JP2008099903A - ウッド型ゴルフクラブヘッド - Google Patents

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Abstract

【課題】フェース部の高反発エリアを拡大して平均飛距離を増大させる。
【解決手段】ボールを打撃するフェース部3を具え、かつ、内部に中空部が設けられたの中空構造のウッド型ゴルフクラブヘッドである。規定のライ角α及びロフト角でヘッド1を水平面HPに置いた基準状態において、フェース部3の裏面のトウ・ヒール方向の最大長さWと、フェース部3の裏面の上下方向の最大長さHとをそれぞれ3等分する垂直面V1、V2及び水平面H1、H2により、フェース2の裏面を9つの領域に仮想区分したときに、各領域の平均厚さを相互に関係付けることを特徴とする。
【選択図】図2

Description

本発明は、フェース部の高反発領域を拡大して打球の平均飛距離を増大させ得るウッド型ゴルフクラブヘッドに関する。
近年、ゴルフ規則の改正により、ウッド型ゴルフクラブヘッドの反発性能の上限が制限されるようになった。具体的に述べると、公式競技で使用されるゴルフクラブは、フェース部の中央での反発係数が0.830以下に抑えられなければならない。一方で、打球の飛距離のさらなる向上が多くのゴルファに望まれているのはこれまで通りである。従って、前記ゴルフ規則を満足しつつ打球の飛距離のさらなる向上を図ることは、ゴルフクラブメーカにとって非常に重要な課題である。
ところで、プロゴルファと言えども、ボールを打撃する位置は常にフェースの中央ではなく、トウ・ヒール方向にばらつく。発明者らは、鋭意研究を重ねた結果、フェース部の中央での反発係数をゴルフ規則内に抑えつつ、そのトウ側及びヒール側の領域の反発係数を従来に比して高めることを試みた。そして、フェース部において反発係数が大きい高反発領域を拡大させることにより、打球の平均飛距離を向上させることに成功するに至った。
なお、クラブヘッドのフェース部の厚さを規定した技術としては次のものが提案されている。
特開2006−175135号公報
本発明は、以上のような実情に鑑み案出なされたもので、フェース部の裏面のトウ・ヒール方向の最大長さWと、上下方向の最大長さHとをそれぞれ3等分する垂直面及び水平面により、フェース部の裏面を9つの領域に仮想区分し、各領域の平均厚さを互いに関連づけて規制することを基本として、フェース部の高反発領域をトウ・ヒール方向に拡大させ、ひいては打球の平均飛距離を増大させるのに役立つウッド型ゴルフクラブヘッドを提供することを主たる目的としている。
本発明のうち請求項1記載の発明は、ボールを打撃するフェース部を具え、かつ、内部に中空部が設けられた中空構造のウッド型ゴルフクラブヘッドであって、規定のライ角及びロフト角でヘッドを水平面に置いた基準状態において、前記フェース部の裏面のトウ・ヒール方向の最大長さWと、前記フェース部の裏面の上下方向の最大長さHとをそれぞれ3等分する垂直面及び水平面により、前記フェースの裏面を9つの領域に仮想区分したときに、各領域の平均厚さが下記の(a)〜(g)の関係を満足する。
(a)tTU<tCU>tHU
(b)tTC<tCC>tHC
(c)tTB<tCB>tHB
(d)tTU>tTC<tTB
(e)tHU>tHC<tHB
(f)9つの領域のうち最大の平均厚さの値は2.8〜3.5mm
(g)9つの領域のうち最小の平均厚さの値は1.6〜2.3mm
ただし、上記各記号は次の通りである。
tTU:トウ側かつ上部の領域であるトウ上部領域の平均厚さ
tTB:トウ側かつ下部の領域であるトウ下部領域の平均厚さ
tTC:トウ上部領域とトウ下部領域との間のトウ中間領域の平均厚さ
tHU:ヒール側かつ上部の領域であるヒール上部領域の平均厚さ
tHB:ヒール側かつ下部の領域であるヒール下部領域の平均厚さ
tHC:ヒール上部領域とヒール下部領域との間のヒール中間領域の平均厚さ
tCU:トウ上部領域とヒール上部領域との間の中央上部領域の平均厚さ
tCC:トウ中間領域とヒール中間領域との間の中央領域の平均厚さ
tCB:トウ下部領域とヒール下部領域との間の中央下部領域の平均厚さ
また請求項2記載の発明は、下記の関係(h)をさらに満足する請求項1記載のウッド型ゴルフクラブヘッドである。
(h)tCU>tCC<tCB
また請求項3記載の発明は、下記の関係(i)をさらに満足する請求項1又は2記載のウッド型ゴルフクラブヘッドである。
(i)tCU>tCB
