JP2009082332A - カーテンとカーテンレール間の高さ調整の装置。 - Google Patents
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Abstract
【課題】窓周りに取り付けるカーテンやベット周りに取り付ける間仕切りカーテンに、今まで高さ調整の装置が無かった為、購入コストが割高である、既製カーテンの過剰在庫、過敏な在庫管理体制、少ない種類からの選定、消防法施工規則13条2の抵触、後に安易に高さ変更出来ない、スプリンクラーの散水の妨げ、しいてはカーテン業界全体の活性化の妨げとなっていた。
【解決手段】カーテン附帯部品であるカーテンフックとカーテンレール附帯部品であるランナーの間に、接続した高さ調整の装置を用いて、カーテン高さの移動を容易にするものである。
【選択図】図1
【解決手段】カーテン附帯部品であるカーテンフックとカーテンレール附帯部品であるランナーの間に、接続した高さ調整の装置を用いて、カーテン高さの移動を容易にするものである。
【選択図】図1
Description
この発明は、カーテンとカーテンレール間に用いる、高さ調整の装置に関する。
従来、一般消費者が求める窓周りに設置するカーテンは、主に外部からの目隠しをする目的として設置されるが、他に断熱、遮音、調光の機能目的や、色、柄、素材、形の装飾目的に使用されている。また、出来合いの既製カーテンと、都度注文によって縫製加工されるオーダーカーテンと、既製カーテンを安易に縫製加工する事が可能なイージーオーダーカーテンの3タイプにより、カーテン需要に対応している。
既製カーテンは、あらかじめ所定の寸法(巾、丈)に、縫製加工されており、消費者は、機能、大きさ、形、色、柄、素材が、ある程度制限された条件の中から選定している。また購入先は、主に量販店やホームセンター等の店内に専門の販売相談員を配置しない販売先で購入している。これらは、色、サイズを大量生産することで、生産コストを抑え、安価なカーテンを市場に供給している。
これらのカーテンは、生地を安価な量産品を使い、縫製を必要最小限の縫製方法にて、合理化された縫製の流れ作業を行い、賃金コストが安価な地域、場合によっては先進途上国で量産製作し、流通業者の数を最小限に抑え、薄利多売の量販店で販売する事が、安価な価格の理由として上げられる。また、それらを購入しようとする消費者は、機能性、装飾性について、あまり多くを希望しない消費者が購入する事が多い。
オーダーカーテンは、都度、目的に合わせた内容に基づき、大きさ、形、色、柄、素材を多くの見本帳やカタログの中から選定する事が可能で、消費者は、インテリアショップ、内装業社の専門の販売相談員が配置された販売先で購入している。これらは、本来デリケートであるカーテンやカーテン工事に、専門の販売相談員の知識を提供し、高価であるが、購入者の希望に沿った間違いの無い、失敗しないカーテン製品やカーテン工事を供給している。
これらの専門の販売相談員は、顧客の希望する所定の窓等の寸法を把握し、顧客の希望する、機能、大きさ、形、色、柄、素材を出来るだけ尊重しながら、更に、カーテンを取り付け完成品とする為に、レール等の附帯部品とのバランスを考慮するなどの技術、知識、経験を要している。
イージーオーダーカーテンは、既製カーテンの規制された条件の中から、唯一、丈の長さを好みの長さに指定出来るカーテンで、比較的デリケートとされ、トラブルが多く発生する丈の長さのトラブルを解消するものである。丈以外は先行して縫製加工も可能な為、オーダーカーテンより安価であるが、既製カーテンよりは、高価なものとなっている。
この場合も既製カーテンと同じく、専門の販売相談員をあまり必要としない事が多い。販売員は顧客の指定するカーテンの丈を確認、もしくは顧客の所定の窓等の採寸を行い、縫製加工所もしくはカーテンメーカーに縫製依頼を行う。このような単純な作業のみで、技術、知識、経験をあまり必要としない広域商品販売員で対応している場合が多い。
