JP2008104715A - 洗濯乾燥機 - Google Patents

洗濯乾燥機 Download PDF

Info

Publication number
JP2008104715A
JP2008104715A JP2006291298A JP2006291298A JP2008104715A JP 2008104715 A JP2008104715 A JP 2008104715A JP 2006291298 A JP2006291298 A JP 2006291298A JP 2006291298 A JP2006291298 A JP 2006291298A JP 2008104715 A JP2008104715 A JP 2008104715A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
air
water
water tank
outside
circulation path
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2006291298A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4236678B2 (ja
Inventor
Kei Yoshikawa
圭 吉川
Tetsuyuki Kono
哲之 河野
Hiroki Murase
弘樹 村瀬
Hiroki Hayashi
浩樹 林
Naoko Goto
直子 後藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Toshiba Consumer Marketing Corp
Toshiba Lifestyle Products and Services Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Toshiba Consumer Marketing Corp
Toshiba Home Appliances Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp, Toshiba Consumer Marketing Corp, Toshiba Home Appliances Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP2006291298A priority Critical patent/JP4236678B2/ja
Priority to KR1020070107135A priority patent/KR100937537B1/ko
Priority to TW096139872A priority patent/TW200837246A/zh
Priority to CN2007101675729A priority patent/CN101168897B/zh
Publication of JP2008104715A publication Critical patent/JP2008104715A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4236678B2 publication Critical patent/JP4236678B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • DTEXTILES; PAPER
    • D06TREATMENT OF TEXTILES OR THE LIKE; LAUNDERING; FLEXIBLE MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • D06FLAUNDERING, DRYING, IRONING, PRESSING OR FOLDING TEXTILE ARTICLES
    • D06F58/00Domestic laundry dryers
    • D06F58/02Domestic laundry dryers having dryer drums rotating about a horizontal axis
    • D06F58/04Details 
    • DTEXTILES; PAPER
    • D06TREATMENT OF TEXTILES OR THE LIKE; LAUNDERING; FLEXIBLE MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • D06FLAUNDERING, DRYING, IRONING, PRESSING OR FOLDING TEXTILE ARTICLES
    • D06F25/00Washing machines with receptacles, e.g. perforated, having a rotary movement, e.g. oscillatory movement, the receptacle serving both for washing and for centrifugally separating water from the laundry and having further drying means, e.g. using hot air 
    • DTEXTILES; PAPER
    • D06TREATMENT OF TEXTILES OR THE LIKE; LAUNDERING; FLEXIBLE MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • D06FLAUNDERING, DRYING, IRONING, PRESSING OR FOLDING TEXTILE ARTICLES
    • D06F58/00Domestic laundry dryers
    • D06F58/20General details of domestic laundry dryers 
    • D06F58/26Heating arrangements, e.g. gas heating equipment
    • DTEXTILES; PAPER
    • D06TREATMENT OF TEXTILES OR THE LIKE; LAUNDERING; FLEXIBLE MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • D06FLAUNDERING, DRYING, IRONING, PRESSING OR FOLDING TEXTILE ARTICLES
    • D06F58/00Domestic laundry dryers
    • D06F58/32Control of operations performed in domestic laundry dryers 
    • D06F58/34Control of operations performed in domestic laundry dryers  characterised by the purpose or target of the control
    • D06F58/36Control of operational steps, e.g. for optimisation or improvement of operational steps depending on the condition of the laundry
    • D06F58/38Control of operational steps, e.g. for optimisation or improvement of operational steps depending on the condition of the laundry of drying, e.g. to achieve the target humidity

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Textile Engineering (AREA)
  • Detail Structures Of Washing Machines And Dryers (AREA)
  • Main Body Construction Of Washing Machines And Laundry Dryers (AREA)
  • Control Of Washing Machine And Dryer (AREA)

