開量子化寸法の異なるグリッドパターンの別の一例を示す図である。
例えば、ある所定の領域を見た場合に、図14(a)に示すハーフトーン(HT)パターンのビットパターンと、図14(b)に示すクロム(Cr)パターンのビットパターンとがそれぞれ展開されていた場合、かかる2つを合成すると図14(c)に示すようにグリット位置が一致しなくなってしまう。さらに、量子化誤差は、本来のパターン設計データからビットパターンデータに変換する際にも生じているため、一方に合わせて他方を再サンプリングすると誤差が累積することになり、例えばハーフトーンとクロムのエッジ位置が正確な位置からずれてしまう恐れがある。
例えば、ある所定の領域を見た場合に、図15(a)に示すハーフトーン(HT)パターンのビットパターンと、図15(b)に示すクロム(Cr)パターンのビットパターンとがそれぞれ展開されていた場合、図15(b)に示すクロム(Cr)パターンのビットパターンの量子化寸法を図15(a)に示すハーフトーン(HT)パターンのビットパターンの量子化寸法の整数倍(図では2倍)にすることにより、かかる2つを合成すると図15(c)に示すようにグリット位置が一致し、量子化誤差を避けることができる。
上述した各実施の形態では、遮光パターン(クロムパターン)設計データ、位相シフトパターン設計データの識別は制御計算機110で行う例を示したが、実施の形態4では、制御計算機110では識別せずに、展開回路111で処理する場合について説明する。
図16では、1つのデータファイルに膜種別の異なる設計データが混在している場合を示している。かかる場合のように、両者を混在させる場合には、図形単位あるいはある程度の図形をまとめたグループの単位、あるいはさらに複数のグループをまとめた単位ごとに、膜種を示す識別情報を付加しておく。
図17において、展開回路111は、バスと接続されるI/F(インターフェース)212、データメモリ222、図形解釈回路232、パターン発生回路242、パターン発生回路244、平均膜厚演算回路250、パターン合成回路260を備えている。図2の構成から、I/F214、データメモリ224、図形解釈回路234が無くなった構成となる。その他は、図2と同様である。
上述した各実施の形態では、ダイツーデータベース検査を想定しているが、ダイツーダイ検査であっても、遮光パターン(クロムパターン)設計データ、位相シフトパターン設計データが入手できている場合には、そのデータを使って、遮光パターンの位置を判定して欠陥判定閾値の変更を行なうことができる。同様に、平均膜厚分布を演算して、合焦位置のオフセットを行ないフォーカスの補正を行うことができる。
101 フォトマスク
102 XYθテーブル
103 光源
104 拡大光学系
105 フォトダイオードアレイ
106 センサ回路
108 比較回路
109 磁気ディスク装置
111 展開回路
140 オートフォーカス制御回路
142 ピエゾ素子
150 光学画像取得部
250 平均膜厚演算回路
252 重み付け演算回路
254 平均化演算回路
256 パターン重なり状況判定回路
Claims (2)
- 第1と第2のパターンの設計形状データに基づいて作成されたマスクパターンの光学画像を取得する光学画像取得部と、
変更可能な比較判定閾値のいずれかを用いて、前記マスクパターンの光学画像と参照画像とを比較する比較部と、
前記第1と第2のパターンの設計形状データに基づいて、前記変更可能な比較判定閾値のうち、いずれの比較判定閾値を用いるかを判定し、判定された結果を前記比較部に出力する判定部と、
を備えたことを特徴とするマスク検査装置。 - 前記判定部は、前記第1のパターン上に前記第2のパターンが形成される場合に、前記比較部が前記第2のパターンが在る前記マスクパターンの光学画像と参照画像とを比較する場合に、相対的に感度の緩い比較判定閾値を用いるように判定することを特徴とする請求項1記載のマスク検査装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007302464A JP2008112178A (ja) | 2007-11-22 | 2007-11-22 | マスク検査装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007302464A JP2008112178A (ja) | 2007-11-22 | 2007-11-22 | マスク検査装置 |
Related Parent Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2005091972A Division JP4095621B2 (ja) | 2005-03-28 | 2005-03-28 | 光学画像取得装置、光学画像取得方法、及びマスク検査装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2008112178A true JP2008112178A (ja) | 2008-05-15 |
Family
ID=39444686
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2007302464A Pending JP2008112178A (ja) | 2007-11-22 | 2007-11-22 | マスク検査装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2008112178A (ja) |
Cited By (17)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010096740A (ja) * | 2008-09-16 | 2010-04-30 | Nuflare Technology Inc | パターン検査装置及びパターン検査方法 |
JP2010134433A (ja) * | 2008-11-04 | 2010-06-17 | Hoya Corp | フォトマスクの製造方法、描画装置、フォトマスクの検査方法及びフォトマスクの検査装置 |