以上の3タイプに一般消費者の需要があるとされているが、その中の既製カーテンについて更に背景を以下の通りまとめる。 既製カーテンを求める消費者は、多くの場合が、外からの視線を遮る目隠しを最大目的として購入しており、断熱性が無い、遮音性が無い、遮光性が無い等の機能性を軽視している。
また、カーテンが長く引きずる場合や、図13、図14のようにカーテンが短い等のサイズの多少の違いや、色、柄、素材、形等の装飾性にも、それ程のニーズを持っておらず、カーテンを選ぶ際は、安価であり、外からの目隠しが出来る事を購入時の最大の条件としている。また、量販店、ホームセンター等より、購入時に、現品を入手可能出来る事も、購入条件の対象となっている。
既製カーテンは、1品種に対し、複数の所定のサイズと複数の色違い品が有り、多くのアイテム数がある。サイズに関しては、幅が半間、一間、一間半、二間の4タイプ、丈に関しては、主に腰窓の大と小タイプ、掃き出し窓用タイプ、欄間用タイプの4タイプがあり、色違い品についても暖色系、寒色系等の2タイプが一般的である。
仮に1品種に対し、サイズ16アイテム、色違い品2アイテムすべてを商品として揃えると32タイプのアイテム数となり、更に在庫として複数枚を準備しなくてはならない流通業者、販売店である量販店やホームセンターでは、在庫の管理に特に敏感となっている。
このような在庫管理状況の中、複数の既製カーテンを求める一般消費者は、品種や色、サイズを希望通りに購入することは難しく、その場で購入できる利点を持つ既製カーテンでも注文扱いとなる事が多く、入手まで数日の日数を必要としている。
多くの既製カーテンは、プリーツ(ひだ)が有る事により、幅サイズが大き過ぎる事があっても、美観を損ねる事が無い。また丈サイズは、掃き出し窓のような床に接する場合は、長すぎても短すぎてもいけないが、腰窓のような窓の場合は、一般的に多少長く仕上げるのが一般的である。
カーテンの丈の長さを希望の長さにするには、オーダーカーテンとイージーオーダーカーテンとで、好みの長さに仕立てる方法があった。カーテン附帯品であるカーテンフックにより、数センチまでの長さ調整が可能であったが、カーテンレール附帯部品のランナーと、カーテン附帯品のカーテンフック間とで、長さを調整出来うる調整器具は存在しなかった。
次に、病院や治療室、老人介護施設等に用いられる間仕切りカーテンについて、従来の技術背景を示す。 診察、治療中の目隠しや病院、介護施設等の入院や入所用の居室において、複数人が同一の居室に滞在する場合に、個々のプライバシーを守る為、間仕切りカーテンを用いている。
この間仕切りカーテンは、火災等の災害時に被害を最小限に防ぐ為、消防法にて規制されており、特に素材や設置方法について厳しく制限されている。 消防法によるスプリンクラーの設置について、スプリンクラーの効果を効率よく有効にする為に、間仕切りカーテンの設置方法が、主に二種類の設置方法で行われている。
いずれの場合もカーテンCの丈の長さは、大半が、一・六メートルから一・九メートルの間となっており、人間の通常生活内の目線で、隠れる高さとなっている。
スプリンクラーから放射される消化水が、有効に散水される為と、消防法施工規則十三条の二に示す通り、スプリンクラーヘッドのデフレクターから下方〇・四五メートル(易燃性の可燃物を収納する部分に設けられるスプリンクラーヘッドにあっては、〇・九メートル)以内で、かつ、水平方向〇・三メートル以内には、何も設けられ、又は置かれていない事と示されており、これを順守する為、必然的に二種類の設置方法が、一般化されたと考えられる。
その設置方法の一つは、カーテンレールを天井より、数十センチメートル吊り下げて、間仕切りカーテンと天井の間を開放する事により、居室天井のスプリンクラーから効率良い散水が出来るよう考慮されるものである。天井に設置される照明器具等の位置や目隠しする為の対象物のサイズ、位置等を考慮して、居室状況(現場)に合わせ、柔軟に設置する事が特徴であり、利点である。