Abstract

【課題】温風による乾燥運転後の冷却運転において、洗濯物や投入口周辺を、冷却水を使用することなく効率よく冷却し、ランニングコストの低減も図るようにする。
【解決手段】本体1内に、洗濯物を収容するドラム6を内設した水槽5と、この水槽5に連通して設けられた循環経路9と、乾燥運転時に温風を循環供給するため前記循環経路9に介在された加熱手段10及び送風手段11と、前記水槽5及び循環経路9の密閉空間内に外部空気を導入する吸気口16と、前記密閉空間内の空気の一部を外部に排出可能とし、その排気管19に介在された排気弁20を具備してなる空気排出手段とを備え、温風による乾燥運転の終了に続いて、前記送風手段11の送風による冷却運転を実行するとともに、前記空気排出手段の排気弁20を開放し密閉空間内の空気を外部に排出する構成とする。
【選択図】図1

Description

本発明は、温風による乾燥運転の終了に続いて冷却運転を行うようにした洗濯乾燥機に関する。
一般にこの種洗濯乾燥機としては、貯水可能な水槽内に衣類等を収容する回転可能なドラムを設け、洗い,すすぎ,脱水等の洗濯運転に続いて温風による乾燥運転を実行可能としている。この乾燥運転では、例えば約70度の温風にて衣類の乾燥作用が行われ、この温風は水槽を介して形成された循環経路により循環供給する構成としている。従って、温風による乾燥運転が終了する時点では、乾燥した衣類はもとより、温風が水槽やドラムに供給される前面開口部、及びこの開口部に対向配置されたドアの内面側では常に高温に曝されていることから高温状態にある。このため、衣類を取り出そうとしたときなど、ドアの内面や水槽やドラムの開口部などに手や腕が触れて、その高温に驚いて怪我したり場合によっては火傷するおそれがある。
そこで、従来では上記のような憂いを回避するため、乾燥運転終了後に空気を加熱する加熱手段への通電を停止して、洗濯物の冷却はもとより手などが触れるおそれがある部位、すなわち洗濯物を出し入れする投入口周辺が所定温度以下になるまで低下させる手段が種々考えられている。例えば、温風による乾燥運転終了後の冷却行程においてドラムが回転駆動する以外は送風手段などの強制的な冷却作用を行わない冷却運転を実行し、温度の低下を待つ所謂自然放置による冷却形態が考えられるが、この自然に温度低下を待つ手段では、水槽及び循環経路からなる実質的な密閉空間内における空気などの雰囲気温度が自然冷却するには長時間を要し、当然洗濯物や投入口周辺の温度低下にも長時間を要する問題が生じる。
上記の自然な冷却形態に対し、循環経路の途中に周知の水冷除湿タイプの熱交換手段を備えたものでは、その冷却水を供給して循環経路などの密閉空間の一部を冷却して温度低下を図る手段(特許文献1参照)、更には送風手段を駆動して冷却された空気を循環供給して強制的に温度低下を促進する手段が一般的に多く採用されている。また、空冷タイプの熱交換手段を備えたものでは、送風手段のみによる空冷作用により温度低下を促進する手段としている。
特開2004−350984号公報(段落[0032]、及び図7参照)
しかしながら、上記自然放置による温度低下を待つ手段をはじめ、冷却水を循環経路中に供給する程度では、依然温度が低下するまでに長時間を要し、所望する時間短縮は図れない。また、循環経路を介して循環送風する手段でも、未だ温度が十分に低下していない密閉空間内の空気を循環することとなり、温度の低下作用は効率的でなく長時間を要する。これらに対し、冷却水にて除湿された冷却風を循環送風する手段では、温度低下が効率よく行われ短時間の冷却運転で所望の温度低下が得られる。とろがその反面、乾燥運転に続いて冷却水を用いることとなり、これは水資源(水道水)の消費量増となり、且つ家庭におけるランニングコスト増となる負担が大きく、未だ改善の余地が残されていた。
本発明は、上記問題点を解決するために、時間的に効率よく、且つ冷却水を不要としてランニングコストが低減できる冷却運転を実行でき、以って乾燥後の衣類の取り出し操作が安全にできる洗濯乾燥機を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の洗濯乾燥機は、本体内に、洗濯物を収容するドラムを内設した水槽と、この水槽に連通して設けられた循環経路と、乾燥運転時に温風を循環供給するため前記循環経路に介在された加熱手段及び送風手段と、前記水槽及び循環経路の密閉空間内に外部空気を導入する外気導入手段と、前記密閉空間内の空気の一部を外部に排出可能とし、その排出経路中に介在された排気弁を具備してなる空気排出手段とを備え、
