JP2007086617A - 試料検査装置、試料検査方法及びプログラム - Google Patents

試料検査装置、試料検査方法及びプログラム Download PDF

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Abstract

【目的】 パターン形状によらずに光学画像と参照画像とを比較する、より信頼性の高い試料検査装置およびその方法を提供することを目的とする。
【構成】 本発明の一態様の試料検査装置100は、参照画像10を入力し、入力された参照画像10の中から検査対象画素を含む第1の画素群と所定の閾値内の階調値を持つ第2の画素群を探索する同一近傍パターン探索回路310と、被検査試料の光学画像20と参照画像20とを入力し、前記検査対象画素の階調値と探索された前記第2の画素群の検査対象画素に対応する画素の階調値と、前記検査対象画素と前記第2の画素群の検査対象画素に対応する画素とに対応する前記光学画像20の複数の画素の階調値とを基づいて、所定の確率値を取得する確率演算回路320と、かかる確率値を用いて光学画像20の検査対象画素の欠陥の有無を判定する欠陥判定回路330と、を備えたことを特徴とする。
【選択図】 図3

Description

本発明は、試料検査装置、試料検査方法及びプログラムに係り、例えば、半導体製造に用いる試料となる物体のパターン欠陥を検査するパターン検査技術に関し、半導体素子や液晶ディスプレイ(LCD)を製作する際に使用するリソグラフィ用マスクの欠陥を検査するための試料検査手法に関する。
近年、大規模集積回路(LSI)の高集積化及び大容量化に伴い、半導体素子に要求される回路線幅はますます狭くなってきている。これらの半導体素子は、回路パターンが形成された原画パターン(マスク或いはレチクルともいう。以下、マスクと総称する)を用いて、いわゆるステッパと呼ばれる縮小投影露光装置でウェハ上にパターンを露光転写して回路形成することにより製造される。よって、かかる微細な回路パターンをウェハに転写するためのマスクの製造には、微細な回路パターンを描画することができるパターン描画装置を用いる。かかるパターン描画装置を用いてウェハに直接パターン回路を描画することもある。パターン描画装置については、電子ビームやレーザビームを用いて描画する装置の開発が試みられている。
そして、多大な製造コストのかかるLSIの製造にとって、歩留まりの向上は欠かせない。しかし、1ギガビット級のDRAM(ランダムアクセスメモリ)に代表されるように、LSIを構成するパターンは、サブミクロンからナノメータのオーダーになろうとしている。歩留まりを低下させる大きな要因の一つとして、半導体ウェハ上に超微細パターンをフォトリソグラフィ技術で露光、転写する際に使用されるマスクのパターン欠陥があげられる。近年、半導体ウェハ上に形成されるLSIパターン寸法の微細化に伴って、パターン欠陥として検出しなければならない寸法も極めて小さいものとなっている。そのため、LSI製造に使用される転写用マスクの欠陥を検査するパターン検査装置の高精度化が必要とされている。
一方、マルチメディア化の進展に伴い、LCD(Liquid Crystal Display:液晶ディスプレイ)は、500mm×600mm、またはこれ以上への液晶基板サイズの大型化と、液晶基板上に形成されるTFT(Thin Film Transistor:薄膜トランジスタ)等のパターンの微細化が進んでいる。従って、極めて小さいパターン欠陥を広範囲に検査することが要求されるようになってきている。このため、このような大面積LCDのパターン及び大面積LCDを製作する時に用いられるフォトマスクの欠陥を短時間で、効率的に検査する試料検査装置の開発も急務となってきている。
ここで、従来のパターン検査装置では、拡大光学系を用いてリソグラフィマスク等の試料上に形成されているパターンを所定の倍率で撮像した光学画像と、設計データ、あるいは試料上の同一パターンを撮像した光学画像と比較することにより検査を行うことが知られている(例えば、特許文献1参照)。
