JP2008100031A - カーテン - Google Patents
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Abstract
【課題】一般ユーザが自宅において容易に寸法調整が可能であり、一旦調整した寸法を簡単に再調整できるカーテンの提供。
【解決手段】カーテン地12と、カーテン地12の裏面において、所定の間隔をおいて横一列に配置され、ぞれぞれの上端がカーテン地12に係合された複数の紐19と、カーテン地12の裏面における紐19の係合箇所よりも下方に設けられ、各紐19の下端が挿通されるリング17と、紐19の下端に着脱自在に装着されるストッパ20とを備え、各ストッパ20を紐19に沿って上方向に摺動させることにより、リング17が上方向に移動してカーテン地12の一部が折り込まれ、任意の位置でストッパ20を紐19に係止することにより、カーテン地12の丈寸法が固定される第1のカーテン10。
【選択図】図1
【解決手段】カーテン地12と、カーテン地12の裏面において、所定の間隔をおいて横一列に配置され、ぞれぞれの上端がカーテン地12に係合された複数の紐19と、カーテン地12の裏面における紐19の係合箇所よりも下方に設けられ、各紐19の下端が挿通されるリング17と、紐19の下端に着脱自在に装着されるストッパ20とを備え、各ストッパ20を紐19に沿って上方向に摺動させることにより、リング17が上方向に移動してカーテン地12の一部が折り込まれ、任意の位置でストッパ20を紐19に係止することにより、カーテン地12の丈寸法が固定される第1のカーテン10。
【選択図】図1
Description
この発明はカーテンに係り、特に、窓の大きさに合わせて容易に寸法を調節可能なカーテンに関する。
窓の寸法は住宅によってまちまちであるため、カーテン販売の業界では、ユーザの住宅にスタッフが出向いて採寸し、窓の寸法に適合したカーテンを一品製作するオーダーメード方式が主流であった。このため、時間と費用が嵩むこととなり、ユーザ及び販売店の双方にとって不都合であった。
また、転居時には転居先住居の窓に合わせてカーテンを仕立て直す必要があり、ユーザに大きな負担を強いる結果となっていた。
また、転居時には転居先住居の窓に合わせてカーテンを仕立て直す必要があり、ユーザに大きな負担を強いる結果となっていた。
このような状況を打破すべく、これまでもカーテンの寸法を調節するための技術が幾つか提案されている。
例えば、特許文献1には、相互に伸縮自在に連結した複数の吊り帯ユニットをカーテン地の上部に装着し、カーテン地に襞を形成することによって幅寸法を調整するカーテン装置が開示されている。この文献中には、カーテン地の裏面に等間隔で平行な目盛り線を何本か印しておくことにより、裾の折り返しによる丈寸法の調整を容易にするアイディアも記載されている。
例えば、特許文献1には、相互に伸縮自在に連結した複数の吊り帯ユニットをカーテン地の上部に装着し、カーテン地に襞を形成することによって幅寸法を調整するカーテン装置が開示されている。この文献中には、カーテン地の裏面に等間隔で平行な目盛り線を何本か印しておくことにより、裾の折り返しによる丈寸法の調整を容易にするアイディアも記載されている。
また、特許文献2には、カーテン地の天部に縫着したギャザーテープの紐を引いて襞を形成することにより、その幅寸法を調整すると共に、カーテン地の裾部を折り返して融着テープで固定することで、丈寸法を調整する技術が開示されている。
実開昭63−123184号
実用新案登録第3077163号
しかしながら、上記した従来の試みは、何れも不満の残るものであった。
まず、特許文献1の技術の場合、カーテン用織布とは別部材となる吊り帯ユニットの連結体を用いる必要があり、この大仰な部材の装着を一般ユーザに強いること自体、非現実的といえる。また、仮にユーザが辛抱強く煩雑な作業を遂行し、その装着を完了し得たとしても、合成樹脂や金属で形成された硬直的な吊り帯ユニットの介在により、カーテンの優雅な風合いが犠牲になることが予想される。また、縦寸法の調整は裾部を折り返し縫合することによって実現されるため、やはりユーザに大きな負担を強いることとなるし、寸法直しも容易ではない。
まず、特許文献1の技術の場合、カーテン用織布とは別部材となる吊り帯ユニットの連結体を用いる必要があり、この大仰な部材の装着を一般ユーザに強いること自体、非現実的といえる。また、仮にユーザが辛抱強く煩雑な作業を遂行し、その装着を完了し得たとしても、合成樹脂や金属で形成された硬直的な吊り帯ユニットの介在により、カーテンの優雅な風合いが犠牲になることが予想される。また、縦寸法の調整は裾部を折り返し縫合することによって実現されるため、やはりユーザに大きな負担を強いることとなるし、寸法直しも容易ではない。
これに対し、特許文献2の場合には別部材を用いる必要がない分、特許文献1よりも幾分ましではあるが、ギャザーテープの紐(通常は3〜4本)を引く際には極めて大きな力を要するため、一般ユーザに敬遠されることが危惧される。また、縦寸法の調整は裾部を折り返して融着テープで固定することによって実現されるため、アイロン掛けの手間を要するし、寸法直しも困難となる。
この発明は、従来のカーテンが抱えていた上記の問題を解消するために案出されたものであり、一般ユーザが自宅において容易に寸法調整が可能であり、また一旦調整した寸法を簡単に再調整できる構造を備えたカーテンを提供することを目的としている。
上記の目的を達成するため、請求項1に記載のカーテンは、カーテン地と、このカーテン地の裏面において、所定の間隔をおいて横一列に配置され、ぞれぞれの上端がカーテン地に直接または間接に係合された複数の紐状部材と、上記カーテン地の裏面における上記紐状部材の係合箇所よりも下方に形成され、各紐状部材の下端が挿通される複数の環状部と、上記紐状部材の下端に着脱自在に装着されるストッパとを備え、各ストッパを紐状部材に沿って上方向に摺動させることにより、上記環状部が上方向に移動してカーテン地の一部が裏面側に折り込まれ、任意の位置でストッパを紐状部材に係止することにより、カーテン地の丈寸法が固定されることを特徴としている。
請求項2に記載のカーテンは、カーテン地と、このカーテン地の表面において、所定の間隔をおいて横一列に配置され、ぞれぞれの上端がカーテン地に直接または間接に係合された複数の紐状部材と、上記カーテン地の表面における上記紐状部材の係合箇所よりも下方に形成され、各紐状部材の下端が挿通される複数の環状部と、上記紐状部材の下端に着脱自在に装着されるストッパとを備え、各ストッパを紐状部材に沿って上方向に摺動させることにより、上記環状部が上方向に移動してカーテン地の一部が折り込まれ、任意の位置でストッパを紐状部材に係止することにより、カーテン地の丈寸法が固定されることを特徴としている。
請求項3に記載のカーテンは、請求項1または2のカーテンであって、上記紐状部材が、ボールチェーンよりなることを特徴としている。
請求項4に記載のカーテンは、請求項1〜3のカーテンであって、複数のリングが所定間隔をおいて係合されたリングテープをカーテン地の裏面に縫合することにより、上記環状部が形成されることを特徴としている。
請求項5に記載のカーテンは、カーテン地と、このカーテン地の裏面において、横方向に縫合された雄ファスナと、この雄ファスナと所定の距離を隔てた位置において、横方向に縫合された雌ファスナとを備え、両ファスナを係合させることにより、カーテン地の一部が裏面側に折り込まれ、その状態でカーテン地の丈寸法が固定されることを特徴としている。
請求項6に記載のカーテンは、カーテン地と、このカーテン地の表面において、横方向に縫合された雄ファスナと、この雄ファスナと所定の距離を隔てた位置において、横方向に縫合された雌ファスナとを備え、両ファスナを係合させることにより、カーテン地の一部が折り込まれ、その状態でカーテン地の丈寸法が固定されることを特徴としている。
請求項7に記載のカーテンは、請求項5または6のカーテンであって、カーテン地の一面において、横方向に縫合された1又は複数の雄ファスナまたは雌ファスナをさらに備え、相互に係合させるファスナを選択することにより、カーテン地の丈寸法が変化することを特徴としている。
請求項8に記載のカーテンは、カーテン地と、このカーテン地の裏面において、所定の間隔をおいて横一列に配置され、ぞれぞれの上端がカーテン地に直接または間接に係合された複数のクランプタイと、上記カーテン地の裏面における上記クランプタイの係合箇所よりも下方に取り付けられ、各クランプタイの下端が挿通される複数のクランプとを備え、各クランプをクランプタイに沿って上方向に摺動させ、任意の位置で係止させることにより、カーテン地の一部が裏面側に折り込まれ、その状態でカーテン地の丈寸法が固定されることを特徴としている。
請求項9に記載のカーテンは、カーテン地と、このカーテン地の表面において、所定の間隔をおいて横一列に配置され、ぞれぞれの上端がカーテン地に直接または間接に係合された複数のクランプタイと、上記カーテン地の表面における上記クランプタイの係合箇所よりも下方に取り付けられ、各クランプタイの下端が挿通される複数のクランプとを備え、各クランプをクランプタイに沿って上方向に摺動させ、任意の位置で係止させることにより、カーテン地の一部が折り込まれ、その状態でカーテン地の丈寸法が固定されることを特徴としている。
請求項10に記載のカーテンは、カーテン地と、このカーテン地の裏面において、所定の間隔をおいて横一列に配置固定された複数のフックと、上記フックの固定箇所よりも下方において横一列に配置され、ぞれぞれの上端がカーテン地に直接または間接に係合された複数のチェーン部材とを備え、各チェーン部材の任意の輪を上記のフックに係合させることにより、カーテン地の一部が裏面側に折り込まれ、その状態でカーテン地の丈寸法が固定されることを特徴としている。
請求項11に記載のカーテンは、カーテン地と、このカーテン地の表面において、所定の間隔をおいて横一列に配置固定された複数のフックと、上記フックの固定箇所よりも下方において横一列に配置され、ぞれぞれの上端がカーテン地に直接または間接に係合された複数のチェーン部材とを備え、各チェーン部材の任意の輪を上記のフックに係合させることにより、カーテン地の一部が折り込まれ、その状態でカーテン地の丈寸法が固定されることを特徴としている。
請求項12に記載のカーテンは、カーテン地と、このカーテン地の裏面において、所定の間隔をおいて横一列に配置固定された複数のバックルと、上記バックルの固定箇所よりも下方において横一列に配置され、ぞれぞれの上端部がカーテン地に固定された複数のベルト部材とを備え、各ベルト部材(布テープ等)の下端を上記のバックルに係合させ、任意の位置で係止させることにより、カーテン地の一部が裏面側に折り込まれ、その状態でカーテン地の丈寸法が固定されることを特徴としている。
請求項13に記載のカーテンは、カーテン地と、このカーテン地の表面において、所定の間隔をおいて横一列に配置固定された複数のバックルと、上記バックルの固定箇所よりも下方において横一列に配置され、ぞれぞれの上端部がカーテン地に固定された複数のベルト部材とを備え、各ベルト部材の下端を上記のバックルに係合させ、任意の位置で係止させることにより、カーテン地の一部が折り込まれ、その状態でカーテン地の丈寸法が固定されることを特徴としている。
請求項14に記載のカーテンは、請求項1〜13のカーテンであって、さらに、上記カーテン地の下辺に雄ファスナまたは雌ファスナの何れか一方を縫合し、他のカーテン地の上辺に雄ファスナまたは雌ファスナの何れか他方を縫合し、両カーテン地をファスナを介して着脱自在に係合することを特徴としている。
請求項15に記載のカーテンは、請求項14に記載のカーテンであって、さらに、上記他のカーテン地の表面に、横一列に配置固定された複数の伸縮部材を備えており、各伸縮部材が、1本の紐を2本に折り曲げた第1の引き紐と、同じく1本の紐を2本に折り曲げた第2の引き紐と、カバー布とを備え、第1の引き紐の折り曲げ部がカーテン地の表面下部に縫着されると共に、第2の引き紐の折り曲げ部がカーテン地の表面上部に縫着されており、両引き紐の折曲げ部は上記カバー布によって覆われると共に、カバー布の周囲はカーテン地の表面に縫合され、各引き紐の両端部は、カバー布に形成された穴から外部に導出されており、各引き紐の端部を上下に引くとカーテン地が上下に収縮し、この状態で各引き紐の両端部を結ぶことにより、カーテン地の丈寸法が固定されることを特徴としている。
