JP2008109318A - ハンズフリー通話装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】遊休状態にあるハンズフリー通話装置を防犯装置としても利用することで商品性を向上させることが可能なハンズフリー通話装置を提供する。
【解決手段】電話機(携帯電話)Aのハンズフリー通話を行うためのハンズフリー通話装置である。車両に搭載され、電波を放射して電話機Aと無線通信を行うハンズフリーユニット1と、ハンズフリーユニット1からの電波を受信可能な位置に配設される電界強度検出部3と、電界強度検出部3にて検出された電界強度を演算し、演算結果により電界強度が所定値以下であると判断される場合は、ハンズフリーユニット1を電話機Aとのハンズフリー通話を行うハンズフリーモードに設定し、前記演算結果により電界強度が前記所定値より大きいと判断される場合は、ハンズフリーユニット1を車両を監視するセキュリティーモードに設定する制御部2と、を備えてなる。
【選択図】 図1
【解決手段】電話機(携帯電話)Aのハンズフリー通話を行うためのハンズフリー通話装置である。車両に搭載され、電波を放射して電話機Aと無線通信を行うハンズフリーユニット1と、ハンズフリーユニット1からの電波を受信可能な位置に配設される電界強度検出部3と、電界強度検出部3にて検出された電界強度を演算し、演算結果により電界強度が所定値以下であると判断される場合は、ハンズフリーユニット1を電話機Aとのハンズフリー通話を行うハンズフリーモードに設定し、前記演算結果により電界強度が前記所定値より大きいと判断される場合は、ハンズフリーユニット1を車両を監視するセキュリティーモードに設定する制御部2と、を備えてなる。
【選択図】 図1
Description
本発明は、車両内でハンズフリー通話を行うためのハンズフリー通話装置に関する。
近年、改正道路交通法の施行に伴い、車両運転中に携帯電話を用いて通話したり、画面を見たりする行為が罰則の対象となっている。そこで、携帯電話を持たずに通話することを可能とする、いわゆる車載ハンズフリー通話装置の需要が高まっている。その中でも、無線通信技術を利用したハンズフリー通話装置は配線などで車内が煩雑にならず、車内に持ち込むだけで使用することができ、非常に利便性が高い。かかるハンズフリー通話装置は、例えば特許文献1に開示されている。
また、最近では車両盗難や車上荒らしが問題となっており、車両の盗難に至っては年間4〜5万件も発生していることが警察庁の調査によって明らかになっている。
特開2002−111831号公報
現在のハンズフリー通話装置は運転中にのみ効果を発揮するものであり、駐停車中の車内では利用される機会が非常に少なく、遊休の状態となっている時間が長い。すなわち、消費者はハンズフリー通話装置を購入したにも関わらず使用している時間が非常に短く、商品性の向上に関して改善の余地があった。
そこで本発明は、この問題に鑑みてなされたものであり、遊休状態にあるハンズフリー通話装置を防犯装置としても利用することで商品性を向上させることが可能なハンズフリー通話装置を提供することを目的とする。
本発明は、前記課題を解決するために、電話機のハンズフリー通話を行うためのハンズフリー通話装置であって、車両に搭載され、電波を放射して前記電話機と無線通信を行うハンズフリーユニットと、前記ハンズフリーユニットからの電波を受信可能な位置に配設される電界強度検出部と前記電界強度検出部にて検出された電界強度を演算し、演算結果により電界強度が所定値以下であると判断される場合は、前記ハンズフリーユニットを前記電話機とのハンズフリー通話を行うハンズフリーモードに設定し、前記演算結果により電界強度が前記所定値より大きいと判断される場合は、前記ハンズフリーユニットを車両を監視するセキュリティーモードに設定する制御部と、を備えてなることを特徴とする。
また、前記制御部は、前記演算結果により電界強度が前記所定値より大きいと判断されてから所定時間電界強度が変化しない場合に、前記ハンズフリーユニットを前記セキュリティーモードに設定することを特徴とする。
また、前記制御部は、さらに車両が駐停車中であると判断される場合に、前記ハンズフリーユニットを前記セキュリティーモードに設定することを特徴とする。
また、前記ハンズフリーユニットは、前記ハンズフリーモード及び前記セキュリティーモードにおいて同一の電波を放射することを特徴とする。