例えば、パターン検査方法として、同一マスク上の異なる場所の同一パターンを撮像した光学画像同士を比較する「die to die検査」や、パターン設計されたCADデータをマスクにパターンを描画する時に描画装置が入力するための装置入力フォーマットに変換した描画データを検査装置に入力して、これをベースに参照画像を生成して、それとパターンを撮像した測定データとなる光学画像とを比較する「die to database検査」がある。かかる検査装置における検査方法では、試料はステージ上に載置され、ステージが動くことによって光束が試料上を走査し、検査が行われる。試料には、光源及び照明光学系によって光束が照射される。試料を透過あるいは反射した光は光学系を介して、センサ上に結像される。センサで撮像された画像は測定データとして比較回路へ送られる。比較回路では、画像同士の位置合わせの後、光学画像と参照画像とを適切なアルゴリズムに従って比較し、一致しない場合には、パターン欠陥有りと判定する。
そして、上述したように試料上のパターンの微細化に伴い、比較対象画像同士の画素位置ズレや画像の伸縮・うねり、センシングノイズに埋もれるほどの欠陥を検出する必要が生じている。かかる事態に対処するため、信頼性の高い比較検査手法が望まれている。
ここで、光学画像と参照画像とを比較する場合に、特にパターンのエッジにある微細な欠陥を検出するため、輪郭線を抽出して比較することにより欠陥を検出する方法が提案されていた(例えば、特許文献2,3参照)。その他、水平垂直エッジなど特定の形状に合わせて予め決められた複数のフィルタを組み合わせて欠陥を検出する方法などが試みられている。
しかしながら、様々なノイズを含む光学画像から安定かつ正確に輪郭線を抽出することは困難である。さらには、輪郭線を特定しにくいなだらかなエッジやそもそも輪郭線を特定できないパターン内部のベタ部には対応することが困難である。また、予め形状に合わせて決められたフィルタ等を用いる場合、対応できる形状が限定されてしまう。また、フィルタではしばしば微分(差分)演算が用いられるが、複雑なプロファイル形状を持つエッジから正確な微分(差分)値を求めることは困難である
特開平8−76359号公報 特開平11−132743号公報 特開2002−203233号公報
上述したように、輪郭線や特定形状に合わせ込んだフィルタ等を用いて光学画像と参照画像とを比較する手法では、様々な角度のエッジや複雑なプロファイルを持つエッジでの比較に対応できないといった問題があった。また、そもそも輪郭線を特定できないパタン内部のベタ部や輪郭線を特定しにくいなだらかなエッジについても対応が困難であるといった問題があった。
本発明は、上述した問題点を克服し、光学画像と参照画像とを比較する、より信頼性の高い試料検査装置およびその方法を提供することを目的とする。
本発明の一態様の試料検査装置は、
参照画像を入力し、入力された前記参照画像の中から所定の画素を含む第1の画素群と所定の閾値内の階調値を持つ第2の画素群を探索する探索部と、
被検査試料の光学画像と前記参照画像とを入力し、前記参照画像における前記所定の画素の階調値と、探索された前記第2の画素群のうち前記所定の画素に対応する画素の階調値と、前記参照画像における前記所定の画素に対応する前記光学画像の画素の階調値と、前記第2の画素群のうち前記所定の画素に対応する画素に対応する前記光学画像の画素の階調値とに基づいて、所定の確率値を取得する確率取得部と、
前記所定の確率値を用いて前記所定の画素に対応する前記光学画像の画素の欠陥の有無を判定する判定部と、
を備えたことを特徴とする。
また、本発明の一態様の試料検査方法は、
参照画像を入力し、入力された前記参照画像の中から所定の画素を含む第1の画素群と所定の閾値内の階調値を持つ第2の画素群を探索する探索工程と、
被検査試料の光学画像と前記参照画像とを入力し、前記参照画像における前記所定の画素の階調値と、探索された前記第2の画素群のうち前記所定の画素に対応する画素の階調値と、前記参照画像における前記所定の画素に対応する前記光学画像の画素の階調値と、前記第2の画素群のうち前記所定の画素に対応する画素に対応する前記光学画像の画素の階調値とに基づいて、所定の確率値を取得する確率取得工程と、
前記所定の確率値を用いて前記所定の画素に対応する前記光学画像の画素の欠陥の有無を判定する判定工程と、
を備えたことを特徴とする。
また、かかる方法をコンピュータに実行させるためのプログラムは、
被検査試料の参照画像を第1の記憶装置に記憶する第1の記憶処理と、
前記第1の記憶装置から前記参照画像を読み出し、前記参照画像の中から所定の画素を含む第1の画素群と所定の閾値内の階調値を持つ第2の画素群を探索する探索処理と、
前記被検査試料の光学画像を第2の記憶装置に記憶する第2の記憶処理と、