請求項16に記載のカーテンは、カーテン地と、このカーテン地の裏面の天部に対して、芯地テープの上辺、下辺及び一方の側辺を縫合することによって形成された袋体と、この袋体内に摺動自在に収納され、先端部が上記袋体内に縫合された平型のゴム紐またはテープと、このゴム紐またはテープの長手方向に沿って所定間隔で形成された複数のボタン穴と、上記袋体の開口部近傍に縫合されたボタンとを備え、上記ゴム紐またはテープの後端部を引き出してカーテン地の天部に複数の襞を形成し、ゴム紐またはテープのボタン穴を上記ボタンに係合させることにより、カーテン地の幅寸法が固定されることを特徴としている。
請求項17に記載のカーテンは、カーテン地と、このカーテン地の表面の天部に対して、芯地テープの上辺、下辺及び一方の側辺を縫合することによって形成された袋体と、この袋体内に摺動自在に収納され、先端部が上記袋体内に縫合された平型のゴム紐またはテープと、このゴム紐またはテープの長手方向に沿って所定間隔で形成された複数のボタン穴と、上記袋体の開口部近傍に縫合されたボタンとを備え、上記ゴム紐またはテープの後端部を引き出してカーテン地の天部に複数の襞を形成し、ゴム紐またはテープのボタン穴を上記ボタンに係合させることにより、カーテン地の幅寸法が固定されることを特徴としている。
請求項18に記載のカーテンは、カーテン地と、このカーテン地の裏面の天部に対して、芯地テープの上辺、下辺及び一方の側辺を縫合することによって形成された袋体と、この袋体内に摺動自在に収納され、先端部が上記袋体内に縫合された平型のゴム紐またはテープと、上記袋体の開口部近傍に縫合されたバックルとを備え、上記ゴム紐またはテープの後端部を引き出してカーテン地の天部に複数の襞を形成し、ゴム紐またはテープの後端部を上記バックルに係合させることにより、カーテン地の幅寸法が固定されることを特徴としている。
請求項19に記載のカーテンは、カーテン地と、このカーテン地の表面の天部に対して、芯地テープの上辺、下辺及び一方の側辺を縫合することによって形成された袋体と、この袋体内に摺動自在に収納され、先端部が上記袋体内に縫合された平型のゴム紐またはテープと、上記袋体の開口部近傍に縫合されたバックルとを備え、上記ゴム紐またはテープの後端部を引き出してカーテン地の天部に複数の襞を形成し、ゴム紐またはテープの後端部を上記バックルに係合させることにより、カーテン地の幅寸法が固定されることを特徴としている。
請求項20に記載のカーテンは、カーテン地と、このカーテン地の裏面の天部に対して、その上辺、下辺、及び両側辺が縫合された芯地テープと、この芯地テープにおいて、所定の間隔を隔てて形成された複数の縦スリットと、各縦スリット間に摺動自在に挿通され、先端部が上記芯地テープの一方の側辺近傍に縫合された平型のゴム紐またはテープと、このゴム紐またはテープの長手方向に沿って所定間隔で形成された複数のボタン穴と、上記芯地テープの他方の側辺近傍に縫合されたボタンとを備え、上記ゴム紐またはテープの後端部を引き出してカーテン地の天部に複数の襞を形成し、ゴム紐またはテープのボタン穴を上記ボタンに係合させることにより、カーテン地の幅寸法が固定されることを特徴としている。
請求項21に記載のカーテンは、カーテン地と、このカーテン地の表面の天部に対して、その上辺、下辺、及び両側辺が縫合された芯地テープと、この芯地テープにおいて、所定の間隔を隔てて形成された複数の縦スリットと、各縦スリット間に摺動自在に挿通され、先端部が上記芯地テープの一方の側辺近傍に縫合された平型のゴム紐またはテープと、このゴム紐またはテープの長手方向に沿って所定間隔で形成された複数のボタン穴と、上記芯地テープの他方の側辺近傍に縫合されたボタンとを備え、上記ゴム紐またはテープの後端部を引き出してカーテン地の天部に複数の襞を形成し、ゴム紐またはテープのボタン穴を上記ボタンに係合させることにより、カーテン地の幅寸法が固定されることを特徴としている。
請求項22に記載のカーテンは、カーテン地と、このカーテン地の裏面の天部に対して、その上辺、下辺、及び両側辺が縫合された芯地テープと、この芯地テープにおいて、所定の間隔を隔てて形成された複数の縦スリットと、各縦スリット間に摺動自在に挿通され、先端部が上記芯地テープの一方の側辺近傍に縫合された平型のゴム紐またはテープと、上記芯地テープの他方の側辺近傍に固定されたバックルとを備え、上記ゴム紐またはテープの後端部を引き出してカーテン地の天部に複数の襞を形成し、ゴム紐またはテープの後端部を上記バックルに係合させることにより、カーテン地の幅寸法が固定されることを特徴としている。
請求項23に記載のカーテンは、カーテン地と、このカーテン地の表面の天部に対して、その上辺、下辺、及び両側辺が縫合された芯地テープと、この芯地テープにおいて、所定の間隔を隔てて形成された複数の縦スリットと、各縦スリット間に摺動自在に挿通され、先端部が上記芯地テープの一方の側辺近傍に縫合された平型のゴム紐またはテープと、上記芯地テープの他方の側辺近傍に固定されたバックルとを備え、上記ゴム紐またはテープの後端部を引き出してカーテン地の天部に複数の襞を形成し、ゴム紐またはテープの後端部を上記バックルに係合させることにより、カーテン地の幅寸法が固定されることを特徴としている。
請求項24に記載のカーテンは、カーテン地と、このカーテン地の一面(表面または裏面)において、所定の間隔をおいて横一列に設けられた複数の環状部と、各環状部に先端側が挿通された複数の紐状部材と、各紐状部材の後端側に着脱自在に装着されたストッパと、各紐状部材の先端部を、上記カーテン地の一面における上記環状部形成箇所よりも下方に係合する係合手段とを備え、各ストッパを緩めて紐状部材の後端部を引き出すことにより、カーテン地の一面における紐状部材の先端部と係合された箇所が上方向に移動してカーテン地の一部が折り込まれ、任意の位置でストッパを紐状部材に係止することにより、カーテン地の丈寸法が固定されることを特徴としている。
請求項25に記載のカーテンは、請求項24に記載のカーテンであって、さらに、上記カーテン地の一面において、上記環状部形成箇所よりも下方に設けられた第1の係合対象部(例えばリング)と、上記第1の係合対象部よりも下方に設けられた第2の係合対象部(例えばリング)と、上記紐状部材の先端部に設けられた係合部材(例えばSカン)とを備え、この係合部材の係合対象を、第1の係合対象部と第2の係合対象部との間で選択することにより、カーテン地の丈寸法が変化することを特徴としている。
請求項26に記載のカーテンは、カーテン地と、このカーテン地の一面において、所定の間隔をおいて横一列に配置固定された複数のコキ付バックルと、各バックルに係合されたベルト部材と、各ベルト部材の先端部を、上記カーテン地の一面における上記バックル固定箇所よりも下方に係合する係合手段とを備え、各バックルに係合されたベルト部材の後端部を引き出すことにより、カーテン地の一面におけるベルト部材の先端部と係合された箇所が上方向に移動してカーテン地の一部が折り込まれ、任意の位置でベルト部材の引き出しを停止することにより、バックルのコキの係止機能によってカーテン地の丈寸法が固定されることを特徴としている。
請求項27に記載のカーテンは、請求項26に記載のカーテンであって、さらに、上記カーテン地の一面において、上記バックル形成箇所よりも下方に設けられた第1の係合対象部(例えばボタン)と、上記第1の係合対象部よりも下方に設けられた第2の係合対象部(例えばボタン)と、上記ベルト部材の先端部に設けられた係合部材(例えばリング)とを備え、この係合部材の係合対象を、第1の係合対象部と第2の係合対象部との間で選択することにより、カーテン地の丈寸法が変化することを特徴としている。
請求項28に記載のカーテンは、カーテン地と、このカーテン地の一面において、横一列に配置固定された複数の伸縮部材を備えており、各伸縮部材は、少なくとも1本の紐と、カバー布とを備え、上記紐の下端部はカーテン地の一面に固定されると共に、上記カバー布によって覆われ、このカバー布の周囲はカーテン地の一面に縫合され、上記紐の上端部はカバー布に形成された穴から外部に導出されており、この紐の上端部をカバー布から引き出すとカーテン地が上下に収縮し、この状態で紐の上端部を係止してカバー布内への戻りを規制することにより、カーテン地の丈寸法が固定されることを特徴としている。
例えば、紐が1本の場合には、上端部にストッパ(紐留め)を装着することによってカバー布内への戻りを規制できる。また、紐が2本の場合には、双方の上端部同士を蝶々結びや固結びすることにより、カバー布内への戻りを規制できる。
例えば、紐が1本の場合には、上端部にストッパ(紐留め)を装着することによってカバー布内への戻りを規制できる。また、紐が2本の場合には、双方の上端部同士を蝶々結びや固結びすることにより、カバー布内への戻りを規制できる。
請求項29に記載のカーテンは、カーテン地と、このカーテン地の一面において、横一列に配置固定された複数の伸縮部材を備えており、各伸縮部材は、折り曲げた紐と、カバー布とを備え、上記紐の折曲げ部はカーテン地の一面に係合されると共に、上記カバー布によって覆われ、このカバー布の周囲はカーテン地の一面に縫合され、紐の両端部はカバー布に形成された穴から外部に導出されており、各紐の両端部を引き出すとカーテン地が上下に収縮し、この状態で各紐の両端部を結んでカバー布内への戻りを規制することにより、カーテン地の丈寸法が固定されることを特徴としている。
請求項30に記載のカーテンは、カーテン地と、このカーテン地の一面に上端部が係止され、相互に所定の間隔をおいて横一列に配置された複数の第1の紐状部材と、カーテン地の一面に下端部が係止され、相互に所定の間隔をおいて横一列に配置された複数(第1の紐状部材と同数)の第2の紐状部材とを備え、第2の紐状部材の係止箇所と、対応する第1の紐状部材の係止箇所との間には、所定の間隙が設けられており、第1の紐状部材の下端側と第2の紐状部材の上端側を絡め、必要量絞り込むことによってカーテン地の一部が折り込まれ、任意の位置で両紐状部材を締結することにより、カーテン地の丈寸法が固定されることを特徴としている。
請求項31に記載のカーテンは、カーテン地の下辺側に、一定の間隔をおいて複数本のスリットを入れることにより、複数の短冊部を形成し、各短冊部の下端に第1の係合部(例えばボタン穴)を設けると共に、第1の係合部の上部に第2の係合部(例えばボタン)を設け、各短冊部を折り返して第1の係合部と第2の係合部を係合させることにより、カーテン地の丈寸法の収縮及び固定が実現されることを特徴としている。
請求項32に記載のカーテンは、請求項30のカーテンであって、さらに、上記の各短冊部には、第2の係合部が相互に所定の距離をおいて複数設けられており、第1の係合部と係合させる第2の係合部を選択することにより、カーテン地の収縮量を可変となしたことを特徴としている。
請求項33に記載のカーテンは、カーテン地と、このカーテン地の上辺に沿って所定間隔で設けられた複数の紐状部材とを備えており、隣接した紐状部材同士を絡め、必要量絞り込むことによってカーテン地の幅寸法が収縮し、任意の位置で両紐状部材を締結することにより、カーテン地の幅寸法が固定されることを特徴としている。
請求項34に記載のカーテンは、請求項32のカーテンであって、さらに、上記カーテン地の上辺に沿って、複数の穴部(例えばハトメ穴)を所定間隔で形成し、カーテン地の一面に後端部が係合された紐状部材の先端部を各穴部からカーテン地の他面側に導出したことを特徴としている。
請求項1〜4に記載したカーテンにあっては、各紐状部材に対するストッパの係止位置を上方向に移動させることにより、カーテン地の折り込み量が増大し、カーテン地の丈寸法を容易に収縮可能となる。また、カーテン地の丈寸法を一旦固定した後も、ストッパの操作によって簡単に再調整可能となる。
請求項5〜7に記載したカーテンにあっては、雄ファスナと雌ファスナを係合させることにより、カーテン地が折り込まれ、その丈寸法を容易に収縮可能となる。また、カーテン地の丈寸法を一旦固定した後も、ファスナを解放することにより、元の丈寸法に簡単に戻すことができる。
特に、請求項7のカーテンの場合、係合対象となる雄雌のファスナを選択することにより、カーテン地の折り込み量が変化するため、カーテン地の寸法を容易に変更可能となる。
