JP2022187342A - ゴルフクラブヘッド - Google Patents
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Abstract
【課題】 打球フィーリングを損ねることなく、打撃したボールにより多くのバックスピンを与えるアイアン型のゴルフクラブヘッドを提供する。【解決手段】 フェース2を含むアイアン型のゴルフクラブヘッド1である。フェース2は、打撃フェースと、打撃フェースと反対側のバック面22と、これらの間で画定されるフェース厚さとを備える。バック面22には、打撃フェース側に窪んだキャビティ部30が形成されている。キャビティ部30には、フェース厚さが部分的に大きくした隆起部50が形成されている。隆起部50は、ヘッド上下方向に延びている。隆起部50は、打撃フェースと直交し、かつ、トウ・ヒール方向に沿ったフェース断面において、隆起部50で最も厚さが大きい頂部51と、頂部51からキャビティ部30のトウ側及びヒール側へフェース厚さが減少するように延びる一対の傾斜面52、52とを備える。【選択図】 図2
Description
本発明は、アイアン型のゴルフクラブヘッドに関する。
下記特許文献1には、バックフェース側にキャビティが形成されたキャビティバックのアイアン型のゴルフクラブが開示されている。
アイアン型のゴルフクラブは、打撃したボールにバックスピンを与える。十分なバックスピンが与えられたボールは、地面に落下した後の転がり(いわゆるラン)が抑制される。飛距離のバラツキを抑えるために、ボールにより多くのバックスピンを与え得るアイアン型のゴルフクラブヘッドが望まれている。
ところが、キャビティバックのアイアン型のゴルフクラブヘッドは、いわゆるマッスルバックのアイアン型のゴルフクラブヘッドに比べると、ボールに与えるバックスピンが少ないということが分かった。
キャビティバックのアイアン形ゴルフクラブヘッドは、キャビティ部分のフェース厚さが相対的に小さいため、ボール打撃時にフェースがより大きく撓み、その結果、フェースとボールとの接触時間が長くなる傾向がある。発明者らの実験の結果、ボールとフェースとの接触時間が長くなると、打球のバックスピン量が低下する傾向があることが分かった。理由は、次のように推察されている。
図14は、アイアン型のゴルフクラブヘッドでボールを打撃したときのボールに作用するせん断力と時刻との関係を示すグラフである。図14において、縦軸はボールに作用するせん断力を、横軸は時刻をそれぞれ示す。時刻ゼロでボールはフェースと接触する。また図14において、正のせん断力は、ボールにバックスピンを与える方向の力であり、負のせん断力は、ボールにバックスピンとは逆向きのスピンを与える方向の力である。
フェースの剛性等を変えて種々の実験を行ったところ、ボールとフェースとの接触時間が長くなると、ボールに負のせん断力が作用する時間の割合が相対的に増加する傾向があることが分かった。また、ボールのバックスピン量は、ボールに作用する正のせん断力の力積と負のせん断力の力積との差によってほぼ決定される。したがって、ボールとフェースとの接触時間が長くなると、ボールに作用する負のせん断力の力積が大きくなり、ひいては、ボールのバックスピン量が相対的に低下すると推測される。
また、キャビティバックのアイアン型のゴルフクラブヘッドは、打球感や打球音といった打球フィーリングのさらなる向上も望まれている。
本発明は、以上のような実情に鑑み案出なされたもので、打球フィーリングを向上しつつ、打撃したボールにより多くのバックスピンを与えることが可能なキャビティバックのアイアン型のゴルフクラブヘッドを提供することを主たる目的としている。
