JP2008240415A - ドア開閉制御装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】
車両のロック装置の施錠、または開錠状態を車両の周辺に不要な影響を与えることなく乗員に知らせることができ、必要なときは施錠後であっても直ちに開錠できるドア開閉制御装置を提供すること。
【解決手段】
携帯送受信装置50と、車両1に取り付けられ携帯送受信装置50と交信できる車載制御装置8と、車載制御装置8の制御により車両1のドア5、6、7を施錠もしくは開錠するロック装置91、92、93と、車両1に取り付けられ、車外からの乗員の操作を検出する操作検出センサ21を備えるドアハンドル20と、を備え、ロック装置91、92、93の施錠または開錠を乗員に知らせるドア開閉制御装置10で、ロック装置91、92、93の施錠または開錠のとき、車載制御装置8の制御によって振動する振動駆動体21をドアハンドル20に備える。
【選択図】 図3
車両のロック装置の施錠、または開錠状態を車両の周辺に不要な影響を与えることなく乗員に知らせることができ、必要なときは施錠後であっても直ちに開錠できるドア開閉制御装置を提供すること。
【解決手段】
携帯送受信装置50と、車両1に取り付けられ携帯送受信装置50と交信できる車載制御装置8と、車載制御装置8の制御により車両1のドア5、6、7を施錠もしくは開錠するロック装置91、92、93と、車両1に取り付けられ、車外からの乗員の操作を検出する操作検出センサ21を備えるドアハンドル20と、を備え、ロック装置91、92、93の施錠または開錠を乗員に知らせるドア開閉制御装置10で、ロック装置91、92、93の施錠または開錠のとき、車載制御装置8の制御によって振動する振動駆動体21をドアハンドル20に備える。
【選択図】 図3
Description
本発明は車両用のドア開閉制御装置に関する。
従来より、乗員が携帯する送受信装置と車載制御装置との交信で、正規の乗員であることを認識し、ドアのロック装置を施錠もしくは開錠できるようにした、車両のキーレスエントリーシステムとして知られる、ドア開閉制御装置がある。このようなドア開閉制御装置には、ロック装置によってドアが施錠もしくは開錠されたことを、ホーンの音またはランプの点滅で乗員に知らせる機能を備えたものがある。(例えば、特許文献1参照。)。
また、従来のドア開閉制御装置には、携帯する送受信装置と車載制御装置との交信によって正規の乗員であることを認識した後に、乗員のドアハンドル操作を操作検出センサで検出し、ロック装置を作動させて、ドアを開錠するものがある。(例えば、特許文献2参照。)。
特開2000−224668号公報
特開2006−118349号公報
しかしながら、特許文献1のドア開閉制御装置のように、ホーンの作動またはランプの点滅でロック装置の作動を知らせる方法では、ホーンの音が騒音になったり、または点滅する光が、夜間には周辺に不要な影響を与える場合がある。
降車して、ロック装置を作動させてドア施錠すると、ホーンの音またはランプの点滅によって施錠を知らせるが、乗員は、周辺の騒音が大きい場合、日中の明るさでランプの点滅が認識できない場合、または単に習慣的に、ドアハンドルを引いて施錠状態を直接確かめる場合がある。このような場合、特許文献2に開示のドア開閉制御装置では、乗員が再乗車するため、ドアハンドルを操作したと判定し、ロック装置を開錠してしまう。このような、乗員の意図しない開錠を避けるために、施錠後の一定時間は、開錠できないように設定する方法がある。しかしながら、実際に再乗車したい場合には、開錠が遅れてしまう。
このために、本発明の解決すべき課題は、車両のロック装置の施錠、または開錠状態を、車両の周辺に不要な影響を与えることなく、乗員に知らせることができるようにすること。また、乗員の操作を検出してロック装置を開錠するドア開閉制御装置を備える車両であって、必要なときは施錠後であっても、直ちに開錠できる利便性に優れるドア開閉制御装置を提供することである。
上記課題を解決するため、請求項1に記載の発明は、携帯送受信装置と、車両に取付けられ前記携帯送受信装置と交信できる車載制御装置と、前記車載制御装置の制御により前記車両のドアを施錠もしくは開錠するロック装置と、前記車両に取り付けられ、車外からの乗員の操作を検出する操作検出センサを備える操作体と、を備え、前記ロック装置の施錠または開錠を乗員に知らせるドア開閉制御装置において、前記ロック装置の施錠または開錠のとき、前記車載制御装置の制御によって振動する振動駆動体を前記操作体に備えることである。
また、請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の発明に加えて、前記振動駆動体は、乗員の操作を検出する前記操作検出センサとしたことである。
また、請求項3に記載の発明は、請求項1に記載の発明に加えて、前記車載制御装置は、所定の車載機能装置の状態に基づき、前記ロック装置の開錠および施錠の制御をするとともに、前記振動駆動体を所定の振動モードで振動させて前記車載機能装置の状態を乗員に知らせることである。
請求項1に記載の発明によれば、乗員に振動でドアが施錠または開錠された状態になったことを知らせるために、騒音または点滅する光で周辺に不要な影響を及ぼすことがない。また、車両近くにいて車両に接することができる正規の乗員のみに、振動で知らせることができるため、第三者にドアの施錠または開錠状態を知られることがなく、セキュリテーが向上する。更に、乗員が降車時に施錠状態を確認するために、操作体となるドアハンドルに軽く手を掛けたときに、乗員は瞬時にロック装置の施錠状態をドアハンドルの振動で知ることができる。このため、ドアハンドルを引いてドアを開放する操作をしなくなるので、施錠後の一定時間再開錠できないようにする設定は必要ない。利便性が良くなる。