また請求項4記載の発明は、下記の関係(j)をさらに満足する請求項1乃至3のいずれかに記載のウッド型ゴルフクラブヘッドである。
(j)tTC>tHC
また請求項5記載の発明は、下記の関係(k)〜(l)をさらに満足する請求項1乃至4のいずれかに記載のウッド型ゴルフクラブヘッドである。
(k)tTU>tHU
(l)tTB>tHB
本発明では、前記関係(a)、(b)及び(c)により、フェース部の中央領域、中央上部領域及び中央下部領域の平均厚さが、それらのトウ側及びヒール側の平均厚さよりも大きく形成される。これにより、フェース部の中央での反発係数を抑えつつ、そのトウ側及びヒール側での反発係数を相対的に大きくしうる。従って、フェース部の高反発領域がトウ・ヒール方向に拡大される。また、フェース部の9つの領域のうち最大の平均厚さの値が2.8〜3.5mmに制限されるため、フェース部の反発係数の過度の低下を防止できる。
なお、前記関係(a)、(b)及び(c)を満足させる場合、フェース部のトウ側及びヒール側においてクラウン部やソール部と接続されることになるトウ側上部領域、ヒール側上部領域、トウ側下部領域及びヒール側下部領域が相対的に薄肉化されて耐久性が悪化するおそれがある。そこで、本発明では、前記関係(d)及び(e)を満足させることにより、フェース部とクラウン部との接続部や、フェース部とソール部との接続部での耐久性の悪化をも防止しうる。さらに、フェース部の9つの領域のうち最小の平均厚さの値が1.6〜2.3mmに設定されるため、前記トウ側及びヒール側の領域の反発係数を効果的に高めつつ耐久性の悪化を防止しうる。
以下、本発明の実施の一形態を図面に基づき説明する。
図1は本実施形態のウッド型ゴルフクラブヘッド1の基準状態の斜視図、図2はその正面図、図3は図2の平面図、図4は図2のA−A端面図をそれぞれ示す。ここで、前記基準状態とは、図2〜図4に示されるように、シャフトの軸中心線SLを任意の垂直面VP内に配して規定のライ角αで傾けるとともにフェース2を当該ヘッドのロフト角(リアルロフト角)βに傾けて水平面HPに接地させた状態とする(なおフェース角は零にセットされる。)。そして、特に断りがない場合、クラブヘッド1はこのような基準状態にあるものとして説明される。
また、クラブヘッド1に関して上下ないし高さ方向とは、前記基準状態のヘッド1に関しての上下ないし高さ方向を意味する。また、クラブヘッドの前後方向とは、図3に示した平面視において、ヘッド重心Gからフェース2に立てた法線Nと平行な方向とし、フェース2側を前側、バックフェースBF側を後側とする。さらに、クラブヘッド1のトウ・ヒール方向とは、該クラブヘッド1の平面視において、前記法線Nと直角な方向とする。なお、前記法線Nとフェース2との交点は、スイートスポットSSとして定義される。
図1〜4において、ウッド型ゴルフクラブヘッド(以下、単に「ヘッド」又は「クラブヘッド」ということがある。)1は、ボールを打撃するための面であるフェース2を前に有するフェース部3と、前記フェース2の上縁2aに連なりかつヘッド上面をなすクラウン部4と、前記フェース2の下縁2bに連なりヘッド底面をなすソール部5と、前記クラウン部4とソール部5との間をフェース2のトウ側縁2cからバックフェースBFを通ってヒール側縁2dまでのびるサイド部6と、図示しないシャフトが装着されるホーゼル部7とを具え、かつ、内部に中空部Iが設けられた中空構造で構成される。なお、本実施形態のクラブヘッド1では、内部に中空部Iが埋められることなく残存する態様を示すが、フェース部3の裏面に接しないように、発泡樹脂などが一部に配されても良い。
前記フェース2は、平面又は曲面のいずれであっても良いが、好ましくは前方に向かって凸となる滑らかな曲面で構成される。また、フェース2は球面であっても良いが、その中心はヘッド重心Gよりも後方に設けられる。
前記ホーゼル部7のシャフト差込孔7aの軸中心線CLは、後に差し込まれるシャフト(図示せず)の軸中心線と実質的に一致するので、ヘッド1を規定のライ角αに傾ける際には、このシャフト差込孔7aの前記軸中心線CLが代用される。
前記クラブヘッド1の体積は、好ましくは380cm3 以上、より好ましくは400cm3 以上、さらに好ましくは420cm3 以上が望ましい。ここで、ヘッド体積は、ホーゼル部7のシャフト差込孔7aを埋めて得られるヘッド外表面にて囲まれる全体の体積とする。このような大きな体積は、アドレス時に安心感を与えるとともに、クラブヘッド1の慣性モーメントや重心深度を大きくして打球の方向性を向上するのに役立つ。他方、クラブヘッド1の体積が大きすぎても、ヘッド重量の増加、スイングバランスの悪化、耐久性の低下及びゴルフ規則違反等の問題があるため、好ましくは470cm3 以下、より好ましくは460cm3 以下が望ましい。