本発明の一態様は、フェースを含むアイアン型のゴルフクラブヘッドであって、前記フェースは、打撃フェースと、前記打撃フェースと反対側のバック面と、これらの間で画定されるフェース厚さとを備え、前記バック面には、前記打撃フェース側に窪んだキャビティ部が形成されており、前記キャビティ部には、前記フェース厚さを部分的に大きくした隆起部が形成されており、前記隆起部は、ヘッド上下方向に延びており、前記隆起部は、前記打撃フェースと直交するトウ・ヒール方向に沿ったフェース断面において、前記隆起部で最も厚さが大きい頂部と、前記頂部から前記キャビティ部のトウ側及びヒール側へ前記フェース厚さが減少するように延びる一対の傾斜面とを備える、ゴルフクラブヘッドである。
本発明の他の態様では、前記頂部は、トウ・ヒール方向において、前記打撃フェースのトウ・ヒール方向の中央位置から5mm以内に位置しても良い。
本発明の他の態様では、前記バック面には、前記キャビティ部を囲むフレーム部が形成されており、前記フレーム部は、トップ側フレームを含み、前記隆起部が前記トップ側フレームに接続されていても良い。
本発明の他の態様では、前記バック面には、前記キャビティ部を囲むフレーム部が形成されており、前記フレーム部は、ソール側フレームを含み、前記隆起部が前記ソール側フレームに接続されていても良い。
本発明の他の態様では、前記隆起部での前記フェース厚さが4mm以上であっても良い。
本発明の他の態様では、前記キャビティ部は、前記隆起部のトウ側及び/又はヒール側に、前記フェース厚さが3mm以下の薄肉部を含んでいても良い。
本発明の他の態様では、前記隆起部のヘッド上下方向の長さが5mm以上であっても良い。
本発明の他の態様では、前記隆起部のトウ・ヒール方向の幅Wは、前記フェースのトウ・ヒール方向の長さであるフェース長さFLの10%以上、さらには15%以上であっても良い。
本発明の他の態様では、前記隆起部のトウ・ヒール方向の幅は、ヘッド上下方向において一定であっても良いし、変化しても良い。本発明の他の態様では、前記隆起部のトウ・ヒール方向の幅は、ソール側に向かって増加しても良い。
本発明の他の態様では、前記フェースは、前記打撃フェースを形成する第1の材料からなる第1部分と、前記隆起部を構成する第2の材料からなる第2部分とを含み、前記第2の材料は、前記第1の材料よりも高い弾性率を有しても良い。
本発明の他の態様では、前記一対の傾斜面は、前記フェース厚さが連続的に減少しても良い。また、本発明の他の態様では、前記一対の傾斜面は、前記フェース厚さが段階的に減少しても良い。
本発明のアイアン型のゴルフクラブヘッドは、上記の構成を採用したことにより、打球フィーリングを向上しつつ、打撃したボールにより多くのバックスピンを与えることができる。
以下、本発明のいくつかの実施形態が図面に基づき説明される。
本明細書は、いかなる方法においても本発明を限定することを意図するものではない。また、各実施形態は、単独で又は様々な組み合わせで使用することができる。さらに、本明細書を通して、同一又は共通する要素については、同一の符号が付されており、重複する説明は省略されている。
本明細書は、いかなる方法においても本発明を限定することを意図するものではない。また、各実施形態は、単独で又は様々な組み合わせで使用することができる。さらに、本明細書を通して、同一又は共通する要素については、同一の符号が付されており、重複する説明は省略されている。
図1~4は、それぞれ、本実施形態のアイアン型のゴルフクラブヘッド(以下、単に「ヘッド」ということがある。)1の正面図、背面図、図1のIII-III線断面図及び斜視図である。
図1~4に示されるように、ヘッド1は、例えば、フェース2、トップ3、ソール4、トウ5、ヒール6及びホーゼル7を含む。本実施形態のヘッド1は、例えば、金属材料で形成された鍛造アイアンとされている。ヘッド1は、例えば、鋳造アイアンとされてもよい。また、本実施形態のヘッド1は、ワンピース構造を備えるが、マルチピース構造であっても良い。
フェース2は、ボールを打撃するための面である打撃フェース21を有する。打撃フェース21には、ボールとの摩擦を高める目的で複数のフェースライン8が形成されている。本実施形態のフェースライン8は、例えば、トウ・ヒール方向に直線状に延びる細溝である。フェースライン8は、当該ヘッド1で意図された主たる打撃領域に形成される。なお、一部の図面では、フェースライン8が省略されていることに留意されたい。