特に、請求項7のカーテンの場合、係合対象となる雄雌のファスナを選択することにより、カーテン地の折り込み量が変化するため、カーテン地の寸法を容易に変更可能となる。
請求項8及び9に記載したカーテンにあっては、各クランプタイを対応のクランプに係合させることにより、カーテン地が所定量折り込まれ、その分カーテン地の丈寸法を収縮することができる。また、カーテン地の丈寸法を一旦固定した後も、クランプタイとの係止位置をずらすことにより、簡単に再調整可能となる。
請求項10及び11に記載したカーテンにあっては、各フックにチェーン部材のリングを係合させることにより、カーテン地が所定量折り込まれ、その分カーテン地の丈寸法を収縮することができる。また、カーテン地の丈寸法を一旦固定した後も、各フックに係合させるリングを変更することにより、簡単に再調整可能となる。
請求項12及び13に記載したカーテンにあっては、各バックルにベルト部材の下端を係合させることにより、カーテン地が所定量折り込まれ、その分カーテン地の丈寸法を収縮することができる。また、カーテン地の丈寸法を一旦固定した後も、バックルに係合させるベルト部材の長さを変更することにより、簡単に再調整可能となる。
請求項14に記載したカーテンにあっては、ファスナを介して必要な丈寸法を備えた他のカーテン地を主たるカーテン地に継ぎ足すことにより、カーテン全体の丈寸法を容易に変更可能となる。また、カーテン全体の丈寸法を一旦固定した後も、このカーテン地を取り外したり、別の寸法を備えたカーテン地と交換することにより、簡単に再調整可能となる。
請求項15に記載したカーテンにあっては、他のカーテン地の表面に巾着類似の機能を備えた伸縮部材が設けられているため、第1の引き紐及び第2の引き紐の引き具合を加減することにより、カーテン地の丈寸法を容易に微調整可能となる。このため、このカーテン地を主たるカーテン地に取り付けることにより、カーテン全体の丈寸法を微調整可能となる。
請求項16及び17に記載したカーテンにあっては、ゴム紐またはテープを袋体の開口部から必要量引き出し、任意のボタン穴にボタンを係合させることにより、カーテン地の天部に襞が形成され、その幅寸法を収縮させることが可能となる。
また、カーテン地の幅寸法を一旦固定した後も、ボタンと係合するボタン穴を変更することによって簡単に再調整可能となる。
特に、ゴム紐を採用した場合にはその収縮力が作用するため、それほど力を加えなくても楽に襞が形成される利点が生じる。
また、カーテン地の幅寸法を一旦固定した後も、ボタンと係合するボタン穴を変更することによって簡単に再調整可能となる。
特に、ゴム紐を採用した場合にはその収縮力が作用するため、それほど力を加えなくても楽に襞が形成される利点が生じる。
請求項18及び19に記載したカーテンにあっては、ゴム紐またはテープを袋体の開口部から必要量引き出し、バックルに係合させることにより、カーテン地の天部に襞が形成され、その幅寸法を収縮させることが可能となる。
また、カーテン地の幅寸法を一旦固定した後も、バックルと係合するゴム紐またはテープの長さを変更することによって簡単に再調整可能となる。
この場合も、ゴム紐を採用するとその収縮力が作用するため、それほど力を加えなくても楽に襞が形成される利点が生じる。
また、カーテン地の幅寸法を一旦固定した後も、バックルと係合するゴム紐またはテープの長さを変更することによって簡単に再調整可能となる。
この場合も、ゴム紐を採用するとその収縮力が作用するため、それほど力を加えなくても楽に襞が形成される利点が生じる。
請求項20及び21に記載したカーテンにあっては、芯地テープの縦スリット間に挿通されたゴム紐またはテープを必要量引き出し、任意のボタン穴にボタンを係合させることにより、カーテン地の天部に襞が形成され、その幅寸法を収縮させることが可能となる。
また、カーテン地の幅寸法を一旦固定した後も、ボタンと係合するボタン穴を変更することによって簡単に再調整可能となる。
この場合も、ゴム紐を採用するとその収縮力が作用するため、それほど力を加えなくても楽に襞が形成される利点が生じる。
また、カーテン地の幅寸法を一旦固定した後も、ボタンと係合するボタン穴を変更することによって簡単に再調整可能となる。
この場合も、ゴム紐を採用するとその収縮力が作用するため、それほど力を加えなくても楽に襞が形成される利点が生じる。
請求項22及び23に記載したカーテンにあっては、芯地テープの縦スリット間に挿通されたゴム紐またはテープを必要量引き出し、バックルに係合させることにより、カーテン地の天部に襞が形成され、その幅寸法を収縮させることが可能となる。
また、カーテン地の幅寸法を一旦固定した後も、バックルと係合するゴム紐またはテープの長さを変更することによって簡単に再調整可能となる。
この場合も、ゴム紐を採用するとその収縮力が作用するため、それほど力を加えなくても楽に襞が形成される利点が生じる。
また、カーテン地の幅寸法を一旦固定した後も、バックルと係合するゴム紐またはテープの長さを変更することによって簡単に再調整可能となる。
この場合も、ゴム紐を採用するとその収縮力が作用するため、それほど力を加えなくても楽に襞が形成される利点が生じる。
請求項24及び25に記載したカーテンにあっては、各ストッパから引き出す紐状部材の長さを拡大することにより、カーテン地の折り込み量が増大し、カーテン地の丈寸法を容易に収縮可能となる。また、カーテン地の丈寸法を一旦固定した後も、ストッパの操作によって簡単に再調整可能となる。
また、請求項25のカーテンの場合には、紐状部材の係合相手を第1の係合対象部と第2の係合対象部との間で切り替えることにより、カーテン地の折り込み量を大きく2段階に変化させることも可能となる。
また、請求項25のカーテンの場合には、紐状部材の係合相手を第1の係合対象部と第2の係合対象部との間で切り替えることにより、カーテン地の折り込み量を大きく2段階に変化させることも可能となる。
請求項26及び27に記載したカーテンにあっては、各バックルに係合されたベルト部材の後端部を引き出すことにより、カーテン地の折り込み量が増大し、カーテン地の丈寸法を容易に収縮可能となる。また、カーテン地の丈寸法を一旦固定した後も、バックルのコキによる係止機能を解除することにより、簡単に再調整可能となる。
また、請求項27のカーテンの場合には、ベルト部材の係合相手を第1の係合対象部と第2の係合対象部との間で切り替えることにより、カーテン地の折り込み量を大きく2段階に変化させることも可能となる。
また、請求項27のカーテンの場合には、ベルト部材の係合相手を第1の係合対象部と第2の係合対象部との間で切り替えることにより、カーテン地の折り込み量を大きく2段階に変化させることも可能となる。
請求項28及び29に記載したカーテンにあっては、各伸縮部材の紐の端部を引き出すことにより、カーテン地の丈寸法を容易に収縮可能となる。また、カーテン地の丈寸法を一旦固定した後も、紐の上端部の係止状態を解除し、あるいは紐の両端部間の結び目を解くことにより、簡単に再調整することができる。
請求項30に記載したカーテンにあっては、第1の紐状部材と第2の紐状部材を絡めて必要量絞り込むことにより、カーテン地の丈寸法を容易に収縮可能となる。また、カーテン地の丈寸法を一旦固定した後も、両紐状部材の結び目を解いて絞り込み量を変えることにより、簡単に再調整することができる。
請求項31及び32に記載したカーテンにあっては、カーテン地の下辺側に形成された各短冊部を折り返し、第1の係合部と第2の係合部同士を係合させることにより、カーテン地の丈寸法を容易に収縮可能となる。また、カーテン地の丈寸法を一旦固定した後も、両係合部材の係合状態を解除することにより、簡単に元に戻すことができる。
また、請求項32のカーテンの場合には、第1の係合部と係合させる第2の係合部を切り替えることにより、カーテン地の収縮量を多段階に変化させることが可能となる。
また、請求項32のカーテンの場合には、第1の係合部と係合させる第2の係合部を切り替えることにより、カーテン地の収縮量を多段階に変化させることが可能となる。
請求項33及び34に記載したカーテンにあっては、隣接した紐状部材同士を絡めて必要量絞り込むことにより、カーテン地の幅寸法を容易に収縮させることができる。また、カーテン地の幅寸法を一旦固定した後も、紐状部材の結び目を解くことにより、簡単に再調整可能となる。
この発明における「カーテン」には、暖簾やタペストリーなど、比較的長尺の布地によって形成され、出入り口や壁面などに吊り下げられる布製品が広く含まれるものとする。
図1は、この発明に係る第1のカーテン10の裏面を示す平面図であり、長方形状のカーテン地12は、中央付近にレース地よりなる切返しはき合わせ部13を備えている。
この切返しはき合わせ部13の下辺に沿って、第1のリングテープ14が縫合されている。このリングテープ14には、樹脂製の小型リング15が一定間隔で複数縫合されている。
また、第1のリングテープ14と所定の距離を隔てた下方に、第2のリングテープ16が平行に縫合されている。この第2のリングテープ16は、第1のリングテープ14におけるリング15の位置と対応した位置に、同様のリング17を備えている。
この切返しはき合わせ部13の下辺に沿って、第1のリングテープ14が縫合されている。このリングテープ14には、樹脂製の小型リング15が一定間隔で複数縫合されている。
また、第1のリングテープ14と所定の距離を隔てた下方に、第2のリングテープ16が平行に縫合されている。この第2のリングテープ16は、第1のリングテープ14におけるリング15の位置と対応した位置に、同様のリング17を備えている。
第1のリングテープ14の各リング15には、Sカン(係合部材)18を介して1本の紐19が係合されており、各紐19の両端部は第2のリングテープ16の各リング17に挿通され、その先端にはバネ式のストッパ(紐留め)20が装着されている。
なお、図示は省略したが、カーテン地12の天部には、カーテンレールのランナーと係合するためのフックやプリーツ等が設けられている(以下の実施形態においても同様)。
なお、図示は省略したが、カーテン地12の天部には、カーテンレールのランナーと係合するためのフックやプリーツ等が設けられている(以下の実施形態においても同様)。
以下において、第1のカーテン10の丈寸法(縦寸法)の調整方法を説明する。
まずユーザは、各ストッパ20のボタンをバネに逆らって押し込み、ストッパ20の穴に挿通された紐19を下に引くと同時に、ストッパ20を上方に押し上げる。
この結果、図2に示すように、カーテン地12の一部が裏側に折り込まれ、第1のリングテープ14と第2のリングテープ16間の距離が縮まり、その分カーテン地12の丈寸法が収縮することとなる。
図3は、この状態の第1のカーテン10を正面から観察した図であり、カーテン地12の上辺12aと平行な山折り線21が現れており、独特のデザイン的効果が醸し出されている。
まずユーザは、各ストッパ20のボタンをバネに逆らって押し込み、ストッパ20の穴に挿通された紐19を下に引くと同時に、ストッパ20を上方に押し上げる。
この結果、図2に示すように、カーテン地12の一部が裏側に折り込まれ、第1のリングテープ14と第2のリングテープ16間の距離が縮まり、その分カーテン地12の丈寸法が収縮することとなる。
図3は、この状態の第1のカーテン10を正面から観察した図であり、カーテン地12の上辺12aと平行な山折り線21が現れており、独特のデザイン的効果が醸し出されている。
図4は、この発明に係る第2のカーテン25の裏面を示す平面図である。
長方形状のカーテン地12の天部には、複数のフック26が上辺12aに沿って配置されており、各フック26にはボールチェーン27が吊り下げられている。
また、カーテン地12の天部からやや下がった箇所には、複数の樹脂製リング28を備えた上記と同様のリングテープ29が、上辺12aと平行するように縫合されている。
このリングテープ29の各リング28には、ボールチェーン27の下端が挿通され、その先端には上記と同様のストッパ20が装着されている。
長方形状のカーテン地12の天部には、複数のフック26が上辺12aに沿って配置されており、各フック26にはボールチェーン27が吊り下げられている。
また、カーテン地12の天部からやや下がった箇所には、複数の樹脂製リング28を備えた上記と同様のリングテープ29が、上辺12aと平行するように縫合されている。