また、請求項2に記載の発明によれば、操作体に組み込まれた振動駆動体と乗員の操作を検出する前記操作検出センサを同一の部品で構成することで安価に製造できるようになる。
更に、請求項3に記載の発明によれば、例えばドアガラスの締まり状態、ドアの不完全な閉状態、車内外灯の消し忘れなどを、車載機能装置の状態を、振動駆動体を所定の振動モードで振動させることで乗員に知らせて注意を促すことができるので利便性が向上する。
以下、本発明の実施形態を図面を基に説明する。
図1は、ドア開閉制御装置10(図2を参照)を備える車両1の側面図である。図2には、ドア開閉制御装置10の各構成要素相互の接続状態を示すブロック図である。
ドア開閉制御装置10は、キーレスエントリーシステムとして知られ、乗員が携帯する送受信装置50と、車載制御装置8との交信で、正規の乗員であることを認識して、フロント、リヤ及びバックの各ドア5、6、7に装着されるロック装置91、92、93の施錠もしくは開錠を行う装置である。各ドア5、6、7は、乗員が操作するドアハンドル20、30、40(操作体)を備えている。
図3には、フロントのドア5に取り付けられるドアハンドル20を、部分断面した平面図で示す。ドアハンドル20の握り部20a内には、振動センサ21と、施錠用スイッチ22が取り付けられている。他のドアハンドル30、40も、図示しないが同様の構成で、振動センサと、施錠用スイッチを備える。
ドアハンドル20に取り付けられた振動センサ21は、乗員がドア5を開くために握って操作したときの振動によって、乗員の操作を検出する操作検出センサである。振動センサ21の出力はワイヤハーネス25によって車載制御装置8に伝送される。
振動センサ21は、セラミックの圧電素子が利用される。このようなセラミックの圧電素子は、振動を検出できるとともに、変動した電圧を与えることで振動し、ドアハンドル20を振動させる振動駆動体に出来る。後述する所定の条件のときに、車載制御装置8から供給される変動する電圧によって、図4に示すように、ドアハンドル20を握る乗員の手に振動を伝えることが出来る。
ドアハンドル20に取り付けられた施錠用スイッチ22は、乗員が接触又は押すことによってオンとなり、車載制御装置8の制御でロック装置91、92、93は各ドア5、6、7を施錠状態にする。
更に、車載制御装置8には、図2に示されるように、各種の車載機能装置70が接続されている。車載機能装置70は、例えばドアガラスを昇降開閉するウインドレギュレータ71、ドアが完全に閉じたときオフになるように作動するドアカーテシスイッチ12、又はヘッドランプ及びルームランプなどの各種ランプ73等である。これらは、乗員が降車するとき、セキュリテー上、またはバッテリーの放電を引き起こさないように、チェックしなければならない各種の車載機能装置70である。
次に、図5に基づいて、以上のように構成されたドア開閉制御装置10による、ロック装置91、92、93の開錠作動を以下に説明する。
乗員が携帯する送受信機50が、車両1に近付き、所定の距離内に到達したことが、車載制御装置8によって検出されると、先ずロック装置91、92、93の施錠状態が検出される。次に、送受信機50と車載制御装置8の交信で、正規の乗員であることが認識される。
乗員のドアハンドル20への引く操作またはノックする操作(図3)で生じる振動を検出して、ロック装置91を開錠する。同時に、振動センサ21に変動する電圧の電力が供給し、振動駆動体となる振動センサ21を振動させる。振動センサ21の振動はドアハンドル20に伝達され、乗員はドア5が開錠されたことを手に伝わる振動で確認し、ドアハンドル20を引いてドア5を開く。
ロック装置91が開錠されたことを振動で知らせる機能は、特に洗車のときなどの開錠する必要がないとき、ドアハンドル20に接触して開錠したときに、開錠状態になったことを乗員に知らせるのにも有効である。
次に、図6に基づいて、ドア開閉制御装置10による、ロック装置91、92、93の施錠作動を以下に説明する。
降車した乗員が、施錠用スイッチ22を操作すると、ロック装置91、92、93の状態と、正規の送受信機50が車外にいることが確認される。そして、ロック装置91、92、93の施錠が実行される。同時に車載制御装置8によって、各種の車載機能装置70の状態が検出される。検出結果から、例えば、ドアガラスの閉め忘れ、ヘッドライトの消し忘れなどが無いか判定される。
セキュリテー、バッテリーの消耗等に問題が生じるような車載機能装置70の状態が検出されたとき、乗員の注意を促すように、例えば予め設定された断続する振動モードでドアハンドル20を振動させる。
一方、車載機能装置70の状態が、問題のない場合は、例えば所定の時間継続するなど、上記とは異なるモードでドアハンドル20を振動させる。乗員が施錠状態をドアハンドル20に手を掛けて、確かめようとしたときには、直ちに施錠状態と車載機能装置70の状態が分かる。このために、ドアハンドル20を引くなどの操作には至らず、乗員が再乗車するためのドアハンドル20の操作と区別できる。従って、乗員が単に施錠状態を確かめるためにドアハンドル20を操作したことで、ロック装置91、92、93が開錠しないように、施錠後の一定時間、再開錠できないようにする設定の必要はなく、利便性が向上する。