温風による乾燥運転の終了に続いて、前記送風手段の送風による冷却運転を実行するとともに、前記空気排出手段の排気弁を開放し密閉空間内の空気を外部に排出するようにしたことを特徴とするものである。
上記手段によれば、冷却運転時における水槽や循環経路などの密閉空間内の空気を一部外部に排出可能とすることで、時間的に効率のよい冷却性能を得られて乾燥後の衣類の取り出し操作が安全にできるとともに、冷却水を不要としてランニングコストが低減できる洗濯乾燥機を提供できる。
図1〜図4は、本発明の一実施例を示すドラム式の洗濯乾燥機にあって、図1は洗濯乾燥機全体の概略構成を示す縦断側面図、図2は外観正面図、図3は図1の符合Aで示す部分を拡大して示す断面図、図4は主要部分のタイムチャートを示したものである。
まず図1,2を参照して洗濯乾燥機の全体構成につき概略説明する。図示するように、洗濯乾燥機の外殻を形成する本体1は、その前面側に洗濯物投入口を開閉するドア2、及びその上部に操作パネル3を備え、また後面側に着脱可能とした裏蓋4を備えた矩形箱状の構成としている。この本体1内には、図示しない複数のサスペンションにより弾性支持された貯水可能な水槽5が設けられ、該水槽5内には回転槽たるドラム6が傾斜した横軸回りに回転可能に設けられて、これら水槽5及びドラム6の前面側開口部はいずれも前記ドア2と対向配置され、所謂洗濯物投入口1aをドア2にて開閉する構成となしている。
上記ドラム6は、周知のように周壁に多数の小孔6aを有し、洗い運転や乾燥運転では洗濯物Sを収容した状態で低速度による正逆回転がなされ、また脱水運転では高速度による一方回転が行われる。一方、水槽5の前面側の開口端部には、前記ドア2との間にわたり柔軟性に富んだベローズ7が水密に設けられ、且つ前記ドア2の内面側にも弾力的に接触して、水槽5から外部への水の飛散等を防止している。なお、前記ドラム6は、水槽5の背面側に設けられたアウターロータ形のDCブラシレスモータからなるドラム駆動モータ8にてダイレクトに回転駆動される。
そして、上記水槽5の外周囲を取り巻くように空気の循環経路9が形成されている。この循環経路9は、水槽5の下端部に吸入口9aが連通接続され、他端の吐出口9bが水槽5及びドラム6の前面開口部付近に連通接続されたダクト形状の構成からなり、従って無孔状の水槽6を含めほぼ密閉された空間を形成している。しかるに、この循環経路9の途中部位には温風ユニットを構成する加熱手段10と循環用の送風手段11を設け、衣類など洗濯物Sの乾燥用の温風を生成するとともに、図1中に示す実線矢印Aで示すように循環経路9を介して水槽5及びドラム6内に循環供給可能としている。
更には、上記温風ユニットの上流側には熱交換手段12が装備されている。この熱交換手段12は、上部に水冷手段として機能する散水器13を備えた所謂水冷除湿タイプの熱交換機能を有するもので、乾燥運転時に乾燥に寄与した後の湿った空気(温風)に対し、散水器13からの散水により空気を冷却し、該空気中の水分を凝縮して除去するものである。従って、除湿後の乾いた冷気(空気)は再び加熱手段10等の温風ユニットを経て温風化され、水槽5内に供給されることを繰り返し、所謂温風を循環供給し洗濯物Sの乾燥をする。
なお、上記散水器13からの散水は、本体1内上部に配設された給水弁14にて給水制御され、その排水は水槽5の底部に設けられた排水弁15を経て、除湿水と共に外部に排出される。また、循環経路9の送風手段11の上流側で散水器13より下流側に位置して、外部に連通した吸気口16を設けている。その機能は後述するが、外気導入手段として機能し、設置部位としては送風手段11が駆動し循環経路9内を空気が循環するとき、負圧状態になるなど外部の空気を吸引し易い位置に設けることが好ましい。
一方、上記給水弁14は、給水源として外部の水道源に接続され、内蔵する切替弁により前記散水器13の他に注水ケース17側に給水可能として配管接続されており、所謂三方切替弁の構成をなしており、以って選択的に夫々給水可能としている。しかるに、上記注水ケース17は、図示しないが内底部が水槽5内に連通接続されており、従って上記給水弁14及び注水ケース17を経て水槽5内に給水可能としている。また、この注水ケース17内の給水経路中に位置して洗剤ケース18が収納されている。この洗剤ケース18は、操作パネル3の正面左側に位置して注水ケース17に対し本体1前面側から挿脱可能に設けられ、この洗剤ケース18に予め所定の洗剤を収容しておくことで、水槽5への給水時に洗剤を押し流すようにして供給される構成としている。