このリングテープ29の各リング28には、ボールチェーン27の下端が挿通され、その先端には上記と同様のストッパ20が装着されている。
上記リングテープ29から若干下がった箇所には、一対の雄ファスナ30,30が、リングテープ29と平行するように縫着されている。
また、各雄ファスナ30,30から所定の距離を隔てた下方には、一対の第1の雌ファスナ31,31が雄ファスナ30,30と平行するように縫着されている。
さらに、第1の雌ファスナ31,31から所定の距離を隔てた下方には、一対の第2の雌ファスナ32,32が第1の雄ファスナ31,31と平行するように縫着されている。
第1の雌ファスナ31,31及び第2の雌ファスナ32,32は、それぞれの閉じ方向がカーテン地12の中央に向かうように、スライダー33の始点がカーテン地12の左辺12b側及び右辺12c側に配置されている。
また、各雄ファスナ30,30から所定の距離を隔てた下方には、一対の第1の雌ファスナ31,31が雄ファスナ30,30と平行するように縫着されている。
さらに、第1の雌ファスナ31,31から所定の距離を隔てた下方には、一対の第2の雌ファスナ32,32が第1の雄ファスナ31,31と平行するように縫着されている。
第1の雌ファスナ31,31及び第2の雌ファスナ32,32は、それぞれの閉じ方向がカーテン地12の中央に向かうように、スライダー33の始点がカーテン地12の左辺12b側及び右辺12c側に配置されている。
以下において、第2のカーテン25の丈寸法の調整方法を説明する。
まずユーザは、各雄ファスナ30,30に対して第1の雌ファスナ31,31あるいは第2の雌ファスナ32,32を選択的に係合させることにより、カーテン地12の丈寸法を大まかに収縮させる。この際、雄ファスナ30,30との係合対象を第1の雌ファスナ31,31とするよりも、第2の雌ファスナ32,32とした方が収縮量が大きくなることは言うまでもない。
つぎにユーザは、各ストッパ20のボタンをバネに逆らって押し込み、ストッパ20の穴に挿通されたボールチェーン27を下に引くと同時に、ストッパ20を上方に押し上げる。この結果、カーテン地12の一部が折り込まれ、フック26とリングテープ29間の距離が縮まり、その分カーテン地12の丈寸法が収縮することとなる。
まずユーザは、各雄ファスナ30,30に対して第1の雌ファスナ31,31あるいは第2の雌ファスナ32,32を選択的に係合させることにより、カーテン地12の丈寸法を大まかに収縮させる。この際、雄ファスナ30,30との係合対象を第1の雌ファスナ31,31とするよりも、第2の雌ファスナ32,32とした方が収縮量が大きくなることは言うまでもない。
つぎにユーザは、各ストッパ20のボタンをバネに逆らって押し込み、ストッパ20の穴に挿通されたボールチェーン27を下に引くと同時に、ストッパ20を上方に押し上げる。この結果、カーテン地12の一部が折り込まれ、フック26とリングテープ29間の距離が縮まり、その分カーテン地12の丈寸法が収縮することとなる。
この第2のカーテン25の場合、雄ファスナ30,30と雌ファスナ31,31、あるいは雌ファスナ32,32を係合させることによって丈寸法を大きく2段階に調整した後、ストッパ20を操作して微調整することにより、所望の丈寸法を実現することができる。
なお、上記においては、雄ファスナ30,30の係合対象を第1の雌ファスナ31,31と第2の雌ファスナ32,32との間で選択するように構成したが、その逆に、雌ファスナの係合対象を第1の雄ファスナと第2の雄ファスナとの間で選択するように構成してもよい。
また、上記のように、一対の雄ファスナ30,30、一対の第1の雌ファスナ31,31、一対の第2の雌ファスナ32,32を設ける代わりに、1本の比較的長めの雄ファスナ30、第1の雌ファスナ31、第2の雌ファスナ32で代用することもできる。
また、上記のように、一対の雄ファスナ30,30、一対の第1の雌ファスナ31,31、一対の第2の雌ファスナ32,32を設ける代わりに、1本の比較的長めの雄ファスナ30、第1の雌ファスナ31、第2の雌ファスナ32で代用することもできる。
また、ファスナによる丈寸法の調整は2段階に限定されるものではなく、一組の雄ファスナ及び雌ファスナを設けることにより、1段階の調整のみが可能となるように構成してもよい。
あるいは、一方のファスナの係合対象となる他方のファスナを3本以上設けておき、その中の何れかのファスナと選択的に係合させることにより、3段階以上の寸法調整が可能となるように構成することもできる。
あるいは、一方のファスナの係合対象となる他方のファスナを3本以上設けておき、その中の何れかのファスナと選択的に係合させることにより、3段階以上の寸法調整が可能となるように構成することもできる。
上記のようにして丈寸法を調整した結果、図示は省略したが、カーテン地12の表面には当然に2本の弛み線が現れることとなる。
この2本の弛み線をそのままデザインの構成要素として利用することもできるが、カーテン地の表面上方に図示しないバランス(飾り布)を配置させることにより、一方の弛み線を隠蔽してもよい。
この2本の弛み線をそのままデザインの構成要素として利用することもできるが、カーテン地の表面上方に図示しないバランス(飾り布)を配置させることにより、一方の弛み線を隠蔽してもよい。
図5は、この発明に係る第3のカーテン35の裏面を示す平面図である。
長方形状のカーテン地12の天部には、複数のフック36が上辺12aに沿って所定間隔置きに形成されており、各フック36にはリング37及び二重リング38を介してクランプタイ(結束バンド)39が吊り下げられている。
また、カーテン地12の天部からやや下がった箇所には、複数の樹脂製リング40を備えた上記と同様のリングテープ41が、上辺12aと平行するように縫合されている。
このリングテープ41の各リング40には、上記クランプタイの係合対象となるクランプ42が二重リング43を介して吊り下げられている。
長方形状のカーテン地12の天部には、複数のフック36が上辺12aに沿って所定間隔置きに形成されており、各フック36にはリング37及び二重リング38を介してクランプタイ(結束バンド)39が吊り下げられている。
また、カーテン地12の天部からやや下がった箇所には、複数の樹脂製リング40を備えた上記と同様のリングテープ41が、上辺12aと平行するように縫合されている。
このリングテープ41の各リング40には、上記クランプタイの係合対象となるクランプ42が二重リング43を介して吊り下げられている。
クランプタイ39は、ナイロン樹脂等より構成されており、その表面には微細な溝が一定の間隔をおいて多数形成されている。また、クランプ42もナイロン樹脂等により構成されており、その孔部内には突起が形成されている。
このため、クランプタイ39の先端部をクランプ42の孔部に挿通させて引っ張ると、クランプタイ39の任意の位置の溝にクランプ42の突起が係合され、容易には解除できなくなる。
ただし、クランプ42の裏面に形成された小レバー(図示省略)を押して突起を動かすことにより、クランプタイ39との係合状態が解除される仕組みを備えている。
このため、クランプタイ39の先端部をクランプ42の孔部に挿通させて引っ張ると、クランプタイ39の任意の位置の溝にクランプ42の突起が係合され、容易には解除できなくなる。
ただし、クランプ42の裏面に形成された小レバー(図示省略)を押して突起を動かすことにより、クランプタイ39との係合状態が解除される仕組みを備えている。
以下において、第3のカーテン35の丈寸法の調整方法を説明する。
この場合ユーザは、各クランプタイ39の先端を直下に配置されたクランプ42の孔部内に挿通させ、そのまま下に引くと同時にクランプ42を上方に押し上げ、任意の位置で止める。この結果、カーテン地12の一部が折り込まれ、フック36とリングテープ41間の距離が縮まり、その分カーテン地12の丈寸法が収縮することとなる。
なお、行き過ぎた場合には、クランプ42の小レバーを押してクランプタイ39との係合状態を解除した上で、長さを再調整すればよい。
この場合ユーザは、各クランプタイ39の先端を直下に配置されたクランプ42の孔部内に挿通させ、そのまま下に引くと同時にクランプ42を上方に押し上げ、任意の位置で止める。この結果、カーテン地12の一部が折り込まれ、フック36とリングテープ41間の距離が縮まり、その分カーテン地12の丈寸法が収縮することとなる。
なお、行き過ぎた場合には、クランプ42の小レバーを押してクランプタイ39との係合状態を解除した上で、長さを再調整すればよい。
図6は、この発明に係る第4のカーテン45の裏面を示す平面図である。
長方形状のカーテン地12の天部には、複数のJ字形フック46が上辺12aに沿って所定間隔で取り付けられている。
また、カーテン地12の天部から所定距離下がった箇所には、複数の樹脂製リング47を備えた上記と同様のリングテープ48が、上辺12aと平行するように縫合されている。
このリングテープ48の各リング47には、二重リング49を介してチェーン50が吊り下げられている。
長方形状のカーテン地12の天部には、複数のJ字形フック46が上辺12aに沿って所定間隔で取り付けられている。
また、カーテン地12の天部から所定距離下がった箇所には、複数の樹脂製リング47を備えた上記と同様のリングテープ48が、上辺12aと平行するように縫合されている。
このリングテープ48の各リング47には、二重リング49を介してチェーン50が吊り下げられている。
以下において、第4のカーテン45の丈寸法の調整方法を説明する。
この場合ユーザは、各チェーン50を上に持ち上げ、真上に位置するJ字形フック46に任意の輪(鎖穴)を係合させる。この結果、カーテン地12の一部が折り込まれ、フック46とリングテープ48間の距離が縮まり、その分カーテン地12の丈寸法が収縮することとなる。
この第4のカーテン45にあっては、J字形フック46に係合させるチェーンの輪を変えることにより、簡単に丈寸法を加減できる利点を備えている。
この場合ユーザは、各チェーン50を上に持ち上げ、真上に位置するJ字形フック46に任意の輪(鎖穴)を係合させる。この結果、カーテン地12の一部が折り込まれ、フック46とリングテープ48間の距離が縮まり、その分カーテン地12の丈寸法が収縮することとなる。
この第4のカーテン45にあっては、J字形フック46に係合させるチェーンの輪を変えることにより、簡単に丈寸法を加減できる利点を備えている。
図7は、この発明に係る第5のカーテン55の裏面を示す平面図である。
この第5のカーテン55は、縦長長方形の第1のカーテン地56と、横長長方形の第2のカーテン地57を備えている。
第1のカーテン地56の天部には、上辺56aに沿って複数のコキ付バックル58が所定間隔置きに縫合されている。また、各バックル58の下方には、結束用の布テープ59が配置されている。各布テープ59の上端59aは、第1のカーテン地56に縫合されている。さらに、この第1のカーテン地56の下辺56bには、雌ファスナ60が縫合されている。
第2のカーテン地57の上辺57aには、この雌ファスナ60の係合対象となる雄ファスナ61が縫合されている。
この第5のカーテン55は、縦長長方形の第1のカーテン地56と、横長長方形の第2のカーテン地57を備えている。
第1のカーテン地56の天部には、上辺56aに沿って複数のコキ付バックル58が所定間隔置きに縫合されている。また、各バックル58の下方には、結束用の布テープ59が配置されている。各布テープ59の上端59aは、第1のカーテン地56に縫合されている。さらに、この第1のカーテン地56の下辺56bには、雌ファスナ60が縫合されている。
第2のカーテン地57の上辺57aには、この雌ファスナ60の係合対象となる雄ファスナ61が縫合されている。
以下において、第5のカーテン55の丈寸法の調整方法を説明する。
まずユーザは、雄ファスナ61と雌ファスナ60を係合させることにより、第1のカーテン地56と第2のカーテン地57を連結し、その丈寸法を伸長させる。あるいは逆に、雄ファスナ61と雌ファスナ60を離脱させることにより、第1のカーテン地56と第2のカーテン地57を分離し、その丈寸法を収縮させることができる。さらには、第2のカーテン地57を丈寸法の異なる他のものと交換することにより、全体の丈寸法を変更することもできる。