[基準状態]
図1~4において、ヘッド1は、基準状態とされている。本明細書において、ヘッド1の「基準状態」とは、図5に概念的に示されるように、打撃フェース21に形成されたフェースライン8が水平面HPに平行となるように、ヘッド1が水平面HP上に置かれた状態である。また、基準状態では、ヘッド1のホーゼル7の中心軸線CL(クラブシャフトの軸線)が基準垂直面VP内に配される。基準垂直面VPは、水平面HPに対して垂直な平面である。基準状態において、フェースライン8は、水平面HP及び基準垂直面VPの双方に平行とされる。また、図5において、αはライ角、βはロフト角をそれぞれ示している。本明細書及び特許請求の範囲において、特に言及されていない場合、ヘッド1は、基準状態に置かれているものとして、各部の構成が説明されている。
図1~4において、ヘッド1は、基準状態とされている。本明細書において、ヘッド1の「基準状態」とは、図5に概念的に示されるように、打撃フェース21に形成されたフェースライン8が水平面HPに平行となるように、ヘッド1が水平面HP上に置かれた状態である。また、基準状態では、ヘッド1のホーゼル7の中心軸線CL(クラブシャフトの軸線)が基準垂直面VP内に配される。基準垂直面VPは、水平面HPに対して垂直な平面である。基準状態において、フェースライン8は、水平面HP及び基準垂直面VPの双方に平行とされる。また、図5において、αはライ角、βはロフト角をそれぞれ示している。本明細書及び特許請求の範囲において、特に言及されていない場合、ヘッド1は、基準状態に置かれているものとして、各部の構成が説明されている。
[ヘッドの各方向]
図5を参照して、ヘッド1の前側は、打撃フェース21の側を意味する。ヘッド1の後側又は背面側は、バック面22の側を意味する。また、ヘッド前後方向は、図5において、基準垂直面VPと直交するx軸の方向である。また、ヘッド1のトウ・ヒール方向は、ヘッド前後方向と直交する水平なy軸の方向である。ヘッド1の上下方向は、x軸及びy軸にともに直交するz軸の方向である。ヘッド1の「上側」及び「下側」は、それぞれ、基準状態での「上側」及び「下側」に相当する。
図5を参照して、ヘッド1の前側は、打撃フェース21の側を意味する。ヘッド1の後側又は背面側は、バック面22の側を意味する。また、ヘッド前後方向は、図5において、基準垂直面VPと直交するx軸の方向である。また、ヘッド1のトウ・ヒール方向は、ヘッド前後方向と直交する水平なy軸の方向である。ヘッド1の上下方向は、x軸及びy軸にともに直交するz軸の方向である。ヘッド1の「上側」及び「下側」は、それぞれ、基準状態での「上側」及び「下側」に相当する。
[ヘッド各部の構造]
図3に示されるように、フェース2は、打撃フェース21と、その反対側の面であるバック面22とを有する。本実施形態では、打撃フェース21は、平面で形成されている。また、フェース2は、打撃フェース21とバック面22との間で、フェース厚さTを画定している(図3参照)。本明細書において、フェース厚さTは、打撃フェース21からバック面22まで、打撃フェース21と直交する方向に測定される距離である。打撃フェース21からバック面22までは金属材料が連続する中実構造とされている。
図3に示されるように、フェース2は、打撃フェース21と、その反対側の面であるバック面22とを有する。本実施形態では、打撃フェース21は、平面で形成されている。また、フェース2は、打撃フェース21とバック面22との間で、フェース厚さTを画定している(図3参照)。本明細書において、フェース厚さTは、打撃フェース21からバック面22まで、打撃フェース21と直交する方向に測定される距離である。打撃フェース21からバック面22までは金属材料が連続する中実構造とされている。
トップ3は、例えば、図3によく表されるように、打撃フェース21の上縁からヘッド1の後方に延びており、ヘッド1の上面部分を構成している。