この設置方法は、カーテンレールを天井から吊り下げる事を目的とした吊り棒なる部材により、その取り付ける居室の天井高さや、目隠しする為の対象物を考慮して、スプリンクラーの散水効果が得られる高さを決定し、カーテンレールやカーテン等と共に取り付けを行う。居室(現場)で多少位置や高さを調整しながら取り付けるため、居室(現場)製造型といえる。
設置方法の二つめは、事前に天井に設置される照明器具等の位置や目隠しする為の対象物の位置やサイズ等を把握した上で、カーテンレールを天井に直接もしくは、取り付け金具を用いて取り付け、間仕切りカーテン上部に、所定のサイズのメッシュ部を設けた間仕切りカーテンを設置する方法であり、この方法も居室天井のスプリンクラーから散水される消化水が、メッシュ部を貫通し効率良い散水が出来るよう考慮したものである。
この設置方法の特徴は、設計時等の事前に、メッシュ付カーテンのサイズ等が決定され、製造される。この事前に製造されたメッシュ付カーテンは、居室(現場)に取り付けられる事前製造型といえる。この方法は、居室(現場)での作業が軽減される利点がある。
カーテンレールの附帯部品であるランナーには、図5、図6、図7、図8で示すランナーを連結する紐状の装置B1、ランナーを連結する各々の紐状の装置B1-1、B1-2、B1-3、B1-4は設置されていなかった。この装置は、各々のランナーを連結するものであり、先頭のランナーが後続のランナーを引率することで、カーテンの開閉をスムーズにするものである。
しかしながら、従来の既製カーテンや病院、治療室、老人介護施設等に用いられる間仕切りカーテンは、以下の課題が有り、それらを必要とする購入者やエンドユーザー、供給側のメーカー、流通業者、小売業者や工事業者等の利便性に欠ける所があると考えられる。
既製カーテンは多種多様の窓サイズに対応する為、メーカー、流通業、販売店側の在庫が著しく増大し、かといって種類を減らすと、顧客の要望に添えなくなる等の問題が浮上する。消費者側は低価格でありながら、色柄など出来るだけ、好みの品を好みの数だけ必要としているが、供給側は低価格であるにもかかわらず、消費者の必要とする品や数に対応しなくてはならない現状である。この事が更に価格の合理化をするにあたっての弊害となっている。
この問題は、既製カーテンを求める側と提供する側において、非常に重大な問題であり、双方が相手側の主張を少しでも取入れる事により、既製カーテンの需要と供給のバランスが崩れるほどの致命的問題である。製造メーカーや流通業者は、消費者側のニーズに応える為、過剰な在庫や小口出荷を行い営業努力を重ねているが、この事が経営を圧迫する事となり、倒産や廃業に追い込まれている。
供給側の所定のサイズを大量生産供給による低価格の実現、消費者側の少ニーズによる供給側の在庫負担軽減が、好みの色柄素材を選べない消費者の不満と、在庫管理に神経質にならざるを得ない供給側の不満を作り上げてきた。
カーテンは、カーテンレールの附帯部品であるカーテンレールランナーに、取り付けるべき物とされている既成概念により、吊り下げる位置が、ほぼ決められている。この事が、多種多様に有る窓サイズへ対応する為に、既製カーテンが数多くのアイテム数を準備しなくてはならない状況にあった。
また、カーテンランナーの下部の穴(もしくはカンとも言う)は、カーテンを吊り下げる為の附帯部品であるカーテンフックだけを通す穴とされてきたが、この穴とカーテンフックの間に、カーテンの丈の長さを調整する部材が今まで無かった。その為、既製カーテンの場合、特に掃き出し窓のように床に接するカーテンは、裾部のみを縫製し直してから使用していた。カーテンフックによる数センチまでの長さ調整は、取り付ける窓を変える場合などの数十センチの長さ調整には、対応できなかった。
病院、治療室、老人介護施設等に用いられる間仕切りカーテンは、消防法の制限により、主に現場製造型のレール吊り下げタイプと、事前製造型のメッシュ付きカーテンタイプがあるが、個々の問題点を以下に示す。