乗員に、ロック状態、および車載機能装置の状態を知らせる、振動のモードは、断続または継続以外に、周波数を変えたものであっても良い。更に、ドア周辺の乗員のみが聴くことのできる可聴域の振動を利用すれば、接触によることと併せて、聴くことでも、ロック作動と車載機能装置の状態を知ることができる。
1…車両
8…車載制御装置
10…ドア開閉制御装置
20…ドアハンドル(操作体)
21…操作検出センサ、振動駆動体
30…ドアハンドル(操作体)
40…ドアハンドル(操作体)
50…携帯送受信装置
70…車載機能装置
91…ロック装置
92…ロック装置
93…ロック装置
8…車載制御装置
10…ドア開閉制御装置
20…ドアハンドル(操作体)
21…操作検出センサ、振動駆動体
30…ドアハンドル(操作体)
40…ドアハンドル(操作体)
50…携帯送受信装置
70…車載機能装置
91…ロック装置
92…ロック装置
93…ロック装置
Claims (3)
- 携帯送受信装置と、
車両に取付けられ前記携帯送受信装置と交信できる車載制御装置と、
前記車載制御装置の制御により前記車両のドアを施錠もしくは開錠するロック装置と、
前記車両に取り付けられ、車外からの乗員の操作を検出する操作検出センサを備える操作体と、を備え、
前記ロック装置の施錠または開錠を乗員に知らせるドア開閉制御装置において、
前記ロック装置の施錠または開錠のとき、前記車載制御装置の制御によって振動する振動駆動体を前記操作体に備えること、を特徴とするドア開閉制御装置。 - 前記振動駆動体は、乗員の操作を検出する前記操作検出センサであること、を特徴とする請求項1に記載のドア開閉制御装置。
- 前記車載制御装置は、所定の車載機能装置の状態に基づき、前記ロック装置の開錠および施錠の制御をするとともに、前記振動駆動体を所定の振動モードで振動させて前記車載機能装置の状態を乗員に知らせること、を特徴とする請求項1又は請求項2に記載のドア開閉制御装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007084039A JP2008240415A (ja) | 2007-03-28 | 2007-03-28 | ドア開閉制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2007084039A JP2008240415A (ja) | 2007-03-28 | 2007-03-28 | ドア開閉制御装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2008240415A true JP2008240415A (ja) | 2008-10-09 |
Family
ID=39912075
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2007084039A Pending JP2008240415A (ja) | 2007-03-28 | 2007-03-28 | ドア開閉制御装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2008240415A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2014132808A1 (ja) | 2013-02-26 | 2014-09-04 | アイシン精機 株式会社 | 操作入力確認装置及び車両用ドアハンドル装置 |
CN108222710A (zh) * | 2016-12-15 | 2018-06-29 | 通用汽车环球科技运作有限责任公司 | 用于控制车辆车门的系统和方法 |
WO2021215062A1 (ja) | 2020-04-24 | 2021-10-28 | 株式会社アルファ | 車両用ドア制御装置及び車両用ドアハンドル装置 |
-
2007
- 2007-03-28 JP JP2007084039A patent/JP2008240415A/ja active Pending
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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WO2014132808A1 (ja) | 2013-02-26 | 2014-09-04 | アイシン精機 株式会社 | 操作入力確認装置及び車両用ドアハンドル装置 |
JP2014163145A (ja) * | 2013-02-26 | 2014-09-08 | Aisin Seiki Co Ltd | 操作入力確認装置及び車両用ドアハンドル装置 |
CN104968876A (zh) * | 2013-02-26 | 2015-10-07 | 爱信精机株式会社 | 操作输入确认装置以及车辆用门把手装置 |
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US10544607B2 (en) | 2016-12-15 | 2020-01-28 | GM Global Technology Operations LLC | System and method for controlling a vehicle door |
WO2021215062A1 (ja) | 2020-04-24 | 2021-10-28 | 株式会社アルファ | 車両用ドア制御装置及び車両用ドアハンドル装置 |
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