そして、図1,3に明示するように水槽5の後方上部において、例えば本体1外に連通した空気排出手段を設け、本実施例では水槽5内の空気の一部を外部に排出可能としている。この空気排出手段は、具体的には水槽5と本体1外部に臨み連通接続された排出経路を構成する排気管19と、その排気管19の先端側の開口端を開閉すべく設けられた排気弁20とから構成されている。そのうち、排気管19は一部伸縮自在な蛇腹部分19aを有する構成とし、一方排気弁20は、弁体20aと該弁体20aを開閉回動させるギアードモータ等による弁駆動モータ20bを備え、弁体20aが運転進行に応じ所定のタイミングにて開閉回動される。この排気弁20は、本体1上面に形成された凹所21内に設けられ、その上面にはスリット状の多孔を有するフィルター22が被着されている。
次に、上記構成のドラム式の洗濯乾燥機の作用について、図4のタイムチャートも参照して説明する。
洗濯乾燥機では、標準的な運転コースを選択設定して運転スタートした場合、周知のごとく図示しない制御装置によりドラム駆動モータ8が駆動され、適正な速度制御のもとに洗濯物Sを収容したドラム6が、洗い、すすぎ、脱水、乾燥の各運転行程に応じて回転駆動される。ここでは、図4に示す洗濯を終えた後の乾燥行程以降の運転につき説明する。
図4から明らかなように、通常の温風による乾燥運転では、循環経路9に介在された温風ユニットたる循環用の送風手段11及び加熱手段10が通電され、生成された温風は水槽5及び循環経路9の密閉空間内を循環する。この場合、熱交換手段12の散水器13には給水弁14の通電により給水が行われ、散水器13から循環経路9内に散水される。またドラム駆動モータ8は低速度にて正逆回転駆動され、ドラム6内の洗濯物Sを撹拌する。斯くして、密閉空間内を実線矢印A方向に循環する温風によりドラム6内の洗濯物は乾燥されるとともに、乾燥に寄与した後の湿気を多量に含んだ温風は、散水器13からの散水により冷却除湿され、乾いた冷気となって加熱手段10等の温風ユニットを経て再び温風化され水槽5内に循環供給される。
一方、この乾燥運転では排気弁20には通電されず、従って弁体20aは排気管19を閉鎖状態に保持し外部との連通は遮断されており、温風が本体1外に漏出することはない。なお、乾燥運転の終了前には加熱手段10への通電を断ち、蒸気の発生も少なくなり密閉空間内の空気は外部と遮断されていることも相俟って、その雰囲気温度は比較的高温状態に維持されることに基づき、所謂余熱乾燥が継続実行される。また、送風手段11の上流側に位置する吸気口16は、常に開口した状態にあるが密閉空間内の空気の逃げ場がないことから、該吸気口16から外部の冷えた空気が新規に導入されることはない。
そして、洗濯物Sの乾燥が進み図示しない温度センサ等に基づき所定の乾燥度を得たことを検知すると、乾燥運転を終了し図4に示す冷却運転に移行する。この冷却運転では、洗濯物Sやドア2の内面側などの投入口1a付近が未だ高温状態にあるため、これを低温化するための運転である。そのため、排気弁20は通電され排気管19を外部と連通する開放状態となし、送風手段11及びドラム駆動モータ8は引き続き通電駆動された状態にある。逆に、加熱手段10及び散水器13は消勢された非通電状態にある。
従って、この冷却運転ではドラム6が回転し洗濯物を撹拌しながら、送風手段11による送風のみが密閉空間内を循環する。この空気の基本的な流れは、温風による乾燥運転と同様に実線矢印A方向に循環する。この単なる送風運転にあっては、通常温度の低下は緩やかで密閉空間内の雰囲気温度は徐々に低下する程度である。しかるに本実施例では、冷却運転に入り排気弁20の開放動作に基づき、直ちに排気管19を介して外部と連通した状態となり、一方吸気口16も常開状態にあるから、水槽5等の密閉空間内の空気の一部が排気管19を通して排出され、これに伴い吸気口16から外部の新鮮な空気が導入される。この図中、破線矢印Bで示す吸排気作用は、送風手段11の駆動による密閉空間内の空気が循環される中、排気弁20が開放されることにより強制的に吸排作用が促進実行されることになる。