前記第2の記憶装置から前記光学画像を読み出し、前記参照画像における前記所定の画素の階調値と、探索された前記第2の画素群のうち前記所定の画素に対応する画素の階調値と、前記参照画像における前記所定の画素に対応する前記光学画像の画素の階調値と、前記第2の画素群のうち前記所定の画素に対応する画素に対応する前記光学画像の画素の階調値とに基づいて、所定の確率値を取得する確率取得処理と、
前記所定の確率値を用いて前記所定の画素に対応する前記光学画像の画素の欠陥の有無を判定する判定処理と、
を備えればよい。
本発明によれば、検査したい所定の画素を含む画素群を含めた複数の画素群の階調値を用いるので、パターン形状によらず対応することができる。そして、複数の画素群の階調値のばらつきから信頼性のある確率値を取得することができる。そして、信頼性のある確率値を取得することができるので、信頼性のある検査を行なうことができる。
パターン欠陥の有無を検査する方法には、上述したように、大きく分けて、ダイとダイとの比較(Die to Die比較)と、ダイとデータベースとの比較(Die to Database比較)がある。Die to Die比較(DD比較)は、レチクル上の2つのダイを比較して欠陥を検出する方法であり、Die to Database比較(DB比較)は、ダイとLSI設計用CADデータを変換した描画データから発生させたデータベースを比較して欠陥を検出する方法である。以下、実施の形態ではDD比較における2枚のダイのうち、欠陥検査対象となる画像を光学画像、もう一枚のリファレンスとなる画像を参照画像と呼ぶ。また、DB比較におけるダイ画像を光学画像、データベースを参照画像とよぶ。
実施の形態1.
実施の形態1では、主に、DB比較を行なう場合を中心に説明する。以下、図面を用いて説明する。
図1は、実施の形態1における試料検査方法の要部工程の一例を示すフローチャート図である。
図1において、試料検査方法は、光学画像取得工程(S102)、参照画像作成工程(S104)、同一近傍パターン探索工程(S202)、確率取得工程の一例となるばらつき評価工程(S204)、欠陥判定工程(S206)といった一連の工程を実施する。
図2は、実施の形態1における試料検査装置の内部構成を示す概念図である。
図2において、マスクやウェハ等の基板を試料として、かかる試料の欠陥を検査する試料検査装置100は、光学画像取得部150と制御系回路160を備えている。光学画像取得部150は、XYθテーブル102、光源103、拡大光学系104、フォトダイオードアレイ105、センサ回路106、レーザ測長システム122、オートローダ130、照明光学系170を備えている。制御系回路160では、コンピュータとなる制御計算機110が、データ伝送路となるバス120を介して、位置回路107、比較部の一例となる比較回路108、参照画像作成回路112、オートローダ制御回路113、テーブル制御回路114、記憶装置の一例となる磁気ディスク装置109、磁気テープ装置115、フレシキブルディスク装置(FD)116、CRT117、パターンモニタ118、プリンタ119に接続されている。また、XYθテーブル102は、X軸モータ、Y軸モータ、θ軸モータにより駆動される。図2では、本実施の形態1を説明する上で必要な構成部分以外については記載を省略している。試料検査装置100にとって、通常、必要なその他の構成が含まれることは言うまでもない。
図3は、比較回路の構成の一例を示す概念図である。
図3において、比較回路108は、記憶装置の一例となる参照画像データメモリ302、記憶装置の一例となる光学画像データメモリ304、探索部の一例となる同一近傍パターン探索回路310、確率取得部の一例となる確率演算回路320、判定部の一例となる欠陥判定回路330を有している。
S(ステップ)102において、光学画像取得工程として、光学画像取得部150は、設計データ(描画データ)に基づいて、設計データに含まれる図形データが示す図形が描画された試料となるフォトマスク101における光学画像(測定データ)を取得する。具体的には、光学画像は、以下のように取得される。