まずユーザは、雄ファスナ61と雌ファスナ60を係合させることにより、第1のカーテン地56と第2のカーテン地57を連結し、その丈寸法を伸長させる。あるいは逆に、雄ファスナ61と雌ファスナ60を離脱させることにより、第1のカーテン地56と第2のカーテン地57を分離し、その丈寸法を収縮させることができる。さらには、第2のカーテン地57を丈寸法の異なる他のものと交換することにより、全体の丈寸法を変更することもできる。
つぎにユーザは、第1のカーテン地56の布テープ59を持ち上げ、それぞれの先端部を真上に位置するバックル58に挿通させ、必要な位置で固定させる。この結果、第1のカーテン地56の一部が折り込まれ、バックル58と布テープ59の縫合部59aとの間の距離が縮まり、その分第1のカーテン地56の丈寸法が収縮することとなる。
この第5のカーテン55の場合、第2のカーテン地57の着脱によって丈寸法を大まかに調整した後、布テープ59とバックル58との係合具合を操作して微調整することにより、所望の丈寸法を実現することができる。
この第5のカーテン55の場合、第2のカーテン地57の着脱によって丈寸法を大まかに調整した後、布テープ59とバックル58との係合具合を操作して微調整することにより、所望の丈寸法を実現することができる。
図8は、第5のカーテン55の変形例として、第2のカーテン地57の表面に、巾着と類似の構造を備えた3つの伸縮部62を設けた例を示している。
同図(a)に示すように、この伸縮部62は、1本の紐を2本に折り曲げた第1の引き紐63と、同じく1本の紐を2本に折り曲げた第2の引き紐64と、カバー布65とを備えている。
第1の引き紐63の折り曲げ部は第2のカーテン地57の表面下部に縫着されており、第2の引き紐64の折り曲げ部は第2のカーテン地57の表面上部に縫着されている。
そして、両引き紐の折曲げ部はカバー布65によって覆われ、その周囲は第2のカーテン地57の表面に縫合されている。さらに、各引き紐63,64の両端部は、カバー布65に形成された穴66から外部に導出されている。
同図(a)に示すように、この伸縮部62は、1本の紐を2本に折り曲げた第1の引き紐63と、同じく1本の紐を2本に折り曲げた第2の引き紐64と、カバー布65とを備えている。
第1の引き紐63の折り曲げ部は第2のカーテン地57の表面下部に縫着されており、第2の引き紐64の折り曲げ部は第2のカーテン地57の表面上部に縫着されている。
そして、両引き紐の折曲げ部はカバー布65によって覆われ、その周囲は第2のカーテン地57の表面に縫合されている。さらに、各引き紐63,64の両端部は、カバー布65に形成された穴66から外部に導出されている。
以上の構成を備えるため、各引き紐63,64の端部を上下に同時に引くと、図8(b)に示すように、巾着の要領で第2のカーテン地57自体が上下に収縮することとなり、この状態で各引き紐63,64の両端部を蝶々結びにすることにより(図示省略)、丈寸法を固定することができる。
この第2のカーテン地57を、上記の第1のカーテン地56に連結させることにより、第5のカーテン55の全体の丈寸法を微調整することが可能となる。また、そのデザイン効果を高めることもできる。
この第2のカーテン地57を、上記の第1のカーテン地56に連結させることにより、第5のカーテン55の全体の丈寸法を微調整することが可能となる。また、そのデザイン効果を高めることもできる。
図9は、この発明に係る第6のカーテン70の裏面を示す平面図である。
この第6のカーテン70は、長方形のカーテン地71と、その天部側に設けられたギャザーテープ72と、平型のゴム紐74と、ボタン75とを備えている。なお、図示の便宜上、ギャザーテープ72の引き紐については、記載を省略してある。
ギャザーテープ72は、幅75mmのペンシルギャザーテープあるいはスモックギャザーテープよりなり、カーテン地71の上辺71aに沿うように配置し、その三辺(上辺72a、右側辺72b、下辺72c)をカーテン地71に縫合することにより、左側辺72dが開口した袋体76を形成している。
上記ゴム紐74は、中央部に複数のボタン穴77が一定間隔置きに形成されており、ギャザーテープ72と同等かそれ以上の長さを備えている。このゴム紐74は、ギャザーテープ72とカーテン地71との間に形成された袋体76に挿通され、その右端74aがギャザーテープ72に縫合されている。
上記ボタン75は、ゴム紐に形成されたボタン穴77よりも若干大型の寸法を備えており、上記袋体76の開口部近傍においてギャザーテープ72に縫合されている。
この第6のカーテン70は、長方形のカーテン地71と、その天部側に設けられたギャザーテープ72と、平型のゴム紐74と、ボタン75とを備えている。なお、図示の便宜上、ギャザーテープ72の引き紐については、記載を省略してある。
ギャザーテープ72は、幅75mmのペンシルギャザーテープあるいはスモックギャザーテープよりなり、カーテン地71の上辺71aに沿うように配置し、その三辺(上辺72a、右側辺72b、下辺72c)をカーテン地71に縫合することにより、左側辺72dが開口した袋体76を形成している。
上記ゴム紐74は、中央部に複数のボタン穴77が一定間隔置きに形成されており、ギャザーテープ72と同等かそれ以上の長さを備えている。このゴム紐74は、ギャザーテープ72とカーテン地71との間に形成された袋体76に挿通され、その右端74aがギャザーテープ72に縫合されている。
上記ボタン75は、ゴム紐に形成されたボタン穴77よりも若干大型の寸法を備えており、上記袋体76の開口部近傍においてギャザーテープ72に縫合されている。
以下において、第6のカーテン70の幅寸法(横寸法)の調整方法を説明する。
まずユーザは、ゴム紐74の左端74bを必要量引き出した後、図10に示すように、ゴム紐74のボタン穴77にボタン75を係合させる。
この結果、ゴム紐74の収縮力が作用し、カーテン地71の天部に多数の襞78が形成されると共に、その幅寸法が収縮する。
後は、この襞78を手でしごいて形を整えることにより、所望の幅寸法を備えたカーテンが得られる。余ったゴム紐74は、折り返して袋体76内に収納すればよい。
まずユーザは、ゴム紐74の左端74bを必要量引き出した後、図10に示すように、ゴム紐74のボタン穴77にボタン75を係合させる。
この結果、ゴム紐74の収縮力が作用し、カーテン地71の天部に多数の襞78が形成されると共に、その幅寸法が収縮する。
後は、この襞78を手でしごいて形を整えることにより、所望の幅寸法を備えたカーテンが得られる。余ったゴム紐74は、折り返して袋体76内に収納すればよい。
この第6のカーテン70の両端には、通常のカーテンと同様のアジャスターフックが設けられているため(図示省略)、これをカーテンレールのキャップストップに係合させることにより、その幅寸法をより安定化させることができる。
また、ボタン75を外して他のボタン穴77に係合し直すことにより、幅寸法を簡単に変更することができる。
また、ボタン75を外して他のボタン穴77に係合し直すことにより、幅寸法を簡単に変更することができる。
この第6のカーテン70の場合、ギャザーテープ72の引き紐を絞り込むことによってカーテン地に襞を形成するのではなく、ゴム紐74の収縮力を利用して襞78を形成する機能を備えているため、大きな力を加えることなく楽に幅寸法を調整できる利点を有している。
なお、ギャザーテープ72の代わりに、他の芯地(例えば後述のポケット芯地)を用いることも当然に可能である。
なお、ギャザーテープ72の代わりに、他の芯地(例えば後述のポケット芯地)を用いることも当然に可能である。
図11は、この発明に係る第7のカーテン80の裏面を示す平面図である。
この第7のカーテン80は、長方形のカーテン地81と、その天部側に設けられたポケット芯地82と、平型のゴム紐84と、コキ付バックル85とを備えている。
この第7のカーテン80は、長方形のカーテン地81と、その天部側に設けられたポケット芯地82と、平型のゴム紐84と、コキ付バックル85とを備えている。
ポケット芯地82は本来、約40mm間隔でアジャスターフックを装着するためのポケットを備えた芯地であるが、図示の便宜上、図11においてはポケットの記載を省略してある。
このポケット芯地82は、その四辺がカーテン地81に縫合されている。
また、このポケット芯地82には、一定間隔で縦スリット83 が複数形成されており、この縦スリット83 を入れた箇所にゴム紐84が交互に挿通される。このゴム紐84の右端84aは、ポケット芯地82の右側辺近傍に縫合されている。
バックル85は、ポケット芯地82の左側辺近傍に縫合されている。
このポケット芯地82は、その四辺がカーテン地81に縫合されている。
また、このポケット芯地82には、一定間隔で縦スリット83 が複数形成されており、この縦スリット83 を入れた箇所にゴム紐84が交互に挿通される。このゴム紐84の右端84aは、ポケット芯地82の右側辺近傍に縫合されている。
バックル85は、ポケット芯地82の左側辺近傍に縫合されている。
以下において、第7のカーテン80の幅寸法の調整方法を説明する。
まずユーザは、ゴム紐84の左端84bをバックル85に係合させた状態でゴム紐84を必要量引き出す。
この結果、ゴム紐84の収縮力が作用し、カーテン地81の天部に襞が形成されると共に、その幅寸法が収縮する(図10参照)。
後は、この襞を手でしごいて形を整えることにより、所望の幅寸法を備えたカーテンが得られる。余ったゴム紐84は、折り返して縦スリット83 部分に収納させればよい。
バックル85のコキの作用によってゴム紐84の戻りが規制されるため、ゴム紐の長さも固定される。
まずユーザは、ゴム紐84の左端84bをバックル85に係合させた状態でゴム紐84を必要量引き出す。
この結果、ゴム紐84の収縮力が作用し、カーテン地81の天部に襞が形成されると共に、その幅寸法が収縮する(図10参照)。
後は、この襞を手でしごいて形を整えることにより、所望の幅寸法を備えたカーテンが得られる。余ったゴム紐84は、折り返して縦スリット83 部分に収納させればよい。
バックル85のコキの作用によってゴム紐84の戻りが規制されるため、ゴム紐の長さも固定される。
この第7のカーテン80の両端にも、通常のカーテンと同様のアジャスターフックが設けられているため(図示省略)、これをカーテンレールのキャップストップに係合させることにより、その幅寸法をより安定化させることができる。
また、バックル85とゴム紐84の係合を一旦解いて再係合させることにより、幅寸法を簡単に変更することができる。
また、バックル85とゴム紐84の係合を一旦解いて再係合させることにより、幅寸法を簡単に変更することができる。
この第7のカーテン80にあっては、ゴム紐84の収縮力を利用して襞を形成する機能を備えているため、大きな力を加えることなく楽に幅寸法を調整できる利点を有している。
なお、ポケット芯地の代わりに、他の芯地(例えばギャザーテープ)を用いることも当然に可能である。
なお、ポケット芯地の代わりに、他の芯地(例えばギャザーテープ)を用いることも当然に可能である。
上記の第6のカーテン70及び第7のカーテン80において、ゴム紐74,84の代わりに適当なテープ(布テープ、ナイロンテープ等)を用いることもできる。
この場合には、襞の形成時にゴム紐の収縮力を利用することができない代わりに、幅寸法が安定化するというメリットがある。
この場合には、襞の形成時にゴム紐の収縮力を利用することができない代わりに、幅寸法が安定化するというメリットがある。
図12は、この発明に係る第8のカーテン100の表面を示す平面図である。
長方形状のカーテン地12の表面には、第1のリングテープ101が上辺12aと平行するように縫合されている。また、その下方には第2のリングテープ102が、所定の間隔をおいて第1のリングテープ101と平行するように縫合されている。さらに、その下方には第3のリングテープ103が、所定の間隔をおいて第2のリングテープ102と平行するように縫合されている。
長方形状のカーテン地12の表面には、第1のリングテープ101が上辺12aと平行するように縫合されている。また、その下方には第2のリングテープ102が、所定の間隔をおいて第1のリングテープ101と平行するように縫合されている。さらに、その下方には第3のリングテープ103が、所定の間隔をおいて第2のリングテープ102と平行するように縫合されている。