また、前記電界強度検出部は、運転席に配設されてなることを特徴とする。
また、前記制御部は、前記セキュリティーモードにおいて前記電界強度検出部にて検出される電界強度を演算し、演算結果により電界強度に変化が生じたと判断される場合に、通信手段を介して外部に通報するあるいは警告手段によって警報を発する危険対応処理を行うことを特徴とする。
また、前記ハンズフリーユニットは、前記電話機との間で自動または手動で認証することで無線接続を確立し、前記制御部は、前記認証が行われた場合に前記セキュリティーモードを解除することを特徴とする。
本発明は、車両内でハンズフリー通話を行うためのハンズフリー通話装置に関するものであり、遊休状態にあるハンズフリー通話装置を防犯装置としても利用することで商品性を向上させることができる。
以下に、本発明の実施形態を添付図面に基づいて説明する。
図1は本発明の実施形態であるハンズフリー通話装置の電気的構成を示すブロック図である。前記ハンズフリー通話装置は、ハンズフリーユニット1と、制御部2と、電界強度検出部3と、施開錠検出部4と、から主に構成される。前記ハンズフリー通話装置は、ハンズフリーユニット1から電波を放射し、携帯電話(電話機)Aと無線接続を確立してハンズフリー通話を行うものである。
ハンズフリーユニット1は、例えばアンテナ1a,無線部1b,スピーカ1c及びマイク1dがケース体内に配設されるものである。なお、スピーカ1cあるいはマイク1dは別体に設けられるものであってもよい。ハンズフリーユニット1は、アンテナ1aを介して空間に電波を放射し、放射される電波は携帯電話A及び電界強度検出部3にて受信される。ハンズフリーユニット1と携帯電話Aとは、暗号化された信号により自動または手動で認証を行い、無線接続を確立する。ハンズフリーユニット1と電界強度検出部3とは、電界強度を観測するために一対で使用される。ハンズフリーユニット1は、ハンズフリー通話機能の受話機能として携帯電話Aからの受話信号を電波を介してアンテナ1aで受信し、無線部1bによって前記受話信号を復調し、スピーカ1cによって受話音声を出力するものである。また、ハンズフリーユニット1は、ハンズフリー通話機能の送話機能として送話音声をマイク1dにて受信して送話信号を出力し、無線部1bにて前記送話信号を復調し、アンテナ1aより電波を介して携帯電話Aに送信する。
制御部2は、ハンズフリーユニット1の制御を行うものであり、主としてマイクロコンピュータからなる。本実施形態においては、制御部2はハンズフリーユニット1と別体に設けられるが、一体的に構成されるものであってもよい。また、図示しないが制御部2にはハンズフリーユニット1を操作するための押しボタンスイッチ等を備える操作手段が接続されている。また、制御部2は、電界強度検出部3により観測された電波の電界強度を演算し、施開錠検出部4によって車両のドアが施錠されたことを示す施錠検出信号を得て、これらの演算結果に基づいてハンズフリーユニット1を携帯電話Aのハンズフリー通話を行うハンズフリーモードあるいは前記車両を監視するセキュリティモードの何れかに設定する制御を行う。
電界強度検出部3は、例えば電界センサからなり、ハンズフリーユニット1から放射される電波を受信して電波検出信号を制御部2に出力するものである。
施開錠検出部4は、前記車両のドアが施錠されているか否かを検出するものであり、前記ドアの施錠を検出すると、前記施錠検出信号を制御部2に出力するものである。
図2は前記ハンズフリー通話装置の設置状態を表す図である。ハンズフリーユニット1は前記車両のインパネB付近に設置され、電界強度検出部3は運転席Cの背もたれ部に配設される。制御部2はインパネB内部などの、車室内の比較的目立たない場所に取り付けられる。携帯電話Aの場所は任意に決定でき、場所の制約は特にない。ここで、電界強度検出部3は、運転席Cに座った運転者Dがハンズフリーユニット1と電界強度検出部3との間に位置するように配置されることが好ましい。前記車両を運転中の場合(図2(a)参照)には、運転席Cに運転者Dが座っているものであり、電界強度検出部3で検出される電界強度は人体(運転者D)の影響により弱くなる。また、前記車両が駐停車中で運転者Dが運転席Cにいないとき(図2(b)参照)には、電界強度検出部3で検出される電界強度は人体の影響がないために強くなる。この電界強度の変化によって、制御部2は運転者Dが運転席Cに座っているか否かを判断することができる。