また、クラブヘッド1の全重量は、好ましくは180g以上、より好ましくは185g以上が望ましい。クラブヘッド1の全重量が180g未満の場合、強度が低下するおそれがある他、スイング時にタイミングが取りづらくなる。また、ヘッドの運動エネルギーが小さくなり、飛距離の向上にも不利となる。他方、クラブヘッド1の全重量が大きすぎると、スイング時にクラブを振り切れなくなり、打球の飛距離のみならず方向性をも悪化させるおそれがある。このような観点より、クラブヘッド1の全重量は、好ましくは220g以下、より好ましくは215g以下が望ましい。
本実施形態のヘッド1は、図4に示されるように、前記フェース部3の主要部(この例では全部)を含む金属材料からなるフェース部材1Aと、前側に前記フェース部材1Aが配されかつ金属材料からなるヘッド本体1Bとを溶接固着することにより形成された2ピース構造が示されている。ただし、クラブヘッド1の構造は、2ピース構造に限定されるものではなく、例えば3ないし4ピース構造等であっても良いのは言うまでもない。
前記フェース部材1Aは、板状でも良いが、本実施形態では、フェース部3の実質的全域と、フェース2の各縁2a、2b、2c及び2dからヘッド後方にのびる延長部9とを一体に有する略カップ状で形成される。前記フェース部3と前記延長部9とは、溶接により接合されたものではなく、プレス等による曲げ加工、鋳造又は鍛造等によって予め一体に形成されている部材を塑性変形させることによって形成されている。
このようなフェース部材1Aは、該フェース部材1Aとヘッド本体1Bとの溶接を、例えばクラウン部4、ソール部5及び/又はサイド部6の表面のように滑らかな面で行うことができるので、溶接時の作業性を向上させる。また、フェース部材1Aとヘッド本体1Bとの溶接部Jは、フェース部3の周縁にはなく、ヘッド後方側に設けられる。従って、フェース部3の反発性の悪化を防止しうるとともに、フェース部3の厚さが溶接部Jによって局部的に大きく変化する等の不具合を防止できる点でも好ましい。
また、前記ヘッド本体1Bは、クラブヘッド1から前記フェース部材1Aを除いた部分、即ちクラウン部4、ソール部5及びサイド部6それぞれの後側部(主要部)を形成するとともに、ホーゼル部7を含んで構成される。
前記フェース部材1A及びヘッド本体1Bを形成する金属材料としては、特に限定されないが、例えば、比強度の大きいステンレス合金、マレージング鋼、チタン、チタン合金、マグネシウム合金又はアルミニウム合金が特に望ましい。なお、フェース部材1Aとヘッド本体1Bとは、異なる金属材料で形成されても良い。なお、クラブヘッド1の軽量化を図るために、繊維強化樹脂が一部に用いられても良い。
また、クラブヘッド1は、図2及び図4に示されるように、フェース部3の裏面3iのトウ・ヒール方向の最大長さWと、前記フェース部3の裏面3iの上下方向の最大長さHとをそれぞれ3等分する垂直面V1、V2及び水平面H1、H2により、図2に示されるように、フェース部3の裏面3iを下記の9つの領域に仮想区分することができる。換言すれば、フェース部3の裏面3iは、下記9つの領域に区分可能な輪郭を持っている。
TU:トウ側かつ上部の領域であるトウ上部領域
TB:トウ側かつ下部の領域であるトウ下部領域
TC:トウ上部領域とトウ下部領域との間のトウ中間領域
HU:ヒール側かつ上部の領域であるヒール上部領域
HB:ヒール側かつ下部の領域であるヒール下部領域
HC:ヒール上部領域とヒール下部領域との間のヒール中間領域
CU:トウ上部領域とヒール上部領域との間の中央上部領域
CC:トウ中間領域とヒール中間領域との間の中央領域
CB:トウ下部領域とヒール下部領域との間の中央下部領域
また、本発明のクラブヘッド1は、上記9つの領域の各平均厚さは下記(a)〜(g)の関係を満足するように形成される。
(a)tTU<tCU>tHU
(b)tTC<tCC>tHC
(c)tTB<tCB>tHB
(d)tTU>tTC<tTB
(e)tHU>tHC<tHB
(f)9つの領域のうち最大の平均厚さの値は2.8〜3.5mm
(g)9つの領域のうち最小の平均厚さの値は1.6〜2.3mm
ただし、上記各記号は次の通りである。
tTU:トウ上部領域の平均厚さ(mm)
tTB:トウ下部領域の平均厚さ(mm)
tTC:トウ中間領域の平均厚さ(mm)