第1のリングテープ101の各リング104には、半分に折り曲げた紐105がそれぞれ挿通されており、各紐105の折曲げ部分105aは、Sカン106を介して直下に位置する第2のリングテープ102のリング107に係合されている。また、各紐105の両端部105bには、ストッパ108の紐穴が挿通されている。
この状態において、各ストッパ108のボタンを押し込み、ストッパ108の紐穴に挿通された紐105を下に引くと同時にストッパ108を上方に押し上げると、カーテン地12の一部が折り込まれ、第1のリングテープ101と第2のリングテープ102間の距離が縮まり、その分カーテン地12の丈寸法が収縮することとなる。
また、Sカン106の係合対象を第2のリングテープ102のリング107から第3のリングテープ103のリング109に変更することにより、カーテン地12の折り込み量が増大し、その分カーテン地12の丈寸法を大きく収縮させることが可能となる。
さらに、収縮量が大きくなり過ぎた場合には、ストッパ108の位置を下方に移動させることにより、微調整可能となる。
さらに、収縮量が大きくなり過ぎた場合には、ストッパ108の位置を下方に移動させることにより、微調整可能となる。
すなわち、この第8のカーテン100の場合、紐105の係合対象を第2のリングテープ102のリング107と第3のリングテープ103のリング109との間で切り替えることにより、カーテン地12の丈寸法を大きく2段階に変更可能となり、さらにストッパ108の位置を調節することで丈寸法を微調整することが可能となる。
なお、この第8のカーテン100の場合には、カーテン地12の表面にリングテープ101,102,103や紐105、ストッパ108が配置されることとなるため、適当なバランス(飾り布)を被せてこれらを隠蔽することが望ましい。
もちろん、リングテープ101,102,103や紐105、ストッパ108をカーテン地12の裏面に配置し、カーテン地12を表面側に折り込むように構成することもできる。
もちろん、リングテープ101,102,103や紐105、ストッパ108をカーテン地12の裏面に配置し、カーテン地12を表面側に折り込むように構成することもできる。
図13は、この発明に係る第9のカーテン110の表面を示す平面図であり、長方形状のカーテン地12は、中央付近にレース地よりなる切返しはき合わせ部13を備えている。
この切返しはき合わせ部13の下辺に沿って、複数のコキ付バックル111が所定間隔おきに縫合されている。各バックル111には、布テープ112の上端112aが係合されている。また、各布テープ112の下端112bには係合リング113が取り付けられている。
各係合リング113の下方には、係合対象となる第1のボタン114が一列に複数縫合されている。また、第1のボタン114の下方には、所定の間隔をおいて第2のボタン115が一列に複数縫合されている。
この切返しはき合わせ部13の下辺に沿って、複数のコキ付バックル111が所定間隔おきに縫合されている。各バックル111には、布テープ112の上端112aが係合されている。また、各布テープ112の下端112bには係合リング113が取り付けられている。
各係合リング113の下方には、係合対象となる第1のボタン114が一列に複数縫合されている。また、第1のボタン114の下方には、所定の間隔をおいて第2のボタン115が一列に複数縫合されている。
この第9のカーテン110の丈寸法を調整するには、まず各布テープ112の係合リング113を第1のボタン114に係合させ、布テープ112の上端112aをバックル111から所定量引き出す。この結果、カーテン地12の一部が折り込まれ、バックル111と第1のボタン114間の距離が縮まり、その分カーテン地12の丈寸法が収縮することとなる。
また、係合リング113の係合対象を第1のボタン114から第2のボタン115に変更することにより、カーテン地12の折り込み量が増大し、その分カーテン地12の丈寸法を大きく収縮させることが可能となる。
さらに、収縮量が大きくなり過ぎた場合には、布テープ112の下端112b側をバックル111から所定量引き出すことにより、微調整可能となる。
さらに、収縮量が大きくなり過ぎた場合には、布テープ112の下端112b側をバックル111から所定量引き出すことにより、微調整可能となる。
すなわち、この第9のカーテン110の場合、係合リング113の係合対象を第1のボタン114と第2のボタン115との間で切り替えることにより、カーテン地12の丈寸法を大きく2段階に変更可能となり、さらに布テープ112を上下に引き出し、バックル111と係合リング113間の距離を調節することで丈寸法を微調整することが可能となる。
図14は、この発明に係る第10のカーテン120の表面を示す平面図であり、長方形状のカーテン地12の表面下方には、複数の伸縮部121が横方向に配置されている。
この伸縮部121は、1本の紐を2本に折り曲げた引き紐122と、カバー布123とを備えている。
引き紐122の折り曲げ部122aはカーテン地12の表面下部に縫着されている。また、引き紐122の大部分(折曲げ部122aを含む)はカバー布123によって覆われると共に、その両端部122b,122bはカバー布123に形成された一対の穴124,124から外部に導出されている。
このカバー布123の周囲は、カーテン地12の表面に縫合されており、袋体を構成している。
この伸縮部121は、1本の紐を2本に折り曲げた引き紐122と、カバー布123とを備えている。
引き紐122の折り曲げ部122aはカーテン地12の表面下部に縫着されている。また、引き紐122の大部分(折曲げ部122aを含む)はカバー布123によって覆われると共に、その両端部122b,122bはカバー布123に形成された一対の穴124,124から外部に導出されている。
このカバー布123の周囲は、カーテン地12の表面に縫合されており、袋体を構成している。
以上の構成を備えるため、カバー布123の穴124付近を軽く押さえながら引き紐122の両端部122b,122bを引き出すと、図15に示すように、カバー布123の袋体と一緒にカーテン地12が上下に蛇腹状に収縮することとなり、この状態で引き紐122の両端部122b,122bを蝶々結びにすることにより(図示省略)、丈寸法を固定することができる。
この第10のカーテン120の場合、カーテン地12として伸縮し易い素材、例えばレース地を選択することが望ましい。
なお、上記の伸縮部121は、必ずしもカーテン地12の下方に配置させる必要はなく、カーテン地12の中央付近や上方に配置させてもよい。
また、引き紐122の折曲げ部122aをカーテン地に縫着する代わりに、折曲げ部122aに囲まれた部分αを、カバー布123からカーテン地12を貫くように縫合することにより、引き紐122の折曲げ部122aをカーテン地12に係合させてもよい。
なお、上記の伸縮部121は、必ずしもカーテン地12の下方に配置させる必要はなく、カーテン地12の中央付近や上方に配置させてもよい。
また、引き紐122の折曲げ部122aをカーテン地に縫着する代わりに、折曲げ部122aに囲まれた部分αを、カバー布123からカーテン地12を貫くように縫合することにより、引き紐122の折曲げ部122aをカーテン地12に係合させてもよい。
引き紐は、上記のように必ずしも1本の紐を2本に折り曲げたものに限定されるものではなく、相互に独立した2本の紐を用い、それぞれの下端部をカバー布123内においてカーテン地12に縫着させると共に、上端部をカバー布123の穴124から外部に導出させてもよい。
あるいは、各伸縮部121毎に1本の紐を用いてもよい。この場合、1本の紐の下端部をカバー布123内においてカーテン地12に縫着させると共に、上端部をカバー布123の穴124から外部に導出させる。この紐の上端部にストッパ等の係止手段を装着すれば、紐がカバー布123の穴124の中に戻ることが規制され、カーテン地12の丈寸法を安定化できる。
あるいは、各伸縮部121毎に1本の紐を用いてもよい。この場合、1本の紐の下端部をカバー布123内においてカーテン地12に縫着させると共に、上端部をカバー布123の穴124から外部に導出させる。この紐の上端部にストッパ等の係止手段を装着すれば、紐がカバー布123の穴124の中に戻ることが規制され、カーテン地12の丈寸法を安定化できる。
図16は、この発明に係る第11のカーテン130の表面を示す平面図である。
長方形状のカーテン地12の表面中央付近には、第1の結び紐131と、第2の結び紐132の対からなる締結伸縮部133が、横方向に複数配置されている。
各締結伸縮部133の第1の結び紐131は、その上端がパッチ134を介してカーテン地12の表面に縫合されると共に、下端はカーテン地12の表面に複数設けられた布製のベルト通し135に挿通されている。結び紐132の下端には、ベルト通し135からの抜けを防止するための飾り玉136が装着されている。
第2の結び紐132も、その下端がパッチ137を介してカーテン地12の表面に縫合されると共に、上端はカーテン地12の表面に複数設けられた布製のベルト通し135に挿通されている。また、第2の結び紐132の上端には、ベルト通し135からの抜けを防止するための飾り玉136が装着されている。
長方形状のカーテン地12の表面中央付近には、第1の結び紐131と、第2の結び紐132の対からなる締結伸縮部133が、横方向に複数配置されている。
各締結伸縮部133の第1の結び紐131は、その上端がパッチ134を介してカーテン地12の表面に縫合されると共に、下端はカーテン地12の表面に複数設けられた布製のベルト通し135に挿通されている。結び紐132の下端には、ベルト通し135からの抜けを防止するための飾り玉136が装着されている。
第2の結び紐132も、その下端がパッチ137を介してカーテン地12の表面に縫合されると共に、上端はカーテン地12の表面に複数設けられた布製のベルト通し135に挿通されている。また、第2の結び紐132の上端には、ベルト通し135からの抜けを防止するための飾り玉136が装着されている。
この第11のカーテン130の丈寸法を収縮させる場合には、各締結伸縮部133の第1の結び紐131と第2の結び紐132をベルト通し135から必要量引出し、任意の位置で両者を結んで固定する。この結果、パッチ134,137間のカーテン地12が蛇腹状に収縮し、全体の丈寸法が収縮する。
逆に、カーテン地12の丈寸法を伸長させる場合には、第1の結び紐131と第2の結び紐132を一旦解いてパッチ134,137間の距離を必要量伸ばした後、第1の結び紐131と第2の結び紐132を結び直せばよい。
逆に、カーテン地12の丈寸法を伸長させる場合には、第1の結び紐131と第2の結び紐132を一旦解いてパッチ134,137間の距離を必要量伸ばした後、第1の結び紐131と第2の結び紐132を結び直せばよい。
図17は、この発明に係る第12のカーテン140の表面を示す平面図である。
長方形状のカーテン地12には、下辺12bから上方に向けて複数のスリット141が所定の長さで入れられており、カーテン地12の下方に複数の短冊部142が設けられている。
各短冊部142の下端にはボタン穴143が形成されると共に、複数のボタン144が長手方向に沿って等間隔で配置されている。
長方形状のカーテン地12には、下辺12bから上方に向けて複数のスリット141が所定の長さで入れられており、カーテン地12の下方に複数の短冊部142が設けられている。
各短冊部142の下端にはボタン穴143が形成されると共に、複数のボタン144が長手方向に沿って等間隔で配置されている。
この第12のカーテン140の丈寸法を調整するには、図18に示すように、各短冊部142を任意の位置で表側に折り返し、ボタン穴143を直近のボタン144に係合させる。
丈寸法を変更する場合には、ボタン穴143からボタン144を外し、他のボタン144と係合し直せばよい。
なお、短冊部142の下端に1個のボタン144を取り付けると共に、その上方に複数のボタン穴143を形成しても同様の作用効果を発揮できることはいうまでもない。
丈寸法を変更する場合には、ボタン穴143からボタン144を外し、他のボタン144と係合し直せばよい。
なお、短冊部142の下端に1個のボタン144を取り付けると共に、その上方に複数のボタン穴143を形成しても同様の作用効果を発揮できることはいうまでもない。