ソール4は、打撃フェース21の下縁からヘッド1の後方に延びており、ヘッド1の下面部分を構成している。
トウ5は、ヘッド1のトウ・ヒール方向において、ホーゼル7から最も離れた端部分であり、トップ3とソール4との間を滑らかに接続している。
ヒール6は、ヘッド1のトウ・ヒール方向において、トウ5と反対側に位置する端部分であり、そこには、ホーゼル7が接続されている。
ホーゼル7は、図1に示されるように、クラブシャフト(図示省略)を受け入れるためのシャフト差込穴7aを備える。シャフト差込穴7aの中心軸線によって、ホーゼル7の中心軸線CLが画定される。
図2及び図3に示されるように、本実施形態のヘッド1のバック面22には、打撃フェース21側に窪んだキャビティ部30と、キャビティ部30を囲むようにバック面22の周辺部を延びるフレーム部40が形成されている。キャビティ部30では、フェース厚さが相対的に小さく形成される。一方、フレーム部40は、キャビティ部30に比べて大きいフェース厚さを有する。このキャビティ部30におけるフェース厚さについては、例えば、1.0~4.0mmの範囲で適宜定めることができる。
図2に示されるように、本実施形態のフレーム部40は、トップ側フレーム41、ソール側フレーム42、トウ側フレーム43及びヒール側フレーム44を備える。トップ側フレーム41は、トップ3に沿ってトウ・ヒール方向に延びている。ソール側フレーム42は、ソール4に沿ってトウ・ヒール方向に延びている。トウ側フレーム43及びヒール側フレーム44は、それぞれトウ5及びヒール6に形成され、トップ側フレーム41及びソール側フレーム42を連結している。このように、本実施形態のフレーム部40は、キャビティ部30を連続して囲むように環状に形成されている。他の実施形態では、フレーム部40は、部分的に途切れる箇所を有しても良い。
本実施形態のようなキャビティバックのヘッド1は、フェース2の周辺部に多くの重量が配分されることから、ヘッド重心周りの慣性モーメントが大きくなる。したがって、本実施形態のヘッド1は、ボールを打撃フェース21のスイートスポットから外れた位置で打撃したときでも、フェース2の望ましくない回転運動を抑制できる。これは、打球の方向性を安定させるのに役立つ。特に限定されるものではないが、このような作用を効果的に発現させるために、フレーム部40は、例えば、5mm以上のフェース厚さを有することが望ましい。
[隆起部]
図6には、図2のVI-VI線の部分的なフェース断面が示される。このフェース断面は、打撃フェース21と直交するトウ・ヒール方向に沿った断面である。図2及び図6に示されるように、キャビティ部30には、フェース厚さが部分的に大きくした隆起部50が形成される。また、隆起部50は、キャビティ部30をヘッド上下方向に延びている。
図6には、図2のVI-VI線の部分的なフェース断面が示される。このフェース断面は、打撃フェース21と直交するトウ・ヒール方向に沿った断面である。図2及び図6に示されるように、キャビティ部30には、フェース厚さが部分的に大きくした隆起部50が形成される。また、隆起部50は、キャビティ部30をヘッド上下方向に延びている。
本実施形態の隆起部50は、隆起部50で最も厚さが大きい頂部51と、一対の傾斜面52、52とを備える。頂部51は、隆起部50において、フェース厚さが最も大きくなるようにヘッド後方に盛り上がった部分である。一対の傾斜面52は、頂部51からそれぞれキャビティ部30のトウ側及びヒール側へ、フェース厚さが減少するように延びている。したがって、隆起部50でのフェース厚さは、頂部51で最も大きく(フェース厚さTa)、かつ、頂部51からトウ側及びヒール側にそれぞれ減少するように変化している。本実施形態の隆起部50は、図6のような断面形状でヘッド上下方向に延びている。