tHU:ヒール上部領域の平均厚さ(mm)
tHB:ヒール下部領域の平均厚さ(mm)
tHC:ヒール中間領域の平均厚さ(mm)
tCU:中央上部領域の平均厚さ(mm)
tCC:中央領域の平均厚さ(mm)
tCB:中央下部領域の平均厚さ(mm)
ここで、フェース部3の裏面3iのトウ・ヒール方向の最大長さWと、上下方向の最大長さHとは次のように求められる。
先ず、フェース2の前記各縁2aないし2dが求められる。フェースの縁2aないし2dは、明瞭な稜線によって明らかである場合には、該稜線として定められる。しかしながら、このような稜線が明瞭でない場合、図4及び図5(A)に示されるように、ヘッド重心GとスイートスポットSSとをつなぐ前記法線Nを含む多数の平面E1、E2、E3…でクラブヘッド1を切断し、図5(B)に示されるように、各断面において、フェース2の外面輪郭線Lfの曲率半径rがスイートスポットSS側から最初に200mmとなる位置Peがフェース2の縁として定義される。なおフェースライン、パンチマークなどがある場合、前記フェース外面輪郭線Lfは、これらを埋めて定められる。
次に、図6に示されるように、フェース2の前記位置Pe(この例では上縁2a)に法線Mを引き、該法線Mがフェース部3の裏面3iと交わる点eが前記平面E1、E2…毎に求められる。そして、これらの各点eを滑らかに連ねることにより、フェース部3の裏面3iの輪郭線3Lが得られる。
そして、図2に示されるように、この輪郭線3Lの最もトウ側の位置P1と、最もヒール側の位置P2との間のトウ・ヒール方向長さをフェース部3の裏面3iのトウ・ヒール方向の最大長さWとして定める。同様に、前記輪郭線3Lの最も上側の位置P3と、最も下側の位置P4との上下方向の長さをフェース部3の裏面3iの上下方向の最大長さHとして定める。
なお、特に限定されるわけではないが、ゴルフ規則内で十分な反発性能を確保するとともに、ヘッド重心Gを適正な位置に確保するために、前記フェース部3の裏面3iのトウ・ヒール方向の最大長さWは、好ましくは90mm以上、より好ましくは93mm以上、さらに好ましくは95mm以上が望ましい一方、好ましくは125mm未満、より好ましくは122mm以下、さらに好ましくは120mm以下が望ましい。また、フェース部3の裏面3iの上下方向の最大長さHは、前記トウ・ヒール方向の最大長さWの好ましくは30%以上、より好ましくは32%以上が望ましい一方、好ましくは75%以下、より好ましくは72%以下が望ましい。
また、前記各領域の平均厚さとは、各領域が一定厚さであればその厚さとするが、厚さが異なる場合には、当該領域内において、当該厚さが有する面積で重み付けして計算される値とする。具体的には下式で計算される。
平均厚さ=Σ(ti・Si)/ΣSi (i=1,2…)
ここで、tiは当該領域の中の任意の微小領域iの厚さ、Siは前記厚さtiをなす微小領域iの面積とする。なお。ここでも、フェース2にフェースライン、パンチマークなどがある場合、これらを埋めて各厚さtiが定められる。
また、前記微小領域iの厚さtiは、図6に示されるように、フェース部3のフェース2に対して直角方向に測定される。なお、前記厚さtiは、フェース2に溝やパンチマーク等のインパクトエリアマーキングがある場合には、これらが無いものとして仮想的に定められる仮想フェースに対して直角方向に測定される。さらに、図6に示されるように、前記各領域の境界Kは、前記垂直面V1、V2及び水平面H1、H2とフェース部3の裏面3iとの交点からフェース部3の裏面3iに対して直角方向にのびるものとする。
本発明のクラブヘッド1は、前記関係(a)、(b)及び(c)により、フェース部3の中央上部領域CU、中央領域CC及び中央下部領域CBの平均厚さtCU、tCC及びtCBが、それらのトウ側の平均厚さtTU、tTC、tTB及びヒール側の平均厚さtHU、tHC及びtHBよりも大きく形成される。フェース部3の任意の位置での反発係数は、その部分の剛性を低下させて撓みやくする程、大きくなる傾向がある。従って、本発明のクラブヘッド1は、フェース部3の中央領域CCでの反発係数の上昇を抑えつつ、そのトウ側及びヒール側での反発係数を増大させ得る。これは、フェース部3の高反発領域をトウ・ヒール方向に拡大させて平均飛距離を増大させ得る。