被検査試料となるフォトマスク101は、XYθ各軸のモータによって水平方向及び回転方向に移動可能に設けられたXYθテーブル102上に載置され、フォトマスク101に形成されたパターンには、XYθテーブル102の上方に配置されている適切な光源103によって光が照射される。光源103から照射される光束は、照明光学系170を介して試料となるフォトマスク101を照射する。フォトマスク101の下方には、拡大光学系104、フォトダイオードアレイ105及びセンサ回路106が配置されており、露光用マスクなどの試料となるフォトマスク101を透過した光は拡大光学系104を介して、フォトダイオードアレイ105に光学像として結像し、入射する。拡大光学系104は図示しない自動焦点機構により自動的に焦点調整がなされていてもよい。
図4は、光学画像の取得手順を説明するための図である。
被検査領域は、図4に示すように、Y方向に向かって、スキャン幅Wの短冊状の複数の検査ストライプに仮想的に分割され、更にその分割された各検査ストライプが連続的に走査されるようにXYθテーブル102の動作が制御され、X方向に移動しながら光学画像が取得される。フォトダイオードアレイ105では、図4に示されるようなスキャン幅Wの画像を連続的に入力する。そして、第1の検査ストライプにおける画像を取得した後、第2の検査ストライプにおける画像を今度は逆方向に移動しながら同様にスキャン幅Wの画像を連続的に入力する。そして、第3の検査ストライプにおける画像を取得する場合には、第2の検査ストライプにおける画像を取得する方向とは逆方向、すなわち、第1の検査ストライプにおける画像を取得した方向に移動しながら画像を取得する。このように、連続的に画像を取得していくことで、無駄な処理時間を短縮することができる。
フォトダイオードアレイ105上に結像されたパターンの像は、フォトダイオードアレイ105によって光電変換され、更にセンサ回路106によってA/D(アナログデジタル)変換される。フォトダイオードアレイ105には、TDI(タイムディレイインテグレーション)センサのようなセンサが設置されている。ステージとなるXYθテーブル102をX軸方向に連続的に移動させることにより、TDIセンサは試料となるフォトマスク101のパターンを撮像する。これらの光源103、拡大光学系104、フォトダイオードアレイ105、センサ回路106により高倍率の検査光学系が構成されている。
XYθテーブル102は、制御計算機110の制御の下にテーブル制御回路114により駆動される。X方向、Y方向、θ方向に駆動する3軸(X−Y−θ)モータの様な駆動系によって移動可能となっている。これらの、Xモータ、Yモータ、θモータは、例えばステップモータを用いることができる。そして、XYθテーブル102の移動位置はレーザ測長システム122により測定され、位置回路107に供給される。また、XYθテーブル102上のフォトマスク101はオートローダ制御回路113により駆動されるオートローダ130から自動的に搬送され、検査終了後に自動的に排出されるものとなっている。
センサ回路106から出力された測定データ(光学画像))は、位置回路107から出力されたXYθテーブル102上におけるフォトマスク101の位置を示すデータとともに比較回路108に送られる。測定データは例えば8ビットの符号なしデータであり、各画素の明るさの階調を表現している。
S104において、参照画像作成工程として、制御系回路160では、設計データ(描画データ)に基づいて、設計データに含まれる図形データが示す図形が描画された試料となるフォトマスク101における光学画像(測定データ)と比較するための参照画像を作成する。具体的には、参照画像は、以下のように作成される。
まず、展開工程として、参照画像作成回路112は、記憶装置(記憶部)の一例である磁気ディスク装置109から制御計算機110を通して設計データを読み出し、読み出された被検査試料となるフォトマスク101の設計データに含まれる図形データを2値ないしは多値のイメージデータ(設計画像データ)に変換して、このイメージデータが参照回路112に送られる。
図5は、参照画像作成回路の構成の一例を示す図である。
図5において、参照画像作成回路112は、階層構造展開回路202、調停回路204、パターン発生回路206、パターンメモリ208、パターン読み出し回路210を有している。そして、パターン発生回路206とパターンメモリ208とで1つの組となって、複数段配置されている。
ここで、設計データに含まれる図形は長方形や三角形を基本図形としたもので、例えば、図形の基準位置における座標(x、y)、辺の長さ、長方形や三角形等の図形種を区別する識別子となる図形コードといった情報で各パターン図形の形、大きさ、位置等を定義した図形データが格納されている。