この第12のカーテン140にあっては、各短冊部142の折り返し量を均一に揃えることは勿論、それぞれの折り返し量を不均一化させることにより、独特の意匠的効果を演出することもできる。この場合、カーテン地12の裏面の色彩や模様として、表面の色彩や模様と大きく異なるものを選択することが望ましい。
図19は、この発明に係る第13のカーテン150の表面を示す平面図である。
長方形状のカーテン地12の上部には、上辺12aに沿って複数のハトメ穴151が等間隔で形成されており、各ハトメ穴151からはカーテン地12の裏面に後端が固定された結び紐152の先端側が導出されている。
各結び紐152の先端には、飾り用のボンボン飾り153が装着されている。
長方形状のカーテン地12の上部には、上辺12aに沿って複数のハトメ穴151が等間隔で形成されており、各ハトメ穴151からはカーテン地12の裏面に後端が固定された結び紐152の先端側が導出されている。
各結び紐152の先端には、飾り用のボンボン飾り153が装着されている。
この第13のカーテン150の幅寸法を調整するには、隣接した一対の結び紐152同士を絡めて横方向に必要量絞り込み、適当な位置で蝶々結びあるいは固結びする。
この結果、カーテン地12の上部に無数の襞が生じ、幅寸法が収縮する。
固定した幅寸法を再調整する場合には、一旦結び目を解いて絞り込み量を変更した後、結び紐152同士を結び直せばよい。
この結果、カーテン地12の上部に無数の襞が生じ、幅寸法が収縮する。
固定した幅寸法を再調整する場合には、一旦結び目を解いて絞り込み量を変更した後、結び紐152同士を結び直せばよい。
なお、図面においては各ハトメ穴151から1本の結び紐152が導出されている例を示したが、この発明はこれに限定されるものではない。
すなわち、左端と右端のハトメ穴151を除いた各ハトメ穴151からそれぞれ2本の結び紐をカーテン地12の表側に導出し、それぞれを隣接するハトメ穴151の結び紐152と締結するようにしてもよい。
すなわち、左端と右端のハトメ穴151を除いた各ハトメ穴151からそれぞれ2本の結び紐をカーテン地12の表側に導出し、それぞれを隣接するハトメ穴151の結び紐152と締結するようにしてもよい。
上記第1のカーテン10〜第7のカーテン80については、カーテン地12の裏面側に設けた各種部材を用いて丈寸法や幅寸法の調整を行う例を説明したが、カーテン地12の表面側に対応の部材を設けておき、表面において同様の調整を行ってもよい。
同様に、上記第8のカーテン100〜第13のカーテン150については、カーテン地12の表面側に設けた各種部材を用いて丈寸法や幅寸法の調整を行う例を説明したが、カーテン地12の裏面側に対応の部材を設けておき、裏面において同様の調整を行ってもよいことは言うまでもない。
同様に、上記第8のカーテン100〜第13のカーテン150については、カーテン地12の表面側に設けた各種部材を用いて丈寸法や幅寸法の調整を行う例を説明したが、カーテン地12の裏面側に対応の部材を設けておき、裏面において同様の調整を行ってもよいことは言うまでもない。
10 第1のカーテン
12 カーテン地
14 リングテープ
15 リング
16 リングテープ
17 リング
19 紐
20 ストッパ
25 第2のカーテン
26 フック
27 ボールチェーン
28 リング
29 リングテープ
30 雄ファスナ
31 第1の雌ファスナ
32 第2の雌ファスナ
33 スライダー
35 第3のカーテン
36 フック
37 リング
38 二重リング
39 クランプタイ
40 リング
41 リングテープ
42 クランプ
43 二重リング
45 第4のカーテン
46 J字形フック
47 リング
48 リングテープ
49 二重リング
50 チェーン
55 第5のカーテン
56 第1のカーテン地
57 第2のカーテン地
58 バックル
59 布テープ
60 雌ファスナ
61 雄ファスナ
62 カバー布
62 伸縮部
63 第1の引き紐
64 第2の引き紐
65 カバー布
66 穴
70 第6のカーテン
71 カーテン地
72 ギャザーテープ
74 ゴム紐
75 ボタン
76 袋体
77 ボタン穴
78 襞
80 第7のカーテン
81 カーテン地
82 ポケット芯地
83 縦スリット
84 ゴム紐
85 バックル
100 第8のカーテン
101 第1のリングテープ
102 第2のリングテープ
103 第3のリングテープ
104 第1のリングテープのリング
105 紐
105a 紐の折曲げ部分
105b 紐の両端部
106 Sカン
107 第2のリングテープのリング
108 ストッパ
109 第3のリングテープのリング
110 第9のカーテン
111 コキ付バックル
112 布テープ
112a 布テープの上端
112b 布テープの下端
113 係合リング
114 第1のボタン
115 第2のボタン
120 第10のカーテン
121 伸縮部
122 引き紐
122a 引き紐の折曲げ部
122b 引き紐の両端部
123 カバー布
124 カバー布の穴
130 第11のカーテン
131 第1の結び紐
132 第2の結び紐
133 締結伸縮部
134 パッチ
135 ベルト通し
136 飾り玉
137 パッチ
140 第12のカーテン
141 スリット
142 短冊部
143 ボタン穴
144 ボタン
150 第13のカーテン
151 ハトメ穴
152 結び紐
153 ボンボン飾り
12 カーテン地
14 リングテープ
15 リング
16 リングテープ
17 リング
19 紐
20 ストッパ
25 第2のカーテン
26 フック
27 ボールチェーン
28 リング
29 リングテープ
30 雄ファスナ
31 第1の雌ファスナ
32 第2の雌ファスナ
33 スライダー
35 第3のカーテン
36 フック
37 リング
38 二重リング
39 クランプタイ
40 リング
41 リングテープ
42 クランプ
43 二重リング
45 第4のカーテン
46 J字形フック
47 リング
48 リングテープ
49 二重リング
50 チェーン
55 第5のカーテン
56 第1のカーテン地
57 第2のカーテン地
58 バックル
59 布テープ
60 雌ファスナ
61 雄ファスナ
62 カバー布
62 伸縮部
63 第1の引き紐
64 第2の引き紐
65 カバー布
66 穴
70 第6のカーテン
71 カーテン地
72 ギャザーテープ
74 ゴム紐
75 ボタン
76 袋体
77 ボタン穴
78 襞
80 第7のカーテン
81 カーテン地
82 ポケット芯地
83 縦スリット
84 ゴム紐
85 バックル
100 第8のカーテン
101 第1のリングテープ
102 第2のリングテープ
103 第3のリングテープ
104 第1のリングテープのリング
105 紐
105a 紐の折曲げ部分
105b 紐の両端部
106 Sカン
107 第2のリングテープのリング
108 ストッパ
109 第3のリングテープのリング
110 第9のカーテン
111 コキ付バックル
112 布テープ
112a 布テープの上端
112b 布テープの下端
113 係合リング
114 第1のボタン
115 第2のボタン
120 第10のカーテン
121 伸縮部
122 引き紐
122a 引き紐の折曲げ部
122b 引き紐の両端部
123 カバー布
124 カバー布の穴
130 第11のカーテン
131 第1の結び紐
132 第2の結び紐
133 締結伸縮部
134 パッチ
135 ベルト通し
136 飾り玉
137 パッチ
140 第12のカーテン
141 スリット
142 短冊部
143 ボタン穴
144 ボタン
150 第13のカーテン
151 ハトメ穴
152 結び紐
153 ボンボン飾り
Claims (34)
- カーテン地と、
このカーテン地の裏面において、所定の間隔をおいて横一列に配置され、ぞれぞれの上端がカーテン地に直接または間接に係合された複数の紐状部材と、
上記カーテン地の裏面における上記紐状部材の係合箇所よりも下方に形成され、各紐状部材の下端が挿通される複数の環状部と、
上記紐状部材の下端に着脱自在に装着されるストッパとを備え、
各ストッパを紐状部材に沿って上方向に摺動させることにより、上記環状部が上方向に移動してカーテン地の一部が裏面側に折り込まれ、
任意の位置でストッパを紐状部材に係止することにより、カーテン地の丈寸法が固定されることを特徴とするカーテン。 - カーテン地と、
このカーテン地の表面において、所定の間隔をおいて横一列に配置され、ぞれぞれの上端がカーテン地に直接または間接に係合された複数の紐状部材と、
上記カーテン地の表面における上記紐状部材の係合箇所よりも下方に形成され、各紐状部材の下端が挿通される複数の環状部と、
上記紐状部材の下端に着脱自在に装着されるストッパとを備え、
各ストッパを紐状部材に沿って上方向に摺動させることにより、上記環状部が上方向に移動してカーテン地の一部が折り込まれ、
任意の位置でストッパを紐状部材に係止することにより、カーテン地の丈寸法が固定されることを特徴とするカーテン。 - 上記紐状部材が、ボールチェーンよりなることを特徴とする請求項1または2に記載のカーテン。
- 複数のリングが所定間隔をおいて係合されたリングテープをカーテン地に縫合することにより、上記環状部が形成されることを特徴とする請求項1〜3の何れかに記載のカーテン。
- カーテン地と、
このカーテン地の裏面において、横方向に縫合された雄ファスナと、
この雄ファスナと所定の距離を隔てた位置において、横方向に縫合された雌ファスナとを備え、
両ファスナを係合させることにより、カーテン地の一部が裏面側に折り込まれ、その状態でカーテン地の丈寸法が固定されることを特徴とするカーテン。 - カーテン地と、
このカーテン地の表面において、横方向に縫合された雄ファスナと、
この雄ファスナと所定の距離を隔てた位置において、横方向に縫合された雌ファスナとを備え、
両ファスナを係合させることにより、カーテン地の一部が折り込まれ、その状態でカーテン地の丈寸法が固定されることを特徴とするカーテン。 - 請求項5または6のカーテンであって、
カーテン地の一面において、横方向に縫合された1又は複数の雄ファスナまたは雌ファスナをさらに備え、
相互に係合させるファスナを選択することにより、カーテン地の丈寸法が変化することを特徴とするカーテン。 - カーテン地と、
このカーテン地の裏面において、所定の間隔をおいて横一列に配置され、ぞれぞれの上端がカーテン地に直接または間接に係合された複数のクランプタイと、
上記カーテン地の裏面における上記クランプタイの係合箇所よりも下方に取り付けられ、各クランプタイの下端が挿通される複数のクランプとを備え、
各クランプをクランプタイに沿って上方向に摺動させ、任意の位置で係止させることにより、カーテン地の一部が裏面側に折り込まれ、その状態でカーテン地の丈寸法が固定されることを特徴とするカーテン。 - カーテン地と、
このカーテン地の表面において、所定の間隔をおいて横一列に配置され、ぞれぞれの上端がカーテン地に直接または間接に係合された複数のクランプタイと、
上記カーテン地の表面における上記クランプタイの係合箇所よりも下方に取り付けられ、各クランプタイの下端が挿通される複数のクランプとを備え、
各クランプをクランプタイに沿って上方向に摺動させ、任意の位置で係止させることにより、カーテン地の一部が折り込まれ、その状態でカーテン地の丈寸法が固定されることを特徴とするカーテン。 - カーテン地と、
このカーテン地の裏面において、所定の間隔をおいて横一列に配置固定された複数のフックと、
上記フックの固定箇所よりも下方において横一列に配置され、ぞれぞれの上端がカーテン地に直接または間接に係合された複数のチェーン部材とを備え、
各チェーン部材の任意の輪を上記のフックに係合させることにより、カーテン地の一部が裏面側に折り込まれ、その状態でカーテン地の丈寸法が固定されることを特徴とするカーテン。 - カーテン地と、
このカーテン地の表面において、所定の間隔をおいて横一列に配置固定された複数のフックと、
上記フックの固定箇所よりも下方において横一列に配置され、ぞれぞれの上端がカーテン地に直接または間接に係合された複数のチェーン部材とを備え、
各チェーン部材の任意の輪を上記のフックに係合させることにより、カーテン地の一部が折り込まれ、その状態でカーテン地の丈寸法が固定されることを特徴とするカーテン。 - カーテン地と、
このカーテン地の裏面において、所定の間隔をおいて横一列に配置固定された複数のバックルと、