ここで、トウ中央領域TC及びヒール中央領域HCの各平均厚さtTC及びtHCが小さすぎる場合、強度が低下してサイド部6との接続部などに損傷が生じ易くなるなどフェース部3の耐久性を悪化させるおそれがある。逆に、前記平均厚さtTC及びtHCが大きすぎる場合、これらの領域で反発係数を高めることが困難になり、ひいては高反発領域の拡大が期待できなくなるおそれがある他、フェース部3の重量が大きくなる傾向がある。このような観点より、前記各平均厚さtTC及びtHCは、好ましくは1.6mm以上、より好ましくは1.7mm以上、さらに好ましくは1.8mm以上が望ましい一方、好ましくは2.6mm以下、より好ましくは2.5mm以下、さらに好ましくは2.4mm以下が望ましい。
また、中央上部領域CU及び中央下部領域CBの平均厚さtCU及びtCBが小さすぎる場合、フェース部3の中央を撓み易くしその部分の反発係数をゴルフ規則を超えて高めるおそれがある。逆に前記平均厚さtCU及びtCBが大きすぎる場合、中央領域CCの反発係数を過度に低下させるおそれがある。このような観点より、前記平均厚さtCU及びtCBは、好ましくは2.5mm以上、より好ましくは2.6mm以上、さらに好ましくは2.7mm以上が望ましい一方、好ましくは3.5mm以下、より好ましくは3.4mm以下、さらに好ましくは3.3mm以下が望ましい。
さらに、フェース部3の中央領域CCの平均厚さtCCが小さすぎると、その領域での反発係数がゴルフ規則を超えて高められるおそれがある他、フェース部3の耐久性が悪化するおそれがある。逆に、前記平均厚さtCCが大きすぎると、中央領域CCの反発係数を低下させるおそれがある。このような観点より、前記平均厚さtCCは、好ましくは2.3mm以上、より好ましくは2.4mm以上、さらに好ましくは2.5mm以上が望ましい一方、好ましくは3.3mm以下、より好ましくは3.2mm以下、さらに好ましくは3.1mm以下が望ましい。
また、前記9つの領域において、4隅に位置するトウ上部領域TU、トウ下部領域TB、ヒール上部領域HU及びヒール下部領域HBの平均厚さtTU、tTB、tHU及びtHBは、特に限定されない。しかしながら、それらが小さすぎる場合、フェース部3の中央領域CCを撓み易くしてその反発係数を高めてしまい、ひいてはゴルフ規則に違反するおそれがある他、クラウン部4やソール部5との接続部での耐久性が悪化するおそれがある。他方、前記各平均厚さtTU、tTB、tHU及びtHBが大きすぎる場合、フェース部3の反発性能が悪化して打球の飛距離が低下するおそれがある。このような観点より、前記各平均厚さtTU、tTB、tHU及びtHBは、好ましくは1.8mm以上、より好ましくは1.9mm以上、さらに好ましくは2.0mm以上が望ましい一方、好ましくは2.8mm以下、より好ましくは2.7mm以下、さらに好ましくは2.6mm以下が望ましい。
また、フェース部3の中央領域CCの平均厚さtCCとトウ中央領域TCの平均厚さtTCとの比(tCC/tTC)や、前記平均厚さtCCとヒール中央領域HCの平均厚さtHCとの比(tCC/tHC)は、好ましくは1.1以上、より好ましくは1.2以上、さらに好ましくは1.3以上が望ましい一方、好ましくは2.0以下、より好ましくは1.8以下、さらに好ましくは1.7以下が望ましい。
上記各比(tCC/tTC)又は(tCC/tHC)が1.1未満の場合、フェース部3の中央領域の反発係数を抑えてトウ中央領域TCやヒール中央領域HCとの反発係数の均一化を図るのが困難になり、ひいてはフェース部3にトウ・ヒール方向に広い高反発領域を設けるのが困難になる。逆に、前記各比(tCC/tTC)又は(tCC/tHC)が2.0を超える場合、フェース部3の中央領域CCとトウ中央領域TC及び/又はヒール中央領域HCとの剛性差(厚さの差)が過度に大きくなり、ひいてはそれらの境界部分に歪が集中しやすく、フェース部3の耐久性を悪化させるおそれがある。
また、フェース部3の平均厚さの比(tCU/tTU)、(tCU/tHU)、(tCB/tTB)及び(tCB/tHB)は、好ましくは1.1以上、より好ましくは1.2以上、さらに好ましくは1.3以上が望ましい一方、好ましくは1.9以下、より好ましくは1.7以下、さらに好ましくは1.6以下が望ましい。前記比(tCU/tTU)、(tCU/tHU)、(tCB/tTB)又は(tCB/tHB)が、1.1未満の場合、フェース部3のトウ側及びヒール側の反発係数を十分に向上させることができず、ひいてはフェース部3の高反発領域の拡大が困難になる。逆に前記比(tCU/tTU)、(tCU/tHU)、(tCB/tTB)又は(tCB/tHB)が1.9を超える場合、フェース部3の中央領域の反発特性を十分に抑えることができず、ゴルフ規制に違反するおそれがある。また、フェース部の中央側の領域CU、CBと、トウ又はヒール側との剛性差(厚さの差)が過度に大きくなり、ひいてはそれらの境界部分に歪が集中しやすく、フェース部3の耐久性を悪化させるおそれがある。