かかる図形データが参照画像作成回路112に入力されると、階層構造展開回路202は、図形ごとのデータにまで展開し、その図形データの図形形状を示す図形コード、図形寸法などを解釈する。そして、パターン発生回路206において、所定の量子化寸法のグリッドを単位とするマス目内に配置されるパターンとして2値ないしは多値の設計画像データを展開する。そして、展開された設計画像データは、パターンメモリ208に一時的に蓄積される。言い換えれば、占有率演算部の一例となるパターン発生回路206では、設計パターンデータを読み込み、検査領域を所定の寸法を単位とするマス目として仮想分割してできた各マス目ごとに設計パターンにおける図形が占める占有率を演算し、nビットの占有率データをパターンメモリ208に出力する。例えば、1つのマス目を1画素として設定すると好適である。そして、1画素に1/2(=1/256)の分解能を持たせるとすると、画素内に配置されている図形の領域分だけ1/256の小領域を割り付けて画素内の占有率を演算する。そして、8ビットの占有率データとしてパターンメモリ208に出力する。かかる占有率が各画素の階調値となる。
ここで、効率よく複数のパターン発生回路206で並列処理動作を行なわせるため、調停回路204が、各パターン発生回路206への入力データを配分する。そして、パターン読み出し回路210がパターンメモリ208に記憶された占有率データを読み出す。パターン読み出し回路210では、同一画素内の占有率データが存在すれば、かかる占有率データを加算して読み出す。これにより各画素内の図形占有率(階調値)がわかる。
以上のように、参照画像作成回路112は、送られてきた図形のイメージデータである設計画像データから光学画像と比較する参照画像を作成する。
そして、比較工程として、比較回路108は、試料となるフォトマスク101から得られる透過画像に基づいてセンサ回路106で生成された被検査パターンの測定データとなる光学画像と、参照画像作成回路112で生成した設計画像データとなる参照画像とを取り込み、所定のアルゴリズムに従って比較し、欠陥の有無を判定する。まず、比較回路108は、取り込んだ参照画像データを参照画像データメモリ302に格納する。そして、取り込んだ光学画像データを光学画像データメモリ304に格納する。
図6は、参照画像の一例を示す図である。
ここでは、一例として、図6に示すような参照画像10におけるあるパターン14のエッジ16付近の一部を検査対象画素12とする。
図7は、光学画像の一例を示す図である。
図7では、図6に示した参照画像10に対応する光学画像20の一例を示している。ここでは、図7に示すような光学画像20における対応するパターン24のエッジ26付近の一部が検査対象画素22となる。そして、かかる検査対象画素22には、図7に示すように欠陥30が生じているかもしれない。以下、かかる検査対象画素22の欠陥の有無について検査する手法を説明する。
S202において、同一近傍パターン探索工程として、同一近傍パターン探索回路310は、参照画像10を参照画像データメモリ302から入力し、入力された参照画像10の中から検査対象画素12を含む画素群13と所定の閾値内の階調値を持つ近傍の画素群を同一近傍パターンとして探索する。
図8は、同一近傍パターン探索結果の一例を示す図である。
まず、検査対象画素12の座標を(P,P)とする。図8では、階調値「124」を持つ座標(86,310)の画素をここでは検査対象画素12とする。
そして、座標(x,y)を中心とするm×n画素の領域をNmn(x,y)と表す。座標(x,y)における参照画像10の画素の階調値をf(x,y)と表す。ここで次の数式1の条件を満たす画素(x,y)を全て求め、これを点列{Ai}(i=0,…,n)とする。ここでm、n、閾値thは予め定めておくパラメータである。ここでは、例えば、m=n=3,th=16とした。以下に、数式1を示す。
図8の例では、{Ai}={(82,308),(84,309),(86,310),(88,311),(90,312)}といった点列が求まる。つまり、検査対象画素12の座標(P,P)を中心とする3×3の画素を1つの画素群13として、画素位置をずらしながら近傍に位置する3×3の画素の画素群と比較して、各画素の階調値の差分値の合計の絶対値が閾値thの範囲内にある画素群を同一近傍パターンとして探索し、抽出する。そして、図8の例では、検査対象画素12を含む画素群13を含めて、5つの画素群が抽出された状態を示している。ここでは、検査対象画素12の座標(P,P)を中心とする3×3の画素を1つの画素群13としているが、これに限るものではない。検査対象画素12の座標(P,P)が含まれる画素群であればよい。望ましくは、検査対象画素12の座標(P,P)を中心とする画素群が好適である。あまり、画素群を構成する画素数を増やすと閾値thに納まる画素群を探索しにくくなるので、検査対象画素12の座標(P,P)を中心とする3×3の画素を1つの画素群13とするのがより好適である。