上述のような隆起部50は、キャビティ部30に局所的に大きいフェース厚さを提供し、キャビティ部30のトウ・ヒール方向に沿った軸線周りの曲げ剛性を向上させる。このため、本実施形態のヘッド1は、ボール打撃時のフェース2の大きな撓みが抑制され、ひいては、ボールと打撃フェース21との接触時間が短くなる。したがって、本実施形態のヘッド1は、ボール打撃時におけるボールへの負のせん断力の影響を低減し、打ち出されたボールに十分なバックスピンを与えることができる。
また、上述の隆起部50は、キャビティ部30の曲げ剛性を向上させ、ボール打撃時に、振動の少ないしっかりとした打球感を提供することができる。さらに、隆起部50は、一対の傾斜面52を備えることで、フェース厚さが、頂部51からトウ・ヒール方向に変化する。これは、打撃位置が打撃フェース21のトウ・ヒール方向にばらついたときでも、打球感や打音のばらつき(変化)を小さくし、良好な打球フィーリングを安定的に提供することができる。
図2に示されるように、隆起部50のヘッド上下方向の長さLは、特に限定されるものではないが、例えば5mm以上、より好ましくは7mm以上、さらに好ましくは10mm以上が望ましい。この長さLは、頂部51のヘッド上下方向の長さとして測定される。隆起部50の長さLが5mm以上に特定されると、キャビティ部30の曲げ剛性がより一層確実に高められ、ひいては、ボールにより多くのバックスピンを与えることができる。
図6に示されるように、本実施形態の隆起部50は、断面三角形状の隆起として形成されている。換言すると、隆起部50を構成する一対の傾斜面52のフェース厚さは、トウ側及びヒール側にそれぞれ連続的に減少している。このため、本実施形態の隆起部50は、一定のフェース厚さがトウ・ヒール方向に連続するような平坦部分を有していない。図6のような態様において、一対の傾斜面52は、直線状の斜面とされても良いし、凹又は凸の円弧状の斜面とされても良い。
また、図12(A)に示されるように、一対の傾斜面52のフェース厚さが、トウ側及びヒール側に段階的に減少しても良い。このような態様では、一対の傾斜面52は、一定のフェース厚さがトウ・ヒール方向に連続するような平坦部分を、それぞれ部分的に含んでも良い。
本実施形態の隆起部50において、頂部51は、肉眼によって視認可能な上下に延びる稜線を画定している。ただし、本発明は、このような態様に限定されるものではない。例えば、頂部51は、明瞭な稜線を画定しないように、図12(B)に示されるように、円弧面で丸められた部分の先端点であっても良いし、図12(C)及び(D)のように、一定厚さでトウ・ヒール方向に延びる平坦な平面として形成されても良い。
隆起部50の頂部51は、トウ・ヒール方向において、打撃フェース21のトウ・ヒール方向の中央位置FC(図1及び図2参照)から、トウ・ヒール方向に5mm以内、より好ましくは3mm以内に位置するのが望ましい。とりわけ、上下に延びる頂部51の全てが、前記中央位置FCから、トウ・ヒール方向に5mm以内に位置しているのが望ましい。なお、頂部51がトウ・ヒール方向の幅を有するような場合、前記頂部51の位置は、そのトウ・ヒール方向の中心の位置として定める。
一般に、ゴルファーは、打撃フェース21のトウ・ヒール方向の中央位置FCでボールを打撃しようと試みる傾向がある。したがって、頂部51の位置を上述の範囲に特定することで、ボールに十分なバックスピンを与えるという上述の作用がより確実に発揮され得る。また、ボール打撃時、ゴルファーによりしっかりとした打球感や、より少ない振動を提供するという作用がより確実に発揮され得る。
本明細書において、打撃フェース21のトウ・ヒール方向の中央位置FCは、原則として、図1に示されるように、フェースライン8の最もトウ側に位置する端点8aと、フェースライン8の最もヒール側に位置する端点8bとの間のトウ・ヒール方向の中央位置として定義される。ただし、図7に示されるように、フェースライン8が、トップ3の最も高い位置P1をトウ5側に超えて延びているようなヘッド1については、打撃フェース21の最もトウ側の端から18mmの距離をヒール側に隔てた位置8cと、フェースライン8の最もヒール側に位置する端点8bとの間のトウ・ヒール方向の中央位置を意味する。