レール吊り下げタイプは、レールを吊り下げる装置の吊り棒なる部材が、取り付け方により、消防法施工規則13条2に抵触する可能性がある。また、吊り下げたレールやカーテン本体の高さ調整を後に安易に行う事が出来ない。特に、スプリンクラーの散水が、効率良く行われるように、障害となるカーテンについては、高さ調整が必要であると考えられるが、高さ調整を安易に行うことは出来ない。
メッシュ付きカーテンタイプは、メッシュ上部の上ヘリ部が、スプリンクラーの散水を妨げ、効率よい散水が行えない。また、メッシュ部もメーカーやメッシュ生地の種類により、スプリンクラーの散水を妨げ、効率よい散水が行えない物も有る。ほとんどのメーカーは、メッシュ部の高さをあらかじめ数タイプに限定しており、細かな高さを指定することは出来ない。また、高さ調整を後で安易に行う事が出来ない。
間仕切りカーテンは、人間の通常生活内の目線で、目隠しをする場合、カーテンCの丈の長さは一・七メートル程で十分であるが、レール吊り下げやメッシュ付きカーテン等の装置や附帯部により高額なものとなっていた。
以上の課題を解決するために、第一発明は、カーテン附帯部品の同一移動組全てのフックとカーテンレールの附帯部品の同一移動組全てのランナーの間に接続した合成樹脂性、化学繊維もしくは金属性からなる紐状の高さ調整の装置であり、更に取り付け後に、紐を緩め、縛る事により、好みの高さに移動可能である装置。
第二発明は、カーテン附帯部品の同一移動組全てのフックとカーテンレールの附帯部品の同一移動組全てのランナーの間に接続した合成樹脂性、化学繊維もしくは金属性からなる紐状の高さ調整の装置であり、更に取り付け後に、紐を緩め、縛る事により、好みの高さに移動可能である装置。
第三発明は、カーテン附帯部品の各々のフックとカーテンレールの附帯部品の各々のランナーの間に接続した合成樹脂性、化学繊維もしくは金属性からなる高さ調整の装置であり、更に取り付け後に、ストッパー装置により、好みの高さに移動可能である装置。
第四発明は、請求項1、請求項2、請求項3により、カーテンレール附帯部品であるランナーの後行移動を防止する為、カーテンレールの附帯部品の同一移動組全てのランナーに接続された合成樹脂、化学繊維もしくは金属性からなる牽引装置。
以上の通り、本発明により既製カーテンは、多種多様の窓サイズに対応する各々のサイズタイプが減少する為、メーカー、流通業、販売店側の在庫が著しく減少し、消費者ニーズを満たす為の過剰在庫を解消できる。カーテンの丈サイズは、4タイプから2タイプ減らす事が可能となり、サイズアイテム数を減らすことが出来る。またそれにより、限定されたサイズを大量生産することが可能となる為、生産コストが下がり、販売価格を下げることが可能となる。
安価な価格帯が増える事により、従来の数年、十数年物カーテンから、季節による掛け換え需要が出て、新たな市場を作り出す可能性が出る。従来、メーカー、流通業者、販売店が抱えていた過剰在庫、小口発送コスト、欠品抑止の為の過敏な在庫管理を解消する事が可能となり業界全体の安定を図る事となる。
流通業者、販売店側は、サイズ種類が減少する事により、在庫スペースに余裕が出て、新たに他の色柄の既製カーテン在庫する事が可能となる。消費者側のニーズの一つでもある豊富な種類の中から選定する事が可能となる為、既製カーテン市場全体が活性化する。同じ種類、同じサイズの多くの在庫保有が可能となった流通業者、販売店側は、在庫欠品が減少する為、欠品の小口発送コストを縮小できる。
また既製カーテンを求める一般消費者は、販売店の売り場で、色、柄、素材の種類が多くなる事により、好みの色柄素材を選定できる。また供給側の販売価格の合理化により、購入しやすい価格帯が増え、季節によるカーテンの掛け換えの楽しみも増す。