S204において、ばらつき評価工程として、確率演算回路320は、被検査試料の光学画像20と参照画像10とを入力し、検査対象画素12の階調値と上述した工程で探索された近傍の画素群のうちの検査対象画素12に対応する画素の階調値とを合わせた参照画像10の複数の画素の階調値と、参照画像10の複数の画素に対応する光学画像20の複数の画素の階調値とを基づいて、自由度kのχ自乗分布の標本値が以下に示す値h以下である確率値を取得する。
図9は、図8に対応する光学画像データの一例を示す図である。
図9では、階調値「112」を持つ座標(86,310)の画素が、参照画像10における検査対象画素12に対応する検査対象画素22となる。そして、図8に示した参照画像10の複数の画素群に対応する光学画像20の複数の画素群23が示されている。
そして、座標(x,y)における光学画像20の画素の階調値をg(x,y)と表す。
ここで、f(x,y)((x,y)∈{Ai})では、ほとんど階調値がばらついていないが、g(x,y)((x,y)∈{Ai})ではばらつきが生じている。ここでは、このばらつきを評価して出力する。ばらつきの評価は例えば次のようにする。
図10は、ばらつき評価手法を説明するための概念図である。
g(x,y)((x,y)∈{Ai})のばらつきを、分散を用いて評価する。
観測される階調値Yのモデルを以下のようなモデル式で定義する。
Y=X+(a・X+b)ε+ε
ここで、Xは、真の階調値、(a・X+b)εは、光学画像のノイズを表すモデル式、a,bは光学画像のノイズを表すパラメータ、εは平均0分散1の正規分布に従う確率変数、εは欠陥により生じた差異を表す確率変数とする。
かかるモデル式を光学画像の光学画像20の画素の階調値g(x,y)に当てはめ、g(x,y)のモデルを次の数式2のように定義する。
数式2:g(x,y)=f(x,y)+(af(px,py)+b)ε+ε
ここでパラメータとなるa,bは、a=1/180,b=1とする。
そして、確率演算回路320は、χ(カイ)自乗分布の標本値hを以下に示す数式3を用いて演算する。
数式3は、以下のように定義される。kは、同一近傍パターン数である。図8の例では、検査対象画素12を含む画素群13を含めて、5つの画素群が抽出されたので、k=5となる。
かかる演算よって得られる値hは、欠陥がなければ、自由度kのχ自乗分布に従うことになる。よって、本実施の形態では、χ自乗分布を用いて自由度kと標本値hとの場合に示される確率値をχ自乗分布を用いて取得する。
図11は、χ自乗分布により確率値を取得する様子を説明するための概念図である。
χ自乗分布データは、例えば、記憶装置(記憶部)の一例である磁気ディスク装置109に記憶しておく。そして、確率演算回路320は、磁気ディスク装置109から制御計算機110を通してχ自乗分布データを読み出し、自由度kと標本値hとの場合に示される標本値がh以下である確率値を求める。図11の例では、k=5、h=nの場合、確率値96%が得られる場合を示している。
数式2では、光学画像のノイズを表すモデルを組み込んでいるため、得られる確率は、ノイズ成分で説明できるばらつき確率(%)を得ることができる。言い換えれば、得られる確率が大きいほど(100%に近いほど)欠陥により生じた差異ではないことを示している。
ここで、χ自乗分布データは、対応テーブルとして格納されていてもよいし、その他の情報形態として格納されていてもよい。また、ここでは、磁気ディスク装置109に格納され、バス120を介して比較回路108内に読み出されているが、比較回路108内に別途、記憶装置を設けてももちろん構わない。
S206において、欠陥判定工程として、欠陥判定回路330は、得られた確率値を入力し、かかる確率値を用いて検査対象画素12に対応する前記光学画像の検査対象画素22の欠陥の有無を判定する。具体的には、得られた確率値と所定の閾値thとを比較して、得られた確率値が閾値thより大きい場合は正常(OK)、閾値th以下の場合は欠陥(NG)と判定する。