しかも本実施例では、排気管19の入口側である水槽5との連通部位を、無孔状の水槽5の後方上部に配置したので、循環空気の水槽5内での内圧が高まり易い部位であることから、該部位に接続された排気管19を介した外部への排気作用が良好である。のみならず、吸気口16も送風手段11近傍の上流側に位置しているため、負圧による吸気作用が促進される。従って、外気導入手段たる吸気口16から外部の新鮮な空気が導入される一方、空気排出手段の排気管19から水槽5内の未だ暖かい空気の一部が排出される。この吸排気作用が連続して行われ、密閉空間内の空気を含む雰囲気温度は新鮮な外気を受けて加速的に低下し、洗濯物S及びドア2内面側や投入口1a付近の温度は、安全な所定温度まで速やかに低下させることができる。そして、斯かる冷却運転は、図示しない温度センサによる温度検知、或は予め設定された所定時間を経過すると、全ての通電が断たれ終了する。
上記実施例によれば、次のような効果を奏する。
実質的に密閉された空間内の循環送風による冷却運転において、空気排出手段を構成する排気弁20を開放して外部に連通した状態とするので、水槽5及び循環経路9による密閉空間内を循環していた空気の一部は開放された排気管19から外部に排出される。一方、この排気作用を受けて吸気口16からは新鮮な外部空気が導入される。このように循環送風に基づき吸排気作用が積極的に行われ、密閉空間内の雰囲気温度は速やかに低温化され、洗濯物投入口1a周辺のドア2の内面側や水槽5及びドラム6の開口端側の温度も急速に低下し所望する温度以下に効率よく下げることができる。
従って、乾燥後の洗濯物Sを取り出す際、手や腕が投入口1a周辺に接触しても低温であるため驚くことなく安全に作業できる。しかも、散水器13による水冷手段を採用することなく、時間的に効率よく冷却できることから、水資源の節約ができ家庭におけるランニングコストの低減も図れる。また、本実施例では循環空気の内圧が高まり易い水槽5の後方部位から排気管19を引き出し外部と連通させたので、空気を強制的に排出するに有効であるとともに、外部空気を導入する吸気口16を送風手段11の吸込み側に連通接続したので、外部空気を吸い込み易くて一層積極的な外気導入を促進でき、以って簡易な構成にて効率よく吸排気作用を促進でき、速やかな温度低下を図ることができる。
また、空気の排出経路である排気管19を開閉する排気弁20は、冷却運転では外部と連通した状態に開放したのに対し、他の運転行程にあっては閉鎖することも容易にでき、例えば温湯による洗い運転や温風による乾燥運転の場合などでは閉鎖することで、熱エネルギーの漏出を防ぎ水槽5内の温度低下を防ぐのに有効であり、或は騒音の外部漏洩も防止できるなど、運転に応じた木目細かな開閉制御ができて好都合である。
上記実施例に対し、図5は本発明の変形例を示す図3相当図で、このものは空気排出手段による排出能力を一層高めたものである。以下、上記実施例と同一部分には同一符号を付して説明を省略し、異なる部分につき説明する。
すなわち、上記実施例に対し排気管19にファン23a及びファン駆動モータ23bからなる送風手段23を設けたもので、この場合排気管19に介在された送風手段23は排気専用として機能し、その他の構成は上記実施例と共通である。
従って、冷却運転時には排気弁20の開放動作と合わせて送風手段23も通電駆動する。これにより、水槽5を通して密閉空間内の空気は排気管19を経て、より積極的に本体1外方に排出される。この排出量が増すに伴い吸気口16からの空気導入量も増え、これまでの暖かい内部空気と新鮮な外気とが置換され、洗濯物Sやドア2の内面側など投入口1a周辺の冷却作用は迅速に促進され、一層短時間に効率よく所望の冷却運転を実行することができる。
尚、本発明は上記し且つ図面に示した実施例に限定されることなく、例えば外気導入手段として循環経路中の送風手段の吸込み側に限らず、例えば注水ケースが水槽内に連通した構成(給水経路)にあることから、該注水ケース内の洗剤ケース周辺の隙間を利用し、或は若干改善するなどして外気を導入することも容易にできる。また、空気排出手段として本体外に直接排出する構成に限らず、本体内に排出することも可能であるなど、要は水槽や循環経路の密閉空間からの空気の排出と、外部から外気を導入できる配置構成であればよい。その他、温風や空気の循環方向も逆に水槽の後面側から供給されるタイプの洗濯乾燥機でも同様の課題を有するとともに採用可能であるなど、本発明の要旨を逸脱しない範囲で具体的に種々変更して実施できるものである。
本発明の洗濯乾燥機の全体構成を示す縦断側面図 洗濯乾燥機の正面図 空気排出手段の拡大断面図 要部のタイムチャート 本発明の変形例を示す図3相当図
符号の説明
図面中、1は本体、1aは投入口、5は水槽、6はドラム、9は循環路、10は加熱手段、11,23は送風手段、12は熱交換手段、13は散水器(水冷手段)、16は吸気口(外気導入手段)、19は排気管(排出経路)、20は排気弁、20aは弁体、及び20bは弁駆動モータを示す。

