JP2008301940A - 衣類乾燥機 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】循環用送風機26およびヒートポンプを駆動して行う乾燥運転時に、乾燥率(温風入口側および温風出口側の温度センサ44および45の検出温度の差から検出)が例えば90%になった時点で、ヒートポンプ33を停止し、ダンパ装置36を全閉状態にしてPTCヒータ40に通電する。すると、循環風のほとんどが放出口35から外箱1内に流出し、外箱1内の空気が導入口39から通風路17内に吸入される。この吸入空気は、PTCヒータ40に加熱され、除菌に効果のある高温空気となって回転槽3内に供給される。
【選択図】図1
Description
しかしながら、乾燥運転時のヒートポンプには、蒸発器で水分を冷却除湿する際の潜熱が加わる上、圧縮機で冷媒を圧縮することで冷媒に与えられる仕事分の熱量が加わるが、蒸発器および凝縮器の両方が通風路内に存在するため、外部への放熱がなく、熱量が蓄積される。これにより、乾燥運転の後半期では、冷媒温度が高くなって除湿効果が低下してくるので、特許文献2では、空気を循環させるファンを熱交換ファンから構成すると共に、電熱ヒータを設け、循環する空気を熱交換ファンにより外気と熱交換させ、且つ蒸発器により冷却除湿した空気を凝縮器と電熱ヒータにより加熱して乾燥室に送ることによってヒートポンプの冷媒の温度上昇を許容温度以下に抑制するようにしている。
(第1の実施形態)
図1ないし図5は、本発明の第1の実施形態を示す。洗濯乾燥機の全体構成を図1により説明するに、外箱1内には、水槽2が配設され、水槽2内に回転槽(ドラム)3が配設されている。水槽2は、複数のサスペンション4(1個のみ図示)によって弾性支持されており、その支持形態は、水槽2(回転槽3)の軸方向が前後方向となる横軸状で、且つ前上がりの傾斜状である。
前記外箱1の上部内側には、給水弁8を内蔵した給水ケース9が配設されている。上記給水弁8は、水道の蛇口にホースを介して接続され、洗濯時に水道水を水槽2内に供給する。水槽2内に供給された水は、回転槽3の周側部に形成された多数の小孔3aや後端面部に形成された複数の比較的径大な通風孔10を通じて回転槽3内に供給される。
また、水槽2の後端面の外側には、洗濯機モータ14が取り付けられている。この洗濯機モータ14は、三相のブラシレスDCモータから構成され、その回転軸14aは、回転槽3に連結されている。
そして、制御装置41は、除菌行程を30分間行うと、PTCヒータ40を断電し(図5のt2時点)、更に所定の短時間が経過すると、ファンモータ28を断電する。以上により、除菌行程が終了し、この除菌行程の終了に伴って同時に乾燥運転が終了する。
この場合、PTCヒータ40による加熱を、衣類が完全に乾燥する前の所定の乾燥率、本実施形態では乾燥率90%に達した時点で開始するようにしたので、除菌行程を湿熱雰囲気で行うことができ、短時間の除湿運転で除菌することが可能となる。
図6は、本発明の第2の実施形態を示す。この第2の実施形態が前述の第1の実施形態と異なるところは、ヒートポンプ33の駆動前に、PTCヒータ40により加熱された熱風を回転槽3内に供給するようにしたところにある。
図7は、本発明の第3の実施形態を示す。この第3の実施形態が前述の第1の実施形態と異なるところは、除菌行程を乾燥率が80%以上を検出した時点から開始すると共に、除菌行程の終了後に再度、ヒートポンプ33を運転(再起動)するようにしたところにある。
図8および図9は、本発明の第4の実施形態を示す。この第4の実施形態は、除菌行程を乾燥率が80%以上となった時点から開始すると共に、除菌行程の終了後、ヒートポンプ33を再度運転するようにしたところでは、上述の第3の実施形態と同様であるが、除菌行程中、圧縮機31を低能力(低速回転)にしてヒートポンプ33の運転を継続させるようにしたところが上述の第3の実施形態と異なる。