また、カーテンレールランナーとカーテンフックの間に、カーテンの丈の長さを調整する装置が出来ることにより、既製カーテンの場合、特に掃き出し窓のように床に接するカーテンは、取り付ける窓を変える場合などでも数十センチの長さ調整が、可能となる。
レール吊り下げタイプが、取り付ける位置により、消防法施工規則13条2に抵触する恐れが有るが、高さ調整の装置を用いる事により、消防法施工規則を順守出来る。また、吊り下げたレールやカーテン本体の高さ調整を後に安易に行う事が出来ない等の問題も減る。特に、スプリンクラーの散水が、効率良く行われるように、障害となるカーテンについては、高さ調整を安易に行う事が出来る。レール吊り下げタイプは施工が困難であるが、高さ調整の装置へ移行する事で、取り付け現場での作業性が改善する。
高さ調整の装置は、メッシュ付きカーテンのようにメッシュ上部の上ヘリ部が無い為スプリンクラーの散水を妨げ、効率よい散水が行えない等の問題を解消できる。ほとんどのメッシュカーテンメーカーは、メッシュ部の高さをあらかじめ数タイプに限定しており、細かな高さを指定することは出来ないが、高さ調整の装置を導入する事により、後で安易に高さ調整を行う事が出来る。
牽引装置を高さ調整の装置と使うことによって、カーテンレールの附帯部品であるランナーが、均一に移動し、ランナーの後行移動を防止出来る。この事は、高さ調整の装置が長く、カーテン本体とランナーとの間隔が大きい場合でも、スムーズにカーテン開閉が可能となる。
この発明の一実施形態を、図1に示す。
カーテンを購入しようとする一般消費者が、例えば図9のようなカーテンを取り付けようとする窓に、数多くの品から好みの色、柄、風合いを選び出し、仮に図13、図14のようにカーテンの丈が短くても、図1、図10のような高さ調整の装置Bを用いて取り付けることが出来る。
カーテンを購入しようとする一般消費者が、例えば図9のようなカーテンを取り付けようとする窓に、数多くの品から好みの色、柄、風合いを選び出し、仮に図13、図14のようにカーテンの丈が短くても、図1、図10のような高さ調整の装置Bを用いて取り付けることが出来る。
この高さ調整の装置Bは、紐状のもので合成樹脂、化学繊維もしくは金属性からなり、カーテンフックC-1とレールランナーA-1を接続するものである。この間の長さXは、カーテン裾を好みの位置に移動する際に決定する。カーテンフックC-1とレールランナーA-1の高さ調整の装置Bとの接続は、いずれも直接もしくは間接に接続する事とする。
間接接続なる附帯部品は、リング状、フック状、スナップ状の形状で、材質を金属もしくは合成樹脂とし、安易に取り付けや取り外しをする為に設ける。長さXは固定される為、図4のような特に病院や治療室、老人介護施設等に用いられる間仕切りカーテン等にも利用範囲が広がる。その場合、火災時の延焼を防止する為のカーテン撤去が、フック状、スナップ状の間接接続なる附帯部品により、速やかに行われる。
また、高さ調整の装置Bに、数色の色数を準備する事で、カーテンの同系色や反対色をコーディネートし、高い装飾効果を期待できる。図3や図11のような上飾りカーテンを取り付ける事も可能な為、新しいカーテンスタイルを提供出来き、一般消費者もそれを創造する楽しみが出来る。
取り付けは、各々のレールランナーと各々のカーテンフックを接続するだけであるが、特徴としては、高さ調整の装置の長さXが固定となっている事である。
この発明の二実施形態を、図2に示す。
一実施形態同様、カーテンを購入しようとする一般消費者が、例えば図9のようなカーテンを取り付けようとする窓に、数多くの品から好みの色、柄、風合いを選び出し、仮に図13、図14のようにカーテンの丈が短くても、図2、図10のような高さ調整の装置Bを用いて取り付けることが出来る。
一実施形態同様、カーテンを購入しようとする一般消費者が、例えば図9のようなカーテンを取り付けようとする窓に、数多くの品から好みの色、柄、風合いを選び出し、仮に図13、図14のようにカーテンの丈が短くても、図2、図10のような高さ調整の装置Bを用いて取り付けることが出来る。