Claims (2)

  1. 本体内に、洗濯物を収容するドラムを内設した水槽と、この水槽に連通して設けられた循環経路と、乾燥運転時に温風を循環供給するため前記循環経路に介在された加熱手段及び送風手段と、前記水槽及び循環経路の密閉空間内に外部空気を導入する外気導入手段と、前記密閉空間内の空気の一部を外部に排出可能とし、その排出経路中に介在された排気弁を具備してなる空気排出手段とを備え、
    温風による乾燥運転の終了に続いて、前記送風手段の送風による冷却運転を実行するとともに、前記空気排出手段の排気弁を開放し密閉空間内の空気を外部に排出するようにしたことを特徴とする洗濯乾燥機。
  2. 空気排出手段による空気の排出は、送風手段により強制的に実行されることを特徴とする請求項1記載の洗濯乾燥機。
JP2006291298A 2006-10-26 2006-10-26 洗濯乾燥機 Expired - Fee Related JP4236678B2 (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006291298A JP4236678B2 (ja) 2006-10-26 2006-10-26 洗濯乾燥機
KR1020070107135A KR100937537B1 (ko) 2006-10-26 2007-10-24 세탁 건조기
TW096139872A TW200837246A (en) 2006-10-26 2007-10-24 Washing/drying machine
CN2007101675729A CN101168897B (zh) 2006-10-26 2007-10-26 洗涤干燥机