図2に示されるように、隆起部50は、トップ側フレーム41に接続されているのが望ましい。この場合、フェース2のバック面22の上部側に、隆起部50とトップ側フレーム41とが連結されたT字状の補強構造が形成される。このようなヘッド1は、ボールを打撃フェース21の上部側で打撃したときのフェース2の撓みをさらに効果的に抑制でき、ひいては、ボールにより多くのバックスピンを与えることができる。
また、隆起部50は、ソール側フレーム42に接続されていても良い。この場合、フェース2のバック面22の下部側に、隆起部50とソール側フレーム42とが連結された逆T字状の補強構造が形成される。このようなヘッド1は、ボールを打撃フェース21の下部側で打撃したときのフェース2の撓みをさらに効果的に抑制でき、ひいては、ボールにより多くのバックスピンを与えることができる。特に、アイアン型のヘッド1は、ボールを打撃フェース21のソール側で打撃する機会が多いことから、この実施形態では、良好な打球フィーリングを安定的に発揮することができる点で望ましい。
図6に示したように、隆起部50での最大のフェース厚さTaは、例えば4mm以上、好ましくは4.5mm以上、さらに好ましくは5mm以上とされる。隆起部50の厚さが4.0mm以上の場合、キャビティ部30の曲げ剛性がより一層確実に高められ、ひいては、ボールにより多くのバックスピンを与えることができる。一方、隆起部50での最大のフェース厚さTaが過度に大きくなると、ヘッド重量の著しい増加や、重量がヘッド重心付近に集中して慣性モーメントを大きくできないおそれがある。このような観点では、隆起部50での最大のフェース厚さTaは、例えば8mm以下、好ましくは7mm以下、より好ましくは6mm以下とされる。
図6のような各フェース断面での隆起部50での最大のフェース厚さTaは、ヘッド上下方向において、一定でも良いし、変化しても良い。また、隆起部50での最大のフェース厚さTaは、ソール4側に向かって連続的に増加するのが望ましい。このような形態では、良好な打球フィーリングを安定的に発揮することができる他、ヘッド1のソール側により多くの重量を配分することが可能であり、ひいては、ヘッド1の低重心化を図ることもできる。
図6に示されるように、キャビティ部30は、隆起部50のトウ側及び/又はヒール側に、フェース厚さが3mm以下の薄肉部60を含んでも良い。隆起部50のトウ側及び/又はヒール側に、薄肉部60を設けることにより、キャビティバックによる重量のフェース周辺への配分効果を十分に維持することができる。本実施形態のヘッド1は、隆起部50のトウ側及びヒール側の双方に、一定の厚さTbの薄肉部60が形成されている。他の形態では、薄肉部60は、隆起部50のトウ側及びヒール側の一方のみに形成されても良い。
図6に示されるように、隆起部50のトウ・ヒール方向の幅Wは、例えば、フェース2のトウ・ヒール方向の長さであるフェース長さFLの10%以上、より好ましくは15%以上、さらに好ましくは20%以上とされても良い。本明細書において、隆起部50の幅Wは、一対の傾斜面52のトウ側端52aと、ヒール側端52bとの間のトウ・ヒール方向の距離である。また、本明細書において、フェース長さFLは、図1に示されるように、ヘッド1の最もトウ側の端からフェースライン8の最もヒール側の端点8bまでのトウ・ヒール方向の距離である。隆起部50の幅Wがフェース長さFLの10%以上に特定されると、フェース厚さの変化がより緩やかとなり、打点がばらついたときの打球感のばらつきをより一層抑制することができる点で望ましい。一方、隆起部50の幅Wが過度に大きくなると、ヘッド重量の著しい増加や、重量がヘッド重心付近に集中して慣性モーメントを大きくできないおそれがある。このような観点では、隆起部50の幅Wはフェース長さFLの例えば55%以下、好ましくは50%以下、より好ましくは45%以下とされる。