JP2011145263A (ja) * | 2010-01-18 | 2011-07-28 | Nuflare Technology Inc | 検査装置および検査方法 |
JP2011203343A (ja) * | 2010-03-24 | 2011-10-13 | Toshiba Corp | パターン検査方法及び半導体装置の製造方法 |
JP2011221499A (ja) * | 2010-02-01 | 2011-11-04 | Nuflare Technology Inc | 欠陥推定装置および欠陥推定方法並びに検査装置および検査方法 |
US20130216120A1 (en) * | 2012-02-17 | 2013-08-22 | Nuflare Technology, Inc. | Inspection system and method |
US8755599B2 (en) | 2009-10-16 | 2014-06-17 | Nuflare Technology, Inc. | Review apparatus and inspection system |
US8903158B2 (en) | 2009-08-18 | 2014-12-02 | Nuflare Technology, Inc. | Inspection system and inspection method |
US9031313B2 (en) | 2009-08-18 | 2015-05-12 | Nuflare Technology, Inc. | Inspection system |
US9036896B2 (en) | 2010-04-09 | 2015-05-19 | Nuflare Technology, Inc. | Inspection system and method for inspecting line width and/or positional errors of a pattern |
US9057711B2 (en) | 2010-12-06 | 2015-06-16 | Nuflare Technology, Inc. | Inspection apparatus and method |
US9116136B2 (en) | 2012-06-27 | 2015-08-25 | Nuflare Technology, Inc | Inspection method and system |
US9140654B2 (en) | 2013-04-26 | 2015-09-22 | Nuflare Technology, Inc. | Inspection apparatus |
US9207189B2 (en) | 2013-02-28 | 2015-12-08 | Nuflare Technology, Inc. | Sample support apparatus |
US9235883B2 (en) | 2012-03-22 | 2016-01-12 | Nuflare Technology, Inc. | Inspection system and method |
JP2017129634A (ja) * | 2016-01-18 | 2017-07-27 | 株式会社ニューフレアテクノロジー | マスク検査方法およびマスク検査装置 |
US10578560B2 (en) | 2011-05-31 | 2020-03-03 | Nuflare Technology, Inc. | Inspection apparatus and method for detecting false defects |
Citations (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH06175353A (ja) * | 1992-12-04 | 1994-06-24 | Toshiba Corp | パターン検査方法及び装置 |
WO1998001903A1 (fr) * | 1996-07-09 | 1998-01-15 | Hitachi, Ltd. | Procede de fabrication d'un composant de circuit integre a semi-conducteur |
JPH10115909A (ja) * | 1996-10-11 | 1998-05-06 | Toppan Printing Co Ltd | 位相シフトマスクの検査装置及び検査方法 |
JP2000146857A (ja) * | 1998-11-13 | 2000-05-26 | Toshiba Corp | パターン欠陥検査方法及びその装置 |
JP2002174604A (ja) * | 2000-09-29 | 2002-06-21 | Hoya Corp | グレートーンマスクの欠陥検査方法及び欠陥検査装置、並びにフォトマスクの欠陥検査方法及び欠陥検査装置 |
JP2002174602A (ja) * | 2000-09-29 | 2002-06-21 | Hoya Corp | グレートーンマスクの欠陥検査方法及び欠陥検査装置 |
JP2003215059A (ja) * | 2002-01-18 | 2003-07-30 | Nec Electronics Corp | パターン検査装置及びその方法 |
JP2003307500A (ja) * | 2002-04-16 | 2003-10-31 | Hoya Corp | グレートーンマスクの欠陥検査方法及び欠陥検査装置、並びにフォトマスクの欠陥検査方法及び欠陥検査装置 |
-
2007
- 2007-11-22 JP JP2007302464A patent/JP2008112178A/ja active Pending
Patent Citations (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH06175353A (ja) * | 1992-12-04 | 1994-06-24 | Toshiba Corp | パターン検査方法及び装置 |