図10および図11は、本発明の第5の実施形態を示す。この第5の実施形態が前述の第1の実施形態と異なるところは、除菌行程時に乾燥室内に積極的に湿り空気を供給して湿熱雰囲気を生成したところにある。
本発明は上記し且つ図面に示す実施形態に限定されるものではなく、以下のような変形或いは拡張が可能である。
ダンパ装置36は、放出口35の開度を調節することによって通風路17から外部に放出される空気の量を調整するものであっても良い。
乾燥率検出手段は、温風入口16と温風出口15との温度差によるものに限られない。
除菌行程時にダンパ装置36を通過して通風ダクト19内を流れる空気に対して蒸発器29で冷却する必要のない場合、放出口35の位置は、導入口39の上流側であればどこでも良い。
導入口39から通風ダクト19内に導入された空気によって凝縮器30を冷却する必要が無い場合には、導入口39の位置も蒸発器29と凝縮器30の間に限られない。
洗濯機能はなくても良く、ヒートポンプによる乾燥機能を有した衣類乾燥機に広く適用できる。
Claims (5)
- 乾燥室内の空気を循環用送風機により通風路に出し当該通風路内に配設されたヒートポンプの蒸発器と凝縮器とで除湿し且つ加熱して前記乾燥室内に戻すように循環させることによって前記乾燥室内の衣類を乾燥させるようにした衣類乾燥機において、
前記通風路に設けられ、当該通風路内を通る空気を前記通風路外へ放出する放出口と、
この放出口から放出される空気量を制御するダンパ装置と、
前記通風路に前記放出口よりも下流に位置して設けられ、前記通風路外の空気を当該通風路内に導入する導入口と、
この導入口から前記通風路内に導入される空気を加熱する加熱部材と
を備えてなる衣類乾燥機。 - 乾燥室内の衣類の乾燥率を検出する乾燥率検出手段を備え、
前記乾燥率検出手段により検出された乾燥率が所定値以上になったとき、放出口から通風路外へ放出される空気量が増加する方向にダンパ装置を動作させると共に、加熱部材を発熱させて導入口から前記通風路内へ導入される空気を加熱することを特徴とする請求項1記載の衣類乾燥機。 - 乾燥室内の衣類の乾燥率を検出する乾燥率検出手段を備え、
前記乾燥率検出手段により検出された乾燥率が所定値以上になったとき、ヒートポンプを停止させ、且つ放出口から通風路外へ放出される空気量が増加する方向にダンパ装置を動作させると共に、加熱部材を発熱させて導入口から前記通風路内へ導入される空気を加熱し、
所定時間後、前記放出口から前記通風路外へ放出される空気量が減少する方向に前記ダンパ装置を動作させると共に、前記ヒートポンプを再起動させることを特徴とする請求項1記載の衣類乾燥機。 - 乾燥室内の衣類の乾燥率を検出する乾燥率検出手段を備え、
ヒートポンプは能力可変型で、放出口は蒸発器よりも上流側に位置して設けられており、
前記乾燥率検出手段により検出された乾燥率が所定値以上になったとき、前記ヒートポンプを低能力運転に切り換え、且つ前記乾燥室から通風路に出された空気の一部が前記放出口から通風路外へ放出され、残りがそのまま通風路を通過するようにダンパ装置を動作させると共に、加熱部材を発熱させて導入口から前記通風路内へ導入される空気を加熱し、
所定時間後、前記加熱部材の発熱を停止させると共に、前記ヒートポンプを高能力運転に切り換え、且つ前記放出口から前記通風路外へ放出される空気量が少なくなる方向に前記ダンパ装置を動作させることを特徴とする請求項1記載の衣類乾燥機。 - 乾燥室内の衣類の乾燥率を検出する乾燥率検出手段と、
導入口よりも下流側において通風路内に給水する給水手段と
を備え、
前記乾燥率検出手段により検出された乾燥率が所定値以上になったとき、放出口から通風路外へ放出される空気量が多くなる方向にダンパ装置を動作させると共に、加熱部材を発熱させて導入口から前記通風路内へ導入される空気を加熱し、且つ前記給水手段に前記通風路内への給水を行わせることを特徴とする請求項1記載の衣類乾燥機。
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