また、上記関係(a)、(b)及び(c)を満足させる場合、フェース部3のトウ側及びヒール側の領域の厚さが相対的に小さくなる。このため、クラウン部4やソール部5と接続されることになるトウ上部領域TU、ヒール上部領域HU、トウ下部領域TB及びヒール下部領域HBにおいて耐久性が悪化が懸念される。
そこで、本発明では、前記関係(d)を満足させることにより、トウ上部領域TU及びトウ下部領域TBの各平均厚さtTU及びtTBが、トウ中央領域TCの平均厚さtTCよりも大きく形成される。同様に、前記関係(e)を満足させることにより、ヒール上部領域HU及びヒール下部領域HBの厚さtHU及びtHBが、ヒール中央領域HCの平均厚さtHCよりも大きく形成される。これらにより、フェース部3の耐久性の悪化をも防止できる。
また、本発明では、前記関係(f)を満たすことにより、前記9つの領域のうち最大の平均厚さの値tMAXは2.8〜3.5mmに設定される。前記最大の平均厚さの値tMAXが2.8mm未満の場合、フェース部3の中央領域CCでの反発係数の上昇を抑えられず、ひいてはゴルフ規則に違反するおそれがある他、フェース部3の耐久性が低下してフェース部3の割れ等の損傷を招くおそれがある。このような観点より、平均厚さの最大値tMAXは、より好ましく2.9mm以上が望ましい。他方、最大の平均厚さの値tMAXが3.5mmを超える場合、フェース部3の反発係数が過度に抑制されてしまい、ひいては打球の飛距離が低下するおぞれがある他、フェース部3の重量が大きくなってクラブヘッドの重心設計の自由度が悪化する。このような観点より、前記最大の平均厚さの値tMAXは、より好ましくは3.4mm以下が望ましい。
また、本発明では、前記関係(g)を満たすことにより、前記9つの領域のうち最小の平均厚さの値tMINは1.6〜2.3mmに設定される。前記最小の平均厚さの値tMINが1.3mm未満の場合、フェース部3の耐久性が低下してフェース部3の割れ等の損傷を招くおそれがある。このような観点より、前記値tMINは、より好ましくは1.7mm以上が望ましい。他方、最小の平均厚さの値tMINが2.3mmを超える場合、フェース部3の反発係数が過度に抑制されてしまい、高反発領域の拡大が困難になる。また、フェース部3の重量が大きくなるおそれもある。このような観点より、前記値tMINは、好ましくは2.2mm以下が望ましい。
フェース部3において、上部領域と下部領域の平均厚さを関連づけて規定することも好ましい。即ち、フェース部3の上側領域及び下側領域の平均厚さが大きく異なると、剛性バランスが悪化し一方の領域に歪が集中し易くなる。このような観点より、中央上部領域CUの平均厚さtCUと中央下部領域CBの平均厚さtCBとの比(tCU/tCB)、トウ上部領域TUの平均厚さtTUとトウ下部領域TBの平均厚さtTBとの比(tTU/tTB)、及び、ヒール上部領域HUの平均厚さtHUとヒール下部領域HBの平均厚さtHBとの比(tHU/tHB)は、好ましくは0.8〜1.3が望ましい。
一方、フェース部3の下部側でボールを打撃した場合には、縦のギア効果によってボールのバックスピン量が増加し、飛距離のロスが比較的大きくなる傾向がある。そこで、上記各比(tCU/tCB)、(tTU/tTB)及び/又は(tHU/tHB)を1.0よりも大、より好ましくは1.1以上とすることにより、フェース部3の下部領域の平均厚さを上側領域の平均厚さに比して小さくし、ひいては下部領域の反発性を高めることで前記飛距離のロスを最小限に抑えることが望ましい。
さらに、フェース部3において、トウ側とヒール側の各領域の平均厚さを関連づけて規定することも好ましい。即ち、フェース部3のトウ側の領域の平均厚さとヒール側の領域の平均厚さとが大きく異なると、剛性バランスが悪化し一方の領域に歪が集中し易くなる。このような観点より、トウ中央領域TCの平均厚さtTCとヒール中央領域HCの平均厚さtHCとの比(tTC/tHC)、トウ上部領域TUの平均厚さtTUとヒール上部領域HUの平均厚さtHUとの比(tTU/tHU)、及び、トウ下部領域TBの平均厚さtTBとヒール下部領域HBの平均厚さtHBとの比(tTB/tHB)は、好ましくは0.8〜1.3が望ましい。