WO1998001903A1 (fr) * | 1996-07-09 | 1998-01-15 | Hitachi, Ltd. | Procede de fabrication d'un composant de circuit integre a semi-conducteur |
JPH10115909A (ja) * | 1996-10-11 | 1998-05-06 | Toppan Printing Co Ltd | 位相シフトマスクの検査装置及び検査方法 |
JP2000146857A (ja) * | 1998-11-13 | 2000-05-26 | Toshiba Corp | パターン欠陥検査方法及びその装置 |
JP2002174604A (ja) * | 2000-09-29 | 2002-06-21 | Hoya Corp | グレートーンマスクの欠陥検査方法及び欠陥検査装置、並びにフォトマスクの欠陥検査方法及び欠陥検査装置 |
JP2002174602A (ja) * | 2000-09-29 | 2002-06-21 | Hoya Corp | グレートーンマスクの欠陥検査方法及び欠陥検査装置 |
JP2003215059A (ja) * | 2002-01-18 | 2003-07-30 | Nec Electronics Corp | パターン検査装置及びその方法 |
JP2003307500A (ja) * | 2002-04-16 | 2003-10-31 | Hoya Corp | グレートーンマスクの欠陥検査方法及び欠陥検査装置、並びにフォトマスクの欠陥検査方法及び欠陥検査装置 |
Cited By (26)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010096740A (ja) * | 2008-09-16 | 2010-04-30 | Nuflare Technology Inc | パターン検査装置及びパターン検査方法 |
US8306310B2 (en) | 2008-09-16 | 2012-11-06 | Nuflare Technology, Inc. | Apparatus and method for pattern inspection |
US8452074B2 (en) | 2008-09-16 | 2013-05-28 | Nuflare Technology, Inc. | Apparatus and method for pattern inspection |
JP2010134433A (ja) * | 2008-11-04 | 2010-06-17 | Hoya Corp | フォトマスクの製造方法、描画装置、フォトマスクの検査方法及びフォトマスクの検査装置 |
US9031313B2 (en) | 2009-08-18 | 2015-05-12 | Nuflare Technology, Inc. | Inspection system |
US8903158B2 (en) | 2009-08-18 | 2014-12-02 | Nuflare Technology, Inc. | Inspection system and inspection method |
US8755599B2 (en) | 2009-10-16 | 2014-06-17 | Nuflare Technology, Inc. | Review apparatus and inspection system |
US8548223B2 (en) | 2010-01-18 | 2013-10-01 | Nuflare Technology, Inc. | Inspection system and method |
JP2011145263A (ja) * | 2010-01-18 | 2011-07-28 | Nuflare Technology Inc | 検査装置および検査方法 |
US9177372B2 (en) | 2010-02-01 | 2015-11-03 | Nuflare Technology, Inc. | Defect estimation device and method and inspection system and method |
US8737676B2 (en) | 2010-02-01 | 2014-05-27 | Nuflare Technology, Inc. | Defect estimation device and method and inspection system and method |
US8781212B2 (en) | 2010-02-01 | 2014-07-15 | Nuflare Technology, Inc. | Defect estimation device and method and inspection system and method |
JP2011221499A (ja) * | 2010-02-01 | 2011-11-04 | Nuflare Technology Inc | 欠陥推定装置および欠陥推定方法並びに検査装置および検査方法 |
US8983113B2 (en) | 2010-02-01 | 2015-03-17 | Nuflare Technology, Inc. | Defect estimation device and method and inspection system and method |
JP2011203343A (ja) * | 2010-03-24 | 2011-10-13 | Toshiba Corp | パターン検査方法及び半導体装置の製造方法 |
US9036896B2 (en) | 2010-04-09 | 2015-05-19 | Nuflare Technology, Inc. | Inspection system and method for inspecting line width and/or positional errors of a pattern |
US9406117B2 (en) | 2010-04-09 | 2016-08-02 | Nuflare Technology, Inc. | Inspection system and method for inspecting line width and/or positional errors of a pattern |