次に、図3を用いて前記ハンズフリー通話装置の設定方法について説明する。図3は、前記ハンズフリー通話装置における処理方法を示すフローチャート図である。
まず、ステップS100でハンズフリーユニット1から発せられる電波の電界強度を電界強度検出部3によって観測し、制御部2にてデータを演算する。演算された結果により、電界強度が所定値以下である(電界強度が弱い)場合はステップS101へ移行し、前記所定値より大きい(電界強度が強い)場合はステップS102へ移行する。
ステップS101に移行すると、制御部2は、ハンズフリーユニット1を前記ハンズフリーモードに設定する。前記ハンズフリーモードにおいて、制御部2は、ハンズフリーユニット1と携帯電話Aとの間で自動あるいは手動の認証作業を行い、認証が成立した場合には無線接続を確立させ、ハンズフリーユニット1に前記ハンズフリー通話機能を実行させる。また、制御部2は、前記ハンズフリーモードにおいてハンズフリーユニット1から発せられる電波の電界強度を電界強度検出部3によって常時監視する。
また、ステップS102に移行した場合、制御部2は、タイマーなどにより時間経過を観測し、設定した所定時間の間に電界強度の変化がなければステップS103へ、電界強度が変化した場合にはステップS101へ移行する。すなわち、制御部2は、運転者Dが運転席Cにいないと判断されてから所定時間その状態が維持されるまではハンズフリーユニット1を前記セキュリティモードに設定しない。なお、ステップS102における電界強度の変化とは、主として運転者Dが運転席Cに座ることで電界強度が弱くなる場合であり、電界強度がステップS100と同様に前記所定値以下であるか否かを判断するものである。
ステップS103に移行した場合、制御部2は、施開錠検出部4より発せられた前記施錠検出信号が制御部2で受信される場合にステップS104へ移行し、前記施錠検出信号が受信されない場合はS101へ移行する。すなわち、制御部2は、前記車両が駐停車していると判断されなければハンズフリーユニット1を前記セキュリティモードに設定しない。なお、駐停車の判断方法としては、ギアがパーキングであるか否かを判定する等の他の方法で行うものであってもよい。
ステップS104に移行した場合、制御部2は、ハンズフリーユニット1を前記セキュリティモードに設定し、前記ハンズフリーモードに使用していた電波を前記車両を監視する目的に使用する。すなわち、前記セキュリティモードにおいて、ハンズフリーユニット1から前記ハンズフリーモード時と同一の電波が放射されており、常時電界強度の変化を観測する(ステップS105)。そして、制御部2は、観測される電界強度に変化がある場合にはステップS106に移行してステップS101と同様の認証作業を行う。制御部2は、この認証作業によって認証が成立し、無線接続が確立された場合には運転者Dが運転席Cに座ったものと判断して前記セキュリティモードを解除してハンズフリーユニット1を前記ハンズフリーモードに設定し(ステップS107)、認証されなかった場合には車両の盗難等の危険があるものと判断して通信手段を介して外部に通報するあるいは警告手段によって発光や音声等による警報を発する危険対応処理を行う(ステップS108)。なお、ステップS105における電界強度の変化とは、主として電界強度が弱くなる場合であり、電界強度がステップS100と同様の前記所定値以下であるか否かを判断するものであってもよく、また、前記所定値とは異なる警告値以下であるか否かを判断するものであってもよい。
以上の処理を実行することによって、前記ハンズフリー通話装置は、ハンズフリー通話機能を実行していない遊休状態を防犯装置として利用することができ、ハンズフリー通話装置としての商品性を向上させることができる。また、ハンズフリーユニット1から放射される電界強度が人体の影響で変化することを利用して前記セキュリティーモードへの移行や危険状態であるか否かの判断を行うことにより、視覚センサ等が不要な簡素な構成で防犯装置としての機能を備えることが可能となる。
尚、本発明の実施形態では、ハンズフリーユニット1はインパネ上に配設されているが、別の実施形態として、ハンズフリーユニットをメータ内に内蔵するものであっても良い。また、電界強度検出部3は運転席背もたれ部に配設されるものであった、別の実施形態として、人体により電界強度が変化する場所、例えば運転席の下や運転席の上に配置するものであっても良い。
1 ハンズフリーユニット
1a アンテナ
1b 無線部
1c スピーカ
1d マイク
2 制御部