この高さ調整の装置Bは、紐状のもので合成樹脂、化学繊維もしくは金属性からなり、カーテンフックC-1とレールランナーA-1を接続するものである。この間の長さXは、カーテン裾を好みの位置に移動する際に決定するが、同一移動組全てのカーテンフックとレールランナーと連結している為、カーテン開閉時に長さが多少変る。カーテンフックC-1とレールランナーA-1の高さ調整の装置Bとの接続は、いずれも直接もしくは間接に接続する事とする。
間接接続なる附帯部品は、リング状、フック状、スナップ状の形状で、材質を金属もしくは合成樹脂とし、安易に取り付けや取り外しをする為に設ける。図4の様な特に病院や治療室、老人介護施設等に用いられる間仕切りカーテン等にも利用範囲が広がる。その場合、火災時の延焼を防止する為のカーテン撤去がフック状、スナップ状の間接接続なる附帯部品により、速やかに行われる。
また、高さ調整の装置Bの一部分をはさみもしくはカッターで切断する事により、カーテンを瞬時にして脱落させる事も可能である。また高さ調整の装置Bに、数色の色数を準備する事で、カーテンの同系色や反対色をコーディネートし、高い装飾効果を期待できる。図3や図11のような上飾りカーテンを取り付ける事も可能な為、新しいカーテンスタイルを提供出来き、一般消費者もそれを創造する楽しみが出来る。
この発明の最大なる特徴は、1本の紐状からなる高さ調整装置である為、取り付けが簡単である事と、製造コストが安価である事である。その為、一般家庭で使われる既製カーテンと共に設置される事が大いに予想される。
取り付けは、高さ調整の装置Bを同一移動組全てのレールランナーA1-1、A1-2、A1-3、A1-4、A1-5に接続後、各々のカーテンフックC1-1、C1-2、C1-3、C1-4、C1-5を各々のレールランナー間に接続し、最後に好みの高さに合わせ、余分な紐を縛るだけの作業となる。その為、後に高さを変更する場合は容易に変更作業が可能である。
この発明の三実施形態を、図3に示す。
一実施形態同様、カーテンを購入しようとする一般消費者が、例えば図9のようなカーテンを取り付けようとする窓に、数多くの品から好みの色、柄、風合いを選び出し、仮に図13、図14のようにカーテンの丈が短くても、図12のような高さ調整の装置を用いて取り付けることが出来る。
一実施形態同様、カーテンを購入しようとする一般消費者が、例えば図9のようなカーテンを取り付けようとする窓に、数多くの品から好みの色、柄、風合いを選び出し、仮に図13、図14のようにカーテンの丈が短くても、図12のような高さ調整の装置を用いて取り付けることが出来る。
この高さ調整の装置の材質は、金属性、化学繊維もしくは合成樹脂性であり、カーテンフックC-1とレールランナーA-1を接続するものである。この間の長さXは、カーテン裾を好みの位置に移動する際に決定するが、この高さ調整の装置本体D-2をストッパーD-3が移動し好みの位置で固定出来る為、取り付け、取り外し、高さ調整を安易に出来る物である。
高さ調整の装置に、数色の色数を準備する事で、カーテンの同系色や反対色をコーディネートし、高い装飾効果を期待できる。図3や図11のような上飾りカーテンを取り付ける事も可能な為、新しいカーテンスタイルを提供出来き、一般消費者もそれを創造する楽しみが出来る。
この発明の最大なる特徴は、各々の高さ調整Bのストッパー部分D-3を移動させる事により、高さXを容易に変更することが可能である。取り付けは、各々のレールランナーと各々のカーテンフックを接続するだけである。
この発明の四実施形態を、図8に示す。
レールランナー間を接続する牽引装置B-1は、先頭のランナーが後続のランナーを引率することで、カーテンの開閉をスムーズにするものである。特に本発明の一実施形態、二実施形態、三実施形態のような、高さ調整の装置がある場合は、先頭のランナーの移動する力を後続のランナーに伝える事で、ランナーの後行移動を防止するものである。