US9057711B2 (en) | 2010-12-06 | 2015-06-16 | Nuflare Technology, Inc. | Inspection apparatus and method |
US10578560B2 (en) | 2011-05-31 | 2020-03-03 | Nuflare Technology, Inc. | Inspection apparatus and method for detecting false defects |
US8861832B2 (en) | 2012-02-17 | 2014-10-14 | Nuflare Technology, Inc. | Inspection system and method |
US20130216120A1 (en) * | 2012-02-17 | 2013-08-22 | Nuflare Technology, Inc. | Inspection system and method |
US9235883B2 (en) | 2012-03-22 | 2016-01-12 | Nuflare Technology, Inc. | Inspection system and method |
US9116136B2 (en) | 2012-06-27 | 2015-08-25 | Nuflare Technology, Inc | Inspection method and system |
US9207189B2 (en) | 2013-02-28 | 2015-12-08 | Nuflare Technology, Inc. | Sample support apparatus |
US9140654B2 (en) | 2013-04-26 | 2015-09-22 | Nuflare Technology, Inc. | Inspection apparatus |
JP2017129634A (ja) * | 2016-01-18 | 2017-07-27 | 株式会社ニューフレアテクノロジー | マスク検査方法およびマスク検査装置 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4095621B2 (ja) | 光学画像取得装置、光学画像取得方法、及びマスク検査装置 | |
JP2008112178A (ja) | マスク検査装置 | |
TWI618976B (zh) | 於微影製程中使圖案合格 | |
US9417191B2 (en) | Using reflected and transmission maps to detect reticle degradation | |
JP4174504B2 (ja) | 試料検査装置、試料検査方法及びプログラム | |
US9390494B2 (en) | Delta die intensity map measurement | |
JP4991499B2 (ja) | レチクル検査装置及びレチクル検査方法 | |
JP2020510864A (ja) | 2つのフォトマスクを比較することによるフォトマスクの検査 | |
JPH11153550A (ja) | 欠陥検査方法及び欠陥検査装置 | |
JP2006250845A (ja) | パターン欠陥検査方法とその装置 | |
JP2005309140A (ja) | フォトマスク製造方法、フォトマスク欠陥修正箇所判定方法、及びフォトマスク欠陥修正箇所判定装置 | |
TW201341947A (zh) | 在光罩檢測期間使用經處理之影像用於選擇性敏感性之細線偵測 | |
KR101994524B1 (ko) | 포커싱 장치, 포커싱 방법 및 패턴 검사 방법 | |
US20150276617A1 (en) | Delta die and delta database inspection | |
JP2007086617A (ja) | 試料検査装置、試料検査方法及びプログラム | |
JP6633918B2 (ja) | パターン検査装置 | |
JP2016194482A (ja) | 検査方法および検査装置 | |
JP4860294B2 (ja) | 電子顕微鏡 | |
KR20090093901A (ko) | 검출 장치, 노광 장치, 및 디바이스 제조 방법 | |
JP2006266864A (ja) | 試料検査装置及び試料検査方法 | |
US7930654B2 (en) | System and method of correcting errors in SEM-measurements | |
JP3958328B2 (ja) | 試料検査装置、試料検査方法及びプログラム | |
JP2011169743A (ja) | 検査装置および検査方法 | |
JP6513951B2 (ja) | 検査方法 | |
JP4266217B2 (ja) | パターン検査装置、パターン検査方法及びプログラム |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20100907 |
|
A711 | Notification of change in applicant |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A711 Effective date: 20100917 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20101102 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20110308 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20110425 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20110628 |