一方、ボールを打撃する際、クラブヘッド1はシャフト周りの回転運動を行うため、その打撃点のスピ一ドはヒール側よりもトウ側の方が大きくなる。従って、フェース2のトウ側で打撃した方がボールにより多くの運動エネルギーを伝えることができる。そこで、好ましくは、前記各比(tTC/tHC)、(tTU/tHU)、及び、(tTB/tHB)を1.0よりも大、より好ましくは1.1以上とすることにより、ヒール側の平均厚さをトウ側の平均厚さよりも小さくし、ヒール側の反発性能をトウ側よりも相対的に高めることが望ましい。これにより、フェース部3の高反発領域をトウ・ヒール方向により一層拡大できる。
図7には本実施形態のフェース部3の裏面図を具体的に示し、図8にはその斜視図が示される。この実施形態のフェース部3は、前記各9つの領域は、その主要部(少なくとも各領域の面積の80%以上)が実質的に一定の厚さで形成されるとともに、隣り合う領域との境界部には、厚さの差を吸収するために滑らかな傾斜面からなる厚さ移行部11が設けられる。本実施形態では、フェース部3の裏面3iに井桁状で厚さ移行部11が設けられている。このようなフェース部3は、前記9つの各領域の厚さの調整が容易に行えるとともに、各領域間の厚さを緩やかに変化させるため、境界部での歪の集中を緩和でき、ひいてはフェース部3の耐久性の悪化を防止できる。特に限定されるわけではないが、前記厚さ移行部11の幅ZWを、隣り合う領域の主要部の厚さの差の好ましくは5〜15倍程度に設定することによって、前記歪の緩和作用がより効果的に発揮される。
また、フェース部3の具体的な態様は、これに限定されるものではない。例えば図9には他の実施形態のフェース部の裏面図を示し、図10にはその斜視図が示される。この実施形態のフェース部3は、実質的に一定の厚さで形成された薄肉部12と、最大の厚さで形成された厚肉部13と、これらの間を滑らかな斜面で継ぐことにより薄肉部12及び厚肉部13の厚さの差を滑らかに吸収し得る前記厚さ移行部11とから構成される。
前記厚肉部13は、フェース部の裏面3iの輪郭線3Lの上側に沿ってトウ・ヒール方向にのびる上側厚肉部13aと、フェース部の裏面3iの輪郭線3Lの下側に沿ってトウ・ヒール方向にのびる下側厚肉部13bと、前記上側厚肉部13aと下側厚肉部13bとを上下にのびて継ぐ縦厚肉部13cとからなる滑らかな略「エ」字状のものが例示される。
前記上側厚肉部13aは、トウ上部領域TU、中央上部領域CU及びヒール上部領域HUに跨ってのびているが、本実施形態では、トウ上部領域TU及びヒール上部領域HUよりも中央上部領域CUに最も多く設けられている。これにより、前記関係(a)、即ち、tTU<tCU>tHUが容易に実現される。
また、前記下側厚肉部13bは、トウ下部領域TB、中央下部領域CB及びヒール下部領域HBに跨ってのびているが、本実施形態では、トウ下部領域TB及びヒール下部領域HBよりも中央下部領域CBに最も多く設けられている。これにより、前記関係(c)、即ちtTB<tCB>tHBが容易に実現される。
さらに、前記縦厚肉部13cは、中央上部領域CU、中央領域CC及び中央下部領域CBに跨ってのびているが、本実施形態では、中央上部領域CU及び中央下部領域CBよりも中央領域CCに最も多く設けられている。しかも、前記厚肉部13は、フェース部3のトウ中央領域TC及びヒール中央領域HCには設けられていない。これにより、前記関係(b)、即ち、tTC<tCC>tHCを容易に実現しうる。
同様に、この実施形態のフェース部3の形状は、前記関係(d):tTU>tTC<tTB、及び(e):tHu>tHC<tHBを容易に実現できる。
本発明の効果を確認するために、フェース側に開口部を有するヘッド本体と、フェース部材とをプラズマ溶接した2ピース構造のウッド型ゴルフクラブヘッド(図4参照)が試作された。共通仕様は次の通りである。
ヘッド本体:Ti−6Al−4Vの精密鋳造品
フェース部材:Ti−6Al−4Vの圧延材をNC加工により厚さを調整した後、プレス加工
ヘッド体積:460cm3
ロフト角:11゜
また、実施例1〜3及び比較例1及び2のフェース部は、図7及び図8に示したように、各領域が実質的に一定の厚さでありかつ隣接する領域の境界には格子状の厚さ移行部が設けられた態様とした。また、実施例4のフェース部は、図9及び10に示したように、薄肉部と、略「エ」字状の厚肉部と、厚さ移行部とを有するものとした。さらに、比較例3のフェース部は一定の厚さを有するするものとした。なお、比較例3を除いて、厚さ移行部は、厚さの差の実質的に10倍の幅となるように形成された。
テストの方法は次の通りである。
<打球の飛距離>