図2に示されるように、本実施形態の隆起部50の幅Wは、ヘッド上下方向において実質的に一定とされている。他の形態では、隆起部50の幅Wは、変化しても良い。図8は、隆起部50の幅Wは、ソール4側に向かって増加する形態を示す。この実施形態の場合、ヘッド1のソール側により多くの重量を配分することが可能であり、ひいては、ヘッド1の低重心化を図ることができる。また、隆起部50の幅Wは、連続的に変化することが特に望ましい。これにより、ボールの打点が打撃フェース21の上下方向にばらついた場合でも、打球感や打球音のばらつきを抑制するという効果がある。
図9~図11は、他の実施形態のヘッド1の背面図、図9のX-X線断面図及び斜視図である。図9~11に示されるように、この実施形態のヘッド1は、図1~4の実施形態とは、フレーム部40の構成が異なっている。この実施形態では、フレーム部40は、図9の背面図において、局所的にフェース中心側へと延びる拡張部70を備える。
本実施形態の拡張部70は、ソール側フレーム42に形成されている。拡張部70は、他の部位に設けられても良い。拡張部70は、隆起部50でのフェース厚さよりも大きく形成されている。また、拡張部70は、例えば、隆起部50よりも大きいトウ・ヒール方向の幅を備えており、本実施形態では、隆起部50のトウ・ヒール方向の両側に延在している。このようなヘッド1は、ボールを打撃する機会の多い打撃フェース21の下側の曲げ剛性を大幅に高め、ボールのバックスピン増大効果と、安定的に良好な打球感を提供することができる。
図13には、さらに他の実施形態として、フェース2の断面図が示されている。この断面図は、図6のフェース断面に対応している。図13に示されるように、フェース2は、打撃フェース21を形成する第1の材料M1からなる第1部分101と、隆起部50を形成する第2の材料M2からなる第2部分102とを含む。
本実施形態では、第1部分101は、実質的に一定の厚さを有するプレート状である。本実施形態の第2部分102は、断面三角形状であり、第1部分101の後面に固着されている。また、第2の材料M2は、第1の材料M1よりも高い弾性率を有する。このような実施形態では、フェース2が単一材料で形成される場合に比して、より小さい隆起部50でフェース2の曲げ剛性等を効果的に高めることができるという利点がある。
以上、本発明の実施形態が詳細に説明されたが、本発明は、上記の具体的な開示に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された技術的思想の範囲内において、種々変更して実施することができる。
図1~4に示したヘッドを備えたゴルフクラブが、表1の仕様に基づいて試作された。そして、これらのゴルフクラブを用いて、打球のバックスピン量、打ち出し速度、打球感及び打球音が評価された。評価方法は次のとおりである。
[打球のバックスピン量及び打ち出し速度]
各ゴルフクラブがスイングロボットに装着され、それぞれ同一のヘッドスピードで10球ずつ打撃し、打球のバックスピン量及び打ち出し速度が測定され、10ショットの平均値が求められた。表1では、比較例の平均値を100とした指数であり、数値が大きいほど良好である。
各ゴルフクラブがスイングロボットに装着され、それぞれ同一のヘッドスピードで10球ずつ打撃し、打球のバックスピン量及び打ち出し速度が測定され、10ショットの平均値が求められた。表1では、比較例の平均値を100とした指数であり、数値が大きいほど良好である。
[打球感及び打球音]
20名の上級者テスターが、各試作ゴルフクラブで5球ずつ打球し、打球感及び打球音について5段階の官能評価が行われた。点数が高いほど、評価が高いことを意味する。表1では、20名の評価点の平均値が示される。
20名の上級者テスターが、各試作ゴルフクラブで5球ずつ打球し、打球感及び打球音について5段階の官能評価が行われた。点数が高いほど、評価が高いことを意味する。表1では、20名の評価点の平均値が示される。
テストの結果、実施例は、比較例に比べて、打球音や打球感を損ねることなく、打撃したボールにより多くのバックスピンを与えることが確認された。