以上のように、予め形状に合わせたフィルタを用いずに、参照画像と光学画像の画素群の階調値を用いて演算することにより、様々な角度のエッジ、複雑なプロファイルを持つエッジに対応することができる。
図12は、光学画像の他の一例を示す図である。
上述したように、予め形状に合わせたフィルタを用いずに、参照画像と光学画像の画素群の階調値を用いて演算することにより、図12に示すような輪郭線が特定できないベタ部27を光学画像20の検査対象画素22としても参照画像と比較することができる。同様に輪郭線の特定が困難ななだらかなエッジに対しても参照画像と比較することができる。
以上のように、従来の予めパターン形状に合わせたフィルタで処理する方式では、光学系を変更したような場合にフィルタの最適化を行うことが困難であった。それに対し、本実施の形態では、光学画像のノイズモデルを演算式に直接反映させている、言い換えれば、陽に取り込んでいるため、例えば、光学系を変更したような場合であってもパラメータの最適化やノイズモデルの拡張を容易に行なうことができる。
また、従来のフィルタ処理では、フィルタ処理の際、誤差を生じさせ易い微分(差分)演算が必要であった。それに対し、本実施の形態では、かかる不安定な微分演算の必要がないため、誤差を生じさせにくくすることができる。
そして、さらに、従来のフィルタ処理では、最終結果となる出力値の意味するところが不明確であり、比較閾値を変更するにも、ある目的のために閾値調整を行なうことが困難であった。それに対し、本実施の形態では、最終結果となる出力値が、ノイズ成分で説明できるばらつき確率(%)であることが明確であることからある目的のために閾値調整を行なうことを容易にすることができる。
図13は、別の光学画像取得手法を説明するための図である。
図2の構成では、スキャン幅Wの画素数(例えば2048画素)を同時に入射するフォトダイオードアレイ105を用いているが、これに限るものではなく、図13に示すように、XYθテーブル102をX方向に定速度で送りながら、レーザ干渉計で一定ピッチの移動を検出した毎にY方向に図示していないレーザスキャン光学装置でレーザビームをY方向に走査し、透過光を検出して所定の大きさのエリア毎に二次元画像を取得する手法を用いても構わない。
以上の説明において、「〜回路」或いは「〜工程」と記載したものは、コンピュータで動作可能なプログラムにより構成することができる。或いは、ソフトウェアとなるプログラムだけではなく、ハードウェアとソフトウェアとの組合せにより実施させても構わない。或いは、ファームウェアとの組合せでも構わない。また、プログラムにより構成される場合、プログラムは、磁気ディスク装置、磁気テープ装置、FD、或いはROM(リードオンリメモリ)等の記録媒体に記録される。例えば、演算制御部を構成するテーブル制御回路114、参照画像作成回路112、比較回路108等は、電気的回路で構成されていても良いし、制御計算機110によって処理することのできるソフトウェアとして実現してもよい。また電気的回路とソフトウェアの組み合わせで実現しても良い。
以上、具体例を参照しつつ実施の形態について説明した。しかし、本発明は、これらの具体例に限定されるものではない。例えば、各実施の形態では、透過光を用いているが、反射光あるいは、透過光と反射光を同時に用いる構成にしてもよい。検査基準パターンデータとなる参照画像は設計データから生成しているが、フォトダイオードアレイ等のセンサにより撮像した同一パターンのデータを用いても良い。言い換えれば、die to die検査でもdie to database検査でも構わない。かかるdie to die検査の場合には、図1におけるS104において欠陥検査対象となる光学画像以外のもう一枚のリファレンスとなる画像を参照画像として取得すればよい。また、検査対象となる試料は、マスクに限るものではなく、画素同士を比較するものであれば構わない。
また、装置構成や制御手法等、本発明の説明に直接必要しない部分等については記載を省略したが、必要とされる装置構成や制御手法を適宜選択して用いることができる。
その他、本発明の要素を具備し、当業者が適宜設計変更しうる全ての試料検査装置及び試料検査方法は、本発明の範囲に包含される。