3 電界強度検出部
4 施開錠検出部
A 携帯電話(電話機)
1a アンテナ
1b 無線部
1c スピーカ
1d マイク
2 制御部
3 電界強度検出部
4 施開錠検出部
A 携帯電話(電話機)
Claims (7)
- 電話機のハンズフリー通話を行うためのハンズフリー通話装置であって、
車両に搭載され、電波を放射して前記電話機と無線通信を行うハンズフリーユニットと、
前記ハンズフリーユニットからの電波を受信可能な位置に配設される電界強度検出部と、
前記電界強度検出部にて検出された電界強度を演算し、この演算結果により電界強度が所定値以下であると判断される場合は、前記ハンズフリーユニットを前記電話機のハンズフリー通話を行うハンズフリーモードに設定し、前記演算結果により電界強度が前記所定値より大きいと判断される場合は、前記ハンズフリーユニットを車両を監視するセキュリティーモードに設定する制御部と、
を備えてなることを特徴とするハンズフリー通話装置。 - 前記制御部は、前記演算結果により電界強度が前記所定値より大きいと判断されてから所定時間電界強度が変化しない場合に、前記ハンズフリーユニットを前記セキュリティーモードに設定することを特徴とする請求項1に記載のハンズフリー通話装置。
- 前記制御部は、さらに車両が駐停車中であると判断される場合に、前記ハンズフリーユニットを前記セキュリティーモードに設定することを特徴とする請求項1または請求項2に記載のハンズフリー通話装置。
- 前記ハンズフリーユニットは、前記ハンズフリーモード及び前記セキュリティーモードにおいて同一の電波を放射することを特徴とする請求項1に記載のハンズフリー通話装置。
- 前記電界強度検出部は、運転席に配設されてなることを特徴とする請求項1に記載のハンズフリー通話装置。
- 前記制御部は、前記セキュリティーモードにおいて前記電界強度検出部にて検出される電界強度を演算し、演算結果により電界強度に変化が生じたと判断される場合に、通信手段を介して外部に通報するあるいは警告手段によって警報を発する危険対応処理を行うことを特徴とする請求項1に記載のハンズフリー通話装置。
- 前記ハンズフリーユニットは、前記電話機との間で自動または手動で認証することで無線接続を確立し、前記制御部は、前記認証が行われた場合に前記セキュリティーモードを解除することを特徴とする請求項1に記載のハンズフリー通話装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006289313A JP2008109318A (ja) | 2006-10-25 | 2006-10-25 | ハンズフリー通話装置 |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2006289313A JP2008109318A (ja) | 2006-10-25 | 2006-10-25 | ハンズフリー通話装置 |
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Publication Number | Publication Date |
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JP2008109318A true JP2008109318A (ja) | 2008-05-08 |
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Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2006289313A Pending JP2008109318A (ja) | 2006-10-25 | 2006-10-25 | ハンズフリー通話装置 |
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Country | Link |
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JP (1) | JP2008109318A (ja) |
-
2006
- 2006-10-25 JP JP2006289313A patent/JP2008109318A/ja active Pending
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