1 ヘッド
2 フェース
3 トップ
4 ソール
5 トウ
6 ヒール
21 打撃フェース
22 バック面
30 キャビティ部
40 フレーム部
41 トップ側フレーム
42 ソール側フレーム
50 隆起部
51 頂部
52 傾斜面
60 薄肉部
101 第1部分
102 第2部分
2 フェース
3 トップ
4 ソール
5 トウ
6 ヒール
21 打撃フェース
22 バック面
30 キャビティ部
40 フレーム部
41 トップ側フレーム
42 ソール側フレーム
50 隆起部
51 頂部
52 傾斜面
60 薄肉部
101 第1部分
102 第2部分
Claims (15)
- フェースを含むアイアン型のゴルフクラブヘッドであって、
前記フェースは、打撃フェースと、前記打撃フェースと反対側のバック面と、これらの間で画定されるフェース厚さとを備え、
前記バック面には、前記打撃フェース側に窪んだキャビティ部が形成されており、
前記キャビティ部には、前記フェース厚さを部分的に大きくした隆起部が形成されており、
前記隆起部は、ヘッド上下方向に延びており、
前記隆起部は、前記打撃フェースと直交するトウ・ヒール方向に沿ったフェース断面において、前記隆起部で最も厚さが大きい頂部と、前記頂部から前記キャビティ部のトウ側及びヒール側へ前記フェース厚さが減少するように延びる一対の傾斜面とを備える、
ゴルフクラブヘッド。 - 前記頂部は、トウ・ヒール方向において、前記打撃フェースのトウ・ヒール方向の中央位置から5mm以内に位置する、請求項1に記載のゴルフクラブヘッド。
- 前記バック面には、前記キャビティ部を囲むフレーム部が形成されており、
前記フレーム部は、トップ側フレームを含み、
前記隆起部が前記トップ側フレームに接続されている、請求項1又は2に記載のゴルフクラブヘッド。 - 前記バック面には、前記キャビティ部を囲むフレーム部が形成されており、
前記フレーム部は、ソール側フレームを含み、
前記隆起部が前記ソール側フレームに接続されている、請求項1ないし3のいずれか1項に記載のゴルフクラブヘッド。 - 前記隆起部での前記フェース厚さが4mm以上である、請求項1ないし4のいずれか1項に記載のゴルフクラブヘッド。
- 前記キャビティ部は、前記隆起部のトウ側及び/又はヒール側に、前記フェース厚さが3mm以下の薄肉部を含む、請求項1ないし5のいずれか1項に記載のゴルフクラブヘッド。
- 前記隆起部のヘッド上下方向の長さが5mm以上である、請求項1ないし6のいずれか1項に記載のゴルフクラブヘッド。
- 前記隆起部のトウ・ヒール方向の幅Wは、前記フェースのトウ・ヒール方向の長さであるフェース長さFLの10%以上である、請求項1ないし7のいずれか1項に記載のゴルフクラブヘッド。
- 前記隆起部の前記幅Wは、前記フェース長さFLの15%以上である、請求項1ないし7のいずれか1項に記載のゴルフクラブヘッド。
- 前記隆起部のトウ・ヒール方向の幅は、ヘッド上下方向において一定である、請求項1ないし9のいずれか1項に記載のゴルフクラブヘッド。
- 前記隆起部のトウ・ヒール方向の幅は、ヘッド上下方向において変化する、請求項1ないし9のいずれか1項に記載のゴルフクラブヘッド。
- 前記隆起部のトウ・ヒール方向の幅は、ソール側に向かって増加する、請求項11に記載のゴルフクラブヘッド。
- 前記フェースは、前記打撃フェースを形成する第1の材料からなる第1部分と、前記隆起部を形成する第2の材料からなる第2部分とを含み、
前記第2の材料は、前記第1の材料よりも高い弾性率を有する、請求項1ないし12のいずれか1項に記載のゴルフクラブヘッド。 - 前記一対の傾斜面は、前記フェース厚さが連続的に減少する、請求項1ないし13のいずれか1項に記載のゴルフクラブヘッド。
- 前記一対の傾斜面は、前記フェース厚さが段階的に減少する、請求項1ないし13のいずれか1項に記載のゴルフクラブヘッド。
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