実施の形態1における試料検査方法の要部工程の一例を示すフローチャート図である。 実施の形態1における試料検査装置の内部構成を示す概念図である。 比較回路の構成の一例を示す概念図である。 光学画像の取得手順を説明するための図である。 参照画像作成回路の構成の一例を示す図である。 参照画像の一例を示す図である。 光学画像の一例を示す図である。 同一近傍パターン探索結果の一例を示す図である。 図8に対応する光学画像データの一例を示す図である。 ばらつき評価手法を説明するための概念図である。 χ自乗分布により確率値を取得する様子を説明するための概念図である。 光学画像の他の一例を示す図である。 別の光学画像取得手法を説明するための図である。
符号の説明
10 参照画像
20 光学画像
100 試料検査装置
101 フォトマスク
102 XYθテーブル
103 光源
104 拡大光学系
105 フォトダイオードアレイ
106 センサ回路
107 位置回路
108 比較回路
109 磁気ディスク装置
110 制御計算機
112 参照画像作成回路
150 光学画像取得部
302 参照画像データメモリ
304 光学画像データメモリ
310 同一近傍パターン探索回路
320 確率演算回路
330 欠陥判定回路

Claims (6)

  1. 参照画像を入力し、入力された前記参照画像の中から所定の画素を含む第1の画素群と所定の閾値内の階調値を持つ第2の画素群を探索する探索部と、
    被検査試料の光学画像と前記参照画像とを入力し、前記参照画像における前記所定の画素の階調値と、探索された前記第2の画素群のうち前記所定の画素に対応する画素の階調値と、前記参照画像における前記所定の画素に対応する前記光学画像の画素の階調値と、前記第2の画素群のうち前記所定の画素に対応する画素に対応する前記光学画像の画素の階調値とに基づいて、所定の確率値を取得する確率取得部と、
    前記所定の確率値を用いて前記所定の画素に対応する前記光学画像の画素の欠陥の有無を判定する判定部と、
    を備えたことを特徴とする試料検査装置。
  2. 前記確率取得部において、χ自乗分布を用いて前記所定の確率値を取得することを特徴とする請求項1記載の試料検査装置。
  3. 前記確率取得部において、前記参照画像の複数の画素群の階調値と、前記光学画像の複数の画素群の階調値と前記参照画像の複数の画素群数とを用いて、前記χ自乗分布の標本値を演算することを特徴とする請求項2記載の試料検査装置。
  4. 前記確率取得部において、前記光学画像のノイズ成分を示すモデル式を用いて前記所定の確率値を取得することを特徴とする請求項3記載の試料検査装置。
  5. 参照画像を入力し、入力された前記参照画像の中から所定の画素を含む第1の画素群と所定の閾値内の階調値を持つ第2の画素群を探索する探索工程と、
    被検査試料の光学画像と前記参照画像とを入力し、前記参照画像における前記所定の画素の階調値と、探索された前記第2の画素群のうち前記所定の画素に対応する画素の階調値と、前記参照画像における前記所定の画素に対応する前記光学画像の画素の階調値と、前記第2の画素群のうち前記所定の画素に対応する画素に対応する前記光学画像の画素の階調値とに基づいて、所定の確率値を取得する確率取得工程と、
    前記所定の確率値を用いて前記所定の画素に対応する前記光学画像の画素の欠陥の有無を判定する判定工程と、
    を備えたことを特徴とする試料検査方法。
  6. 被検査試料の参照画像を第1の記憶装置に記憶する第1の記憶処理と、
    前記第1の記憶装置から前記参照画像を読み出し、前記参照画像の中から所定の画素を含む第1の画素群と所定の閾値内の階調値を持つ第2の画素群を探索する探索処理と、
    前記被検査試料の光学画像を第2の記憶装置に記憶する第2の記憶処理と、
    前記第2の記憶装置から前記光学画像を読み出し、前記参照画像における前記所定の画素の階調値と、探索された前記第2の画素群のうち前記所定の画素に対応する画素の階調値と、前記参照画像における前記所定の画素に対応する前記光学画像の画素の階調値と、前記第2の画素群のうち前記所定の画素に対応する画素に対応する前記光学画像の画素の階調値とに基づいて、所定の確率値を取得する確率取得処理と、
    前記所定の確率値を用いて前記所定の画素に対応する前記光学画像の画素の欠陥の有無を判定する判定処理と、
    をコンピュータに実行させるためのプログラム。
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