上記バックルの固定箇所よりも下方において横一列に配置され、ぞれぞれの上端部がカーテン地に固定された複数のベルト部材とを備え、
各ベルト部材の下端を上記のバックルに係合させ、任意の位置で係止させることにより、カーテン地の一部が裏面側に折り込まれ、その状態でカーテン地の丈寸法が固定されることを特徴とするカーテン。 - カーテン地と、
このカーテン地の表面において、所定の間隔をおいて横一列に配置固定された複数のバックルと、
上記バックルの固定箇所よりも下方において横一列に配置され、ぞれぞれの上端部がカーテン地に固定された複数のベルト部材とを備え、
各ベルト部材の下端を上記のバックルに係合させ、任意の位置で係止させることにより、カーテン地の一部が折り込まれ、その状態でカーテン地の丈寸法が固定されることを特徴とするカーテン。 - 上記カーテン地の下辺に雄ファスナまたは雌ファスナの何れか一方を縫合し、
他のカーテン地の上辺に雄ファスナまたは雌ファスナの何れか他方を縫合し、
両カーテン地をファスナを介して着脱自在に係合することを特徴とする請求項1〜13の何れかに記載のカーテン。 - 上記他のカーテン地の表面に、横一列に配置固定された複数の伸縮部材を備えており、
各伸縮部材が、1本の紐を折り曲げた第1の引き紐と、同じく1本の紐を折り曲げた第2の引き紐と、カバー布とを備え、
第1の引き紐の折り曲げ部がカーテン地の表面下部に縫着されると共に、第2の引き紐の折り曲げ部がカーテン地の表面上部に縫着されており、
両引き紐の折曲げ部は上記カバー布によって覆われると共に、カバー布の周囲はカーテン地の表面に縫合され、
各引き紐の両端部は、カバー布に形成された穴から外部に導出されており、
各引き紐の端部を上下に引くとカーテン地が上下に収縮し、
この状態で各引き紐の両端部を結ぶことにより、カーテン地の丈寸法が固定されることを特徴とする請求項14に記載のカーテン。 - カーテン地と、
このカーテン地の裏面の天部に対して、芯地テープの上辺、下辺及び一方の側辺を縫合することによって形成された袋体と、
この袋体内に摺動自在に収納され、先端部が上記袋体内に縫合された平型のゴム紐またはテープと、
このゴム紐またはテープの長手方向に沿って所定間隔で形成された複数のボタン穴と、
上記袋体の開口部近傍に縫合されたボタンとを備え、
上記ゴム紐またはテープの後端部を引き出してカーテン地の天部に複数の襞を形成し、ゴム紐またはテープのボタン穴を上記ボタンに係合させることにより、カーテン地の幅寸法が固定されることを特徴とするカーテン。 - カーテン地と、
このカーテン地の表面の天部に対して、芯地テープの上辺、下辺及び一方の側辺を縫合することによって形成された袋体と、
この袋体内に摺動自在に収納され、先端部が上記袋体内に縫合された平型のゴム紐またはテープと、
このゴム紐またはテープの長手方向に沿って所定間隔で形成された複数のボタン穴と、
上記袋体の開口部近傍に縫合されたボタンとを備え、
上記ゴム紐またはテープの後端部を引き出してカーテン地の天部に複数の襞を形成し、ゴム紐またはテープのボタン穴を上記ボタンに係合させることにより、カーテン地の幅寸法が固定されることを特徴とするカーテン。 - カーテン地と、
このカーテン地の裏面の天部に対して、芯地テープの上辺、下辺及び一方の側辺を縫合することによって形成された袋体と、
この袋体内に摺動自在に収納され、先端部が上記袋体内に縫合された平型のゴム紐またはテープと、
上記袋体の開口部近傍に縫合されたバックルとを備え、
上記ゴム紐またはテープの後端部を引き出してカーテン地の天部に複数の襞を形成し、ゴム紐またはテープの後端部を上記バックルに係合させることにより、カーテン地の幅寸法が固定されることを特徴とするカーテン。 - カーテン地と、
このカーテン地の表面の天部に対して、芯地テープの上辺、下辺及び一方の側辺を縫合することによって形成された袋体と、
この袋体内に摺動自在に収納され、先端部が上記袋体内に縫合された平型のゴム紐またはテープと、
上記袋体の開口部近傍に縫合されたバックルとを備え、
上記ゴム紐またはテープの後端部を引き出してカーテン地の天部に複数の襞を形成し、ゴム紐またはテープの後端部を上記バックルに係合させることにより、カーテン地の幅寸法が固定されることを特徴とするカーテン。 - カーテン地と、
このカーテン地の裏面の天部に対して、その上辺、下辺、及び両側辺が縫合された芯地テープと、
この芯地テープにおいて、所定の間隔を隔てて形成された複数の縦スリットと、
各縦スリット間に摺動自在に挿通され、先端部が上記芯地テープの一方の側辺近傍に縫合された平型のゴム紐またはテープと、
このゴム紐またはテープの長手方向に沿って所定間隔で形成された複数のボタン穴と、
上記芯地テープの他方の側辺近傍に縫合されたボタンとを備え、
上記ゴム紐またはテープの後端部を引き出してカーテン地の天部に複数の襞を形成し、ゴム紐またはテープのボタン穴を上記ボタンに係合させることにより、カーテン地の幅寸法が固定されることを特徴とするカーテン。 - カーテン地と、
このカーテン地の表面の天部に対して、その上辺、下辺、及び両側辺が縫合された芯地テープと、
この芯地テープにおいて、所定の間隔を隔てて形成された複数の縦スリットと、
各縦スリット間に摺動自在に挿通され、先端部が上記芯地テープの一方の側辺近傍に縫合された平型のゴム紐またはテープと、
このゴム紐またはテープの長手方向に沿って所定間隔で形成された複数のボタン穴と、
上記芯地テープの他方の側辺近傍に縫合されたボタンとを備え、
上記ゴム紐またはテープの後端部を引き出してカーテン地の天部に複数の襞を形成し、ゴム紐またはテープのボタン穴を上記ボタンに係合させることにより、カーテン地の幅寸法が固定されることを特徴とするカーテン。 - カーテン地と、
このカーテン地の裏面の天部に対して、その上辺、下辺、及び両側辺が縫合された芯地テープと、
この芯地テープにおいて、所定の間隔を隔てて形成された複数の縦スリットと、
各縦スリット間に摺動自在に挿通され、先端部が上記芯地テープの一方の側辺近傍に縫合された平型のゴム紐またはテープと、
上記芯地テープの他方の側辺近傍に固定されたバックルとを備え、
上記ゴム紐またはテープの後端部を引き出してカーテン地の天部に複数の襞を形成し、ゴム紐またはテープの後端部を上記バックルに係合させることにより、カーテン地の幅寸法が固定されることを特徴とするカーテン。 - カーテン地と、
このカーテン地の表面の天部に対して、その上辺、下辺、及び両側辺が縫合された芯地テープと、
この芯地テープにおいて、所定の間隔を隔てて形成された複数の縦スリットと、
各縦スリット間に摺動自在に挿通され、先端部が上記芯地テープの一方の側辺近傍に縫合された平型のゴム紐またはテープと、
上記芯地テープの他方の側辺近傍に固定されたバックルとを備え、
上記ゴム紐またはテープの後端部を引き出してカーテン地の天部に複数の襞を形成し、ゴム紐またはテープの後端部を上記バックルに係合させることにより、カーテン地の幅寸法が固定されることを特徴とするカーテン。 - カーテン地と、
このカーテン地の一面において、所定の間隔をおいて横一列に設けられた複数の環状部と、
各環状部に先端側が挿通された複数の紐状部材と、
各紐状部材の後端側に着脱自在に装着されたストッパと、
各紐状部材の先端部を、上記カーテン地の一面における上記環状部形成箇所よりも下方に係合する係合手段とを備え、
各ストッパを緩めて紐状部材の後端部を引き出すことにより、カーテン地の一面における紐状部材の先端部と係合された箇所が上方向に移動してカーテン地の一部が折り込まれ、
任意の位置でストッパを紐状部材に係止することにより、カーテン地の丈寸法が固定されることを特徴とするカーテン。 - 上記カーテン地の一面において、上記環状部形成箇所よりも下方に設けられた第1の係合対象部と、
上記第1の係合対象部よりも下方に設けられた第2の係合対象部と、
上記紐状部材の先端部に設けられた係合部材とを備え、
この係合部材の係合対象を、第1の係合対象部と第2の係合対象部との間で選択することにより、カーテン地の丈寸法が変化することを特徴とする請求項24に記載のカーテン。 - カーテン地と、
このカーテン地の一面において、所定の間隔をおいて横一列に配置固定された複数のコキ付バックルと、
各バックルに係合されたベルト部材と、
各ベルト部材の先端部を、上記カーテン地の一面における上記バックル固定箇所よりも下方に係合する係合手段とを備え、
各バックルに係合されたベルト部材の後端部を引き出すことにより、カーテン地の一面におけるベルト部材の先端部と係合された箇所が上方向に移動してカーテン地の一部が折り込まれ、
任意の位置でベルト部材の引き出しを停止することにより、バックルのコキによってカーテン地の丈寸法が固定されることを特徴とするカーテン。 - 上記カーテン地の一面において、上記バックル形成箇所よりも下方に設けられた第1の係合対象部と、
上記第1の係合対象部よりも下方に設けられた第2の係合対象部と、
上記ベルト部材の先端部に設けられた係合部材とを備え、
この係合部材の係合対象を、第1の係合対象部と第2の係合対象部との間で選択することにより、カーテン地の丈寸法が変化することを特徴とする請求項26に記載のカーテン。 - カーテン地と、
このカーテン地の一面において、横一列に配置固定された複数の伸縮部材を備えており、
各伸縮部材は、少なくとも1本の紐と、カバー布とを備え、
上記紐の下端部はカーテン地の一面に固定されると共に、上記カバー布によって覆われ、
このカバー布の周囲はカーテン地の一面に縫合され、
上記紐の上端部はカバー布に形成された穴から外部に導出されており、
この紐の上端部をカバー布から引き出すとカーテン地が上下に収縮し、
この状態で紐の上端部を係止してカバー布内への戻りを規制することにより、カーテン地の丈寸法が固定されることを特徴とするカーテン。 - カーテン地と、
このカーテン地の一面において、横一列に配置固定された複数の伸縮部材を備えており、
各伸縮部材は、折り曲げた紐と、カバー布とを備え、
上記紐の折曲げ部はカーテン地の一面に係合されると共に、上記カバー布によって覆われ、
このカバー布の周囲はカーテン地の一面に縫合され、
紐の両端部はカバー布に形成された穴から外部に導出されており、
各紐の両端部を引き出すとカーテン地が上下に収縮し、
この状態で各紐の両端部を結んでカバー布内への戻りを規制することにより、カーテン地の丈寸法が固定されることを特徴とするカーテン。 - カーテン地と、
このカーテン地の一面に上端部が係止され、相互に所定の間隔をおいて横一列に配置された複数の第1の紐状部材と、
カーテン地の一面に下端部が係止され、相互に所定の間隔をおいて横一列に配置された複数の第2の紐状部材とを備え、
第2の紐状部材の係止箇所と、対応する第1の紐状部材の係止箇所との間には、所定の間隙が設けられており、
第1の紐状部材の下端側と第2の紐状部材の上端側を絡め、必要量絞り込むことによってカーテン地の一部が折り込まれ、
任意の位置で両紐状部材を締結することにより、カーテン地の丈寸法が固定されることを特徴とするカーテン。 - カーテン地の下辺側に、一定の間隔をおいて複数本のスリットを入れることにより、複数の短冊部を形成し、
各短冊部の下端に第1の係合部を設けると共に、第1の係合部の上部に第2の係合部を設け、
各短冊部を折り返して第1の係合部と第2の係合部を係合させることにより、カーテン地の丈寸法の収縮及び固定が実現されることを特徴とするカーテン。 - 上記の各短冊部には、第2の係合部が相互に所定の距離をおいて複数設けられており、第1の係合部と係合させる第2の係合部を選択することにより、カーテン地の収縮量を可変となしたことを特徴とする請求項30に記載のカーテン。
- カーテン地と、
このカーテン地の上辺に沿って所定間隔で設けられた複数の紐状部材とを備えており、
隣接した紐状部材同士を絡め、必要量絞り込むことによってカーテン地の幅寸法が収縮し、
任意の位置で両紐状部材を締結することにより、カーテン地の幅寸法が固定されることを特徴とするカーテン。 - 上記カーテン地の上辺に沿って、複数の穴部を所定間隔で形成し、
カーテン地の一面に後端部が係合された紐状部材の先端部を各穴部からカーテン地の他面側に導出したことを特徴とする請求項32に記載のカーテン。
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