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006291298A JP4236678B2 (ja) 2006-10-26 2006-10-26 洗濯乾燥機

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2008104715A true JP2008104715A (ja) 2008-05-08
JP4236678B2 JP4236678B2 (ja) 2009-03-11

Family

ID=39389655

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006291298A Expired - Fee Related JP4236678B2 (ja) 2006-10-26 2006-10-26 洗濯乾燥機

Country Status (4)

Country Link
JP (1) JP4236678B2 (ja)
KR (1) KR100937537B1 (ja)
CN (1) CN101168897B (ja)
TW (1) TW200837246A (ja)

Cited By (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011056194A (ja) * 2009-09-14 2011-03-24 Hitachi Appliances Inc 洗濯乾燥機および乾燥機
JP2011078474A (ja) * 2009-10-05 2011-04-21 Hitachi Appliances Inc 洗濯機用排水トラップ装置、排水トラップ装置用のトラップカバー、および洗濯乾燥機
JP2011200365A (ja) * 2010-03-25 2011-10-13 Hitachi Appliances Inc 洗濯乾燥機
JP2011245034A (ja) * 2010-05-27 2011-12-08 Hitachi Appliances Inc 洗濯乾燥機
JP2013223708A (ja) * 2012-03-21 2013-10-31 Toshiba Corp 衣類乾燥機
JP2014133031A (ja) * 2013-01-11 2014-07-24 Toshiba Corp 衣類乾燥機
JP2017104421A (ja) * 2015-12-11 2017-06-15 青島海爾洗衣机有限公司QingDao Haier Washing Machine Co.,Ltd. 洗濯乾燥機
JP2021101787A (ja) * 2019-12-24 2021-07-15 青島海爾洗衣机有限公司QingDao Haier Washing Machine Co.,Ltd. 衣類処理装置
JP2021101785A (ja) * 2019-12-24 2021-07-15 青島海爾洗衣机有限公司QingDao Haier Washing Machine Co.,Ltd. 衣類処理装置
WO2023060905A1 (zh) * 2021-10-15 2023-04-20 合肥美的洗衣机有限公司 用于衣物处理装置的冷凝器的盖体、衣物处理装置

Families Citing this family (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102227530B (zh) * 2008-11-28 2013-01-02 阿塞里克股份有限公司 衣物烘干机
KR20120080945A (ko) * 2011-01-10 2012-07-18 엘지전자 주식회사 의류처리장치의 운전방법
JP5430638B2 (ja) * 2011-11-18 2014-03-05 シャープ株式会社 洗濯乾燥機
JP6845409B2 (ja) * 2016-05-23 2021-03-17 青島海爾洗衣机有限公司QingDao Haier Washing Machine Co.,Ltd. 洗濯乾燥機
CN107090704B (zh) * 2017-03-27 2019-10-25 无锡小天鹅电器有限公司 烘干装置、干衣机及洗衣机
JP7503260B2 (ja) * 2019-12-24 2024-06-20 青島海爾洗衣机有限公司 衣類処理装置
CN113862952B (zh) * 2020-06-30 2023-05-12 青岛海尔洗涤电器有限公司 洗干一体设备
US11807973B2 (en) 2020-11-10 2023-11-07 Whirlpool Corporation Combination washer/dryer with a lint screen
US11319661B1 (en) * 2020-12-22 2022-05-03 Whirlpool Corporation Ventilation solution for closed-loop dryer systems
WO2024099352A1 (zh) * 2022-11-09 2024-05-16 重庆海尔滚筒洗衣机有限公司 烘干设备的烘干系统、热泵烘干系统、控制方法及烘干设备