レールランナー間を接続する牽引装置B-1は、先頭のランナーが後続のランナーを引率することで、カーテンの開閉をスムーズにするものである。特に本発明の一実施形態、二実施形態、三実施形態のような、高さ調整の装置がある場合は、先頭のランナーの移動する力を後続のランナーに伝える事で、ランナーの後行移動を防止するものである。
この牽引装置B-1の材質は、合成樹脂性、化学繊維性もしくは金属性からできており、取り付けは、同一移動組全てのレールランナーに直接もしくは間接接続するだけである。間接接続なる附帯部品は、リング状、フック状、スナップ状の形状で、材質を金属もしくは合成樹脂とし、安易に取り付けや取り外しをする為に設ける。B1-1、B1-2、B1-3、B1-4の長さは均一であるが、カーテンフック間と同じ長さが望ましいと考えられる。
A:カーテンレール。
B:高さ調整の装置。
C:カーテン。
D:病院、治療室、老人介護施設等で用いられるベット。
A1:カーテンレール附帯部品であるランナー。
B1:ランナーを連結する紐状の装置。
A1-1、A1-2、A1-3、A1-4、A1-5:各々のランナー。
B1-1、B1-2、B1-3、B1-4:ランナーを連結する各々の紐状の装置。
C1-1、C1-2、C1-3、C1-4、C1-5:カーテン附帯部品である各々のカーテンフック。
X:カーテンとレールの間の高さを示す。
D-1:高さ調整の装置のランナーと接するフック部分。
D-2:高さ調整の装置の本体部分。
D-3:高さ調整の装置の本体部分を上下に移動するストッパー部分。
D-4:高さ調整の装置のカーテンフック部分と接するリング部分。
C-1:カーテン附帯部品である各々のカーテンフック。
B:高さ調整の装置。
C:カーテン。
D:病院、治療室、老人介護施設等で用いられるベット。
A1:カーテンレール附帯部品であるランナー。
B1:ランナーを連結する紐状の装置。
A1-1、A1-2、A1-3、A1-4、A1-5:各々のランナー。
B1-1、B1-2、B1-3、B1-4:ランナーを連結する各々の紐状の装置。
C1-1、C1-2、C1-3、C1-4、C1-5:カーテン附帯部品である各々のカーテンフック。
X:カーテンとレールの間の高さを示す。
D-1:高さ調整の装置のランナーと接するフック部分。
D-2:高さ調整の装置の本体部分。
D-3:高さ調整の装置の本体部分を上下に移動するストッパー部分。
D-4:高さ調整の装置のカーテンフック部分と接するリング部分。
C-1:カーテン附帯部品である各々のカーテンフック。
Claims (4)
- カーテン附帯部品の各々のフックとカーテンレールの附帯部品の各々のランナーの間に接続した合成樹脂性、化学繊維もしくは金属性からなる紐状の高さ調整の装置。
- カーテン附帯部品の同一移動組全てのフックとカーテンレールの附帯部品の同一移動組全てのランナーの間に接続した合成樹脂性、化学繊維もしくは金属性からなる紐状の高さ調整の装置であり、更に取り付け後に、紐を緩め、縛る事により、好みの高さに移動可能である装置。
- カーテン附帯部品の各々のフックとカーテンレールの附帯部品の各々のランナーの間に接続した合成樹脂性、化学繊維もしくは金属性からなる高さ調整の装置であり、更に取り付け後に、ストッパー装置により、好みの高さに移動可能である装置。
- 請求項1、請求項2、請求項3によりカーテンレール附帯部品のランナーの後行移動を防止する為、カーテンレールの附帯部品の同一移動組全てのランナーに接続された合成樹脂、化学繊維もしくは金属性からなる牽引装置。
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- 2007-09-28 JP JP2007254371A patent/JP2009082332A/ja active Pending
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