各テストヘッドにFRP製の同一のシャフトを装着し45インチのウッド型ゴルフクラブを試作するとともに、該クラブをスイングロボットに取り付け、ヘッドスピードが45m/sとなるように調節してゴルフボールを打撃し、平均の飛距離を記録した。なお、打点は、フェース部の中央(中央領域)、フェースの中央からトウ側に30mmの位置(トウ中間領域)、フェースの中央からヒール側に30mmの位置(ヒール中間領域)、フェースの中央から上側に15mmの位置(中央上部領域)及びフェースの中央から下側に15mmの位置(中央下部領域)の5カ所とし、それぞれの打点で5球づつゴルフボールを打撃してその全平均飛距離が計算された。数値が大きいほど良好である。
<耐久性>
上記各テストクラブをスイングロボットに取り付け、ヘッドスピードが54m/sとなるように調節して各クラブでゴルフボールを5000発打撃した。損傷が無かったものを○、損傷が生じたものを×として記録した。
テストの結果などを表1に示す。
Figure 2008099903
テストの結果、実施例は、比較例に比べて平均飛距離が大きく向上していることが確認できた。また、耐久性についても遜色ないことが確認できた。
本発明の実施形態を示すゴルフクラブヘッドの斜視図である。 その正面図である。 図1の平面図である。 図3のA−A断面図である。 (A)はフェースの周縁を説明する正面図、(B)はそのE1断面図である。 フェース部の部分拡大断面図である。 本発明の実施形態を示すフェース部の裏面図である。 図7の斜視図である。 本発明の他の実施形態を示すフェース部の裏面図である。 図9の斜視図である。
符号の説明
1 ゴルフクラブヘッド
1A フェース部材
1B ヘッド本体
2 フェース
3 フェース部
4 クラウン部
5 ソール部
6 サイド部
TU トウ上部領域
TB トウ下部領域
TC トウ中間領域
HU ヒール上部領域
HB ヒール下部領域
HC ヒール中間領域
CU 中央上部領域
CC 中央領域
CB 中央下部領域

Claims (5)

  1. ボールを打撃するフェース部を具え、かつ、内部に中空部が設けられたの中空構造のウッド型ゴルフクラブヘッドであって、
    規定のライ角及びロフト角でヘッドを水平面に置いた基準状態において、前記フェース部の裏面のトウ・ヒール方向の最大長さWと、前記フェース部の裏面の上下方向の最大長さHとをそれぞれ3等分する垂直面及び水平面により、前記フェースの裏面を9つの領域に仮想区分したときに、各領域の平均厚さが下記の(a)〜(g)の関係を満足することを特徴とするウッド型ゴルフクラブヘッド。
    (a)tTU<tCU>tHU
    (b)tTC<tCC>tHC
    (c)tTB<tCB>tHB
    (d)tTU>tTC<tTB
    (e)tHU>tHC<tHB
    (f)9つの領域のうち最大の平均厚さの値は2.8〜3.5mm
    (g)9つの領域のうち最小の平均厚さの値は1.6〜2.3mm
    ただし、上記各記号は次の通りである。
    tTU:トウ側かつ上部の領域であるトウ上部領域の平均厚さ
    tTB:トウ側かつ下部の領域であるトウ下部領域の平均厚さ
    tTC:トウ上部領域とトウ下部領域との間のトウ中間領域の平均厚さ
    tHU:ヒール側かつ上部の領域であるヒール上部領域の平均厚さ
    tHB:ヒール側かつ下部の領域であるヒール下部領域の平均厚さ
    tHC:ヒール上部領域とヒール下部領域との間のヒール中間領域の平均厚さ
    tCU:トウ上部領域とヒール上部領域との間の中央上部領域の平均厚さ
    tCC:トウ中間領域とヒール中間領域との間の中央領域の平均厚さ
    tCB:トウ下部領域とヒール下部領域との間の中央下部領域の平均厚さ
  2. 下記の関係(h)をさらに満足する請求項1記載のウッド型ゴルフクラブヘッド。
    (h)tCU>tCC<tCB
  3. 下記の関係(i)をさらに満足する請求項1又は2記載のウッド型ゴルフクラブヘッド。
    (i)tCU>tCB
  4. 下記の関係(j)をさらに満足する請求項1乃至3のいずれかに記載のウッド型ゴルフクラブヘッド。
    (j)tTC>tHC
  5. 下記の関係(k)〜(l)をさらに満足する請求項1乃至4のいずれかに記載のウッド型ゴルフクラブヘッド。
    (k)tTU>tHU
    (l)tTB>tHB
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