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100562623B1 (ko) * 1998-03-12 2006-03-17 마츠시타 덴끼 산교 가부시키가이샤 세탁 건조기

Cited By (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011056194A (ja) * 2009-09-14 2011-03-24 Hitachi Appliances Inc 洗濯乾燥機および乾燥機
JP2011078474A (ja) * 2009-10-05 2011-04-21 Hitachi Appliances Inc 洗濯機用排水トラップ装置、排水トラップ装置用のトラップカバー、および洗濯乾燥機
JP2011200365A (ja) * 2010-03-25 2011-10-13 Hitachi Appliances Inc 洗濯乾燥機
JP2011245034A (ja) * 2010-05-27 2011-12-08 Hitachi Appliances Inc 洗濯乾燥機
JP2013223708A (ja) * 2012-03-21 2013-10-31 Toshiba Corp 衣類乾燥機
JP2014133031A (ja) * 2013-01-11 2014-07-24 Toshiba Corp 衣類乾燥機
JP2017104421A (ja) * 2015-12-11 2017-06-15 青島海爾洗衣机有限公司QingDao Haier Washing Machine Co.,Ltd. 洗濯乾燥機
JP2021101787A (ja) * 2019-12-24 2021-07-15 青島海爾洗衣机有限公司QingDao Haier Washing Machine Co.,Ltd. 衣類処理装置
JP2021101785A (ja) * 2019-12-24 2021-07-15 青島海爾洗衣机有限公司QingDao Haier Washing Machine Co.,Ltd. 衣類処理装置
JP7473908B2 (ja) 2019-12-24 2024-04-24 青島海爾洗衣机有限公司 衣類処理装置
WO2023060905A1 (zh) * 2021-10-15 2023-04-20 合肥美的洗衣机有限公司 用于衣物处理装置的冷凝器的盖体、衣物处理装置

Also Published As

Publication number Publication date
TWI346732B (ja) 2011-08-11
KR100937537B1 (ko) 2010-01-19
TW200837246A (en) 2008-09-16
KR20080038270A (ko) 2008-05-06
CN101168897A (zh) 2008-04-30
JP4236678B2 (ja) 2009-03-11
CN101168897B (zh) 2010-06-02

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4236678B2 (ja) 洗濯乾燥機
KR100879572B1 (ko) 의류처리 시스템 및 이의 급수 제어방법
JP4679384B2 (ja) 洗濯乾燥機
JP4388088B2 (ja) 衣類乾燥機
JP2015047505A (ja) 衣類処理装置
JP4631740B2 (ja) 洗濯乾燥機
JP6563183B2 (ja) 衣類処理装置及びその制御方法
JP2007319458A (ja) 洗濯乾燥機
JP2009291233A (ja) 洗濯乾燥機
JP2007068870A (ja) 衣類乾燥機
KR20030025084A (ko) 건조세탁기의 건조행정의 제어방법
TW201002903A (en) Clothes dryer and washing dryer
JP5325689B2 (ja) 乾燥機及び洗濯乾燥機
JP2000325694A (ja) ドラム式洗濯機
JP4876695B2 (ja) 洗濯乾燥機
JP2008301940A (ja) 衣類乾燥機
JP4377781B2 (ja) ドラム式洗濯乾燥機
JP2004350825A (ja) 洗濯乾燥機
JP4197619B2 (ja) 洗濯乾燥機
JP5297314B2 (ja) 洗濯乾燥機
JP2005124799A (ja) ドラム型洗濯及び乾燥装置
JP2010082344A (ja) 洗濯乾燥機
JP4693686B2 (ja) 洗濯乾燥機
KR100413445B1 (ko) 펄세이터방식 건조세탁기
JP2004194942A (ja) ドラム式衣類乾燥機

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20080326

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20080910

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20080916

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20081114

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20081209

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20081216

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4236678

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111226

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121226

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131226

Year of fee payment: 5

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313117

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313115

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees